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No. 1121:スタジオ用電源ケーブルのメンテと音質改善。 組長さん (2021/05/31 10:35:40)
電源コネクターのオス側アースピンが“ぐらつく”ので修理する事にした。タイミング良くACOUSTIC REVIVE の石黒氏から最新の貴陽石塗料をお送り頂いたので、これを機会にケーブルの音質改善も行う。 手順はアース端子を加工して組み付け直し、芯線の増し締め等を行い、貴陽石塗料を塗布する。 手始めに録音機材を十分に暖めてから、現状のケーブルを使い、ケーブルの音?を録音した。次に貴陽石塗料を塗布した状態で1時間ほどエージングを行い、音を記録する。次にケーブルのアースの取り方にアイデアが浮かんだので、新たに配線して録音する。各段階で音を記録するまで時間は掛かるが、ここは厳密に音を比較、確認しながら作業を進めて行く。改悪は無かった(笑)。 時間を経て録音した音を聴き直すと、現状のケーブルと貴陽石塗料を塗布したケーブルは明らかな差が有る。現状のケーブルの音がくすんで聞こえる程、貴陽石塗料を塗布したケーブルは鮮明な音がする。平たく言えば一皮二皮むけた様に音が新鮮になる。最新の貴陽石塗料は塗布効果は大きい。 ケーブルの芯線は鍛造によって素材を約80%まで圧縮したOFC(無酸素銅)銅線で、2.8mmx2.4mmの楕円形。驚く程に硬く、コネクターのネジ穴に入れるのも一苦労だ。作業時間は1本1時間。全力で作業を進めて行くと指は痙り、腕は怠くなる。1日4〜5本で体力の限界が来る。 泣き言を言いながらも音が良くなるのは嬉しい。スタジオでの音を楽しみに15本の電源ケーブルのメンテ作業は頑張れた。それにしても体力の減退が酷い。 ACOUSTIC REVIVE の石黒氏からは新たな刺激を頂き有りがたい。感謝です
No. 1120:re:遅くなりましたが 組長さん (2021/05/06 19:01:07)
困惑しています。 LPは再生システムがないので確認出来ませんでしたが、CD(テイチク)を見つけて聴きました。 ドラムは右(Rch)にありました。これが私の記憶に有る定位です。 ワーナー盤をマスタリングする時に記憶が書き換えられたのか・・・・・思い出せません。 私がミックスしてLP盤に成った時に左右が入れ替われば絶対に分かるはずなのですが ?????。 と言うわけで「?」に対してのお答えはできませんでした。何だか申し訳ないです。 マスタリングで左右逆は簡単に出来ますが、間違えない様にボタンの色が違っていたり、注意を促しています。
No. 1119:遅くなりましたが 他力本願児さん (2021/05/01 03:36:34)
「何らかの意図」と言うのがなんとも… 40周年記念盤解説内にある「ターノフスキーが振り分けに悩んでガルシオに相談、でドラムスが右〜」の所、現場での決定は「左」であり、 解説内の定位の表はLPに関しては左右逆であったと理解して宜しいのでしょうか? 図々しくもう一つ教えて頂ければ。 鈴木さんのお仕事ではありませんが。 同一音源で日本盤のみ左右逆とか再発売時左右逆とかシングルのみ左右逆などと言う事が結構ありますがこの様な事は簡単に、それこそレバーひとつ操作するだけで出来てしまうのでしょうか? 中には逆回転で製造されたりした物もあったりします。 以前から不思議に思っていたもので。
No. 1118:re :質問してみる 組長さん (2021/04/23 00:53:22)
お答え致します。 先ずJim Guercioが意図したのはLPの定位です。1972年発売も1977年発売もCBS/ソニーからですね。 これは私がミックスダウンしたアナログテープからLPにカッティングされたものです。 その後CBSとChicagoとは契約が切れて、マスターテープは全て原盤会社(Chicago )に戻ったと思われます。CD化についてはChicago側からワーナーにCD用のマスターが支給されました。CD用のマスターの定位が逆なのはテイチク盤と同じなので、何らかの意図があったと思われます。
No. 1117:質問してみる 他力本願児さん (2021/04/22 22:58:59)
