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[No. 1〜999]

No. 999:新年
組長さん (2017/01/06 17:08:13)

新年明けましておめでとう御座います。
万人に平等に与えられた時間を有効に使い、今年も音に関わる世界を少しでも切り開いて行く所存です。宜しくお願いいたします。


No. 998:年末
組長さん (2016/12/30 20:24:35)

今年も多くの方にお世話になりました。有難うございました。2016年も健康で仕事を出来た事が何より有り難い事です。

今年も新たな出会いがあり、来年もワクワクする仕事が控えています。本当に有り難い事です。

クライアントの皆様、スタジオ有関係者の皆様、来年も宜しくお願いいたします。

皆様にとって素晴らしい一年となる新年をお迎えください。


No. 997:今年のオーディオは。
組長さん (2016/12/27 12:47:33)

自宅オーディオシステムのケーブルを約2年かけて全てPC-tripleC化できました。交換する度に音質の向上は目を見張る物が有りました。
そして、電源コンデイショナーRPC-1で大きな階段を上がり、iPurifier DCでもう一段高みに上がれました。

iFI Audiから発売される商品は驚きの連続でした。
特にiPurifier DCは驚歎いたしまし、自宅用とスタジオ用で合計8個も購入致しました。

SPDIF iPurifierとiPowerの組み合わせ+iPurifier DCはTECKLINK (光ケーブル)の価値観を見直す事に成りました。

iPowerは手ごろな価格で期待以上の音を聴くことが出来ました。12V用2台と5V用2台を所有しています。

iEMatchを勢いで購入いたしました。MacBookを使い96kzの音源を聴きましたが、確かに団子状態の音がほぐれて、スピーカーで聴いている感覚に近い音場を聴く事が出来ます。エージングが済んでいないので、若干高域に硬さが残っていますが欠点は感じられません。流石のiFI Audiです。


No. 996:Box set
組長さん (2016/12/27 09:55:15)

Rafael Kubelik: The Symphony Editionの音は喜ばしい事に改善されていた。特に手持ちのマーラー全集は金属的な響きが有り、聴くに耐えなかった。このBox setからは金属的な響きは感じられない。この一点だけでも購入して良かった!。

Willi Boskovsky : The Strauss Family - Waltzes, Polkas and Marches 此方も手持ちのどの盤より音が良い。購入して大正解でした。

何枚かを聴いていて思うことは録音年の割に音の良さと演奏の素晴らしさ!。数十年を超えて未だに評価されている物は必ず価値ある物だと再確認した。自在に変化する音の色彩感、意味、感情など、聴いていて惚れ惚れとする。歴史に残る作品に関わることは、音楽制作の仕事をする人にとっての最大の喜びだと思える。


No. 995:だいぶ時間が経ちました。
組長さん (2016/12/21 09:36:29)

一ヶ月以上書くことがありませんでした、無事に生きています。いや、お陰様でそれなりに忙しく過ごさせて頂いています。
最近の動向は.facebookで公開しておりますので下記でご覧頂けます。https://www.facebook.com/profile.php?id=100011079909221

掲示板でお伝えすることは依り技術的な事に致しました。などと言いながらCDBOXについてです。
Karl BohmのThe Symphonies - Beethoven, Brahms, Mozart, SchubertとVarious: Late Recordingsを購入いたしました。
その理由は最近BOXセットを買うと概ね以前発売されていた物より音が良いのです。上記の2点も期待を裏切りませんでした。
金属的な硬さが押さえられて大変聞きやすくなっています。此に味を占めてRafael Kubelik: The Symphony Editionも購入いたしました。
結果は追って報告いたします。

話はがらっと変わって。報道について。余り政治的な事は書きたくは有りませんが「偏向報道」「情報操作」に違和感を持っています。
沖縄でのオスプレイ事故は墜落と報道されているところも有りますが、墜落ならば機体は散乱しているはず。乗務員も負傷だけ。
私には米軍の「不時着」との説明が正しいと思えます。この事故に対して石垣島に旅行中TVで報道を見ました。

余りにも片寄った報道に驚き非常に違和感を持ちました。地元の方と話せば、心ある沖縄県民は「偏向報道」「情報操作」に呆れています。
いつも沖縄本島の報道は日本政府が「悪者」で現県知事は「善人」との図式で、知事に批判的な記事は書けない状態に有る様です。
知事は大声で政府を批判し、手は多額な予算を請求しています。現知事は中国の属国になりたいようです。


No. 994:iPurifier DCに填まっています。
組長さん (2016/11/19 14:32:21)

iPurifier DCは5V-24V DC電源ユニットに対応 最大3.5A、84W
スタジオではハードディスク用の電源やアコリバのRR-777やNEUMANNN248ファンタム電源に使っている。効果は想像以上に大きく大変喜ばしい。

iPurifier DCは既存の商品では無かった効果を体験出来ている。音は滑らかで静かだ!。エネルギー感を削がれること無く、何を繋いでも大きな効果を体験出来る。スイッチング電源用に開発されて物だが、元電源が良ければより一層良い音になる素晴らしい商品です。
依り細かい情報は下記。あらゆる直流電源にお薦め致します。
http://ifi-audio.jp/ipurifierdc.html

私スタジオ用に3台と自宅用に5台購入いたしました。


No. 993:記憶の音楽
組長さん (2016/11/13 17:42:13)

記憶力は全く自信が無い。特に人の名前は覚えられない、ゴメンナサイ。

若い頃に聴いた音楽は何処かに刷り込まれているようだ。こから書くのはワーグナー『さまよえるオランダ人』序曲にまつわる話し。1980年代ショルティ&シカゴ交響楽団の演奏がCD化されたときに購入し、後にDecca Originalsを買いなおし愛聴してきた。しかし、心のなかでは20代に聴いて感激した演奏とは何かが違うと思っていた。それは再生装置の違いから感じると長年に渡って思い込んでいた。

今年の初め再会があった。Decca Originalsの中にワーグナー序曲集、ジークフリート牧歌 ショルティ&ウィーン・フィルを見つけて購入した。『さまよえるオランダ人』の最初に弦が刻みからホルンの音が聞こえてきたときに確信した。若い頃に聴いていたのはこの演奏だと。時間と共に感動が湧き上がった。わかってしまえば、何故こんな事に気が付かなかったのかと不思議で成らなかった。

9月にシャルル・ミュンシュ/RCAアルバム・コレクション全集が出た。ステレオ録音の殆どがダブるが(トリプル?。)何枚かがリマスタリングされているので購入した。興味のある盤から順に聴き始めて、ここでも思いがけない再会が有った。

それはドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」。数十年にわたりシャルル・ミュンシュ&ボストン交響楽団の演奏を聴いてきたが、こちらも20代に聴いた記憶の音と合わないのだ。特に弦の音と最後に鳴るフィンガーシンバルの音はどうしても違和感が有った。

この曲には1956年と1962年の2種の録音が有り。新録の方が音は良いと思い、いつも1962年録音の演奏を聴いていた。全集の録音状態を確認したく1956年録音を聴き始めて数秒で記憶に火が着いた。記憶の中の「牧神の午後への前奏曲」の演奏はこれだったのだ。弦の音も最後に出てくるフィンガーシンバルの音も記憶のままだ。聞き込んだ音楽は、確かに何処かに擦り込まれているようだ


No. 992:USBケーブル
組長さん (2016/11/06 16:13:20)

先ず前提
先日20年以上一緒に仕事をしてきたディレクタとオーディオ話に成り、その中で2人が大きく頷いた話題が有った。それは、自分が録音やディレクションした作品は、些細な音色の違いやバランスの違いが凄く気になることだった。
例えば人様の録音では気に成らないシンバルの音が、自分が録音し物だとステックで叩いた時の鳴りが違うとか・余韻の印象が違うとか、録音時の思いから外れると瞬時に違和感を感じる。

さて本題
PCオーディオを初めた頃に数種類のUSBケーブルを購入したが、どれもオーディオには使えない音だった。そんな中でオーディオ用として手ごろな価格のSUPRA USB2.0 [3.0m]を、信号線と電源線を分ける改造して使ってきた。最近PCオーディオの環境も改善された事で、根底に同じ音が聞こえ始め違和感を持つようになった。そこで、アコースティックリバイブのUSB3.0SP-TripleC信号線3.0m電源側1.0mと交換した。音を聴けば、違和感が一切無くなった。クッキリ・ハッキリ、音場も広く柔らかで上質。印象的なのは、空間の汚れが無い事だ。

次はPro Toolsで使うUSBケーブルを以前の線材PCOCC-AとTripleCと比較試聴してみた。PCと外付けハードディスクの間を繋ぎ聴けば、ラインケーブルや電源ケーブルと同じ音質の差を感じた。線材PCOCC-Aは十分に良い音の線材だが、TripleCを聴いてしまうと戻れない。TripleCのUSBケーブルも元音に忠実なのです。

USB1.0PL-TripleCはMacBook Proのポート数の関係で自宅使い、よりS/Nが良いUSB1.0SP-TripleCはポートに余裕が有るスタジオで使う。仕事の良き相棒になる。


No. 991:re:勝手ながら
組長さん (2016/11/02 23:35:46)

こたさん。 こんばんは。

カブりの整理、有難うございました。全く気が付きませんでした。今後とも宜しくお願いいたします。


No. 990:勝手ながら
こたさん (2016/11/02 22:45:44)

カブりのご投稿を整頓しました。
組長、もしかして何か意図がおありでしたら、すみません!!


No. 989:iFI-Audio
組長さん (2016/11/02 11:33:44)

MacBook Proで使う外付プレイヤーの音を良くするためにiFI-AudioのiPower (5V)を購入してみた。これが思いの外良く、期待以上だった。

付属電源はスイッチング電源で、ヒリヒリ・ザラザラ、ゴチャゴチャと感じる音がする。とても自宅のオーディオシステムに繋いでCDやBlu-rayの音を楽しむ気にはなれなかった。

付属電源からiPowerに交換すると音は大きく改善される。好奇心からiPower+iPurifier DCで聴いてみれば高級感さえ感じる音になる。これは良い!。CDからiTunesへの取り込みも確実に良くなる。

そこで予てから音質に問題を抱えていたTV用のBDプレーヤーのためにiPurifier SPDIFも購入した。これにはiPowerも付属している。BDプレーヤーからデジタルプリ(DC-330)へはトスリンク(光ケーブル)で繋がれている。これにiPurifier SPDIF +iPower+iPurifier DCで使ってみた。

音を出せば・・・シンバルは金物の音がし、弦楽器は艶やかになり、楽器の実在感が大きく改善された。音場の空気感は透明に成り、空間も大きく広がる。問題点が一挙に解決されたと感じた。

BDプレーヤーは高音質化を目指して電源コンデンサーを交換し高価なトスリンクケーブルも使ったが、iPurifier SPDIF+iPower+iPurifier DC の効果が圧倒的に大きかった。

iFI-Audio製品は電源やケーブルの善し悪しが明確に判る。小型で低価格だが優れた音響機器の玉手箱と思える。


No. 988:Genex GX8500
組長さん (2016/10/25 20:55:37)

Genex GX8500を所有している。これに付いているMOドライブの読み込みが思わしくない、と言うより殆ど読み込めない。10年以上前の製品なので今時MOドライブの新品など無く、数少ないリペア品を手に入れていた。今手に入る物は正式なファームウエアが書かれている物は極少なく、厳しい状態にある。

そこで、過去に挙動不審のPCの基板を掃除して治った経験から、駄目元で内部基板の清掃とフラットケーブルのクリーニングを行った。

フラットケーブルの接触点は汚れが酷くアコリバの導通向上クリーナーECI-100を吹きかけ綿棒で擦れば、綿棒は驚く程黒くなる。外せる基板は全部外しフラットケーブルも全て外し、”おそ〜〜じ”した。

流石にメカ部分は触らず、細心の注意で組み上げた。GX8500に組み込み、恐る恐る電源を入れれば完璧に動く!。困ったときのお助け舟F氏に結果を報告すると、殆どの場合“汚れが原因で動作不良に成る”との事。(お助け舟F氏には何度も窮地を助けて頂いていて、心から感謝しています。)

自分の対処方法は正しかったようだが、分解&清掃は壊すリスクが高い。動かないドライブがあれば駄目元&自己責任で試してみれば、意外に使える様に成るかも!


No. 987:人の旅行に興味の無い方はパスして下さい。
組長さん (2016/10/14 13:04:09)

10年ぶりに20代から40年余りお世話になった、長野県山田牧場のスキー宿「藤屋」に車で行ってきた。関越から長野道に入り須坂長野東ICで下りる。須坂市内は少し変わったように思うが、町を抜けると懐かしい景色が通り過ぎて行く。山田温泉を越えると何も変わらぬ山道を飛ばす。20代の頃FRの車に乗っていた時は、生意気にドリフとしながら上がった道だ。しかし、レガシーをドリフト状態には持ち込めない。レガシーは十分なパワーが有るが滑りもしない。完全に自分の腕前より車が勝っている。普段では味わえない運転の緊張感を楽しみ、綺麗になったスキー場の駐車場に到着。駐車場の目の前にある今回の目的地「藤屋」さん。宿のご主人は同じ年齢、奥様も若々しく明るく楽しい方だ。ご家族皆さん元気、10年前と何も変わらない。美味しいご飯と温泉を楽しみ、心が解放される。

翌日戸隠奥社へ観光に。同行してくれたのは、この宿のお嬢さんと英国人。長野市内におり善光寺の裏から七曲がりを経て奥社へ。参道は杉に囲まれた砂利道。最初は緩い登りだが、段々登りがきつくなる。息を切らせながら上がり、奥社への最後の階段手前で椅子に座り込んだ。そこで階段を見上げていると、小さなお婆ちゃんがストックを両手に急階段を下りてくる。「お元気ですね」と声を掛けると「そうですか、今年93才になります。」と話し始める。この方東京女子大を出た後、戦後国立大学が女性に門を開いたとき京都大学に入学した1人だそうです。93才なのに英語が堪能なのに驚きました。帰りに門前のそば屋さんで再開、別れ際にハグすると、「私、男性と初めてハグしました。」と驚嘆の発言。山で会った妖精のようなお婆ちゃんでした。小雨の鏡池を見て「藤屋」へ戻る。

帰りは寄り道。須坂から菅平高原を越えて真田関連を見に行く。真田発祥の地は菅平と上田の間で、やや上田より。真田氏歴史を見てから上田城へ向かう。カーナビは有り難い、迷うこと無く上田城へ。平日の観光客の多さに驚き一通り見学。ブラタモリで得た知識を現地で確認した。実に良く出来た城だ!。上田城から18号線に向かうと交叉点に“海野”の文字。母方の先祖はこの当たりが発祥の地で、私のお爺さんの名字は海野なのだ。本家筋は東京に居られるようです。自分のルーツを垣間見て無事に帰宅した、2泊3日の旅でした。


No. 986:内田勘太郎ニューアルバム『DEEP BOTTLE NECK GUITAR』
組長さん (2016/10/05 19:30:11)

内田勘太郎さん渾身の新作です。Dedeの吉川さんに素晴らしいマスタリングをして頂きました。録音は沖縄本島です。アコースティックリバイブからケーブルやインシュレータ等、大きなサポートをして頂きました。現場ではMegumi Iwayaさんにお手伝い頂きました。お陰様で前回よりクリーンで太い音が録音出来ました。圧倒的な演奏を是非お聴き下さい。

以下内田勘太郎オフィシャルから。
今度の内田勘太郎最新作はボトルネックに焦点を絞った全曲スライド・ギター・インスト・アルバム。使用ギターはデビュー当時からの愛器チャキP-1。そしてボトルネックは今や勘太郎のトレードマークとも言えるカルピスの瓶首を使用。太平洋戦争以前のデルタブルースからたくさんの恩恵を受けた内田勘太郎のオリジナル曲はまさに現代のデルタブルース。カバー曲として本人が大好きな日本の歌、園まりでヒットした「逢いたくて 逢いたくて」とかまやつひろし「どうにかなるさ」を、そしてセルフカバーで憂歌団の「10$の恋」を妖艶に奏でている。サウンドエンジニアの鈴木智雄氏による卓越した録音はボトルネックで奏でる繊細な響きや轟音を逃さない。内田勘太郎が目の前で弾いているかのような手触りのある良質なサウンドに仕上がっている。これぞまさに内田勘太郎の圧倒的なボトルネックギターだ。

◆ 内田勘太郎アルバム『DEEP BOTTLE NECK GUITAR』 概要
【タイトル】『DEEP BOTTLE NECK GUITAR』
【発 売 日】2016年11月23日(水・祝)
【品 番】KTRO-0001
【価 格】2,500 円+消費税
【レーベル】KYOKUTO RAKUON
【収 録 曲】11曲

1. Far From Mississippi (作曲:内田勘太郎)
2. Wolf (作曲:内田勘太郎)
3. Delta Song (作曲:内田勘太郎)
4. 逢いたくて 逢いたくて(作詞:岩谷 時子/作曲:宮川 泰)
 (c1965 WATANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.)
5. Nyonin Blue (作曲:内田勘太郎)
6. Higonokami (作曲:内田勘太郎)
7. Zashiki Warashi (作曲:内田勘太郎)
8. 10$の恋 (作詞:沖てる夫/作曲:内田勘太郎)
9. Keibin (作曲:内田勘太郎)
10. Zidangda (作曲:内田勘太郎)
11. どうにかなるさ (作詞:山上 路夫/作曲:かまやつ ひろし)
 (c1969 WATANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.)
Player:内田勘太郎(A.G.)
    *M10 w.梶浦雅弘(D.)


No. 985:タワーレコード
組長さん (2016/10/04 10:12:25)

タワーレコード オリジナル企画が凄い、選ばれたCDやSACDは“わかっている”方々が企画している(生意気でゴメンナサイ)。特にSACDハイブリッド盤は魅力に溢れている。何れも1950年代後半から1970年代。録音時期相応の音ではあるが、どの盤も昭和生まれには懐かしく、少しでも良い音で聴きたいと思う名演だ。

特に気に入っているのは下記。
リムスキー・コルサコフ: 交響組曲「シェエラザード」
チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番
キリル・コンドラシン
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
マルタ・アルゲリッチ
バイエルン放送交響楽団

ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」
序曲集(5曲)
ルドルフ・ケンペ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ユージン・オーマンディ In Memoriam 
ユージン・オーマンディ
フィラデルフィア管弦楽団
旧EMIレーベルに残した名演で、シベリウスは絶品。

リムスキー=コルサコフ: シェエラザード, スペイン奇想曲; ムソルグスキー: はげ山の一夜; グリンカ: 「ルスランとリュドミラ」序曲
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
パリ管弦楽団

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲全集
エミール・ギレリス 、 ジョージ・セル
クリーヴランド管弦楽団

ベートーヴェン: 序曲集
アンドレ・クリュイタンス
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ベートーヴェン: 交響曲全集
アンドレ・クリュイタンス
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

この企画カラヤンやベームなど有名所が出てこないのが特徴で、玄人好みの実に味わい深い演奏が登場してくる。
最近注目している指揮者はアンドリス・ネルソンス。ボストン交響楽団とのショスタコーヴィチは素晴らしい演奏と録音で感動した。交響曲7番はバーミンガム市交響楽団とのライブ録音こちらも素晴らし演奏でした。リッカルド・シャイーの時と同じ様に、これからも注目して行きます。


No. 984:オーディオ話の続きです。
組長さん (2016/09/15 11:57:50)

先日電源ケーブルを数カ所PC-tripleCに交換した。場所はアキュフェーズDG-38・DF-55とアコリバのデジタル・シグナル・アイソレーション・エキサイターDSIX-1.0用の自作電源。残るはパワーアンプだけになった。

正直アコリバ製品に交換すると音が“良くなる”感覚でいたが、ここに来て“本来の性能が発揮できる”という石黒氏の言葉に納得するようになった。理由はアコリバ製品を使えば確実に音の純度が上がって行くからだ。

電源ケーブルを交換をして行く中で、オーディオラック裏のラインケーブルやスピーカーケーブルも整理整頓し直した。壁板のプラスターボードに接触していたケーブルは全てケーブルインシュレーター RCI-3Hを挟み完全に非接触とした。

試聴すれば、今までどれ程の音が隠されていたかを実感できる。聴き慣れたCDを聴けば新たな発見が沢山できる。コントラバスとグランカッサが弱音で重なっていたなどと楽譜を見なければわからない様な音まで聞こえてきた。

自分の録音したCDを聴けば“良いところ”と“改善すべきところ”が明確に解る。自宅のオーディオシステムの改善は自分の仕事に直結する。


No. 983:またオーディオ話です。
組長さん (2016/09/14 13:01:34)

下記は電源コンディショナー「RPC-1」導入前に起きた出来事です。

CDが発売された当時は、デジタルはコピーしても音は変わらないと皆信じていた。いまではデジタルの伝送ケーブルやシンクケーブルでも音が変わることは常識だ。

アナログ・プレヤーの電源ケーブルを交換すれば、明確に音は変わる。癖の強い音の電源ケーブルで有れば、プレヤーの再生音は癖の強い音になる。

今回も何故?・・・・・が起きた!。

以後文章中に出てくるLANアイソレーターRLT-1とACスタビライザー RAS-14はアコースティックリバイブの製品です。以下、アコリバと表記。
T
Vにネットチャンネル用のLANケーブルが繋がっている。旧型のLANアイソレーターRLT-1が余っていたので、どんな物かと取り付けてみた。何とオーディオシステムの音は明瞭度が大きく改善された!。TVとオーディオシステムは光ケーブルで繋がっているので電気的には遮断されているのだが、TVのノイズが電源に乗り、オーディオシステムに回り込んでくるのだろうか。思いがけない効果に驚いた。

ノイズが電源に乗り音が悪くなっていると考えて、ACスタビライザー RAS-14もTV用の電源BOXに使ってみた。これも驚く程オーディオシステムの音が良くなる。音場が広くなり、音がせり出てくる。また、音の不純物が一掃された様に音全体の透明感が上がった。当然TVの音も画も良くなった。

未だ未だ、オーディオには理解出来ぬ事がある。


No. 982:引き続きオーディオ話です。
組長さん (2016/09/02 16:08:36)

昨日は電源コンディショナー「RPC-1」を使い、歌を録音しました。
先ず新たな音質改善グッズを使う時の作法に従い、ディレクターやアシスタント エンジニアの耳をお借りして効果を確認いたしました。外付けマイクアンプなどの機材が繋がる電源BOXに「RPC-1」を刺し、私はボーカルマイクの前に立ちヘッドホーンで音を聞きます。スタジオ内では “有り”“無し”での音をスピーカーで確認するのです。

先ず30分ほどエージングした後、“有り”状態から試聴です。マイクの前で声を出すと、自分の声が記憶より明らかに鮮明に聞こえます。“無し”にして聴いてみると何とガサガサと濁った音でしょう。絶句するほどの違いです。スタジオ内からは“有り”の方が低域も豊に聞こえるとの事です。当然“有り”の方が良いのです。ここで思いつきました。もう一台有りましたので、マイクの電源と同じコンセントに刺してみました。しばし時間を置き聴いてみれば、声の透明感が一層増しています。

ここで、ご本人登場しました。歌い始めれば何と質感の良い声なのでしょう。そして歌いやすそうです。通常1日で1曲〜2曲が普通ですが、この日はめでたく3曲の歌入れが出来ました。

ラフミックスを作る時に「RPC-1」を外して見ました。何とガサガサとした質感の音がします。また、確認のためにディレクターとアシスタントの耳をお借りして比較試聴します。電源BOXに「RPC-1」を再度刺してみると、音を聴いたディレクターの感想は音に潤いがあるとの事、私には躍動感も増して聞こえます。

20cmx20cmの小箱がコントロールルーム全体の音質改善をする事に少なからず驚きました。「RPC-1」は今後の録音に欠く事の出来ない音質改善グッズとなりました。

因みに「RPC-1」は240Vまで使用可能だそうです。


No. 981:アコースティックリバイブの「RPC-1」を導入いたしました。
組長さん (2016/09/01 10:11:01)

アコースティックリバイブの電源コンディショナー「RPC-1」を導入いたしました。

我が家で試聴会を行った時に、電源コンディショナー「RPC-1」を繋いだ時に、一瞬にして音が澄み、実在感が増したことにショックを受けました。無くなれば寂しい物で、良い思い出が蘇ります。年内導入を目標にしたのですが、我慢しきれずに導入しました。

オーディオ用の電源タップに空きが無いので、プリアンプの裏にある電源コンセントを使いました。期待を込めて音を出せば????。あれ、こんなだったけ!。あの感動は何処に行った????。なんて心の内で思っていると、来ました・来ました、じわじわと。エージングを成されてい無いので当たり前のことです。

劇的な変化を味わいたく、エージングを兼ねて音を出し放しにして外出することにいたしました。小一時間で戻れば、来てました・来てました、良い感じです。

最初に気が付くのは空間表現が素晴らしい事です。我が家で聴いた事の無いほど立体感が大きく改善されています。前方定位の音はより前に、奥に有る音はより奥に広がります。当然左右の広がりも素晴らしいのです。また、1音1音がより実在的な音に聞こえます。空間が明確になった事により、楽器のバランスやハーモニーが鮮明に聞こえる様に成りました。

新たな発見がありました。昔からの名盤と言われたオケ物が以外にリズムが合っていなかったり、音程が悪かったりと、気づかなかった事が聞こえてしまいます。60年~70年代を思えば、モニター・スピーカーも今のように高解像度では無かったので仕方が無いことです。古録音でも俯瞰で音楽を聴けば感動は新たになります(笑)。手持ちのCDから新たに多くの感動を得られると思うとワクワクしてきます。

自宅のオーディオシステムにこれほど伸びしろあったのかと!。「RPC-1」には心底驚かされました。


No. 980:Megumi Iwayさんの試聴室へ。
組長さん (2016/08/17 18:17:48)

先日我が家での試聴を終え、今度は私がMegumi Iwaya試聴室へ行きました。

私が音を聴く環境はスタジオでも自宅でもアキュフェイズのDG-38やDG-48で調整し、F特は完全にフラットにしてあります。私には絶対音感を持った耳のように、F特フラットが身についているようで、何処で音を聴いてもF特のうねりが有る時は気に成ります。

Megumi Iway試聴室のスピーカーはB&W 805 D3です。ど〜も私はB&Wの高域が好きになれません。生の楽器ではあり得ないバランスで高域が張り出してきます。試聴室のスピーカーも例外でなく、金物類やヴァイオリンの高域が距離感的に近く聞こえます。この一点を気にしなければ素晴らしオーディオシステムです。ヴォーカルの立ち姿の格好良さ、広大な奥行きや残響の余韻の美しさは素晴らしい物が有ります。愛聴盤を聴き、すぐに2時間が過ぎてしまいました。

帰り際にMegumi Iwayさんから久保田早紀さんの「異邦人」でAとBの2つの音源からどちらが良いか評価して欲しいとの依頼がありました。違いの内容は教えてもらえず。AとBを聞き比べました。遠い記憶ですがミックスダウンした時のイメージは、Aの方が近いと答えました。Megumi Iwayさん曰く「鈴木さん凄いですね、違いが分かるのですね!。」との有り難いお言葉・・・・・・。
違いはダウンロードをする時のLANケーブルだそうです。AがアコリバのLANケーブル、Bは他社の単線LANケーブルだそうです。

Megumi Iwayさんにお褒め頂き大変気分良く帰宅した私でありました(爆笑)。何故か憎めないMegumi Iwayさんです。


No. 979:電源コンディショナー『RPC-1』
組長さん (2016/08/14 11:49:33)

我が家のオーディオシステム試聴会を行い、アコリバの岩谷さんには重たい電源コンディショナー『RPC-1』をお持ち頂きました。暑い日の中お手数をお掛けいたしました。有難うございました。

自宅のシステムもそれなりに満足していましたが、『RPC-1』を繋いだ時に、一瞬にして音が澄み、実在感が増したことにショックを受けました。

オーディオシステムは、まだ伸びしろは有ると思っていましたが、こんなに簡単に音が良くなるとは!。『RPC-1』は是非手に入れたいと思います。 残り4本の電源ケーブルをTripleCにすることと合わせて、何とか年内に全てを達成したいと思います。


No. 978:スピーカーのサランネットを掃除してみた。
組長さん (2016/07/26 13:37:06)

我が家のオーディオシステムは高域がホーン・スピーカーで有るためか、スピーカーのサランネットを外すと生々しいが少しだけ刺激成分が増すので通常は外さずに聴いている。

スピーカー・ケーブルもエイジングが進み一段と滑らかになったので、サランネットを外して聴いてみた。意外なことに、違和感なく聴けた。サランネット外した方が音は鮮明になるし、情報量も増える。サランネットは月一くらい掃除機で埃を取っていたが、思い切って染み抜きの要領で拭き掃除することにした。

少しゆるめに絞った雑巾に中性洗剤をしみこませて両面から叩くようにサランネットの汚れを取って行く。驚いたことに直ぐに雑巾が薄黒くなって行く。何度も雑巾を濯ぎながら根気よく繰り返し行う。最後は水拭きを行い、日陰干しで全体を乾燥させる。

乾燥を確かめてスピーカーに装着し音を出せば、サランネットの影響を殆ど感じない。如何にサランネットの汚れが音に影響していたか、恥ずかしながら思い知った。


No. 977:修理は趣味?。
組長さん (2016/07/12 10:58:31)

SONY MU-R201は大凡30年前に発売されました。未だ多くのスタジオ使われています。流石に年月を重ねてメモリー用のバッテリーがNGに成ったり、インプットレベルを切り替えるスイッチの接触不良が起きたりと徐々に問題が発生しつつ有ります。

2台所有している内の1台が動作不良になりました。現象としてはメーターが振り切り音は出ず、ショックを与えると生き返る症状です。

MU-R201はヤフオクで¥3.000〜¥10.000で落札できるので修理を出すのも考え物ですし、多分SONYは修理を受けてくれないと思います。音質改善の為に改造もして有るので、覚悟を決めて自力で修理することにしました。症状から何処かで接触不良が起きており、一番面倒な修理です。

外装は外し電源を入れて音を出しながら基板を端から綿棒で軽く叩いて行きます。コンデンサーを叩くと反応があります。拡大鏡でよく見ると半田の酸化が進んでいるのか、半田面がくすんでいます。少し力を入れると半田が崩れたので、半田付けをして音を出せば問題無く動作します。外装を取り付け確認のために電源を入れると、メーターは振り切っています!。

再度外装は外し基板を軽く叩いて行くと症状が出ます。基板の半田を見るために上下逆にすると症状が出なくなります。何処かに接触不良が起きているのだが・・・・解らないのです。半田付けしてある部品全てを綿棒で押しながら接触不良を確認して行くが症状が出ない。再度部品側から基板を押して行くと症状が出る。上下逆にすると症状が出なくなるのです。こんな事を繰り返して5時間原因はつかめませんでした。この日はこれで諦めました。

翌日気分を新たに作業再開です。メーターが振り切る時にブーのイズが出るのでアース側の接触不良と思われるのです。覚悟を決めて基板のアースポイントを全て半田し直すことにしました。NGポイントを確認したく電源を入れて音を出しながら作業を始めてゆきます。上から綿棒で押しても何も反応が無かったアースポイントが、半田ごてで横から押すことで症状が出ました!。残りのアースポイントも全て半田し直しました。これで叩いても基板を歪ませようと完全に動作します。

今回は7時間も戦いましたが、怪しげな半田は全て半田付けし直し、メモリー用のバッテリーも交換したので、この先しばらくは安心して使えると思われます。やった〜〜〜。


No. 976:気恥ずかしいのですが。
組長さん (2016/07/09 10:40:51)

以前FMでの収録と書きましたが、正確にはFMスタジオでの収録でした。オーディオ評論家、ライターの鈴木裕さんの番組に出演しました。

番組名はMusic Bird 124ch THE AUDIOです。以下は番組内容の紹介文章です。気恥ずかしいのですが、転載いたします。
番組では再生側への苦言など本音で話しています。

Music Bird 124ch THE AUDIO 7月14日・21日/レジェンド・エンジニア、鈴木智雄の音と音楽人生
「(1950年代)アンプ作りに興味を持って自作を始めましたが、アンプによる音の違いよりレコードによる音の違いの方が大きいと知って、レコード作りの道に走った」(鈴木智雄)
 2週にわたりレコーディング・エンジニアでありSR(Sound Reinforcement)に深くかかわってきた鈴木智雄さんを迎えます。
たぶん、番組のリスナーで鈴木智雄さんが関わった音を聴いたことのない人はいないと思います。レコード、CDと素晴らしい沢山残してきて、今も現役感バリバリで仕事をしている人です。智雄さんの「音、音楽」への目覚めから現在感じていること、大事にしていることまでいろいろ伺っていきます。(鈴木裕)


No. 975:ライブレコーディングとはトラブルシューティング?。
組長さん (2016/06/29 13:12:36)

6月28日紀尾井ホールにて「Koike Strings with 新垣隆」のライブレコディングを行いました。小規模の録音は自前の機材で仕事をお受けしています。

大規模な録音はSCIにお願いしていますが、SCIのスタッフは私の知らない所でトラブルシューティングをしているのでしょう。40年以上のお付き合いですが、ハラハラすることは全くありませんでした。感謝です。

さて、昨晩は・・・・。
録音機材のセッティングが終わり、音決めのタイミングでRchからブー・ノイズ。マイクのコネクターを差し直してノイズは無くなりましたが、念のためL&Rのマイクコネクターを再度クリーニングして、差し直し。多少手荒く接続部部分を動かし、ノイズが出ないことを確認しトラブルシューティング完了。

リハーサル時間を使い石黒氏と音質や定位の意見交換。理想の音を求めてマイクを少しずつ動かしながら確認作業を繰り返してゆきます。石黒氏の意向を受けSCHOEPSのマイクカプセルをMK2からMK21に交換し再度高さや向きを調整し、最後はステージからの距離は前後10cm以内・高さ5cm・マイクの向きは1cm以内に収まり、音決めは完了しました。

リハーサルが終わり、会場が静かになった所でフルボリュームにしてノイズチエック。ヘッドホーンから微かにブ〜ンとジ〜〜のイズが聞こえます。実質は問題にならないレベルですが・・・・。隣ではDSDレコーダーに使うPCからハードディスクのコトコトと異音が聞こえると深刻な顔がみえるのです。この時点で17時少し過ぎ。

ノイズの原因が分からず時間が過ぎて行きます。
お隣は異音が出るハードディスクの取り外し作業を行っています。此方は晩ご飯のお弁当を食べながら原因を考えます。録音システムにアースを繋ぐと音質が悪化することが多く、アースには落としません。今回ばかりはノイズ除去のためアースに落とすことにしました。

ハードディスクを取り外しPCを再起動すると・・・・立ち上がりません。この時点で18時です。PCが立ち上がらないとDSDでの録音は出来ません。格闘すること30分、PCが立ち上がりました!。音を出し確認すると、アースに落としたことでの音質の変化も無くノイズが無くなりました。この時点で18時30分でした。はい、会場しています。と言う訳で無事に録音が出来ました。

SCIの偉大さを改めて感じた時間でした。


No. 974:生きています。
組長さん (2016/06/21 11:07:59)

ここ数週間気持ちが落ち着きません。録音に備えて小物を作ったり、改造したり。大した事もしていないのに忙しく時間が過ぎて行きます。 明日は身分不相応にFMの収録です。何が起きる事やら。

落ち着いたら、諸々ご報告いたします。


No. 973:30年経ってみれば。
組長さん (2016/06/09 19:33:57)

株式会社シンタックスジャパンの10周年レセプションパーティーがありました。自分はパーティー好きではありません。
この度はRME製品を愛用しているのと、スタッフの方々に大変お世話になっているので、お祝いを申し上げたかったので参加いたしました。

社長にお祝いを申し上げ、スタッフの方方にもご挨拶をし、ヒッソリと会場の隅っこに居たのですが、懐かしい多くの方に声を掛けて頂きました。有難うございました。

何より驚いたのは80年代後半、サウンドシティーのアシアシに付いていた人が、今は誰もが知る会社の社長に成っていました。また、当時制作会社でアルバイトをしていた学生さんが、今は誰もが知る海外レーベルの日本支社のECOに成っていました。当時20代の若者も30年経てば、今は50代。社長になっても何もおかしいことはありません。CBS/SONY時代の同僚は当時地味な存在でしたが、還暦を過ぎても元気でエンジニアをしており、存在感有る立派な人になっていました。

30年の年月は人々におおきな変化を起こしますね。そう、貴方の人生の中では貴方が主人公なのです。何処かで聞いた様な言葉ですね


No. 972:スピーカーケーブル交換。
組長さん (2016/05/26 17:35:53)

スピーカーケーブルをSPC-REFERENCEからSPC-REFERENCE-TripleCに交換した。

電ドルで木ネジを外しスピーカーボックスの裏を空けて中を覗けば、高域用のドライバー端子にピュア・シルクPSA-100がガッシリと取り付けてあった。3.11の地震で20kz以上に使っていた超高域用のリボンツイターが落下破損し、代わりに使ったホーン型トゥイーターの高域が煩くこれに対処した物だ。その後リボンツイターを手に入れたが、この時に外し忘れていたのだ。我が事ながら苦笑。

今まで超高域用スピーカーケーブルは高域ドライバーの端子で分岐していたが、バイワイヤーアダプターBWA-4を使い高域用と超高域用のスピーカーケーブルを分岐することにした。が、気が付けばバイワイヤーで引いてある低域用のスピーカーとケーブルの長さが異なってしまう。そもそもデジタルチャンデバDF-55で低域用と高域用スピーカーのタイムアライメントを調整してあるので気にすることも無いと思うが・・・・。今回はケーブルの音質差を確認したいので、以前と同様に端子で分岐することにした。BWA-4で分岐するのは先の楽しみにとっておくことにした。

さて、本題に戻り我が家のスピーカーケーブルは6m、バイワイヤーで4本使っている。結構硬いSPC-REFERENCE-TripleCへの交換は、それなりの労力を必要とするが、効果を期待すると楽しい事も事実だ。仮組み状態で音を出し結線状態を確認し、音を出し続けエージングしながらスピーカーボックスの裏蓋を閉める。

ゴミを片付け掃除機をかけて床を拭き掃除。一息ついて音を聞けば極めて良い!。音場が一回り広がり、音の粒子が細かい。空間の見通しも大きく改善され、残響の余韻も消え際まで一段と明確になった(大量に取り付けたPSA-100の撤去効果も有ると思う)。過去にラインケーブルや電源ケーブルの一部を交換してきたが、スピーカーケーブルは長いせいか向上巾は大きい。いつものように取っ替え引っ替えCDを聞き出せば、気に成っていた事柄が殆ど無くなっていた。ヴァイオリンの高域で微妙に“ギィー”と出ていた音や、低域の微妙に“緩い”感じが無くなっている。何を聴いても気持ち良く音楽に浸れる。

SPC-REFERENCE-TripleCは費用対効果が大きく、十分に満足できるケーブルだ。

我が家のオーディオシステムの完全TripleC化は電源ケーブル10本を残すのみだ。


No. 971:iPurifier DC
組長さん (2016/05/22 11:07:42)

20数年間合唱コンクールに出場する実力を持つアマチュア合唱団の録音をしています。

基本は2本のマイクでの録音です。最初はDATでの録音から始まり、今ではPro Toolsで録音しています。1人で全てのセッティングをするので小規模で高音質を目指し色々工夫をしてきました。因みにマイクはDPA4006です。

合唱は録音機材の善し悪しを露わにします。機材は少しでも手を抜けば声は濁り、聴くに堪えない音になるのです。

今回の録音でiPurifier DCをRME UCXとハードディスク2カ所に使ってみました。効果は絶大でヒリヒリ感や音の濁りは激減し、期待以上の効果に少々驚いたのです。小規模の録音では、この組み合わせをお薦めいたします。以前も書いたがRBR-1の音質をexcellentとするならば、スイッチング電源にiPurifier DCを使った音質はverygoodです。iPurifier DCは本格的な録音にも十分に使えます。


No. 970:もう一度会いたい。
組長さん (2016/04/30 14:14:01)

遠藤京子(響子)さんのアルバムがレーベルを越えてGolden★BEST Limitedとして発売されました。アルバムには35曲が収録されていて、遠藤京子さんの作品を堪能出来ます。京子さんは詩と曲の殆どを書いています。京子さんの個性的な声と詩の世界が好きな方には、最適なアルバムです。適正にリマスタリングされており、音に違和感は一切有りません。

私が録音に参加したのは1992年~93年頃です。楽曲を聴いていると、自分の録音は基本が今と変わりなく(進歩が無い?),どれを自分が録音した曲か全曲判ります・・・たぶん。

おかしな物で録音に参加した歌手の声質や歌とオケとのバランスは、自分の録音が一番良いと思うのです(笑)。多くのエンジニアの方も、自分のが一番良いと同じ気持ちを持たれると思います。この三点はエンジニアの個性が一番出ると思います。

この頃は生楽器がふんだんに使われ、編曲者には菅野よう子氏・萩田光男氏・細野晴臣氏・松本晃彦氏ら国宝級の名前が連なります。ミュージシャンの名前は記載されていませんが、此方も国宝級の方々が参加されています。

時を越えて優れたアーティストに、改めて光が当たるのは大変喜ばしい事です。


No. 969:寺井尚子さん 受賞
組長さん (2016/04/22 11:59:31)

寺井尚子さんの「ホット・ジャズ」がミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞 日本人アーティスト・ポピュラー部門/録音録画作品賞を獲得いたしました。2003年2月EMI (現ユニバーサル ミュージック)『アンセム』以来、録音を担当させて頂いています。

No. 968:感謝。
組長さん (2016/04/20 19:45:29)

ハービー・ハンコック自伝「新しいジャズの可能性を追う旅」を読んでいたら、自分の名前が出てきて驚いた。
正直に言えば大変うれしいのです。一生懸命仕事をしてきた証かな?。こんな思いで私を見ていてくれたなんて、本当に有り難く、感謝の言葉しか有りません。エンジニア冥利に尽きます。


No. 967:re:バイオリンも演奏も録音品質も最高です。
組長さん (2016/04/09 19:44:31)

エトピリカさん こんばんは。高い評価を頂き有り難うございました。

アコリバの製品はケーブルを含めて全てお薦め出来ます。AMS NEVE 8801は聴いていませんので何とも申し上げられません。

ビンテージ機材は当たり外れが有りますのでお薦め出来ません。最近の製品であれば高価ですが、AVALON M5&AD2055の組み合わせがお薦めです。安くて良い物は世の中には存在しないと思います。購入するなら末永く使える,高価でも良い物をお買いになる事をお薦めいたします。


No. 966:バイオリンも演奏も録音品質も最高です。
エトピリカさん (2016/04/09 19:02:12)

返信ありがとうございます。
以前TVで公表されていたのですが
忘れてしまいもしご存知でしたらと思い色々と検索していく中たどり着いた次第でございました。
私もオーディオとギターと録音するケーブル全てをアコリバに変えたいと思います。
今後とも貴重な情報を参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。
(AMS NEVE 8801を購入検討中ですが他におすすめはございますか?用途はエレキ、アコギ、フラメンコギター)


No. 965:re:寺井尚子さん 愛用バイオリン&ライブ用マイクは?
組長さん (2016/04/08 08:38:21)

エトピリカさんこんにちは。

寺井尚子さんの演奏と音には魅了されますね。私も同感です。申し訳ありませんが、尚子さんの愛用の楽器名は判りません。高価な楽器なので、公表されていない場合は敢えて聴かないようにしています。マイクは確かCOUNTRYMAN のISOMAX2Cだと記憶しています。


No. 964:寺井尚子さん 愛用バイオリン&ライブ用マイクは?
エトピリカさん (2016/04/08 00:14:50)

寺井尚子さんの演奏と音に魅了され
どうしても愛用されているバイオリンとライブで使用されているマイクが知りたいです。


No. 963:沖縄録音。
組長さん (2016/04/03 11:23:19)

明日から1週間、沖縄での録音。何が起きるか,ドキドキです。

機材は全て送りました。忘れ物は無いか・・・・・気が付けば今なら間に合うのです。何年この仕事をやっていても前日は落ち着かないのです。


No. 962:寺井尚子さん 新譜「トワイライト」。
組長ささん (2016/03/22 11:23:36)

2015年末の録音した新譜「トワイライト」が、23日に発売されます。

寺井尚子さんは毎年、年末に録音するので2015年の数々行った“改善”一年分の総決算的な意味があります。
録音に使ったNEVEのモジュール 31105・1081のシャーシーは15年ほど前にHi end氏が組み上げた物です。現在に至るまで大きな事故無く使い続けています。中を覗いてみれば緻密なシャーシー設計と美しく電気回路が組まれていました。

15年の歳月は多くの変化があり、制作当時手に入らなかったコンデンサーやトロイダルコアのトランスは簡単に手に入るように成りました。15年前の最高品位の部品で組んだ電源には改善の余地を見つけられます。今回は主電源とファンタム電源の改善を行いました。

大型コンデンサーを取り付けるために、電ドルを回し、半田を吸い取り、部品の交換をしました。作り替えは周囲を壊さぬ様にするために気を使いました。

音を出せば苦労の甲斐はあり、改善効果は大きいのです。音像が大きく透明感を増し、シルキーと言われる音の品位が大きく向上しました。そしてスピーカーから出る音は音場が広く深い、低域の沈み込みも一段と深くなり、NEVEの底力を聴けたような気がします。

また、今回の録音にも電源ケーブルや電源BOXもAcoustic Rvive の石黒氏に多大な協力を頂きPC-Triple Cに交換し、またコンセント類も最新の物に交換いたしました。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100011079909221にコメント付きの写真があります。


No. 961:オーディオ話。純正ケーブル。
組長さん (2016/03/17 22:27:31)

純正ケーブルに対する皆さんの認識は如何でしょうか。
国内の高級アンプメーカーA社はケーブルによって製品が持つ本来の音が変わる事を嫌い、A社のアンプには純正ケーブルを使う事を進めている。との話を聞きました。一方ifi-audioの micro iDSDの付属品説明には。「USBケーブル、RCAケーブルなどケーブル類はあくまで動作確認用の汎用品です。よりよい音のためにはオーディオグレードの専用ケーブルをご購入下さい。」と書いて有ります。

オーディオ愛好家をお尋ねして、新たに導入した海外の1千万円級アンプを聴いた時に,以前使われていた数百万級のアンプの方が良いと思える事がありました。このアンプにはAcoustic Rviveのケーブルが使われていました。新しいアンプのラインケーブルと電源ケーブルを純正ケーブルからAcoustic Rviveのケーブルに交換したところ,ここで初めて数百万級のアンプより音が改善されたと思えたのです。付属の純正ケーブルがアンプ本来の能力を出す事ができなかったのです。こうなるとオーディオシステムの音は、アンプの音を聞いているのか,ケーブルの音を聞いているのか判りません。それほどケーブルの影響は大きいのです。

ケーブルを交換すれば必ず音は変わります。大金を出して音が“変わる”事で満足している方は沢山いると思います。しかし、“変わる”事でオーディオシステムは本当に高みに上がったのでしょうか。ケーブルを交換して音の変化だけを楽しむので有れば,精神的には極めて貧しい趣味です。オーディオの楽しみは、システムを構築して良い音で音楽を楽しむ事です。

オーディオシステムを構築して音楽を楽しむので有れば、音の個性が強いケーブルは絶対に使うべきでは有りません。この一本ケーブルでオーディオシステム全てが支配されます。沙華に説法と思はいますが、間違い無いケーブル選びは“楽音”を聴く力を身につける事です。その方法は、生の音を聞く事、良い音楽を聴く事,芸術全般に触れ自身の芸術性を高める事と思います。

さて、もう一度純正品を考え直しては如何でしょうか。


No. 960:オーディオ話です。純正品。
組長さん (2016/03/14 14:09:52)

50年〜60年代ノイマンの高価なマイクにも,安価なオーディオシステムにも、必ず機器を動作させる為のケーブルや付属品が有ります。これが純正品です。

純正品の部品を交換して得た事は。
ノイマンM149の音を、私には“子音のきつい”“薄っぺらな音”と感じていました。そこで、マイク分解して基板のバリを取り省き、接点のクリーニングを行い。純正のスイッチング電源を古典的な電源回路に載せ替えた。マイク本体から電源へのマイクケーブルをAcoustic Rvive特注のケーブルに交換して聴いてみれば・・・・。

私にはM149の嫌な所が亡くなり,極めて自然な音と感じたのです。S/Nが良く広帯域の近代マイクの特徴が良く出たマイクになったのです。改造したM149を著名な編曲家に聴いてもらえば、「自分の持っているM149も、同じ様に改造してくれ。」と言われ、マイクの内部を弄り、電源部を改造した事があります。

Acoustic Rvive特注マイクケーブルは後に寺井尚子さんのヴァイオリン用のマイクKM56に使い高い評価を得ました。

このM149を大手レコード会社スタジオに持ち込んで評価を聴くと「此の音は本来のM149音では無く、これならM149を買う意味が無い。」と言われました。私には“使える”マイクとなった物がスタジオでは“意味が無い”との評価でした。しかし、このスタジオで純正品のM149が多用されている事実は無いのです。飛び道具としてのM149であれば余りにも存在が勿体ないと思うのですが・・・・・。生意気な事を言わせて頂けば、この評価の違いは音楽を伝える“楽音”(音楽の音)に対する感じ方の違いでしょうか。


No. 959:ニッポンの編曲家 歌謡曲
組長さん (2016/03/08 08:39:25)

3月4日に発売されました。
Amazon 売れ筋ランキング: 4位 ─ 本 > エンターテイメント > 音楽 > J-POP・日本の音楽。と好評です。




No. 958:iPurifier DC
組長さん (2016/03/06 08:06:25)

ifI-AudioiのiPurifier DCを購入した。スイッチング電源の音が嫌いで、いくつもの電源を自作してきた。スイッチング電源にiPurifierDCを繋げば“使える”電源に成った!。

何より便利なのは入力電圧がそのまま出力される事だ。何と適応範囲は5Vから24Vで、USB やHDDにも使用可能だ。そして3.5A迄対応出来る。

ACOUSTIC REVIVEのRBR-1の音質をexcellentとするならば、スイッチング電源にiPurifier DCを使った音質はverygoodだ。価格を考慮すれば驚異的な商品だ。2~3個ほしい!。

書き忘れ。
電源を入れてまともな音が出るまで、20分程度は時間が必要です。寝起きの悪い子でした。


No. 957:オーディオ話です。
組長さん (2016/03/01 20:38:14)

2月に入り我が家のオーディオシステムは絶不調でした。音が濁り・ヌケが悪く・音が重たく・音楽に躍動感がありません。

そこで、先ずはお掃除とオーディオラックの裏を覗いて原因が分かりました。
電源BOXがオーディオラックの裏に作った棚から半落ち状態で壁に寄りかかっていたのです。壁はプラスターボード(石膏ボード)に壁紙を貼った極普通の壁です。電源BOXを定位置に戻すと音は蘇りました!。驚く程音が違うのです。ここで改めて気が付いたのです。プラスターボードに付いた壁コンセントにコンセントベースを取り付けるだけで劇的に音質が向上するのです。要はプラスターボードが如何に音を悪くしているかとの事です。二度と同じ事が起きぬよう壁と電源BOXの間にクオーツ インシュレーターを挟み込みました。音を出せばここでまた驚きがありました。一段と音が生き生きと生々しく聞こえるのです。これを切っ掛けに、音はまた一段高みに上がりました。

ケーブルでも何でも接触した物の音が乗ります。最悪は化学繊維の絨毯の上に電源ケーブルやBOXを直に置く事です。必ず音が濁り、音離れが悪くなります。音楽のスケールも小さくなり、音は死んだように聞こえます。同様にビニールタイルもダメです。化学繊維の絨毯程ではありませんが、音は濁り、独特のネットリした音が乗ります。金属と接した場合は接した金属の音が乗ります。鉛は音が鈍重に成り、鉄は硬度に依りますが硬ければ甲高い鉄の音が乗ります,真鍮はシンバルのような金属的な音が乗ります。


ここから先は宣伝の様に成りますが,良い物はお知らせすべきとの考えから記載いたします。例えば絨毯の上にケーブルを置くならばACOUSTIC REVIVEのケーブルインシュレターRCI-3Hを使えば誰が聞いても判るほどの音質が改善されます。電源BOXはアンダーボードTB-38Hも同様です。この2点は私のスタジオ仕事では必ず使います。

以前テープレコーダーを絨毯の上とフローリング(床に使う木)で比較した事がありましたが、この時も余りの音の違いに愕然とした記憶があります。機材の設置方法で音が変わる事を是非経験して下さい。

例えばケーブルを絨毯の上とフローリングの上に置き、差が判らなければオーディオシステムに大きな問題が有ると推測いたします。
音が気に入らなければ何かの原因がある筈です。諦めずに探してみては如何でしょうか。


No. 956:ニッポンの編曲家
組長さん (2016/02/28 11:45:54)

私も取材に協力させて頂きました関係で、発売を前に本が届きました。

同時代に音楽作りに関わった方々の歴史を知る事に成り,大変興味深く読ませて頂きました。70年代~80年代に第一線で活躍し、今も現役で活躍する事は大変な事と思います。同じ時代にスタジオで生きた方々の活躍に敬意を持って最後のページを閉じました。

改めて読んでみると,自分の言葉使いの酷さに本当に恥ずかしくなりました。

音楽に興味がある方々は是非お読み下さい。


No. 955:チューンアップと昇圧トランス
組長さん (2016/02/20 08:59:24)

和田邸にてオーディオシステムのチューンアップに立ち会わせて頂きました。現状の音は全く問題を感じません。十分に良い音です。

先ずは壁コンの交換から。
全体にスッキリと音場の空気感が透明に成り、楽器の音がより明瞭になった。オーディオ的には“付帯音・雑味が取れた”と言うのでしょうか。

次は電源ケーブル。
純正品からの交換で音が出た瞬間、お互い目を合わせるほどの変化。勿論、良くなったのです。もう一段見通しが良くなり、躍動感が飛躍的に向上した。低域の分離も良くなり、沈み込みも極めて自然。全体域の伸びやかさも改善され、大音量でも煩さは全く感じない。壁コンと電源ケーブルで別世界へ進んできた。

スピーカーケーブルを交換。
バイワイアリングで低域は2.8mm x 2.4mmの極太楕円、高域は1.8mm x 1.4mmの楕円。どちらもPC-TripleC単線を使用してる。これも劇的な変化が有るが、同じ方向で磨き上げられて行く感じだ。演奏のスピード感が上がり熱気が伝わる一方、pppの弦トレモロがザワザワと・・・・・不気味な雰囲気に思わず引き込まれる。相反する要素が見事に両立している。凄い!。

ここからはまた別の世界でアナログディスク用のトランスの試聴。
My sonic labのUltra eminent BC インピーダンスは0.6Ω。超ローインピーダンスに完全マッチング出来る昇圧トランスはARAI lab. MT-1だけ。

“価値ある”輸入LP盤を最初はフォノアンプで左右分離型国産最高級品で聴いてみた。勿論MCインプットに繋ぐ。悪い音では無いが自分には何とも楽器の座りが悪く聞こえる。音楽全体がギクシャクして聞こえる。シンバルも何とも不自然に聞こえるし、ピアノもこんな?・・・帯域バランスが崩壊して聞こえる。数枚試聴するが印象は変わらない。


次に昇圧トランスMT-1を通して同じフォノアンプのMM回路に入れる。最初の1音で次元の違いが判る音が出た。数秒でインピーダンスが合うと言う事はこの様になるのかと理解した。気に成っていたシンバルも生音のように聞こえる。ピアノも同様に違和感は無くなった。スピーカーから“音楽”が溢れ出す。このあと何を聴いても,音楽として自然なバランスで聞こえる。や~~~~勉強になりました。こんな事が起きるとは!。感動を伝える言葉が見つからないのです。


No. 954:Re:Re:Re:より良い音を求めて、その後。
capさん (2016/02/17 17:42:18)

こんにちは。

僕も増える一方だったので、ここ数ヶ月は少しずつCD、オーディオ機材を減らす努力を重ねてきました。
と書きつつも、昨日、エソテリックのSACDの予約をしてしまいました。

まだまだ、SACDとしてリリースして欲しいと思っているタイトルがあるので、それが現実のものになったら、減らしつつも増えることはあるでしょうね。


No. 953:Re:Re:より良い音を求めて、その後。
組長さん (2016/02/17 13:45:38)

capさんこんにちは。

多くのCDが手元に溜まり困っているのに、リマスター盤が出ればまた買う。困った事ですネ(笑)。”良い音を聞く”に拘ればCDもオーディオも奥が深いですネ。リマスター盤を買っている間はどのCDを手元に残すのか、CDマニアの永遠の課題ですね。私はCDの選別作業が出来ず,溜まるばかりです(笑)。

タワーレコードの「VINTAGE COLLECTION+plus」にもドップリ填まりました。音が良くなっいるCDが多く、気に成った物は全て欲しいと思う程なのです。流石にお金も置く場所も都合があり躊躇していますが、酔いが回ればポチポチと押してしまうのです。お金が無くなるか,置く場所が無くなるまで,この病気は間違い無く治りません。

capさんは私の数倍はCDをお持ちの様な気がしています。何かの機会に情報をお教え下さい。宜しくお願いいたします。


No. 952:Re:より良い音を求めて、その後。
capさん (2016/02/16 12:34:17)

