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No. 1157:同録で直し無し 組長さん (2023/05/20 09:24:49)
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劇判の追加録音でした。元の録音は1990年5月27日の録音、そう33年前です。音を合わせるために録音を聴いてみると、演奏は生き生きとして音場は立体感があり、今の録音とは明らかに違うのです。この頃はDATで録音しており、パンチインで演奏の直しなんて無しです。当然ミックスダウンも行いません。30〜40曲を3〜4時間で録音していました。
ProToolsが一般的になるまでは、20人前後の劇判録音はDAT 2ch同録が私には普通の形態でした。
DAT録音では“直し無し”ないので、ブースの扉を少し開き“漏れ“を利用して大きな空間を作り出していました。こんな状態での録音は全員が緊張感を共有し、居直り的?な躍動感があります。
1990年録音の再現で、一番大きなフロアには弦楽群と木管を配置しました。ピアノとアコギ以外のブースの扉は少し空けます。指揮者から演奏者全員と見える様に、ピアノの位置を動かしました。
曲は歌の伴奏、所謂カラオケです。譜面合わせで一回演奏、2回目には録音して聴きます。3回目には本番録音でした。最後にもう一回録音して2曲の録音は1時間で終わりました。
機材のセッティング2時間と片付けで1時間、合計3時間!。録音時間が1時間!。何かバランスが悪いです(笑)。
スタジオに入ってから出るまでの歩数は3.000-歩、以外に歩いています。
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