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No. 1155:オーディオ話 組長さん (2023/03/26 11:14:57)
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手のひらに乗る大きさで、バッテリー電源のヘッドフォンアンプ、AIYIMA H1を購入した。入力はアナログ3.5mmミニステレオジャックだけ。購入時の価格はAmazonで\3.599- (今日は¥3.999-)。音質を問題にしてはいけない価格(笑)。使用目的は機材チエックや回線チック用。音が出るポケットテスターの位置づけ。
音質はシャリシャリ・ドロドロで、音楽を聴ける音では無かった。オペアンプ交換可能と書いて有ったので、沼に嵌まってみた。付属のJRC5532 x2をLM4562 x 2に交換したが、元々の強烈な音に隠れて、オペアンプの音質差を感じ無い。
エージングで何処まで変わるかやってみた。オペアンプは平等に音を出して、4日間のエージングで聴き比べてみた。音の違いは分かるように成ったが、どちらかを選ぶ程の差は無い。最後との気持ちを決めて定評あるバーブラウンのOPA2604APを注文した。C国のイミテーションも流通しているとの事なので、米国の会社から輸入する事にした。今月末には届く予定だが、オペアンプ4個で本体価格に近い(笑)。
強烈な音質の原因は付属の3.5mmミニステレオジャック ケーブルにも有った。手元に有った10cm程度のケーブルに変えると、煩い音は多少改善されるが、基本同じ音・・・。ケーブルの方向性に気が付いた。10cmでも入力方向を変えると、痛さが減少し・子音の広がりが変わる。ミニジャックーキャノンを使う事に成るので問題は無いのだが。
何とも強烈な音に原因があるはずと、H1の事が頭から離れません。 今朝も基板を取りだし眺めます(笑)。気が付くのが遅かった。基板です。 高価な機材は基板の垂直面も滑らかです。H1の垂直面はヤスリのようにザラザラで、酷いモノです。
カッターを使い“面取り”をしました。これが大正解でした。全体のバランスが整い、楽器内の距離感も合いました。つまり、ハイハットやシンバルが飛び出す事も無く・ベースの特定の音が異様に大きく成る事もなくなりました。 これで音質評価にも使えます。解決まで長かった。楽しめた(笑)。
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