「質問内容書いてみなさい」との事ですので有難く書かせて頂きます。 鈴木さんの初期のお仕事の一つ、Chicago/Live In Japanについて。 1972年発売月に購入した愛聴盤。 1996年テイチク版CDが発売された時は「祝CD化!」な気分で購入したのですが 「?」な点が有り手軽に聴けるようになったもののやはり発売元が変わると こう言う事も起きるのかと残念な気分に。 2012年ワーナー版40周年記念盤はテイチク版を買っていた事、 好きではない紙ジャケである事から詳しい事を調べる事もせずに 購入を見送っておりました。 それが昨年末、40周年記念盤は鈴木さんが監修されていた事を今頃になって知り、 「?」な点が解消されている事を期待して購入となったのです、が、 やはり「?」な点はそのまま。 そこで質問なのですが、楽器の配置、定位はLPとCD、 どちらが当初意図されていた形なのでしょう? LPとCD、左右真逆。 LPで何回となく聴いてきた者としてはどうしても気になってしまいます。 1977年規格番号変更された再発LPは初回と同じ配置、定位であった事は 確認していますのでCD化の際に逆になったと思います。 因みに鈴木さんのもう一つのお仕事、Beck, Bogert & Appice/Live(In Japan)は LP、40周年記念盤CD(例の大きいブツ)左右同じなので機器の問題では無いと。 出来ましたら教えてやって下さい。
No. 1116:年甲斐もなく忙しい時間を過ごしていました。 組長さん (2021/04/20 00:45:15)
他力本願児様 質問の内容が解らなければ、お答え出来るかどうか分かりません。 こたさん 10日間くらい新たなことを思いつき考え込んでいまして、何も手に着きませんでした。 フォローを有り難うございました。 ミュージカルの録音は無事に終わりホットしています。 録音に対する制作側のリクエストは2種のタイプの音楽で、小劇場風の小さな音場と音作り、そして大劇場的な豪華なフィナーレ用の音楽。 弦楽5部のVn1& Vn2は高域が粗いU87iを敢えて使い、1プルトに1本を立てた。豪華なフィナーレ用のVnには何時も使うKM56。 音場の違いは楽器用のOn MicとAmb Micやリバーブ時間等のバランスで作った。音場作りは、加減が微妙だが調整のやり甲斐はある。これらの選択は正解で、クライアントには喜んで頂けた。敢えて言うならU87iは高域の粗さが良い味を出した。 ミックスダウンはサウンドシティーのBstが定期点検で使えず、Annex T2で行った。初めてこのスタジオで本格的なミックスダウンをした。作業前は不安が有ったが、ラージモニターの音を聴き、質の良さに好感触を持った。アキュフェーズのDGでF特を調整したが、何もしなくても元の特性は十分に使えるF特だった。 Pro Toolsは卓の裏側に設置して有るので、電源ケーブルをAcoustic Reviveに全交換した。電源Boxには電源コンディショナーRPC-1を使い音質の向上を目指した。クライアントからの音質に対する高評価はRPC-1の効果も大きい。Annex T2 お薦め出来ます。 スタジオ滞在時間は3日間で42時間程度になると思う。最終日のミックスダウンは17時間スタジオに滞在し、空が明るくなる頃にスタジオを出た。まだまだ、頑張れそうだ。 全ての録音のアシスタントをしてくれた齋藤さん、お疲れ様でした。有り難うございました。
No. 1115:他力本願児様 こたさん (2021/04/14 00:39:34)
こちらで用務員的なことをしております立場から申し上げると、ここは掲示板とはいえ「組長のきまぐれ日記」的な性格の場所ではあったりします・・・が、有益な情報も多いですし、ご質問をされたいお気持ちも良く分かります。 ただ、内容が分からないことには組長も何とも言えないでしょうし、ひとまずご質問内容を書かれてみてはいかがでしょうか。 #組長もさほど頻繁に本掲示板をご覧になっている訳ではなさそうなのと(汗)、それこそここは組長の仕事ではなく趣味の園芸を展示しているような場所でもありますため、しばらく放置されたり完全にスルーされたりしてしまう可能性も念頭に置いておかれておいてください… それにしても、だいぶ暖かくなってきましたね。 コロナも用心しなくてはいけませんし、そう浮かれてもいられませんが、いい季節になりましたねえ。
