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No. 1093:オーディオ話 ヴォイシング・イコライザー 組長さん (2020/09/27 15:00:17)
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長年愛用しているアキュフェーズのヴォイシング・イコライザーDG-48から6年後に発売されたDG-58を聴く事が出来た。DG-58を聴いていて頭に浮かんだ言葉は「最高のポルシェは最新のポルシェ」。空冷エンジンを積んだ930ボディーの911が好きなポルシェ・ファンは今も沢山いる。最新のポルシェは至極快適だ!。アキュフェーズの商品にも同じ事が言えると思える。
1997年に発売されたDG-28は今も使っている。理由はどの様に修正したか、64分割した周波数で可視できるからだ。小型スピーカーをフラットで調整するとき、スピーカーユニットに無理ない程度に微調整が出来る。DG-38は自宅で使い18年経過したが、何も不満は無い。DG-48は13年間スタジオで活躍している。
DG-58はDG-48と比較して,どの程度音が違うのか興味が湧いた。DG-58も調整方法はDG-38以降、基本が変わらないので直ぐに習得できる。
スピーカーを調整して音を出せば、比較試聴しなくても分かるほど洗練された音を聴くことになる。音がきめ細かく,滑らかだ、スタジオでの大音量でも聴き疲れない。調整時間も短い様だ。これが6年間の進歩!。何もかも“自然”に聞こえる、不思議な空気感だ。実はこれが貴重と思えるのだ。
私がサウンド・エンジニアとして今も仕事が出来るのは、ヴォイシング・イコライザーを使っているからだ。フラットに調整された大型スピーカーでモニターすれば,可聴周波数の端から端まで確認して,的確なバランスを取る事が出来る。この様な環境でバランスが取られた音楽は、車でもイヤホンでも基本的な印象は変わらず音楽を楽しむ事が出来る。
スタジオで仕事をするサウンド・エンジニアの皆様、ヴォイシング・イコライザーをお勧めします。
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