ワルターはDSDリマスター盤、SBMリマスター盤、マックルーア盤のどれが一番優れた音なのか、というのがマニアの間で取り交わされている議論ですね。
現在、マックルーア盤はヤフオクなどで高値で取引されています。

イ・ムジチ(アーヨ)盤の「四季」は、やはりリマスター盤よりも初期盤の方がいいですね。
リマスター盤は人工的なクセを感じてしまいます。

どのCDを手元に残すのかは、CDマニアの永遠の課題かもしれません。


No. 951:より良い音を求めて、その後。
組長さん (2016/02/14 14:54:01)

ブルーノワルター指揮コロンビア交響楽団のブラームス と ベートーベンが予定より遅れて手元に届いた。比較するつもりで1999年盤を手元に置き、SONY CLASSICAL BOXのブラームスの交響曲4番を聴き始めた。思い返せばワルター指揮コロンビア響の盤を聴くのは数十年ぶりだろうか。どんな演奏かは全く記憶が無くなっていた。音が出れば聞き込んでしまい、全てを忘れて最後まで聴いてしまった。実に素晴らしい演奏だ。少し日をおいて交響曲1番と交響曲3番を聴いたが、此方も聴き入ってしまう感動的な演奏だった。

後日CLASSICAL BOX と1999年盤でブラームスの交響曲1番を比較してみた。これは難しい判断に成る。CLASSICAL BOXは帯域バランスも良く、確かに聞きやすい。1999年盤の高域は煩い音がするが、音は明快で近いし情報量も多い。大雑把な表現だが1999年盤は指揮台で聴いているような音で、CLASSICAL BOXはホールの響きの良い所で聴いている様な音に感じる。1999年盤とCLASSICAL BOXでは残響も違うような気がする。つまる所、どの様な状態で何を聴きたいかで選ぶことに成る。自分はベートーベンの交響曲3番ではCLASSICAL BOXの音は遠く物足りない、1999年盤の方が好きだ。ブラームスは全曲CLASSICAL BOXの方が好きだ。マーラーの交響曲1番は1999年盤の方が良い。

1999年盤はこれが止めと無理をして、このシリーズ32枚すべてを購入した。この32枚の中にはCLASSICAL BOXに無い物も有り、幸い無駄にはならなかった。ワルターに関しては、フルトヴェングラーやトスカニーニ同様に録音の古さなどを突き抜けたところで評価されている。ステレオ盤があるだけで有りがたいのです。

“フィリップス・クラシックス・ザ・ステレオ・イヤーズ”が手元に届いた。カタログから消えてしまった、サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付」エド・デ・ワールト(指揮) ロッテルダム・フィルが欲しくて購入したのだが、響きの美しい良い演奏で大当たり。ヴィヴァルディ「四季」 イ・ムジチ アーヨ盤は残念ながら初期盤とは音が違っていた。ベイヌム(指揮)コンセルトヘボウ管弦楽団のブラームス交響曲第1番は記憶より良い音で十分楽しめそうだ。ブラームス 交響曲第4番はScribendumレーベルのベイヌムの芸術 Vol.2の中にある物より音は遥かに良い。

リマスター盤を購入していつも思う事は、“買ってみなければ分からない”である。


No. 950: RTP-4 ultimateからRTP-4 absoluteへの交換。
組長さん (2016/02/05 14:15:06)

巨大な2種のオーディオシステムを音楽の内容で使い分けている音楽愛好家のお宅で、Acoustic Rvive RTP-4 ultimateからRTP-4 absoluteへの交換に立ち会った。

このお宅は数年前にAcoustic Rvive 石黒氏がチューニングを行ったシステム。当時のケーブルはPCOCC-Aだったが、今は既にラインケーブルやデジタルケーブル・スピーカーケーブル・電源ケーブルと殆どのケーブルはAcoustic Rvive のPC-Triple Cに交換済みで電源BOXと壁コンだけ残っていた。今回は電源BOXだけの交換でどれ程効果が有るかが興味の湧いた所だ。

交換後のオーナーの反応は「歌の濁りが気に成らなくなった、大した物だ」との言葉があり、自分の印象は「音場の空気がより透明になり、空間表現が一段と増した」と感じた。滅多に聴けない極高音質の再生音だ。

音を言葉で表現するのは大変難しいのだが、このシステムの優れた一例を書くと。ワーグナー「ニーベルングの指環」ショルティー指揮では、ウィーンフィルをバックに等身大の歌手が2本のスピーカー間に出現する。ハインッ・ホリガーとイ・ムジチによるイタリア・バロックでは、こちらも実物大のバロックオーケストラとソリストが眼前に出現する。最初に聴いた時には大きな衝撃を受けた。私の知る 屈指のオーディオシステムなのだ。

RTP-4 ultimateでもこれ以上は無いと思える再生音だったが、上には上が有る物でRTP-4 absoluteの交換後は一段高みに上がった。オーディオは実に奥が深いです。

いつかは自宅でこのクオリティーの音を聴きたいと思うのです。


No. 949:回復中。
組長さん (2016/02/02 15:22:32)

イフルエンザにかかり1週間、日ごとに回復しています。昨夜取材があり1週間ぶりに外出しました。世間の風邪の冷たさに身震いをしました(笑)。

Facebookデビューいたしました。数十年連絡が取れ無かった方と繋がり、なんで!と思う方まで繋がりました。この事態にやや恐怖を覚えています。友達リクエストは面識のある方のみお受けしています。ご理解下さい。

同業後輩の刺激に成ればと思い、オーディオシステムと自作電源の写真を公開いたしました。何かの参考にして頂ければ幸いです。





No. 948:インフルエンザ。
組長さん (2016/01/29 22:54:27)

生まれて初めてインフルエンザにかかった。都内某所に行き、帰り車の運転中に何か“ぼー”とした感じに成った。
翌朝喉が“めちゃくちゃ”痛くなり、夜には39.4°の発熱。いつもならここで大量の刺激物を体内に入れて汗をかき、翌朝には平温にもどるのだが・・・・今回は寒気はするが汗は出ない。余りに苦しいので市販の風邪薬を飲み、寝苦しい夜を過ごし朝熱を測ると・・・38.7°!。

こんな事は経験した事が無いので、万が一と思い近所の病院へ行き検診。鼻に綿棒を入れられて検査すると、A型インフルエンザとのこと。
今週いっぱい外出禁止と言われて幾つかの打ち合わせと取材を変更して頂く事に成った。関係各所には大変ご迷惑をお掛けいたしました。不徳の致す所申し訳ありませんでした。

自宅治療で薬を飲めば眠くなり、寝たり起きたりで4日目。体調は復活してきたが、相変わらず咳と喉の痛みは取れない。

そんな中、素敵な夢を見た。過去に乗った車が全部同じ駐車場に当時の姿のまま置かれていたのだ。夢と判っていても、こんなに楽しい思いをすることは中々ない。一台一台ドアを開けて中を見ながら懐かしく思っている時に目が覚めた。

インフルエンザA型B型共に絶賛流行中とのこと、皆様もお気を付け下さい。

今夜楽しい夢の続きを見られる事を期待して、お休みなさい。


No. 947:より良い音を求めて。
組長さん (2016/01/23 17:59:09)

より良い音を求めて何度も同じCDを買っている。SONY CLASSICAL BOXの音は評判が良い。Bruno Walterはどんな物かと、遅まきながらMozart & Mahler ,Brahms ,Beethovenを購入。合わせてRafael Kubelik Conducts Great Symphoniesも 購入して聴いてみた。

結論的に言えばRafael Kubelik の音質は2014年盤と比較すると、曲により好みの違い程度だ。自分はMozart はこの盤が好き、Schumannは2014年盤が良くBucknerは手持ちの38CD& 32DC から始まる初期盤の方が好きだ。思いの外、音質の差が小さい。

Bruno WalterはMozart & Mahler が手元に届き、1999年盤との比較試聴してみた。音質は大きく異なる。1999年に出たCDはオリジナル・アナログ3chマスターからのDSDにミックスダウンしたと書かれており、1999年以前に発売されたCDとは明らかに音の鮮度が違うし、帯域バランスも違う。この盤はやや高域がきついと評される方が居られるが、音は鮮明でF特・Dレンジ共に広い。SONY CLASSICAL BOX のCDは低域が豊で高域の刺激的な要素は押さえられている。全体は鮮度にかけるが、滑らかに聞こえる。記憶にあるCD初期盤の音と同じ様な帯域バランスを感じる。
自分は圧倒的に1999年盤が好きだ。今月末にはBrahms と Beethovenが手元に届くので、此方も改めて確認したいと思っている。

Everest classicの「ガイーヌ」より・フィストゥラーリ&ロンドン交響楽団は1995年にCD化され大喜びで購入した。それがSACDになり手元に届いた。喜び爆発なのだが、今聴くと可なりリズムがガタガタな演奏でハラハラ・ドキドキする。通して聴いてみると、後味は決して悪くないのは何なのだろう。

チョン・キョンファ/演奏活動40周年記念豪華ボックス(19CD+1DVD)2010年発売はLPサイズの大きなボックスで置き場に困っていた。
2015年 Complete Decca Recordings が出た。内容は同じなので此方も購入して音を聞き比べてみた。期待に反して豪華ボックスの方が音のヌケが良く、音場も広い。2015年盤は音に濁りを感じ、細くも聞こえる。手持ちのCD Beethove Violin Concerto1980年国内盤とTchaikovsky/Mendelssohn Violin Concerto 1982年国内盤の音は痩せてヌケが悪い。これは不要品となる。

より良い音を求めて何度も同じCDを買っている=病気の様な物か?。


No. 946:年明けは少しゆっくりしました。
組長さん (2016/01/17 10:21:32)

LANケーブル[LAN-1.0PA]と LANアイソレーター[RLI-1]に交換し、数週間が過ぎました。音は益々良くなっています。
SACDを聴くことが楽しくなり何枚かのSACDを購入しました。
『春の祭典、火の鳥』ストラヴィンスキー自作自演集
・『ダフニスとクロエ』全曲、ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌ ゲルギエフ&ロンドン交響楽団・ 『ローマ三部作』 アンドレア・バッティストーニ&東京フィルハーモニー交響楽団・『ローマ三部作』 パッパーノ&サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団・『グリーグ&シューマン : ピアノ協奏曲』ハンヌ・コイヴラ (指揮)ヤンネ・メルタネン (ピアノ)イェヴレ交響楽団、これらのSACDはお薦め出来ます。


12日13日と宝塚の録音が有りました。
12日は総勢30名を超えるオーケストラとリズム隊の同録で、毎度のように緊張しました。何年録音していても、録音は前日から緊張しています(笑)。13日はミックスダウンでした。アレンジ・作曲の妙でしょうか、大変良い音で録音が完成しました。会場でどの様に聞こえるのか大変興味があり、公演を見に行こうと思っています。

14日と15日は、代官山ライブハウス晴れ豆にて『憂歌兄弟』ライブが有りました。
『憂歌兄弟』は誰も真似出来ない、唯一無二の存在で、真に日本の宝です。2日間の素晴らしく濃い時間を過ごさせて頂きました。
『憂歌 団』時代から録音に参加させて頂いています。この後、木村充揮さん・内田勘太郎さんのアルバムの録音にも参加させて頂きました。そんな縁で『憂歌兄弟』の録音にも参加させて頂きました。いつまでのこの縁が続くことを願っています。

今月は少し時間を持てますので、音楽を楽しみたいと思います。



No. 945:新年明けましてお目出とう御座います。
組長さん (2016/01/07 13:41:22)

今年も創意工夫を重ねて、音楽制作のお役に立ちたいと思います。音質の改善は一つ一つが小さくとも、続けていれば必ずや体感出来るほどの結果に成ります。音楽を愛する皆様とより良い音での感動を共有したいと思います。

No. 944:今年もお世話になりました。
組長さん (2015/12/29 13:59:13)

2015年は「さだまさし」さんの録音に関わり23年が過ぎ、「寺井尚子」さんは13年に及ぶ、「宮本笑里」さんは2007年のデビューから録音に参加させて頂き、3年半ぶり6枚目のアルバムにも参加させて頂けた。長きに渡り多くのアーティストの録音に関われた事は望外な出来事で、全てのアーティストの名前をここに書くことが出来ないが、心から感謝申し上げます。スタジオで仕事を始めて、あと数年で半世紀になります。年を重ねても現場に居られることは、本当に有りがたいとのです。日々謙虚に道を究めたいと思います。

今年を思い返せば12V電源の音質に拘り色々学ぶことが出来た。Koike Stringsの録音を切っ掛けにPCオーディオ始めることになった。micro iDSDを使い始めUSBケーブルでの音質向上を試み、配線方法に悩み、何度も秋葉原に通い、USBコネクターへの半田付けでチョイチョイ火傷をし、此方も楽しい時間を過ごすことが出来た。

18年ぶりにNEVEの電源を見直し、コンデンサーや配線材を交換した。これにより、F特Dレンジ共に拡大され、音はより滑らかに成り、合わせて透明感も得、音全体の品位が大きく向上した。

数年前、単線のPCOCC-Aを使い始めた時は、雑味の無い音に驚いた。以後電源ケーブルもマイクケーブルも、可能な限り“撚り線”は廃除してきた。PC-tripleCを使った各種ケーブルを使っての驚きはこの時以上だった。何度も書いているが音の透明感と躍動感が凄い。多くの要素を含めて音質改善が驚異的だ。PC-tripleCの素晴らしさは、録音現場でのアーティストやディレクターの笑顔が証明している。

そして電源コネクター関係だ。壁コンと電源BOXのコネクターを交換することでシステム全体の音質改善が一気に出来た。

LANケーブルはNo. 943:お悩み解消!。で書いた。SACDの音が悪いのでは無い。LANケーブル(HS-Link )を交換する前でもCDと比べると音場は広いし情報量も多い。でも、PC-tripleCを使ったCD回線と比較すると透明感や躍動感が劣り、音も細く感じて音楽を楽しめなかったのだ。

今年も感動した多く事柄にACOUSTIC REVIVEブランドが絡む。Koike Stringsの録音では贅沢な実験をさせて頂き、多くの機材提供をして頂いた。スタジオでも同様に機材提供をして頂き、自分の録音に関わる改善に大きな力を発揮した。社主石黒氏には感謝を申し上げます。

新年が皆様にとって平和で健康に過ごせることを祈念いたします。


No. 943:お悩み解消!。
組長さん (2015/12/26 21:51:49)

ラインとデジタルケーブルをPC-tripleCに交換し、CDの音質は劇的に向上した。反面SACDとの音質差が大きくなり、SACDを聴くのが辛くなり最近は殆ど聴く事が無かった。

改めて書くと。自宅オーディオシステムのCD再生はアキュフェーズ DP-600からデジタルでCD-330に繋がり、CD-330からDG-38に行き来し、DF-55に繋がる。SACDはDP-600からHS-Link でDG-38に繋がり、同様にDG38からCD-330に繋がる。この回線はPCOCC-Aで、付属ケーブルからこのケーブルに交換した時には大きな音質向上に驚いた。

ラインケーブルやデジタルケーブル、最近は電源ケーブルをPC-tripleCに交換して劇的な音質向上に大きな喜びを感じていた。しかし、SACDは相変わらず。そこでDP-600のバランスアウトからPC-tripleC のラインケーブルでCD-330のバランスボードに繋いで聴いていた。これはこれで良いのだが、音の純度を考慮するとデジタル伝送の方が自分は好きなのだ。

先日首を長くして待っていたPC-tripleCを使ったLANケーブルとLANアイソレーターを聴く事が出来た。結線し音を出せば“当然”凄く良い!。

寺井尚子さんの「HOT JAZZ」はSACDでも発売されている。久しぶりに、このSACDで新しいケーブルで聴いてみた。
始めの数十秒は???、音が落ち着かない。ところが、ここからが凄かった。毎秒ごとに音が生々しく変わって行くのが判る。以前の気に成っていた音が全く聞こえてこない。聴く方が強い意識を保っていないと、息が出来ないほどに音楽の躍動感に圧倒される。こんなに凄い演奏だったのかと改めて感動する。3曲目「Fragile」でヴァイオリンはピッツィカートで演奏される。これがまた良い。目の前でヴァイオリンが響き、生音と勘違いする度に生々し。「Shenandoah」では微妙な音色変化から表現される情感に魂を奪われ、後方に広がる美しい残響にも魅了される。

「HOT JAZZ」を聞き終わる頃には、「参りました」的なため息。最初に戻って「Tango Pour Claude」を聴き直せば、一段と広大に成った音場と生々しい音に首を縦に振る。早弾きでも刺激感のないヴァイオリンの音。ピアノの音は鋭く立ち上がるが煩くない、地を這うような低域は地底まで到達する様な凄みが有る。そして、全ての音は余韻が美しい。どれも今まで聴いた事が無い音が聞こえてきた。

PC-tripleCを使ったAcoustic Revive製品は本当に凄い!。


No. 942:やはり上流は効く。
組長さん (2015/12/18 09:11:03)

情報開示は先になるが、ジャズ・ヴァイオリンの録音は終わり、ミックスダウンも終わった。マスタリングではEQ &Conpは使わず、Dede吉川氏の頑張りで再生側の工夫も成功し、高音質でCD化出来るはずだ。あとはプレスが上手く行くことを願うばかりだ。

録音では新しい電源ケーブルを壁コンセントからの電源BOX迄に使う予定でいたが、ケーブルの音を聴き劇的な音質向上に欲が出た。
ヴァイオリンに使う真空管マイクの電源・マイクアンプ・A/Dコンバーターにも使いたいと思い、時間が無いので自分でバージョンアップ作業をすることにした。アコリバ石黒氏には無理なお願いを快く聴いて頂き、急遽線材とコネクターを送って頂いた。感謝!。

部品が到着したのは録音前日で、梱包を空けてみれば部品は何某かの作業が行われた模様で、コネクターはそれぞれ分けられ丁寧に梱包されていた。同じ部品を使っても、アコリバ商品の音が良いのは何某かの秘密があるようだ。

大急ぎで5本の電源ケーブルをPC-tripleCへのバージョンアップを行った。作業は思いの外大変で、フルテックのコネクターは長いネジが使われており、これを回すのに大きな力が要る。また、美しい仕上がりにするのもノウハウが有り、これを会得し、アコリバブランド商品として恥ずかしくない仕上がりの物が出来た。

録音が無事に終わったのでバージョンアップした1本の電源ケーブルを自宅のSACDプレーヤーに繋いでみた。やはり上流は効く。
一気に音場が広がる、電源ケーブルの極性が間違っているのかと電源極性を確認したほどだ。一枚のCDを聞き終わってため息・・・・。
無限に感じる奥行きや、スピーカーの両端を越えて聞こえる広大な音場。音楽は生き生きと部屋を満たす。1本の電源ケーブルで何故これ程までにオーディオシステムの音が向上するのか、驚嘆する出来事だ!。

いつの日か全てのケーブルをPC-tripleCにする事を目標に、地道にバージョンアップするつもりだ。完成した時にどの様に音楽が聞こえるのか、想像をするだけでワクワクする。


No. 941:Acoustic-reviveの新しい電源ケーブル。
組長さん (2015/11/28 15:44:43)

毎年この時期にジャズ・ヴァイオリンを録音する。この録音は諸々一年間の成長が確認出来る大切な仕事だ。

新しい電源ケーブルを機材庫内でエージングを行っていた。間近に迫った録音に音を確認するため、自宅に持ちこみ聴いてみた。オーディオ・システムに使う壁コンは4口有り、この内2口は左右のパワーアンプに使い、1口は電源BOXに使い、もう一口はプリアンプに繋がる。電源BOXとプリアンプを新しい電源ケーブルに交換した。システム全体のエージングを兼ねて、時を同じにしてCDが届いたのでこれを聴いてみた。

小澤征爾指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 チャイコフスキーの序曲1812年/スラヴ行進曲/フランチェスカ・ダ・リミニ/他。1984年の録音だ。聴き始めれば思いの外良い録音で安心した。そして、演奏が素晴らしく瞬時に聴き入ってしまう。スピーカーから発する音はスピーカー間の隅々まで明確な存在を示す。テンパニーが強打し、オーケストラが大音量を出した時、音の立ち上がりの速さに鳥肌が立った。残響には無限の広がりと奥行きを感じる。本当に素晴らしい!。

システムが暖まった所でリファレンスとして聴いているCDを聴くと、音場が広く音は生々しい。前記のCDと同様に音魂がスピーカー間の隅々まで明確な存在を示す。この現象にうれしくなり、手当たり次第CDを聴いて行く。どのCDからも新しい音が聞こえ時を忘れる。

確認のために現用のケーブルに戻すと、少々極端な言い方だが、古くさい音に唖然とした。小澤征爾指揮のベルリンフィルを聴くと、先ほどの感動は何処に行ってしまったのだろう?。たった2本のケーブルでこの大きな差が生まれたと思うと、なにか恐ろしさを感じる。以前、現用ケーブルも交換した時にも凄く感動したのだが・・・・・・・・。新たな喜びに出会えて幸せだ。


最後に書き加え加えると、この電源ケーブルに交換した直後は、若干腰高の硬い音に聞こえた。アウト側コネクターの機材側に寄せてQR-8を貼り付けると良いバランスになる。試しに使い込んだ現用ケーブルにもQR-8を貼ってみたが、大きく音が変わらなかったのは意外であった。新しい電源ケーブルのエージングが進んで行った時にどの様に変化するのか大きな楽しみがある。


No. 940:「四季」イ・ムジチ/アーヨ盤
組長さん (2015/11/24 12:50:50)

capさんに教えて頂いた、「四季」イ・ムジチ/アーヨの輸入盤が手元に届き聴いてみました。1990年発売の初期盤は記憶に有る音でした。もう一枚購入した96kz 24bitのマスタリング盤は2008年の物でDECCAマークが着いていました。シャリシャリしていませんが、音はやや野太く音場は狭く感じます。capさんの音楽とCDに対する知識にはひれ伏すばかりです。お陰様で長年悩んでいた課題が解決出来ました。初期盤は宝物になりました。

話は変わって。
DC-330のTOSLINK入力は96kz迄なのですが、不思議な事にブルーレイレコーダーで192kz 24bitを選んでも音が出ます。もっと不思議なのは192kz 24bitを選んだ方が音は良いのです!。

CDを再生すれば、改造した7万円程度のブルーレイレコーダー(以下BDレコーダー)と80万円のSACDプレーヤーでは明確な音の違いが有ります。例えばSACDプレーヤーのシンバル音は真鍮を感じますが、BDレコーダーのシンバル音は紙臭いのです。ヴァイオリンではSACDプレーヤーは滑らかに潤いを感じますが、BDレコーダーは若干刺々しいのです。DC-330へCOAXIALケーブルで繋がれるか、TOSLINKケーブルで繋がれるかの違いはありますが、ケーブルの差だけとは思えぬ音の違いです。

安価な機材の改造は趣味としては面白く、大きな改善効果が有ります。しかし、ハイエンド機と比較すれば、やはり限界はあります。


No. 939:re:re:Blu-ray Audio
組長さん (2015/11/11 10:07:42)

capさん こんにちは。

時を同じくして・・・・ビックリですね!。何故イ・ムジチ/アーヨ盤のCDはこんなにシャリシャリしているのか、長きに渡り悩んできました。LP時代はオーディオシステムのF特が蒲鉾形で”高域が気にならなかった”などと推測していました。

Blu-ray Audio盤は96kz 24bitと192kz 24bitも入っていてマスタリングが違うように聞こえますが、記憶の音とは違います。しかし、CD盤では痛い音に耳が拒絶反応を起こしていたのが、Blu-ray Audio盤では全曲を聴く事が出来ました。Blu-ray Audioを高級プレーヤーで再生すればどんな音がするのか興味がある所です。歴史的な名演を192kz 24bitで持っていられることは、今後の期待は大きい?と自身を納得させています。

リマスターに関しては、自分が録音したリマスター盤の酷さに本気でエンジニア・クレジットを削除して欲しいと思った盤が数枚有り、制作責任者には毎晩呪いをかけています(笑)。

capさんの仰有る『「誰が、どのようなコンセプトでサウンドを作ったか」の方が遥かに音のクォリティや傾向を左右するということがあまりにも伝えられて無いように思えてなりません。』全く同感です。


No. 938:re:Blu-ray Audio
capさん (2015/11/10 12:25:36)

ビックリ!

僕も数日前にイ・ムジチ/アーヨ盤(勿論、ステレオの方です)の四季を久々に聴いて、LPで愛聴していた記憶の音と、今回聴いた96khz/24bitでリマスタリングされたCDとのあまりの音の違いに愕然とさせられたところでした。

LPで聴いていた時の、あのまろやかで芳醇なサウンドが、リマスターCDではシャリシャリした軽いサウンドになってしまっていて、フェリックス・アーヨも悲しんでいるのではないかと思ってしまいました。

スペックやフォーマットなどの客観的なデータでリスナーの皆さんに音の良さを説明するのが一般的で(それが間違っているとは思いませんが)、それ以前に「誰が、どのようなコンセプトでサウンドを作ったか」の方が遥かに音のクォリティや傾向を左右するということがあまりにも伝えられて無いように思えてなりません。

リマスターの功罪を思い知らされたひと時でした。
(と言いつつも、Blu-ray Audio盤に興味はあり、購入に心が動いていることは事実です)


No. 937:Blu-ray Audio 
組長さん (2015/11/08 14:19:12)

オーディオシステムの進化もあり記憶にあるLP盤時代の音より、CDで買い直した殆どの盤は良い音で聴けている。しかし、ヴィヴァルディ 四季 イ・ムジチ/アーヨ盤だけは越えていない。今でも刺激的で粗い音がする。通常盤のCDや紙ジャケCD・Hybrid SACDを購入してきたがやはりダメである。

一途の望みをかけてBlu-ray Audio盤を購入した。Blu-ray Audioをブルーレイレコーダーで聴けば悲惨な音がした。これは当然で自分は映像にはあまり興味は無く、色が付いて音が出れば良いとして¥70.000-程度の物を購入していた。

先ずはブルーレイレコーダーの音質改善に取りかかる。電源コンデンサーを大容量化し、QR-8をトランス・基板・ドライブ・ACインレット等に貼り付けた。ACインレット近くには極小量のシルクECI-100を置き、設置にはイシュレーターHQ―4を使い3点支持で置いた。ブルーレイレコーダーからDC-330へはTOSLINK ケーブル で繋げてある。音を出せば安っぽいヒリヒリした音は改善されたが、満足出来る音では無い。

AV機器の電源は液晶TVに変えた時に手元にあったベルデンのケーブルとBOXで、壁コンはパナソニック社製だ。この壁コンは暖房機の裏にあり交換するのには暖房機の撤去から始めなければ成らず、手つかずのままでいた。少し苦労をしたがコンセントは手元に残った“赤コンセント”に交換した。ブルーレイレコーダーも含めて電源ケーブルと電源BOXはアコリバに交換した。

改善は電源コンセントから始めるべきで、手順が順逆になった。TVの電源を入れて見れば明らかに発色が良いし、音声出力につなげたBOSEのパソコン用スピーカーからも鮮明な音が聞こえてきて少々驚いた。数時間電源を入れてBlu-ray Audio聞いてみれば、元よりは大きな音質向上が有った。やはり電源の効果は大きい。

四季のHybrid SACDとBlu-ray Audio 96kz 24bitを聞き比べた。Blu-ray Audioの方は微弱のザラザラ感はあるが、音場は広く分厚い音がし自分には好ましい。チャイコフスキー 交響曲第6番 ムラヴィンスキー,レニングラード・フィルの シングルレイヤーSACDとの比較では、シングルレイヤーの方が滑らかで好ましい。

勿論、再生機材も違えば価格帯も違うので正しい評価とは言えないが、自己責任で工夫すればBlu-ray Audioは安価で高音質を楽しめる可能性を感じた。


No. 936:ほ〜〜お
組長さん (2015/11/03 10:16:11)

まだ、こんなに音が良 く なる可能性が有ったとは!。音を出した瞬間に大きく広がる音場と深い奥行きに驚き、自然な楽器の音色と響きに眼前で演奏しているように感じ妙に冷静になる。自分が録音した音源なのだが、こんな音が録音されていたのだと・・・・。

この効果は壁コンセン トと 電源BOXのコンセントをAcoustic Reviveの新型コンセントに交換して、始めて音を出した時の感想だ。
交換前でも十分に良い音で聴いていたつもりで、最近では惚れ惚れする瞬間さえ有ったのだが。

自宅のシステムはライ ン ケーブル、デジタルケーブル、DSIX-1.0やRR-777へ の12V電源 ケーブ ルはtripleCに交換してある。しかし、100Vの電源ケーブルとスピーカーケーブルは未だPCOCC-Aを使っている。この状態でコンセントを交換して、どの程度効果が有るかが興味の湧く所で有った。交換してみれば前記のように、うれしい驚きが有った。エージングが進めば音楽から発せら、湧き上がるよ うな音魂を感じる機会が自ずと多くなると思う。

新旧コンセントの違いは。例えばスピーカーと聞き手の間にカーテンが有るとすれば、旧型コンセントは極薄く淡泊 な柿色を感じ、新型コンセントはカーテンを取っ払った様に感じる。聴き慣れたCDを 数枚聴いたが、どのCDか ら も今まで聞こえなかった音が聞こえる。

また、最近の録音ではKoike Stringsや宮本笑里さんなどの弾くヴァイオリンから、微細な音の違い、そこから感じる意味、表現したい感情 などに引き込まれる。Emy Todoroki-Schwartzさんのピアノからは楽曲ごとに、どの様に鍵盤へのタッチを変え、魂を紡ぎ出しているか一層良く判るようになった。

「ピーターと狼」ビッ グバ ンド・ジャズ版Amazing Keystone Big Band を 聴いた。
スタジオのようにブー スは使わず、全員同じフロアでの一発録りに聞こえる。これ見よがしの派手な録音では無い が、良い意味で実に普通の音がしている。最近のビッグバンド録音は過剰なコンプとイコライザが目立ち、吐きそうな(失礼)思いをしている私には大層気持ちが良 い。この録音は部屋の響きや、 各楽器のpppで演奏する音とfffで の音の違い、楽器の調和した時の響きを見事に捉えており、ビッグバンド・ジャズの醍醐味を味合わせてくれる。

新型コンセントは間違い無く、音楽の新たな世界を見せてくれる。


No. 935:Megの会員イベント-3。
組長さん (2015/10/19 15:18:43)

明らかに酔っ払った1人の会員がRR-888の効果について疑問の声を上げた。そして「高周波が気になるので電源を offしてくれ」と。超低周波7.83Hzの共鳴波が発言者の頭には“キ~~~ン”と聞こえるらしく、酔いも有るのか“ごたつく”。石黒氏の丁寧な説明でも同じ事を繰り返し発言する。この様子を見ていた会長が発言者の言葉を遮るように挙手で好き嫌いの人数を数えた。2/3が有る方が好き、1/3が無い方が好きとの結果が出た。

ここで全ての試聴が終わり、大きな拍手の中イベントは終了した。

石黒氏のお手伝いをしながら、改めてアコースティックリバイブの商品の効果を再確認出来たし、諸々貴重な体験もさせて頂いた。

打ち上げでは会員の方とオーディオ談義を楽しみ、美味しい食事とお酒も楽しんだ。会員の方との話しの中で参加した会員全てがMegオーナーと同じ思考でない事も分かった。また、会長と副会長の素晴らしい人間力で嗜好の異なる会員をまとめ、オーディオとジャズを楽しむこの会が成り立っていることも良く理解出来た。

スペースが余ったのでRR-777や海外向けのRR-888について追記する。
初めて聴けば違和感を感じることは何事でも有るし、お酒が入れば正確な判断は出来ないとも思える。1/3の無い方が好きと判断した方々に是非日を改めて体験して頂きたいと思う。透明な空気感に満たされた3D的な音場や、スピーカーから解き放されたリアルな楽器の定位。この良さが判らないのは余りにも勿体ない。

自宅ではRR-777をオーディオ・システム近くに置いてあり、効果は十分に感じ満足していた。過日、石黒邸で配電盤の近くにRR-777を設置した効果を聴く機会が有った。オーディオ・システムから出た音を聴き、その大きな効果に衝撃を覚えた。これに刺激を頂き、自宅でも配電盤近くにRR-777を追加設置した。効果は驚くべき物が有る。もしかしたら・・1台で有ればオーディオ・システムの近くより、配電盤近くの方が効果は大きいかも?。

配電盤近くに置く条件が揃えば、是非試して頂きたいと思う。

オーディオは実に奥深い、まだまだ楽しめそうだ。こんな経験が録音現場に生かされている事を、若いサウンドエンジニアに伝えたいと思う。

自分的にはサウンドエンジニアとしての苦悩とオーディオマニアとしての快楽が続く。


No. 934:Megの会員イベント-2。
組長さん (2015/10/19 14:45:20)

休憩時間に入り、会長にミュージッシャンがどれ程自分の音を求めて楽器を選び、演奏の仕方を試行錯誤して音を出しているかをお話しさせて頂いた。また、録音でもどれ程音質に拘って収録しているのか、ミックスダウンでのバランスでは1db(普通の人が聴き分けられる最小の音量差)の1/5=0.2dbまで追い込んでいる事もお話しさせて頂いた。

つまり、音楽を聴く側が勝手にバランスや音色を変えれば、ミュージッシャンの思いが伝わらず、音楽を台無しにするような事に成ると伝えたかった。

スケジュールは押し気味、10分休憩を挟み2部開始。休憩でお酒が進みざわつく中、1部同様にCDを交換しながら比較試聴する。CDを再生し音を覚えた所で最初にフローティングボードRAF-48Hを設置してCDPを置き、CDPの足の下に水晶インシュレーターRIQ-5010Wを挟む。ラックの大きさの関係でPreAmpの下にはヒッコリーボードRHB-20を置く。音を出せばスピーカーの横で聞いていても判るほど、透明感が増し音像はクッキリしてくる。雑談と酔いで集中力が無いのか、まばらな拍手だ。

次はクォーツレゾネーターQR-8とケーブルインシュレーターRCI-3Hの設置。会員から価格の質問が有り、何処からか「高い」などとヒソヒソ声が聞こえる。石黒氏はケーブルが床等に接する部分に可能な限りインシュレーターをセットし、XLRコネクターやRCAコネクターそしてオーディオラックなど適所にQR-8を貼って行く。音を出せば又一段と品位が上がり、躍動的感や立体感などが大きく改善され益々生々しくなる。ここで大きな拍手が湧き上がる。

次はショートピンSIP-8Qと防震プラグIP-2Q。音楽の背景ノイズが激減し一音一音が一段とクッキリと音楽が立体的に聞こえる。「ほ〜〜〜と」声が聞こえ、また拍手が湧き上がる。

質疑応答を繰り返しながら、消磁器RD-3とマイナスイオン発生器RIO-5Uの効果の確認に入る。会員の方にCDを借りてそのまま再生すると、音は濁り・音離れが悪く・音楽全体が団子状態に混濁している。前記同様に再生音量はそのままに、RD-3とRIO-5UでCDの処理しをて再生すると、濁りは激減し、スピーカーから音が飛びだしてくる。音がほぐれ楽器の位置や響きが良く聞こえる。別CDで異なる系統の音楽でも同様に効果を確認できた。ここでも拍手が湧き上がる。

最後に超低周波発生装置RR-888の電源on offをして比較試聴をする。ここで波乱が起きる。

続く。


No. 933:Megの会員イベント-1。
組長さん (2015/10/19 12:56:03)

先日Megの会員イベント、メグ・ジャズ・オーディオ愛好会《vol.64》アコースティックリバイブ特集!! に修行を兼ねてお手伝いで参加した。

先ずは定石の電源から始まり、ラインケーブル、スピーカーケーブル、休憩を挟んで、アンダーボードやケーブルインシュレーター等のグッズを聴くスケジュールで始まった。

常設の電源BOXにCDPとPreAmp付属の電源ケーブルからスタート。大凡1分、私には大層痛い音でCDを聴き、音を覚えた所で音量を保つためにフェードアウト無しでCDを止める。次にアコリバの電源ケーブルと電源BOXとCDPやPreAmp電源ケーブルを取り替える。音を出せば誰でも違いは分かる。最初と同じ場所でCDを止めると拍手が湧き上がる。

会長が意見を聞くために若い方を指名した。彼曰く「前の方が低域がふっくらしていて良かった。」と。ここにいる方は楽器の音に近い再生音を求めてはいないのか?。何を聴くかで自分とは真反対の意見になるとは・・・・・。

次はパワーアンプの電源を常設のケーブルと交換する事にする。別CDに変えて前と同じように、常設のケーブルで大凡1分音を聴きCDを止める。前と同じ様に電源ケーブルと電源BOXとパワーアンプへの電源ケーブルを交換しCDを再生する。最初と同じ場所でCDを止めると再び拍手が湧き上がる。

質疑応答を繰り返しながら、順次ラインケーブル・スピーカーケーブルと交換して行く。交換の度に雑味が減少し、音が生き生きとしてくる。どれも大きな変化があり、拍手がわき起こる。ケーブル類を全て交換した音は最初とは別物で、驚く程に音の品位の高く立体的な音が出ていた。

ここにいる会員の方はMegオーナーの思考に近い音を求めている方々で、楽器の音に近い再生音を求めている訳では無いと思うのだが・・・。どうやら良い音と思える音は変わらないようだ。それは、大きな拍手が全てを語っているように思える。


続く。


No. 932:NEVEの電源改善。
組長さん (2015/10/10 09:52:05)

組所有NEVEのモジュール 31105・1081・1272を組み込むシャーシーは15年ほど前にHi end氏が組み上げた物で、現在に至るまで大きな事故無く使い続けている。中を覗いてみれば緻密なシャーシ設計と美しい電気回路が組まれていた。Hi end氏の丁寧で正確な仕事に脱帽し、心から感謝したいと思う。

15年の歳月は多くの変化があり、制作当時手に入らなかったコンデンサーやトロイダルコアのトランスは簡単に手に入るように成った。15年前は最高品位の部品で組んだシャーシーも電源には改善の余地を見つけられた。今回は主電源とファンタム電源の改善を行った。

自分が部品を調達しているアールエスコンポーネンツ(株)は多種多様に部品や工具が有り、在庫が有れば午前中の注文で翌日商品が届く有り難い会社だ。

大型コンデンサーを取り付けるために,ここ数日ひたすら電ドルを回し、半田を吸い取り、部品の交換をした。作り替えは周囲を壊さぬ様にするために気遣いが大変だ。音を出せば苦労の甲斐はあり改善効果は大きい。音像が大きく透明感を増し、シルキーと言われる音の品位が大きく向上した。そしてスピーカーから出る音は音場が広く深い、低域の沈み込みも一段と深くなり、NEVEの底力を聴けたような気がした。

NEVE 1081は使い込まれたユニットを購入していたので、この機会にカップリング・コンデンサーとユニット内の電源に積まれたコンデンサーを交換した。電源の改善との相乗効果で此方も大きな音質改善がなされた。今までで最良の音を出している。

1081と同等のカードを使い、組内でNEVE 469と呼ばれる6chのHAがある。これも同様に電源の改善を行った。コンパクトに作るために12Vと48Vを取り出す電源はスイッチング電源が使われている。改善はこの電源をトランス代わりに使い新たに平滑回路を作った。これも効果は大きく、雑味がとれ透明感が大きく改善された。以前1081との比較ではヌケが悪く明らかに音質は劣っていたが、今回の改善で同等の音質になった。

NEVE 1073はシャーシに組み込まれ、外部電源付きで購入した。最初にシャーシー内と電源内のケーブル類を交換していたので、購入以来よい状態を保ち今日まで来たが、此方も電源の改善を近々にする予定だ。

改善されたNEVEを使った大編成の同時録音が待ち遠しい。


No. 931:Emy Todoroki-Schwartzさんのデビューアルバム「bloom」-2
組長さん (2015/10/03 13:45:32)

「bloom」はe-onkyo musicの配信では新人にも関わらず、長らくTop100に入っているほど高い評価を頂きました。

この度アマゾンでCDの取り扱いが始まりました。http://www.amazon.co.jp/bloom-Emy-Todoroki-Schwartz/dp/B0155LOGSK/

やはりパッケージは良いです。写真と文章、何より物が有るのは安心です。CDのプレス状態も良く、DSD11.2 MHで録音した素性の良さは十分に感じられます。

Emy Todoroki-Schwartzさんとの録音は幸せな時間でした。演奏される曲の作曲家は主にヨーロッパですが、年代や作風は異なります。
溝口肇さんとEmyさんのやり取りの中、楽曲に対する表現の微妙な変化は大変勉強に成り得がたい経験でした。

自分が録音した音楽をここに紹介する時に誉め言葉が多いです。長きに渡り録音に関わらせて頂けば、私に録音を依頼してくださるクライアントの方々は超一流です(自慢)。お陰様で関わらせて頂くアーティストと呼ばれる方々は有名無名に関わらず高みにある方です。

当然クライアントとアーティストが録音に対して求めるクオリティーは極めて高い所にあります。自分は求められるクオリティーに答えられる内は現場にいられると思っています。そして、高みにあるアーティストに愛情を持って仕事をすれば、作品を誉めることは当然と思います。

CDで発売されたので、簡単にお聴き頂ける環境が整いました。
「bloom」は溝口肇さんが完璧を目指して拘りに拘った内容です。録音にも最善を尽くしました。 期待は裏切りません。是非お聴き頂きたく思います。


No. 930:Neumann W444STA。
組長さん (2015/10/01 09:41:20)

Neumann W444STAは自分の仕事に欠かせないアクティブ・フェーダーだ。元はNeumannコンソールのマスターフェーダーと思われる。

歌を録音する時にW444STAをコンプレッサーの前で使う事で、コンプレッサーに入力される信号を適時調整出来、過大に歌がコンプされることを防ぐことが出来る。また、PAと共用したMADIシステムで録音したライブ録音は総じて録音レベルが低く、最後には10db~15dbゲインを上げることに成る。ディジタル領域でレベルを上げると音は益々悪くなるので、アナログアンプでゲインを上げている。ここで登場するのが W444STAだ、使用用途としては最適なのだ。

予備として新たにNeumann W444STAを購入したが、中身のアンプがLch Rchでは異なっていた。試聴ではLch Rchの音は差が判らないが、何とも気分が悪い。そこでアンプを自作することにした。

ネットは有り難い。検索をかければ、調達不可能と思われたオペアンプも在庫や納期が即判る。秋葉原の海神無線で音の良い部品を調達し、プリント基板や先の細いプリント基板用の半田ごても購入した。現物を見ながら購入出来るのは秋葉原の良い所だ。

午後から部品をテーブルに並べ組み上げ作業に入った。細かい所は大型ルーペと固定クリップ付きスタンドを使っての半田付けと成った。昔は裸眼で出来たのになどと、ぶつぶつ言いながら作業を続ける。Lch用基板と Rch用基板は左右対称で配置されるので部品の位置決めと配線に頭はフル回転だ。プリント基板を加工し・配線し・音が出るかのチェツクが終われば、トイレに行くのも忘れて6時間経っていた。

数日後2台目のW444STA用に新たに電源を作り、1台目と聞き比べてみた。トロイダルコアのトランスは同じメーカーの同じスペックの物だが、取り付け方法が異なる。また、整流ダイオードもコンデンサーも異なるので、若干音が違う。

どちらも高い次元で音は異なるので悩む所だ。どちらかに統一する気は有るが、少し時間を置いて改めて試聴することにした。


No. 929:宮本笑里さん新作「birth」。
組長さん (2015/09/16 17:44:57)

宮本笑里さんの新作「birth」は本日発売されました。お陰様でアマゾンでは 音楽 > クラシック > 交響曲・管弦楽曲・協奏曲で1位 と大きな期待を頂いています。

「birth」に収録された、クラシックの難曲“パッサカリア”、“レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース”、“ひばり”や“Time To Say Goodbye”、“リベルタンゴ”等、聴けば超絶技巧と表現の多様さに驚嘆されると思います。

私のお薦めは ヴァイオリン一本で演奏された“レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース”です。音は適度な残響の中、生々しい音で録音されています。音を聞いたスタジオ関係者が「この曲どうやってダビングしたの?」と・・・。
テンポは自在に動き音数が多いので不思議に思ったのでしょう。「いやいや、この演奏はヴァイオリン一本で演奏されたのです。」と答えると、「え〜〜〜本当に!、どうやって演奏したの?」と。演奏は録音レベルのチエックを兼ねて数回演奏しただけなのです。

“ひばり”と“パッサカリア”はライブでも好評の曲です。録音はブースを使わず全員同じフロア、数メーターの距離でヘッドホンなど使わずに演奏しました。真にライブ感溢れる演奏・録音です。

今回の録音はヴァイオリン用のマイクのファンタム電源を改善しました。“宮本笑里電源セット”呼ばれるアコリバRBR-1とノイマンN248リモート・コントロールを組み合わせたファンタム電源があります。この二機種共に一部品を交換して更なる音質向上を得ました。

音楽を楽しむのは当然、オーディオ的にも満足して頂けると自負しています。是非お聴き下さい。


No. 928:心が動く時。
組長さん (2015/09/09 11:10:34)

ヨドバシ.comが頑張っている。注文時の表記通りに商品は配達される。おまけに配達される時間が素晴らしく正確なのだ。午前と午後は2時間幅に区切られた配送時間から10分以上遅れた事は無い。価格はポイントが付くことを考慮すると、決して高く感じない。

A社は過去にキャラメル包装が無いCDが新品として送られてきた事が有った。この時は担当者と厳しいやり取りをしたが、不信感は増すばかりだった。最近経験した事では、商品画面と発注画面では数や色が異なったり、写真と違う物が配送されたりと、何点かで問題が有った。自分の間違いで無くても、返品の費用はこちら持ちになる。

A社は同じ商品で価格が異なることも有る。自分は1本二千数百円の泡盛を3本頼むつもりで、1本7千数百円を誤注文?した事がある。商品が手元に着き気が付いた。返品しようとしたが、即返品不可になっていた。誤発注?の原因を含めてA社とやり取りを繰り返したが、未だにスッキリしない。経験した中で言えることは、A社の注文システムは決して完璧では無い。心の底に蟠りはあるが、商品構成が豊なので細心の注意で使っている。


Tower独自のオリジナルマスターからリマスタリングするCD企画に填まり、多くのCDを買い直した。この時に気が付いた。約束の日に商品が届く!。H社とは2003年からお付き合い。ここ数年は「在庫あり13時までのご注文で即日出荷
13時以降も翌日出荷」が、注文後直ぐに出荷準備中になり、幾日も商品が手元に届かずイライラする頻度が多くなった。これが起きる度に騙されたと思う。必然的にTowerへの注文が増える。H社の方が多種多様に商品は豊なので、Towerにない商品のみH社から購入している。

ヨドバシ.comの成長率がA社を越えているとの記事を読んだ事が有る。ヨドバシ.comで買い物をしてみれば、この現象が起きるのを良く理解出来る。ヨドバシ.comの頑張りは身近に感じるし、Towerの独自のSACD企画等は魅力的だ、是非続けて頂きたい。

自分は一度お店を決めれば何十年も通う性格だが、軸足はA社からヨドバシ.comへ、H社からTowerへと動き出した。


No. 927:Emy Todoroki-Schwartzさんのデビューアルバム「bloom」。
組長さん (2015/08/30 12:00:43)

Emy Todoroki-Schwartzさん (エミィ トドロキ・シュワルツ)のデビューアルバム「bloom」は28日e-onkyoで配信が始まりました。

ここでは録音の裏側を少しだけお伝えしたいと思います。

6月に秋川キララホールでピアノ選びと場所決め、そしてテスト録音を行いました。 本番の録音は7月15日と16日で行われました。
この日は台風の影響で激しい雨が降ったり、雨が上がれば灼熱の気温になったりと、天気が安定しない2日間でした。 ホール内は空調のお陰で安定した温度・湿度に管理されており、極僅かに聞こえる空調ノイズ以外は快適な空間でした

オーラ満開の溝口肇さんとEmy Todoroki-Schwartzさん。 二人がいる録音現場は、“華やかな雰囲気”と“厳しい雰囲気”が同居していました。

録音ですが、レコーダーはピラミックスを使いDSD11.2MHzで行いました。マイクは2種類、SCHOEPS CMC6_Ug/MK2×2とDPA 4011×2です。 配信されているのはSCHOEPSCMC6_Ug/MK2×2と思われます。ケーブル類は全てPC-tripleCを使ったACOUSTIC REVIVE の特注品です。 ホールからのメイン電源ケーブルもPC-tripleC、C型コンセント付き特注品です。 ここまで読めばACOUSTIC REVIVE 石黒氏の存在を感じると思いますが、大きなご協力を頂きました。

録音システムの基本はACOUSTIC REVIVEレーベルの「鱒」と「モーツァルト弦楽五重奏曲」と同様ですが、 マイクセッティングは全く異なります。音をお聴き頂き音場の違いをお楽しみ下さい。

どんなに録音仕様が優れていても、音楽がダメなら存在価値は全くありません。 Emy さんは素晴らしい表現力を持ち、そして・・・・美人です!。

マスタリング途中の音を自宅で聴き、改めて演奏の素晴らしさに驚嘆いたしました。 『「bloom」が人生のBGMになることを切に願っています。』との溝口さんの言葉がありましたが、 BGMには贅沢すぎる曲と演奏です。Emyさんの演奏を聴いていて思ったことがあります。
それはオリンピックで金メダルを取る演技は至極自然に見えますが、自然に見える演技が、どれ程難しいかご理解頂けると思います。 「bloom」を聴いていてそれほどに感動いたしました。

録音仕様が優れていても、内容の伴わない音楽が世に溢れています。「bloom」は溝口肇さんが完璧を目指して拘りに拘った内容です。
期待は裏切りません。是非お聴き頂きたく思います。


No. 926:iFI(アイファイ)オーディオ−3。
組長さん (2015/08/28 10:30:05)

micro iDSD 入力でのUSB B typaからA typaへの変換コネクターを取り除きたくて、Dual Head USB Cable を自作した。太いケーブルのUSBコネクターへの半田付けは難しいが、何度か作り直せば上手くなる(笑)。自作Dual Head USB Cable効果は期待した以上で、“音が近くなり・雑味が減った”。やはり“ケーブルは短く・接点は少なく”が良い音への基本と思える。

USBの電源ラインにはPC内のノイズが乗っているために、USB電源の音は決して良くない。ノートブック型PCをお使いなら電源アダプターを抜いて音を聴けば、USBの電源ラインにノイズが回り込み、音が悪化しているのが容易に確認出来る。

部屋の片隅で埃にまみれていた12V自作電源をiUSB Power用の9Vに調整し、同時にUSB 用5V電源も組み込んだ。PCからiUSB Power間の電源ノイズの影響を極力少なくする為だ。PCからiUSB PowerへはUSB-1.0 SPSの信号ライン側を使い、電源ラインを5V電源に入れた。

上記2点の効果は絶大だ。自分はPCオーディオの高級機は知らないが、iUSB Power と iDSDで十分に満足出来る。

財布に余裕が有るならば電源はアコリバのRBR-1を2台使い、それぞれ9Vと5Vで使えば完璧と思える。iUSB Power と iDSDの組み合わせは、ケーブルの癖まで表現してしまうので、ケーブル類は十分に吟味してお使いなる事をお勧めする。

巷では「USBケーブルで音が変わるとは信じられない。」などとの意見があるが、違いの分からないオーディオ・システムで聴いているのが原因だ。iDSDにSHURE SE535等,癖の無いイヤホンを繋いで聴けばUSBケーブルで音が違うのは誰が聞いても判る。

自分で録音したDSD11.2 MHz とDSD5.6 MHz やPCM 176.4kHzとの音の違い確認したくiFI-Audioを選んだ。iUSB Power と iDSDを最良の環境で音を出すためにUSBケーブルや電源を作ったが、多種多様に派生した問題で大変勉強になった。


No. 925:雑感
組長さん (2015/08/14 15:30:04)

e-onkyo.com musicで、シューベルトピアノ五重奏曲 イ長調 作品114 (D 667)「鱒」とモーツァルト弦楽五重奏曲 ト短調 K.516は相変わらず好評だ。何度かTop100から外れたが、また戻って来ている。うれしいのはモーツァルト弦楽五重奏曲 ト短調 K.516が売れ出した事だ。この曲は「鱒」に劣らぬ名曲・名演だ。是非多くの方にお聴き頂きたい。

Ken's Clinicで石黒氏のお供をして高名な音楽家のお宅にお伺いした。いつもの様に電源から始め、ラインケーブル・USBケーブルと進みLANターミネーターとUSBターミネーターを使った時に???が起きた。ここまではケーブルを交換する度に音圧が上がっていたが、いきなり音圧が下がり音像も奥に行ったように感じたのだ。何とも不思議な出来事だったが、音量を上げると確かに音は良くなっているし、静粛感は大きく改善されている。原因はPCから回り込んでいたノイズが減少したからなのだ。

この後サンプラーの電源ケーブルを交換し、QR-8を使って行くと音圧も上がり一気に高品位の音になった。石黒氏曰く、普通は変と思った時点で止めて元に戻ってしまうが、良いと思うことを信じて進んで行けば新たな高みに到達すると言う。確かにその様な事が起きた。

12V電源を作っていた初期の物で本来必要とされる倍容量のコンデンサ使ったが、思うような音質には成らず部屋の片隅で埃にまみれていた電源が有った。石黒氏の話しを思い出し、シャーシーに入る限りのコンデンサを詰め込んだ。結果4倍の容量になった、音を出せば良い!。 “使えない”が“使える”になった。但し回路から来る限界も感じた事も確かだ。相変わらずRBR−1の透明感に到達しない。

iFI(アイファイ)オーディオに関わり楽しんでいるが、音質検討段階の音を未だ越えて無い様に感じる。検討段階ではケーブルの長さの関係でMacBookProは床に置いてありUSB 1mケーブルでiUSB Poweに繋がり、電源コネクターは外してあった。この2点だけでも大きく音が異なることが分かった。

現状のMacBookはテーブルのランチョンマットの上に置いてあった。これが原因で、つまった感から抜けさせなかった。もう一点は、音を出しながらMacBookProの電源アダプターを抜いてみた。音が変わったのが判ったので、曲の頭を出し比較試聴してみた。アダプター無しは雑味が無くなり一挙に見通しの良い音になった。音の良否の全ては電源が握っているように感じた。


No. 924:iFI(アイファイ)オーディオ−2。
組長さん (2015/08/10 16:27:45)

iFI−Audioの音質検討段階での配線はMacBookPro →アコリバUSB-1.0SPS → iUSB Power → GEMINI Dual Head USB Cable → micro iDSDと繋いでいたが、今はUSB-1.0SPSは長さが必要でSUPRA USB 2.0/3.0mにGEMINI をアコリバUSB-1.0PLSに変えて使っている。SUPRAの音は最上では無いが良いし、GEMINIよりUSB-1.0PLSの方が好きな音がする。

そして、micro iDSD の入り口でのUSB B typaからA typaへの変換コネクターを取り除きたくてDual Head USB Cable を自作している。数日中には部品が手に入る予定だ。USBケーブルは太いアコリバのケーブルを使うので上手く制作出来るか不安では有るが、出来た時の期待は大きい。

自分がPC-Audioを理解出来ていない所が多く、安定動作まで大変な思いをした。wavからdsfにすると突然音が出なくなったり、時には左右逆で音が出てきたり・・・・・Ha~~~情けない。

結論は全ての配線を済ませてから、PC-Audioの電源を入れる事だった。当たり前のことだが、試行錯誤の時は冷静な判断が出来ていなかったのだ。何かが起きればPC再起動&PC-Audioの電源を入れ直し,そしてPCがmicro iDSD を認識しているかを確認してからAudirvana Plus 2.2を立ち上げている。

友人からのメールに<Audirvana plusでは先述のとおり、DSD5.6Mhzは再生できていますが、DoPになってしまうようです。>との記述が有った。やっぱりそうでしたか!。ここ数年自分が原因で驚くようなことが起きるので、また遣ってしまったとかと思っていた。トラウマでした。自分、未だ少しは正常な部分もあるようだ。PC-AudioはPCの能力や再生ソフトの環境設定で問題も発生するようだ。始める時はやや面倒な気がするが、慣れてしまえば何事も同じだ。

オーディオラック内にiUSB Power と micro iDSDを設置する事とiUSB Power用のRBR-1での9V電源を何処に置くかは、100V電源も絡んでくるのでパズルを解く様に頭を使った。RR-777用の自作電源をRR-777の近くに置くことで、RBR-1の置き場所を確保し、RR-777の電源はRR-777に直結する事にした。音を出せば良いことが起きていた。電源ケーブルが無くなる事でRR-777の効果がより上がり、システム全体の音も良くなった。

失敗から学ぶことが多い、ただし機材を壊さなければの話しだが。


No. 923:iFI(アイファイ)オーディオ。
組長さん (2015/08/03 23:38:38)

iFI(アイファイ)オーディオのmicro iDSDの高いコスト・パフォーマンスに驚嘆し、「PCからのノイズを極限まで減衰する」と書かれたiUSBPoweに興味を持ちました。iUSBPoweをお借りして試聴した所、大きな効果を確認できました。