そうたいそうな事ではないのですが回答頂けるのでしたら伺いたいことがあります。
No. 1113:望海風斗&真彩希帆デュエットCD「Many Thanks」 組長さん (2021/04/05 23:52:44)
昨日4日に発売されました。 歌ダビング2日目の朝 、突然録音する事に成った“南部讃歌(雪の契り)〜石を割って咲く桜 『壬生義士伝』から”。 歌録音が始まると、コントロールルームの空気はガラッと変わりました。全員が公演を思い出したのでしょう。 私は文字が見えなく成り、マスクの下はグズグズです。歌終わりではデレクターは、真っ赤な顔をして涙声で何かを言いながらスタジオを飛びだして行きました。望海風斗さんと真彩希帆さんのデュエットは公演の感動を思い出させる見事な歌唱です。 実は録音してもCDに入れるタイミングを外していましたが、制作陣の英断でボーナストラックとしてCDに入りました。 「Many Thanks」には名曲の名唱が収録されています。 01. 恋してしまった(炎の恋)/ 『琥珀色の雨にぬれて』 02. 希望の歌〜交響曲第九番〜 / 『SUPER VOYAGER!』 03. What Will I Do / 『ファントム』 04. 美女と野獣 05. いい夢だけを / 『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』 <Bonus Track> 南部讃歌(雪の契り)〜石を割って咲く桜 / 『壬生義士伝』
No. 1112:常々試したいと思っていた事を実行した。 組長さん (2021/04/03 00:17:21)
手元に有るACOUSTIC REVIVEの電源コンディショナー RPC-1を4台、自宅のオーディオ用電源の空きコンセントに全て刺して、どの様に音が変化するかを試聴してみた。 結果は大変な事に成った。少しだけ具体的に書けば。音楽が前に迫り出す・全ての音が生々しく、楽器の実在感が飛び抜けた・音が深く広く展開する・空間が清潔で響も緻密で美しい。 自宅でこの様な音が聴く事が出来るとは想像もしなかった。そして、集合住宅の100V電源が如何に汚れているか分かった。 結論は複数のRPC-1に依る電源ノイズの除去は、驚きの改善効果が有る事を体験出来た。この音を保つためにRPC-1を外したくない(笑)。 スタジオではMic HA電源の100V と120V 、Pro Tools用に1台。3台をそれぞれの系統に使っている。今回のようなことを経験すると、スタジオ全ての空きコンセントにRPC-1を刺したくなる(笑)。
No. 1111:マスタリングが終わった。 組長さん (2021/03/06 22:23:00)
今回もDede吉川さんにマスタリングをお願いしました。幾つかのアイディアを頂き、依り良い音でCDに出来ました。音圧と音質は良い所でバランスが取れています。吉川さん、この度もお世話になりました。有り難うございました。 このCD、私には久しぶりのボーカルアルバム。そりゃ力が入ります(笑)。 宝怏フ劇団創立以来、最高のトップコンビと言われるお二人です。お二人の歌の表現を最大限ファンの方に伝える為に、ピッチ直しは一切していません。そして殆どが通しテイクです。 私にはピッチを直しすぎると個性が無くなるように感じています。ジャズボーカルをピッチ修正したら個性が無くなり、つまらない歌に成った事を経験しています。 レベルの高い仕事に参加させて頂き、幸せな時間を過ごさせて頂きました。 望海風斗&真彩希帆デュエットCD「Many Thanks」は4月4日発売です。Amazonでも購入出来るようです。
No. 1110:ミックスダウンが終わった。 組長さん (2021/03/02 17:51:40)
