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No. 1028:マスタリングが終わりました
組長さん (2017/09/23 10:29:19)

Dede AIRにて、まだ情報開示が出来ないジャズ アルバムのマスタリングが終わりました。

自宅でCD-Rや96kz24bitやDSF 11.2MHz/1bit等を聴きました。どれも最高音質の仕上がりです。マスタリングエンジニアの吉川さん、有難うございました。

Dedeで聴かせて頂いた44.1kz 16bitでの音の良さに驚きました。自宅でも同じ様に、艶やかで柔らかい音で聴く事が出来た事に驚いています。ミックスダウン時スタジオで作った96kz24bitの音色を越えています。吉川さんには膨大なノウハウが有るのでしょう。素晴らしいです!。

“新作の録音は前作の音を超す”を目標に色々工夫をしてきました。上手く行かない時はそれなりの理由が有り、上手く行った時もそれなりの理由が有ります。SONY流の考えかた「良かったところ。改善すべき所」を、どの録音にも当て嵌めてきました。録音前には前作の音を聞き直し、改善点を見つけてスタジオ入りしています。

手抜きは出来ない性格です。録音やマスタリングのセッティングは規模も膨らみ、とても複雑で1人で出来るような物では無くなりました。以前も此処に書きました。スタジオの協力とアシスタントエンジニアや仲間手助けが無ければ、この様な音は録音出来なかったと思います。
情報開示が出来るようになりましたら、改めて詳細を書きます。

録音に関わってくださった皆様。有難うございました。心から感謝申し上げます。


No. 1027:音響監督
組長さん (2017/09/18 14:57:34)

師匠フィル・ラモーン氏を手本に、以前はミュージカル等サウンド・デザインの仕事もお受けしていました。
この度、長くお付き合いをさせて頂いている制作会社役員の方から音響監督を依頼されて現場にいます。お芝居(ミュージカルも含めて)の仕事は18年ぶりです。

私のお役目は筋書きの無いお芝居での音響監督です。全公演12回、内容が全て異なります。(これは大変な事なのです!。)本日で8公演が終わりました。残りの公演も既にチケットは完売しております。お客様は若い女性が殆どで、毎回凄い盛り上がりです!。自分の全く知らない世界でした。

裏方の皆さんはハードワークの中、頑張っておられます。8時会館入り22時〜23時の退館です。驚いたのは年齢の二極化です。ステージに関わる大凡60名ほどのスタッフの中には専門学校の学生さんもいます。40才代前後の方は余り見られません。50代後半から私です。因みに舞台監督は一回り歳下で、私は極端に高齢です。(笑)

仕事内容は、全体の音決め・会場内のバランス決め・トラブル防止対策・トラブル対応と・・・・勝手に自分で決めました。あ!スタッフの和み役もやっています。(笑)

何処までお役に立てるか分かりませんが、リハーサルでは音を確認するために会場隅々まで歩いています。

スタジオでの仕事はアシスタントエンジニアを含めて数人です。大勢で作る作品は一体感が有り、混ぜて頂いて本当に有りがたく感じます。


No. 1026:ビンタ
組長さん (2017/09/02 13:12:20)

一ヶ月前の青山ユニバーサル ミュージック合同会社前での出来事です。

私の車は赤坂郵便局前交叉点に向けセンターライン側で信号待ちをしていました。第1車線(歩道側)に車は無く子供が4〜5名車道に出てきました。道路を突っ切ろうとする行動は理解出来ましたので、私はクラクションを鳴らしました。殆どの子供は歩道に引き返しましたが、1人だけ対向車線を見ることも無く駆け足で道路を渡って行きました。

怒鳴ろうと窓を開けると、渡った先に母親と思える女性がいて子供が近づくと思い切り“ビンタ”しました。その威力は子供がふらつくほどです。そして、大きな声で叱りつけました。「怪我をしたらどうするの。あんただけの問題でじゃ無くて、ぶつかった車にまで迷惑を掛けるのよ。分かる。」