効果を表現すればスピーカー間の微細なゴミが一掃されたように、空間が明らかに透明で見通しが良くなります。 楽器の定位も明確に成り、響きの混濁感が大きく改善されました。 これを聴くと、やはりiUSBPowe無しには戻れません。 即購入を決定いたしました。

付属電源は残念ながらスイッチング電源の音です。ヴァイオリンなど聴くと何処かピリピリした刺激感が残ります。

付属電源が9Vで有るためにメーカー担当者に確認し、アコリバRBR-1の出力電圧を9Vに設定してiUSBPoweとmicro iDSDを繋ぎ試聴してみました。あの小さなボディーから想像出来ない、音楽的で豊かな音を聴く事が出来ました。

私はRBR-1を使いこの組み合わせでDSDやPCM音源を聴く事に十分な満足を得る事が出来ます。 RBR-1は高価ですがiUSBPoweとmicro iDSDは品格有る高級な音になります。全体の品位を考慮すると決して高い買い物ではありません。

USBケーブル GEMINIとMercury では当然ですが、デュアルヘッドUSBケーブルのGEMINIが好きです。 MercuryよりiUSBPoweの良さを表現してくれます。

No. 920で micro iDSD はDSD5.6 MHzをPCM再生すると書きましたが、どうやら私の間違の様です。 micro iDSDをラックに入れるとLEDが奥で表示し、LEDを横から見るような事に成ります。 LEDは正面から見るのと横から見るのでは見え方が違う事が分かりました。PCMのLED表示の色はグリー・DSDはシアンになりますが、ラックの奥で光ると色は微妙な違いです。色を見分けた自信が無くなりました。Audirvana Plus2.1から2.2へアップデートした事が関係有るのか、真上から見てLEDの色を確認すると完璧にDSDとPCMを色の違いで表示しています。ラックの奥に入れると色の差は微妙です・・・・・。

DSD5.6 MHz とPCM 176.4kHzは音の違いは少ない様に感じるのですが、DSD11.2 MHzとDSD5.6 MHzの違いは想像以上に大きいのです。この音の差も判断を間違えた原因のように思います。現状Audirvana Plus 2.2でmicro iDSDを使うと、全く問題は起きません。


No. 922:宮本笑里の「第2楽章」スタート。
組長さん (2015/08/01 10:47:51)

宮本笑里さんの新作「birth」は3年半ぶりのアルバムです。録音に関わる全ての作業が終わりました。

美人ヴァイオリン奏者とのイメージが有りますが、外見とは相反したアグレッシブな演奏も持ち味としている宮本笑里さんです。
お母になり音楽表現も以前にまして深みが増し、磨き抜いた真剣のような技巧も健在です。宮本笑里さん、実はもの凄いのです。

「birth」に収録された、クラシックの難曲“パッサカリア”、“レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース”、“ひばり”や“Time To Say Goodbye”、“リベルタンゴ”等、超絶技巧と表現の多様さに驚かれるとと思います。

編曲・プロデュース担当の羽毛田丈史さんとは初めてのアルバム制作でした。ミックス・ダウンのイメージで最初の数曲は共通言語が無く、上手く意志疎通ができませんでした。共通言語が見つかり分かってしまえば、こんなに理解し合えるとは・・・・・・。羽毛田さんの耳も、もの凄いのです。何を目指してミックスを行っているのか、全て見透かされている様に感じました。ミックスダウンには羽毛田さんのアイディアが盛り込まれています。

マスタリングはSTUDIO Dede AIRの吉川さんの手によって行われました。一般的にはマスタリング・ルームにはそれほど多くの機材は用意されていません。Dede AIRにはマスタリングソフトや機材が多種多様に用意されています!。因みにケーブル類は全てAcoustic-reviveで、最新の物も使われました。

「birth」のマスタリングではEQやConpは一切使っていません。オリジナルマスターの音を何処まで良い音でマスタリングシステムに取りこむか、吉川さんの真骨頂が発揮されました。吉川さんは、あらゆる可能性を試して行くのです。音楽に対してどの組み合わせが最良か、気が遠くなるような作業を試して行くのです。今回は機材内部のケーブルまで交換しました。拘りには頭が下がります。

DSDマスタリングで、取り込み作業はDSD11.2 MHzを使いました。DSD11.2 MHzでの取り込み効果は絶大で、オリジナルマスターより良い音で聞こえる様な、不思議な感覚に陥ります。マスタリングに立ち会った宮本笑里さんも大満足で全ての作業が終わりました。

純クラッシックから“Time To Say Goodbye”、“リベルタンゴ”等、美しい旋律の楽曲が収録されています。

新作「birth は9月16日(水)発売されます。乞うご期待です


No. 921:さだまさしさんの新作アルバム「風の軌跡」。
組長さん (2015/07/30 09:52:44)

さだまさしさんの新作アルバム「風の軌跡」が発売されています。下記にレコード会社の「風の軌跡」紹介文章を転載いたしました。

タイトル「風の軌跡」に込められた想い
 
アルバムタイトルは「風の軌跡」。
昨年、映画「風に立つライオン」のケニアの撮影現場を訪れた際に、さだまさし自身が体感したケニアの風景、そして「風」が大きな印象となり、そこから東日本震災の支援イベントのために制作された「ふるさとの風」など、「風」がタイトルに入る曲の収録が決まった。
 
このアルバムのために書き下ろした「風の宮」は、伊勢神宮の外宮に実在の宮名。これまで「縁切寺」(鎌倉・東慶寺)、「飛梅」(福岡・大宰府天満宮)、「修二会」(奈良・東大寺)と寺社を舞台に描かれた楽曲が人気を集める、さだまさし楽曲。激しくかき鳴らすアコースティックギターとオーケストラの音色がドラマティックな曲想、西行の歌を引用した美しい日本語が歌われる楽曲に仕上がっている。
 
オーケストラの音色が印象的なのは、ドラマのストーリーから歌詞を書き上げた「夢見る人」。夢を追う過程で失ってはいけない人としての誇りが歌詞に込められており、「みらいへ」「青空背負って」など希望や夢を込めた曲も多数収録される。
 
また、「ラストレター」は、さだまさしの8作目の小説「ラストレター」(2014年朝日新聞出版刊)をイメージした楽曲で、新米ラジオアナウンサーが深夜番組のDJとして奮闘し成長していくストーリーから書き下ろされた。

ジャケット装画はおぐらひろかず氏
 
アルバムジャケット装画は、さだまさしの朋友であるおぐらひろかず氏。
これまでに、「美しい朝」(2009年)、「予感」(2010年)、「Sada City」(2011年)、「もう来る頃…」(2012年)、のジャケットイラストを手がけている。

スタッフ全員万感の思いを込めて作ったアルバムです。お楽しみ頂ければ幸いです。



No. 920:自宅でDSD11.2Mhzを聴いてみた。
組長さん (2015/07/20 21:31:19)

録音記で書いた、シューベルトピアノ五重奏曲 イ長調 作品114 (D 667)「鱒」とモーツァルト弦楽五重奏曲 ト短調 K.516は好評で、e-onkyoのチャートでは30位内に入っています。そして2013年に発売された溝口肇さんのCello Bouquet (チェロ ブーケ) やTHE BEATLES 10 サージェント・ツゲイズ までも時々100位内に入ってきます。良い物は良いと評価されているのはうれしい事です。

評判の良いmicro iDSDでDSD11.2Mhzを試聴しました。USBケーブルがこの商品の音を左右します。説明書にも書いてあります、"同胞品は動作確認用です"と。アコリバのUSB-1.0SPS/PLSを使用すると価格を感じさせない十分に満足する音を聞かせてくれました。USB ハブを自作電源で動作させた時の音質改善は驚くべき物が有りました。何とか自作電源でmicro iDSDを聴いてみたい欲望に駆られています。

micro iDSDからアキュフェーズDC-330のアナログインプットに入れてあります。Audirvana Plus 2.1.1のお試し版をダウンロードして聴いてみました。音が出た瞬間に感じた事は「ステージで聴く音と全く違和感が無い」と呟きながら何人もが立ち止まった、モニター・スピーカーと同じ音とです。楽器の音は刺激感が全くありません。ホールトーンが伸びやかで、美しい余韻を聴く事が出来ます。

DSD5.6MHzは何故かmicro iDSDでPCM/96kHzと認識されます。DC-330のアナログインプットの周波数特性は0.5~50.000Hzですが、明確に両者の音は違います。DSD11.2Mhzは滑らかで、DSD5.6MHzはPCMに変換されているせいか、僅かにPCMを感じさせる音になっています。これは再生ソフトの問題でしょう、改善されることを期待しています。

シューベルトピアノ五重奏曲イ長調 作品114 (D 667)「鱒」は有名ですが、モーツァルト弦楽五重奏曲ト短調 K.516も素敵な曲です。作曲家の違いでしょう同じ室内楽団でも音が違います。この辺も聴き所でしょう。また、3楽章は弱音器が使われ静かに演奏されています。ここで楽器の音が大きく変わるのも聴き所です。

この2曲の録音の為に名盤と言われる演奏を沢山聴きました。お陰様ですっかり室内楽の楽しさに目覚めました。有名曲の名盤・名録音に興味を持ち、またまたCDが増えてしまいました。人との出会いは宝物と言われますが、名盤との出会いも宝物です。


No. 919::Koike Strings&新垣隆、DSD11.2Mhz録音配信開始−5。
組長さん (2015/07/18 08:47:30)

14日、リハーサル前に石黒氏から提示された問題の解決方法を小池氏と話し合った。マイクセッティングは再度”詰め“の作業をすることにした。

マイクセッティングは、演奏者からの距離でホールの響きと楽器生音のバランスが変わる。2本のマイク間の距離を変えれば音場の繋がりが変わり、高さを3cm変えるだけで楽器の質感が変わる。振りも同様でマイクの頭を3cm動かすと広がりと定位が変わる。リハーサルが始まる中、微妙な調整を重ねて行く。「鱒」とモーツァルト弦楽五重奏曲でマイクセッティングを変える事、DSD11.2Mhz Merging HORUSへの送り込みレベルも変える事とした。

午後少し遅れて石黒氏がホールに到着した。ルームチューニングRWL-3を3枚・大量のクォーツRIQ-5010&RIQ-5010W&QR-8・天然シルクPSA-100・ケーブルインシュレーターRCI-3Hを運んできた。

「RWL-3を1枚ピアノの下に置いてみて下さい」と言われ、アシスタントの谷さん・浅田さんが置く場所を変えて行き、自分はマイクの前で音の変化を聴いてみた。全体域でバランスが良いピアノの中心下に置く場所を決め、改めて“有り”“無し”を比較すると。RWL-3を置くことで、ピアノの下に溜まっていた音の濁りがとれ、艶やかで粒立ちの良い響きとなった。弦楽器とも良く融合する。

“大詰め”で石黒氏が動く。運んできた大量の“グッズ“を手早く適材適所に設置して行く。全く迷いの無い動きに見入ってしまう。一つ一つの変化は聞き取れないが、設置が終わってモニター・スピーカーから聞こえる音は、極上の高みにあった。ここまで来れば自分の仕事は終わったも同然なのだ。後は機材トラブルが起きないことを祈るのみだ。ステージでも演奏上の“大詰め”時期なのか、細かく音が止まる。あちらも白熱している様子だ。

本番録音日は一切関係者以外の立ち入りを禁止した。本番録音は誰もが異常な緊張感を持つし、余計なことに気を遣いたくないし、引かれたくないのだ。

録音での小池さんのリーダーシップと気迫は“凄かった”。両日共にメンバーが「腕が動かない」と言わせるまで追い込んでいた。決して録音に長い時間がかかった訳では無い、全員が気力と体力と精神力のすべてを出し切ったのだと容易に想像出来る。

素晴らしい演奏を、最良の音で記録出来たと自負している。全ては石黒氏の熱意が実を結んだ事と思われる。(完)


No. 918:Koike Strings&新垣隆、DSD11.2Mhz録音配信開始−4。
組長さん (2015/07/18 00:03:52)

Koike Stringsメンバーや新垣隆氏の協力を得て理想的な定位を決めることが出来た。皆様の懐の深さに心から感謝した。リハーサルは小池さんが中心になりメンバーとバランスや音色について意見を交換し、音楽をまとめてゆく。音楽は生き生きと美音を醸し出す。

SCHOEPS CMC6/MK2は過去に聴いた事の無い“透明感と広い音場”を聴く事が出来る。SCHOEPS で時として聴かれる高域の癖のような“雑味”は全く感じない。マイクケーブルやラインケーブルと電源ケーブルのPC-tripleC化の効果以外考えられない。モニター・スピーカーから出る音は皆の努力に相当する高みにある。

プレイバックをしていると演奏メンバーが通る時に、「ステージで聴く音と全く違和感が無い」と呟きながら何人もが立ち止まる。

そんな中、改めてマイクロホン選択を行う。
SCHOEPS CMC6/MK2からDPA4010(4003のファンタム電源仕様)に交換して音を聞く。石黒氏の評価はSCHOEPS CMC6/MK2は、“ほぐれ感に優れ”、DPAの“空間は若干狭いが存在感に優れている”と。石黒氏と相談の結果、弦楽器中心なのでSCHOEPS CMC6/MK2を選択した。

次にMic HAの選択AVALON M5からNEVE1272へ交換し試聴する。この頃になると見学者が音に違いに興味をもち、モニター・スピーカー前は人に溢れていた。見学者から1272の方が“潤いが有る”とか“滑らか”などと評価を始める。一言、自分の感想を言わぬと気が済まぬようだ(笑)。此方としても参考になる意見だ。

石黒氏の意見はM5の方が“空間表現”と”S/N"に優れているとの意見があり、SCHOEPS CMC6/MK2とAVALON M5の組み合わせで録音すると決まった。

再度ここから石黒氏の理想の録音に向かって、マイクセッティング微細に調整して行く。石黒氏の理想は高く、期待に答えるのに頭はフル回転し脳みそが沸き立つような思いをした。理想の高い制作者との録音は、無数の経験を積める有り難い事だ。

この日はRME UCXで96kz24bitの録音を行っていたので、リハーサル終了後直ちに44.1kz 16bitのCD-Rに焼いて石黒氏に渡し、石黒邸のシステムで最後の検証してもらうことにした。試聴結果、ごく稀に聞こえるVnの“ヒリ“とした音や”雑音“のように聞こえる音など、幾つかの問題を提示された。14日は最後のリハーサルがあり、15日16日は本番録音日だ。

“大詰め”石黒氏が動くに続く。


No. 917:Koike Strings&新垣隆、DSD11.2Mhz録音配信開始−3。
組長さん (2015/07/17 10:39:39)

マルチマイクでの録音はマイクの音が混ざる為に、個々のマイクの音を感じる事は少ない。2本のマイクでステレオ録音される”ワンポイントマイク”での録音は使われたマイクの音になる。また、関わる機材も少ないのでMic HAやケーブル等の個性も顕わにになる。

改造を加えたAVALON M5と石黒氏に「これこれこれ」と評価された時に使っていたNEVE 1272を聞き比べると、明らかに1272が聴き劣りするようになった。12V電源を制作した時のノウハウを1272でも試してみることにした。コンデンサーの選定と、常識外の大容量化することだ。KemetやVishay, Spragueなどを適所に使い音質調整をした。

自分は音質評価は必ず信頼する人と一緒に行うことにしている。さだまさしさんの録音が行われていた時なので、ディレクターのcapさんと一緒に検証してみた。1272は明らかに改善され、M5とは好みで選ぶ範囲に音質改善されたと同じ感想を持った。

ファンタム電源はRBR-1とNEUMANN N248を組み合わせて使っている。石黒氏に許可を得てRBR-1も1272同様に改造してみた。RBR-1は石黒氏に音を聴いてもらい改善の確認を取った。

機材的には万全の準備で6月4日の練習に参加した。練習が始まる中“ワンポイント”で「鱒」が録音出来るのか・・・・。不安を抱えてマイクセッティングを開始した。細部にセッティングを詰めて行くが前回のように音場が広がらない。スピーカーの内側に演奏者が定位するのだ。石黒氏にも音を聞いてもらい、確認するが同様の意見だった。この日はオーディオ誌の取材や、再生機材に関わる多くの方が見学に来ていたので、全員の前でマイクのセッティングを披露することになった。2本のマイクの距離を近くしたり、角度を変えたりと、知りうる限り事をやってみたが上手く行かない。

演奏に関わることなので最後まで口に出さぬ事があった。楽器の明確な定位を出す為に、前回より演奏者同士の距離を広くした。この事で両端の演奏者がお互いの音を聴く為に若干内側を向いていたのだ。正面に向いて頂くのは演奏にも関わることなので、ステージ上の最も下手側のVnの小池さんと最も上手側のValの斉藤さんに相談し可能な限り客席方向に向かい演奏して頂いた。コントルールに戻り音を聞けばスピーカー両端まで演奏者は広がり、明確な定位を聴く事が出来る様に成った。

MicとMic HAの再選定に続く。


No. 916:Koike Strings&新垣隆、DSD11.2Mhz録音配信開始−2。
組長さん (2015/07/14 08:18:27)

「鱒」に引き続き、モーツァルト弦楽五重奏曲のマイクセッティングを始める。
編成はVn1 Vn2 Vla1 Vla2とVc 。基本は変えずVnにはSCHOEPS CMC6/MK-2x2 VlaにはDPA4011x2 VcにはMILAB VIP50 ホールの響きを拾う為のDPA4003x2は変更無し。

演奏が始まりバランスを取って良くと、石黒氏がホールとコントロール ルームを頻繁に往復しだした。何度か往復すると、「何かが違う」と。「ホールで聴いているような、楽器の音が空間で混じる感じが欲しい」と言う。

DPA4003をステージに近づけて改めて“ワンポイント”での聞こえ方を確認すると、「音の雰囲気は此方の方が近い」と。しかし、納得した様子では無いので、“ワンポイント”マイクをCMC6/MK-2交換した。改めてマイクセッティングを調整し、スピーカーの前で石黒氏に聴いてもらうと、「これこれこれ」と石黒氏の声が聞こえた。

次は「楽器の定位をもっと明確に聞こえる様にしたい」と。マイク間の距離や・高さや・マイクの向き、など微妙に動かし、最も良い所を探して行く。定位には若干の問題を残しこの日は終了。

次は6月4日演奏の練習日だが、録音機材を持ち込み再度マイクセッティングの調整を行うことにした。より良い音を取る為の課題は沢山残った。

Mic HAにNEVE1272を使っていた理由はマルチマイクでは多くのHAが必要になる。組所有の1272は1台5chx2台有る事と、100Vで動く事が大きな理由だが、“ワンポイント”録音ではHAから直に録音機に行くので5db段階のゲイン調整なので最適な録音レベルが取れ無いことになった。

Mic HA AVALON M5は2db段階のゲイン調整なのだが、電源は117V。ホールで使うのには117Vステップアップトランスが必要になるが、多くの場合ステップアップトランスは音が悪く使い物にならない。結果このBBS No. 905に書いた、117V電源を作る事に成ったのだ。石黒氏から試作品の壁コンセントやPC-tripleCの線材を提供して頂き、制作したのが下記に記載。
http://www.acoustic-revive.com/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?post_id=19350&topic_id=3295&forum=35#forumpost19350

AVALON M5の電源トランスから本体までの電源ケーブルも1.4mmx1.8mmのPC-tripleCを提供して頂き予備機を含めて合計4台のケーブルを交換した。

“ワンポイント”の難しさに続く。


No. 915:Koike Strings&新垣隆、DSD11.2Mhz録音配信開始。
組長さん (2015/07/12 12:39:56)

e-onkyoより配信が始まりました。http://www.e-onkyo.com/news/322/

この画期的な録音がどの様に行われたかは、リンク先で読んで頂けます。ここではもう少し専門的な言葉も加えて、「Koike Strings&新垣隆」録音記としてお伝えします。

今回のプロデューサー石黒氏は録音に万全な準備を行うことを決め、演奏は勿論だが録音のリハーサルまでも行うことに成った。

1月26日初めての演奏のリハーサルが都内練習場で行われた。2月23日朝9時、府中芸術の森ウィーンホールに多くの録音機材を持ち込み搬入。ピアノ調律と平行してコントロール側のセッティング開始。11時調律完了。ステージ上で最初の仕事は、演奏する場所を決めること。ステージの何処で演奏するのが一番良い音がするか、小池氏と話し合いながら場所決めをし、マイクセッティングを始める。

マイクケーブルはDPA4012や4003の特注ケーブルを含めて全てPC-tripleC。ラインケーブルは全て1.4mmx1.8mmのPC-tripleC。電源ケーブルもPC-tripleC、コントロール用5mとステージ用10mのC型コンセント付き特注品なのだ。下世話な話しだが、ケーブルの制作費を想像すると震え上がる!。

「鱒」のマイクセッティングは、Vn とVlaはSCHOEPS CMC6/MK-2 、VcとC BassはMILAB VIP50 、ApfはDPA4012x2、ホールの響きを拾う為にDPA4003x2をセッティングした。Mic HAはNEVE1272x5ch 2台。

最初にDPA4003x2だけで音を聴き“ワンポイント”ではどの様に聞こえるかを確認した。石黒氏の希望を聴きながらマイクを動かして行が、希望のような音には成らず、マルチマイクでのセッティングに変更して行く。

マルチマイクでバランスを取って行くとピアノの音をもう少し鮮明にしたいとのことで、SENNHEISER MKH435Tx2 に交換。音は鮮明になったが細い。ピアニスト新垣さんに音を聞いて頂き意見を聞くと、DPA4012の方が好みだった。

マイクをDPA4012に戻し、音が出て驚いた。ピアノの音が見事に他の楽器とバランス良い音に変化していた。演奏の仕方でこんなに音を変える事が出来るとは・・・・想像以上の出来事に唖然とした。この後Vc とC BssをDPA4011に交換し音を確認して「鱒」のマイクセッティングは5時間を費やし終わった。

次は『モーツァルト弦楽五重奏曲 ト短調 K.516』のマイクセッティングへ続く。


No. 914:格付けチェック
組長さん (2015/06/22 09:13:24)

TVのお正月番組に目隠しをして、どちらが本物を当てる番組がある。その中で練習用ヴァイオリンと名器ストラディバリウスを聴き、どちらがストラディバリウスかを当てる部分がある。実はTVを見ていると、私は聴き分けられない事が多々有る。

ブルーレイレコーダーにこの番組が残っていたので、オーディオシステムから音を出し名器聴き分けを見てみた。オーディオシステムから出る楽器の音は驚く程違いがあり、誰でも当てることが出来ると思う。名器は音色が良く、倍音が多く独特の広がりがある。

情報量が少ないと楽器の音色やバランスが聴き分け出来ない事を証明した出来事だった。逆説的に言えば、情報量が多いオーディオシステムで聴くと、より音楽を楽しめる事を証明したような出来事だった。


No. 913:在庫あり - 13時までのご注文で即日出荷 13時以降も翌日出荷
組長さん (2015/06/11 17:35:22)

「在庫あり - 13時までのご注文で即日出荷、13時以降も翌日出荷 」と表記の3枚のCDを2015/06/09 20:30頃に注文した。
即、この内2点に「[h・v.co.jp] ご注文ありがとうございました通常ご注文後 2-3日 以内」の入荷予定。と書かれたメールが入る。
む〜〜〜〜。

現在この2点のCDを見ても「在庫あり - 13時までのご注文で即日出荷、13時以降も翌日出荷 」と表記されている。注文履歴を見ると。
未だ出荷準備中で、出荷予定12日だとさ。これってなに?。「在庫あり - 13時までのご注文で即日出荷、13時以降も・・・」は嘘なのか。

別のCDを2015/06/10 10:21に注文した。此方は2015/06/11 09:30に商品が着いた。これは「在庫あり - 13時までの・・」の表記通り。

こんな事は過去にも何度も経験している。問い合わせを入れるが・・・・・丁重なお詫びのメールが返信されるだけで一向に改善されない。
何とも理解しがたい会社だ。

この会社からCDを買わなければ苛つく事もないのだが、この会社にだけ在庫が有るCDが有り、ついつい利用する。悩ましい。


No. 912:re:re:さだまさしさんの新作「風の軌跡」
組長さん (2015/06/03 11:44:58)

capさん記述有難うございます。

さだまさしさんの録音に関わるスタッフ全員が”昨日の自分を越える”との意識があります。そんな中、capさんの言動が”さだクオリティー”の基準を作っています。”身をもって基準を示す”これがどれ程大変な事か容易に想像出来ます。

capさんのブログの中に「毎回、世界水準で考えても最高のものを目指しているのですから・・・」と書いてありました。この意志が全員に伝わっているので皆”修行”のような大変な事もガンバリ乗り越えられるのだと思っています。アルバムは完成しました!。是非、大好きな音楽に埋もれて頂き、フル充電をして下さい。

人として「武士道」に書かれているような様な立派な行動が出来なければ良い音楽は出来ないと思っています(意見には個人差があります)。

さだまさしさんの歌の多くは人生の応援歌と感じています。これらの歌に関わるのですから、自分を律して歌に託した思いを伝えるべく仕事をすべきと思っています。録音道などと書きましたが、心技体をより高みに上げる様に生きたいと思います。

さだまさしさんの録音に関わらせて頂き20数年、当たり前に次があるなどと考えた事は有りません。皆様、次回も有れば頑張りましょう!。


読み直せば、硬い・くどい。ゴメンナサイ。


No. 911:re:さだまさしさんの新作「風の軌跡」
capさん (2015/06/02 18:36:39)

お疲れ様でした。
皆さんのお力添えで、今回も全力投球でぶつかることが出来ました。

宗教の専門家の方からはお叱りを受けるかもしれませんが、レコーディングをしていると、録音には「道」とか「行」などの言葉が似合うような気がする時があります。
自分を極限まで追い込み、毎日12時間以上集中してやるので、深夜に作業が終わると、歩くことが困難なほどふらふらになります。
そして、全てが終わると放心状態になりますね。
これからまたしばらくは充電しなければいけないと思っています。

関係者の皆さん、ありがとうございました。


No. 910:さだまさしさんの新作「風の軌跡」
組長さん (2015/05/31 16:54:55)

大凡半年をかけて、さだまさしさんの新録「風の軌跡」が完成いたしました。

瀬戸際の魔術師ぶりは健在で、見事に完成いたしました。出来映えは毎回の様に”すばらしい”アルバムです。情緒的な曲はもちろん良いのですが、ROCK風味の曲も秀逸です。「 問題作~意見には個人差があります~」に私は大きく共感いたします。

録音は毎回全力でやりました!。半年の間に新たな発見もありました。未だ録音道の到達点は見えてきませんが、録音を気にすること無く「風の軌跡」の音楽に没頭して頂けると自負しています。何よりも聴いて頂きたいと思います。発売日は7月8日(水)です。


No. 909:
ミキサーのたにさん (2015/05/31 01:45:18)

ジジイ猫様、この度は大変お世話になりました。

今回のセミナーのPAは、組長の音を表現するためのPAなので、今まで近くで勉強させて頂いた人間として恥ずかしくない音を出さないといけないと思っていました。

ジジイ猫様、梅内様をはじめ、たくさんの方々にご協力して頂き、大きな事故無く遂行出来た事、大変感謝しております。

今年も勉強させて頂く事ばかりで、本当に貴重な経験をさせて頂きました。

飲みの席でも、先輩方にたくさんのアドバイスも頂き、これからの仕事に活かしていきたいと思っております。

この度は本当にありがとうございました。またお会い出来る日を楽しみにしております。


No. 908:re: 第11回 東北プロオーディオ試聴回
組長さん (2015/05/30 10:03:30)

ジジイ猫様、この度も大変お世話になりました。お陰様で楽しい日々を過ごさせて頂きました。毎回思うのですがジジイ猫さんの軽妙な司会進行は絶妙です。

ジジイ猫さんから過分なお褒めの言葉を頂き恐縮至極です。マイクアレンジセミナーは、過去に先輩の方々が私にお教え頂いた恩返しをしただけで有ります。私は先輩の教えから抜けだし、独自のマイクアレンジをするまでに多くの時間がかかりました。もし、少しでも会場に来て頂いた方々のお役に立てたのであれば、無駄な時間を省くことに成り、音を扱う事の進歩に少しはお役に立てたのでは無いかと思いました。私可なり生意気です(笑)。

全国から手弁当で参加して頂いたサウンドマンは皆様素敵な方々でした。ステージ上での話しも面白く、スピーカーやマイクの転換でも技を見せ合うように的確に動いておられました。経験から来る素早い動きは、真に職人技の転換ショーでした。夜も離れがたく、連夜大量のアルコール取得をする事に成りました。今の所健康には異常は無いようです(笑)。同様に長時間ガンバって頂いたミュージッシャンの方々にも「本当にお疲れ様でした」とお伝えしたいと思います。

一人でステージ上で話すなどの経験は余りなく、可なり舞い上がりましたが、皆様の的確な助けで何とかお役目を果たました。谷さんにもお世話になりました。谷さんとは久しぶりの共同作業で、多くの言葉を交わし楽しい時間を過ごしました。谷さんも私も得た物は多く山形に出かけた意味がありました。有難うございました。

各社のスピーカーは年を重ねるごとに特徴が一点に向かって集約しているように感じました。差が以前より明らかに少なく成っています。最終的には良く調整されたハイエンドのオーディオのように、同じようなバランスで鳴り趣味性の好みが残るような気がします。

何時の日か何処かで元気な姿で働かれる皆様にお会い出来る事を楽しみにしています。ジジイ猫様も何時までもお元気にご活躍下さい。
星さん・田谷さんお世話になりました。倉庫の大きさと内容には圧倒されました。健康に留意して元気にご活躍下さい。お会いできる日を楽しみにしています。



No. 907:
ジジイ 猫さん (2015/05/29 07:45:51)

クル猫 改め ジジイ猫です。 鈴木様 第11回 東北プロオーディオ試聴回

講師 有り難うございます。 未だ未だ震災からの 脱却が不完全な環境を 少しでも

との お心使いの基 マイクアレンジセミナー 講師を 手弁当でご参加頂き 誠に

有り難うございます。 2日間共 天候に恵まれ 組長様の 話しに ご来場された

方々が 耳を傾け 実際の組長の マイクアレンジを 間近でご覧頂き 又 その

おとの違いを 体験され 又 実際に演奏頂いたミュージシャンから こんなに

楽しめ,伸び伸びと 演奏出来たとの感想も漏れ聞こえ  ご来場の方々からの

数多くのご質問を 一つ一つ丁寧に ご説明頂き 誠に有り難うございます。

良い意味で 進行時間が 押した事は, 組長の お話が 実際の 展開に ご来場

の方々が 明日からの 日常業務に 活用出来ると ご判断された現れと 大変

嬉しく 思っています。 毎回 書かせて頂いておりますが バンド演奏の終わりに

誰よりも 早く そして 最後まで 拍手頂いている お姿を拝見し,頭が下がる

思いを 再度 致しました。 今回 セミナーの中で マイクアレンジ以外にも

数多くの サウンドマンとしての 気遣い等 大変 来場 頂いた方々には,

ヒントを 頂いたと考えています。 組長 並びに 組長の意図を くみ上げ

音を 折り合わせて戴いた 谷様  本当に有り難うございます。

これからも 日本の音響シーンの発展の為 ご尽力戴きます様。


今回も 本当に有り難うございます。


No. 906:小池ストリングス・コンサート
組長さん (2015/05/07 12:50:38)

5月29日開場18時30分 開演19時 日本福音ルーテル東京協会でA.ドボルザークプログラムでコンサートが行われます。

演奏曲目は。弦楽四重奏曲 第12番「アメリカ」と交響曲第8番<弦楽八重奏版>です。私が興味があるのは交響曲第8番<弦楽八重奏版>です。過去にベートーベン交響曲第7番の弦楽合奏版を録音いたしましたが、素晴らしい演奏と編曲の完成度に驚嘆いたしました。

開場の日本福音ルーテル東京協会は響きも良く、生演奏を楽しむのには絶好の会場です。チケット代¥3000−は格安で大きな価値があります。是非聴きに行かれることをお勧めいたします。


No. 905:120V電源
組長さん (2015/05/02 14:36:15)

120V機材を100Vで使うと音の重量感は減少し、躍動感も大きく損なわれる。

スタジオでは可なりの確率で壁に付いている120V電源コンセント。一般家庭で120Vを確保しようとすると、小型のステップアップトランスを使うことになる。ところがこのトランスがくせ者で、可なりの高確率で音を悪くしている。ハッキリ言えばトランスの音を聞いているのか機材の音を聞いているのか分からぬ程だ。

自宅での作業に使っていた120Vステップアップトランスは某スタジオが閉鎖する時に手に入れた物で、Rコアを使った高級品だが音はイマイチだった。開けて中を見れば撚り線が使われており、4口のコンセントを順番に渡っている。1番目のコンセントと4番目のコンセントは可なり音が異なっていた。これは当然で2番目のコンセントは1番目のコンセントの音と撚り線の音が乗る。これを繰り返せば4番目が可なり悲惨な音になる事は容易に想像出来る。

アマゾンで作りの良さそうなステップアップトランスを見つけて購入した。
購入したままで聞けば、これも悲惨な音がした。100V入力側のケーブルは平行ビニール、内部には安全装置として使うサーモスタットが使われていた。平行ビニールとサーモスタットが音を劇的に悪くしていると想像した。

これらを全て取り払いスイッチとヒューズ代わりにサーキット・プロテクタを使い、ロジウムメッキのIECインレットを取り付けた。出力側は試作品の壁コンセント 2個4口をヒッコリーボードに取り付けた。配線材はPC-tripleCで2.8mmx2.4mmは太すぎて使えず、1.8mmx1.4mmを2本使い、2.8mmx2.4mmの80%程度の太さを確保出来た。一般家庭の屋内配線は1.6mmのFケーブルが使われていることを思えば1.8mmx1.4mmを2本は“使える”。

ステップアップトランスを使えばメリットとデメリットが発生する。自作120V電源は明らかにメリットが大きい。音質に殆ど不満を感じる所が無いほど良い仕上がりだ。

試作品の壁コンセントはまだまだ良くなるそうだが、以前の壁コンセントを聴く気が無くなるほど素晴らしい。大変高価だそうだが此の音であれば納得する。

電源のヒッコリーボードは電源BOX用アンダーボードTB-38Hの天板と寸法を合わせてあるので、TB-38Hを使えば一段と音は良くなるはず。期待は大きい


No. 904:趣味の話し。
組長さん (2015/04/10 08:53:16)

TOWER RECORDS PREMIUM CLASSICSに填まっている。
数十枚は買い換えただろうか。特にオリジナルテープにまで溯ったリマスター盤は音の鮮度が上がり、心地よく名演を鑑賞出来る。モノラルの物も有るが幸い鑑賞に支障がある物とは出逢っていない。メジャーレーベルで出来ない事をTOWER RECORDSなら出来る?。何か変な感じだが、お手頃価格でより良い音のCDが手に入る事には文句は無い。今後も是非続けて頂きたい。

Pierre Monteuxのドビュッシーやラベルは当然素晴らしいが、ブラームスやシベリュウスも聞き逃せない。Hans Knappertsbuschのブルックナーは神がかり的に凄いし、小品も実に面白い。Rafael Kubelikのモーツアルトやシューマンは伝統的な解釈で崇高な音楽だ。久しぶりに聴いたが心揺さぶられた。Colin Davisのバイエルン放送響とのベートーベン 第9は録音も良く端正な演奏で大きな感動を頂いた。Colin Davisの音楽は決して派手では無いが、聴けば聴くほど味わいがある。一時代を築いた指揮者の演奏には説得力がある。自分の心の健康には良い音で、良い音楽を聴くことが必要なのだ。


BEGINの録音で石垣島に行った時に親友になった正義の使者が還暦を迎える、お祝いの宴がが有るとのことで行く事にした。次の録音に向けて機材の改善や工作で頭を使い、少々お疲れ気味。気分一新には良いタイミングだ。今の時期天気が良ければ美しい写真が撮れるのだが。週末に向かって天気は余り良く無さそうだ。好天になる事を期待しながら泡盛に溺れることになる。愉快な人々と呑める石垣島は天国だ!。


No. 903:友人のオーディオセット。
組長さん (2015/04/05 10:46:44)

高校時代からの友人宅に遊びに行った。オーディオ好きは共通の趣味だ。数十年にわたりシステムが大きく変わるとお互いに呼び合い、自慢?し合っている仲だ。昨年末、我が家に来て大きな刺激を受けた様子だった。

この度は、お伺いして此方が驚いた。何とシステムは大きく変わりスピーカーはTANNOYの超高級品 、アンプはNagra。ケーブル類は以前使っていたGoldmundの純正品でスピーカーケーブルはvan den Hul。驚きを顔に出さずに音を聴いてみればバランスは良い。殆ど違和感は感じないほどで、流石に高級な音がしている。

敢えて不満点を聴くと、若干音が濁る事だという。スピーカーの振りを調整すると定位やホールの響きが良く聞こえる様に成った。次は持ち込んだ電源ケーブルPOWER-REFERENCEを長さの関係で、プリアンプとパワーアンプに使ってみた。濁りは殆ど無くなり、友人は可なり満足な様子。

追い込みをかけて、オーディオ専用配電盤のブレーカーにQR-8を貼り付けた。
オーディオルームに戻れば驚く程、音が澄んでいる。友人曰く、「QR-8こんなに効くんだと・・・・・」絶句していた。

ケーブルについて友人は「評論家は嘘ばっか書いている、信じられないのでアンプメーカーの純正品を使ってきた」と言う。決して私の影響では無い事をお伝えします。

PCを立ち上げAcoustic Reviveのケーブルの価格を調べると、「決して高くない」と呟き他のメーカーの価格表を見せてくれた。確かに6桁後半も有り驚いた。友人は一瞬でAcoustic Reviveの製品のファンに成ったと思う。

お金は使い切ったとぼやいていたが、何処かの時点で心を鬼にしてPOWER-REFERENCEを引き上げなければ。


No. 902:改善
組長さん (2015/04/02 09:39:21)

お陰様で寺井尚子さんの「ホットジャズ」は大変好評です。
ヴァイオリンに使ったMic HAはAVALON M5だが音質向上の為に改造がしてある。改造点は別個体電源の接点を可能な限り少なくした。オリジナルの電源はACインレットに組み込まれたヒューズと電源電圧切り替え用のカードを通過してトランスに入る。トランスからキャノンコネクターを通過し両端キャノンコネクターの電源ケーブルを介してM5本体のキヤノンコネクター繋がる。接点の数を数えると6接点有る。

組の改造はヒューズの代わりにサーキットプロテクタを使い、電源電圧切り替え用のカードは撤去し120V用に固定してある。トランスからキャノンコネクターを通過し片側キャノンコネクターの電源ケーブルを介して、M 5本体の基板に直に半田付けしてある。これで接点はスイッチとキャノンコネクターの2カ所に成る。オリジナルとの比較では、雑味の無いヌケの良い広帯域の音が得られた。

また、M5の出力はトランスレスのバランス回路だが、所有8台の内4台は敢えてMARINAIRのアウトプットトランスを取り付けてある。理由は生ギターを録音した時に少し音が硬いと言われ、ヴァイオリンではややキツイ音がしたからだ。MARINAIRは100kz迄驚異のフラットとの証言もあり、独特のシルキーな音は大好きだ。MARINAIRを取り付けた事でギター奏者とヴァイオリン奏者共に好評を頂いた。勿論インレットとトランス類にはQR-8が貼り付けてあり、天然シルクPSA-100も使っている。組機材はこんな改造が多く成されている。

「ホットジャズ」は今回採用したPC-TripleCでの音質変化が一番大きかったように思う。演者に納得して頂ける音が録音出来ることが、何より改善のエネルギー源だ。

さて、次の完全点を見つけなければ。




No. 901:風に立つライオン
組長さん (2015/03/25 12:04:24)

映画「風に立つライオン」を見てきました。
小説を読んでいたので文字から想像する映像と映画の映像は一致するのか多少の不安が有りました。しかし、全く余計な心配でした。
文字から想像していた映像と何処の場面も一致するのです。監督は三池崇史さん、見事でした。

決して派手な作品ではありませんが、ドキメンタリー的な部分もあり、作り物ではない存在感がこの作品には有ります。

私は大変感動いたしました。ぜひお薦めします。


No. 900:機材は故障する。
組長さん (2015/03/14 11:13:54)

自分は通常2時間前にはスタジオに入り1時間前には全てのセッティングを終え、異常が出ないか監視状態に入る。真空管マイクや古機材は暖まるとノイズを出す物も有るからだ。

今回はNeumann W444STA(ステレオ仕様のフェーダー)の1chで故障がでた。歌手の方がマイクの前に立ち歌い始める寸前に音が来なくなったのだ。最悪のタイミングで本当に申し訳なく思う。少し待って頂きマイク回線のコネクターを差し直すと音が出た。この後は何事も無く無事に録音が終わったのだが、数週間後に同じ事が起きた。前回コネクターはクリーニングしたのでコネクターが接触不良を起こす事は考えられない。2chにつなぎ換えれば音が来たので、確認で再度1chに繋げば音は来ない。この状態が続くなら原因が分かるはずなのだが、録音終了時にマイクを繋ぐと音が来る。

次の歌録音の時1chと2chそれぞれマイクを繋ぎ監視していると、録音寸前に1chの音が来なくなった。2chを使い無事に録音は終わったが、改めて1chを確認すると音が来る。

過去不定期に出る症状でNEUMANN KM56やNEVE1081を修理に出したが、原因をつかめぬまま戻り、使っていると再度症状がでて困り果てたことがある。この状態では修理をお願い出来ないので、せめて原因だけでも探そうと自宅に持ち帰りマイクを繋げば相変わらず音が来る。部品を振るがし、一つ一つ原因を探って良くと、突然音が来なくなる。が、また直ぐに復帰する。接触不良なのでコンデンサーや抵抗では無さそうだ。

半田付けが酸化して音が出ない事は、以前KM56で経験しているので、大きなルーペを使い半田付けを見て行くと1chの修理後を見つけた。
トランスを載せ替えたようで、この部分だけ半田付けが新しい。トランスのピンを見ると中空ピンとピンを通る線材に僅かだが隙間があるように見える。半田付けをする時にピン内部の半田も流れ、線材に半田が絡まなくなったようだ。ピン周りの半田付けをやり直しピン内部にも注意深く半田を流し込んだ。

これで症状は収まったが、不安が残り大音量を入れたり時には無音にしたり3日間テストを繰り返した。症状が出ないので完治したと思われる。

この様な事がライブ録音最中に起きたらと思うとゾッとする。テストしている3日間魘され続けたが、これで安眠出来そうだ


No. 899:おそ〜じは思い込み?。
組長さん (2015/03/04 08:46:57)

おそ〜〜じをした所でアンプの音が元より良くなることでは無く、ゴミの影響で徐々に音が悪くなった状態が、おそ〜じする事で元に戻るだけなのだが。

凄く良くなった様な気持ちになるのは何故か?。オーディオシステムは改善を重ねて以前より今の音が良いことは確かだ。改善を数年続け、パワーアンプのおそ〜じを行ったことで音が飛躍的に良くなったように感じるのだと思う。

自分が音楽を聴く時は作法がある。先ず全ての機材に電源を入れ・CDPやAMP等を拭き上げる・アンダーボードも拭き上げ空気を入れる・20分程度音だし・この間スピーカーBOXも気持ちを込めて磨き上げれば万全な状態になる。気持ちを込めておそ〜じを行えば、音が良くなるように思うのは自分だけだろうか?。

接点については一年に一度くらいはコネクターを抜き、道通向上クリナーECI-100で磨き上げる。スピーカーを保護するネットが汚れると、当然だが音は悪くなる。此方は2~3ヶ月に一度は真空掃除機で注意深くゴミを吸い取ることをお薦めする。長年放ってあるネットをおそ〜じすれば、大きな効果に驚かれる筈だ。

全ては自己責任でお試し下さい。


No. 898:おそ〜じ
組長さん (2015/03/03 15:19:27)

オーディオ誌業界も「人身一新」の大掃除が必要と思うが、ここではオーディオアンプの掃除話しだ。

パワーアンプ天板の隙間から中を覗けば、大きなトランスの表面に薄っすらと細かいゴミが積もっていた。PCは基板表面のゴミで誤動作を起こすことを経験してから、ゴミの恐ろしさは良く理解している。

パソコン掃除用の細いチューブの着いた真空掃除機が有るので、久しぶりに内部のゴミを可能な限り吸い出した。綺麗になった内部を見ているだけで気分が良い。以前も掃除前と掃除後の音の違いに驚いたが、今回も同様に大きな効果が有った。

ゴミを取り除いた事で音まで清々しく聞こえるし、空間表現が一段と緻密になった。福沢諭吉先生を何十枚か重ねたほどの効果と思える(表現が下品で申し訳ない)。愛用のアキュフェーズ製品は完全なオーバーホールをすれば新品のようになるので、いつかは本格的にオーバーホールをしたいと思う。お手軽に出来るアンプ内部のお掃除をお薦めいたしますが、何が有っても自己責任です。


No. 897:1/17 ヨドバシイベント
組長さん (2015/02/18 08:04:20)

私はオーディオ誌に不信を持ち、昨年秋から一切の購入を止めました。そんな中、驚きの事態が管理人K氏から説明されていました。

皆様こんばんは。
またヨドバシカメラさんのイベントにお越し頂いた皆様、誠にありがとうございました。

少々時間が経ってしまいましたが、ヨドバシカメラさんにおけるケーブルイベントの開催に至るまでの経緯につきましてご説明させて頂きたいと思います。
このイベントに関しましては昨年秋の音展後に音元出版のオーディオアクセサリー誌編集長との間で開催が決まりました。
イベント内容に関しましてはオーディオアクセサリー誌155号に告知された通りで、最終的に5社の参加が決定し、講師には福田雅光さんと小川嘉奈子さんのダブルキャストにて決定しました。
しかし、雑誌発売日の昨年11月21日にオーディオアクセサリー誌の編集長より「某社から小川嘉奈子さんの記事に対するクレームが入りましたので、小川嘉奈子さんをオヤイデさんに行ってもらうことは出来ないでしょうか?」と電話が入ります。そもそも、編集部は小川嘉奈子さんと記事のやり取りをしてる訳ですので何故、弊社にそんな連絡をして来るのか少々不可解でしたが、
私は常識的な意見として「クレームがあるのなら具体的に記事のどこに問題があるかを意見書として提出してもらって、それを小川さんが見て問題があるなら行ってもらえばいいし、問題がなければ小川さんが更に意見書を提出して何度かやり取りをした上で御社(音元出版)で最終的にどうするかを判断すれば良い話で、いきなり記事が気に入らないと評論家を呼び付けるなど極めて傲慢な態度であるし、増して女性一人を呼び出すなど言語道断でしょう」と答えました。
その一週間ほど後に、今度は弊社のケーブルを発注している業者社長から電話が入ります。
その内容は「あの女性の記事は御宅が金を払ったのか?音元出版の副社長がそうだと言っている。そのせいで某社から各工場にACOUSTIC REVIVEの仕事を続けるなら某社の仕事を全て引き上げると圧力をかけられて非常に困っている」という信じ難いものでした。

続きは下記からお読みください。上段2段目に有ります。
http://www.acoustic-revive.com/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?post_id=18792&topic_id=3131&forum=26#forumpost18792


No. 896:寺井尚子さんのマスタリングが終わりました。
組長さん (2015/02/11 09:42:53)

前回のアルバム「ヴェリー・クール」同様、今回の「ホット・ジャズ」もマスタリングエンジニアはDede Aierの吉川さんです。

吉川さんの仕事の作法は、高みを目指して可能性があることは徹底的にやる事でしょう。通常の数倍の時間をかけて仕上げて頂きました。お陰様で素晴らしい出来映えです。新しい機材の採用もあるのでしょう、DSDマスターとマスタリング済みのCD-Rとの音の差は通常より少ないように思います。後は良い状態でプレスされることを祈るのみです。

メディア掲載レビューでの紹介は。
「ジャズ・ヴァイオリニスト、寺井尚子のアルバム。レギュラー・グループを13年ぶり(2015年時)に一新。ベテラン・ピアニスト佐山雅弘が参加し、ベース&ドラムは20歳代のホープという布陣による第1弾作品。「リベルタンゴ」「スペイン」といったスタンダードから、スティングの名曲「フラジャイル」などを収録する贅沢な内容。」との事で、CDとSACDとハイレゾ配信もされます。 詳細は下記。
http://www.universal-music.co.jp/terai-naoko/products/ucgu-9058/

音楽的にも素晴らしい仕上がりですが、オーディオ的にも聴き所満載です。寺井尚子さんの美音は益々魅力を発しています。ヴァイオリンの音は質感もより生を彷彿とさせるものとなりました。佐山さんが弾き倒す怒濤のピアノには間違い無く圧倒されますし、凄まじい音が聞けます。

3月25日発売されます。お楽しみ頂ければ幸いです。


No. 895:忙しい1月が終わろうとしています。
組長さん (2015/01/30 08:55:58)

詳細は書けませんが、昨年末にさだまさしさんのフル編成でオケの録音が有り、1月始めにミックスダウンが終わりました。その後は寺井尚子さんの新アルバムの録音が有り、こちらも無事にミックスダウンが終わりました。今日は新たなさだまさしさんの録音です。

さだまさしさんも寺井尚子さんも絶えず前進している方です。長年第一線で活躍を続けているアーティストの録音を続けられるのは本当に幸せです。さだまさしさんとの録音は20年を超え、寺井尚子さんとの録音は10年を超えました。

以前も書いた事ですが、私の録音を支えて頂いている身近な機材が有ります。
アキュフェーズのDG-28から始まったヴォイシング・イコライザが無ければ、多くのスタジオで正しい音を聴いて頂く事は出来ません。また、クリーン電源PA-1200シリーズやA/DコンバーターAD-2402・D/AコンバーターDA-9601は現用です。全ての製品は1997年頃に作られた物ですが、古さは一切感じません。ケーブルなど動作環境を整えると、驚く程に潜在した能力を発揮してくれます。

同様にアコースティックリバイブ製品も私の録音には欠く事が出来ないケーブルやグッズです。全てのアコースティックリバイブ製品はアーティストに音を聞いて頂き、効果を確認して使っています。特に新導体PC-tripleCを使ったケーブル類は新たな高みを目指す大きな原動力に成りました。

さださんの録音では、今までに聴いた事の無い広く透明感の有る音場と共に深い低域に驚きました。ディレクターのcapさんと、新たなページを開けたとの共通意見をもちました。また、寺井尚子さんにも絶賛して頂きました。「録音された全ての音が良い。今までで一番おおきな変化だ。音楽的な表現だが、こんなに粘りの有る音は今までに聴いた事が無い。」と!。ケーブル等の評価は、生楽器を使った録音が最も的確にできます。

アーティスト・ディレクターが本気で直に関わる録音現場での評価は高い価値があると思います。



No. 894:安くて良い物は無い。
組長さん (2015/01/13 09:43:06)

其れなりに長い人生を過ごしてきたが、安くて良い物は無いと断言しても良い。良い物と言っても、最高の評価を得る物だ。

ここ数年かけて直流12V電源を作ってきた。今月の録音とミックスダウンに間に合うように詰めの作業を行ってきたが、やっとゴールが見えてきた。

失敗を書けば、学んだことを書く事に成る。
先ずはトランス。必要直流電流の1.7倍の容量を持つトランスが必要なんて全く知らなかった。トランスで音が違うのは勿論知っていたが、思いの外差が大きいので驚いた。使えるか使えないほど差が有る。比較検討した結果、Nuvotem Talemaを使うことにした。そしてコンデンサーは長らくSPRAGUEを使っていたが、Kemetを試しに購入し音を聞けば文句なし。買い置いてあった多量のSPRAGUEが無駄になるが仕方が無い。

まさか、シリコンダイオードブリッジ整流器で音が違うとも知らなかった。これは未だ究めていないが3種を比較して選んだ。ショットキーバリアダイオードが必ず良いとは限らなかった。

配線材はPC- tripleCを使い最終出力コネクターにファイメットビーズも組み込んだ。以前使っていたPCOCC-Aも良かったが明らかに線材交換によるによる改善幅は大きい。

電源が面白いのは。例えば電源Aと名前を付けると、音声信号が通る機材は理解出来るが、ハードディスクの電源として使っても電源Aの音がするし、デジタル アイソレーションDSIXに使っても、ましてやRR-777に使っても電源Aの音がする。

言い換えれば良い音の電源を手に入れれば、オーディオシステムの基礎土台ごと高音質化出来る。

スタジオではハードディスクを複数台使う事も有るので大電流で使える12V電源が必要になる。試作品を何台も作り試聴を重ねた。4種類6台を作り何とか使えそうなのは、この内2台だけだった。

開発当初購入した何種類かのトロイダルトランスは全部廃棄した。コンデンサーは在庫を抱えた。シャーシは2台を無駄にした。無駄な出費も多く有ったが勉強になった。人生何事も試行錯誤、そんなに簡単に成功はしないのだ。

何より有り難かったのはアコリバの電源RBR-1が比較対象の機材で存在した事だ。作り始めた頃、音質は全く刃が立たなかった。今ではそこそこ勝負に成りそうな雰囲気が有る。

何より大電流が必要だったので、スタジオでは自作電源を使うことになる。つまり、RBR-1は自宅で使えるようになる。幸せなのだ!。



No. 893:re:さらにおめでとうございます
組長さん (2015/01/04 14:41:03)

こたさん お祝いの言葉を頂き有難うございます。

長寿イベントまでの時間は経ってしまえば短いと思いますが、未だ数年?有りますので何処までエンジニアの道を進められるか楽しみにです。

「今の若者は」などと批判的なことを言う人もおられますが、私たちも先人たちのオトナに同じ事を言われてきました。こたさんは現時点で私より遙かに多くの知識が有り、長年会社を経営している訳でもあり、何も自分の現状を”歯がゆい”と思うことは無いと思います。

多くの困難からこそ学ぶことが沢山あります。人生が終わる時までに何を成し遂げたかが一番大切な事で有ると思いますので、焦らず一歩一歩進んで行きましょう。

こたさんの大きな間違いを一つ指摘すると、私を人生の道しるべのひとつにする事です(笑)。又、楽しい時間を過ごしましょう。


No. 892:さらにおめでとうございます
こたさん (2015/01/03 20:29:45)

続きまして、お誕生日おめでとうございます。
次の長寿イベントまでイーシャンテンですね(笑)。

おそらく僕が初めて仕事をご一緒させて頂いた頃、組長は僕ぐらいの年齢だったはずで、その頃に見ていた組長の仕事ぶりやものの考え方、その時点でなし得た事の数々など、今の自分を客観的に眺めるとそれとは比べ物にならないくらい幼稚であり、もちろんそれは亡くなった父にも同様の思いがあって、先人たちのオトナ具合に完全に負けている自分がとても歯がゆいです。

どこかの誰かには老残でも、僕は組長のお姿を人生の道しるべのひとつにさせて頂いています。
ですので、この先も色々な事を見せて頂き、その教えを乞えればと思っています。


No. 891:新年あけましておめでとうございます。
組長さん (2015/01/02 15:35:35)

新年おめでとうございます。さん
親身なご心配を頂き有難うございます。心して覚えておきます。自分では確固たる地位などは全く意識した事は無く、いつでも崖っぷちにいる様な気持ちで仕事をしています。周りの方々から自分に対する評価は明らかに高すぎです。居直れば、精神年齢は我慢が出来ない5歳児のままで極めて正直です。正直に意見を言うと、人々は口が悪いと言います(笑)。

「こたさん」今年もお世話になると思います。宜しく願いいたします。「こたさん」が仰有る様に、信条に合わぬ物には時と場所を選ばず喧嘩を売って生きてきました。幸い余り負けたことはありません(笑)。自分で言うのも恥ずかしいのですが。正義感が強く根に持たない、いや、あまり根に持たない、いや、やられたことは絶対に忘れない性格です(笑)。一点救いは、やって頂いたことも忘れない性格です。義理人情は人並みに持っていると思っています。

某掲示板では「老残」などと書かれ、私の存在を気にして頂いているので、まだまだやれると思っています(笑)。人は老いると丸くなるか頑固に成るか分かれるようです。私はご察しのように、益々頑固度が増して行くようです。丸くなるなどと、人としての退化は絶対に認められません。内に向けた怒りと闘争心こそが私が前進する原動力ですが、時として原動力が表に漏れてしまうのが問題なのです(笑)。

悪態は昨年末に残らず吐きました。年頭に親身なご心配を頂きましたので、2015年は少しでも紳士的な立ち振る舞いが出来る様、努力する必要が有かと思います。改めまして、今年が皆様にとってより良い年でありますよう祈念いたします。


No. 890:あけましておめでとうございます
こたさん (2015/01/01 18:40:51)

旧年中は組長に大変お世話になり、また、楽しませて頂きました。

信条に反するものにケンカを売っていく姿勢や口の悪さ、加えてガンコさ加減は組長の売りだと思いますし、あまり毒気が抜けてしまわれない事を望みつつも、摩擦が過ぎれば火が立ちますので、今後とも程よく我々に刺激を与え続けてくだされればと思っています。
もちろん、有事の際には消火活動に参加させていただきます (^^;

では、本年もどうぞよろしくお願いいたします!