宝塚卒業を控えた雪組トップコンビ、望海風斗さんと真彩希帆さんが新たに録音したCD「Many Thanks」です。 私は宝塚歌劇団と関わるまで、そして公演を見るまで魅力は分かりませんでした。しかし、知れば知るほど深いのです。歌劇団員の方々はブロードウエイの振付師が驚歎する程の高い能力を持っています。 望海風斗さん・真彩希帆さんは宝怏フ劇団創立以来、最高のトップコンビと言われています。ミックスダウン完成プレイバック時に、関係者が涙する事態が起きました。私も歌録の時に譜面が滲んで見えなくなった曲です。 話は変わります。 小型スピーカーJB3をミックスダウンに持ち込みました。デスク作業をしていたアシスタント氏はラージモニターからJB3に切り替えたことに気が付かず、卓に近づき驚き「これ何ですか?、凄くいいすね!」と声を発していました。 JB3は同業の青野さんにもお気に入り頂いた様で安心いたしました。https://www.facebook.com/mitsumasa.aono JI3の再生可能音量は決して大きく有りません。姿から想像出来る音量です。 性能の良いスピーカーはケーブルやアンプに敏感に反応します。スタジオシステムラボでは「相性が良くほぼ専用のアンプのご用意もございます。」との事でした。 手元に有ったADI-2Proを使い最高環境でDSD録音をしてみました。 勿論、悪くは有りません。価格一桁違う機材での音を知る身の評価は「コスパは高いです。」このDSDファイル、高級機材での再生音に興味が有ります。
No. 1109:単線の芯線を使いマイクケーブルを作った。 組長さん (2021/02/23 17:21:27)
多くのスタジオで困るのは,ケーブルを直引きが出来ないスタジオだ。殆どの場合、細いケーブルならドアの下や戸締まりのクッションに挟まれて通すことが出来るが、音の良いケーブルは細くない。細いノイマンのマイクケーブルは悪くは無いが最上では無い。 極上音質の太ケーブルとの比較では若干音質は劣るが、スタジオに敷設してあるケーブルよりは、遙かに音が良い単線の芯線を使った15mマイクケーブルを作った。 XLRコネクターはネジ止めなので簡単に外す事が出来、ケーブルの直径は0.6cmで少し硬いので隙間さえ有れば何処でも通せる。音質はボーカルやメインの楽器でいつも使っている、極上音質のAcoustic Revive XLR- TripleCと同系列の音で申し分ない。この太さならクラッシックのホール録音にも目立つこと無く使える。 Acoustic Revive でLINE-1.0X TripleC-FM-Sマイクケーブル(3芯シールド構造)として商品化されているが、特注で長さやXLRコネクターの交換も対応してもらえると思う。 眼前に生々しく定位する歌を録音したいなら、是非お薦めいたします。
No. 1108:オーディオ話 スピーカーを購入した。 組長さん (2021/02/21 04:20:05)
スタジオシステムラボにお邪魔する度に気に成る心地よいBGM。音を出していたスピーカーはJohnBlue JB3。衝動買いした。 パワーアンプが必要だが、出音は文句ない。弦楽器の耳当たりの良いのは天国だ!。寺井尚子さんの「フローリッシュ」のヴァイオリンは自分が目指した音が聞こえる。オーケストラも小型のスピーカーとは思えない堂々とした音を聴く事が出来る。エリック・クラプトン「 チェンジ・ザ・ワールド」も十分に対応出来る。素性の良いスピーカーは何を聴いても正しく反応する。言い方を変えるとダメな音源はあからさまにダメだった。 買って良かった!。http://ec.ssl-inc.com/products/detail/33 http://ec.ssl-inc.com/products/detail/34 バスレフなので当然低域のうねりは感じるが、スピーカーから少し離れると余り気にならない。心地よい音量で音楽を聴くには文句なしだ。次はミックスダウンで使って見たい。卓の上はテーブル上とは違う音が出るかと思える。使うのが楽しみだ!。
No. 1107:宝怩フで録音は無事に終了。 組長さん (2021/02/16 17:14:35)