叩く一瞬だけを見れば立派な虐待です。が、私はまだ日本には素晴らしいお母さんがいると感激し車内で拍手しました。私は暴力を肯定するつもりは有りませんが、何故か頬が緩んだ出来事でした。


No. 1025:仲間の力無しでは不可能な録音。
組長さん (2017/08/24 17:54:50)

21日から始まったジャズの録音は無事に終わりました。改善点を見つけるために毎回以前のアルバムを聴きますが、前回と前々回のアルバムを比較すると音の鮮度は大きく違います。

前回はミックスダウン時にPro Toolsを持ち込みNEVE/AVALONタワーの横に設置しました。これによりスタジオのPro Toolsと比べると、ラインケーブルの長さは15m以上が2mに短くなります。D-SUB〜XLRの線材も撚り線がPC-tripleCの単線になり、マルチコネクターは数個分が省かれます。これが音の鮮度確保に大きく貢献したと思われます。

今回は録音時からPro Toolsを持ち込みMic HAの横に設置、マイク回線も22回線中11回線を直引きしました。ここまでやるとセッティングは5名で3時間を使いました。D-SUB〜XLRは INとOUTで合計6本、HAとパッチ番の間は“カオス”です(笑)。

ピアニストがスタジオに入り試し弾きをして直ぐにコントロールルームに来て「ヘッドホンの音が前回と明らかに違う。ピアノの音や空間の出来かたが凄く自然」とのお言葉がありました。これはPC-tripleC/EXのD-SUB〜XLRの効果と確信しました。一瞬で違いを聞き分けてくれる素晴らしいメンバーの方々です。

Pro Toolsをお貸し頂きセッティングしてくれた、、エンジニアの谷さん大変お世話になりました、本当に助かりました。有難うございました。アシスタントエンジニアの齋藤さんと齊藤さん。面倒なセッティングにお付き合い頂き、有難うございました。重たい機材の移動と複雑なパッチにお付き合い頂いた早藤さん。有難うございました。皆さんの協力無しでは録音の成功はありませんでした。

D-SUB〜XLRをお貸し頂いたStudio Dedeの吉川さん、有難うございました。
貴重なPC-tripleC/EXのD-SUB〜XLRをお貸し頂き、また多くの機材の提供をした頂いたACUSTIC-REVIVEの石黒さん、有難うございました。面倒なお願い事に対応して頂いた岩谷さん、有難うございました。

お陰様でアーティストご本人やメンバーも凄く喜んで居られました。この録音に関係した皆様に心から感謝です。

情報開示は先になります。しばしお待ち下さい。


No. 1024:真夏の遊び事。
組長さん (2017/08/12 21:45:23)

6月7月は録音スケジュールが決まらず、毎日自宅待機状態で、PCの前に座る時間が多くなっていました。そこでたまたま見たNゲージの写真に惚れ込み、ポチッと蒸気機関車D51を注文してしまいました。手に取ってみれば余りの精密な出来に感心しきりです。これは子供のおもちゃでは無く、完全に大人のおもちゃ(響きがイヤラシイ)です。

気に入った物には夢中になる私は、再びNゲージに火が付きました。写真を見て気になる蒸気や電気やディーゼル機関車を集め始めてしまったのです。冷静になれば家には犬も居るので床では走らせるところが無いのです。手に取って楽しんでいたのですが、走らせたいと思う気持ちの我慢は限界です。そこで、テーブル上のPCやプリンター等を真ん中に集めてレールを設置して走らせました。こんな姿は誰にも見られたくないが、楽しい!(笑)。

子供が小学校高学年の頃に幾つかのNゲージを買いました。子供は期待道理Nゲージに夢中になり中学生では複々線で高架橋も作り、引き込み線含めるとレールは12畳の部屋を埋め尽くすほに規模は拡張していました。電車は種類と車両数を増し、遂には湘南電車を16両のフル編成で走らせるようにまで成りました。熱く夢中になるのは間違い無く父親の血筋です(笑)。

20年ぶりに子供が集めた電車を出して走らせてみれば、日本製は凄い!何も問題無く走ります。ただし、細部出来は今の“工芸品的なNゲージ”とは違うし、実車のようにゆっくりと走り出すことは不可能です。最初D51を動かした時には模型離れした動きに驚きました!。

