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このログの総発言数:170件 [ The list of old logs ]

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No. 1081:沖縄録音
組長さん (2020/03/28 06:11:11)

3月23日から沖縄市のパワーステーションで録音が始まりました。機材は山形と東京から航空便で送られましたが、壊れる事は無く無事に到着しました。

今回はAccuphaseのマイクアンプHA-4010が参加しています。久しぶりに使いましたが、凄く良い音でした。

前回の録音では運搬中の振動でNEVE1272を納めたラックのファンタム電源が壊れ、スタジオのオーナーに助けて頂きました。今回は事故に備えて48V電源基板と24V電源基板を作り、録音機材に同胞しました。

初日はサウンドチェックも問題無く終わり、私の仕事は終わった様です。アーティストはフェーダーの上げ下げすら不要のバランスで演奏します。お名前は情報公開までお待ち下さい。今週末まで幸せな録音を楽しみます。

昨晩は北谷の台湾料理「凱莎琳 」に行き、美味しい料理を頂き素敵な店主にもお会いました。


No. 1080:まだいけます!。
組長さん (2020/03/21 17:14:12)

3月15日から3日間で大編成の録音とダビングとミックスダウンがあり、おまけに18日は沖縄に送る機材のパッキング作業と送り出しが有った。

15日は10時にスタジオに入り椅子を並べ・マイクセッティング・平行してNEVEを含む機材のセッティング開始。サウンドチェックでノイズの発生が有り、原因を調べるとI/O In Put 8ch分がNG。送りを入れ替えて13時少し過ぎて録音開始。何度かの休憩を挟み天辺を過ぎた頃に録音終了。家に帰っても流石に直ぐには寝られず。少しお酒を飲み26時過ぎに眠りに落ちる。

16日10時にスタジオに入り。11時からエスニックパーカッションのダビング開始。続いてエスニックヴァイオリンからZurna等の民族楽器をダビング。22時を過ぎて終了。ミックスの仕込みを少し行う予定だったが、全員睡眠不足なので止めて22時半に解散。

17日10時ミックスダウン開始。音楽総時間は大凡2時間。多様な音楽をミックスするのは時間がかかる。途中編集なども有りファイルを書き出し、終わって見れば28時。

膨大な作業をこなしたアシスタントのSさん、大変お疲れ様でした。そして有難うございました。

18日15時から2時間半を掛けて機材のパッキング作業。沖縄便は減便されている様なので安全を見て18時までに宅配便に預ける必要が有った。ここ数年重量は厳しく量られているので、各ラックの重量を量り。ケーブル類も2箱に分けて収納と梱包。航空便なので検査が厳しいらしく、多くの質問を受け書類を書く。18時少し過ぎ、4日間の予定は全て完了!。家に帰り吞んだビールは旨かった!。

録音機材のセッティングや沖縄行きの機材の梱包をお手伝い頂いたIさんお疲れ様でした。そして有難うございました。


No. 1079:オーディオ話−1
組長さん (2020/03/14 11:33:04)

録音の素晴らしさを引き出すと絶賛されている、話題のリアリティエンハンサーを試聴しました。各機器にリアリティエンハンサーを使うと効果が積み重なります。最後はどの様に成ったか。興味のある方はお読み下さい。

最初にPREAMP、次にCDP 、最後にDIVIDING NETWORKと順番に取り付けて試聴しました。MICでもAMPでも最低20分は通電し、その場の空気に馴染まさなければ正しい音の評価は出来ません。1台ずつ時間を掛けて聞き込みました。

DIGITAL PREの出力 はA&B OUTが有ります。Aにケーブル、BにRET-XLRを使いました。聞き込んだCDで試聴を始めれば、音はスピーカーから張り出します。経験した事のない大きな変化です。音場が上下左右方向に広がり、奥行きも明確になります。音のギザギザ感が無くなり、楽器の実在感は大きく向上しました。全ての音が存在感を増します。歌手やヴァイオリンの音像は手が届きそうな場所に定位します。この大きな効果は凄いです!。

CDPのANALOG OUTにRET-RCA 音場がより拡張されます。
例えば一塊だった弦セクションがほぐれて演奏者の並びを想像でき、弦セクションの広さまでも感じます。全ての演奏者が実在感を持ちスピーカーの間に定位します。余韻は一段と美しく聞こえます。