2月14日15日と宝怩ナ歌の録音が有りました。歌でも楽器でも上手な方の録音は本当に楽しい!。勿論、緊張しますよ。 トップお二人でのデュエット曲が殆どです。歌手名と曲目は未だ情報開示出来ませんが、何十年かぶりにフェーダーを動かしながら譜面が滲んで見えなくなりました。ディレクターも涙腺崩壊です。コントロールは大きな感動に包まれました。 今回はM49とU67を持ち込みました。先日クリーニングと貴陽石を塗布したマイクです。スタジオのアシスタント氏曰く「昔のマイクは何でこんなに音が良いのでしょう」と。 確りメンテナンスしていれば悪いはずがありません。だからストラディバリやアマティーと同様に価値が有り高価で取引されるのです。 今日 宝怩ゥら無事に戻りました。 道中の最大風速15m位は吹いていたのでしょう。掛川を越えて制限速度120km道路での出来事。 メーター読み1xxkmで走行。実測は内緒です。赤キップを頂かない範囲です。 トンネル手前で元気の良いハイエースが後方から迫ってきました。道を譲り3車線の真ん中を走り、トンネルを出て数10m。ハイエースの上部が左に傾き、そのまま3車線を横切って路側帯ま飛ぶように移動しました。風に煽られたのでしょう。 車間を取り大正解です。並走していたら間違い無く貰い事故でした。バックミラーで見たハイエースは無事故のようですが、いきなり徐行していました。まあ可成り怖い思いをしたのでしょうね。 明日機材を下ろして,ミックスダウンに突入です。
No. 1106:サウンド・シティ YouTube 組長さん (2021/02/05 23:58:56)
No. 1105:オーディオ話 組長さん (2021/02/01 23:52:28)
初心に戻って。 録音の最大編成は編成はDrm・EBass・Apf ・弦楽4名・Hrn・Trp・曲によりFlが入る。この編成にボーカル2名が入る。 音場の設計はボーカル2名が最前列、その後ろに3リズムが広がり、リズムを囲む様に弦楽4名が定位する。鍵は弦楽4名の質感だ。太く滑らかで、実在感があり、歌と心地よく絡める音質を目指す。 そんな音を想像して悩みまたした(笑)。マイクは数日前に決まったが,セッティングが思いつかないのです。上から狙えば其れなりの音では録音出来るが、狙いは違う。録音当日、駐車場に上がる階段で思いついた。斜め上から楽器を覗き込む様にマイクのセッティングをした。 Vn1&2はMK4 Vla &VcはVIP50で、Ambは慎重にB&K4003&DPA4012をステレオバーに着けてセッティング。4003と4012の特徴は音場に反映される。録音時は4003で聴いていたが,最終的にはミックスダウン時に決まる。 唄の内容でバランスは異なるが、良い手応えだ。 片付けているときにケーブルの巻きを見て驚いた。新品の様に美しく巻き上がられていた。Iさん有り難う!。
No. 1104:オーディオ話 組長さん (2021/01/24 15:40:11)
いじり倒したM149 10数年前に初めてM149を聴いた時は、何処か壊れているかと思いました。高域に寄った帯域バランス、原音にヒリヒリと纏わり付く付帯音、歌の音像が点にならない、ets。この音はスタジオの回線にも問題が有ることが判明しましたが、基本の印象は変わりませんでした。 同時期に所有したM149は亡き友からお預かりした物です。何とかして使いたいとの気持ちが湧き改善を始めました。 最初に手を付けたのは電源です。電源基板への給電はスイチング電源でDC 12Vを供給するアダプター!でした。これ廃棄してシャーシーを加工してリニア電源を組みました。 次はマイク内部の基板のバリを取ること。これは信ソ時代の録音部長から教えて頂いた技です。この2点で普通に使える程の改善が出来ました。この時点でサウンドプロデューサー、作編曲家の松浦 晃久氏が試聴すると、松浦氏所有のM149も同様に改善して欲しいとの希望が出て手を加えました。 数年が経ちACOUSTIC REVIVE 石黒氏から貴陽石入りリキッドを頂きましたので、松浦氏宅でケーブル・電源・本体と各段階で音を記録しながら改善作業を進めて行きました。 詳細は松浦氏のレポートをお読みください。https://www.facebook.com/photo?fbid=10222631126679812&set=a.1931691384939 先日改めてM149とU67とU87iを比較しました。M149は貴陽石のお陰で、他のマイクと比較しても遜色のない、高品位のマイクに仕上がりました。
No. 1103:オーディオ話 組長さん (2021/01/24 15:38:45)