No. 889:
新年おめでとうございます。さん (2015/01/01 15:45:43)

 新年おめでとうございます。
時たまにのみ、当BBSを拝見致しております。

同じ事象でも、人により時により立場により価値・見方・評価が異なる事は当然と思います。
確固たる地位をお持ちであるのですから、あまり下品な表現は記されぬ事が吉かと感じました。

お正月早々、つまらぬ感想を記しましたことをお詫び申し上げます。

今後もより一層のご活躍を祈念致します。


No. 888:今年もお世話になりました。
組長さん (2014/12/30 12:44:08)

昨日仕事納めでした。今年も多くの方にお世話になり、とても刺激的な一年を過ごしました。

大義正義を振り回し、予想外の摩擦を起こしました。結果発見する事も多々有り、少しだけオトナになれたような気がします。
不徳の致す所でしょう、一部のオトナの世界はきったねえ事を再確認出来た年でした。

年始めは挑戦的な録音が控えています。お正月は飲み過ぎぬよう注意したいと思います(笑)。

皆様にとって来年がより良い年でありますよう祈念いたします。


No. 887:Koike Strings Chamber Concert
組長さん (2014/12/14 11:01:05)

第13回を重ねてKoike Strings Chamber Concertが12月12日日本福音ルーテル東京協会でコンサートがありました。

演奏曲目は
モーツアルト
ディヴェルティメントニ長調KV136
弦楽四重奏第17番変ロ短調KV458「狩」
ドヴォルザーク
弦楽5重奏曲 第2番ト長調 作品77

何度か録音の勉強に小池さんの演奏会を録音させて頂いていましたが、実はこの会場の客席で聴くのは初めてでした。第12回も同じ会場で録音をしていたので、録音した音と生音にどの様な違いが有るのかが最大の興味ポイントでした。

演奏前に小池さんご自身に依る軽妙な曲説明があり、曲と演奏に一層興味が湧きます。しかし、演奏が始まると録音のことは直ぐに忘れて演奏に聴き入ってしました。特にドヴォルザークは聴き応えの有る素晴らしい演奏でした。

やはり生楽器を聞きくと録音と再生の限界を感じることも確かですが、目標が見えてくる様な気がします。第12回の録音を聴き直し問題点と解決方法を見いだせた思いがします。

2015年5月には第14回のコンサートが有るようです。全席自由¥3.000-是非聴きに行かれることをお薦めします。

Koike Strings皆様お疲れ様でした。感動いたしました。


No. 886:楽しいく過ごせた休日。
組長さん (2014/12/10 09:24:33)

休日に聴いた3作品に感動した。

1)愛のあいさつ&夢のあとに〜神尾真由子。
アンコール曲を録音した物だが、表現の多様性に驚嘆し感動した。素晴らしい演奏家だ!。
付いているDVDで見られるマイクセッティングには興味津々。なるほど、セッティングと音が一致している。

2)マーラー 交響曲第9番 シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団 Blu-ray Disc。
“マーラーは目で聴く“これは私の持論だ。このシリーズはカメラ割りが実に適切なのです。楽器の重なりと音の響きを映像で確認出来るので、長い曲だが興味が尽きることが無い。自分はシャイーが大好きだ。演奏は文句なしで楽しめるし、音もライブとは思えぬ美しい音の洪水で堪能出来た。

3)シベリウス:交響曲第2番、ヴァイオリン協奏曲 ● カレリア組曲 Op.11● 悲しきワルツ Op.44●アンダンテ・フェスティーヴォ他 
セーゲルスタム&ヘルシンキ・フィル、クーシスト、他
流石にお家芸ですね。ヨーロッパやアメリカのオケとは基本的な音の響きが異なる様に思う。音の響きだけで北欧を思わせてくれる。初めて聴く指揮者なので恐る恐るCDを聴き出したが、一気に2枚のCDを聴き通した。特に小品曲とヴァイオリン協奏曲は極上の出来。新たな発見が多く有り聴き入ってしまった。『アンダンテ・フェスティーヴォ』は唯一のシベリウス自身の指揮によるもので、こちらはフィンランド放送管弦楽団との1939年1月1日の演奏とのこと。1939年録音とは思えぬ音で、鑑賞には十分の音だ。

音楽は心豊かにしてくれる、良い休日を過ごせた。

話は変わる。
録音物のバックアップを取る為に、ハードディスク2台を安定して動作させる為には5Aは必要と思われる。計画していた10Aとれるバッテリーリファレンス電源の試作をバラックだが完成した。アコリバのDSIXに給電して日頃聴き慣れているCDを聴けば。音場の空間が圧倒的に透明な事と音の生々しさに、今更ながらに驚く。アコリバのRBR-1同様に普通の電源とは”音質向上が桁違い”が一番似合う言葉だ。トランスが20A物なので大きく重い。ケースを探すのに一苦労の予感だ。


No. 885:Re:SACDは蚊帳の外ですが・・・
組長さん (2014/12/03 10:55:08)

確かに音を極めて行けば利便性とは真反対の方に行きますが、何を楽しむかで利便性と音が両立するバランスの良い所が有ると思います。
まだまだ、オーディオ楽しめますね!。

自分は毎回掃除から初めて・電源を入れ・アンダーボードに空気を入れ・しばし機材を暖め・音を聞き出す。などの儀式をしています。
オーディオシステムの掃除を始めると家族はリビングから出て行きます(笑)。

タモリさんの名言は、ご察しのようにヨルタモリです。確かにコントは客を選びますね。宮沢りえさんとのやり取りが面白く見ています。
タモリクラブも録画して見ていますョ。自分タモリさんの興味ポイント大好きです。あ、タモリさん福岡出身でしたね。

この場を借りて一点修正させて頂きます。<87年発売の初期盤>は間違えでした。松田聖子さんの初期盤は83年から発売されています。
どーもこの件では冷静になれない、蟠りがとれません。いかんです。(笑)<80年代に発売された初期盤>と訂正させて頂きます。


No. 884:Re:SACDは蚊帳の外ですが
オーディオ初心者さん (2014/12/02 23:30:08)

進んでるというよりは、利便性に負けたと言ったほうが正しいかもしれません。

ところで、ちょっと前のタモリさんの話題、ヨルタモリですよね。
世界の音楽みたいなコーナーが元ネタがわかると面白いでが、
ご覧になりましたか?
ジプシー・キングスもどき、と、ジョアン・ジルベルトもどきの回は、
大笑いしましたが、あとは、サッパリわかりませんでした。
客を選ぶコントのようです。

ご覧になってなかったら、通じない話ですみません。


No. 883:re:SACDは蚊帳の外ですが・・・
組長さん (2014/12/02 10:15:31)

オーディオ初心者さん  こんにちは。

メディアを手元に置きたい人も沢山いると思いますが、若い人にはメディアは場所を取るので“ウザイ”などと言われます(笑)。
ハイレゾで発売されるならば、松田聖子さんのSACDは必要無いと思います。私の録音したアルバムで「ユートピア」以外はお勧めいたしません。

オーディオ初心者さんも称賛した74枚組のマスタリング(Blu-spec CD&CD2を含めて)に対して色々なご意見があることを今回初めて知りました。しかし、87年発売の初期盤に対しての否定的な意見を見ることは有りませんでした。願わくばハイレゾを「ユートピア」のマスタリングのように「何も足さない、何も引かない」で発売して欲しいのですね。

オーディオ初心者さんは私よりも既に進んでいますね!。
私は未だダウンロードで音楽を購入したことが有りません。音を良くダウンロードするのもノウハウが有るようで、いざという時の準備が必要ですネ。
 
<しかし、同じ音源を何回買わせる気ですかね(笑)> 全く同感です(笑)。


No. 882:SACDは蚊帳の外ですが・・・
オーディオ初心者さん (2014/12/01 12:59:30)

組長様、またまた、いきなりすみません。

>SACD「ユートピア」を聴いてみた。総じて言えば良い仕上がりだ。「ユートピア」
>を聴く時に最初に手を出す盤となった。SACD制作スタッフの皆様、お疲れ様でした。

SACDプレーヤーが欲しくなってきました、悩みますね…

http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2014/11/1128.html

しかし、一方で上のURLのようにSACDをマスタリングされた鈴木さん(同姓ですね)と
いう方がハイレゾ用のマスタリング中との情報もありますので、moraあたりで
ハイレゾ音源が発売されそうですし、しばらく様子見してます…

しかし、同じ音源を何回買わせる気ですかね(笑)


No. 881:世の中そんなに悪くない。
組長さん (2014/11/30 13:16:35)

大義や正義を振りかざせば、多くの場合摩擦を起こす。摩擦の中から発見する事も多々有り、対処法で本質を見極める心がある人か、そうで無い人かが良く判る。大義や正義を振りかざすのは大きなエネルギーを必要とするが、収穫も大きい。結果、思う事は「世の中そんなに悪くない。」

話は変わるが。
SACD「ユートピア」を聴いてみた。総じて言えば良い仕上がりだ。「ユートピア」を聴く時に最初に手を出す盤となった。SACD制作スタッフの皆様、お疲れ様でした。

このBBS No875やNo876に書いたように、PHASEを切り替えて音の出方を確認する事をお勧めいたします。絶対位相が逆の物は意外に多いのです。


No. 880:タモリさんの名言。
組長さん (2014/11/28 19:31:07)

「何事も入門編は無い。頂点を経験すれば裾野が広がり全てが良く判る。経済が許せる限り若い時期に、贅沢な料理・飲み物なども含めて、一流品を経験する事で何が良い物かが解る。下から上を見ても見えない物も、上から下を見れば全てが良く見える。」

自分は若いエンジニアに「音楽の基本クラッシックを聴きなさい・旨い物を喰え・良い本を読みなさい・一流の絵画を見なさい。」知性を高めよ言っていたが、タモリさんの名言に全てが語られている。


No. 879:削除してしまいました。
組長さん (2014/11/26 09:17:35)

電源BOXの内部配線を交換した。を、手違いで削除してしまいました。
大意は「電源BOXの内部配線をPC-tripleCの交換すると、ラインケーブルを交換した時のように大きな改善が成される。」でした。


No. 878:伊藤八十八さんが旅だった。
組長さん (2014/11/21 11:01:11)

CBS/ソニー時代、伊藤八十八さんとは海外ミュージッシャンの録音で何度か一緒に仕事をさせて頂いた。多くの場合、八十八さんは国内A&Rの立場だった。そんな訳でエンジニアとプロデューサーとしての仕事は殆ど無かったが、八十八さんの才能には多くの支持者がいた。ご冥福をお祈りいたします。

60才を過ぎてから身の回りに旅立つ人が増えてきた。自分は3度も死に損なっているので、何が有っても良いように今まで生きてきた。最低限は他人に迷惑をかけぬ事、可能ならば身内にも迷惑をかけたくない。有り難い事に、私の周りには男の生き様を手本として見せてくださった、先輩の方々がいらっしゃる。何とか真似程度は行いたいと思う。


No. 877:高倉健さんが旅だった。
組長さん (2014/11/19 09:34:03)

ガチャッとスタジオのドアが開き、背筋を伸ばした長身の男性が「高倉健です、宜しくお願いいたします。」と頭を下げた。
この場にいた全員が電気ショックを受けたように立ち上がり、直立から健さんに向かい頭を下げた。一生忘れられない光景だ。

録音スタッフに対する”言葉使い”・”心使い”には恐縮し、行動の全てが武士のように気高く格好良かった。
仕事を通して教えて頂いた多くの事は人生の宝物に成った。ご冥福をお祈りいたします


No. 876:オーディオグッズ。
組長さん (2014/10/21 13:30:50)

アコリバのUSBターミネーターRUT-1を超高価・超大型システムに使って、音の変化を聞いて驚いた。システムの音色や個性を変えること無く、劇的に音が良くなる。一言で言えば、音場のS/Nが良くなったことで、空気感が劇的に変化し・音が艶やらかに・音の厚みや密度・エネルギー感まで向上した。余りの効果に言葉を失った。アコリバ製品の真骨頂だ。

これに刺激されて自宅でギガビットハブ用LANアイソレーター RLI-1GB をアキュフェーズ社SACDプレーヤーのHSリンクに使ってみた。RUT-1と同様な劇的な効果が有った。SACDの時として感じていた、無機質と思える音や・厚みの無い音が一掃された。この二機種は価格を考慮すれば信じられないくらいオーディオシステムへ良い効果が有る、驚くべき商品だ。

RR-777改造。
RR-777は不思議なオーディオアクセサリーだ。非接触だが電源をRBR-1等に変えればオーディオシステムに電源の音が見事に反映される。置き場所など設置方法でも音は変わる。もっと不思議なのはリッピングなどでもRR-777の“有る”“無しの”効果はハッキリ分かる。RR-777を使えば音がほぐれて、音楽を生き生きと表現するようになる。

回路上に以前から気に成っていた点が有った。12Vからツェナーダイオードを使い発振回路に5Vの+−電源を供給している。ツェナーダイオードを外部電源に置き換えたらどうなるかを検証してみた。

結果は、電源を入れたとたんに空気感が一瞬で清々しい。音を出せば、オーディオシステムの音は濃密になり・陰影も良く出ることで、音楽の表現まで身近に感じる。余りの変わり方に作った自分が驚いた。

興味がお有りの方は自己責任で行って下さい。電源部品の音まで反映されるのでハードルは高いですが、遣り甲斐はあります。


No. 875:位相の問題。
組長さん (2014/10/16 10:10:16)

私なりの補筆です。
改めて1960年代から1980年初頭までのアナログ録音をCD化したクラッシックを50枚ほどの聴いてみました。意外に逆位相のCDが有ります。感覚的には約半数でしょうか。偶然なのかDECCA録音で発見出来なかったのは驚きでした。また、録音年代に関係無くDDD表記でも逆相のCDが、少数ですが有りました。

絶対位相(此の言い方が正しいかは不明です)はマイクロホンに高い気圧が加わった時に記録波形は上に向かって始まり,スピーカー(ヘッドフォン)の振動板は前方に動き空気を押し出します。

ステレオ録音の歌であれば第一声は左右の振動板が同時に空気を押し出し、点音源のように真ん中に定位し,実在感があります。逆位相であれば振動板が空気を引き込むように動きますので、音像は広がり輪郭が不鮮明になります。当然ベースやKickドラムでも同様なことが起きますので判定に分かりやすい楽器です。

オーケストラの場合は楽器の定位を明確に聴く事が出来、ホールの残響も余韻が崩れること無く聞こえます。逆相の場合は不自然に音場が広がりスピーカーの端に定位する楽器は不鮮明に聞こえます。

上記の聴き方で比較試聴すれば、迷い無く判別出来ます。音楽を聴く前に位相確認を行う事をお薦めいたします。

正しい位相で聴けば、音楽は生き生きと躍動し、歌の微妙な表現も自然に聞き取ることができ、感動も一段と深くなります。

因みにアキュフェーズのプリアンプは位相切り替えボタンが付いているので、簡単に比較試聴が出来ました。


No. 874:左右逆位相の話しではありません。
組長さん (2014/10/14 13:34:03)

オーディオ 店主が書いたブログから抜粋し転載させて頂きました。記述の一部に共感する所があります。

「ドイツは品質管理がしっかりした国なので簡単に間違えて、しかも長年放置するるはずがない。アルヒーフやグラモフォンなどの名盤レーベルが逆相になっているのは、放送局とのからみがあったのではと思える。

LPレコードが逆位相で録音された理由・・・

逆相の推理は、録音機材をつなぐキャノンプラグに3つの端子(ホットとコールドとグランド)がついているが、放送局も録音会社も同じ形状のキャノンプラグを使うので、どうも原因がホットとコールドが逆に使われていることが原因と考えられる。

なぜそんなことがおこるのか?それは、アメリカ方式では2番がコールドになっているが、ヨーロッパ方式では2番がホットになっている。

ちなみにNHKでは、2番がホットのヨーロッパ方式を採用していたが、1960年代の日本レコード協会では2番はアメリカ方式のコールドを推奨していた。というのは、その当時海外においては、ヨーロッパの一部機器(スチューダー等)を除きほとんどが2番ピンをコールド、3番ピンをホットと統一していたからだ。

1992年に、国際的な機関であるAES(Audio Engineering Society) により2番ピンをHOTとすることが規格された。それ以後、2ピンHOTが国際標準となった。1960年代では、各レコード会社が個別にコネクタ接続の仕様を決めていたので、現在のステレオ装置(1992年以降)で聞くと逆極性のLPが多数発見されることとなっているのではないだろうか。その端的な例がドイツグラモフォンとなる。

デジタル録音に切り替わるまでアナログ録音のすべてが現代の機器から見ると逆極性なってしまうのだ。これはアナログ録音の機材レベルでおこっているので、当然アナログ録音のCDも逆極性となる。逆相はLPだけに多いわけではなく、結構CDにも多いので注意が必要だ。

つまり古い名盤のアナログものをCD化したものに多い。ただし1980年あたり以降のデジタルマスターとかデジタル録音と表示してあるものは正相である。

ジャズのLPではブルーノートはRIAAであるが逆相で録音されているので、ジャズファンに愛好者が多いこのレコードをまともに聴いている人はまずいないはずだ。迷わせるようであるが、現実にはちゃんと対応しないと楽しく音楽が聴けないということを伝えたい。」


No. 873:松田聖子さんのオリジナルアルバムに関する私見。
組長さん (2014/10/06 00:00:00)

本日よりBBSを再開させていただきます。

それと言うのも、各所で交わされておりますご意見に、この機会にご説明させて頂く必要があると思い至ったからであります。また皆様からのご意見を直接読んで頂く場を用意する必要も感じたからです。
(本投稿に該当するものは私が録音を担当した音源のみと致します。)

ただし、大変申し訳ありませんが、個別のご質問に関しましてのご回答は控えさせていただきます。

1)私が松田聖子さんの「Blu-spec CD2」を高評価する理由は、聴感上の周波数特性に突出した帯域が感じられず、当時の制作意図を理解した「音楽的」なバランスが良いからです。私はいつそれを聴いても違和感を感じた事が一切ありません。音とは不思議なもので、この辺りは数値で語れる物では無い事をご理解ください。

2)オリジナルアルバムの「Blu-spec CD2」は「コンプ過剰で音割れしている」とのご意見もありました。それらは、測定器上でのクリップアウトはしていても「ノイズ」や「音割れ」には至っておりません。「音割れ」は再生環境の要因が充分にあり得ます。

自分の経験では「Blu-spec CD2」を直接自宅のオーディオシステムで聴いた場合には問題ありませんでしたが、携帯音楽プレーヤに取りこみ、車中などで聴いた場合に「音割れ」をした事がありました。

3)あ、ご心配いただいた耳・・・まだ大丈夫ですよ(笑)。

松田聖子さんの初期作品は、私に取っても特別な思い入れがあります。この記事が何かのお役に立てばと思い、BBSを再開して、その初投稿とさせて頂きました。

この度は、ファンの皆様の熱い思いに感動し、個々のご意見を知る事が出来た良い機会でした。有難うございました。

私も大好きな松田聖子さんを、末永く応援して頂ければ幸いです。


No. 872:re:またまた、すみません
組長さん (2014/09/28 09:56:46)

オーディオ初心者さん お早う御座います。

<素人は、この辺のコメントは、しないほうがよさそうです(笑)>
いやいや、変な思い込みを持たない素人さんは、的確な判断が出来ます。


No. 871:またまた、すみません
オーディオ初心者さん (2014/09/28 09:38:41)

>やっぱり、長年のCD生活で耳がPCMの音に慣れてしまってるんでしょうか?

と、書いた後にきづきましたが、HAP-Z1ESで全てDSDに変換されたものを聞いてました、私。
もう、わけがわからないですね。
素人は、この辺のコメントは、しないほうがよさそうです(笑)


No. 870:私都合ですが
オーディオ初心者さん (2014/09/28 07:43:51)

96kHz/24bitのハイレゾ配信とかでも大歓迎ですし絶対買います!
ビル・エバンスのWaltz For Debbyとか、自分がジャズバーに居るようで驚きました。
DSDは素晴らしいフォーマットと思いますが、気づけばDSDにこだわってない自分がいました。
やっぱり、長年のCD生活で耳がPCMの音に慣れてしまってるんでしょうか?

いつも、いきなりやってきて好き勝手な投稿すみません・・・


No. 869:削除された文は読めなかったのですが、
オーディオ初心者さん (2014/09/27 19:34:07)

私は、SACDプレーヤーじゃなくてSONY HAP-Z1ESを買っちゃったので、
10万円BOXの音源(確かDSDリマスターだったはず)を、moraかe-onkyoで
DSD販売して欲しいです、ほんとに。


No. 868:削除
組長さん (2014/09/27 16:52:49)

「松田聖子さんのSACDを聴いてみた。」は営業妨害・名誉毀損に当てはまる可能性があるとの指摘を頂きましたので削除いたしました。

No. 867:192kz 32bit 録音
組長さん (2014/09/22 11:02:24)

溝口肇さんの編曲でFM局深夜番組のテーマ音楽を録音した。編成は弦楽5部86441,ホルン4名、ハープ,ピアノ、溝口さんご本人のチェロで、比較的大きな編成。

局から最高音質でとのご希望で、Pro Toolsでの録音は192Kz 32bitでやってみた。此のスペックの録音は、スタジオ始まって以来初めてとのこと。安定して動くか数日前から色々なテストを行い,万全の体制で本番日を迎えた。とは言うものの、やはり不安はあり、13時からの録音に、11時半セットティング完了。

全てのマイクを生かし、スタジオ内の練習弾きや、話し声を聞いていると、96kz 24bitとは明らかに違う透明感がある。最初は安定を考えて24bitで動かしていたが、問題無さそうなので1時間前程からは32bitに切り替えてみた。これも24bitと32bitでは又一段音は良くなるのが分かる。

その後本番寸前まで18トラックを録音状態にし、時々パンチインを繰り返しながら動作を見ていた。(192Kz 32bitでの最大録音トラック数は36トラックまで録音可能だが、全チャンネル パンチインを考慮すると最大録音トラック数は半分の18トラックになる。)

13時になり譜面合わせから始まり。テスト録音、本番録音と進んで行くのだが。テスト録音の音を聴き、局のディレクターが興奮気味に「や〜〜〜凄い音ですね、感動しました。」と、コントロール内は極上の雰囲気で,本番録音と進んで行く。幾つかの本番テイクを取り,OKテイクの演奏ノイズ等の編集などを行い、ミックスダウンへ作業は進む。

何時も思う事だが、編曲が良く・演奏者が良い演奏をし・スタジオの響きや録音機材が良ければ,ミックスダウンは本当に簡単に終わる。

ミックスダウンは数回のプレイバックでバランスは取り終わり,溝口さんの意見を反映させて、小一時間で2曲のミックスダウンとハードディスクのバックアップまで取り終わった。

此の録音の話しを頂き,本番数日前から192kzが順調に動くか心配していたが,終わってしまえば,全員が満足する素晴らしい録音になった。

や〜〜〜良い一日であった。こんな日は,録音に携われたことに心から幸せを感じる。


No. 866:CDを買ってガッカリ、オーディオ誌の記事を読んでガッカリ。
組長さん (2014/09/15 12:14:23)

何枚か国内制作のヴォーカルCDを購入した。過剰なコンプが原因と思えるベッタリとした音場とヴォーカルに付帯するジリジリノイズにスピーカーの前では聴く事が出来ず、隣の部屋で聴いた。音楽は素晴らしいので,本当に残念だった。

e-onkyo.のインタビュー記事、先駆者バーニー・グランドマンが語るマスタリングの本質とは、から。
「バーニー・グランドマン・マスタリングの音はハイエンドなオーディオファイルを大いに意識して作っています。なぜかというと、私自身がハイクオリティーなサウンドに感銘を受けてこの仕事を始めたからです。」
詳細は下記をお読み下さい。私は大いに共感いたしました。http://www.e-onkyo.com/news/205/

50年ほど前からオーディオに興味を持ち、仕事柄多くのスタジオの音を聴き、趣味としてオーディオショップも渡り歩いた。最近は関係したオーディオ誌出版社の音も聞かせて頂いた。多くは無いがオーディオ評論家先生や音楽愛好家のお宅にもお伺いし音を聞かせて頂いた。残念だが感動する音はたった5件ほどだった。

それらは、50年ほど前に聴いた音楽の先生のオーディオシステム。そしてここ数年にまとまるが、オーディオ愛好家のオールウエスタンのシステム、音楽愛好家のタンノイのシステム、アコリバの石黒氏のシステム、そしてオーディオ評論家和田博巳氏のシステムだ。

先生の音は記憶彼方の音だが、多分今聴いても感動すると思う。ウエスタンとタンノイノのシステムは石黒氏がチューニングした物だ。石黒宅の音に異論を言う方は居ないだろう。

和田氏のシステムは、ご本人が日頃から話している「オーディオ評論家やオーディオに関わる仕事に就いている人は,常に高みを目指さなければいけない。」ご自身の実践があり、オーディオシステムからの見事な音・音楽に感動した。

オーディオ評論家先生の記事を読み、時々思う事は・・・・・評論家先生の職業はお気楽な仕事と思う。スタジオの仕事は間違えば必ず代償を支払うことに成る。評論家先生お仕事は、間違えても代償を支払う責任が無く、お金を頂けるからだ。 

制作する人間と評価する人間は同じ土俵では無いが、表題のように本当にガッカリすることが続き、少しだけ“毒”を吐かせて頂いた。

バーニー・グランドマン氏や和田博巳氏の様な考え方を持つ人が増えれば、世の中の音は良くなると思う。


No. 865:「第二楽章」
組長さん (2014/09/10 17:18:53)

本日、さだまさしさんの新譜「第二楽章」が発売されました。

8月の初旬にミックスダウンが終わってから,久しぶりに全曲通して聴きました。こんなに感動し元気が出るとは想定外でした。
確かに録音中やミックスダウンをしている時も感動はいたしました。しかし、全曲通して聴くと感動は別物でした。「第二楽章」是非お聴き下さい。
元気がわき上がり、精神がグッと前向きになります。




No. 864:生きています。
組長さん (2014/09/03 10:30:00)

前の書き込みから、3週間ほど空いてしまいました。知人から「病気?」とメールを頂き、心配をかけてしまい恐縮しています。

さだまさしさんの新作アルバム「第二楽章」の録音が終わり、同時期に進んでいた大阪のブルースバンドのTV用のミックスダウン1時間分があり、続いてコンサート全部のミックスダウンがありました。やや放心状態で3週間が過ぎてしまいました。情報の開示は未だで来ませんが、新たなプロジェクトが始まりました。お陰様で忙しく過ごさせて頂いています。


今の興味は”電源”です。同じ整流回路でもプリント基板上で作った回路とベークライト上に作った回路の音は明らかに違いました(当たり前のとの声が聞こえてきますが・・・)。また、同じ回路でも電源のトランス容量とコンデンサー容量でも明らかな音質の差が有ることも分かりました。大容量の方が、余裕のある豊かな音楽表現を聴く事が出来ました。10A程度取れる究極の大容量電源を作る事が当面の目標です。


PC-Triple C-FMのケーブルはエージングが進み益々リアルな音が聴ける様に成りました。この様な音は聴けるようになった事にアコリバ石黒さんに感謝です。

映画WEST SIDE STORYの2004年発売のCDを聴いてみました。オーディオシステムが今の状態に成って初めて聴きましたが、これまで気が付かなかった音が沢山聞こえ興奮しました。

先ずは驚いたのは先輩エンジニア方々の素晴らしい仕事です。1960年にこの様な録音が成されていたことが何よりの驚異です。この頃はマルチレコーダーなど無く、一発取り!。聴いているどの様にしたらこの様な録音が出来るのか、次から次へと疑問がわき上がってきます。

聞き込めば演奏する側で音楽的なバランスを取っていることが分かります。思うに多くのリハーサルを重ねたミュージッシャンとレコーディングエンジニアが完全に音楽を理解した上で録音が行われたと思われます。

レナード・バーンスタインの複雑な音楽を一発取りの録音でフェーダーの上げ下げしてバランスを取ることは私には出来ません。いやどんな素晴らしいエンジニアでも今時の2〜3回演奏して録音して行くやり方では不可能と言い切れます。

やはり時代を超えて残る名作は多くの価値を含んでいます。聴きながら心躍り脱帽しました。


No. 863:re:大変ご無沙汰しております。
オーディオ初心者さん (2014/08/12 12:09:41)

>聞き流す時はハードディスクオーディオプレーヤーは本当に便利ですね。もし、
>CDを置いておける場所があるなら、しばらくは手元に置いておくことをお薦めいたします。
>まだまだ、リッピングは進歩する可能性があると思います。私の友人は海外の高価なハード
>ディスクオーディオプレーヤーを購入し、リッピングしていました。しかし、やはり元のCDを
>越えることが出来ないと、本格的に聴く時はCDを取りだし聴いているとのことです。

本当にその通りだと思います。
利便性が向上したので、忘れていたCDを聴く機会が一気に増えました。
その一方で、CDからリッピングしたものは何かが違う気がします。
HAP-Z1ESは音源をいったんDSDに変換しているようなので、その辺も関係している
かもしれません。これからいろいろと設定を変えて試してみたいです。

>私はiTunesに取りこむ時は必ず、アコリバのRR-777の電源を入れています。

なるほど、その手をすっかり忘れておりました。
実は、リッピングは230枚ほど完了しておりまして、残りはタグ付けに迷った
クラシック50枚といった状況です。
ノートPC内臓のDVDマルチドライブでのリッピングなので、既に論外な感じですが、
残りはRR-777スイッチONでやってみます。

本当によく聴く曲でDSDで配信されているものは、買いなおそうかとも思っております。
お金がいくらあっても足りませんが…


No. 862:re:大変ご無沙汰しております。
組長さん (2014/08/12 09:12:10)

オーディオ初心者さん。お久しぶりです。元気なご様子、何よりです。

オーディオに戻られたのですね!。HAP-Z1ESの評判も中々良いですね。
最近リッピングをしている方も多く居られて,皆さん如何に音良くリッピングするかノウハウが有るようです。これもオーディオの醍醐味ですね。私はiTunesに取りこむ時は必ず、アコリバのRR-777の電源を入れています。RR-777が、有る・無しでは驚く程に音は違います。RR-777を試す事をお勧めいたします。

聞き流す時はハードディスクオーディオプレーヤーは本当に便利ですね。もし、CDを置いておける場所があるなら、しばらくは手元に置いておくことをお薦めいたします。まだまだ、リッピングは進歩する可能性があると思います。私の友人は海外の高価なハードディスクオーディオプレーヤーを購入し、リッピングしていました。しかし、やはり元のCDを越えることが出来ないと、本格的に聴く時はCDを取りだし聴いているとのことです。

「Cello Bouquet」はDAPの4003x2本で録音した音です。何も加工していないので情報量は可なり多いです。確かにフォーマットでの違いは可なり大きいと思います。私はSACDが有る物は必ずSACDを購入しています。CDで購入済みも、SACDで発売されると気に入っている演奏は必ず購入しています。つまり、メーカーの思いに寄り添って生きています(笑)。

オーディオ初心者さんの地元の大きなお祭りは終わり、数か月経てば秋ですね。少し涼しくなったら存分に音楽を楽しんでは如何ですか。
ではでは、元気にご活躍ください。


No. 861:大変ご無沙汰しております
オーディオ初心者さん (2014/08/11 13:26:47)

震災以来、オーディオの電源はあまり入れていない日々が続き、相変わらず
オーディオ界の王道も邪道も区別がつかないど素人でございます…

そのうち、SACDプレーヤーを買いたいと言いながら買わず、この度、SONYの
ハードディスクオーディオプレーヤーなるものを買ってしまいました。
http://www.sony.jp/audio/products/HAP-Z1ES/

我が家にもついに!(今ごろ?)DSD到来です。
早速、e-onkyoで組長様録音の「Cello Bouquet (チェロ ブーケ)/溝口肇」
の1曲目と6曲目(DSF 5.6MHz/1bit)購入してみました。
CDとは音の質が違うとしか表現できないですが、やはりフォーマットの差というのは
ちょこちょことした改善を吹き飛ばすほどの大きさがあります、呆然としました。

現在は、手持ちのCDをFLAC(ロスレス/無圧縮)でリッピングしてプレーヤーに
投入中です。


No. 860:ミックスダウンは無事終了。
組長さん (2014/08/11 07:15:15)

8月1日から始まった「さだまさし」さんのミックダウンが6日に終わった。

アコリバ石黒さんの配慮で、PC-Triple C-FMをボーカルのマイクケーブルとコンソール出力のラインケーブルに使うことが出来た。
効果は聴いて頂くのが一番早いが、敢えて言葉にするならば桁違いの“透明感”だ。モニタースピーカーから聞こえる音は見通しが良く、楽器のバランスや音色も掴みやすい。PC-Triple C-FMを数カ所使っただけで、驚く程仕事がやりやすい環境に変化した。ミックスダウンが順調に終わった大きな要因とも思える。

自分の録音に対する目標は、録音を気にせず音楽に没頭できる事だ。自分の姿を消すことは、PC-Triple C-FMのお陰でまた少し目標に近づけた。

シングルで発売された「残春」はより音質の向上を目指し、ミックスダウンを再度行った。勿論シングルで発売された物は音が悪いのでは無い、此のBBSNo. 840:残春ではお褒めを頂いた。より高みを目指しての挑戦だ。

「残春」は高校時代からの友人が聴き、感動し電話をかけてきた。友人の話しでは「最初の数行で泣いた」と。残春」は自分も同様に感動した曲なので,この話しには大いに共感した。

アルバムの収録曲はどの曲も聴き応え有るが、「死んだらあかん」と「君は歌うことが出来る」はプログレッシブロック!。聴き応えは十分ある。

発売は9月10日お楽しみ頂ける内容です。


No. 859:re:暑中見舞い申しあげます
組長さん (2014/07/31 12:08:49)

竹林厳論さん、お暑う御座います。

ボツボツ聞こえるMCを聴く為には普通の録音物と比べてボリュームを上げ、上げたままで音楽を聴けば大音量になります。不自然とも思える音量バランスは、ライブ会場と同じ様な音量差になったと思われます。スタジオでは住宅地と異なり大きな音量を出しても何処からもお叱りは受けません。ミックスダウン時の半断でライブ会場での音量バランスに成ったと想像いたします。

ボーカルが小さいのは、歌詞が聞き取れれば良いと言われていた時代でした。そして、相対的には演奏は引き立ちます。

今時のコンプで音圧を高め、異様に平になった音量の物より「よしだたくろうLIVE'73」は自然な音量バランスと言えます。
大らかな時代のライブレコーディングです。一度大きな音量を出してもOKな所で、音量を一定にして全部聴き通してみては如何ですか?。大きな感動を得られると思います。




No. 858:暑中見舞い申しあげます
竹林厳論さん (2014/07/31 10:30:28)

組長さん、申し訳ございません。
No. 763:よしだたくろうLIVE'73について(2013/2/9)の初BBSデビュー以来、ずっと、船長さんと書き間違えておりました。

ここはお詫びがてら、またまた「よしだたくろうLIVE'73」についてのご質問でありますが、ご容赦ください。

このアルバムはボーカルが演奏に対して割とひっこんでおり、MCもボソボソと聞き取りにくく、アンプのボリュームを上げたり下げたり、当時からリスナー泣かせのアルバムでしたが、このような不自然とも思えるバランスは制作する際に意図されるものなのでしょうか?過去の雑誌インタビューなどでは、素晴らしい演奏を引き立てるために歌はレベルを下げたと拓郎さん本人が言ったように記憶しているのですが?


No. 857:自作電源その後。
組長さん (2014/07/27 11:16:20)

整流回路を直列にすると音が良くなるのは、リップル電圧が少なくなるからと仮定をして、コンデンサーを大容量の物と交換した。
シャーシーに設置出来る寸法から最大の容量は47.000μF。電源基板やトランスを少し移動して何とか組み込んだ。

4台の配線をやり直す中、配線の引き回しで大きな音の違いが有るとは思いもしなかった。やはり電流の流れに沿った配線が良いことが分かった(何処からか、当たり前との声が聞こえてくる)。大容量のコンデンサーへの配線はプリント基板の銅メッキ部分を削り、回路を分断しコンデンサーへの配線を電流の流れに沿って行った。つまり基板から1本の配線でコンデンサーへ繋ぐのでは無く,電流の流れに沿ってコンデンサーに対して入力と出力で2本の配線で繋げる。これだけで驚く程に音場は広がり、音は浮遊する。まして音の質感が向上するとは想像もしなかった。

発見の楽しい日々を過ごしながら、なんとAmazonでVISHAYの 16V 10,000uFを見つけた。最終段に使っていたSPRAGUEの2,000uFをVISHAYの10,000uFに交換し、聴き慣れたCDをセットし音を出せば、香り立つような爽やかな美音。一瞬にして虜になった。これで完成と思えるほどに不満が無い。しばらくは此の電源に手をいれる事は無いと思う。

次は最高峰の音質を持つ大容量のバッテリーリファレンス電源に挑戦してみようと思う。

何かに興味を持ち、行動を起こせば失敗から多くの事を学ぶ。学んだことからは先人の偉大さを知る。知識を得ると如何に自分が無知で有る事を思い知らされる。学ぶことは無限にあり、人は一生完成することは無いと思うハイ。


No. 856:さだまさしさんの録音が終了した。
組長さん (2014/07/25 11:36:21)

6月26日から始まった録りは約1月を使い終了した。発売日も決まりアルバムタイトル「第二楽章」まで決まっている。
何度となく瀬戸際を迎えてきたが,今回も可なりの瀬戸際だ。

一番頑張っているのは間違い無くご本人だが、無事に発売日を迎えるべくスタッフも全員頑張っている。

先行してPC-Triple C-FMをラインケーブルを使い一曲ミックスダウンを行った。以前ミックスダウンした曲と聞き比べたが、ケーブルでの音に違いに一同唖然とし、大きな衝撃を味わった。以前のケーブルでミックスダウンした楽曲は、再度ミックスダウン行うことに決めた。



No. 855:さだまさしさんの録音が始まった。
組長さん (2014/07/06 09:22:57)

6月26日から、さだまさしさんの新たなアルバムの録音が始まった。
録音に対しては出来る限りの準備はしておいた。一例はラインケーブルに使う3mや1mのケーブルは全てPC-Triple C-FMに交換した。数は少ないが歌の録音に使う10mのマイクケーブルもPC-Triple C-FMに交換した。PC-Triple C-FMに交換した効果が分かる、歌の録音が楽しみだ。

コーラス録音で一つ興味深い反応が有った。コーラスの方がヘッドホンをかけ自分の声を出した瞬間「わ〜〜良い音」と呟いた。
自分も長くスタジオで録音をしているがこんな反応は初めての事だった。コーラスの方も多くのスタジオで仕事をして来ている訳で、瞬時の反応に今回の録音は特別なことが起きている様に感じた。

アコースティックリバイブから多くの特注ケーブルやグッズを提供して頂いた効果が出た事や、capさんから提案して頂いたヒッコリーインシュレーターHQ―4とクォーツレゾネーターQR-8を組み合わせた物をハードディスクの下に置いた事など、多くの工夫が効果を上げていると推測する。

制作スタッフ全員、より高みを目指し、出来る事は全て行い。昨日の続きで仕事をしないことを心がけている。


No. 854:部品の音
組長さん (2014/06/25 18:34:06)

電源制作に夢中になり、お小遣いも大分つぎ込んだ(笑)。

遠い昔から音の良い真空管・抵抗・コンデンサー・配線材料等は名品と呼ばれてきた。コンデンサーのSPRAGUEも名品と言われてきたが、近年会社が買収されて無くなった。

25年ほど前、ファンタム電源を作るに当たり、国内外のコンデンサーを聞き比べた結果、普通の音がするSPRAGUEを選んだ。

数年後AVALONのM2を購入して、中を見てみれば電源にはSPRAGUEが入っていた。その後2台目・3台目のM2を購入して音を聞き比べれば、個体差と言うには大きすぎる音質の差が有った。中を比較すると電源のコンデンサーが異なっていた。2台目はドイツ製・3台目は日本製が組み込まれており,残念だが3台目の日本製が一番残念な音がしていた。

M2の中で一番音の良い1台目の電源コンデンサーはSPRAGUEで有ったので、アメリカからコンデンサーを輸入し、残りのM2を全てをSPRAGUEにした。予想したように見事に音が揃った。これが自分のアバロン盲信に繋がった。

最近はSPRAGUEの新品が手に入ることが無くなり、新しい会社を探すことにした。ネットで会社の歴史などを調べてKemetに決めて購入した。

自作電源のSPRAGUEをKemetに交換して音を出せば驚いた。エージング無しの状態でも聴感F特性のバランスが良く・音場も広く・音質も上品な物で有った。SPRAGUEは中域の躍動感は良いが、何とも聴感F特性が狭いし、低域方向の伸びが悪く感じる。部品も進歩している事に何やら嬉しくなった。

早速4台の自作電源のコンデンサーはKemetに交換することにした。


No. 853:良い音の機材を作るのは大変だが面白い。
組長さん (2014/06/16 18:25:18)

時間を見つけては12V直流電源を作っていた。電源回路は非常に簡単で半田付けが出来れば誰でも作れる物だ。しかし、良い音の物を作るのは以外に大変だ。

部品の吟味は特に重要で、トランスやコンデンサーの違いで音はガラガラと変わる。以前作った電源の音がイマイチだった原因は、トロイダルトランスに問題が有る事が分かった。有り難い事に今時はネットで多くの部品を調達出来る、今回は良い音のトランスの巡り会えたことが大きな収穫だった。コンデンサーは何度も痛い目に遭いながら見つけ、買い置きしてあったスプラグを使った。

少しずつ作業をして1台を組み上げ、時間をおいて2台目を組み上げた。音を比較してみれば何と明らかに異なる。内部の配線の取り回しなど見れば余り違う所は無いが、ON/OFF表示用のLEDに繋がる配線材が異なっていた。一台は単線で、もう一台は以前作った物の使い回しで撚り線が使われていた。

音の違いの原因は配線材だった、撚り線を使った電源は高域が煩い。たった20cmの線材の違いで、誰が聴いても分かるほど音は違うのだ。
此所を修正し2台の音は揃ったが、アコリバのRBR-1と比較すれば音質は圧倒的に劣っていた。回路が簡単な分、手を入れる所は余りない。

悩みながら数日が経ち、お風呂に入っている時に閃いた。整流回路を直列に繋いでみればどの様になるか、早速ネットで調べてみれば整流ダイオードの直列は問題無いようだ。

基本回路は整流ブリッジ回路の後に大容量のコンデンサーが繋がる、これを2段直列になるように配線し直した。ドキドキしながら電源を入れて電圧を確認したが、問題は無し。アコリバのDSIXに給電し音を出してみれば音は良い!。残なんながらRBR-1の音質には及ばないが、今までの自作電源の中では飛び抜けて音が良い。

過去に製品の電源回路に付いていた平滑コンデンサーの容量を10倍50倍100倍と増やしてみたところ、明らかにS/Nが良くなり、音質も良くなった経験があった。電気回路に詳しい方ならこの様に理論に沿わない事は行わないだろうと思うが、やってみれば思いの外大きな効果が有るので面白い。

自作した2台の電源はRR-777とDSIXに繋げてみた。其れなりに心地よい音を出てくれたのでRBR-1は本来あるべき場所のスタジオに戻る事に成った。


No. 852:re:アナログLPの白盤につきまして
組長さん (2014/06/11 18:47:36)

竹林厳論さん こんにちは。

いや〜〜書き辛い事、聴きますね!。
ご存じのように凸状溝のスタンパーは規程の数をプレスすると交換いたします。白盤は確かに最初に使いますので溝の形は崩れていないと思われます。
しかし、レコードの音はプレスの材料や温度管理など非常に神経質です。

お答えとしては。確かに音質が良い可能性は高いと思いますが,必ずでは無いと思います。アナログLP良いですよね。大切にお楽しみください。

あの〜〜〜「船長」でなく「組長」と自称しています。


No. 851:アナログLPの白盤につきまして
竹林厳論さん (2014/06/11 13:39:04)

船長さん お久しぶりです

先日、ヤフオクにて、よしだたくろう「今はまだ人生を語らず」SOLJ59-ODの
白盤を落札しました。(エンジニアは前島さんです)

レーベルは無印刷でライナーノーツも市販されたものよりごちゃごちゃした感じです。

白盤は市販品より早い段階でプレスされるので音質が良いとされるネットの記事を見かけますが、さしつかえなかえれば、船長さんの見解を教えていただけませんでしょうか?

よろしくお願いします。


No. 850:ファインメットビーズ。
組長さん (2014/06/05 10:58:39)

アコリバの新しいケーブルPC-Triple C-FMシリーズはファインメットビーズが使われているとの事。興味を持ち一般的に販売されている物とアコリバで使われている物の2種を試してみた。

先ずは一般販売されている黒色のファインメットビーズをプリアンプからチャンデバへのXLRケーブルとDSIXに使っている自作電源に使ってみた。(此の一度に2カ所に手を着けたことが後々悩むことになる。)

音を出せば、真に劇的変化で驚いた。音は生々しいが、聴いていられないほど癖が強い。数曲聴くと次第に落ち着いてきたので、一晩エージングした。翌朝試聴してみると大きな変化は無く、相変わらず高域も煩い。

此の段階でアコリバ石黒さんから助言を頂き、XLRケーブルをアコリバで使われているファインメットビーズと交換した。音を出せば大きく改善され、ファインメットビーズを使う意味が理解出来た。しかし、自分が録音したものや、昔から聞いているCDを聴けば微妙な違和感は棄てきれない。

自分を騙す様に2日間多様の音楽を聴き続けたが,やはり騙せない。悩みながら思いつき、DSIXに使っているファインメットビーズを組み込んだ自作電源をRBR-1に交換してみた。音を出し数秒で一気に解決した事が確信出来た。ファインメットビーズを組み込んでない自作電源に交換してみれば、此方も気になる音は無い。直流電源へのファ インメットビーズ使用は音声信号やディジタル信号ほど異様な音への変化が少ないのか、気が付くのに時間がかかった。

3日間悩んだ末に、一般的に販売されているファ インメットビーズ黒の癖が強い事が判った。雑誌やネット等で評判の良い黒色のファインメットビーズだが、私には音質向上とは成らず逆効果になった。

この後COXケーブルとDSIXのケーブルにもアコリバのファインメットビーズを組み込んだ。効果は大きく特にDSIXは本来の能力が発揮されたのか改善幅は大きい。

アコリバのPC-Triple C-FMシリーズは吟味されたファインメットビーズが使われており、商品としての仕上がりも完璧で有ることが確認出来た。

PC-Triple C-FMは、静粛感・雑味・生々しさ・音場の広さ・等が大きく改善される為か、記憶より音楽のダイナミックレンジが広がって聞こえる。

音楽を聴き出したら面白くて止められない。


No. 849:ブルーインパルスが目の前に。
組長さん (2014/06/01 08:23:46)

我が家から国立競技場の距離は、直線距離で2kmくらい。昨日は国立競技場で最終日のイベントが行われていた。音は聞こえないがTVでは競技場からの中継が多い。

一昨日偶然ベランダに出たら、可なり近い距離でジェット機が編隊飛行をしていた。何とブルーインパルスだ。直ぐカメラを取り出しブルーインパルスの編隊飛行を撮影した。意外に低速でエンジンの音も煩くない。

ブルーインパルスの飛行姿は実に美しい。3.11の時は偶然被害を逃れたことは知っていた。昨年被災地の上空を飛ぶブルーインパルスを見て涙ぐむ東北の方々の映像を見た時には目頭が熱くなった。

本番日の昨日はベランダで待機。気が付けば近所のビルの屋上に多くの人が居る。人々はカメラを片手に北を見つめている。自分も北方向を凝視していると、きました、きました。小さな点が見る見る内に大きく成り、目前の上空を飛んで行く。シャッターを押しながら美しい編隊飛行に感動した。流石にプロの仕事だ。


No. 848:またまた、PC-Triple C。
組長さん (2014/05/25 11:49:25)

プリアンプからチャンデバへ、チャンデバからパワーアンプのXLRケーブルをPC-Triple Cに交換してみた。

まあ何と言うか、素晴らしい!。
景色を見る双眼鏡に例えるならば、空気の澄んだ高原で遠くに見える山には道が見える。普通の双眼鏡は山道を登る登山者は霞んで見える。 PCOCC-Aと呼ばれる双眼鏡は登山者の姿はハッキリ確認出来る。PC-Triple Cと呼ばれる双眼鏡は顔や服の色合いや模様までハッキリ見える。
まあこんな表現が適切かどうか判らないが、CDの音を聴いていて浮かんだ景色だ。

前回COXケーブルをPC-Triple Cに交換し、今回はXLRケーブルをPC-Triple C交換した。効果が重なり、先ほどの表現のように顔や服の色合いや模様までハッキリ見える様に感じたのだ。

アコリバのPC-Triple Cは絶縁体がテフロンに成ったことが大きな効果を上げていることが確かだ。まだファインメットは使っていない状態で此の改善であればファインメットを使った時の改善幅への期待は可なり大きい。

PC-Triple Cの唯一の問題は音楽を聴き始めると、新たな発見に心躍り椅子から動けなくなることだ。


No. 847:re:有り難うございます。
組長さん (2014/05/20 10:55:22)

クル猫さん,此方こそ有難うございましたです。

No. 846に書きましたように,今回も大変勉強になりました。金子さん・星さんの頑張りが大生の方の賛同を得て10回も開催されたと思います。

機会が有りましたら、また楽しい時間を過ごしましょう。今後も健康に留意して,益々ご活躍頂けるようお願い申し上げます。


No. 846:有り難うございます。
Email:_NOSPAM_h@kuru.ne.jp 【広告メールはお断りさせていただきます】

クル猫さん (2014/05/20 09:28:40)

クル猫@です。  鈴木様 第10回 山形での試聴会 ご来場 有り難うございます。

従来どおり 鈴木様は,バンドの演奏終了後 誰よりも長く 拍手頂いた事が 本年も

実感致しました。 他の人に対する 敬意 思いやり等 人としての 勉強をさせて

頂きました。 又 転換の間繋ぎのネタが無くなると 直ぐ 親分の処に ステージ

から駆け下り インタビューさせて頂 親分が 沖縄で採られた CDのマイクアイテム

等について ご教授頂いたり 大変 お世話に成ります。

美味しい水割り 焼き肉 一生の宝に成りました。  今後共 ご指導 お願い申し上

げます。 お忙しい時間を お割き頂き有り難うございます。

お体にご留意頂き ご活躍頂きます様 有り難うございます。


No. 845:東北プロオーディオスピーカー試聴会。
組長さん (2014/05/16 15:56:56)

試聴会に行く為に山形に出かけた。http://www.tohoku-pasp.com/index.html

今年は例年のスピーカー試聴会の他に、デジタルコンソールの試聴会も行われた。今回の印象的な出来事はスピーカーのメーカー間の音質の差が小さく成っていたことだ。見方を変えればチューニング技術が進んだとも思える。しかし、多くのメーカーは相変わらずドラムのキックが大きく手前に聞こえ、細かなニュアンスは聴けない。当然ベースのラインも明確には聞こえない。唯一BOSEとEAWは他社と異なり低域の細かなニュアンスも聴くことが出来た。特にBOSEは驚異的な高音質でハイエンドオーディオの様な見事なバランスで鳴っていたのが印象的だった。スピーカー調整する人が何を目的に調整をしているかで、鳴り方がここまで違うとは少々驚きであった。是非ミュージシャンのニュアンスが伝わるスピーカー調整をお願いしたいと思う。

デジタルコンソールの音質差があれ程大きいとは想像も出来なかった。システム的には各社特徴を出し、4人程度のバンドならば車を使わなくても運べるコンソールまであった。やはり価格なりの音質でMAIDASは高価だが実に魅力的な音がしていた。

此のイベントに参加して毎回思う事は、参加者が少ないこと。サウンド・エンジニアはメインの仕事がスタジオかホールかで分けるのでは無く、本質は同じ所にあるはず。東京から見れば、山形は確かに地の利は悪いが新幹線ならば2時間半程度で行ける。時間とお金を使うが、得る物は大変大きい事を改めてお伝えしたい。

主催 者の株式会社 サウンドカームの星さん・有限会社 クルの金子さん,お疲れ様でした。実に刺激的な2日間でした。この度も金子さんの名司会を楽しませて頂きました。有難うございました。

   


No. 844:興味は尽きない。
組長さん (2014/05/11 11:37:41)

先月25日小池ストリングスのカルテットでのコンサートがあり、勉強を兼ねて録音を行った。場所は教会で、誰もが想像出来るChurch Reverb満載だ。無指向性のマイクを使い演奏者から4m程度離れると音の芯が無くなる。当初各楽器にマイクを立てる予定でいたが、演奏者同士が思いの外近いのでワンポイントマイクで録音する事にした。

残響の多い中、明確な広がりを得ようとすると2本のマイクを離す事になる。するとセンター付近の楽器の定位が不明瞭になる。これを補う為にセンターにマイクを追加した。演奏者は弓形に座っているので、明瞭な定位と音を得る為にセンターマイクを少し前に出してみた。結果デッカツリーのようになり、マイクの高さは演奏者と同じ高さにセッティングする事になった。

録音目的であれば可能な限り広がって演奏して頂くが、演奏会なので限られた条件の中最大限の努力をした。CD-Rを作り改めて聴いてみれば、満足出来る水準にある。

此の録音で残響の多い中でのマイクの高さや各マイクの距離など大いに勉強になった。Por ToolsのI/OにRMEのUCXを使ったが、良い音がしている。RMEの製品は電源やケーブルに良い音の物を使えば驚異のコストパホーマンスを持っている。

此の数日後準備期間4日でブラスバンドの録音が有った。体育館のような場所での録音だ。ここでもRMEのUFXを使い14本のマイクを使い録音した。マイクHAはNEVE1272。デッカツリーを立てDPA4003をメインマイクL&Rに置き、中央にはDPA4006を選んだ。音質傾向が同じなので全く問題は感じないが、DPAの良さを改めて知った。各マイクにはL50B音圧イコライザーを着けたが、混濁感が多い体育館の残響でも非常に素直な音で録音出来た。L50BとDPA4003&DPA4006が有効に働いた証拠である。

この後スタジオでブラスバンドに合唱をダビングしてミックスダウンしたが、UFXも価格を全く感じさせない音質で、コーラスの音質と違和感は全く無い。

ミックスダウン時にマスターになるDSDシステムに送るケーブルをPC-Triple CとPCOCC-Aを比較してみた。
ディレクター曰く「ケーブルでこんなに音が違うんだ〜〜〜、驚き!。」と言っていた。

録音は難しい環境ほど色々試す事が出来、興味は尽きない。


No. 843:COXケーブルの線材をPC-Triple Cに交換してみた。
組長さん (2014/04/24 10:46:22)

前回はPro Tools等に使うCOX-4.0でPC-Triple Cケーブルの印象を書いたが、今回はCDPからディジタルプリへ繋ぐCOXケーブルとディジタルプリからヴォイシングイコライザへの行きに使うCOXケーブルと帰りに使うDSIXもケーブルの線材をPCOCC-AからPC-Triple Cに交換して試聴してみた。

因みに我が家のオーディオはCDPからディジタルプリ出力まではアナログ伝送はない。

アコリバの流儀に従いケーブルの線材を交換した。つまり、線材はシルクチューブに包まれて銅管の中に入っている。銅管はカーボンシールドメッシュチューブに包まれている。依って作業的には簡単に線材を交換出来るのだが、ノウハウは沢山含まれる。前々回にも書いたがアコリバのPC-Triple Cは絶縁材や楕円加工で他社のPC-Triple Cと音質的には大きな相違点がある。この度は線材の交換だけで新たな工程はまだ行っていない。

PCOCC-Aでも全く違和感なく満足していた音だが、PC-Triple Cに交換し音を出した時は,言葉が出てこない程に静かで大きな衝撃を感じた。全てが未経験の領域で、見通しが良く・雑味が無く・音場は驚く程広い・低音の沈み込みが凄い・高域の伸びは無限大に感じる・・・・・・何を書いても余りに稚拙な表現にさえ感じてしまう最高峰の価値を感じる。

音楽的な言葉を使えば、絶妙なpppから壮大なfffまでの躍動感は想像を遙かに超えていた。2台のスピーカーの間には無限の音魂が展開される。微妙な音色の変化や演奏者の音楽表現は、拡大して聞き取れるの様な感覚で、かつて味わった事の無い感動を得られる。よってCDを聴けば、ついつい最後まで聴いてしまう。

3本のケーブルで此の変化なのだから全てをPC-Triple Cに交換すれば,効果の積み重ねで何処まで改善されるのか興味は尽きない。

お客様に優しいACOUSTIC REVIVEは、この様な線材交換と新しい技術を含めたケーブルのアップグレードを行ってくれるとの話も聞いている。

先ずは上流からケーブル(線材)の交換をお勧めする。交換後変化が判らなければ、貴方のオーディオシステムは粗悪なケーブルによって毒されている事は間違い無い。


No. 842:PC-Triple Cで作られたケーブルを自宅で試聴した。
組長さん (2014/04/14 12:37:19)

PC-Triple Cで作られたCOX-4.0を作って頂いた,但し最終形では無い。
試聴するに当たり自宅のオーディオシステムを再点検した所、3.11で動いたスピーカーはその後も動いたようでmm単位でセッティングをし直した。

DG-38(以後DG)を外しDF-55で再度バランスを調整し音を出してみれば、DG無しでも良いくらいなバランスの取れた良い音がする。此の結果は少々驚いた。

DGで測定するとLchは40hzで2.5dbのピークが有りRchは200Hzで3.5dbのピークが有る、もちろん前後は凹みがある。1khzから先は10khzまで多少の凸凹は有るが大凡たいらで、18Khzで6.5db下がっている。DGで調整すると20hzから10khzまでは真っ平らで22.4khzで2.5db下がる。無調整と調整以後を聞き比べると,無調整では低域のピークを感じるが凹みは感じない。これではバランスの正確な半断は出来ない。やはり自分にはDGは必要不可欠だ。

正確に聞き込みたい想いがあるので,前作業が長くなった。
自宅作業で使うCOXケーブルはU.S.AのB社の線材にノイトリックのRCAコネクターが付いている。これとPC-Triple Cで作られたCOXケーブルを比較するのは酷であるが、自分流のやり方は、聴き慣れた物との比較で依り正確な評価が出来る。寺井尚子さんの新作「Very Cool」の96khzWAVファイルが有るので、これを音源で聴いてみた。

一音目からB社とは全く違う。以前も書いた事と同じだが、PC-Triple Cは全てが明瞭で、密度の高い艶やかな音になり、低域方向の沈み込みは一段と深くなる。全体域での楽器の実在感も凄い。ヴァイオリンの音は太く艶やか、リバーブの消える間際の際まで明瞭に聞こえる。各楽器の色彩や音色などの微妙な変化が見事に聞こえる。こんな経験は初めてだ。音楽は躍動感に満ち、何時までも聴いていたくなる。

iTunesで44.1khzのファイルを音源にしてKORGのDAC-10に繋ぎ聴いてみれば、以前感じた“ちゃち”な感じは大きく改善されている。これなら音楽を十分に楽しめる品格がある。

PC-Triple Cで作られたケーブルでこれほどオーディオシステムの音が改善されるので有れば、機材に大枚をはたく前に、先ずはケーブルをPC-Triple Cの交換する事をお勧めする。


No. 841:PC-Triple Cで作られたケーブルを聴いた。
組長さん (2014/04/09 19:39:42)

オーディオ評論家和田博巳さんのお宅にアコリバの石黒さんとお伺いした。

先ずはエルガーのチェロ協奏曲を聴かせて頂いた。デュ・プレ, バルビローリ指揮ロンドン交響楽団をアナログレコード・英国盤のオリジナルだ。

音はエネルギー感に満ち力強いが、繊細感を欠く事が無い。細部まで見渡せる広い音場は、前に出てくる音像とスピーカー後方に広がる音場のバランスが絶妙だ。何種類かの名盤と言われるアナログレコードとCDを聴かせて頂いたが、どれも見事に音楽に引き込まれる。音楽を聴きながら和田さんの人柄を感じた。

石黒さんが新線材PC-Triple Cで作られた電源ケーブル・XLRケーブル・RCAケーブルを持ってきていた。CDを聴きながら順次電源ケーブルから交換して試聴を始めた。

プリアンプの電源ケーブルを交換して聴けば,一瞬何が起きたか理解出来ないほど音が変化した。数分聴けば音の透明感や密度、強弱対比が優れており、あらゆる意味でのレンジの広さに驚いた。

次にCDPからプリアンプへのXLRケーブル交換した。私にはここが一番大きな変化を感じた。CDの音がアナログレコードのように密度の高い艶やかな音になり、低域方向の沈み込みは又一段深くなった。全体域での実在感が凄い。音楽を聴いていると再生音と思えぬ。

正直に言えば、素晴らしいケーブルと感じていたPCOCC-Aの音が濁って聞こえ、F特性やダイナミックレンジも狭く感じる。人は贅沢だ。一度良い音を聞くと元に戻れない。

この後アナログプレーヤーのMCカートリッジトランスからプリアンプのRCAケーブルを交換し試聴したが、CDPと同様な変化を感じた。

全てのケーブルをPC-Triple Cに交換した事を想像すると,恐ろしい程の効果が期待される。過日数百万円のCDPを一千万越えのCDPに交換した時に音を聞き比べたが,この時の音質向上より効果は大きいと思う。

試聴後に石黒さんから驚く発言が有った。
PC-Triple Cは線材として納品され、この後アコリバ独自の楕円形への加工や絶縁材のコーティングが成されるとの事だ。絶縁材のコーティング済みの芯線を絹で包むのは以前から公表されているアコリバの手法だが、新たな手法を加えると、より音質が改善されると言う。

グラフで示せばPCOCC-AからPC-Triple Cへの改善幅と同じほどの効果が有ると言うのだ。最終的な商品はまだ先になるようだが,この話を聞くと期待は益々膨らむ。


No. 840:Re:残春
組長さん (2014/04/08 22:50:56)

298さん こんにちは。
「残春」お褒め頂き有難うございます。私の録音は余りオーディオ雑誌などで誉められる事が無いので、木に登りたい気持ちです(笑)。

さだまさしさんの楽曲はどれも聴き応えが有りますが、此の曲は特に素晴らしい楽曲ですね。録音しながら感動していました。

さて、ご質問の答えですが。多くのポイントが有ります。先ずは歌う方の体調が第一です。そして、良い音楽を録音する気構え・次に声に有ったマイクの選択・高音質のマイクケーブル・高音質のマイクアンプとコンプレッサー・フェーダー等です。因みにこれらは組の機材をスタジオに持ち込んでいます。また、機材を最高条件で動かすグッズも重要です。

事細かには,録音に関わる若者向けに 田中知之さん(五五四)と書きました本が有ります。もし興味がおありでしたら、下記URLから購入出来ます。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00HQJ68H2

お褒め頂きやる気が一段と出てきます。有難うございました。

追記、
さださんのヴォーカル録音機材を信号の流れ順に書き足しました。
Mic      NEUMANN M 49 b
Mic HA    AVALON M5
Mic Fader   Neumann W444STA
Compressor  AVALON AD2044
A/D Conv   Accuphase A/D2402

ケーブルはラインも電源もアコリバです。


No. 839:残春
298さん (2014/04/08 09:51:49)

さだまさしさんの「残春」拝聴しました。
いつも組長さん?の手がけたCDの音の良さにはビックリするのですが、残春!さださんのボーカルが始まると、まるでそこで歌ってるような生々しさですごいですね!
いい録音するための技術はいっぱいあるのでしょうけど、このように息遣いまで感じるようなリアルな感じに収録する一番のポイントは何でしたでしょう?