とは言えども、音楽を聴いて心を揺さぶられるような高揚感は無いし、自分でオーディオシステムの音を良くするような、無限の改善が出来る訳ではありません。発注したあと3種で収集は終わりにしたいと思うのですが・・・確約は出来ません(笑)。真夏の遊び事でした。

追記
鉄道模型はKING OF HOBBYと言われる趣味の1つです。恩師のオーディオシステムの下には多国の電車や機関車のNエージが飾られています。今は亡き人生の恩人が居た、SONY社長室のテーブル上にも電気機関車が一両飾られていました。男子は大人になっても鉄道模型や航空模型に興味はつきない様です。


No. 1023:「宮本笑里 10周年記念コンサート 」を聴きに行きました。
組長さん (2017/07/24 16:22:48)

宮本笑里さんの録音を担当して10年が経ち、時間の経過は本当に早いと感じました。

コンサートは素晴らしい演奏力に感動しました。またゲストの方々との会話にホッコリ。音楽に聴き入り楽しい時間を過ごさせて頂きました。

宮本笑里さんの謙虚に高みを求めて努力する姿は、心の強さを感じます。相手を尊敬する姿は、見習わなければ成りません。

今の時代10年間CDを出し続けるのは本当に大変な事です。

可能であればいつまでも録音を担当させて頂きたいアーティストです。


No. 1022:バンタムーXLR(キヤノン)
組長さん (2017/07/18 09:46:45)

スタジオを見回し大切だが最も蔑ろにされているのが、バンタムコネクターに関わるケーブルと思う。バンタムが細い為に使えるケーブルが限られることが一番の要因だ。

30年近く前に自分で機材を買い始めた時からバンタムーXLR(キヤノン)を作り始めた。 半田まで含めて吟味した結果、バンタムはADC・ケーブルはBELDEN 8422・XLRはNEUTRIKとなった。半田はWAKO SR-4Nこの組み合わせは現在まで続いている。
依り良い音のバンタムーXLRを作るために、アコリバLINE-1.0X-TripleC-FMに使われている3芯ケーブルと半田付けしないXLR[RBC-1M]と[RBC-1F]コネクターを提供して頂いた。

新作ケーブルの実力は如何にと“思い切って”DG-48にアコリバの高級電源ケーブルも繋ぎ聴いてみた。なぜ“思い切って”と書くか、それは一度良い音を聴けば元に戻る事が辛くなるからだ。当たり前のことだがビックリするほど良い音が飛びだしてきた。やはり元に戻れなくなった!(笑)。

バンタムプラグのADCは手に入れることが難しくなったので。同じ真鍮のSwichcraftを使う事にした。プラグの比較のために3種のケーブルを作ってみた。1)ADC- XLRはRBC-1・2)Swichcraft- XLRはNEUTRIK・3)Swichcraft- XLRはRBC-1。
聞き比べて判ったことはADCの高域キラが目立つのは以外だった。何処のスタジオでも使われている、メッキされたバンタムと比較すれば極僅かだが・・・・・。Swichcraft-の聴感F特はフラットに聞こえ重量感の有る音がする。

XLRの比較は。
無半田のRBC-1は雑味が少なく見通しがよい。F特・Dレンジも誇張感が無く素晴らしい!。NEUTRIKは半田付けをするのでRBC-1を比較してしまうと音に濁りを感じるし、立ち上がりが遅く感じる。F特・Dレンジの誇張感は無い。
てなわけで、3)のケーブルが一番良い。価格を考慮すれば2)になる。
何れもこの3種は今まで使っていたADC-BELDEN -XLRとは比較にならないほどに音は良い。そじて、スタジオ常備のバンタムーXLRが如何に酷いか良く判る。

スタジオの常設されているバンタムーXLRをマスター系に使った時の絶望感を味わった方の為に、このケーブルをお薦めいたします。
関口機械販売株式会社(アコリバ)が特注でこのケーブルの製作を受けてくれるそうです。メール等でお問い合わせ下さい。


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