CDPのCOAXIAL INにRES-RCA 入力をCOAXIALにして試聴。最初に気が付いたのはCDPの一番気に成っていた聴感F特のうねり(微妙に高域と低域が少し持ち上がって聞こえる)を感じません。CDPの入力をHS-Link やOPTICALにすると聴感F特にうねりを感じます。CDPのIN PUTがノイズを拾っている証拠です。RES-RCAの効果の証か、音はより滑らかです。


No. 1078:オーディオ話−2
組長さん (2020/03/14 11:32:22)

DIVIDING NETWORKのANALOG INにRES-RCAとCOAXIAL INにRES-RCA 出音全体の雑味が大きく減少し煩さが無くなりました。楽音の1音1音が磨き上げられた様に生々しくなります。音楽は再生音を感じさせず、極自然で豊かに聞こえます。

ANALOG OUTにRET-RCAとRET-XLR 取り付け直後に感じた中高域の張り出し感は24時間を経て改善され、気にならないレベルに落ち着きました。極微々たる中高域の張り出しに比べて、楽器の存在感の向上や生々しい音の方が、遙かに魅力です。好きなCDを聴き直しています。新たな発見が沢山有り、スピーカーの前から離れられません(笑)。

我が家のオーディオシステムは最高の音に成りました。アンプを全入れ替えた事がないので軽率には言えませんが、入れ替えても此の音場は得られないと思えます。

リアリティエンハンサーは貸し出しをしていますので、是非体験して下さい。聴いたら返却できなくなりますが・・・・。


No. 1077:遣り切った感・・・満載です。
組長さん (2020/02/22 02:41:10)

1月末に録音したJazzは昨日マスタリングが済みました。2月中旬にアーティスト立合でミックスダウンの試聴を行い、一曲目を聴いた本人が目頭を押さえて「感動した、これ凄い。」と仰有いました。この言葉がアルバムの出来映え全てを表しています。プロダクションの社長曰く「このバンドの最高傑作」と言いきりました。私も同感です。

技術的にはドラム以外のマイクケーブルはマイク本体から最長でも25mでマイクHAに入ります。マイクHAからPro Toolsまでも1mから3mのケーブルで繋がっています。そして、ドラム以外のマイクケーブルは全て直引きです。ドラムは音場の奥に定位させる事を意識して、敢えてスタジオ回線を使いました。

シンクは録音からマススタリングまで全てAbendrotを使いました。新顔はマスタリングで使ったAcoustic Revive のリアリティエンハンサーRES-XLRとRET-XLR、そしてまだ発表出来ない試作品です。これらは凄い威力です。音のギザギザ感が無くなり、楽器の実在感は大きく向上します。音場が上下左右方向に広がり、奥行きも明確になり、全ての音が存在感を増します。デジタル領域でのこの大きな効果は驚きでした。

加えてDSD11.2MHzマスターからのCD用のDDPを含めて、全てのファイルの書き出しはNYで行い、日本国内では得られない”音”に成ります。

スタジオアシスタントの春さん・齋藤さん。マスタリングのDede吉川さん。無理をお聴き頂いたAbendrotの瀬戸さん。多くの機材を提供して頂いているAcoustic Reviveの石黒さん。機材のセッティングでお力添えを頂いた、谷さん・岩谷さん。皆様のお陰でまた一段高みに上がることが出来ました。有り難うございました。情報開示に成りましたら、改めて此処でもお知らせ致します。


No. 1076:有言実行
組長さん (2020/01/30 08:05:40)

2003年から録音を担当しているアーティストとは約束事がある。其れは毎年行われるアルバムレコーディングが終わった時に、次の一年間の成長を約束して再会すること。

今年も再会した。スピーカーから飛び出す音を聴き、前年との音の違いがハッキリ分かった。音が滑らかで、豊だ。そして雑音が少ない。僭越であるがご本人に感想をお伝えした。すると、「演奏する時に背筋を伸ばし、楽器を持つ姿勢を変えた」との事だった。そして、体感も鍛えているそうだ。

自分に対して具体的な評価の言葉は無かったが「今年も良い音を有り難う」との言葉を頂いた。一年間の努力が報われた!。

セッティングをお手伝い頂いた、Tさん・Iさん、有り難うございました。お陰様で今年の録音が無事に終了しました。


No. 1075:オーディオ話    アンプ内部の埃と接点。
組長さん (2019/11/27 10:14:35)