No. 838:平和で感動した日曜日。
組長さん (2014/04/06 19:18:18)

誰もいない日曜日、音を出してみれば何だか凄く良い!。エアコンもサーキュレーターも動かしていない。LED照明も消してみた。たまに冷蔵庫が動くだけ、原因はこれらか?。誰にも邪魔されず,良い音が聴ける平和な日だ。

時々「眠れる森の美女」のワルツを無性に聴きたくなる、今日はキリル・コンドラシン指揮・フランス国立管弦楽団のCDを引っ張り出してきた。「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」「白鳥の湖」からの抜粋が入っている(現在は廃盤)。

購入時に聴いた時は音に厚みを感じない録音が気になり演奏に耳が向かなかった記憶がある。
CD をセットし音が出てきた驚いた。記憶とは違う音で、やや残響は多いが素直で気に成るほど録音に問題は感じない。瞬時に演奏に引き込まれた。

「眠れる森の美女」のワルツはリズムがハッキリしているが良く流れている,実に気品に満ちた演奏だ。久しぶりに心を鷲づかみされ、目頭が熱くなる。
今日は良い日だ。

百田尚樹さんの「至高の音楽」を読み日頃滅多に聴かない室内楽「死と乙女」に興味を持った。百田さんお薦めのイタリア弦楽四重奏団のCDは新品ではで手に入らないので、アルバン・ベルク弦楽四重奏団のCDをアマゾンでポチした。我が家内で見つけると「アマデウス弦楽四重奏団」や「ウィーン・フィルハーモニー弦楽四重奏団」の物が有った。

恥ずかしながら初めて「死と乙女」に向き合って聴いた。「アマデウス弦楽四重奏団」は1959年の録音で流石に録音の古さを感じるが、4人での演奏とは思えぬほど恐ろしく迫力が有る。ウィーン・フィルハーモニー弦楽四重奏団」は1963年の録音だが、意外な程良い音がする。此方は気品溢れる美音と息の合った素晴らしい演奏に感動した。

オーディオは改善を進めて行くと、思わぬ感動に出会える。公私共にアコリバブランドを愛用している。今日のような事が起きると心からアコリバに感謝を申し上げたくなる。


No. 837:新たな改善方法 その2。
組長さん (2014/04/05 10:31:35)

No. 837に書いたハードディスクの設置方法は、今スタジオで行っている方法とは異なる。記憶の音と異なる様に感じ、再度確認作業をしてみた。

テーブルの上に横置きに直に置いたハードディスクをTB-38Hの上に置くと、ベッタリ感は無くなり、伸び伸びとした生々しい音に変わった。もちろん質感と音色も改善される。

TB-38Hの上に RIQ-5010を置き、その上にハードディスクを置けばスタジオと同じ聴き慣れた音がする。

HQ-4+QR-8をRIQ-5010に変えてTB-38Hの上に3点で置き、この上にハードディスクを置けば、TB-38Hの効果も感じた上にHQ-4+QR-8の効果が聞こえる。ハードディスクの上に RIQ-5010 置けば、音は新たな高みに到達した。此の設置方法は見事に全ての効果が足し算されている。
但しハードディスクの上に置くRIQ-5010は置き場所により音が変わる、この辺は好みで動かしてみると面白い。自分はUSBやFWケーブルのコネクターがある面の上に置いてある。


Pro Toolsに使うハードディスクは電源で音が大きく変わる事はここに書いたが,新たな発見があった。LaCie d2 Quadra USB 3.0 2TBには12V2Aのスイッチング電源が付属されている。この電源を使うとヒリヒリと薄っぺらな音で、音楽には決して良いとは思えない。アコリバのRBR-1は電源として驚異的な高音質で、私の録音には欠く事の出来ないグッズだ。ハードディスクの電源としても使っている。

RBR-1も12V2A の電源だ、音質を多少犠牲にしても電流容量を大きな電源にしたらどんな音になるか興味が湧いたので、自作した。

音が良いと言われるトロイダルトランスに1次側0-115Vx2 2次側0-12Vx2  6.66Aを見つけた。秋月電子通商で5A迄使える定電圧電源キット購入し、これを組み上げた。ただし、電解コンデンサーはSPRAGUE 22000μFと2200μFを3端子レギュレータの前後に配置して、自分なりに可能な限り高音質を目指した。

仮組の電源をハードディスクに繋ぎ、音を聞いてみればエネルギー感に溢れた凄い音が出てきた。

RBR−1は驚異的な高音質で有る事は間違い無いが、マイクを選ぶように少し方向性が違う音の電源が有っても良いと思った。近日中にプリント配線では無く、基板を作り本格的に作ってみるつもりだ。


No. 836:新たな改善方法。
組長さん (2014/04/02 12:54:15)

電話の向こうで一緒に仕事をさせて頂いているcapさんが興奮気味に話し始めた。
「ヒッコリーキューブインシュレーターHQ-4とクォーツレゾネーターQR-8の組み合わせた物をスピーカーの下に3点で置いてみたら、気に成っていたヒリヒリ感や 空気感が劇的に改善された」とのこと。「ハードディスクにも試したら如何ですかと」提案して頂いた。

早速試してみる。

先ず、比較の為にハードディスクを木製のテーブルの上に横向きに直置きしてみる。音はベッタリと躍動感が鈍いし、色彩感が乏しい。

次にテーブルの上にRIQ-5010Sを置きその上にハードディスクを置いた。ベッタリ感は無くなる。透明感や有機的なエネルギーを感じ,広大な音場が得られる。色彩感が豊になり、総じて大変魅力的な音がする。RIQ-5010S一個でも可なり大きな改善だ。

次にテーブルの上にHQ-4+QR-8を3点で置きその上にハードディスクを置く。音全体はふわり浮くが分厚い音がする、そして低域は沈み込み・奥行きも深くなり・空間ももう一段広がる。また、高域も滑らかに成ったが、相反するように一音一音の粒立ちも良くなる、これも驚いた。誰が聞いても瞬時に判る改善だ。

どうやら、HQ-4+QR-8を3点置きにして上にハードディスクを乗せ、その上にRIQ-5010Sを1個置くと良い所取りと感じた。

HQ-4+QRのコスト・パホーマンスは驚異的だ、小さいが故に使い道は無限大と思われる。是非お試し下さい。


No. 835:再生音楽と部屋の響き。
組長さん (2014/03/24 15:19:46)

先日関西に有る個人所有のホールを見学した。其処には巨大なスピーカー・システムが置かれており、エージングの為か音出しがされていた。
ホール所有者に「何かお聴きになりますか」と言って頂いたので,内田勘太郎さんの新譜「「DES'E MY BLUES」の試聴盤を聴いてみた。

音が出た瞬間に強烈な違和感を感じた。ステレオ再生の基本、正三角形の頂点で聴いていたが音像に実態を感じないのだ。原因はホールの響きだ。ホールの響きは素晴らしく良いのだが,スピーカーからの音は全くダメだ。では、スピーカーの音がダメなのかと近くで聴けば,実に魅力的な音がしている。つまり、ホールでスピーカーを鳴らすと個々の良さが全く感じ無いどころか,お互いの魅力を殺し合っているのだ。

録音物の最終音決めをするミックス・ダウン部屋は残響が極力抑えられている。大きな部屋では吸音に工夫をして残響特性も均一にしてある。つまり、スピーカーから出る音に対して、部屋の影響を極力無くしているのだ。上記ホールでの再生とは真逆である。

アーティストを含む制作者側が0.25dbに拘り作り上げた音楽をどの様に再生しても購入者の勝手と言う人が居る。音色を含めたバランスが元とかけ離れた状態で再生されると、一番悲しむのは拘り作り上げた音楽が再現されない,購入者の好きなアーティストだ。

例えば上質のフルレンジ・スピーカーを近くで聴けば、部屋の影響が少ないので、簡単にミックス・ダウンの環境が再現出来る方法と思う。ヘッドホン・イヤホンも部屋の影響を受けないので同様だ。また、甚だ乱暴な言い方ではあるが、経験的に言わせて頂けば。響きの少ない部屋で、部屋を含めた再生特性をフラットにすれば70%〜80%はミックス・ダウンした環境に近づく。

こんな事を書いても、元の録音を知らなければ何が正しいか判らないとの言葉が聞こえて来るが、先ずは生の音楽を聴く事だ・・・こう書けば原音再生は出来るはず無いとの声が聞こえる。勿論、原音再生が出来ると思わないし,私は原音再生などと考えて録音はしていない。基本オーディオ・システムは音を楽しむ物では無く,音楽を楽しむ道具と自分は捉えている。

制作側にとって望む再生環境は、音を決めた環境に酷似した事で有る。と結ばせて頂きたいと思うが・・・オーディオが楽しいのはミックス・ダウンの環境より音が良くなれば、アーティストの思いがより深く届く事だ。


No. 834:誤字がありました。
組長さん (2014/03/24 10:02:12)

真に恥ずかしい事ですが、関係者に指摘されてました。

「優歌団」「優歌兄弟」ではなく「憂歌団」「憂歌兄弟」でした。お詫びして、訂正させて頂きます。関係各位様、申し訳ありませんでした。


No. 833:内田勘太郎ニューアルバム「DES'E MY BLUES」情報開示。
組長さん (2014/03/22 16:38:11)

やっと情報開示になりました。内田勘太郎ニューアルバム「DES'E MY BLUES」5月21日リリース決定。

内田勘太郎さんのホームページでは、リスペクトする多くのアーティスト、関係者からのコメントをお読み頂けます。
此のアルバム少し大きめの音でお聴き下さい。100%ブルースアルバム、衝撃を味わえます。


20日大阪フェスティバルホールでの「優歌団」ライブを見に行きました。大阪で見る聴く「優歌団」は格別です。
何より驚いたのは,1ベル後突如「ちんどん屋」さんが出てきました。中通路で少しだけ傘を使った芸を行い,口上を述べたのですが。此の数分で敷居の高いコンサートホールである大阪フェスティバルホールが下町のライブハウスの変わりました。「ちんどん屋」さんも一度に2千数百名のお客さんの暖かい拍手を頂いたのは初めての事と思われます。

演奏は言うまでもありません、流石に凄いです。もっと言えば神の領域です。木村さんとお客さんの掛け合いも絶妙で大いに笑いました。
2時間半のステージはあっと言う間に終わり、大きな充実感を得ました。「優歌団」のメンバーの皆様、関係者各位,有難うございました。
東京で開催されるは日比谷野外大音楽堂 でのライブは6月1日絶対に行きます。


No. 832:優歌兄弟
組長さん (2014/03/13 18:59:39)

11日に「優歌兄弟」のサンプル盤が送られてきていた。通常より大きな梱包に、LP(アナログディスク)で有る事を思い出した。そう、此のアルバムの基本パッケージはLPなのです。が、CDも同胞されておりLP+CDで3月21日、昨日発売されている。

最近発売されるLPの殆どは、オリジナル・マスターがアナログテープであってもSACDやCD用にデジタルに変換されたマスターを使っている。LPを聴いてみればアナログディスクなのだが音はディジタルの音がしている。「優歌兄弟」はアナログに拘り録音こそデジタルで行われたが、LP用のオリジナル・マスターは1/2インチのアナログテープを使った。CDも作ったので当然CD用のデジタルマスターも有る。聞き比べると見事にアナログマスターはアナログの音で、デジタルマスターはデジタルの音である。この「優歌兄弟」はLPとCDの比較試聴もオーディオ好きには楽しめるポイントだと思う。

No. 828:「優歌、再び」にも書いたが、ブルース好きには見逃せないアルバムだ。何度か聞いていると中毒症状(言葉が悪いが・・)のように何回も聞きたくなる不思議な魅力がある音楽だ。

もう一つの魅力はLPアルバムジャケットだ、おおよそ30cm四方の印刷物は美しく迫力がある。心から多くの方に聴いて頂きたいと思う。


No. 831:今日のランキングに驚き!。
組長さん (2014/03/12 21:17:17)

創意工夫 技 伝承 〜音楽の厨房から・2 サウンド・エンジニア 鈴木智雄 [Kindle版] 鈴木智雄 (著), 田中知之(五五四) (著)
フォーマット: Kindle版
ファイルサイズ: 2573 KB
紙の本の長さ: 71 ページ
出版社: 有限会社 五五四; 1版 (2014/1/6)
販売: Amazon Services International, Inc.
言語: 日本語
ASIN: B00HQJ68H2
おすすめ度: カスタマーレビューを書きませんか?
Amazon ベストセラー商品ランキング: Kindleストア 有料タイトル - 1,405位 (Kindleストア 有料タイトルのベストセラーを見る)
1位 ─ Kindleストア > Kindle本 > 楽譜・スコア・音楽書
2位 ─ Kindleストア > Kindle本 > エンターテイメント > 音楽
以上Amazon からコピペさせて頂きました。

何が起きているのでしょう、此のランキング!。
有限会社 五五四 田中さんから若者向けの内容で本を書くお話しを頂き、私のような人間でも社会のお役に立てる事を知って頂く為に田中さんと書きました。限られた時間の人生です。少しでも多くの方に読んで頂き、自分を生かし、社会のお役の経つ為に挑戦して頂きたいと思います。

「創意工夫 技 伝承 」の内容が少しでも心に残りましたら、「青春漂流」立花隆(著)をお読み頂く事をお勧めいたします。
11名の青春の生き様から、多くの事を学べます。11名の中には,田崎伸也さんや私と同じ職業の伝説のエンジニア吉野金次さんが登場いたします。

当時のCBS/SONY録音部長はヒット曲に貢献出来るエンジニアを育てる為に大胆な取り組みを行いました。吉野金次さんは初めて六本木のスタジオで外部エンジニアとして仕事を成された方です。外部エンジニアが社内スタジオに入る事で仲間はアシスタンエンジニアを含めて全員拒否反応を示しました。

でも、この仕事のアシスタントは私がやりました。後輩もアシスタントを拒否した為、私は部長からの指名を受けました。仲間の手前、「業務命令ですか」と大きな声で部長にお聴き致しました。有り難い事に部長はみんなに聞こえる大きな声で「業務命令」だと答えてくれて,吉野さんのアシスタントに着く事が出来たのです。お陰様で多くの事を吉野さんから学ばせて頂きました。人生に於ける経験は、何事も無駄な事は無いと最初に感じた出来事でした。


No. 830:Very Cool
組長さん (2014/03/08 23:45:12)

待っていた寺井尚子さんの新譜「Very Cool」のサンプル盤が送られてきたが、内心は音が出るまではドキドキだった。
何故ならば、前回の「C’est La Vie」の商品は音質は全く問題が無かったが、サンプル盤はキンキンとした音で困惑した。
どの様にしたらこんな酷い音のCDプレスが出来るのかと、耳を疑うほどだった。これが試聴盤として聴かれると思うと、本当に凹んだ。

「Very Cool」は再生してみれば、聞き慣れた音が流れてきたのでホッとした。前作品と聴き比べて気が付いたことがある。この盤は音場が圧倒的に広いし、ヴァイオリンの音も刺激感が殆ど無い。以前の作品から共通して聞こえていたヴァイオリンの付帯音は、この「Very Cool」で大きく音が改善された。

マスタリングはSTUDIO Dede AIRの吉川さんが中心になり、マスター納品のギリギリまで改善し続けた。何枚かの音質検討盤を作り、問題点を見つけては対処し、最後に残った問題点はやはり電源ケーブルに有った。スタジオに有るアコリバの電源ケーブルと電源BOXの設置場所を変更すれば、B社の電源ケーブルを撤去出来ることに気が付き実行してみた。

電源ケーブル変更後、数分待ち音を出した瞬間に2人で握手をしたくらいに劇的に付帯音は減少し、音質はあらゆる方面で驚嘆するほど向上したのだ。

「Very Cool」はSHM-CDで発売される。SHM-CD並びにSHM-SACDには以前ご紹介した「ディスク・スタビライザー・シート(DSS-01G)」を反射面中心に貼る事をお勧めする。重心が下がり、より自然な音で音楽をお楽しみ頂ける。「Very Cool」を聴いた後に、Diana Krall「Quiet Nights」を聴いたが全く遜色は感じなかった。この比較試聴は「JAZZ REFERENCE DISC」に対する対抗心かな〔笑)。

寺井尚子さんは今までとは少し違うアプローチで「Very Cool」を制作された。自身で書かれたCDの印刷物には「私の中の小さな革命」と書かれています。また、曲紹介も書かれており読み応えが有ります。

<収録予定曲>「黒いオルフェ」「カンタロープ・アイランド」「テンパス・フュージット」「ビギン・ザ・ビギン」「エストレリータ」「エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー」他、聴き慣れた曲も多く楽しめる1枚です。


No. 829:嫉妬するほど良い音だ。
組長さん (2014/03/05 17:06:49)

AA誌152号に特別付録されている「JAZZ REFERENCE DISC」の評判が良い。このDISC を聴きたくて、AA誌を購入した。
ページを開いてみれば、何とレコーディングエンジニアは寺井尚子さんなどのマスタリングをお願いしているSTUDIO Dedeの吉川さんだった。

一年ほど前だろうか。アコリバの石黒さんにお誘い頂き、マスタリングスタジオSTUDIO Dede AIRにお伺いした。吉川さんが録音した音源を聴かせて頂き、音の良さと音楽性の素晴らしさに驚いた。これが切っ掛けになり、一緒に仕事をするようになったのだ。

何枚かのマスタリングを通じて仕事ぶりを見せて頂いたが、妥協は全く無い。可能な限りの高みを目指して突進するような勢いで仕事をして頂き、気構えと行動力には感動した。

話を戻して。
このDISCの音の素晴らしさは、確かな録音技術に裏付けされた、ズバリ“アナログテープ録音機”の音だ。ディジタル録音全盛の今、新録でこの独特のボーカルの艶やかさや生々しさは、中々聴くことは出来ない。

このCDを聴いた後に、Diana Krall「Quiet Nights」を聴いたが全く遜色は感じなかった。このCDを聴いて問題が有るようならば、ご自身の再生装置を疑うべきだ。


No. 828:USBケーブル。
組長さん (2014/03/04 13:00:01)

MacユーザーとしてはPro Toolsを使う時にIEEE1394「FireWire400」や「FireWire800」ケーブルが使い慣れていて、何となくUSBケーブルは積極的には使わなかった。因みにUSB2.0の最大転送速度は「FireWire400」より少しだけ速い。

Mac Book ProからIEEE1394ポートが消えたので、これを機会にハードディスク(以下HD)に同胞されていたUSB3.0ケーブルを使ってみれば転送速度の速さに驚いた。USB2.0の約10倍の最大転送速度が有る。しかし、このケーブルは音質的には軽く薄くチリチリと高域上がりの、聞くに堪えない音だ。こんなケーブルを使えばどんな音楽も崩壊する。

使い慣れたアコリバのIEEE1394「FireWire400」ケーブル、品番FW-1.0TR-SFケーブル使う為に Thunderbolt - FireWire800のアダプタ を購入した。「FireWire400」への変換プラグを使い再度試聴すれば、圧倒的に高音質の聞き慣れた音にホッとするが,しかし、接続箇所が多すぎる為に時々接触不良を起こす。特にThunderboltポートは無理な力がかかる為か要注意だ。


少しでも接触箇所を減らす為に変換しなくて良いUSBポートにアコリバのUSB-1.0SPSを繋いで聴けば、此方も聞き慣れた音にホッとする。やはりPCOCC-Aの単線ケーブルは偉大だ。

Mac Book Proに2つ有るUSBポートの一つはPro Tools 用のiLokで使われてしまう為に、残りのUSBポートはHDの安全を目的にUSB-1.0SPSケーブルで繋ぐ事にした。Thunderbolt – FireWireには接触不良が起きてもダメージが無い、オーディオ・インターフェイスRME UCXにFW-1.0TR-SFを使い作業を始めた。Pro Toolsは安定し、全く問題無く使える。高音質で使える此のケーブルの組み合わせ、お薦めだ。


No. 827:優歌、再び
組長さん (2014/03/02 12:51:46)

「優歌団」が活動を再開している。オリジナルメンバーのドラマー島田和夫氏は先に旅立ってしまったが,これを機会に2013年9月7日(土) @ なんばHatch.から「優歌団からの便り。〜島田和夫祭り〜」と題したライブが始まり、多くのファンから絶賛を頂いた。特に客席にいた若いファンの涙は忘れられない光景だ。

東京・赤坂BLITZで2013年12月17日に開催されたライブはCS放送「TBSチャンネル1」で放送され、こちらも大きな反響を起こした。

時を同じくして、私も参加させて頂き9月沖縄で木村充揮氏と内田勘太郎氏が「優歌兄弟」と題したアルバムの録音が進んでいた。
すべてを一発録音。クリックもなく、カウントもなく、ヘッドフォンはたまに、二人で顔を見合わせて、何となく、なんとなく火花を散らせた、リアル・サウンド。2014年3月12日発売 『 憂歌兄弟 』PECF-3080 LP(重量盤)+CD ¥4,500(税抜) 下記からも購入出来ます。
http://www.amazon.co.jp/%E6%86%82%E6%AD%8C%E5%85%84%E5%BC%9F%E3%80%90LP-%E9%87%8D%E9%87%8F%E7%9B%A4-CD%E3%80%91-%E6%86%82%E6%AD%8C%E5%85%84%E5%BC%9F/dp/B00HC2T9SI

ブルース好きには見逃せないアルバムです。

「優歌団」のライブは大阪フェスティバルホール で14/3/20(木) 東京では日比谷野外大音楽堂 14/6/1(日)開催される。
益々パワーアップした優歌団が見られそうだ。


No. 826:真空管を交換した。
組長さん (2014/02/06 20:03:21)

録音機材は真空管の交換時期を見極めるのは難しいと思う。スタジオのように決まった時間で電源を入れてあるならば、交換時期のデーターを作り上げることも出来るが。組の場合は長いと一週間電源を入れっぱなしに成るし、使わなければ数か月電源は入らない。私なりの対処方法は機材を購入した時に、使っている真空管も全部買っておく。時期を見て真空管を差し替えて音の違いを確認して適時交換している。

以前も書いた事だが多くの真空管マイクは賞味期限の切れた真空管が入っている事が多い。こんな状態で真空管マイクの音を聞いて、真空管マイクの特徴は低音が太いなどと言う。これは大まちがいで、単にへたった真空管の音で有る。コンディションの良い真空管マイクは音の粒子が緻密で滑らか、音の形が良いし、透明感も素晴らしい。聞き慣れたヘッドホンで自分の声を聴けば、全く違和感の無い音がするはずだ。

手持ちのコンプレッサーMANLEY SLAM Mastering Versionの真空管の状態を確認してみた。
音の特徴を良く理解しているマイクを使い、コンプレッサーに繋ぎ30分ほど電源を入れて、此方も聞き慣れたヘッドホンで音を聞いてみた。音質に問題を感じる事は無かったが、念のために買い置いてある真空管に全部交換し、待つ事30分。再度聴いてみれば透明感が異なる。スタジオでは全く気に成らないレベルだが,自分の声で聴くと音質の違いは良く判る。2006年に購入して一度全数交換してあるので、丁度良い時期かと思う。さて、次の交換に向けて真空管を探さなければならない。


No. 825:Mac
組長さん (2014/02/02 10:29:17)

2008年から使っているMac Book Proの動作が時々変になり,文字を書いていると小さいっっっと連なったりする。ATOKやWordをアップデートしたり、他も考えられる所は全部やってみた。昨年11月に自力でハードディスクをSSDに交換したり、空のCD-Rが読み込まなくなった光学のドライブもお正月明けに自力で交換したばかりだ。出来る事ならこのまま使い続けたいと思っていた。

Mac相談役にお知恵をお借りすべく、新規購入すべきか悩みを聴いて頂いた。結論はMac OS X Mountain Lionを搭載した前のモデルはPro Tools10が最も安定して動くとのこと。価格次第では買いとの半断を頂いた。価格を調べてみると熟れている。購入を決意して物が届いてみれば何と最新のOS X Mavericksがインストールされていた。ガックシ。

2008のMac Proからデーターを転送すると幾つか使えないアプリケーションが出てきたが、Pro Tools10は問題無く動いた。しかし、時間がたつと動きが遅くなり、固まりし始めた。進入禁止のようなマークの付いたアプリを削除して行くと動きが段々良くなってきた。

そんな時Mac Keeperが大きな割引で購入出来るとのメールが入ってきた。やるなら今だと覚悟を決めてインストールし動作させてみると、2.5GBほどの不必要なファイルが有るとの表記がでた。躊躇しつつも実行してみると、動きが劇的に良くなった。PowerPC 用のファイルが全て削除された事が大きな要因で有るそうだ。

PCの買い換えは5年程が一般的で有るなら仕方が無い事も有るが、新しいOSの適応アプリ購入での数万円の出費は決して愉快では無い。

10年以上使い、ここの所不調のAirMac Expressを買い換えセットアップし、IDを書き込み使ってみれば,当たり前だが以前の無線LANのセッティングで繋がっているプリンターが動かないので、再セッティング。

Mavericksで動くアプリがiMacのOS10.6では動かないので、AmazonでOS10.7のインストラーを見つけてアップデートした。iMac用のMac Keeperを購入。此方もクリーニングしてみれば動きは速くなった。

ここ数日、頭の中はMacだらけだった。今時の頭脳構造では無い私の頭はセッティングに手こずったが、終わってみれば多くの事を学んだ。

しばらくは快適なMacライフを過ごせそうだ。


No. 824:寺井尚子さんの新譜 「Very Cool」
組長さん (2014/01/26 10:11:00)

寺井尚子さんの新作、ミックスダウン・マスタリング完了。

マスタリングが済みました。や〜〜〜多くの事をSTUDIO Dede AIRのマスタリングエンジニア、吉川さんから学ばせて頂きました。
奥行き有る知識と高みを目指す気構えと行動力に感動いたしました。吉川さんにお力沿いを頂き、自分の理想とする録音で音楽を聴くことが出来る様に成りました。

今回の録音で新たに行った事は、ウッドベースに当たり前のように使うコンプレッサーを使わぬ事でした。可なり大胆な挑戦です、ハイ。

60年代録音のジャズを聴いているとピアノとドラムとベースが同じ存在感に聞こえるものが多いが、最近の録音はベースの存在感がうすい録音に聞こえる物が多い事に気が付いた。原因はコンプレッサーなのだ。当たり前だがウッドベースにコンプレッサーを使うと音圧は揃うが、音はベッタリとはスピーカー前方に張り付く。他の楽器と音場を揃える為に音量を下げることになる。つまり存在感がうすくなる。

コンプレッサーを使わぬ事で越えなければ行けない多くの問題を解決する為に頭と手先はフル回転した。先ず、演奏者と意見交換をして録音時からモニターにもコンプレッサーを使わぬ事にした。音量を揃えるのに演奏者は大変と思うが、本来有るべき姿と思う。言うは簡単だが・・・・・。

ミックスダウンでは音楽性を考慮し、一音一音に神経を集中して飛び出した音は下げ、小さな音は上げた。此の作業でベースの存在感は確実に出てくるが、どうにもコントロール出来ない部分もある。其れは楽器の超低域での鳴りだ。時々40cm4本のウーハーを強力な勢いでドライブする。普通のスピーカーで聴けば全く問題無いが・・・・・。マスタリングで超低域での鳴り調整して頂いた結果、実に良いバランスになった。大音量で鳴らしても超低域での鳴りが気に成る事は無くなった。

自宅で聴いてみればピアノとドラムとベースが同じ存在感で聞こえる。ベースの響きも超低域まで存在している。実に良い感じだ。ヴァイオリンは滑らかに艶やかに,過去最高音質の寺井尚子さんの音だ。

3月19日発売よていです。


No. 823:re:ありがとうございます!
組長さん (2014/01/10 09:38:45)

アマチュア録音家さん、お早う御座います。反響板へのマイクセッティング上手く説明できませんでした。

別の書き方を致しますと,グランド・ピアノの場合はピアノの下から反響板を見上げると構造体の木材が見えます。鍵盤に近い場所でピアノ幅の真ん中にセッティング出来る場所は多くは有りません。適所にマイクをセッティング出来れば、逆相Shure SM57を効果的に使うことが出来ます。 是非お試し下さい。


No. 822:ありがとうございます!
アマチュア録音家さん (2014/01/10 05:03:58)

まさかこれだけ詳細に教えていただけるとは思ってもみませんでした。
本当にありがとうございます!!

あまりの録音の仕方の違いに目から鱗が落ちた思いです。
またピアノを録音する機会がありましたらぜひ挑戦してみたいと思います!

度々申し訳有りませんが、何点か質問させてください。

反響板から1cmの所にセッティングした逆相Shure SM57とのことですが、これは反響板の先から反響板の角度に沿ってセッティングしてあるのでしょうか? また、中抜けを補うとのことから、真ん中辺りにセットした方が良いのでしょうか?

「創意工夫 技 伝承 〜音楽の厨房から・2 サウンド・エンジニア 鈴木智雄」購入してみました。今から読むところですが、少しでも学べればと思います。

なにはともあれありがとうございます!
これからも素晴らしい音楽を楽しみにしています!


No. 821:音楽の厨房から・2 
組長さん (2014/01/09 08:24:33)

田中知之氏(五五四)にお誘い頂き音楽業界を目指す若い世代へのお役に立てばと思い出版致しました。制作に当たりインタビューを受けたり,自身で拙い文章を書いたり致しました。出来上がりを読んでみれば前半は自伝の様な物になり,後半は録音に対する考え方等が書かれています。正しい国語を使えない私の話や文章を纏める為に、田中氏は大変な思いをなされたと推測します。田中氏の努力と度重なる校正で普通に読めるようになりました。

もし興味がおありでしたら、下記URLから購入出来ます。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00HQJ68H2

シリーズ刊行に寄せて
 ほぼ毎日私たちが何かしら耳にする音楽、その全てに様々な歌詞やメロディ、演奏などが詰まっています。それらは料理で言えばアーティストたちが用意した素材であり、たくさんの料理人たちの手が加わって初めて私たちの耳に入るものとして仕上がります。
 本シリーズでは、その厨房たる音楽制作現場に携わる色々な職種の現役料理人たちに、名作が生まれる瞬間の出来事や現場で考えていること、また、ご自身の背景などを語ってもらっています。日ごろ目にすることのない厨房の内側を知ることで、いつも聴いている音楽が更に味わい深いものになったり、違った角度で楽しめるようになったり、ひいては、これから音楽業界を目指す方や現役で働いている若い方に対する先輩たちからの激励として、人生を楽しむための何らかのきっかけとなれば幸いです。

 田中知之(五五四)



No. 820:re:失礼致します。
組長さん (2014/01/08 17:37:36)

アマチュア録音家さん、こんにちは。

松本俊明さんアルバム「五線紙と白地図」は私も大好きなアルバムです。特に心を鎮めたい時には特効薬です(笑)。

ご存じのようにスタジオ録音でピアノはベーゼンドルファーです。スタジオは長方形でいわゆる縦使いで、ピアノの置き場所は慎重に試聴を繰り返し場所決めを致しました。当然反響板は全開で開けてあり、縦長で使うことで壁からの直接反射音を避けています。これは録音での奥行きを作り出すことにもなります。

さて、マイクセッティングですが、全部で7本のマイクを使っています。
オンマイクはSONY C-800x2本 単一指向性で使いました(800Gではありません)。Shure SM57を反響板の下から逆相でセッティングしてあります。オフマイクはピアノから2m程度話した所にDPA4003x2、スタジオの端にNeumann M 150x2です。

各マイクのセッティングとお役目。
グランドピアノの反響板を開けて首を入れて音を聞くと高域はハンマーの近くから,低域はハンマーから離れた所から聞こえることが判ります。依って高域のマイクはハンマー近く、ですが決して真上ではありません。低域はハンマーから離れた所で一番低音が出る付近に、弦から30〜40cm離してマイクをセッティングします。グランドピアノであれば2本のマイクは可なり離れたセッティングになります。此のマイクが、音の広がりと明瞭な音を録音します。反響板から1cmの所にセッティングした逆相Shure SM57は、オンマイク2本の中抜けを補います。ピアノを弾き、全体域がバランス良く聞こえるように SM57の音量を調整します。SM57が音の濁りを作る場合は300hz〜500hzを少し下げます。これで中抜けすること無く、綺麗に低音と高音が右と左に定位します。

4003はピアノから2m〜3m離します。高さは床から1.5m程度で2本のマイクは2m程離し、楽器全体の響きを録音します。私の場合はオンマイク60〜70%、オフマイクは40〜30%の割合です。数字を書きましたが、聴いた感じで全体の音質・音像の大きさ・距離感をコントロールして下さい。

M150のバランスは楽器の背景を描くような気持ちです。此のマイク、高域は単一指向性であり低域は無指向性になります。上手にコントロール出来れば奥行き感や背景の色合いや温度感をコントロールすることが出来ます。これも好みで音色やバランスを調整して下さい。


No. 819:失礼致します。
アマチュア録音家さん (2014/01/08 15:45:04)

突然失礼致します。

松本俊明さんの五線紙と白地図を拝聴し感銘を受け、録音と編集をされた方にどうしても伺いたいことがあり、失礼ながら書き込みさせていただきました。

私も知人のピアノの録音をたまに行うのですが、どうしても五線紙と白地図で聴けるように低音と高音が綺麗に右と左に定位しないでいます。

どのようなことに気をつけて録音、または編集すればあのように綺麗に分かれさせることができのるでしょうか?

もしよろしければアドバイスをいただけませんでしょうか?


No. 818:あけおめことよろ。
組長さん (2014/01/08 10:43:43)

年末の忙しさを無事に越えて新年を迎えました。オーディオ三昧の日々を過ごしています。

DSIX-1.0PA用に電源を自作し、12Vの給電ケーブルはSPC-REFERENCEを加工して繋いでいます。此のケーブルのキャノンコネクターをノイトリックからアコリバのRBC-1Mに交換してみました。効果は絶大でした。一気に音場は広がり、楽器の質感も大きく向上しました。ヴァイオリンが木で作られていることを実感出来るのです。コネクター1つでこんなに変わるとは驚きでした。

以前RBR-1をDSIX-1.0PAの電源にした時の感動を思い出し,たまたまRBR-1が自宅に有ったので12V給電用のケーブル含めて全交換して聴いてみれば、これまた感動です!。記憶より遙かに良い音がします。昨年一年でのオーディオシステムの改善を実感出来る出来事でした。RBR-1は仕事場に戻りますので、未練たらたらですが・・・・・電源の重要さ、コネクターの重要さを再確認いたしました。ケーブル用のキャノンコネクターを全てRBC-1M&RBC-1Fに交換したくなる衝動に駆られます。


話しは昨年末のことになりますが、寺井尚子さんの録音でスタジオのドアを通過する為の、厚さ数ミリの平たいケーブルが必要になりました。
アコリバからRBC-1M&RBC-1Fや線材・天然シルクチューブ等を供給して頂き自作してみると、アコリバのケーブルが如何に良く出来た商品かが判りました。
フレキシブル・テフロン・コーティング鋼管やカーボンシールドメッシュチューブを含めて,アコリバグレードを保つ為に何一つ欠く事が出来ないパーツなのです。鋼管は自作ケーブルでは厚みの問題で使う事は出来ませんでしたが、パーツ一つ一つの役割を見つけることが出来たように思います。此所に書けない秘密も沢山有り、他社では絶対にこのグレードのケーブルは出来ないと確信しました。アコリバ商品は全てが拘りの一品です。

さて今年も前進すべく頑張ろうと思います。みなさまも元気にご活躍下さい。


No. 817:お疲れ様でした。
組長さん (2013/12/30 09:34:49)

今年もお世話になりました。そして、お疲れ様でした。

何とか無事に1年間お役目を果た事にホッとしております。引き続き前進出来きるよう精進して行きたいと思います。

世の中が平和でありますようにそして、皆様にとって来年も良い年でありますように祈念しております。



No. 816:更新が出来ませんでした。
組長さん (2013/12/21 22:53:40)

こんな忙しい年末は久しぶりです。

内田勘太郎さんのソロアルバムのマスタリングが終わり。毎年の年末行事的になった寺井尚子さんの録音が済みました。

11月に録音した内田勘太郎さんのアルバムは、アコースティクギター1本の演奏で歌は無し。”圧倒的”な演奏が繰り広げられています。
ギター好きなら打ちのめされること、間違い有るません。指弾きの美しいメロディーは心を癒やし、ボトルネックでの演奏は火が着くようなブルースの熱演です。発売は来年3月の予定です。

寺井尚子さんの録音はプロデューサー曰く「此までで一番良い音」と言って頂きました。勿論ご本人も大満足です。一番ホッとする出来事でした。
今作品も寺井尚子ワールド炸裂の名作です。ミックスダウンは先になりますが、此方も3月発売予定です。

アコリバ石黒さんには試作品の提供など、多くのご協力を頂きました。お陰様でエネルギーに満ちた力強い音と、繊細で美しい弱音を録音することが出来ました。心から感謝です。

自伝的な書き物は校正も間もなく終わり,近々電子書籍でアマゾンで発売されます。この様な機会を与えて頂き、共に苦しんで頂けた五五四 田中さん有難うございました。自分の過去を語るのは何とも恥ずかしいのですが。頑張っている若い方々や、落ち着かない日々を過ごして若い方々の、少しでもお役に立てることが出来れば幸いと思います。

復活した大阪の伝説的なブルースバンドの公演がTVで放送用されます。3時間にわたる演奏のミックスダウンを年内に終わらせなければなりませが、時間が無い。普通なら一週間は必要な内容で、時間が有れば楽しみながら出来る好物なのですが。寝る間も無いのです。

ざざっと近況報告でした。


No. 815:Cello Bouquet
組長さん (2013/12/01 20:15:33)

溝口肇さんの新作が発売されました。なんと!、e-onkyo.の配信では一位です。
http://www.e-onkyo.com/music/

CDは下記で購入出来ます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00GJJEOE4/ref=s9_simh_gw_p15_d0_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-2&pf_rd_r=09CHQYA15Y9QW7XNSMGQ&pf_rd_t=101&pf_rd_p=148865329&pf_rd_i=489986

録音風景に興味のある方はACOUSTIC REVIVEの掲示板でご覧になれます。下記をクリックしてみてください。
http://www.acoustic-revive.com/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=2488&forum=26

マイクはDPA4003とNEUMANN M269 無指向それぞれ2本です。今回の音源はDPA4003で録音された物が使われています。溝口さんのお話ではNEUMANN M269も魅力的な音で、どちらを使うか大変迷ったそうです。

配信とCD共に音楽の表現を重視して音圧は上げていません。クラッシックと同じように少しヴォリュームを上げてお聴き下さい。チェロの音とホールの響きの素晴らしさを余すことなく収録してありますので、最上の席で聴いているような深い感動を味わって頂けます。

収録曲は下記です。音楽の内様は言うまでもありません。心地よい時間をお過ごし頂けます。
01 亜麻色の髪の乙女
02 Water is Wide
03 ENGLISHMAN IN NEW YORK
04 白鳥 - SEPTET -
05 SPAIN
06 20世紀メドレー - Medley fo the 20th Century -
 1.PURPLE HAZE
 2.TWENTY FIRST CENTURY SCHIZOID MAN
 3.LARKS TONGUES IN ASPIC PART II
 4.TWENTY FIRST CENTURY SCHIZOID MAN
07 ANNIE LAURIE - アニー・ローリー -
08 Milestone
09 Prelude Five
10 鳥の歌 Song of the Birds
11 世界の車窓から - QUINTET -
12 Espace

私は20世紀メドレー に脱帽いたしました。此のメドレーは少し音量を上げて聴くと、他の曲と異なる鬼気迫る世界が見えてきます。


No. 814:アコリバ商品による劇的な改善。
組長さん (2013/11/15 18:15:51)

MacBook ProのハードディスクをSSDに交換したのち,キーボードの動きが少し不安定になった。再度MacBook Proを空けて注意深く見てみるとキーボードと液晶をマスターボードに繋げるコネクターが少しだけ浮いているような感じがした。アコリバの道通向上クリーナーECI-100を吹き付けて組み直し、ついでにSSD等のコネクターにもクリーナーを吹き付けた。注意深く組み上げて電源を入れると、先ず立ち上がりがまた早くなっている。映像も切り替えた時の立ち上がりが早くなっている。驚いた。こんなに画で違いが出るなら音も良くなる理由が分かる気がする。目に付く接触点に全部使ってみたくなる。

先日試して効果があった、RCA入力端子用ショートピン防振プラグ SIP-8Q をパワーアンプに使ってみた。流石に自作とはレベルが違う。音場の立体感が一層深まり,静粛感も大きく改善された。他の機材もインプットを全部ショートピンで塞いだ。これでまた一段グレードが上がった。ショートピン防振プラグは RCAもキヤノンも音質改善に実に有効なグッズだ。

自己責任でお試し下さい。どちらの商品も使ってみれば驚かれると思います。


No. 813:Re:【対応完了】
組長さん (2013/11/07 12:03:21)

こたさん、毎度お世話になります。早速の対応有り難うございました。大変に助かります。また、Mac情報も有り難うございました。

SSDに交換後最初に電源を入れた時には、立ち上がりの早さに感動いたしました。最初に開いたアプリ、FileMaker Proの立ち上がりも早く、体感的には半分の時間で此方も驚きました。ネットの表示も劇的に速くなりました.サクサク感快感ですね。科学の進歩は素晴らしい。

交換以前は長時間使うとキーボード上部のフレームが触れないほど熱くなっていました。SSDに交換したことで何より発熱が少なく暴走が嘘のように無くなりました。2.5インチハードディスク(SATA)は外付けでもケースに入れないと危険を感じるほどに激熱になり、触ることは出来ません。良く壊れない物だと感心した次第です。MacBook Proは元々160GBのハードディスクが入っていた筐体です。512GBを入れれば放熱に問題が起きることはあたりまえですね。

何か新しいことを行えば新たな体験や発見に喜びを感じます。次は何が体験出来るんでしょう。人生大変な思いをすることもありますが,楽しみも多く有りますね。元気で頑張らねば!。

今後とも宜しくお願いいたします。


No. 812:【対応完了】発言番号がずれましたがご容赦下さい
こたさん (2013/11/06 23:58:57)

・・・のついでに。
実は僕も自宅機のLate 2008 MacBook(白ポリカ)でアプリケーションの開発環境が動かなくなったため、つい数日前にSSDのMacBook Proに乗り換えました。おっしゃる通り、5年間連れ添ってがっつり愛着が湧いていたのですが、Mountain Lion以降のインストール対象機から外れてしまいました。

それにしても、SSDのサクサク感はオドロキですね。加えて、アクセス中に動かしても平気な事が何だか面白く、わざわざ起動中に振り回してみたりしています (^^;

で、組長、i7、速いです(笑)。


No. 811:無礼な書き込み
組長さん (2013/11/06 22:45:43)

下記No813 ただ今対処しております。暫しお待ち下さい。

No. 810:MacBook ProのハードディスクをSSDに交換した。
組長さん (2013/11/04 17:48:46)

MacBook ProのハードディスクをSSDに交換した。
ここ数か月MacBook Proは熱を持ち動作が怪しい日々が続いていた。昨日のBBSの誤削除で決定的になった。
全てがMacBook Proが原因とは言えないが、長時間使い続けると怪しい動作が明らかに多くなる。

自分のMacBook Proは古く2008年製だ。大震災の余震で外装に大きな傷が付きキーボードも誤動作が多くなったので修理に出した所、無償修理で液晶以外は全部新品交換したようで、2.5GHz Intel Core 2Duoになって帰ってきた。冷却システムが追い付かないのか、時とすると触るのが怖いほど熱くなる。Pro Toolsで使うと度々止まっていた。メモリーを増やしたことを切っ掛けに簡単な外付けの冷却ファンを買い、何とか凌いでいたが、今回の事で限界が見えたのだ。

TOSHIBA製SSD 512GBは価格が手頃になり購入して交換してみた。ハードディスクの載せ替えに30分。システムをインストールしクローンを作るのに3時間。結果は良好で放熱が可なり少なく、外付けファンは必要無くなった。電源を入れてからの立ち上がり時間も体感的には半分くらいに感じるし、サクサク気持ち良く動く。早く交換すれば良かったと思う。

何でも長く使っていると愛着が湧く、MacBook Proも大切に使い続けようと思う。


No. 809:Re:Re:お楽しみ。
組長さん (2013/11/03 09:28:49)

capさんゴメンナサイ、手違いで削除してしまいました。申し訳ありませんでした。

改めまして。
秋はブラームスですかね?。真に偶然ですね。バルビローリのブラーム、SACDは高いので買うことに躊躇していたのですが、2番の購入が難しくなってきました。後で悔いるのもいやなので、酔いに任せてポチッとしてしまいました。2番はメーカー取り寄せで、まだ手元には届いていません。

「世間ではバルビローリの1番の評価はあまり高くありませんが、個人的にはミュンシュなどとは正反対ではありますが大好きです。」私も同感です。
ミュンシュの演奏は激熱に覚悟して聴く必要が有りますね。

この日は朝からブラームス三昧でした。バルビローリ、シモーネ・ヤングと聴き最後はベームのベルリンフィルとの1番を聴きました。何だか順番が逆になりました。ベームのブラームスは頑固親父の経験談を聞くような面白さがあると書いてしまいましたが、知人からクレームが入りました(笑)。ベームのウイーンフィルとのブラームスはオケの響きが尋常で無い美しさだと・・・・確かに指摘された事は正しいですが・・・・此方の録音もハイが強いので余り聴く気になれずに居たのです。改めてウイーンフィルとの1番を聴き直してみた所驚きました、記憶の音と大分違うのです。確かにハイが強いのですが,ヴァイオリンのギリギリとした感じが大きく改善されて聴けました。

又、演奏内容の違いにも驚きました。ベルリンフィルとの演奏は浅草の頑固親父、ウイーンフィルとの演奏は田園調布の頑固親父の様です。こんな事を書くと又厳しい指摘を受けそうです(笑)。何れにせよ素晴らしい親父さんでした。

改めてオーディオの醍醐味を味わいました。システムの改善が進んで行くと、聴くことを避けていたCDでも聴ける状態になるのです。録音に問題を感じ聴くことを避けていたCDももう一度聴いてみようと思い出しました。

話しは取り留めなくなりました。
ヴィジョンへの旅路 〜音楽の厨房から・1 音楽プロデューサー 八野行恭 (著)  読んでいてワクワクいたしました。 アマゾンでは 楽譜・スコア・音楽書部門でもう少しでベスト10に入る勢いでした。多くの方々に楽しんで頂けているようです。

何方も人生を語れば本が書けると言いますが,八野さんの人生の旅路は特異です。是非お読み頂きたいと思います。


No. 808:お楽しみ。
組長さん (2013/10/30 17:36:24)

久しぶりに時間が出来たのでオーディオシステムを“おそーじ”して音楽を楽しんだ。自分にとって音楽を聴く事は感受性の調整的な意味合いが大きい。

SACDになったジョン・バルビローリ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽のブラームス交響曲第3番と第4番をきいてみた。何と旨みの詰まった、美しいブラームスなのだろう。思わずため息が出る。CDで何度も聞き感動したが、SACDでの感動は一段と大きい。録音は1967年だが音楽を楽しむには何の支障も感じない。やはり名盤だ。

もう一枚、ブラームス交響曲第1番を聴きファンになったシモーネ・ヤング&ハンブルク・フィルのブラームス交響曲第3番と第4番も聴いてみた(同じ組み合わせでのブルックナーも名演もある)。女性ならではの表現なのか、こんな美しいブラームスは聴いた事が無い。

独善的な表現で感想を書かせて頂けば。バルビローリが大自然の美しく雄大な景色なら、シモーネのブラームスは名人が描いた絵画や名工の作った装飾品に魅入られる美しさだ。因みにベームのブラームスは年を重ねた頑固親父の経験談を聞くような面白さがある。この様な感想は失礼の極みかも(笑)。

話は変わるが。使わなくなったNEUTRIK ProFi Professional Phono Plug を多数見つけた。音質はややハイ上なので使わなくなったが、作りが良いので眺めている時に閃いた。内部配線をショートさせて、ケーブルを通す穴をQR-8で塞ぎ、さざれ水晶を入れてみた。つまり水晶入りのショートピンを作ってみた。パワーアンプのRCA入力は余り音質に影響ないと思い込み、SMEのRCAプラグをショートさせて差し込んであった。音の比較で改造NEUTRIK RCAに交換してみた所、思った以上に音が変わり少々驚く。重心が下がり,音場も広くなった。水晶の効果か音が有機的で高域も滑らかだ。此は此で良いかも・・・。

アコリバのRCA入力端子用ショートピン防振プラグ SIP-8Q とも比較してみた。 SIP-8Qは文句なし、流石に全ての点でバランスが良い。
オーディオは分からぬ事ばかり。変な物を使えばシステムは変な物に支配され続けられる。恐ろしいことだ。

さて、残り少なくなったQR-8と SIP-8Qを注文しなければ。


No. 807:ベック,ボガート&アピス ライヴ・イン・ジャパン
組長さん (2013/10/24 13:41:32)

担当ディレクターからのメール「何と発売日に品切れを起こしました。初日xxxx桁 バックきました。爆発です。」との事でした。

個人的にも思い入れの深い作品です。アナログテープからDSDに変換の時や、マスタリング時でも頑固にダイナミックレンジを守る為に音圧を上 げなかったのです。自分勝手に一番良いと思われる事をやり通しました。勿論ディレクターには私の意向をお話しし、納得して頂きまし た。

早速このCDを聴いた音楽関係者やミュージシャンの方々からも絶賛して頂きました。やはり音楽を愛する 方は音圧が全てでは無かった。
音楽の三大要素はリズム、メロディー、ハーモニー。音圧を上げればリズムの強弱が無くなりますし、ハー モニーのバランスも変わってきます。
このCDで思っていた事を行い、購入者に理解して頂きうれしく思います。

音圧を上げるだけのマスタリングは反省に入っていますが、あの流行病のような音圧戦争は何だったので しょう。
自分が録音した80年代歌謡曲がSACDに成ったので買った所、全く音楽性を感じない高音圧のリマスターに殺意を感じ たほどでした(笑)。

この商品下記からも購入出来ます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00ET8211K/ref=s9_simh_gw_p15_d0_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-2&pf_rd_r=16WPA2TKDHCVSW8RSYW0&pf_rd_t=101&pf_rd_p=148865309&pf_rd_i=489986

好意的なカスタマーレビューも書かれていました。アマゾンで 7位 ─ 音楽 > ロック > ポピュラー・ロック、40年前のライブを録音した物です。これ凄くないですか!。


No. 806:電子書籍
組長さん (2013/10/23 07:21:19)

さだまさしさんのお仕事でご一緒しているプロデューサー 八野行恭さん執筆の本が電子書籍でリリースされました。

もし興味がおありでしたら、下記URL或いは、その下の「電子書籍シリーズ 音楽の厨房から」をご覧下さい。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00FZY5NRG