U67をクリーニング+貴陽石リキッド塗布 趣味的な長文です。興味がある方のみお読み下さい。 数日前、“いじり倒した”M149とU67とU87iを仕事仲間と聞き比べた。“いじり倒した”内容は、改めて書きます。 聞き比べた時にU67が記憶の音より良くなかったので、徹底的にクリーニングすることにした。U67の現状(1)とクリーニング後(2)と貴陽石リキッドを塗布した状態(3)の各段階で録音して,後に冷静に比較試聴することにした。各作業の後は30分以上エージングして録音した。 先ずは小一時間、録音機材を含めてエージング。十分に暖まった所で現状の音を自分の声で録音した(1)。 次に導通向上クリーナーECI-50を綿棒に付けて真空管の足も含め、クリーニング可能な接点を全てクリーニングした。写真の様に可成り汚れていた。振動板を覆うゲージ(鳥かご)も外し、洗剤を付けて柔らかいブラシで隅々まで洗った。勿論スリーブの手垢も洗い流す(笑)。ケーブルを分解すると、リングやコネクターの一部がゴミの様に出てきた。コネクターの破損部分はボンテック(液体プラスチック)を塗り重ねて、後にヤスリで整形して元に戻せた。此の段階で音は一皮剥いた様に、近く鮮明になった(2)。 次はACOUSTIC REVIVEの石黒氏から頂いた、貴陽石を溶かし込んだリキッドを線材中心に塗って行く(3)。リキッドの内容は不明だが,5年以上前に塗った異種の鉱物を溶かし込んだリキッドは、乾燥しても塗布物や線材の被服等と同化することも剥がれ落ちることも無く、効果は持続している。 貴陽石リキッドを塗った効果は歴然だった。現状(1)と(2)と(3)音の改善幅は、貴陽石リキッドを塗った幅が一番大きかった。 確認の意味を含めて、何度も自宅で聞き比べてた。貴陽石リキッドの塗布は、録再生機材の存在が無くなる方向で音は改善される。適切な言葉は“生々しく”なる。 U67はクリーニングと貴陽石リキッド塗布で、音の透明度はM149と同等になり、音の品位は圧倒的に高くなった。U67の改善大成功!。やったぜ!。
No. 1102:オーディオ話 U67をクリーニング+貴陽石リキッド塗布 組長さん (2021/01/16 14:22:36)
趣味的な長文です。興味がある方のみお読み下さい。 数日前、“いじり倒した”M149とU67とU87iを仕事仲間と聞き比べた。“いじり倒した”内容は、改めて書きます。 聞き比べた時にU67が記憶の音より良くなかったので、徹底的にクリーニングすることにした。U67の現状(1)とクリーニング後(2)と貴陽石リキッドを塗布した状態(3)の各段階で録音して,後に冷静に比較試聴することにした。各作業の後は30分以上エージングして録音した。 先ずは小一時間、録音機材を含めてエージング。十分に暖まった所で現状の音を自分の声で録音した(1)。 次に導通向上クリーナーECI-50を綿棒に付けて真空管の足も含め、クリーニング可能な接点を全てクリーニングした。使った綿棒は可成り汚れていた。振動板を覆うゲージ(鳥かご)も外し、洗剤を付けて柔らかいブラシで隅々まで洗った。勿論スリーブの手垢も洗い流す(笑)。ケーブルを分解すると、リングやコネクターの一部がゴミの様に出てきた。コネクターの破損部分はボンテック(液体プラスチック)を塗り重ねて、後にヤスリで整形して元に戻せた。此の段階で音は一皮剥いた様に、近く鮮明になった(2)。 次はACOUSTIC REVIVEの石黒氏から頂いた、貴陽石を溶かし込んだリキッドを線材中心に塗って行く(3)。リキッドの内容は不明だが,5年以上前に塗った異種の鉱物を溶かし込んだリキッドは、乾燥しても塗布物や線材の被服等と同化することも剥がれ落ちることも無く、効果は持続している。 貴陽石リキッドを塗った効果は歴然だった。現状(1)と(2)と(3)音の改善幅は、貴陽石リキッドを塗った幅が一番大きかった。 確認の意味を含めて、何度も自宅で聞き比べてた。貴陽石リキッドの塗布は、録再生機材の存在が無くなる方向で音は改善される。適切な言葉は“生々しく”なる。 U67はクリーニングと貴陽石リキッド塗布で、音の透明度はM149と同等になり、音の品位は圧倒的に高くなった。U67の改善大成功!。やったぜ!。