我が家のパワー・アンプは購入から20年を越えている。この間、一度メーカでオーバーホールをしている。内部の埃の問題は別として、リレー等の消耗部品は問題無かったが交換した。

3年程前にT型トルクネジを緩めて天板を外し、真空掃除機を使い上段の埃は吸い取った。しかし、細い道具が無くて、底に近い部品の埃は取り省けなかった。この時も期待した以上に音の濁りが減少し音楽が生き生きとして満足した。

久しぶりにアンプの内部を覗いて見ればトランスやコンデンサーの上は埃が積もり真っ白だった。再び天板を外し、真空掃除機を使い上段から埃を吸い取っていった。底の埃はバキュームアタッチメントを取り付け、念入りに埃を吸い取り除いた。埃の写真は悍ましいのでパスします(笑)。

外部のスピーカー端子に繋がる基板を締め付けたワッシャーとナットに、Acoustic Reviveの導通向上クリーナーECI-50を吹きつけ、スピーカー端子は緩めて綿棒を使い、スピーカー・ケーブルと端子の汚れを拭き取った。

さて、電源を入れて20分程エージングをして音を出せば新品アンプに交換した様に新鮮な音が出てきた。最大の手柄は間違い無くECI-50だ。以前の掃除した時の音質改善とはレベルが違う。年を重ねてこれ程音が劣化していたとは・・・。

アンプ内部の清掃に興味がある方は自己責任でお願い致します。


No. 1074:オーディオ話 Blu-ray Audio
組長さん (2019/11/27 10:13:06)



CDとBlu-ray Audioをセットにした商品が沢山発売されている。未だに”物”が欲しい年頃です(笑)。

我が家はデジタル・プリDC-330です。Blu-ray Audioを手っ取り早く再生するのは、TV用のBlu-ray /DVDレコーダー を使い、Toslink( 光ケーブル )でDC-330に入力すれば音が聴ける。最初の再生では、カサカサ・チリチリと満足する音は出なかった。後にiFI AudioのiPurifier SPDIFを経由する事で、劇的な音質向上を得た。

依り良い音を求めてMacとmicro iDSD Black Labeと外付け Blu-ray ドライブを使いBlu-ray Audioを再生する事にした。

DC-330は96kzまでは入力できるが、192kz等やDSD信号を受け付けず、アナログに変換した音を聴く事に成る。問題はデジタル出力とアナログ出力の音質差だった。DC-330のアナログ入力を疑ったが検証すると問題は無かった。

RME ADI-2Pro とmicro iDSD Black Labe(以下iDSD Black)は同じ傾向なので個体の問題では無いと推測した。iDSD Blackと Blu-rayドライブはUSBハブを使っているので、ノイズ環境を良くする為にiFI iPurifierをUSBハブの入力側に取り付けてみた。これが大正解でアナログ出力の音は大きく改善さた。確認のためにプリアンプの表示を見るほど音質の差が少なくなった。

次の問題は歌声の「 t 」「 s 」「 ts 」等の“シ音”が目立つ事だ。時として“シ音”が歌より大きく聞こえる。原因を見つける為にUSBハブをメーカー違いで2種の比較試聴したり、手持ちのドライブも2種比較したが、音は同じ傾向で有った。

USBケーブルは狭いラック内で使う為に自作した。手持ちのUSB用単線ケーブルとコネクターを使い、電源線と信号線の分離型だ。2本共に長さ30cm。この長さであれば問題は無いと根拠の無い確信を持っていた(笑)。確認の為にAcoustic ReviveのUSB-1.0PL-TripleC と交換して音を出して驚いた。明らかに“シ音”が少ない!。

CDプレーヤーDP-600で再生するCDとMacを使って再生するCDとの比較では、Macの方が若干“シ音”大きく聞こえるが、歌声より大きくなる事は無くなった。USBコネクターの違いで、大きな音の違いに成るとは。想像を超えた出来事だった。

分かれば簡単な事だが。試行錯誤を繰り返し、体力と頭を使い疲れたが、達成感はハンパではない。

CDより良い音で無ければ、Blu-ray Audioを聞く意味が無い。
目的は達成されたようだ。


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