電子書籍シリーズ 音楽の厨房から

 音楽ビジネスに関する書籍は数ある昨今、スタジオでの実作業に関わる各職種の方々はどういった仕事をされているのか、また、その役割を果たすために日々何を考えどう努力されているか、そういった内容が綴られた書籍はほとんど存在しませんでした。
 音楽業界の未来のために、また、将来その道を目指す若い世代のために、いま、そういったものが必要であると考え、音楽業界の第一線で活躍されている方々にご執筆やインタビューをお願いし、珠玉のエピソードの数々を書籍化いたしました。

■シリーズ刊行に寄せて
 ほぼ毎日私たちが何かしら耳にする音楽、その全てに様々な歌詞やメロディ、演奏などが詰まっています。それらは料理で言えばアーティストたちが用意した素材であり、たくさんの料理人たちの手が加わって初めて私たちの耳に入るものとして仕上がります。
 本シリーズでは、その厨房たる音楽制作現場に携わる色々な職種の現役料理人たちに、名作が生まれる瞬間の出来事や現場で考えていること、また、ご自身の背景などを語ってもらっています。日ごろ目にすることのない厨房の内側を知ることで、いつも聴いている音楽が更に味わい深いものになったり、違った角度で楽しめるようになったり、ひいては、これから音楽業界を目指す方や現役で働いている若い方に対する先輩たちからの激励として、人生を楽しむための何らかのきっかけとなれば幸いです。

 田中知之(五五四)



No. 805:機材のメンテナンス
組長さん (2013/10/19 16:02:57)

先週沖縄からNEVE 1272X5chやAVALON2044が戻った。戻った機材は正常に音が出るか、ネジ落ちなどシャーシー内に異音が無いかの確認作業をするが、今回は間に合わなかった。滅多に機材NGは出ないのだが、こんな時に限って外部構成組員が使ったこのNEVE 1272X5chにNGが出た。

報告のあったNGチャンネルを確認すると音が正常にでる。ユニットを固定しているネジを緩め動かしてみればノイズと共に音が出なくなった。ユニットを隣に差し込めば同様に音が出ない。ここで気が付いた差し込んだ時の抵抗が少ないのだ。ユニット側のメスコネクターを可締めて差し込んでみれば音は出た。

シャーシー側を分解してネジの緩みなど無いか詳細に確認したところ、シャーシー側に固定しているオスコネクターを止めているネジ10本が全部緩んでいた。一本は完全に緩みシャーシー内に落ちていた。オスコネクターのガイドピンも曲がり、ファンタム電源用のトグルスイッチも全て緩んでいた。ダメージは意外に大きい。

今回は宅配便で送ったのでトラックの振動に耐えられなかったのだろう。やはり宅配便での機材移動はリスクが多い。

改めて全てのユニットのメスコネクターを可締めて道通向上クリナーで”おそーじ”した。コネクターは金属同士が擦れたせいか綿棒の汚れが凄い。オス側もクリーニングして組み上げて音を出してみれば、以前完璧なクリーニングをしていたので驚く程の変化は無いが、スッキリと音の通りがよい。


もう一点ノイマンのアクティブ・フェーダーを絨毯の上であるが落下させてしまい、途中で少し引っかかるようになってしまった。此方も分解してみた。

いつもノイマン製品を分解して感動することは,何十年も使える様な緻密な組み上げが成されている事だ。

注意深く内部を見ればこの製品の歴史が微細なゴミとなり内部に溜まっている。ネジ緩めて分解できるところは全て分解してクリーニングしてみた。此方も綿棒は真っ黒になる。動く所は潤滑材を使いクリーニングした。

再度組み上げてみればフェダーの動きは滑らかになり、引っかかりが無くなっている。落下の衝撃で微細なゴミが移動して引っかかりを作っていた様だ。此方も音はスッキリした。仕上がりの良さに気持ちもスッキリし、達成感が大きい。

さて何処かで沖縄に送った機材を全てを分解して中を見てみなければ。


No. 804:怒濤の4週間
組長さん (2013/10/11 21:59:04)

怒濤の3週間で一部発表しては成らぬ事を書いてしまいましたので、削除いたしました。
申し訳ありません、お読み頂いた方は記憶の削除をお願いいたします。

9月10日に沖縄向けの録音機材を発送し,18日からスタジオで幸せな時間を過ごし、毎晩コザで美味しい台湾料理を堪能し、泡盛に浸かっていたような日々を過ごし、25日二日酔いで東京に戻った。

月末は宝塚歌劇団用の録音とミックスダウンを行った。才能のある作編曲家の音楽は、美しく力強い。本番の公演が楽しみだ。

10月に入り沖縄でのラフ・ミックスをBell Tree st(自宅)で完成させた。モニター・スピーカーとしては何処のスタジオより自分にとっては判りやすい。RME UCXをPro ToolsのI/Oに使い作業を行った。 UCXの電源はRBR-1だ。UCXのアナログOut putから真空管コンプレッサーに繋ぎ音圧を上げてUCXのアナログIn putに戻した。アコリバに特注でTRSホーンとキャノンケーブルを制作して頂き,一般的なスタジオで使っているケーブルから交換して音を比較してみた。

比較はCDに焼いて北参道のStudio Aに持ち込み聴いてみた。聞き比べるとミックス・ダウンが違うと思われるほど音の鮮度が違う、音場や空間表現も大きく異なる。試聴していた5名全員がこの差に驚嘆した。正しい音のケーブルと機材を使えばマスタリングでEQ等しなくても良い音のCDが出来ると今更ながら再確認した。

一般的にスタジオは作られた時が最も良く、以降は時間がたつにつれて全てが劣化してくる。配線で使われる撚り線のケーブルの劣化も見逃せない事実である。残念ながら、ごく一部のスタジオだけが根気よく改善を続けているのが現状だ。

8日はDEDEスタジオでマスタリング。このスタジオはアコリバのケーブルや音質向上グッヅが大量に投入されている。音の鮮度は別格だ。

家に戻ってマスタリング済みのCD-Rを聴いてみれば納得の仕上がり。新たな世界が開けたような感覚になった。

尚、今回の録音とマスタリングはアコリバの試作電源ケーブルが一部使われた。外観は一般的な商品より太く重たい。音は怒濤のエネルギー感に圧倒される。この特徴はCDにまで必ず残ると思われる,乞うご期待だ。


No. 803:チューニング
組長さん (2013/09/16 16:16:57)

DSDで録音した溝口肇さんの新作は、ご本人手で編集が終わった。この音を聞きたくてKORG DS-DAC-10を購入した。音は価格なりの音だった。

KORG DS-DAC-10のCoaxialは192Kz迄は出力する、 96Kz迄ならばアキュフェーズDC-330に直に繋いで聴くことが出来る。CoaxialでDC-330に直に繋いで聴けばDAC-10のアナログLin Outよりは可なり良い。

エンジニアの義務?、解体して中を見た。さすがに基盤側面のバリなどは無いので、面取りをし、組み上げに使う全てのネジをRD-3で消磁し、接点は導通向上クリーナー ECI-100で磨いて聴いてみた。これだけで音は滑らかになり、付属USBケーブルで聴いても、甲高く・混濁した・煩い音が、大きく改善されている。

次はQR-8やグリーカーボランダム等を使い、アコリバ・チューンの真似事をして聴いてみた。音が豊になり、躍動感も出てきた。次にアコリバのUSB ケーブル(A 端子分離型)を繋ぎ聴いてみれば、音はスピーカー前面に浮遊し、驚くことに高級感すら感じる。やはりケーブル交換の効果は大きい。しかし、Coaxial 96Kzよりアナログが良く成る事は無かった。

溝口さんの新作をDSDで聴いてみた。アナログLin OutをDC-330に繋いで聴くことになるが、やはり規格の違いは大きく、4万円台で購入したDACとは思えない良い音がする。再生装置の差は有るが録音現場より遙かに良い音にきこえる。これなら音楽を堪能出来る。

先日、CD用の仮マスタリングをしてみた。溝口さんご自身の口から出た言葉は「PCM録音の時代になって,録音された自分の音を良いと思ったことが無い。しかし、今回は良い音と思えた。」と。44.1Kz 16bitでも大きな劣化は感じられない様だ。CD化に大きな期待が持たれる。


恐れ多くも、この音をBGMにRME CUXも解体してみた。ネジにシールが貼って有り、解体すると修理を受け付けてもらえない可能性は有るが・・・義務で空けた。謎解きのような、こんな時間は本当に楽しい!。謎解には少し苦労をしたが、これもアコリバ風チューニングをしてみた。試聴すれば、巷で聴く評価とは真反対な濃厚で旨みの有る音に変化した。RME CUXの周りのセッティングは、RBR-1で給電し・IEEE1394 ケーブルFW-1.0TR-SFでPCに繋ぎ・アンダーボードTB-38に乗せてある。これなら充分に録音現場で”使える”音だ。師匠の見よう見まねでのチューニングだが効果は大きい。

オーディオは楽しい!。


No. 802:BBA ライヴ・イン・ジャパン -40周年記念盤-
組長さん (2013/09/12 08:18:33)

1973年に録音されたBBA ライヴ・イン・ジャパンのリマスタリングを行いました。もちろんアナログ・テープでの録音です。
スタジオでオリジナル・テープの状態を確認した所、テープは完璧な保管がされており、音質の劣化は全く感じませんでした。
しかし、時代に即した音質改善の余地を感じました。私が担当したのはオリジナルテープからDSDへの変換です。

最新の技術を使いテープに記録されたダイナミックレンジを脅かす事無く、アナログテープの帯域バランスを変えてミックスダウンをしたような感覚です。当時の技術では不可能だった、深く沈む込む低音の再現も出来ました。CDを聴きけば、時空を乗り越え3人バンドの凄まじいエネルギーに満ちた演奏を楽しんで頂けると思います。

また、今回初めて演奏曲順通りに収録、しかもライヴ本編をDISC-1で一気に聴ける様に成りました。
曲順編集ではマスタリングエンジニアに多大な努力をした頂きました。CDを聴き始めると、何故この曲順だったか改めて納得出来ます。

BBA ライヴ・イン・ジャパン -40周年記念盤-は私の納得出来る仕上がりに成りました。
40年前の録音です。過剰な期待は困りますが、楽しみにお待ち下さい。発売は少し先になります。10月23日発売予定です。


No. 801:RME UCX
組長さん (2013/09/05 17:58:24)

RME UCXを購入した。Pro Toolsも8LEから10にした。これでPro ToolsのI/OもRME UCXを使える。

以前UCFを試聴した時に価格を超えて素晴らしい音質と思ったが,巷の評価は異なる。音が薄と言われているのだ。今回UCXに同胞されている電源で使ってみて判った。巷の評価はこの電源の評価なのだ。

UFXを聴いた時もアコリバの逆輸入品の電源ケーブルPOWER REFERENCを使っていたし、UCXはアコリバのRBR-1を使っていた。つまり電源以外、本体の音質は極めてまともだと言える。これから趣味と仕事に活躍してくれるだろう,楽しみだ。


No. 800:ありがとうございます
竹林厳論さん (2013/09/04 13:36:01)

船長さん、いつも夜遅くにご回答ありがとうございます。

そうですね、くだらないことを書いてしまい申し訳ありません。

当時のCBSソニーの社風がうかがえる文書を拝読しました。

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/SonyHistory/2-22.html

まさに時代の風が吹いているかのようですね。


No. 799:re:SX−74?!
組長さん (2013/09/03 22:34:41)

竹林厳論さん こんばんわ。

私の知るSONY圏は大変清い会社です。少なくとも井深さん・盛田さん・大賀さんが会社を運営していた時はそうでした。
当時の社風からして宣伝効果狙を狙って使っても無いものを使ったように記載したとは思えません。創立5年で無借金で本社ビルを建てた経済力がありました。SX-74を他社に先駆けてCBS/ソニーが所有していたということに成ると思います。但し確証はありません.あくまでも社風として無かったと思います。


No. 798:SX−74?!
竹林厳論 さん (2013/09/03 15:22:33)

船長さん、こんにちは。

ご丁寧なフォローアップ恐縮です。
当時の16チェンネルを検索するとAMPEXのMM1200やSTUDERのA80などが名機とされているようですね。アメリカ製機材で録音してスイス製機材でトラックダウンするなんて、むしろ技術陣のほうが国際交流が進んでいた印象です。

LPレコードの帯に印刷された「SX−○○SOUND」は高音質のシンボルマークとされていましたが、NEUMANNカッティングヘッドの型番はSXの後に西暦の下2ケタを組み合わせたものであることをWEBで見つけました。

1973年12月に発売された「よしだたくろうLIVE’73」に、本来であれば翌年を意味する「SX−74SOUND」というロゴを使ったのは前倒し的な宣伝効果狙いだったのでしょうか、それとも翌年発売予定のSX−74を他社に先駆けてCBS/ソニーが所有していたということでしょうか?

素人の書く謎解き小説のようで、すみません。
LIVE’73の生き証人とも言える、船長さんの明晰な記憶とお言葉に少しでも触れたいと思いまして、重ね重ねの質問で心苦しい(実はワクワク)のですが、よろしくお願い致します。


No. 797:訂正
組長さん (2013/09/01 17:40:33)

テープレコーダーはメーカー名が「Sutuder」と書かれていますが「STUDER」でした。訂正させて頂きます。

No. 796:re:ありがとうございます。
組長さん (2013/08/29 23:15:34)

竹林厳論さん こんばんわ。

発売までの異例の早さの理由は正確には判りませんが、確かに当時のLP進行ルールの中では驚異的なスケジュールで発売されました。
素晴らしいライブの話題が消えないうちに発売したかったのでは無いのでしょうか。いまだに名盤の誉れ高いものですね。


No. 795:ありがとうございます
竹林厳論さん (2013/08/29 15:27:23)

船長さん。

ご回答、ありがとうございます。

1973年6月に開業したばかりの中野サンプラザーホールにフォークロック系リサイタルとしては異例ともいえるホーンセクション、ストリングスまで入れた大掛かりな楽器編成。
そこに投入されたのが社内のエースエンジニア2名と当時の最新鋭録音機Ampexの16チャンネルマルチトラッカーだった。

2日間のリサイタルで実況録音された曲目はSutuderの16チャンネルのマルチレコーダーでミックスダウンされ、高音質の代名詞Neumann社のSX-74ヘッドでカッテイングされたそのレコードは、わずか一ヶ月後にはレコード屋の店頭に並ぶことになった・・・。

まるで「プロジェクトX」を観ているような感動です。当時のCBSソニーの威信を賭けた意気込みを感じます。

またまた質問で申し訳ありませんが、発売までの異例の早さには何か理由があったのでしょうか?


No. 794:re:16chマルチトラッカーにつきまして
組長さん (2013/08/29 06:30:29)

竹林厳論さん 、回答が遅くなりました。

ご質問の回答はSutuder製の16チャンネルのマルチレコーダーです。確かこのレコーダーはサンタナ録音以後は社外には出ていません。
CBS/ソニーの初期はSONY製のレコーダーを使ったおりましたが、業務が拡大して行くと台数が必要になりSutuderを購入しました。

よしだたくろうライブの収録は、外録をお願いしていたSCIにAmpexの16チャンネルのマルチレコーダーが納入されたので,これを使ったと記憶しています。ミックスダウンはサンタナで使ったSutuder製の16チャンネルのマルチレコーダーです


No. 793:16chマルチトラッカーにつきまして
Email:_NOSPAM_ka-mushiake@nittsu.co.jp 【広告メールはお断りさせていただきます】

竹林厳論さん (2013/08/27 17:52:25)

船長さん、ご無沙汰しております。
1973年の『ロータスの伝説』について、「ライヴレコーディングの話が出た時は、まだ16チャンネルのマルチレコーダーが日本には入ってきてなかった。ちょうど来日に合わせたくらいに日本に到着して、チェックして箱に詰め、クレーン付きのトラックで大阪に送りました」というコメントを拝見しました。

当時の16chマルチトラッカーを検索するとAmpex、Sutuder、3M、Scullyなど各メーカーが製品をリリースしていたようですがCBSソニーではどの製品を導入したのかご記憶にありますでしょうか。
また、その機材は数ヵ月後のよしだたくろうライブの収録にも活躍することになるのでしょうか。

またまた、古い出来事の質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。


No. 792:4000回・4001回
組長さん (2013/08/24 17:30:28)

さだまさしさんの4000回・4001回目ライブのミックスダウンが終わった。前回より一歩でも前進することが、さだクオリティーを保つこと。
ライブ録音に関わった方々のお陰で、音質は大きく前進いたしました。関係者各位に心から感謝申し上げます。有難うございました。



No. 791:苦手な原稿書き。
組長さん (2013/08/11 13:27:46)

知人に依頼された伝記的な原稿を書いています。
年を重ねた業界経験者が若い人にお役に立てるチャンスと思い引き受けました。文才の無い私にはこれも経験と頑張っていますが、思いの外時間がかかり目も辛い(笑)。ミックスダウンの続きも始まり、締め切りは今月末。何処まで出来るか。




No. 790:やはり細かいことの積み重ね。
組長さんさん (2013/08/04 17:55:30)

ライブのミックスダウンが始まった。ミックスダウンのセッティングに3時間以上かかってしまうのは私ぐらいだろう。
毎度スタジオとアシスタント氏には早朝からお付き合い頂き、多大な負担をお願いしている。ガキの様に悪たれをついているが、心の中では本当に感謝している。旨い焼肉を奢るから勘弁してくれ。

今回はミックスダウンした音を最初にプレイバックした時にディレクター氏から大きなGoodを頂いた。ライブではあまり聴いた事のない良い質感と言われた。

Pro Tools用のハードディスクの電源が12VDCで動く物が複数出てきた。多分音を悪くしていた専用電源を廃除することが出来たことが音質向上の大きな点だと思うが、やはり細かいことの積み重ねだと思う。

アコリバのRBR-1をTB-38Hの上に置きハードディスクも同様にTB-38H設置している。興味があるなら是非試して頂きたい。アコリバには貸し出し制度があるので簡単に試す事が出来る。決して期待を裏切らないと思う。

次に電源線と信号線を可能な限り接触しないようにした。交差する場合にはヒッコリー材の板を利用して信号線を浮かしてある。手持ち全てのRIQ-5010とRCI-3Hを設置出来る所には全て設置した。2台のクリーン電源PS-1200のインレットにはRAS-14を設置した。電源BOXの空きにはCS-2Qを刺すなど,細かいことを徹底的にやっている。

その他諸々、時間が無いので一々確認作業はしていないが、再生側の師匠にお供して学んだ事がこの場に生きている。感謝。


No. 789:おわった〜〜〜。
組長さん (2013/07/27 11:35:40)

多くの方々にご協力を頂き、無事に全てが完了いたしました。

2日続きのライブレコーディングは生放送の音にも関わり、70本を超えるマイクの調整はとても一人では対応出来ず、初めて二人でミックスを行った。二日間共に3時間半の刺激的な時間を過ごし、達成感はとても大きい。

溝口肇さんの録音を白寿ホールで行った。
このセッションがマイク2本での録音。溝口さんの音に対する希望は鮮明で豊かなホールトーンを含んでいること。

ステージ上でチェロが最も良い音がする場所を探し、無指向性のマイクDPA4003と単一指向性のマイクDPA4012を比較試聴。音の傾向としては無指向性の方が好ましいとのことなので、もう一種類NEUMANNのM269を無指向性にしてセッティング、2本を聞き比べてみた。

DPAは音色的な個性は無く、モニタースピーカーの中に大きな音場を聴くことが出来る。NEUMANNの音場はDPAと比較するとやや狭いが、チェロの音はこのマイク独特の音色に良く合い実に魅力的だ。機材に余裕もあるので2種のマイクで録音しておくことにした。

此所から微妙なマイクセッティングが始まる。楽器の音とホールトーンのバランスを確認する為にマイクをオフにセットし,徐々チェロに近づけて行く。

溝口さんが納得するまでマイクを動かしては録音をして試聴の繰り返し。バランスが取れた所で、次に音色バランスの微調整を行う。マイクの高さや角度を調整し、此も録音しては試聴の繰り返し。数センチ単位の高さやマイク角度の微調整も、今回の録音システムは見事に違いを聴かせてくれる。お陰で想像以上に短時間で音決ができた。

再生側の師匠にお供して学んだ事がこの現場に生きた。
一番大切なのは機材に繋がる電源ケーブルとラインケーブルだ。此所さえ間違わなければ録音機材は正しく反応してくれる。アンダーボード等のセッティングは手数が掛かるが、手をかけた以上に得ることが大きい。音決めが済んでからもオーディオグッズを追加していったが、感覚的には音が磨き上げられて行く感じだ。これはオーディオシステムのチューニングと同じだ。

初日の録音後、溝口さんから今回の録音に満足された様子のメールが入った。アーティストからの喜びの声が私の生き甲斐だ。


No. 788:緊張しております。
組長さん (2013/07/16 10:39:56)

今月はスタジオ以外での録音が続く。有り難い事に、毎晩悪夢に魘されている(笑)。これはミキサーになった時からの事で、未だに初心を忘れてい無い証拠と自分では思っている。

先ずはライブレコーディング、月末には挑戦的録音でマイク2本のみでの録音を行う。
ライブレコーディングは1年に1回程度で当然何時に成っても慣れることは無い。歌詞を見ながら出てくる楽器やリバーブなどのエフェクトを確認している。何やら久しぶりに受験をするような心持ちだ。

マイク2本での録音は、商品になる為では初めてだ。恐怖半分、楽しみ半分の微妙な感じだ。此方はホール録音だが極めて微妙なマイクセッティングが必要に成るはずだ。

今月もあと2週間。時間が経つのが異常に速い。



No. 787:より良い音を求めて。
組長さん (2013/07/07 12:09:06)

進歩に突然変異は稀にあるが、殆どの場合は積み重ねだ。私が今も録音とオーディオにのめり込めるかの答えは明確だ。未だに突き詰めた実感が無いからだ。

一時期、スタジオ内の写真を撮られることを嫌っていた。理由は何年もかけて得たマイクセッティング等を知られるのが嫌だったからだ。
教えを請われれば幾らでも得た知恵を伝えたいが、偶然知られてしまうことは、此所までの道のりに何が有ったかを知らずに、表面だけ知っても意味が無いと思っていたからだ。

マイクセッティングを真似しても、絶対に同じ音には成らない。其処には言葉では語り切れない事が、沢山有るからだ。例えば、エンジニアがマイクの前に、笑顔でアーティストを迎えるか、不安な顔で迎えるかで、録音される音楽の質は異なると言い切れる。

機材も同様だ。同じメーカーの機材を使っても出てくる音が同じとは限らない。設置方法やケーブルなどの環境でも大きく異なる。組で保有している機材の音は、スタジオに設置されている同型番の機材とは可なり異なる。理由は愛情をかけ徹底したチューニングがされているからだ。

チューニングや改造で良い結果になった時には、後付けでも道筋を掴むことを忘れてはならなし、多方面からの検証も必要だ。私は手を加えた機材は必ず、複数の方々の評価に耳を傾けている。何故ならば、思い込みで間違いを犯したくないからだ。


名品と言われる物は。
作者が自分の限界に挑戦して、時を惜しまず制作した物である。何れも過去に完成した作品を越える次の次元を目指した結果で有る。名品を手にした人が感動するのは、作者のかけた意図と情熱を理解したからだ。

「音は人なり」と言われるが、音に関わることは修行なのだ。音楽を理解することは,芸術を理解することだ。
芸術論を語るつもりは無いが,人としての成長に役立つことは間違い無い。有り難い事に覚悟して取り組まなければ成長は無い。


No. 786:お巡りさん、ご苦労様です。
組長さん (2013/07/02 15:11:17)

お隣の小学校に面する公園と道路に落ちる吸い殻が劇的に少なくなった。大泉の小学生を襲った事件の関係か、警察官が公園に張り付いている。

息子に「喫煙者は病人で中毒患者と思えば腹は立たない」と言われたが、お巡りさんの姿で此所まで効果があるなら我慢出来ると言うことになる。
理由は兎に角、公園や道路が汚れないことはよいことだ。


No. 785:仕事が進んで行く。
組長さん (2013/06/29 15:56:27)

詳細は書けぬ事ばかりだが、有り難い事に順調に物事が進んでいる。

40年前に録音したマスターテープを聴く機会が有り,音の鮮度の良さに驚いた。この先は楽しみにお待ち下さい。情報開示のOKが出ましたら。
ご報告いたします。

7月8月に大きな仕事を完成すれば,9月は沖縄レコーディングの予定だ!。今年の夏は仕事に埋もれる、夏バテせぬよう頑張らねば。



No. 784:俺は許さん。
組長さん (2013/06/27 17:45:40)

新宿は区内全域路上喫煙禁止で有る、区立公園内も一部を除いて喫煙禁止で有る。喫煙可能な場所は下記のみで有る。
http://www.city.shinjuku.lg.jp/seikatsu/file11_01_00003.html

お隣の小学校に面した公園は喫煙禁止看板が有るにも関わらず、公園を通れば度々喫煙者に会う。「禁煙ですよ」と言葉をかけると「すいません」と答えるが,振り返ると殆どの喫煙者が煙草を吸い続けていることに気が付いた。

最近は煙草を止めるまで睨み付けることにしたが、必ず反撃するように一服吸ってから止める。中にはそのまま吸い殻を棄てる奴までいる。

所轄の四ッ谷警察署に相談した所「110して下さい,直ぐに駆けつけます」との返事である。此からは個人的には声を掛けず見つけ次第"110"する事にした。こんな事でお巡りさん出向いて頂くのも申し訳ないが、俺は切れたのだ。

喫煙者のかたへ。
私は肺癌や咽頭癌で何人もの友人を悲しい思いで見送っています。また、貴方には人の健康を害する権利は有りません。
ご家族の方の為にも煙草をお止めになることをお薦めします。





No. 783:バタバタと毎日が過ぎて行きます。
組長さん (2013/06/19 08:18:05)

今は種蒔きの時期、結果に結びつくことを願いながら日々が過ぎて行きます。

梅雨の時期は何かと機材のトラブルが多い、事前のチェックは欠かすことは出来ない。さあ、今日は大編成13時音だし10時半にはスタジオに入らねば。


No. 782:DNA1980
組長さん (2013/05/31 11:29:40)

武藤彩未、アミューズ初の本格ソロアイドルに!

昨年春まで成長期限定ガールズユニット「さくら学院」でセンターを務めていた武藤彩未が、17歳の誕生日を迎えた4月29日、本格ソロアイドルとして活動開始することを発表した。

武藤は2010年4月に発足した「さくら学院」の生徒会長に任命され、グループの中心的存在として活躍。その後2012年3月に同グループを卒業し、ファンの間で今後の動向が注目されていた。なお、武藤の所属事務所アミューズから本格的なソロアイドルのデビューは、会社創立35年目にして初となる。

ソロデビュー第一弾プロジェクト名は「DNA1980」。武藤は自身の音楽ルーツを探るうちに、本来彼女にとって未知の領域であるはずの80’sソロアイドルに強く憧れ、歌う喜びを改めて知ったという。

そこで、武藤彩未ソロプロジェクトでは1980年代の楽曲を厳選。レコーディングでは1980年代を完全に再現するため、当時のRECを知るエンジニアをはじめ、以降の日本の音楽業界を代表する20代から60代までの各世代のミュージシャン、プロデューサー、アレンジャーを招き、歌のトーンやサウンド感の構築など徹底して行われた。

 武藤は7月19日、渋谷O−EASTにてライブ「武藤彩未 LIVE DNA1980」を開催。LIVE会場限定盤CD「DNA1980 Vol.1」、「DNA1980 Vol.2」を2枚同時リリースすることも決定している。

上記はSANSPO の記事より転載させて頂きました。

と言う訳で録音に参加させて頂きました。先日魔法の使えるマスタリングエンジニアの元順調に最終作業も終了しました。


No. 781:オールアコリバ化2ndステージ。
組長さん (2013/05/26 17:52:49)

FD-55の下にRAF-48Hを置く事による音質向上に魅せられて、ついにアナログプレーヤーを撤去した。

DC-330とDF-55の間はXLR-1.0PA ?の1.4mm×1.8mm、DF-55とP-700の間はXLR-1.0PA ?の通常品で繋ぎ直してみた。つまりRCAコネクターのアンバランスからキヤノンコネクターのバランス接続に交換した。

音を出した時にS/Nの向上は確認出来たのだが,余りの刺激感のなさに物足りなさを感じた。エージングを兼ね暫く音楽を聴き通してみた。気が付けば音楽を聴くことに夢中になり、音質は気になって無い。遅くなったので電源を入れっぱなしにして一晩おいて聴き直してみた。音質の印象は刺激も無いが物足りなさも無い、一夜で馴染んだ様だ。

DC-330とDF-55の間をCOAXIALのDSIX-1.0PAで繋ぎXLR-1.0PA ?の1.4mm×1.8mmと比較試聴してみた。DSIX-1.0PAは自作電源で動作させている。何故かDC-330はLIN とCOAXIALでは出力レベルが異なりCOAXIALの方が2.0db位低いので、音量を合わせながらの比較試聴と成った。

XLR-1.0PA ?の1.4mm×1.8mmは当たり前だがアナログの音がする。誤解を恐れずに言えばつまり積極的に音楽を楽しく聴かせる音がする。DSIX-1.0PAはモニター的にソースに対して至極正確な音だ。ではどちらが良いかと言えば自分の録音した音の確認にはCOAXIALで聴き、音楽を楽しむならばXLR-1.0PA ?で聴く事に成る。

試しに以前使っていたB社のCOAXIALケーブルを聴いてみた,ケーブルの音質が良く分かる。余りの明確な違いにB社以外のケーブルでも聴いてみた。これらも同様に明確な違いが出る。長い時間をかけて比較試聴を繰り返しながらオールアコリバになった今,他社の物につなぎ換えればケーブルやグッヅの違いが呆れるほどに簡単に聞き取れる。

多種のケーブルの中にアコリバを一本入れても、本来の音は聞き取れないと思うが、私には比較試聴を繰り返す中でアコリバ以上に良い物は無かった。

オーディオラックの棚板がヒッコリーになり,DC-330からの出力ケーブルはRCAからキヤノンコネクターになり2ndステージに立ったようだ。この先どの様に改善が進むのか楽しみだ。


No. 780:音楽の再生
組長さん (2013/05/13 15:17:00)

劇場で使われる音楽の録音も長年行ってきている。数年前までは録音時のバランスと劇場で再生されるバランスの違いに失望する事が多々有った。

しかし、最近は大きな違和感を感じることが少なくなった。理由は劇場でのスピーカー調整手法が完成されつつあり、客席広範囲にF特性がフラットに調整されるように成ったからだ。客席センターで聴くと、スタジオモニターで聴くのと違和感がない。.微妙な音色やF特のレンジ幅などはスタジオと同じとは行かないが。音楽を聴くという本質的な所で問題は感じない。

劇場で再生される録音は、ステージ上で出演者と音が重ならないように音楽のバランスをCDなどの記録メディアとは変えてある。例えばドラムが前面に張り出してくることは先ず無い、必ず音色や音量を調整して,舞台の奥にドラムを定位させる。激しいダンスの楽曲などは別だが、基本イメージはステージ上の音場を広くし、出演者と楽器の定位がぶつからないようにしてある。再生システムがフラットに調整されると、この様な事が可能になる。

何に対しても再生の基本はF特性を可能な限りフラット調整にする事だ。フラットに調整したスピーカーでミックスダウンした音楽を、部屋の音響特性を含めて50hz〜100hzでピークがあれば、ベースが手前に聞こえ、300hz〜500hzに凹みあればボーカルは奥に聞こえる。左右のF特性が異なれば、センターに定位させた歌や楽器は音域により左右に動く。基本バランスは完全に壊れる。

自宅オーディオシステムをフラットに調整するのは、アキュフェーズのDG48を使うのが一番手っ取り早い。ホーン型スピーカーとドーム型スピーカーでは鳴り方が異なるし、動特性による低域のダンピングや高域の鳴りの調整は出来ないが、極端に言えば何処のメーカーのスピーカーも70%〜80%は同じ音がする。如何にF特性が音色を決めているかを実感出来る。

もし、自宅のオーディオシステムの再生音に疑問があるならば、DG48等でF特性をフラットに調整してお聴きになる事を是非お勧めする。

但し、鋭い感性を持った人が優れたオーディオグッズを使えば、細密にバランスを追い込み、調整が終わった段階で“スピーカーが消える”事も度々経験している。


No. 779:オーディオラックの棚板、最後の交換。
組長さん (2013/05/03 12:22:31)

自宅のオーディオラックは大凡30年前に購入したSONY製で木造、観音開きのガラス扉の付いたものだ。有り難い事に3.11にも耐え抜いた。使っている木材は木くずを接着材で成形した板。棚板も同様だ。機会有る度に棚板をアコリバのヒッコリーボードに交換してきたが、CDプレーヤーなど音響機器の乗らない棚板2枚が残っていた。

一枚には自作12V電源を置き、RR-777とDSIX-1.0PAに使っている。そして改造RD-3とピラミッド型の水晶が置いてある。
他の一枚には、リモート数種や小物の他、大きなピラミッド型の水晶と大きな球体の水晶とRIQ-5010とRIQ-5010WとQR-8が置いてある。
平たく言えば水晶置き場(笑)。

今回棚板を交換したことにより改善された点を書いてみよう。
先ず音の透明感が一層増し、システム全体のS/Nが良くなり、低域の沈み込みが一段と奥深くなった。オーディオシステムの環境が良い所に有るのだろうか、一部XLR-1.0?の1.4mm×1.8mmに変更したことも相まって、反応が至極良い。ラックの剛性も上がったのだろうか期待以上の効果だ。

長年聴いてきたジャズを聴けば、ヴォーカルは極自然に眼前に浮かび上がり、楽器はあるべき所に定位する。楽器の質感も大きく向上しているのだ。

オーケストラを聴けば実在感の有る楽器が大きく広がり、弦楽器群の後ろにある木管や奥にある金管もあるべき位置に定位する。ティンパニーの質感も素晴らしい。ホールに響く余韻の心地よさは、オーディオシステムに多くの福沢諭吉さんをお招きした効果のようだ。幸福感にニンマリだ。

また、録音に由来する高域の刺激は大きく改善された。具体的な例を挙げると、クーベリック指揮のマーラーを聴くことに余り違和感を感じなくなった。長年聴くことが出来なかったCDを聴けることは個人的には事件だ。

我が家のオーディオシステムにまだ大きな伸びしろが有ったとは嬉しい出来事だった。


No. 778:あ〜〜〜悩ましい〜〜〜〜。
組長さん (2013/04/26 09:22:45)

チャンデバの下にRAF-48Hを置いてみた。音が一段と良くなるのと交換にオーディオラックの中のアナログプレーヤーを撤去しなけ れば成らず、悩ましい所だ。サラリーマン当時無理をして購入した、GARRARD 401やSMEやオルトフォン等、憧れを手に入れた喜びは今も有る。
殆ど使わないが、あ〜〜〜悩ましい〜〜〜〜。

ケーブルを交換してCDを聴き直していると、録音の良し悪しが今まで以上に大きく分かり、嬉しいやら悲しいやら。此方も悩ましい。

ヨーロッパ系の大手レーベルは1960年前後の録音でも聴くのが辛いCDは少ないが、問題はアメリカの大手レーベルだ。良い録音とそうで無いものの差が大きい。機会有る毎に50年も聴いているミュンシュ指揮のベートーベン交響曲9番は余りに金属的な音で困った、何か対処法を考え無ければ。

再生が難しいと言われたクララ ハスキルのピアノ。マルケビッチが指揮したモーツアルトのピアノ協奏曲20番と24番は期待以上の美しい音で、聴き通し感動を新たにした。

最近はまっているジャニーヌ・ヤンセンの Beethoven & Britten Violin Concertos
http://www.amazon.co.jp/Beethoven-Britten-Violin-Concertos-Janine/dp/B002GJ3MRQ/ref=ntt_mus_ep_dpi_3
オケの定位やヴァイオリンの音色など、素晴らしい録音で、細密に表現された演奏は見事な出来だ。

天才ユリア・フィッシャー のBruch & Dvorak Violin Concertosは
http://www.amazon.co.jp/Bruch-Dvorak-Concertos/dp/B00AYF5SHQ/ref=pd_sim_m_5
此方もお薦め出来る内容だ。

シベリウス 交響曲全集、管弦楽曲集 ベルグルンド&ボーンマス交響楽団に興味をお持ちになった方、アマゾンで購入出来る様に成りました。http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0091JQH2Q/ref=s9_simh_gw_p15_d0_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-3&pf_rd_r=04FVBG2MTA5HSYE4MWHK&pf_rd_t=101&pf_rd_p=463376776&pf_rd_i=489986
名演CD4枚が1299円。シベリウスを聴いてグスンとするのも悪くない。


No. 777:最近よく聴くCD
組長さん (2013/04/21 11:33:23)

RD-3を改造してから、時間が有ればCDを聴き直している。

何を聴いても漠然と持っていた印象と異なることに驚いている。一番感じることは音楽の表現が一段と深く聞こえることだ。演奏者の懐に2歩も3歩も入り込めたような感覚だ。自分で録音した物まで同じように感じる事には、大きな反省をしなければならない。感性を磨く事に更なる努力が必要だ。

ジュニーヌ・ヤンセン デビュー
バレエ「白鳥の湖」〜ロシアの踊り(チャイコフスキー)・組曲「仮面舞踏会」〜ノクターン(ハチャトゥリアン)・ハバネラop.83(サン=サーンス)・序奏とロンド・カプリチオーソ(サン=サーンス)・「馬あぶ」組曲op.97a〜ロマンス(ショスタコーヴィチ)・「シンドラーのリスト」メイン・テーマ(J.ウィリアムズ)・揚げひばり(ヴォーン・ウィリアムズ)・ツィガーヌ(ラヴェル)
お馴染みの曲を楽しめる、演奏も音も良い。

同じくジュニーヌ・ヤンセン。
シェーンベルク:浄夜/シューベルト:弦楽五重奏曲
非常に美しい室内楽2作品。

シベリウス 交響曲全集、管弦楽曲集 ベルグルンド&ボーンマス交響楽団
ベルグルンドの指揮するシベリウスは独特の味わいがある。特に小品集は聞きやすく、何方にもお薦め出来る。古録音だが音楽を聴くには充分な音質は確保されている。何より安い。

追記
高級オーディオ誌で複数名お薦めのブラームスのヴァイオリン協奏曲を購入し、膝が折れるほどガッカリした。濁った重厚?なオケに信じられないような煌びやかなヴァイオリンの残響。同じ場所で異なる残響なんて絶対に無い。こんな録音のCDが推薦だなんて、演奏を聴く前に録音が気になり3分で聴くのを止めた。評論家先生は何をお聴きなので有ろうか。お金を出して棄てるようなCDを買った時の腹立たし気持ちは絶対に忘れない。


No. 776:アコリバ RL-30KM?も改造してみた。
組長さん (2013/04/14 17:22:52)

アナログレコードを消磁するとなぜ音が良くなるのか、カートリッジに作用するのならば理屈は分かるが。どうやらそうでは無いようだ。

RD-3改造の仕上がりに気を良くして、RL-30KM?も改造してみた。裏ぶたを開け進んで行くと内部は大きなコイルが6個、因みにRD-3は1個、手数は掛かるが慎重に作業を進めた、休むこと無く5時間を費やしてやっと完成。どの位の改善効果があるのかを標準品と聞き比べてみた。

アナログレコードを標準品のRL-30KM?で消磁して聴いてみると、透明感が増し、音の粒立ちが良くなり、リバーブや細かい音が一挙に聞こえてくる。躍動感など驚く程に音楽が豊になっている。なぜビニールなのに消磁で音が変わるの!。まして溝が針を動かしているのに!。分からん、不思議体験だ。

改造RL-30KM?で消磁して聴いてみると改造RD-3の時と同じ様な変化がある。改造手法が同じなので同方向の変化があるのは理解出来るが。それにしてもこの改造、変化が大きい。No. 775で書いた様に電源ケーブルが大切だが。イメージ的には国内盤が輸入の初期盤になるくらい変わる。CDならば一世代か二世代オリジナルマスターに近づく感じだ。今までとは次元の異なる再生音とも感じてる。

もう一度標準品のRL-30KM?で消磁すると、音は元に戻り標準品のRL-30KM?の音になる。再度改造RL-30KM?で消磁して聴いてみると、改造RL-30KM?の音になる。消磁しているだけなのに機材や使っている電源ケーブルの音がアナログレコードに乗る。
突き詰めて行くと、やはりオーディオは解らない事だらけだ。

レコードを再生しながら改造RL-30KM?の電源を入れてみると改造RD-3同様に音像が前に張り出してくる。RR-777と同じ様な効果だが何か異なる。音の立ち姿が実に良い。音の立ち上がりも、立ち下がりも、もの凄く速い。そして、空間のノイズが少ない。改造RL-30KM?の電源を切ると混濁感が増すような感じさえする。これも不思議体験だ。

ケーブルを改造RL-30KM?で消磁してみた。驚くことにレコードやCDの音質向上と同じ事が起きる!。表面的には消磁だが、理解出来ない何かが起きていることは確かだ。此所まで来ると我々は何を聴いているのか判らなく成る。

RL-30KM?はレコードが無くても手元に置いておく必要が有るようだ。永久磁石を使っていない、オーディオに関するあらゆる物を“消磁”してみたくなる。


No. 775:成功する理由が有り、失敗する原因がある。
組長さん (2013/04/12 09:11:10)

某スタジオの経営が代わり、今後のこともあるので見学に行きました。其処では次にこのスタジオに関わるエンジニアがモニター・スピーカーを試聴していました。皆一様に不満顔です。低域に締まりが無くバランス的に低域が多い。高域はシャリつき煩く、大切なボーカルは音像がゆがみ、音質も籠もっていたのです。全員解決方法を見いだせず、文句を言うばかりでした。

モニター・スピーカーはスタジオの看板です。こんな音でスタジオの経営など上手く行く訳が有りません。案の定、不備は其処此処に散見されました。思わず私の口から出た言葉は「潰れるスタジオは其れなりの原因がある」と。皆さん驚いた顔をしていましたが、私の本心です。

モニター・スピーカー・システムは私の古巣、CSB/SONYとSONYが共同開発したユニットで、私のオーディオ・システムでも使っています。スピーカーはバイアンプでドライブされチャンデバの基礎設計は信濃町スタジオ時代に完成された物です。このスタジオにモニター・スピーカーを組み込んだ時には絶対にこの様な音はしていないはずです。

もしやと思いラックの裏を見れば其処には驚きの光景がありました。壁コンセントから5m程度の細いケーブルが付けられた4口の電源ボックスがあり、此所からパワーアンプ、チャンデバの電源が取られていたのです。オマケに1台のパワーアンプには電源コネクターの変換ケーブルが付けられており、もう一台は工事現場で使う防水タイプの電源プラグが付けられていたのです。厳密に言えば、此だけでも左右の音が揃う事は有りません。

そこで図々しくラックを動かし壁コンセントから直に電源を取ってみました。音を出してみれば全員納得顔、こんな事で使えるモニター・スピーカー・システムに成るのです。

如何に録音エンジニアは再生側の経験を積んでいないかが解ります。私から出た言葉は「みんなオーディオを遣ろうよ、直ぐに解決出来るようになるからさ〜〜〜」でした。

若いエンジニアは自宅作業が多くなり、モニター・スピーカーの良い環境が出来ずに悩んでいる事を多く聴きます。

私も数年前までは見学に行ったスタジオの方々と同様でした。再生側から得た知識は録音でも必ず役に立ちます。音に関わる皆さんオーディオやりましょう。



No. 774:アコースティックリバイブ「RD-3」の実力。
組長さん (2013/04/11 07:27:45)

「RD-3」も繋がれている電源ケーブルで音が違う事が分かったので、内部に手を 入れてみました。
なにぶん100Vが直に繋がれる機器です、個人での改造はお薦めしませんので、何を行ったかは伏せておきます。

前提は「POWER SENSUAL」や逆輸入品の「POWER REFERENC」の様な優れたケーブルに眼鏡型端子が付いた物が必要です。

改造した「RD-3」は電源を入れるとオーディオシステム全体の音が変わるほど大きな影響が出ます。消磁したCDではアンプを変えたほどと言っても過言では無いほど音質は向上しました。音場やレンジ感は拡大され、柔らかさと力強さが同居し、各楽器の表現がこれまで以上に身近に聴くことが出来るようになりました。何を聴いても音楽は依り積極的に表現されます。

改造した「RD-3」を使い消磁したCDを聴くと全てが新鮮に聞こえ、今までに無い満足感を味わえます。

「RD-3」の潜在能力に驚いたとしか言えません。


No. 773:Ray Yamadaさん、デビューして5日
組長さん (2013/03/31 11:47:30)

長いライブ活動で実力を積み上げてきたせいか、CDデビューは高い評価を頂いています。下記で見ることが出来ます。

https://itunes.apple.com/jp/album/cosmopolitan/id618161132?ign-mpt=uo%3D4
http://www.amazon.co.jp/Cosmopolitan-Ray-Yamada/dp/B00B4G1XRS/ref=pd_rhf_gw_p_img_1_DTBM
https://www.facebook.com/RayYamada.official

CDプレスの出来も極上です!。こ んな良いプレスは余り経験したとこが有りません。一人でも多くの方に聴いて頂きたい作品です。


No. 772:有り難い事に、新たな環境で仕事が出来る。
組長さん (2013/03/23 20:12:43)

バッテリーリファレンス電源「RBR-1」の付属ケーブルをコネクター交換して、Pro Toolsのハードディスク d2Quadraに繋ぎ使ってみた。
アコリバの電源BOX用アンダーボード「TB-38 H」の上に「RBR-1」と天然水晶「RIQ-5010S」を置き、「RIQ-5010S」の上に注意深くd2 Quadraをお置いた。

結果は期待を外さず、素晴らしい効果を聴かせてくれた。何より音が"刺激が無く"て”元気”で”力強く””スピード感”に溢れている。スピーカーの間に出来る音場の大きさはお初だ!。まだこんな事が起きるのだ!。オーディオは分からぬ事ばかりだが、止められない理由がこんな所にも有る。

もう一つ感じた事は低域の聞き分け、ベースとバースドラムのバランスなどが一段と容易になった。RR-777との相乗効果で全体のバランスは益々取りやすい。

奇跡の様な事を起こしてくれるアコリバには感謝以外の言葉が無い。


No. 771:オーディオは分からぬ事ばかりです。
組長さん (2013/03/13 19:37:01)

アコリバの消磁機「RD-3」を愛用していますが、新たな発見がありました。「RD-3」も繋がれている電源ケーブルで音が違うのです。

日頃は組の通称「黒ヘビさん」の眼鏡型端子付きのケーブルを使っていましたが、他の電源に使う為に外し、少しの間と思い得体の知れない眼鏡型コネクター付きの電源ケーブルを繋いでおきました。

思い返せばこの頃自宅で聴いたマスタリング済みのCD-Rコピーの音は良くないのです。コピー用には自宅で消磁したCD-Rをマスタリングに持ち込んでいました。音が良くない理由は、マスタリングルームで聞いた音と自宅でCD-Rコピーを聴いた時には異なったバランスで聞こえたのです。此は深刻な出来事で再マスタリングと考えたほどです。しかし、レコード会社にあったコピーを聴いてみれば、問題の無い良い音がしていました。

原因を突き止めました。
先ず得体の知れない眼鏡型コネクターの電源ケーブルを使っていた事も有るのでしょう、消磁機の電源を入れて直ぐに消磁したCD-Rは明らかに聴感上のF特性のバランスが異様です。低域が上がりヌケが悪く全体に籠もって聞こえます。「RD-3」を「黒ヘビさん」の眼鏡型端子付きケーブルに繋ぎ変え、音の良くないCD-Rを両面共に2回ほど消磁をすることで正しい音を取り戻しました。

消磁機も他の音響機器と同様にケーブルを選び、最低でも20 分は通電してから消磁をするべきと反省いたしました。

Pro Tools用のハードディスクの電源。
バッテリーを使う事で音質向上に大きな効果があったことは書きましたが、バッテリーで長時間使うのは電源が何時まで持つかとの不安が有ります。
今回はバッテリーリファレンス電源「RBR-1」を使ってみました。付属の出力ケーブルは端子がLACIEのd2Quadraとは合わないのでSPC REFERENCEを使い自作しました。キヤノンはノイトリックを使いました。此だけで付属ケーブルには劣ることは分かりますが、それでもミックスダウンした音は明らかにd2付属の電源よりは大きく改善されています。聴けば誰でも分かるほどの差が有ります。

バッテリー電源同様に、音の濁りが劇的に減少し、透明感は音場の広がりを感じさせます。増して、バッテリーよりは力強い至極自然な音です。

RBR-1付属ケーブルで出力端子側をd2に合う物で作ろうと思います。どの様な音を聞かせてくれるのか楽しみです。


No. 770:SANTANA
組長さん (2013/03/13 10:09:08)

「ロータス」アルバムが録音されてから40年が経ちました。来日イベントの一環としてフィルムコンサートが行われたことは書きました。

昨日は「武道館」でライブが有り「ロータス」アルバムを作ったスタッフを招待して頂きました。素晴らしい配慮は、流石のSONYグループです。
ジャケットデザインをした横尾忠則さんなど数十年ぶりにお会いする方も居られる中、SANTANAさんが会いに来てくれました。
少々太りましたが元気そうで、私の事を憶えていました。相変わらずフレンドリー、「ロータス」はボブ ディランの愛聴盤と聞き少し感動しました。

ライブではラテンロックに自然に体も動きます。40年前とは少し異なり大人の雰囲気で、年を重ね楽しそうに踊る女性も時々ステージ上の映像に抜き出されていました。驚きはシンディー ブラックマンと結婚していた!、彼女のドラムソロもあり楽しいライブでした。

当たり前ですが40年前にこの様な日が来ることは、全く想像出来ませんでした。大変有り難く貴重な時間でした。

ソニーミュージックの皆様有難うございました。


No. 769:Ray Yamadaさん
組長さん (2013/03/06 11:10:02)

何故今までデビューをしなかったか?。理由は「レコード会社の制作方針によって好きな音楽表現が出来なくなる」の様です。

個性的な歌声と詩の内容、好き嫌いがハッキリするアーティストです。Rya Yamadaさんの魅力に取り憑かれれば、離れがたい魔法をかけられます。
3月27日にデビューアルバムが発売させます。ご本人の作詞作曲によるオリジナル曲6曲と、SADEのカバー「Smooth Operator」です。

1. 森のワルツ 2. hosanna 3. 色褪せた世界 4. バロック 5. SMOOTH OPERATOR 6. True Colors 7. 命(さくら)の頃。
ホームページにはライブなどの情報の乗っています。動くご本人は極めて魅力的です。http://www.msrecord.co.jp/mse/ray/ 

1.3曲のみ私の録音ではありませんが、ミックスダウンは私が行いました。他の曲は一切のダビングをしていない同録です。
同時録音は久々に緊張いたしましたが、リズムをキープするクリックは殆ど使わず録音は行われましたので音楽の流れが自然です。

オーディオ的には 4. バロック と7. 命(さくら)の頃は、Pro Tool用のハードディスクをバッテリー電源で使っています。
音の濁りが劇的に減少、ピアノ音の透明感は経験した事が無い美しさです。空間のノイズを殆ど感じられません。至極自然な音です。

バイナリ が同じなら音も同じと言う方は未だに沢山居られますが、スタジオではバイナリが同じでも音は違うのは当たり前のように理解されています。
デジタルケーブルで音が違うのは万人の知る所です。オーディオは分からぬ所が沢山有りますが、其処が面白い所でもあります。

付属電源かバッテリ電源かの音の違いは、ヴォーカルを聴いて頂けば楽曲を越えて聞き分けられます。

後に発売されると思いますが、ハープシコード伴奏のクリスマスソングには心を奪われました。Ray Yamadaさん本物のアーティストです。
是非体験してください。



No. 768:音質向上
組長さん (2013/02/27 19:04:07)

アコースティックリバイブのBNCケーブル COX-0.6をDSDレコダーに使ってミックスダウンを行ってみました。

何故今まで使わなかった、本当に悔やまれました。このケーブル、音が良いと感じる全ての項目で良くなりました。

雑味が劇的に減少し、刺激感は驚異的に改善され、音質は極めて滑らか、音場は広大に、音圧も上がり、立体感も感動的です。
音質には文句の付けようがありません。

ただし、汚れたコネクターは苦手です。某有名スタジオのDSD機材では接触不良を起こしました。
導通向上クリーナー ECI-100で拭いてみれば・・・・真っ黒でした。適切なクリーニングを行えば問題は全く有りません。



Pro Tools用のハードディスクをバッテリーでドライブしてみた。

アンプと同様に音の変化が見られました。音の濁りが劇的に減少します、ピアノ音の透明感は経験した事が無い美しさ!。

見方を変えれば直流電源の種類で音がコントロール出来る、響きや透明感を大切にする音楽はバッテリーなどノイズの無い質の良い電源で、刺激が欲しい音楽は付属電源でOKです。

追って紹介いたしますが新人の録音では電源を使い分けてみました。その音の変わり様は、歌手ご本人は勿論、ディレクターなど制作関係者も驚嘆しました。

まだまだ、音を良くする手法はありそうです。音質向上は天井無しです。


No. 767:emiri best Blu-ray Disc
組長さん (2013/02/11 08:57:25)

「emiri best」完全生産限定盤には今までの全ミュージック・ビデオ・クリップが収録されています。

passion cachee〜秘めた思い〜、初々しい姿が見ることが出来ます。
Les enfants de la Terre〜地球のこどもたち〜、スケールの大きな映像が魅力的です。
チャールダーシュ・ツィゴイネルワイゼン、ベルギーでの収録で、珍しい楽器編成のライブです。

BDには13/14にサントリーホール小ホールで行われたデビューライヴの模様が収録されています。

収録曲は下記です。
1. passion cachee〜秘めた思い〜 2. Fantasy fo Violin and Orchestra 3. Les enfants de la Terre〜地球のこどもたち〜 4. 東京 et 巴里featuring solita 5. dream 6. break 7. Don't Leave Me This Way-energy flow- 8. Marina Grande 9. 光 10. 明日への路 11. チャールダーシュ 12. ツィゴイネルワイゼン13. モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304 14. サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 作品75

何れの曲も魅力的な映像と音でお楽しみ頂けます。


No. 766:emiri best
組長さん (2013/02/10 10:02:09)

見本盤が手元に届きました。リマスターは完璧です。旧譜と比較して頂ければ、音質の向上に驚かれるでしょう。RR-777が絶大な効果を上げました。

先ずは音の質感向上は劇的です。CD層でも充分に良さは聴いて頂けますが、SACD層ではDSDマスターの良さが完璧に再現さ、録音時に思い描いていたことが此所にあります。エンジニア冥利に尽き、音楽を聴いて幸せな気分になります。

関係者の不断の努力の結果です。2月13日間もなく発売です、是非お聴き下さい。


No. 765:Re:ありがとうございます。
組長さん (2013/02/10 09:14:32)

竹林さん。おはようございます。

You Tubeの件は申し訳ありません、全然分かりません。73年当時映像を録る事は、フィルムで映画を撮ったか放送局が入ってVTRで記録したかですね。
何れも個人レベルでは出来ないことです。この件は記憶にありません、お役に立てないようです。

竹林さん、40年前のことでワクワク出来る事は素晴らしいですね!。

吉田拓郎さんは健康を取り戻しライブ活動も再開されたようです。ライブを見た友人は感激していました。何時までも元気に活躍して頂ける事を願います。



No. 764:ありがとうございます。
Email:_NOSPAM_f.mushiake@hotmail.co.jp 【広告メールはお断りさせていただきます】

竹林さん (2013/02/10 08:08:34)

組長さん、おはようございます。(前回、呼び捨てになっていました、すみません)

さっそくのご教示ありがとうございます。

前島さんもエンジニアとしてクレジットされていました(順番では組長さんの後ですが)。

ライナーノーツは手書きだったので、作成過程でSCI(エス・シー・アイ)をSC9(エス・シー・ナイン)と聞き違えたか書き違えた、といったところですかね。

これで、謎が一つ解けました。

このアルバムは1973/11/27の中野サンプラザでのリサイタル演奏曲を収録したものなのですが、レコードにならなかった音源もYou Tubeに断片的にアップ(しかもライン音源として)されていて、果たしてどこから流失したのかなと気になるところです。この件については何かご存知でしょうか?




No. 763:Re:よしだたくろうLIVE'73について
組長さん (2013/02/09 18:45:49)

竹林厳論さん こんにちは。

記憶が定かではありませんが、チーフエンジニアは前島さんでしょうか?。確か私はお手伝いで行きました。
SC9の記はありませんが。SCIで有れば分かります。外録の時に機材運搬やセッティングホールとの交渉等お手伝い頂いていた会社です。

先日も「さだまさし」さんライブ録音で一緒に仕事を致しました。


No. 762:よしだたくろうLIVE'73について
Email:_NOSPAM_f.mushiake@hotmail.co.jp 【広告メールはお断りさせていただきます】

竹林厳論さん (2013/02/09 16:18:25)

組長、こんにちわ。

私の好きなアルバム、たくろう「LIVE'73」のライナーノーツを
見ていたら、エンジニアの三番目にSC9というクレジット。
さて、ということでネットを調べてもヒットしません。
SC9のこと、もし覚えていられたら簡単に教えていただきたいのですが。

どうぞ、よろしくお願いします。


No. 761:告井軍曹の「THE BEATLES 10」裏話
組長さん (2013/02/05 08:13:37)

熱海での録音で機材搬入には大変な思いをしたことは書きましたが、もう一つの出来事がマスタリング時に起きていたのです。
マスタリングはミックスダウンを行いながらの作業になったのです!。私のエンジニア人生の中では初めての出来事した。

当初録音現場で音を決めて、ミックスダウンは無しの予定でした。しかし後日、告井軍曹は演奏内容に耳が行き、曲の雰囲気まで聴く余裕は無かったと。軍曹曰くギターの生々しい音を求めている訳では無く、求めているのは頭にあるThe Beatlesのサウンドで、何某かのエフェクトが欲しいと。

ミックスダウンをするには時間が無く、魔法の使えるマスタリングエンジニアには大きな負担をかけますが、ミックスダウンを行いながらマスタリングすることになりました。熱海でアシスタントをお願いした、外部構成組員のTさんもマスタリングに参加。軍曹の意向を察してエフェクトはTさんに対応してもらい、私は全体バランスを取る分業に成りました。

ミックスダウンで音が決まった時点で魔法使いが参加し、告井軍曹の意向を磨き上げると告井軍曹の頭の中にあるThe Beatlesのサウンドに近づいて行くのです。告井軍曹は魔法に驚嘆し続ける中、取り込みは終了。曲順を並び替え、曲間を決めて試聴し、CD-Rに焼いて持ち帰り。普通なら此所でマスターを作りプレスに回るのですが・・・・・・。

翌日、告井軍曹は「もっとそれぞれの曲が魅力的に聞こえるように曲順を変えたいと!」。
其処まで拘るなら答えようと、磯田プロデューサーは対応して曲順を並び替えCD-Rを作り直し告井軍曹の元へ・・・・・。

しかし、後日また曲順を変えたいと!。

其処まで拘るなら答えようと、磯田プロデューサーは対応して曲順を並び替えCD-Rを作り直し告井軍曹の元へ・・・・・。

こんなに最後の最後まで拘った録音は余り有りません。「THE BEATLES 10」は拘りの作品です。どうぞお楽しみ下さい。


No. 760:最近の出来事。
組長さん (2013/02/02 11:27:23)

「THE BEATLES 10」が今日発売されます。
極上のBGMを目的に作られました。心地よいメロディーにリピート状態になりますが、ギターを弾ける方が聴けば超絶技巧の演奏で有ることが分かります。録音中は眼前で演奏している姿を見ても、なぜ4人分の音が聞こえるのか不思議でした。良く調整されたオーディオシステムで適正音量で聴けば、目前で告井軍曹が演奏しているように聞こえるはずです。是非お聴き下さい。

サンタナ。
1973年来日時に大阪厚生年金会館での演奏を録音したのが「ロータスの伝説」です。この時に記録された映画は、長年行方不明になっていました。数年前に映像のみ発見されました。音は現担当者の執念で探し、当時の映像ディレクターが保管していたプリントに有ることが分かり、オリジナルの映像に移植され、再完成された映画が昨日渋谷公会堂で上映されました。
フリーチケット・雨という条件の中、何と2300の客席はほぼ満員でした。画が付いた演奏は凄まじい迫力で客席に迫り、上映終了後はコンサートの様に拍手がわき起こりました。客席で見せて頂き感動し、CBS/SONYで働けたことに感謝の気持ちで一杯になりました。良い時代・良い会社でした。

寺井尚子さん「セ・ラ・ヴィ」。
演奏も録音も多くの方に高い評価を頂き有りがたく思います。仕事では自分の持てる力を出し切るように努力はしていますが、好評を頂くと嬉しい物です。

4日から女性ボーカリストの録音が始まります。
プライベート盤としてはCDを出していますが、レコード会社からのデビューは初めてです。数年前に「仲田かおり」さんの録音でご一緒した方からエンジニアの依頼を頂きました。出会いに感謝です。追って録音報告などさせて頂きます。


No. 759:今更ですが。
組長さん (2013/01/24 10:18:54)

キューバの音楽を聴きたくなりBuena Vista Social Club AT CARNEGI HALLを聴きました。この中で東京JAZZ 2002でのOmara Portuondoさんの名演を思い出し、DVDやCDを大人買い。
Buena Vista Social Club・Buena Vista Social Club Film Telecine Version [DVD] ・Buena Vista Social Club Presents Omara Portuondo
Gracias Omara Portuondo・Flor De Amor Omara Portuondo

欧米文化とは異なる音楽の世界に見せられています。
CD Buena Vista Social Clubは映画で見ると、歌はブラスやパーカッションなど全てが同じ部屋で録音されています。一般的な録音では考えられないセッティングです。音も独特で、歌の後ろにはやや離れた壁のようなラテンオーケストラがあり独特な雰囲気が有ります。

映画Buena Vista Social Clubでは人の生き様に光が当てられており、年齢を重ねた私には思い深い物が有りました。誰もが必死に生きています。

Omara Portuondoさんの歌の深さは何でしょう!。歌詞の意味が分からなくても心に響きます。アーティストとはこの様な方を言うのでしょう。

南米音楽に夢中になる方に時々お会いしますが、欧米文化で育った私にもやっと理解出来たように思いました。音楽は深いです。


No. 758:セ・ラ・ヴィ
組長さん (2013/01/19 11:46:42)

気が付けば寺井尚子さんの新譜情報が解除になっていました。アルバムタイトルは「セ・ラ・ヴィ」
多くの魅力的な曲が録音されましたが、特に「ラスト・タンゴ・イン・パリ組曲」は圧巻の出来映えです。ご期待下さい。

寺井尚子さんの録音を初めて10枚目のアルバムです。今回もアコースティック・リバイブ 製品・アキュフェーズ製品の大きなサポート得て、音は一段高い所に進めることが出来たと思っています。

録音システム全体でもセッングや機材の設置方法を全て見直し、可能な限りの改善をしました。また、徹底した接点の清掃やヒッコリー材でマイクホールダーを制作し、ヴァイオリンの音色は依り生音に近づける事が出来たと思います。本物のアーティストとの録音を長く担当出来ることは大変名誉なことと思います。 1月30日発売予定です。


No. 757:QR-8でまたまた発見がありました。
組長さん (2013/01/13 16:27:03)

光ケーブル(TOS-Link)ワイヤーワールドの評判を聞きたくてオーディオショップへ行ってみた。実物を見るとコネクターとケーブルの外装が外れており、中の光ケーブル本体が見えた。1mmより少し太いが、正直余りに細いので驚いた。お店の方曰く、どのケーブルも同様にケーブル自体は細いと言う。

光ケーブルも構造で音が変わるならQR-8を貼ったらどの様になるか試してみた。

TVの音声出力はSONYの光ケーブルでオーディオシステムに繋がり、BDZ-A950の音声出力はオーディオテクニカの光ケーブルで同様にオーディオシステムに繋がっている。BDZ-A950からはHDMIケーブルでTVに繋がっている。BDZ-A950の音は直とTV経由と比較出来る。

BDZ-A950にCDを入れて音を出しながらSONYの光ケーブルにQR-8を貼ってみた。音が変わった!。この時点でソニーとオーディオテクニカの評価は逆転した、TVを経由しているのに・・・・・。HDMIのコネクターにもQR-8を貼ってみた、音は又良くなる!。

TV用のラックを引き出しBDZ-A950のオーディオテクニカの光へーブルにもQR-8を貼ってみた。此方も見事に音が良くなる。
BDZ-A950の不満な部分は、光ケーブルが関係していたことが分かった。光ケーブルもQR-8貼ることで電線と同様な音質向上をしたので本当に驚いた。

BDZ-A950からのBlu-ray Discの音は以前とは比較に成らないほど良くなったが、機材の違いでの乗り越えられない壁も見えてきた。

TVをCD表示から映像に切り替えると画が美しく成っている。なにこれ!。
TOS-LinkケーブルとHDMIケーブルが映像モニターに繋がれたことにより、モニターの画質まで良くなった!。ニュースの生スタジオ映像などは、明らかにより鮮明になり奥行き感なども圧倒的に改善されている。確認の為に映像を見ながらTOS-LinkケーブルとHDMIを抜いてみるとノイズが増えて映像が濁る。誰がみても絶対に分かるレベルだ。TV本体の映像入力には一切QR-8は関係していないのに!。

QR-8を使って音で感じていたことが目で見えている。

以前、鈴木組のNEVEのマイク回路にBSIP-2Qを24ch分刺し、このアンプのライン入力/出力を使ってコ ンソールに立ち上げ(当然、回路的にはBSIP-2Qは 絶縁されている)、ミックスダウンをした時にNEVEを通らないコンソールの音まで大きく改善されたことを思い出した。

不思議としか言えない。


No. 756:冬は音が良くなる?。
組長さん (2013/01/11 10:19:33)

暖房で部屋の空気は乾燥してカラカラ、空気が動きやすいのか、オーディオシステムは良い音がしている。

ボスコフスキー&ウィーン・フィルのワルツを正月気分に浮かれて久しぶりに聴いてみた。CDは80年代中盤から90年初頭に架けて購入し物だが、驚いた。弦楽器と木管のユニゾンやハーモニー等、色々な楽器の音が今までに無く良く聞こえて、そして、面白いように内声が聞き分けられる。どの曲も楽器の動きが楽しくてワクワクしてくる。や〜〜〜面白い。

こんな聴き方出来たのは初めての体験だ。数年前、此のCDを聴いた時よりはオーディオシステムの音は格段に良くなっているが、初めて聴くような新鮮味を感じた。80年代に購入した手持ちの古輸入盤CDを聴いてみたい衝動に駆られている

課題であったワーグナー『ニーベルングの指環』ショルティ&ウィーン・フィルハーモニーのBlu-ray Discをより良い音で聴きたくて、SONY BDZ-A950の電源ケーブルをアコリバPOWER REFERENCEメガネ仕様に交換してみた。薄っぺらで上ずった安っぽい音は劇的に改善され、腰の座った分厚い音に変わった。

BDZ-A950の音声出力、光ケーブルも2種類比較してみた。手持ちはソニーとオーディオテクニカ。ソニーの2倍価格だがオーディオテクニカの方がFレンジも広く音もゆったりしている。ソニーは明快だがやや硬質な音がする、現状でBDZ-A950との組み合わせではオーディオテクニカの方が好みに合うので採用。光ケーブルで音が変わる事が確認出来たので、ワイヤーワールドの光ケーブルに興味津々だ。

次はBDZ-A950のチューニング。師匠の手法を見よう見まねでやってみた。シャーシー内部のACインレットにQR-8を貼り、ピュアシルク PSA-100で薄くふわっと包んで、基板上の外せるコネクターは全部外し、導通向上クリーナー ECI-100で磨き上げた。コンデンサーと内部配線は秘密の手当。驚く事に見よう見まねのチューンナップでも、リアリティーが大きくに向上した。

自分の録音したCDをBDZ-A950で再生してみた。以前と比較したら違和感は随分減った。DP-600での再生音と比較すると、音場の広さや・音の質感はまだまだ劣る。BDZ-A950とDP-600の価格は1桁違うが、BDZ-A950の音を限界まで良く引き出してみたい。今後機材を買い換えても今やっていることは生きる、次に出来る手は壁コンセントの交換と電源BOXの設置だな、時間を見つけてやってみよ〜と。


No. 755:音楽三昧
組長さん (2013/01/05 14:01:48)

CDを何度も買い直すのは、少しでも良い音で音楽を聴きたいから。

トランペット吹きの休日〜ルロイ・アンダーソン・ベスト スラトキン&セントルイス交響楽団
ルロイ・アンダーソンは楽しい作品があるので複数種類所有している。Blu-specCD2の音質向上が大きい事は確認出来たので博打のような気分で買い直してみた。以前のCDは何となく覇気が無いつまらない演奏に聞こえたのだ。今回は生き生きと楽しく聞こえる。再生側の改善が進んだことも勿論有ると思うが、演奏が別物に聞こえる!。

ベートーヴェン交響曲全集 クリュイタンス&ベルリン・フィル
1996年FRA 盤 を持っていたが、カスタマーレビューで著しく音質が改善されたとの意見が有ったので買い直してみた。結果は残念。FRA 盤の方が音の鮮度が良い、こんな事もあるさ。アナログ録音CDの買い直しはオリジナルテープの劣化等の問題があり難しい。
EMIのシングルレイヤーSACDは10数枚購入したが、過去のどのCDよりも音が良い。

オーマンディ・コンダクツ・シベリウス
この中に「トゥオネラの白鳥 」と「フィンランディア」 [合唱版]を見つけたので即購入。「トゥオネラ」は知る人ぞ知る名演奏。「フィンランディア」の [合唱版]は中々聴くことが出来ない。実はこの2曲は高校生の頃に17cm LPで聴いた2曲。数十年ぶりに聴き直すとテープヒスから聞こえる懐かしい音だが今でも十分に通用する録音。やはり[合唱版]は独特の味わいがある。10代の頃と同じ感動を頂きました。

内容的には交響曲 第1番 ホ短調は初めて聴きましたが、4楽章のスケールの大きなメロディーにシベリウスらしさを感じました、良い曲です。
交響曲 第2番 ニ長調も名演です。アイザック スターンが演奏するヴァイオリン協奏曲は久しぶりに聴き、素晴らしい演奏に改めて感動しました。
交響曲 第7番 ハ長調は1楽章で出来ている交響詩の様な作品でした。他の小品集も素晴らしい演奏です。シベリウスに填まりたい人にはお薦めです。

因みに、ベルグルンド&ヘルシンキ・フィルの全集は名盤と言われる。1996年頃に発売(同指揮者には他にオケ違いで2種類ある)は、最初聴いた時には甲高い音質の録音と硬質な演奏と思い、早々に聴くのを止めてしまった。今回聴き直してみると此も別物に聞こえた。再生側が正しくないと演奏の内容まで正しく判断出来ない。

多くの感動を求めて今年も進んで行きたいと思います。


No. 754:今年もお世話になりました。
組長さん (2012/12/29 10:27:39)

毎年毎年、過ぎて行く時間が早くなります。まだ過去を語るには若いし、未来を語るには年を取った、毎日毎日一生懸命生きることが明日に繋がる。なんて自分に言い聞かせて、生きています。

今年も皆様にお世話になりました、有難うございました。新年も皆様にとって良い年でありますように。


No. 753:最近聴いて感動した音。
組長さん (2012/12/17 14:42:05)

Blu-spec CD2は凄い!。
最も好きな演奏の一つで有る、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 オイストラフ、オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団がBlu-spec CD2で発売された。興味があるので何度目かの買い直しをしてみた。今までで一番音が良かったのは2011年にEurope で出たSony Classical Origi、この盤は従来のCDより大きく音が改善されていたので、これ以上の音質は無いかと思われたので、多くのCBSレーベルのCDを買い直した。特に交響曲第9番『合唱』 ミュンシュ&ボストン交響楽団はコーラスの混変調が大幅に改善されていて驚いたし、セルも素晴らしい音で蘇っていた。

今回はこの時より驚いた、テーヒスは少なくなっている1音の音の粒子が小さく滑らか、音場は広く奥深い、上下感も最新の録音と比較して遜色ない。今でも此の1959年の録音より悪い録音は山ほど有る。ソニーミュージックの底力を見せつけられたような気がした。

EMIシングルレイヤーSACDには感謝。
ブラームス交響曲第1番 ミュンシュ&パリ管弦楽団・幻想交響曲・ミュンシュ&パリ管弦楽団間。海外初版のLPは聴いていないのが残念だが、今まで発売されたDigitalの中で一番音が良いと思う。過去に発売されたCDは何だったのか、怒りさえ湧いてくる。でもこんなに音が良くなり有り難いですwa。幻想交響曲はE社のHybridよりマスターが違うのでは無いかと思われるほど音が澄んでいる。

ワーグナー:『ニーベルングの指環』ショルティ&ウィーン・フィルハーモニー(17CD+DVD+ブルーレイ[音声のみ]).。
此は3度目の購入。解説を読んでいると音源は2度目のマスターと同じはずだか手持ちの国内盤と比較すると圧倒的に音は分厚い。Blu-ray Discは48kz24bitとの事だが、SONYの少々古BDZ-A950からOpticalでアキュフェーズDC-330に入れて聴いてみた。

オーディオ機器では無いの一抹の不安を抱えながら再生してみたが、意外なほど良い音に又ビックリ。確かに音は薄く品位は下がるが。数十万のCDプレヤーと数万円のHD 搭載Blu-ray/DVDプレイヤーの違いとは思えない。此方をチューニングしてやれば、48kz24bitを楽しめそうな雰囲気さえ有る。時間を見つけてためしてみよ〜〜と。

オーディオは楽しい。


No. 752:お琴。
組長さん (2012/12/12 17:56:57)

8日に町田を活動地域とする保坂社中の35周年記念 第19回琴パホーマンスでステージスタッフの取りまとめを致しました。
企業の催しとは大きく異なり多方面での勉強をさせて頂きました。多くのしきたりがあり少々驚きました。

音響スタッフは山形から参加、照明スタッフはウエインショターのツアーでご一緒した方。スタージ進行チームは初顔合わせでしたが、ドームクラスを取り仕切ることの出来る方からのご紹介でした。皆様この業界では一流の方々です。

9時入りから2時間40分で全ての仕込みを終え、前倒しで一部分のリハーサルを行い、13時半からのお披露目公演はリハーサル無しの本番でした。
照明スタッフ曰く「進行スケジュールキッカリに終わったのは、奇跡だ」と言うほど無事に全てが進行しました。勿論リハーサル無しなので細かい所では色々ありましたが、本筋は外さず無事に終わりホッとしています。

表面的には”お琴教室の演奏会”ですが、その演奏力と芸術性の高さには正直驚きました。大師範のお披露目は大変素晴らしい演奏でした。
この様な純邦楽はもっと多くの方に聴いて頂きたいと心底思いました。日本には素晴らしい文化が有る事を今更ながらに体験出来た日でした。





No. 751:書くことをサボってしまいました。
組長さん (2012/12/02 10:51:49)

仕事に追われ忙しく過ごしていました。有り難い事です。

先ず私の録音した告井さんのCD「Sgt.Tsugei's Only One Club Band」はまだ商品化されておりません。発売日が決まりましたら改めて告知させて頂きます。

まだ詳細は書けませんがジャズ・ヴァイオリニストの録音・ミックスダウン・マスタリングが終わりました。今回も衝撃を受ける凄まじい内容です。
来年発売予定です。

16才の女の子、音楽業界の次世代を担う新人の録音が始まり、3曲を録り終わった所です。歌や演奏に一切のディジタル録音の恩恵を廃除しています。つまり、スタジオ録音で日常当たり前に行われている、ピッチの修正やタイミングの修正をしておりません。今の音楽制作とは全く異なる手法でアイドルPOPを制作しています。音楽の表現を最大限に生かしている手法とも言えます。久しぶりの新人の録音です。気合いが張ります。

多様な内容の仕事を一緒にさせて頂き、仕事仲間に感謝です。今年も残り僅か元気に頑張りたいと思います。


No. 750:時間軸
組長さん (2012/11/12 09:06:37)

オーディオ愛好家の大先輩のお宅にお伺いし驚異的な再生音に感動したことは書きました。

あの日以来、気になる事が出来まして、それは大先輩のオーディオシステムは4ウエイでスピーカーの発音時間をセッティングで完璧に合わせてあります。あの音を聴いてから自宅のシステムは低音が早く聞こえて居ることが気に成りだしたのです。

最初にDF-55を使い始めた時に、何度も聞いて低音のスピーカー位置を使いホーン全長の半分程度に合わせてありました。ドライバーのボイスコイル位置よりウーハーのボイスコイル位置を3cm発音時間を前に出してありました。

時間を見つけてドライバーのボイスコイル位置にウーハーのボイスコイル位置を合わせ、20kz以上を出しているスーパーツイーターの時間軸も合わせてDG-38で再調整して聴いてみました。

驚いたことはまた音場が広くなったのです。低域が速いと感じた違和感もなくなり、何を聴いてもごく自然に音楽を聴くことが出来る様に成りました。

最初のDF-55を使い始めた時には自作アナログチヤンデバでの6.5cmウーハーが前にある音の記憶が残っていて、完全に時間軸を合わせて聴くと違和感があったのしょう。

毎度感じることなのですが。オーディオは奥が深いし、天井知らずです。


No. 749:SGT.TSUGEI'S ONLY ONE CLUB BAND
組長さん (2012/11/01 16:32:01)

「 たった一人で弾いているのに何故かバンドの音が聞こえる」、ギター1本で1回の演奏でThe Beatlesを再現演奏!。
生で告井延隆さん演奏を聴いて度肝を抜かれた人は決して少なくありません。

古い話ですが「シカゴライブインジャパン」やサンタナの「ロータス」アルバムでディレクターを務めた磯田氏が惚れ込んでしまいました。
より良い音での再録の話しが持ち上がり、先日熱海の静かな別荘を借り録音して参りました。別荘=1戸建て、搬入は楽と思いました。

ここから先は少し愚痴になりますがご勘弁を。住所の建物に着くと巨大なマンションでした。搬入エレベーターなどを探すと・・・・・建物事に付いているエレベーターと建物を結ぶ長い〜〜〜廊下と階段。録音する部屋に行くのに使えるのは・・・・・長〜〜〜い階段だけです。

スタジオで機材を集めている時にアシスタントエンジニア氏に「この機材何の録音ですか」と聴かれ「ギター1本の録音機材」と答えた私に「こんなに要るのですか!」と聞き返されたほど、完璧な録音を目指し一切の妥協を廃除して機材を積んできたのです。総計300Kgは有ります。

階段は3階分上がり10m程歩き1階分下がる総計70段程度です。特に最初の30数段は急な階段でした。録音に誘った外部構成組員のTさんと覚悟を決めて搬入を始めましたが、生涯記憶に残る辛く厳しい体験でした。息は上がり目の前が真っ暗になる事が度々有り、その度に私が止まってしまうので、私の体を気遣いTさんは頑張ってくたのです。本当に申し訳なく情けない自分がいました。

録音を始めると疲れが飛ぶほどの驚きの連続でした。4人分を1本のギターで演奏するのです、超絶技巧とセンスがなければ演奏は不可能です。プレーバックの度にメローディーとバックバンドのバランスを確認し、変幻自在に指の何処で弾くかを決めて行くのです。

ギターの録音は多く経験してきましたが、驚くべき事が目の前で始まると言葉を失います。演奏を数か月かけて可能にした曲も有るそうです。
曲ごとのイメージを出し演奏することに挑戦して4年、毎曲が頭フル回転だそうです。The Beatles好きが驚嘆する誰も真似出来ない演奏です。

SGT.TSUGEI'S ONLY ONE CLUB BAND 再録での磯田氏の意図は1位を録らなかった名曲で極上のイージーリスニング盤を目指しています。


No. 748:V.S.P.O
組長さん (2012/10/14 13:45:56)

雑誌の取材でHerbie Hancockさんとの初めての仕事は何ですか?、と質問されました。

1977年のV.S.O.Pの田園コロシアムでのライブ「テンペスト・イン・ザ・コロシアム」と記憶しています。1989年に発売されたCD [23DP 5612]は持っていますが、SACD[SICP 10076]が2007年に発売されていることを知り早速購入。たまたま外出する時に届いたので、恐る恐る車で聴いてみました。

改めて聴けば皆さんがこの演奏に興奮したのが判ります。凄まじいエネルギーです。SACDは89年のCDと比較すると音圧は上がっていますが余り違和感なく聴く聴くことが出来、音場や質感でSACDの良い所を堪能できます。

今市場に出ている1979年のV.S.O.P. 「ライヴ・アンダー・ザ・スカイ伝説」SACDとCD [SICP 100076]は私が録音して同僚の鈴木良博氏が1992年に再ミックスダウンした物です。

自分が録音してミックスダウンし、LPになった音源を聴いてみたくて探しました。何と中古市場に「ライブ・アンダー・ザ・スカイ&ファイブ・スター」[40DP 5610〜11]2枚組で在庫が有る事を発見しました。早速購入して聴いてみれば何かが変です。トランペットやサックスが引っ込んで聞こえるのです。「ファイブ・スター」も同様のバランスです。

疑問を持ちつつ聴いていて気が付きました。当時のモニタースピーカーの「かまぼこ形のF特性」です。ヴォイシングイコライザを外して完璧なフラットから、凸凹の有る「かまぼこ形のF特性」にして聴いてみると、間違い無く当時のバランス、納得出来る“音楽”に成りました。
1981年録音の「ハービー・ハンコック・トリオ '81」[SRCS7058]も同様です。

当時の自分の録音は「かまぼこ形のF特性」にして聴けばピッタリはまることに気が付きました。

懐かしさも有り上記の4作品を聴き直してみれば、Jazzの醍醐味を味わい絶句するほどの感動を頂きました。


No. 747:忙しく日々が過ぎて行きました。
組長さん (2012/10/13 13:24:13)

9月末に女性Jazzヴァイオリニストの録音が終わりました。凄まじい演奏で興奮の連続でした。音も長年の歴史を重ねて前回よりも上手く録音が出来ました。期待して頂いても充分にお答えできると自負しています。今回もアコースティックリバイブ 製品・アキュフェーズ製品には大変お世話になりました。

宮本笑里さんのベルギー録音を外部構成組員のTさんにお願いし、現地では機材集めに苦労をされたようですが無事に録音が出来ました。此方も順調にミックスダウンが終わりました。音の仕上がりの良さはライブとは思えません。演奏も流石です。

この時の録音が入る初の宮本笑里さんベストアルバムのマスタリングに立ち会い、長時間マスタリングルームにいました。6年間にわたる録音のレベル・音色を合わせて曲の取り込み、一回目の試聴が終われば12時間経っていました。昨日は3種類のマスターの仕上げに19時間連続でお仕事をされていたようです。魔法の使えるマスタリングエンジニア様、お疲れ様でした。


No. 746:ウエスタンエレクトリック。
組長さん (2012/09/22 12:01:06)

オーディオ愛好家の大先輩のお宅にお伺いしました。

スピーカーやアンプはウエスタンエレクトリック社製です。ウエスタンは映画用に開発されたシステムで、基本は一般市場には出てこないメーカーです。

先輩は喜寿を迎られています。このシステムが実用された時期は驚くことに先輩より年上だそうです。先輩が音に興味を持ち始めた時に、少し遠い映画館の音に魅せられ、通い続けたそうです。

この時の音が忘れられず、自分のオーディオ・システムを組む時に記憶の音を求めてあらゆるメーカーのオーディオ・システムを自宅に運び込み試聴したそうです。しかし、満足出来る物が無く、20年ほど前から機会有ることにウエスタンのシステムを集め始め、数年を掛けてやっと最高コンディションのユニットを一式揃えられたそうです。しかし、音を出した所、到底満足出来る音では無く、苦労は此処から始まったと仰有っていました。

海外の音響設計者がオーディオ・ルームを設計し、趣味の良い調度品が配置された、嫌みの無い贅沢な部屋です。46cmと思われる2本が巨大な木製フロントロードホーンに取り付けられています。このボックスの上に開口部幅80cm高さ60cm程度の巨大な中域用ホーンスピーカーが乗り、この奥に高域用とスーパーツイターが設置されています。高さは2m程度、スピーカーシステムのタイムアライメントは完璧に管理されています。

ワーグナーを愛されショルティー指揮したウイーンフィルの「ニーベルングの指環」を聴く為のオーディオ・システムと言い切っておられました。聴かせて頂くと目の前には巨大なステージが出現し、生々しい息使いが聞こえるオーケストラの音、等身大の歌手がスタージ上で動きながら歌うのが見えるようです。

此処にはスピーカーが存在しているようには感じません。刺激感の無い極めて上品な音色、無限に盛り上がる音量に圧倒されます。アンプは真空管で6L6のパラレルプッシュプル片側4本で駆動しています。

夢を追いかけ喜寿にして理想と思える音を手に入れる。オーディオは決して満足することは無いのですが、此処まで完成度の高いシステムは天上の世界に近いと感じました。今まで聴いた最高峰のオーディオ・システムです。先輩が昔惚れ込んだ音が此処に存在する様子でした。

音は人なりと言います。オーディオは自分なりのシステム構築に挑戦し音楽を楽しむ、最高の趣味と思います。


No. 745:Re: タモリクラブにMOOG。
組長さん (2012/09/19 08:26:22)

「マニピュレーター: 松武秀樹」は当時本当に格好良かった。今風に言うと、ちょ〜〜〜「イケメン」。いやいや今でも可成り素敵な風貌です。

大村 雅朗さんも同様に、ちょ〜〜〜「イケメン」でした。毎日のように一緒に仕事をしていたのは30年も前の事。テレビを見ていて一番感じたのはお互い年を重ねたな〜〜〜〜〜と。

大村 雅朗さんは残念ながら逝ってしまいました。今も仕事が出来ている事が幸せですね。オーディオ初心者さん も元気に活躍して下さい。



No. 744:Re: タモリクラブにMOOG。
オーディオ初心者さん (2012/09/18 13:44:14)

深夜の放送を探したのですが、どーでもいいローカル番組で埋め尽くされ、どうやら今はやっていないようです、タモリ倶楽部…
でも、なんとか違う方法で見れました。

富田勲さんのCDは8枚持っていて、お気に入りは「TOMITA ON NHK」のニュース解説のテーマなので、番組はとても面白かったです。
松武さんは「マニピュレーター: 松武秀樹」という字面は頻繁に目にしているのにお顔を拝見したのは初めてでした。

教えていただき、ありがとうございました。


No. 743:暗騒音とオカルト。
組長さん (2012/09/15 13:50:05)

音楽再生で一般住宅とスタジオの一番の違いは暗騒音の大きさです。住宅ではエアコンの音や外部から侵入する騒音が意外に大きいのです。

昨日ソニー・ミュジックスタジオに、私なりにチューナップしたRR-777改やAVALON等の機材を持ち込みセッティイング。DG-48を使いスピーカー調整後、新たに作ったサウンドチエック用CDを試聴すると、DIANA KRALLのQUITE NIGHTでは、イントロにテンポをガイドするクッリック音が明確に聞こえ、自宅で全く気が付かなかった事に驚きました。真に暗騒音の影響です。

サウンドチエック用CDを聞き込んで行くと、音量が大きいことは勿論関係有りますが。細部にわたり拡大されたように明確に音が聞こえます。ソニー・ミュジックスタジオは設計・施工が新しく(と言っても11年は経ちましたが,絶え間ない改善で最上の状態を保っています)、体感的には都内で最も暗騒音が少ない静かなスタジオです。ソニー・ミュジックスタジオのモニタースピーカーは部屋を含めた能力に感心した次第です。

若いエンジニアを数人相手に改めてRR-777改を試聴してみました。 ON/OFFではこの日初めて体験した人を含めて全員が明快に聞き分けが出来ました。長年付き合いのアシスタントエンジニアは「こんなに変わって大丈夫ですか・・・・?」と。刺激感がなくなり、大きな音場・拡大された立体感、不安に思っても当然ですが。私としては細部にわたり詳細に聞き分けが出来、大変仕事がやりやすい環境です。

試聴時には何度かRR-777の電源のON/OFFをしました。ONは改造した為に立ち上がりに少し時間が掛かり、判りづらいのですが、電源をOFFにすると空気感は明快に変わるのが判ります。何より言葉のやり取りも ON/OFFでは違います。OFFでは言葉が体から離れず。ONでは明確に言葉が飛んで行きます。静かなスタジオなのでON/OFFの差は非常に大きく感じました。

オカルトと言われるピラミッド型水晶もRR-777改の上で90度ごとに回転して東西南北を合わせて試聴してみました。音質向上に全員が同じ感想を言い、再現性が有る事も確認出来ました。

私自身数年前まで水晶パワーは全く信じていませんでしたが、自身や仲間を含めた実験で効果があることを体験すれば、良い物は使います。何時の日かオカルトも科学的に証明される時が来るでしょう。しかし、お金の絡む、いかがわしいオカルトにはくれぐれもご注意を!。


No. 742:Re: タモリクラブにMOOG。
組長さん (2012/09/14 08:25:35)

オーディオ初心者さん、こんにちは。お元気の様子何よりです。

番組を見ていただければ判りますが、聴いた事のある音が沢山聞こえます。"箪笥"は「Pineapple」で本格的なデビューをしました。

タモリクラブでは松武さんが作った音に富田先生が茶々を入れると富田先生の音になります。先生の偉大さを再確認いたしました。


No. 741:Re: タモリクラブにMOOG。
オーディオ初心者さん (2012/09/13 19:45:29)

タモリクラブに松武さんとMOOG 通称"箪笥"が!。懐かしかったです、もの凄く。

見損なった〜〜!
…と思ったら福岡は2週ほど遅れて水曜深夜(木曜早朝)という情報もありますので、とりあえず予約録画してみます。


No. 740:タモリクラブにMOOG。
組長さん (2012/09/08 23:20:09)

タモリクラブに松武さんとMOOG 通称"箪笥"が!。懐かしかったです、もの凄く。
80年代の私の録音した松田聖子さんのアルバムには殆ど松武さんのMOOGが使われています。松武さんも元気そうで何よりでした。
当たり前ですが、先生には何歳になっても頭が上がりませんね。

富田先生偉大です。言葉の端々に先生のセンスが光っていました。


No. 739:アキュフェーズ デジタルチャンデバDF-55、追加。
組長さん (2012/09/03 16:21:24)

DF-55の設計者から提案をして頂きました。

大意は「DF-55ならば、アナログ回路ではとても実現できない急峻なスロープを設定するこ とができ、クロス周波数を下げることができます。
たぶ ん、96dB/octにすればクロス周波数を300〜400Hz辺りまで下げることができると思います」。との事。

そこで、先ずDG−38を外して、DF-55のクロスポイントカーブは高域を355Hz・低域を400Hz、それぞれの減衰カーブを96 bd/octにして聴いてみました。ボーカルの音色の統一感はすばらしいのですが、少しだけ細く聞こえます。全体では音楽的に大人しくなることは有りません。

DG-38で調整して聴いてみました。音色の統一感や音の太さなど文句なしです。
しかし、調整前のF特性を見ると500Hzを中心に最大で8dbのデップがあり、私の使っているショートホーンでは630Hzがギリギリのようです。
精神衛生上心が痛みますので、ドライバーは指定の630Hzに戻しました。勿論巨大なホーンを使えば、より低い周波数までば再生できます。

DF-55はチャンデバとして不可能なことは無さそうです。思いつくことは全部出来ました。


No. 738:アキュフェーズ デジタルチャンデバDF-55、最終回
組長さん (2012/09/03 13:34:44)

DF-55クロスポイント周波数と減衰カーブの組み合わせを楽しんでみました。

先ず低域や高域の減衰カーブを動かしオーディオシステムから出る音がどの様に音が変化するかを確認しました。改めて意外に大きな音の変化に驚きます。

高域ドライバーの推奨クロスポイント630Hzは、私がボーカルの一番美味しいと思う500Hz付近の周波数です。人間の耳には敏感な周波数 とも言えます。依ってボーカルを中心に音を聞いて行きました。

基本のクロスポイント630Hzと減衰カーブ24db/octからDG-38を外し、現状を聞き込みバランスを確認しました。
意外にまともな バランスですが、DG-38を外した事で最低音が少なくなった事と、ピーク・ディップの関係で低域が若干少なく聞こえます。
低域を0.5db上げ て全体のバランスを整えました。

試しに高域側のクロスポイントは630Hzで減衰カーブを一気に96db/octまで下げて試聴してみました。結果は明らかにボーカルが小さくなりました。これを補う為に低域のクロスポイントを710Hzに上げて減衰カーブを12db/oct と18db/octで聴いてみましたが、ボーカルが濁ります。
24db/octに戻し少し長い時間試聴しました。全体の中のボーカルの印象が薄いので 高域側の減衰カーブを48db/octに戻しました。ボーカルが生き生きとします。

もう一つの試聴は高域側のクロスポイントは630Hz で96db/octに戻し、低域のクロスポイントを800Hz、減衰カーブを48db/octや96db/octで聴いてみました。クロスポイントの重なりが大きく成る為で しょう、音は濁ります。

高域側のクロスポイントは630Hz で96db/octのまま、低域のクロスポイントを710Hz、減衰カーブを96db/octで聴いてみると音の濁りは劇的に少なくなり、透明感がある音 と言えます。音楽はやや大人しくなりますが、棄てがたい魅力があります。

自宅での最適なバランスは、高域側のクロスポイントは630Hz で減衰カーブは48db/oct、低域のクロスポイントは710Hz、減衰カーブを24db/octになりました。DG-38を使った時よりは周波レンジ は狭いのですが、充分に音楽を楽しめます。

DF-55は設定をメモリーする事が出来るので比較試聴は簡単に出来ます。今回はDF-55の機能の素晴らしさを堪能いたしました。


No. 737:アキュフェーズ デジタルチャンデバDF-55、その3
組長さん (2012/08/27 10:06:44)

DF-55減衰カーブでの音の違いを確認してみました。

ク ロスポイントを630Hzにセットし、減衰カーブを12db/oct から96db/octまで5パターンを選び、減衰カーブを変える度にDG-38で測定並びにF特性をフラットに調整を致しました。

12db/octでは逆相になるので正相に戻しました。18db/octから24db/oct・48db/oct・96db/octまでは正相で試聴いたしました。

630Hzのクロスポイントの繋がりは12db/octが一番平らで96db/octでは12db/oct との比較では最大2.0db程度の谷が出来ます。
この谷を平らにすることにもDG-38は大活躍です。各減衰カーブで厳密に調整を済ませてから試聴に入りました。

今 まで聴いていた24db/oct を中心にすると、12db/octではクロスポイント から外れた音が影響しているのでしょう。
音場は僅かにセンターに集まり、音はやや濁るような傾向があります。しかし、音は分厚く躍動的に感じる音がします。

96db/octはクロスポイント から外れた音の影響が少ないからでしょう。音場は広く、上下方向も奥行きも一段と大きく成なります。
音は透明感が高く、きめ細かい音がします。しかし、音楽全体の表現としては大人しい方向に行きます。


私 は24db/octと48db/octのどちらを選ぶか は悩みました。自分の録音した物では僅かに24db/octの方が情感的には合うのでこれを選びました。

結果は基に戻ったことになりましたが、大変興味深い時間を過ごすことが出来ました。

5パターの音の違いは意外に大きく、それぞれのオーディオ システムに合わせる選択種は多用に有ると感じます。
DF-55を有効に使えばオーディオシステムは依り高い次元に到達する事を実感いたしました。


No. 736:大声が聞こえてくる。
組長さん (2012/08/15 18:43:05)

ここ数日、朝から小規模のデモの声や街宣車の声よく聞こえる。今日も朝から街宣車のスピーカーが大音量で抗議をがなり立てている。
でも最近は我慢できる。韓国大使館近くの我が家全員。


No. 735:アキュフェーズ デジタルチャンデバDF-55、その2。
組長さん (2012/08/12 10:00:12)

DF-55の時間表示は距離(cm)で表示されます。ウーハーの発音時間をドライバーの振動面との実測差6.5cm遅らせて聴いてみるとバランス的には低域が少なく聞こえます。

音の判別を容易する為に音源をモノにしてボーカルをメインに聴きながらウーハーの発音時間を変えてゆくと3.5cmが一番自然な”音楽”に成りました。

此処でDGを使いF特性を計りウーハーとドライバーの音量レベルを見るとドライバーの音量が1db大きく表示されており、耳で合わせたレベルよりドライバーの音量を下げることになりました。ウーハー音域が速く聞こえる為に大きく聞こえたのでしょう。此が判ったことは大きな意味がありました。つまり不自然な音量差でウーハーとドライバーが鳴っていたのをDGで音量調整しフラットにしていたのです。
DGの性能はもの凄い物が有りますが。やはり基本を整えての調整とは違うような気がします。

この状態で改めてDGを使いF特性をフラットに調整しました。
音を出してみると音場は一段と広く、全ての音域が至極自然に聞こえます。ヴォーカルも極々リアルに、楽器の定位も空間も残響の余韻も経験した事のない生々しさで、感動しました。現状は自分の所有したオーディオシステムの最高音質です。

DF-55で成しえた今はアナログチャンデバでは到底不可能な事で、これから試したい事が沢山あります。減衰カーブを24db/oct から96db/octまでのカーブで調整して、音を聞き込んで行きたいのです。また、スーパーツイーター用のパワーアンプを設置して本格的な3ウエイにすること。益々、夢は広がります。


No. 734:アキュフェーズ デジタルチャンデバDF-55、その1。
組長さん (2012/08/11 21:37:48)

この度DF-55の実力を知りたく思い、貸し出しをお願いいたしました。お陰様で多くのことを経験できました。

DF-55はセッティングの操作もよく考えられたプログラムです。電源を入れ、マニュアル片手に操作してみれば簡単に動作は理解出来ます。

因みに我が家は3ウエイ、40cmウーハーに10cmスロートのコンプレッションドライバーはショートホーンに着いています。それぞれバイアンプ・バイワイアリング、でドライブ。22Kzまで出るドライバーの上にネットワークでスーパーツイーターが繋がっています。

先ずDG-38の部屋に対する修正カーブはそのままにして、アナログチャンデバイをDF-55に交換して現状のクロス周波数・減衰カーブを入力し、耳だけでウーハーと高域ドライバーの音量レベル調整をしてみました。驚くことに呆気ないほど簡単に良い音が出てきて、しばし聴き入ってしまいました。

試しにクロス周波数の減衰カーブやスピーカーの発音時間軸を動かし試聴してみると、DGを使用しF特をフラットにした方が明らかに音は判りやすいです。理由は特定な音域の音量が大きいと近く感じ、小さいと遠くに感じるからです。また、二つの発音体がある場合は、速く音が出た方が近く感じ、遅い方が遠くに感じるからです。

DF-55の機能での音を知る為に、クロスポイントを630Hzにセットし、減衰カーブを6db/oct から96db/octまで5パターンを選びウーハーやドライバー個々の音を聞いてゆきました。6 db/octは想像以上にクロスポイントから外れた音が良く聞こえます。12db/octでもクロスポイントから外れた音が気になり。第一段階として24db/octを選びました。

次にウーハーの発音時間調整。ウーハーの振動面がホーンを使っているドライバーの振動面より前にある為に、ウーハーの音がより早く耳に到達するので、ドライバーの音が耳への到達する時間と合わせる必要があります。

ホーン・スピーカーの実音源は周波数により変化するので特定できないと言われていますが、注意深く聞き慣れた音源を聴くとウーハーの音が速く聞こえるような気がします。実は最初は気持ちの問題や思い込みと思っていましたが、ディレイ機能を使ってウーハーの発音時間を遅らせてゆくと如実に音が変わって行きます。 続く。


No. 733:完璧な状態での録音機材運用
組長さん (2012/08/01 14:22:35)

先日スタジオシステムラボの研究室を見せて頂きました。お宝の山です。驚くべき数の真空管が在庫していました。新品を見た事が無い、歴史的にも貴重な真空管の複数在庫を見ました。別の棚には最高コンディションのヴィンテージ機材が整然と列び、部品取り用のNEVEやAPIがゴロゴロしています。此処が日本のスタジオ業界を支えてきた舞台裏です。しばし言葉を失うほど壮観な光景でした。ご子息が後を継ぎNEVEは2代目の担当だそうです。

私は機材を保有した当時には完璧な状態で使いたいが為に、多くのメンテナンス用の工具や部品を購入しました。MARINAIRのトランスやTELEFUNKENの真空管を其れなりに保有しています。有り難いことに余り出番はありませんが、いざ購入となると殆どの場合手に入りません。研究室の光景を見て考えを変えました。
今後は最小限の在庫のみを持ち新規購入は辞めます。全面的にスタジオシステムラボに頼ることに致しました。研究室を見てヴィンテージ機材の将来に安心しました。

所謂ヴィンテージNEVEを40ch分保有しています。20数年間で出たNGはLin Inputトランス1個、1073と1272の最終段のアンプのノイズ各1枚、1081の最終段カードのピン折れ・バイアスボリュームの接触不良です。何せ古機材です、EQやPhaseスイッチの接触不良は数年に一回くらい出ますが、ガチャガチャと押し直せば回復する程度です。50年前の機材です、この信頼性凄くありませんか。

NEUMANNの真空管マイクは真空管の交換程度で大きな故障はありませんが、U87iとU87Aiのカプセルが各1個壊れました。トランジスタマイクは手軽さもありスタジオ以外の録音でも良く持ち出します。こんな使用条件が壊れる原因に成る事になるのでしょう。真空管マイクは50年前の機材です。取り扱いには最大の注意をしていますが、この信頼性凄くありませんか。

昔の録音機材は余り壊れません。しかし、事故による機材の破損は意外に多いです。マイクスタンドの不良などに依る落下や移動等で起きる事が殆どです。壊れれば修理代は数万円から数十万円まで決して安くはありません。



No. 732:宮本笑里さん リサイタルツアー2012
組長さん (2012/07/27 12:53:18)

オペラシティコンサートホールで行われた東京公演を聴きに行きました。

会場の1632席は多くのお客様でほぼ満員。美しいホールの響きの中、宮本笑里さんの演奏を堪能しました。

エンジニア的な耳で聞けばヴァイオリンとピアノのバランスは完璧でした。どんな弱音も聞くことが出来、全ての音に意味を感じます。
宮本笑里さんは外連味の無いフレーズを重ねて、表現豊に音楽を紡ぎ出します。伴奏者の浦壁さんは絶妙なコントロールでピアノを弾き、宮本さんを支えています。

お二人で作り出す音楽に、気が付けば我を忘れ音楽に没頭している自分がありました。素晴らしい空間に居ることが本当に幸せでした。

伴奏者の浦壁さんの演奏「亡き王女のためのパバーヌ」は澄み切ったピアノの音に魅了され、真摯な音楽は無限に広がる素晴らしい演奏でした。

アンコールのアベマリアでは隣の女性が目頭を押さえていました。宮本さんは素晴らしい演奏家になられていました。次の演奏会が心から楽しみです。

次回のリサイタル、是非行かれることをお薦めします。


No. 731:道通向上クリーナ「ECI-100」に填まっています。
組長さん (2012/07/22 19:59:41)

MacBook Proのメモリーを「ECI-100」を使い接触面をクリーニングしてみました。その効果は驚きです。明らかに早くなったのが体感できます。
ネットの画像読み込みやFileMakerの起動は体感的には半分の時間で開きます。こんな経験は初めてです。自己責任でお試し下さい。

「ECI-100」を使った音質面での効果は、全体のベールを剥いだように鮮明な音質向上もありますが。Mic HAをクリーニングしていて気が付いたことが有ります。それは低域の混濁感が著しく低減されることです。クリーニングしたHAと未クリーニングのHAを比較試聴し明確に解りました。勿論、マイクでも確認出来ますが、マイクは個体差が大きいのでアンプでの確認をお勧めします。

混濁感が有るドロッとした低域は殆どの人は量感があると評価しますが、「ECI-100」を使いクリーニングしてみれば、その評価が間違いと判ります。クリーニングした機材で録音した音は、明快な低域を聴くことが出来ます。音の立ち上がりが早くなることも有り、音楽は躍動感に溢れます。

「ECI-100」は使い方次第で新たな発見が多く有るように思えます。


No. 730:うれしい話し。
組長さん (2012/07/19 09:57:28)

宝塚歌劇団への録音はいよいよ本番に向けて劇場でのリハーサルに入ったそうです。現場に居た音楽制作担当の方から連絡を頂きました。

会場での音楽再生は楽器の質感が大きく向上していて、スピーカーからの音は裏で生演奏をしている様にさえ聞こえるとの話しでした。

偶然ですが、宝塚歌劇団小劇場での公演は最近作3作品続けて私が録音した録音です。音を出しているスタッフは3作品に対して聞き比べをしていて、今回は特に音が良いとの話しで全員一致したそうです。

全てはアコリバの道通向上クリーナー「ECI-100」様のお陰です。頑張って磨き上げた効果は有りました。


No. 729:久しぶりに大編成の同録でした。
組長さん (2012/07/10 12:00:21)

宝塚歌劇団への録音。基本はクラッシックオーケストラ+4リズム、シンセサイザーも含めて卓への立ち上がりは40chを遙かに超えます。

この録音の為に機材チエックを兼ねて、アコリバの道通向上クリーナー「ECI-100」を使い、今度はMic HA内部の接点を全てクリーニングしました。因みにNEVE24ch分だけでも丸二日かかりました。マイクもクリーニングしているので録音はどの様に音が良くなるのか、期待は大きく本番に臨みました。

マイク回線チエックでも音が鮮明に成った事は、アシスタントエンジニア氏も含めて全員で確認出来るほどの改善効果がありました。
しかし、録音が始まると呆気ないほど音は普通に聞こえてしまうのです。此処にたどり着くまでに何年かかったのでしょう・・・・・・・。

ドラムなど限られた楽器に使うNEVEのEQは極自然な使用感で嫌な音はしません。ベーシストにはコンプ等も必要も無く、楽曲ごとに絶妙に音量をコントロールしてきます。音が聴きやすい証拠と思います。

録音セッションは極極自然に進み、何事も無く無事に終了しました。ミックスダウンではEQは使うこと無く、ヌケが良いとか、ダイナミックとか、音色が良いとか、そんな言葉も出ずに大好評のうちに終了。録音システムを突き詰めて行けば、音に対する評価は無くなり、音楽に対する話しに終始するのです。当たり前が如何に大変な事か数十年を掛けて体験できました。

セッティング開始から撤収まで16時間にわたる長〜〜い録音、ミックスダウンには10時間掛かりましたが心地よい疲れ、全員満足の素晴らしいセッションでした。

万全の準備と努力は期待を裏切らないと改めて感じました。


No. 728:うたの日コンサート2012 in石垣島
組長さん (2012/07/05 10:45:20)

7月2日に行われた「うたの日コンサート2012 in石垣島」を見てきました。「うたの日コンサート」は何と今年で12回です。

昨年は台風に見舞われ急遽翌日に開催されましたが、今年は快晴に見舞われて最高の一日に成りました。

芝生の会場、ステージ左右奥にはエメラルド色の海、爽やかな海風が会場を吹き抜けます。石垣島の人口は約4万5千人ですが、島以外からも多くの方々が来て頂いた様で、お客さんは1万人にも達しました。当然ホテルは満室・飛行機も臨時便が出たようです。

出演者は多彩でBEGIN・夏川りみ・ぐっさん・演歌の清水博正、台湾からはレゲェバンド MATZKA(マズカ)・ 石垣島出身のいとこ・兄弟ユニット“きいやま商店”・ “劇団三枚肉一座”と名乗る劇団 「うたの日コンサート」の会場で募金活動をしてきた“ブタの音(おん)返し募金”企画を分かりやすく演劇にして参加者で演じました。昨年のとぅばらーま大会チャンピオン前花啓充・宮城県南三陸町出身で、当時、沖縄から救助に駆けつけた自衛隊に三線を教わり、自衛隊が帰っ た後も、譲り受けたその三線で演奏し、歌う事で避難所を元気付けた中・高生からなる“サンシンズジュニア”など。

出演者全員に暖かい拍手が送られましたが、“サンシンズジュニア”の演奏には特に大きく暖かい拍手が送られ。とぅばらーま前花啓充さんの歌では会場は静寂に、これぞ石垣島と言う空気が流れました。

他に印象的だったのは、お客さんの踊る「カチャーシ−」。沖縄本島のカチッとした踊りとは違い、会場に吹く風に揺らぐような柔らかい踊りなのです。其れは驚く程違うのです。柔らかい踊りは石垣島の人々の性格を表しているように思えました。

もう一つ感動したのはBEGINのメンバーが最初から最後までステージ袖で出演者全員を礼を持って迎え、全員の演奏を見ていた事です。

8年ほど「うたの日コンサート」を見ていますが、好天は島の神様の贈り物の様に思われ、石垣島らしい多彩な出演者のコンサートは至極好ましく感じました。


No. 727:マイクの価値。
組長さん (2012/07/03 13:33:38)

例えばU87iと現行品のU87Aiは細部を含めて別物です。振動板は勿論、回路、内部構造もです。

当然音も違います。U87iが発売された時はU67の後継機と説明を受けました。音はU67とは違いますが、正直余り違和感も無くファンタム電源で有る為に便利に使っていました。

さて、U87AiはU67と違和感なく使えるでしょうか?。特に最近のU87Aiは私には好ましい音では有りません。

新品購入時30〜35万円のU87iや初期のU87Aiがヤフオクでは中身の程度が解らない物でも20万円前後で取引されています。信頼が有る販売店が音質を保障した中古は30万円程度します。何故でしょう。神の手の持ち主曰く。価格は音の価値に有ると言います。

組のU87Aiは初期物と中期物、2003年に亡き友が購入した3種類が有ります。2003年頃からマイクのプレートの色が伝統の青紫から濃い紺色に変わりました。音はU87Aiは初期物と中期物は音に違いは余りなくペアで使っても違和感は有りません。しかし、2003年購入の物は厳しく言えば4本全部音が違います。製造も雑になったと感じられます(意見には個人差があります)。音の品位も私は初期物が好きです。

AKGも同様に思えます。C12や414EBなどの高品位な音は今や聴けません。最近の製品はAKGもNEUMANNも金属的で薄っぺらい音に聞こえます(意見には個人差があります)。やはり安くて良い音の物は有りません。依ってヴィンテージマイクの価格が下がらないのです。

欧州系真空管マイク製造会社は幾つか有ります。DPA,NEUMANN, TELEFUNKEN USAとMicrotech Gefell GmbH、等でしょう。
Microtech Gefell GmbHはオリジナル設計者NEUMANN氏が済んでいた住宅がすぐ側にあり博物館のような記念館になっているそうです。

最近、音の品位を聴くと私にはTELEFUNKEN USAとMicrotech Gefell GmbH、DPA、が正当な欧州系列の会社と感じられます。

UM92.1S Tube Condenser Microphone は伝統の'M7'カプセルとEF86真空管が使われており、数年前試聴した時にはオリジナルのU67と極めて近い音がした記憶があります。

余談ですが。
Quincy JonesやMichael Jacksonのレコーディングを手がけていた、Bruce Swedienが使っていたM269が少し前に2本で300万円で売りに出たそうです。勿論ヴァイオリンなどと同じで、使った人の価値が付加された価格です。


No. 726:Re;U47
組長さん (2012/07/03 09:49:46)

ん。さん こんにちは。

確かにお書き頂いた様に思えます。言葉が足りませんで申し訳ありませんでした。ご教授頂き有難うございます。マイクの歴史は面白いですね。

恥ずかしながら、最近まで何故TelefunkenラベルとNeumannラベルがあるのかを知りませんでした。

此からも宜しくお願いいたします。



No. 725:U47
ん。さん (2012/07/03 03:18:07)

組長さん こんばんは
No.725の投稿に
>U47のシリアル番号1番はGothamのStephen F. Temmer、2番はRudy Van Gelderに、3番はLes Paulだそうです。
とありますが、誤解を招きやすいと思われます。これはアメリカで入手した人の順番です。アメリカに初めてU47が輸入されたのは1953年で、その際ノイマンではなくテレフンケンのラベルをつけられました。その(アメリカ向けの)シリアルが上記のようになっていたという程度の話でしょう。この数年前からドイツ国内や欧州でU47が大量に販売されていたのは言うまでもありません。


No. 724:神の手
組長さん (2012/06/28 18:01:36)

テレビなどで最近よく使われる言葉。治療の名手などの敬称“神の手”。

録音機材では「スタジオシステムラボ」柳井さんは間違い無く“神の手”の持ち主です。久しぶりにお会いし、ゲインの落ちたU87iの修理とM49のカプセル洗浄をお願いしました。その折色々な話しをお伺いできました。大変感銘したのは治療に対する熱意です。

ある真空管機材の話しでは、「温度が上がると片方のチャンネルのゲインが3dbほど落ちる」。一般的に原因は、真空管・コンデンサー・抵抗、等と思いますが。この機材は何とインプットトランスだったそうです。当然外側から見える端子への半田の劣化や断線は、見る事やテスター等で判断できますが、この場合は導通が有るので半断線状態と考えられます。

原因の行き着いた所はインプットトランス内部の端子への導通不良。此に対する驚くべき修理方法は、何とトランスのコイルに接触しないような小さな穴を空け、歯科医が使う医療器具を使い、一本一本導通を調べたそうです。幸い断線では無く半田の劣化だったそうです。

此処にたどり着くまで数日経過していたそうで、お会いした日は修理が完成した所でした。ご本人曰く、集中が続き「頭がくらくらする」と仰有っていました。

真空管機材のS/Nは真空管の組み合わせで可成り追い込めるとも仰有っています。数多くの真空管を組み合わせて行くので火傷は日常茶飯事だそうです。
質の良い真空管が無くなり、時には仕入れた半分は使えないとのことでした。FAIRCHILD 670等はキチンと調整した後は絶対に真空管の場所を動かさないでと言われていました。

私も同感した話しは。真空管マイクは1950〜60年代に作られた物は、その作りや精度は今の物とは別物で、確実に音に出ています。残念なのは状態の良い本物を聴いた事のないエンジニアが増えてきて正確な判断が出来なくなっている事です。特にU47は余りにも本来の音を出す個体が少ないのです。本来の音を知る人は極限られた方々でしょう。

余談ですが。
U47のシリアル番号1番はGothamのStephen F. Temmer、2番はRudy Van Gelderに、3番はLes Paulだそうです。

多種多様の録音機材を治療する知識は常人ではありません。柳井さんの多くの経験と熱意が“神の手”にたどり着いたのでしょう。

元気に何時までもご活躍頂きたいと思います。


No. 723:ヴィンテージマイクが新品のように復活。
組長さん (2012/06/23 13:32:21)

アコリバの道通向上クリーナーECI-100を使い ヴィンテージマイク、M269のクリーニングをしてみましたした。

電源はACインレット・ヒューズホルダーとヒューズ本体・本体に行くマルチコネクターと出力コネクター並びにマイクケーブル。
マイク本体はマルチコネクターと振動板カプセルと本体を繋ぐピン6本を念入りにクリーニング(磨き上げ)しました。

ペアとして使っているクリーニングをしていないもう一本のM269と音質の比較すると、その違いに唖然としました。クリーニングしたM269は新品のように、粒子の細かい真に絹の様と言われる滑らかで瑞々しい音がします。音像は今まで聴いた事の無い近さと大きさ。余りの違いに信じられないほどの驚きでした。他方もクリーニングして聴いてみると音質は同じになりクリーニング効果を実感しました。

クリーニングでの音質向上を確認が出来たのでU67を同様にクリーニング。真空管は取り外しが出来るので足を磨き上げ、ソケットは洗浄液を噴射して真空管を抜き差ししてクリーニング、最後に改めて真空管の足を磨き上げて装着。音を出してみればU67も新品のような瑞々しい音で此方も信じられないほどの驚きでした。引き続きKM56も全数クリーニング、これらも同様に驚くべき新鮮な音になりました。

数十年間の汚れが取れたのですから当たり前と言えば当たり前ですが。兎に角”驚嘆”の連続でした。

SONYのC-800Gに隠れた名作C-800も同様にクリーニングしました。
さして古くは無いマイクなのですが。此方の真空管はオリジナルの6AU6と同等品のテレフンケンEF94を入れてあります。足の汚れが酷く、商品名”ピカール”で汚れを落としアルコールで念入りに洗浄したあと、ECI-100で磨き上げると、ナノダイヤモンドカーボン粒子が効果を出しているのか、綿棒が驚く程黒くなります。各部分をクリーニングした後、音を出せば、此は感動的としか表現できません。2ランクも3ランクもアップした音になりました。

真空管マイクは微弱電流が流れているからでしょうか。クリーニング効果がとてつもなく大きいのです。ECI-100で磨き上げた後の音質は癖がありません。

劣化していない真空管を使い、カプセルを入れているゲージの汚を洗浄し。ECI-100で細部に至りクリーニングすることで新品のような新鮮な音が蘇ります。是非自己責任でお試し下さい。結果を聴けば驚かれることでしょう。


No. 722:更なる音質向上
組長さん (2012/06/19 12:35:36)

自宅のシステムのアキュフェーズDP-600はHS-LinkでDG-38に繋がっています。
DG-38からディジタルプリCD-330に繋がります。HS-Linkインプット側が空いていますので、ここにアコリバのLANターミネーター RLT-1を取り付けてみました。

効果は誰が聞いてもハッキリ分かります。システム全体のS/Nが良くなるのは当然ですが、付帯音が取れるのでしょうか、音質がより生々しくリアルになります。寺井尚子さんの「ライムライト」では、CDを再生すると生のヴァイオリンでは無い刺激感がどうしても取れませんでしたが、大きく改善されました。クラッシックを聴けば弦楽器の滑らかさを一層感じられます。金管楽器なども目立ちすぎず空間で他の楽器と見事に解け合います。

CDPにLANコネクターが付いている機器をお持ちの方、費用対効果はとても大きいのです。是非お薦めいたします。


No. 721:おそーじ&磨き上げ。
組長さん (2012/06/15 19:31:24)

アコリバの道通向上クリーナーECI-100を自宅で使い、全体のベールを剥いだように鮮明な音質向上に感激して録音機材のクリーニングを始めました。

先ずはMic HAの電源周りとキヤノンコネクター。NEVE24ch分にキヤノンコネクターはマイク・ラインの入力と出力で3個×24ch72個。AVALONとNEVEのEQ無しHAはマイク入力と出力で2個×24ch48個。合計120個。赤ちゃん用の綿棒を使ってキヤノンコネクターのオス側もメス側も内部まで磨き上げました。その汚れ具合には驚くばかり。電源はシャーシー側のコネクターと電源ケーブルのコネクター。此も綿棒を使い隅々まで磨き上げました。ここまでで6時間、指がつりました(笑)。

平行して若者がバンタムを磨き、96本磨くのに6時間。後にECI-100でコーティングするつもりですが。HAに繋がるケーブルを数えると、また最低でも96個のキャノンコネクターがあり。アコリバの特製ケーブルやノイマンのマイクケーブルを入れると気が遠くなります。

しかし、必ず飛躍的な音質向上が期待できます。

数日後、バンタムーキヤノンのケーブル拭き上げ掃除とキャノンコネクター内部の磨き上げ。前回同様に赤ちゃん用の綿棒を使ってキヤノンコネクターのオス側もメス側も内部まで磨き上げました。またまた、その汚れ具合には驚くばかり。この汚れが取れているのを確認出来ると、其れだけでも音が良くなる確信が出来、頑張れるのです。

さあ時間を見つけて残りのケーブルの磨き上げです。


No. 720:Re:もう来る頃・・・ さだまさし
組長さん (2012/06/13 17:06:12)

Bach6さん こんにちは。

「もう来る頃・・・」をお聴き頂き有難うございました。今年も”さだまさし”さんは渾身の力を出し作品を作りました。お気に入り頂いた様子 、何よりうれしく思います。私は気に入ったCDは何十年も機会あるごとに聴き直しています。此からも、是非形の有る物で手元にお置き頂けると幸いです。

身勝手な解釈ですが、お書き頂いた事は、私が目指す録音物への賛辞ともとれます。今回はこんな事が起こるのだと思えた録音になりました。
録音物から自身の姿を消すとの目標への大きな足がかりが出来たように思えます。此からも慢心すること無く、エンジニアの道を進んできたいと思います。

私の録音した作品で、気に入った事・気に入らなかった事、是非ご意見をお書きください。


No. 719:もう来る頃・・・ さだまさし
Email:_NOSPAM_sw_keitaroh@yahoo.co.jp 【広告メールはお断りさせていただきます】

Bach6さん (2012/06/13 11:02:22)

組長さん はじめまして!
本日発売の「もう来る頃・・・」今しがた届き早速拝聴させていただいています。
う・・・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・ん いいです。
さださん そのまま が聴ける いいCDですね。
なにも足さない なにも引かない なにも飾らない さだ音楽そのまま
このCDに出逢えてほんと良かったぁ〜♬

有難うございました。


No. 718:変化こそ唯一の前進である。「岡倉謙信」
組長さん (2012/06/07 12:38:29)

RR-77を2台をチューンアップして頂きました。何やらRR-777と呼ばれているようですが!、効果の大きさは驚嘆しました。

DIANA KRALLが眼前で歌い、各楽器の動きも見事に表現されます。オーケストラ録音は広大なホールの空間を感じ、音場はステージの最前方から驚く程明確な奥行きを感じます。

自分で録音した音源はスタジオのモニタースピーカーで聴く音場と余りの違いに戸惑っていますが、大変心地よく聴くことが出来ます。
RR-77の良さは使わなければ解りません。RR-77は世界的なジャズピアニスト認めた驚異の効果です。


No. 717:オーディオシステムのその後。
組長さん (2012/06/05 18:17:31)

フローティングボード「RAF-48H」を録音やマスタリングで使い効果の大きさを今更ながらに実感し、自宅のアンダーボード類をほぼ全部ヒッコリ材のアンダーボードに交換しました。

今までのフローティングボードは試作品の「RAF-48」の中に”さざれ水晶”を入れて使っていました。音場の広さや、立体感は確実に向上し、特製ボードで気に入っていました、天板にヒッコリー材を使った「RAF-48H」は此より遙かに良い効果を発揮する事が確認出来たので導入しました。

送られてきた「RAF-48H」は何とチューンされた物でした。標準品との比較では、雑味は一層少なくなり、空間も広くなり、F特も広く感じます。
また、低域の明瞭度が一段と上がりました。チューンアップの内容は解りませんが、差は決して小さくは有りません。何ですかこの技!。

パワーアンプに使っていたクオーツアンダーボード「RST-38」も交換しました。先ずは音が柔らかくなり低域の沈み込みも大きく成りました。音の隙間はより明確になり、弦の高域など刺激感は減少しましたが、音の立ち上がりは明らかに早くなりました。一点驚いたのは馴染みの問題なのでしょうか、設置直後と小一時間経った後では音は異なります。設置直後多少の違和感があっても、数時間後には素晴らしい結果を聴くことが出来きます。

好評の道通向上クリーナーECI-100も試してみました。効果は抜群です。アルコールで拭いた後ECI-100を吹きつけ綿棒ですり込むと驚く程汚れが取れます。 因みにRCAコネクターの中は真っ黒でした。 可能な限り接点をクリーニングし(疲れた)、分電盤内のブレーカーへの銅板もクリーニングしました。

音を聴いてみれば、全体のベールを剥いだように鮮明になり高域が静かになりました。ボーカルも前に出てきますし、音の広がりもより明確に感じます。このクリーナーも直後より時間を増すごとに音は馴染みます。使えば解る素晴らしいオーディオアイテムです。

お陰様で過去に無い高みに到達しました。でもまだ上がある!。


No. 716:第8回東北プロオーディオスピーカ試聴会。
組長さん (2012/05/31 13:07:37)

クル猫さん、早速の書き込みを頂き恐縮です。過分のお言葉を添えて頂き、此方こそ身の引き締まる思いです。

今年も名人芸の司会進行お疲れ様でした。お陰様でセット替えも飽きること無く、11時から18時まであっと言う間の時間を過ごさせて頂きました。
同行した後輩も「試聴会に行き本当に良かった、大きな経験をさせて頂いた」と感動しておりました。あ!、「食べ物も本当に美味しかった」とも言っていました。

打ち上げでの皆様の仲の良さは他業種では見られない光景と思います。依り高い所を目指して頑張っているからこそ仲間意識が生まれているのでは、と推測いたします。

美味しい水割りの作り方は石垣島の方々に教えて頂きました。また来年皆様にお目に掛かれることを、心から楽しみにしております。それまで元気にご活躍下さい。水割り作らせて頂きますハイ。

この掲示板をご覧の皆様。この会のように生演奏でスピーカを比較試聴出来る場は他にはありません。来年は是非ご参加下さることをお薦めします。

帰路は少し遠周りをして。塩釜・松島・石巻と海岸線を周り復興状態を見てきました。
民家の復興は私の想像よりは進んでいましたが、港には手つかずの大型の建物も多く、大量の瓦礫や車が積み上げられていました。

また、目に付くのは真新しいお墓です。地震で殆どの墓石が倒れて壊れたのでしょう。何処も基礎とは色の異なる、黒い新しい墓石が立ち整理整頓されていました。この光景は何も無い広い所に遠くから見えるので、とても印象的でした。

人の生きる力は凄いですね!。あれ程大きな災害を受けたのに立ち上がれるのですから。震災前のように戻るのは長い時間がかかると思います。
忘れること無く支援を続けて行かねばと改めて感じました。


No. 715:第8回東北プロオーディオスピーカ試聴会。
クル猫さん (2012/05/31 13:07:07)

5月22日 山形にて 開催させて頂きました 第8回東北プロオーディオスピーカ試聴会
に お越し頂き 誠に有り難うございます。  今回は、13メーカーのSP試聴を
最初から最後までお聞き頂き 昨年同様に 来場のどなたよりも 大きな拍手を
頂き 身が引き締まる思いを致しました。 又 勝手な突然のお願いも 快くお受け
頂き サウンドマンとしての 基本的考え等を お話し頂き 通常では、伺う事の出来ない お話しを東北各地からお越し頂いたご来場者に アドバイス頂き誠に有り難う
ございます。本日から 大先輩のアドバイスを基礎に ご来場された方々は、お仕事に
励まれると思います。 夜の反省会にもご参加頂き 大先輩自ら 大変美味しい水割り
を 作られ 美味しく頂きました。 大先輩のお教えを 昨晩から実践し、美味しい
お酒を頂いております。  これからも お忙しい日々を お過ごしの事と伺って
おります。 どうぞ お体にご留意頂き 日本のサウンドシーンの要としてご活躍下さい。  本当に 有り難うございました。


No. 714:さだまさしさんのアルバム「もう来る頃・・・」マスタリング終了。
組長さん (2012/05/31 13:05:55)

業界人なら発売日とマスタリング終了時の時間を見れば、信じられない無理な進行です。
そうなんです!、さだまさしさんはギリギリまで頑張ったのです。真に”さだまさし”に引っ張られています。スタッフはてんてこ舞いです(笑)。

さて、マスタリングはミックスダウン時と同様にDSDレコーダーの下にフローティングボード「RAF-48H」やケーブルにはケーブルインシュレーター「RCI-3H」を使って頂きました。慣れない環境でのマスタリングは大変だったと思いますが、仕上がりは流石です。マスタリングに関わった皆様、お疲れ様でした。お陰様で無事にお役目を無事に果たせました。

このCDは今までに無い広い音場や透明感が音を身近に感じ、音楽を引き立てます。録音物としての音が気になること無く、音楽に没頭出来るのです。
ミキサーとして40年目に何かが起きました。録音に多くの機材を提供して頂きました。アキュファーズとアコースティック・リバイブ石黒さんに感謝です。

実は最初にマスタリング済みのCD-Rをプレイバックしたときに異常に低域が多く感じました。我慢して全部聴き等し最初に戻ったのですが、多少エージングが成されてバランスは良くなりましたが。やはり変と思いスピーカー周りを掃除並びにアキュファーズDG-38を使い再調整しました。

結果には大変驚きました。低域のバランスが大きく違っていたのです。多分気候が原因です。今日から突然暑くなりましたので、空気の伝達率が変わったり、ウーハーの動きが良くなったのでしょう。危うく半断を誤る所でした。サウンドエンジニアとしてはDG-38に救われた感じです。


話は変わりますが。
昔、季節の変わりに車のキャブレター調整をしていたことを思い出しました。同年代の車好きの方なら調整後、劇的にエンジンの調子が良くなることを経験していると思います。同じ様な事がオーディオシステムに起きるのです。

ボイシングイコライザはサウンドエンジニアには絶対に必要な機材です。オーディオマニアの皆様、愛機のお手入れの季節ですよ。

そして6月13日発売予定のCD。さだまさしさんの2012年のアルバム「もう来る頃・・・」を是非お求めになり。「極上の音楽」をお楽しみ下さい。


No. 713:ACOUSTIC REVIVE RR-77に対する評価。
組長さん (2012/05/14 21:18:29)

世界的なジャズピアニストとの会話をご紹介いたします。あえて実名を伏せさせて頂きます。

皆様にお伝えしたいのはピアニスト氏がどの様にRR-77を評価したかです。

サウンドチェックが終わり、私から一つ提案をしてみました。RR-77を使いたいと。
それは、コンサートの音をよくしたい、音楽をより良くお客さんに伝えたいとの気持ちからです。
RR-77の効果は、私は確認済みです。が、私のやり方は必ずご本人に確認することです。ピアニスト氏の反応には大変興味がありました。

ピアニスト氏が英文の説明書を読む間も無く、ピアノを弾いて頂き、On/Offで効果を確認しました。
氏曰く、確かに少し違う。Offはピアノの音は前に有り、自分は椅子の此処。Onにするとピアノの音が自分の方に来る、囲まれるようだ。との感想。
RR-77使ってコンサートをやって良いかと聞けば、「勿論OK」との答えでした。

1部が終わり休憩時間に何か問題が無いかとピアニスト氏を楽屋に訪ねると、私の顔を見るなり「あれは凄いぞ!」と。私が「何が」と聞けば。
「tomoが持ってきたあれだ、シューマン共鳴波だ。あ〜〜〜〜なんと言えば良いのだ、ピアノの音と会場の音が自分周りにある。経験したことの無い感覚だ、あれは凄いぞ!」と。

この言葉の他にも、興奮し話した多くの表現があるのですが。私の語学力では正確に書くことが出来ませんので、上記だけにさせて頂きます。

RR-77は録音にもマスタリングにも今経験した様な事が起きるとピアニスト氏に伝えると、「1台幾らするのか」との問い、金額を伝えると。
ピアニスト氏は指を折り始めて「4台、いや5台欲しい、スタジオとリビングとAVルームとツアー用と"自慢用"」だと笑いました。

数日前に某ルートから送らせて頂きました、間もなく自宅でピアニスト氏の満面の笑顔が見られるでしょう。


No. 712:お役目を果たせました。
組長さん (2012/05/11 16:22:27)

さだまさしさん2012年のアルバム「もう来る頃・・・」。ミックスダウン無事に終了しました。

今朝初めて通して聴き、改めて感動しました。今年も元気が出る素晴らしい作品が完成しました。

さだまさしさんとの仕事は、1993年にアルバム制作に参加させて頂いて以来20年経ちました。
オリジナルアルバムも20枚目になりました。一人のアーティストの作品に20年も関わることが出来、本当に幸せです。
ライブ録音を含めればCDやDVDは膨大な数になります。この様な幸せなサウンドエンジニアは希有と思います。
ご本人並びに制作スタッフの皆様・スタジオのスタッフの皆様。アシスタントエンジニアの皆様心から感謝です。

私が「シカゴ・ライヴ・イン・ジャパン」のミックスダウン行い、73年に発売されてから40年。5月23日に紙ジャケット仕様でCDが発売されます。

シカゴ・メンバー、ウォルター・パラゼイダーはかく語りき〜「僕は8トラックのテレコを2台シンクロさせて録音した『ライヴ・イン・ジャパン』の音のクオリティが大変気に入っている。ロックに向いていないカーネギー・ホールの音より数段いい」
ウォルター・パラゼイダー氏は記憶違いをしていまして、この録音は2台シンクロさせていない、8chの録音です。

勢いのある圧倒的な演奏は、録音エンジニア、ウェイン・ターフノスキー氏の神業で見事な録音が成されました。
40年前の録音です。音に対する過剰な期待は困りますが。この歴史的録音を鈴江真智子氏のマスタリングでリマスタリングしました。
此方も素晴らしい仕上で各方面の反響も期待以上の高評価です。ご期待下さい。


No. 711:Emi Signature Series &EMI ミュージック ジャパン のSACD
組長さん (2012/05/04 21:51:44)

EMIレーベルのSACDを何枚かを購入しました、試聴感想です。

メンデルスゾーン:交響曲第3番、第4番、フィンガルの洞窟、シューマン:交響曲第4番 クレンペラー&フィルハーモニア管
音はCDより明らかに良いです。演奏は素晴らしい。

後期交響曲集 クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団
音は大変良し・演奏も素晴らしい。

ベートーヴェン:三重協奏曲、ブラームス:二重協奏曲、ヴァイオリン協奏曲 オイストラフ、ロストロポーヴィチ、リヒテル、カラヤン、セル
元の録音がクリップ気味、何度も買ったCDも同じでした。演奏は太鼓判。

ピアノ協奏曲集〜ドヴォルザーク、グリーグ、シューマン リヒテル、クライバー指揮、マタチッチ指揮
なぜか以前出ていたCDより音場が狭い。演奏は良いのだが、技術的なミスとも取れる、残念なリマスタリング。

エルガー:チェロ協奏曲、海の絵、ディーリアス:チェロ協奏曲、他 デュ・プレ、ベイカー、バルビローリ指揮、サージェント指揮
音はCDより明らかに良いです。演奏は素晴らしい。

ピアノ曲全集 ギーゼキング
テープヒスは少ないが、音は丸まりすぎ。演奏は歴史に残る名盤。

Emi Signature Seriesは価格からすると、どれを買っても損は無いが。お薦めはメンデルスゾーン・モーツアルト後期交響曲集・エルガー:チェロ協奏曲です。

ブルックナー:交響曲第8番、第9番 シューリヒト&ウィーン・フィルはEMI ミュージック ジャパン の物を買いました。
音はCDより明らかに良いです。演奏は時間を越えて存在価値のある演奏です。


No. 710:さだまさしさん2012年のアルバム。
組長さん (2012/05/02 18:28:17)

「さだまさし」さんが毎年命を削るように新作に取り組む姿は、真に生みの苦しみを実感します。今年も期待を裏切らない名作が揃っています。

録音作業は殆ど終わり、5日からミックスダウンの予定です。今年も録音に挑戦した事があり、最終仕上がりが楽しみです。

ヒッコリー材で作ったマイクホルダーはアコースティックギター演奏者から「やはり一味違う、木の音を感じる」と好評価を頂きました。
また、このホルダーを使ったストリングスの録音では編曲者から”国際級”のレベルと此方も好評価を頂きました。
特注単線マイクケーブルとヒッコリー材。理想的な組み合わせと実感した次第です。

今回の録音に新たに参加したアコリバ製品はケーブルインシュレータ−「RCI-3H」・フローティングボード「RAF-48H」・電源タップ用クオーツアンダーボード「TB-38H」など新作を提供して頂きました。

「さだまさし」さんの録音は殆どの楽器が生音で有ることから、依り効果がハッキリと確認出来ます。
是非CDをお求めになり「極上の音楽」をお楽しみ下さい。6月13日発売予定です。


No. 709:Herbiさんの裏話。
組長さん (2012/04/19 14:14:44)

以前にも同じ様な光景を見たことが有りますが、それはファンを大切にする気持ちが徹底していること。

2時間のコンサートが終わり、その後レセプションへ。歓声が上がる会場には250名程度と思われるファンの方がいらっしゃっていました。
その方々とお話をして写真を撮る。長〜い列が無くなるまで約1時間。満面の笑みでファンの方々との時間を楽しんで居られました。

レセプションからの帰りに楽屋口の前を通ると外には50名ほどのファンの方が待っております。此を見ると自分から外に出てレセプションと同じ光景が繰り返されました。長い時間待っていたファンの方々の喜ぶ顔は忘れられません。素晴らしい光景でした。

その後、地元の裕福なファンの方が深夜24時から晩餐会を催してくれました。極上のワインとお料理に全員感嘆の声を上げます。
Herbiさんは2000年に成ったときに“記念”に!お酒を止めたそうです。一つ一つ出される料理に味の感想を言い、シェフを労い、楽しい話題を提供し晩餐会でもスターでした。

この居りに私から昨年の震災に対し台湾の方からの多くの義援金とアメリが軍の迅速な援護に対してお礼を言うと。
Herbiさんが「あれは最悪な事だったが、我々は日本人から多くを学んだ。あの様な大変な時でも日本人はMeでは無くWeなのだ、本当に世界中の人々は日本人に敬意を持った」と話してくれました。この話に穏やかな雰囲気が流れましたが、残念ながら今も多くの困難を抱えている方々がいることをお伝えしました。色々話した方々の反応から感じた事は、日本の政治が停滞していることは世界中に知れ渡っている事です。

2時半近くにホテルに戻ると10名くらいの若いファンの方が待っておりました。また同じ光景が繰り返されました。
Herbiさんは4月12日に72才の誕生日を迎えています。何と何とタフな方なのでしょう。

一緒に仕事をさせて頂き、改めて多くのことを学ばせて頂きました。


No. 708:久しぶりのHerbie Hancockさんとの仕事。
組長さん (2012/04/15 23:15:46)

3月某日、Herbiさんから4月13日にPAで台湾に来られるかとの連絡を頂きました。関係各位のご理解を頂き、12日台湾に出発。

希望の報酬・高級な飛行機のチケット・我が家より広いホテルの部屋。しかも演奏内容はピアノソロなのです!。
期待されている事の大きさに蚤の心臓の私は緊張しました。

13日12時、国立コンサートホール入り。PAスタッフと挨拶を交わし、早速サウンドチエック。
スタッフは非常に真面目で一生懸命なのですが、日本のPA会社では絶対に無い大らかさ!。全てが怪しく見えてくる。
会場内を駆け回りスピーカー調整完了まで1時間。0.5dbの違いまで聞き取れる程に全てが調整でき た。

ステージに上がりモニター スピーカー調整。此処でも大らかさは存分に発揮される。
全ての鍵盤の音が同じ音量でモニターから聞こえないと、鍵盤は正確にコントロールは出来ない、つま り演奏が出来ない。
30分掛けてモニタースピーカーのチューニングが終わりピアノ調律へ。此処でしばし休憩、楽屋弁当は極上の味でした。

調律が終わり再度モニターチエックをすると、鍵盤ごとに微妙に音量も音色も違う。再度スピーカー調整をして調律をお願いする。
この繰り返しの中、Herbieさん到着。サウンドチエックを出来る状態では無いのでしばし待って頂きますが・・・・終わらない。

Herbiさんに事情を説明して取り敢えずのサウンドチエック。
何とモニターは使わないことに決まりステージ上は生音だけ。会場のPAスピーカーからステージに戻る音が一番の問題になるのだが。
これは問題無いとの事でOKを頂き終了。再度調律へ、余り使われていないようで安定しない。

この間、会場の照明担当さんからの相談を受ける。あの〜〜私サウンドエンジニアなのですが・・・誰かが決めなければならないので私が決めました。
必然的に調律も自分がOKを出す立場になり、開場時間を遅らせて可能な限り仕上げた。

コンサートは、終わってみれば会場は異常な興奮状態。全員総立ち。素晴らしいコンサートでした。

多くのお客さんはPAされているとは気が付かなかったようです。生音の3倍くらいの音量が出ていたのですが・・・。
台湾には多くのオーディオマニアが居られて、この方々や主催者からは大きな賞賛を頂きました。

長い1日でした。皆様の期待に添えたようで本当に良かったです。好条件の意味が理解出来ました。ハイ。


No. 707:オーディオは青天井です。
組長さん (2012/03/27 22:27:08)

少し時間が出来、オーディオマニアの日々です。

前にも書いたように、RR-77を2台使っています。1台の電源はバッテリーリファレンス電源 RBR-1、もう一台は付属品です。

RBR-1をRR-77に使った時の異次元の効果と音の良さに触発され、上質の電源を手に入れたいと思い自作してみました。

部品は音が良いと言われている事を全てを取りこみ、トロイダルコアの電源トランス・ショットキーバリアの整流ダイオード・スプラグのコンデンサー・3端子レギュレーターは使わず・内部配線はPCOCC-Aの単線です。

結果は基本構造の違いかRBR-1のグレードには追い付きませんが、それなりに良い物が出来ました。
RR-77を使えば、音場の迫り出し方や奥行き・音の隙間が良く分かり、音はより滑らかで、全ての楽器の実在感・質感が凄く向上します。

何よりの効果は、一段と深く音楽を楽しめるようになった事です。

さて、RR-77の効果が録音物にも記録されるのか?。数年前に確認作業をしたのですが記録物として存在しないので、良い機会と思い再作成しました。
確認方法はCDからiTunerに取りこむ時に”RR-77on”・”RR-77off”で取り込みました。CDのセッティング方法など3種類行いましたが、セッティングでの音の違いはありませんでした。

”RR-77off”でCD-Rに焼いてアコリバの石黒邸で試聴しました。立会人は、音楽愛好家・経験豊かなオーディオ趣味の方・石黒氏・私です。

結果は全く疑問を挟まず”RR-77の効果は記録されます”。誰が聞いても間違えない差です。非接触で効果が記録される。本当に不思議なのです。


話は逸れますが。
この試聴会の最初に音を出した時に、石黒さんのシステムはまた進化したと思いました。日々の積み重ね大切ですね。恐れ入りました。

宮本笑里さんの新譜"renaissance”から「ふるさと」を聴いたのですが、宮本笑里さんのヴァイオリンは、音色の生々しさに本当に驚きました。
「スピーカーの前に立っていました」と言っても過言ではありません。
再生にはまだまだ大きな可能性があると思い、録音も依り高い所を目指して頑張らねばと思った次第です。

オーディオはやはり青天井ですね。人はその人が想像の出来る所まではたどり着けるそうですよ。がんばりましょ〜〜〜ね。


No. 706:蘇る、今は無きフランスの音、
組長さん (2012/03/24 11:56:49)

アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団のラヴェル:管弦楽曲集をSACDで聴きました。
ハッキリ言って技術的には余り上手なオケではありません。しかし、音から感じる・フランスの香りが・色彩が・・・・・・やられてしまいました。
強烈に心に入りました。大きな感動を頂きました。

特に「ボレロ 」や「亡き王女のためのパヴァーヌ 」を聴けば今では絶対に聴けぬ音が沢山有ります。「亡き王女のためのパヴァーヌ 」の頭のホルンの音は真に絶品です。ラベルやドビッシーはこのオーケストラの音を頭に置き作曲したと思うと感動は一段と深まります。

これら4枚のCDは何度買い直しをしたでしょう。今回のSACDは過去最高の仕上がりです。無くならない内にお買い求めになる事をお勧めします。

輸入盤で出るEMIのSACDは価格も安く気になる所です。


No. 705:ケーブルインシュレーターRCI-3H
組長さん (2012/03/14 18:46:54)

スタジオで使う為にケーブルインシュレーターRCI-3Hをお借りいたしました。音の確認の為に自宅のオーディオシステムで試聴しました。

オーディオシステム電源大本に使ったRCI-3とRCI-3Hとの比較では、RCI-3Hの仕上がりの良さに大変驚きました。

RCI-3Hでは空間の透明度が大きく改善されます。依って定位も明瞭になります。音の粒立ちも良く密度も高く、低域の沈み込みも一段と深くなりました。音の品格も格段に上がります。ミックスのトータル回線や電源には大きく役立つと思われます。

ヒッコリー材のケーブルインシュレーターは以前お貸し頂いた試作品が有り、中心に穴が空いておりましたので”さざれ水晶”を入れて使ったいました。
RCI-3Hは”さざれ水晶”を入れた試作品と大して変わらないかと思っていましたが別物でした。スタジオで使う為に外すのは辛いです(笑)。

しかし、ケーブルインシュレーターを外した時のガッカリ感は何でしょう。
試聴はインシュレーターを外した状態から始めました。外した状態では、ベッタリと音離れが悪く、浮遊感は余り感じられず、音楽の躍動感も不満です。ケーブルインシュレーターの効果が絶大であることを改めて確認した次第です。


No. 704:“趣味人Fさん”
組長さん (2012/03/14 18:40:11)

“趣味人Fさん”が執筆した記事が、季刊ステレオサウンド No.182の「ファインチューニングのすすめ」として記載されました。

音に関わる方全ての方に読んで頂きたい内容です。是非ご購読ください。


No. 703:"renaissance” Mic&HA
組長さん (2012/03/09 12:47:22)

お陰様で音も好評です。何かのお役に立てばと思いマイクの種類とマイクアンプを公表いたします。

会場の関係で10月7日8日録音のMain Micは
Main Mic A NEUMANN M150×2
Main Mic B DPA 4003 ×2

12月15日の録音は
Main Mic A Decca Tree DPA 4006 ×3
Main Mic B 3点吊り DPA 4003 ×2

以下は共通です。
Vn Solo SCHOEPS MK2 ×2
Vn 1/Vn 2/Vc/Vla SCHOEPS MK21 ×4
C Bass NEUMANN U87 ×1
Vn1/Vn2・Vla/Vc SCHOEPS MK4 ×2
Fl/Ob/Cl/Fag NEUMANN U87 ×4
Horn/Trp/Trb DPA 4011 ×3
Prc Snare/Timp NEUMANN U87 ×2
Prc Vib/Tubular bells NEUMANN KM84×2
Ambience SCHOEPS MK2H ×2

Mic HA
ACCUPHASE HA-4010 ×1
AVALON M2 ×2
AVALON M5 ×6
JOHN HARDY M2 ×1
NEVE1272 5ch ×2


Main MicとVn Soloのマイクケーブルはアコースティック・リバイブ XLR-15AP.
電源BOXはアコースティック・リバイブ・RTP-4ultimate・RTP-6ultimate・・RTP-8ultimate
電源ケーブルはアコースティック・リバイブ AC-1.8PA、(現POWER REFERENCE)
その他 水晶インシュレーターRIQ-5010/ケーブルインシュレーターRCI-3等、多くの機材を関口機械販売株式会社よりご提供頂きました。

AD-2402/ DA-9601をアキュフェーズ株式会社よりご提供頂きました。改めまして感謝申し上げます。


No. 702:"renaissance”発売日。
組長さん (2012/03/07 09:28:59)

仙台フィルとの録音は多くの思いと、思い出があります。宮本笑里さんもスタッフも全力で取り組んだ作品です。

初回生産限定盤のDVDにはアルバムが完成するまでの過程や録音風景が沢山記録されています。見応えがあります。

BAND 10には「Ave Maria 」、11には「 ふるさと」 が入っています。
「Ave Maria」は東日本大震災犠牲者の方々に全員で鎮魂の思いを込めて演奏・録音いたしました。
「ふるさと」は仙台フィルの方々が避難所行き慰問演奏した所、場の空気が変わるほど喜んで頂けたとの事で録音いたしました。
色々な意味で思いがたくさん入った作品です。お聞き頂ければ幸いです。

機材を提供して頂いているアコリバのケーブル等も録音風景で随所に見られます。ヴァイオリンのマイクケーブルは一般のケーブルと異なり
可成りの迫力です。マイクにはQR-8も付いています(笑)。

追ってマイクセッティングなども公表いたします。


No. 701:マーラー:交響曲第9番 クラウディオ・アバド (指揮) 他
組長さん (2012/03/02 19:29:00)

尊敬する先輩からマーラー:交響曲第9番 クラウディオ・アバド (指揮)、 ルツェルン祝祭管弦楽団 (Blu-ray )を頂きました。

これ凄い演奏です。アバド指揮は80年代の演奏は大好きでしたがベルリン・フィルの常任になった頃から考え過ぎた演奏に面白さが半減していました。
しかし、このマーラーは凄いです。No1〜No7番までは(Blu-ray)のBOXで出ていたので早速購入しました。少し先になりますが届くのが楽しみです。

仕事的にはマイクのセッティングが気になります。見える限りはデッカツリーの様なセッティングでショップスのマイクが3本指揮者の周りに見えます。後方2セットのティンパニーの上に2本。以上5本で収録した様ですが、音は全く疑問を感じません。マイクの本数が少ない故か混濁感の無い、スケールの大きな音と音楽を聴く事が出来ます。映像も美しくオケのメンバーには見慣れた方々が散見されます。因みにクラリネットのトップはベルリンフィル・カラヤン時代にカラヤンのごり押しで大迷惑を被ったと思うザビーネ・マイヤーさん。流石の演奏を聴かせてくれます。

私は年を重ねてやっと落ち着いたようで、最近室内楽等編成の小さな音楽をを 聴く事が出来る様に成りました。
以前先輩から頂きましたが聴く事のなかったGUARNERI QUARTETのベートーベンの弦楽4重奏を聴きました。フィリップスの録音も素晴らしく目の前で4人が弾いている様子が手に取るように分かります。これは名録音・名演です。一音一音に魂が宿っています。聴き始めると最後まで聴いてしまいます。

同じグループのRCA録音でソニーから発売されたモーツアルトBOX、弦楽4重奏の演奏は良いのですが音は前者ほど良く有りません。弦楽五重奏は1984年から85年にかけてメトロポリタン美術館で行われた演奏会でライヴ・レコーディングされたものです。時折咳払いなどきこえますが、音に余り問題は感じません。

また、やっとショパンのピアノ独奏曲を聴くようになりました。ポルトガル人の「マリアピリス」の演奏したCDを聴いています。彼女の気品のある演奏は素晴らしいと思います。「後期ショパン作品集」や「夜想曲集」をなど 聴き、恥 ずかしながらショパンに目 覚めた次第です。

まだまだ音楽の世界は広いようで当分楽しめそうです。


No. 700:最近よく聴いている,お薦め出来るCDです。
組長さん (2012/02/21 17:27:54)

AmazonやHMVは時期により価格が違います。適時お調べ頂くのが良いと思われます。

Warm Your Heart  Aaron Neville  Producer.Linda Ronstadt.George Y. Massenburg
仲の良いサウンドエンジニアのリファレンスディスク。最近購入して聴きました、今更ですが名盤です。
録音はGeorge Y. Massenburgレンジは決して広くはありませんが、充分に良い音がしています。歌声が強力に魅力的です。

ブラームス交響曲第1番(Hyb)・交響曲第2番、悲劇的序曲(Hyb)
ブルックナー 交響曲第1番(初稿)(Hyb)・交響曲第4番『ロマンティック』(初稿)(Hyb) ・交響曲第8番(第1稿)(Hyb)
Simone Young / Hamburg Po (Hyb)
珍しい女性指揮者です。スケールの大きな見事な演奏と共にライブ録音ですが、音の良さに填まっています。
ブラームスの第1番はミンシュ・パリ管弦楽団以来の名演です。
ブルックナー シリーズの特徴は初稿や第1稿が使われています。上記以外の曲も名演です。
初期の楽曲はこの演奏で初めて通して聴く事が出来ました。新たなブルックナー シリーズの名盤誕生に拍手です。

Exotic Dances From the Opera (Hybr) Oue Eiji/Minnesota Orchestra
アコリバの掲示板で知りました。デモ効果も大きいですが、流し聴きも出来ます(笑)。
何処かで聴いたメロディーが沢山出てきます。演奏は確かです。

チャイコフスキー&ドヴォルザーク 弦楽セレナード Sir Colin Davis/Bavarian Radio Symphony Orchestra
初期のデジタル録音です。派手ではありませんが音は凄く自然で良いです。演奏の良さと美しい弦楽演奏に魅せられます。
聴き始めるとついつい最後まで聴いてしまいます。
この組み合わせのCDを沢山買いましたが外れは有りませんでした。端正な音楽の作りに心安らげます。

「ライムライト」寺井尚子
自分で録音した盤なので些細な事も気になり、バランスの確認も素早く出来ます。再生側が良くなると益々色々な音がきこえてきます。
システムの最終チエックに毎度使っています。


No. 699:感謝
組長さん (2012/02/16 22:36:43)

オーディオは音楽と音を一生楽しめる極上の趣味です。そして録音の勉強にも役立つ趣味です。

ここ数年、自宅オーディオシステムでアップグレードした機材は、アキュフェーズのSACDプレヤーDP600と電源を作り直した自作チヤンデバです。
オーディオグッズのアコリバ製品は随分と増えました。お陰様で音質は圧倒的な向上を果たしました。投資金額に対する効果は計り知れない大きさです。

音が良くなり,ふとした切っ掛けで聴いた古録音のCDが記憶の音とは異なり、実は遙かに良い音で録音されていた事が判りました。余りの嬉しさに60年代初期の録音を時間を見つけては聴き直しています。時としては最新録音に匹敵するような優秀録音があり聴き入る事も多々有りますし、逆に曖昧なアナログ録音の為に気が付かなかった歪みが明確に再現される事もあり、音質の向上と発見される歪みとの間で凹む事も有りますが、一様に音楽は楽しめます。

この時代の録音を聴けば録音技術として学ぶべき事が沢山見つかります。私がこの業界に入った時、周りには2チヤンネルの録音機だけでした。
海外でも最大4チヤンネル、立てたマイクの本数も音を聞けば多くない事は容易に想像できます。録音経路も今と比較すれば極めて単純だったでしょう。だから質感の良い音が録音できたとも言えます。 

ドイツ録音のアルフレッド・ハウゼ(タンゴ)を聴けば、スネアドラムなどはマイクを立てないで(若しくは可成り遠くにセットした)、他楽器用のマイクで拾い、見事に奥行き感や音色が出来ています。もう一つの特徴は演奏する側でクラッシックのように完璧なバランスを取っています。音色の変化と強弱はボリューム操作では出来ない音楽的で至極自然な音です。同時に全員で演奏してるので出来る事ですが、今聴き直してみると素晴らしく新鮮な感じがします。

不十分な機材の中、知恵を絞り音楽を録音していたのでしょう。再生から知る先人の録音技が沢山発見でき頭が下がります。
同じ音源がオーディオシステムが改善される度に感動を新たに出来、新たな発見が有る事はオーディオを趣味にしているから可能な事でしょう。

オーディオマニアとしては、アコリバを知り最短で最上の効果を体験できていると思います。アコースティク・リヴァイブ社主 石黒さんには心から感謝です。


No. 698:オーディオと音楽の評論について。
組長さん (2012/02/16 08:47:48)

インターネット上ではオーディオ愛好家の方々が商品の感想を沢山書いています。一部の記事は評論家先生より遙かに信頼する価値が有りそうです。

2世代くらい前の評論家は趣味人が沢山いました。文豪・医師・教育者・不動産主など。皆さん自分の仕事を持ち、オーディオや音楽の評論を書かれておられました。この時代に書いた評論には読者の意識まで高くなるような名文が沢山有りました。読めば夢が膨らみ、商品には憧れが出来ました。そして手に入れた時の喜びは計り知れませんでした。それは尊敬する評論家と価値観が共有出来たからです。

趣味ですから価値観が合う合わないはありますが。同じ好みの評論家が見つかれば、その方の評価を信じて購入すれば大きな間違いは有りませんでした。

願わくば評論家は社会経験が豊かで、芸術に造詣が深く、確固たる評価基準が自分の中にある方が望ましいのです。

No676で書いた“趣味人Fさん”、ご本人が望んだ事では無いようですが、原稿を書き始めたと聞きました。疲弊したオーディオ雑誌業界、大変と思いますが、経験豊かな価値観をお教え下さい。どんな内容か楽しみです。


No. 697:ヘッドホン・リケーブルが売れている。
組長さん (2012/02/14 15:22:02)

世の中には「ヘッドホーン族」若しくは「イヤホーン族」が生存し、益々増殖しているそうです。これらの民族はここ数年でより良い音を求めてケーブルを買い換え、音質向上を楽しんでいるとの事。ごく一部はケーブルだけでは無く、ミニ3ピンコネクターなども交換してより一層深く音質向上を求める少数の民族も存在するそうです。

そんな風潮の中アコリバのヘッドホン・リケーブルは製造が追い付かないほど売れたそうです。特にSENNHEISER・AKG・SHUREは売れている!。そうです。

私自身もSHURE SRH840用のヘッドフォン・リケーブル「RHC-2.5SH」も試聴させて頂きました。少々エージングが必要ですがエージングが済めばオリジナルのケーブルと余りにも音が違うのに驚きます。
シュアーはオリジナルのヘッドホンケーブルに依って”華やか さ”が広がりを作っている事が分かりました。SHURE SRH840に初めて繋いだと時は一瞬音場が狭 く聞こえましたが、エージングが済めば良く調整された大型モニターにも匹敵する音質・バランスになります。録音にも十分使える品位です。

以下は後輩の評価
1)アコリバのヘッドホン・リケーブルにしたら、下のモヤっと感が無くなった!というか解像度上がり更に音が見える! これがSRH940のポテンシャルなのか〜。2万弱・・・940もう一個買えそうだっ。笑

2)久しぶりにCD900ST使ったらなんだか混乱。
SRH940&アコリバのヘッドホン・リケーブルの音から離れられません。 このコンビのクオリティで4万弱だったら安い。 もっと見た目さえ良ければ外出時つかうのに(泣

音楽関係者も普通の人もリケーブルをする。人はより良い物を求めて行動する証明でしょうか。
出来る事ならスピーカーから音を出して楽しんで頂ければ、より趣味性が高く、良い音・音楽を求めて楽しめます。オーディオは一生楽しめる趣味です。


No. 696:再生に関しては、フラットに対する盲信者です。
組長さん (2012/02/10 18:56:42)

以前、私の録音したジヤズが録音評でベースが一番手前にきこえると書かれてしまいましたが・・・試聴位置でフラットな周波数特性(以後F特)の再生環境ならこの様な事は絶対に有りません。

これを読んでの本心は評論家宅にお伺いし、試聴位置でフラットに調整した音を聴いて頂き、書き直して頂きたいと思いました。
所謂殴り込み(笑)。

正常に動作しているオーディオ機器の伝送系の中で、音に大きな変化を起こすのはF特です。マスタリングを知る人であれば、可聴帯域で1.0db上げ、若しくは下げれば、音楽は劇的に変化する事は経験済みと思います。スピーカー調整での変化も同じです。

私の知るアメリカのスタジオの殆どが何某かの機材を使い、モニタースピーカーのF特をフラットにしています。国内ではソニーの乃木坂スタジオはフラットに調整して有ります。お馴染みの鈴江氏のモニターシステムはフラットにする機材は使っていませんが、ご本人のノウハウで限りなくフラットに近い特性になっています。結果エンジニアとしてのセンスが生かされて素晴らしいマスタリングが出来るのです。

フラットに対する盲信者としては、60年代〜70年代のレンジの狭い録音機材・再生機材で有れば大きな問題は起きません。
近年のDSD等色々な意味でレンジの広い機材で録音した音楽はきちんと調整された再生装置で無ければ意図した事を聴く事は出来ません。

音楽が好きな方々は何らかの手段でスピーカーのF特を確認してみてください。ケーブルと比較すると其処には驚く程酷いF特を見る事が出来ます。
可能であればアキュフェーズDG-48等でフラットにして音を聴いてみて下さい。楽器内のバランス、楽器間のバランスが大きく異なる事を聞き取れると思います。私は耳に届くまでの再生側のフラットは音楽を聴く為の最低限の条件と思います。




No. 695:宮本笑里さん 新譜 マスタリング終了。
組長さん (2012/01/27 17:26:15)

新譜タイトル「renaissance(ルネッサンス)」 宮本笑里with 仙台フィルハーモニー管弦楽団 

昨年10月から始まった録音もミックスダウンに苦労しましたが、無事にマスタリングまでこぎ着けました。
宮本さんの演奏家としての立ち位置は「ポップスとクラッシックの架け橋」と言っておられます。依ってCDの音量は純クラッシックほど平均レベルは低くなく、またダンスミュージックほど高く有りません。

今回のCDは編成的には完全なクラッシックです。流石に80名の最大音圧は凄く、安易にコンプレッサーで潰せば音は信じられないほど貧弱な音に成ります。曲全体の音量を整える為に試行錯誤の繰り返しで、幾つかの曲はミックスダウンに納得出来ずやり直しました。

マスタリングエンジニアは魔法の使える、鈴江真智子氏です。マスタリング済みのCDーRを聞きました。何の文句もありません。
CD層の音質も思いの外硬く成らず、音圧は上がっていますが、コンプで圧縮された感は殆ど感じません。
流石の出来に鈴江氏の技術には頭が下がる思いです。

下記はホームページから。
2012年3月7日(水)発売予定
初回生産限定盤CD+DVD ¥3,465(税込み)SA-CDハイブリッド。通常盤CD ¥3,045(税込み) SA-CDハイブリッド

<収録予定楽曲>
1. 光(宮本笑里)
2. On a Friday(ブラームス:交響曲第1番第4楽章より)
3. Hope(ベートーヴェン:交響曲第9番第4楽章より)
4. Bolero(ラヴェル:ボレロより)
5. 千の風になって featuring ポール・ポッツ(新井満)
6. cure(パッヘルベル:カノンより)
7. ふるさと(岡野貞一)
8. Remembrance(ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲より)●ウェスティンホテル仙台「ウエディングコレクション」CM曲
9. 上を向いて歩こう(中村八大)
10. Les enfants de la Terre fantaisie(服部隆之)
11. アヴェ・マリア(シューベルト)

聴くと心おやだかに成る、凄く良い作品が出来たと思います。この作品にかける全員の特別な思いを感じ取って頂けたら幸いです。


No. 694:赤コンセント
組長さん (2012/01/12 18:49:53)

年明けからオーディオネタです。

自宅のオーディオはアコースティク・リバイブの極低周波発生装置「RR-77」を2台仕様(1台の電源は「RBR-1」)にしたり、クオーツアンダーボード「RST−38」に載るパワーアンプの足に天然クオーツ「RIQ-RIQ-5010S 」を挟み込んだり、ノイズフィルター「FCS-8」を家電に大量投与した結果。ここ数か月オーディオシステムの音が飛躍的に良くなりました。

昔聴いていたCDを聴き直すと驚く程感動が深いことが多々あります。自分の録音したの物ですら驚くのですから、凄く楽しいのです(笑)。

以前コンセントベースCB-1DB&コンセントプレートCFRP-1Fに交換した時には、コンセントはHUBBELL「 8300I」でした。
「8300I 」は10数年前に自作で電源ボックスを作る時に内外のコンセントを比較試聴し選んだ物で、音については全く不満の無いコンセントでした。

しかし、此だけアコリバに囲まれると、喰うなら毒まで(失礼)的な気持ちに成り電源系統で唯一残っていたコンセントの交換を漠然と考えていました。
そんな中「赤コンセント」を手に入れました。電源ボックスRTP-2〜6ultimateに装着されている物です。

社主石黒氏の手によるチューンナップを見せて頂きました。発想の豊かさと丁寧な作業に、良い音の裏付けは此かと!、ため息が出るほどです。

自宅の電源コンセントがあるオーディオラックの裏は狭く、電源ケーブルも太く、毎度難工事です。色々工夫を重ねて2時間を掛けて何とか交換が出来ました。

1時間ほど無負荷で通電,後に2時間ほど負荷を掛けて通電。恐る恐る音を出してみると・・・何と高級感のある音なのでしょう!。
音が出た瞬間に品格が大幅に向上した事が分かります。音楽を聞き出すと時間の経過と共に音は益々躍動的になり、無条件で音楽を聴いていて楽しい。

オーディオ的に聞き込んで行くと、レンジ感の広さとか・音の立ち上がり・下がりなどは当たり前に良くなっています。音の粒が実に魅力的にきこえ、全奏では録音の問題と思っていた音の崩れが全く無くなりました。

今更ながらコンセントの違いでこれほどの音の違いに驚き、しばし茫然自失状態でした。

石黒氏の開発能力の素晴らしさと、高みを目指す心意気には頭が下がります。今年はどの様なグッヅで楽しませて頂けるか、今から楽しみです。


No. 693:がんばろう日本、復興元年。
組長さん (2012/01/06 23:07:56)

新年を迎えましたが、未だ東北震災で辛い思いをされた方が沢山おられます。完全復興まで忘れること無く、頑張りましょう。

宮本笑里さんのアルバム「ルネッサンス」の情報が開示されました。http://emirimiyamoto.com/
少し作業は残っていますが、仕上がりが楽しみです。

昨年は珍しく何度も東北道を走りました。走る度に道路が良くなることを感じます。5月は凸凹が残っていましたが、12月は殆ど走行には気になりませんでした。一番復興を感じる身近な出来事でした。

今年も宜しくお願いいたします。


No. 692:今年もお世話になりました。そして、お疲れ様でした。
組長さん (2011/12/27 13:22:35)

3月の激烈な震災とバタバタと無くなるスタジオ、こんな年はもう二度と嫌だ。仕事を始めて最も厳しい1年でした。

今年も記憶に残る多くの録音をさせて頂きました、CBS/SONYを退社した時にはまさかこの年齢まで現場にいられるとは想像もしませんでした。
大規模ホール録音では外部構成組員の方々に多くのお力沿いを頂き、無事に録音が済んだことは忘れられない思い出です。

人生の恩人をお送りして、時が経つのを実感した1年でもありました。各自限りある時間。来年こそは良い年になるように力を合わせて行きましょう。

クライアントの皆様。スタジオ関係者の皆様、本当に有り難うございました。




No. 691:仙台での録音。
組長さん (2011/12/16 16:11:26)

詳細はお伝えできませんが、オーケストラの録音でした。

10月に続き2回目の録音。
一番緊張したのは往復の道路事情(それですかと声が聞こえてきそうですが)。録音機材と人を積んで長距離の雪道の運転は流石に嫌です。

雪の影響で録音に間に合わなくても困るし、帰路の事故はマスターを積んでいるし、冬だからこその心配でした。
幸い往復路共にセーフ。今日は宮城県と福島県の県境はチエーン規制されています。昨夜の帰路は全く幸運でした。

指揮者の違いでオーケストラの音が全くと言って良いほど違う事を改めて感じました。それはマイクセッティングとか機材の違いを遙かに超えていました。録音は奥が深いです。

素晴らしいスタッフに恵まれ、自分のマイクセッティングに自信が持てた嬉しい時間でした。
SCIのN丘さん・クールなTさん・山形の☆さんT谷さん、見学にきてお手伝い頂いたK賀さん・何をやらかすS藤くん、皆さん有り難うございました。


No. 690:新譜発売
組長さん (2011/12/07 09:48:56)

松本俊明さん「五線紙と白地図 」が11月30日に発売されています。宮本笑里さん『ライヴ・アット・サントリーホール』は今日されます。

松本さんの作品はどれも不思議な安心感や穏やかさがあります。「五線紙と白地図 」も例外ではありません。久しぶりに聴き入ってしまいました。
この癒やされ感は何でしょう。是非お聞き下さい。

宮本笑里さん「ライヴ・アット・サントリーホール」のヴァイオリンを演奏する姿は何か堂々として見えます。此方も期待を裏切りません。
初回限定盤ではデビューコンサートを見る事も出来ます。演奏も初々しく愛らしく、大ホールの演奏とはまた別の魅力を感じます。
聴いてよし、見て良しです。あっと言う間の約2時間でした。


No. 689:チューンナップ追加。
組長さん (2011/12/02 12:57:38)

ノイズ・フィルター「FCS-8」を照明器と換気扇に追加、S/Nも良くなり精神的も満足可成り満足です。

「RR-77」を1台追加、石黒さんチューンです。合計2台使いになりました。

ヒッコリーボードに乗っていたクオーツインシュレーターは「RIQ-5010」に変更、天然シルク「PAS-100」は撤去しました。
追加した方はフィンランド製バーチ合板の上に乗せ、足にはダイヤモンドカットの水晶チップを貼りました。上に「5010W」を置いてあります。

透明な「ダイヤモンドカット水晶チップ」と「5010W」は、少し輝かしく・明るくなり、「QR-8」「RIQ5010」は落ち着いたパワー感のある音になるように感じます。どちらも有機的で生々しくなります。好みで使い方を楽しめます。

「RR-77」2台使いの効果は確実 にあります。空間の透明感がより明確になりましたし、音は益々柔らかく生々しいです。
1台をoffすればやはり寂しいく感じ、全部offすればガッカリするほど音場が濁ります。音の立ち上がり、立ち下がりも凹むほど減退します。

やはりオーディオの天井は見えないようです。

情報公開が出来ない仕事が続いていまして・・・・・・・オーディオネタが多くなりました。次回は他の事を書けそうです。


No. 688:チューンナップ。
組長さん (2011/11/24 16:01:49)

オーディオシステムのチューンナップを体験させて頂き、自分のシステム改善に火が付きました。オーディオグッズは全てアコリバです。

先ずはお手軽にノイズ・フィルター「FCS-8」を冷蔵庫や洗濯機・ファンヒーターなどモーターが付いた電化製品と、ついでにコンピューターや電子レンジ等にも、一組8個を取り付けましたが。まだまだ付ける場所があります。
何気にテレビを見れば絵が綺麗になっている!。オーディオシステムは何やらとても静か。音を出せば力強く、躍動感に溢れている。この効果何ですか、驚きです!。

次は大仕事でした。パワーアンプに敷いていたヒッコリーボードからクオーツアンダーボード「RST-38」に交換。取り外したヒッコリーボードをラックを改造して棚板に使用。この上にプリアンプDC-330とヴォイシングイコライザーDG-38を乗せる。DC-330にACスタビライザー「RAS-14」を取り付け。DG-38とヒッコリーボードの間にエアフローティングボード「RAF-48」を挟み込む。全ての空き端子にRCA入力端子用防震ピン「SIP-8F」や出力端子用防震ピン「IP-2F」を挿入。

「RR-77」はヒコリーボードにのっていますが、上に乗せた水晶ピラミッドを撤去。足4カ所をクオーツインシュレーター「RIQ-5010W」に乗せ、中心には天然シルク「PAS-100」を少量置き設置しました。

ラックの裏は壁まで12cm。ジャングル状態だったラック裏は、電源BOX「RTP-6」を檜の厚手の板に乗せ。ケーブル類をラインケーブル・電源ケーブル・スピーカーケーブルと可能な限り分けて配線。可成りスッキリしました。

一度に全部の作業をしたので、個々の変更で音質の変化は確認出来ませんでしたが・・・・音を出せば1音目から驚きの変化です。
音場も一層深く、広くなり、立体感もまたまた向上です。弦を聴けば、何と柔らかく艶やか。打楽器は力強く、くっきりと明瞭。低域も沈み込み感が異様なまでに生々しい。何を聴いても聞き入ってしまうほど、音楽が魅力的に聞こえるようになりました。

手を入れる前は、そこそこ良い感じと思っていたが大間違いでした。全体は過去に聴いたことの無い音で、新たな高みに到達しました。
やはりオーディオの天井は見えないようです。


No. 687:「何も引かない加えない」
組長さん (2011/11/14 23:16:04)

アコリバの石黒さんと趣味人Fさんと音楽愛好家のお宅に伺い、貴重な体験をさせて頂きました。

愛好家のお宅は超高級のオーディオシステムでスピーカーは大型のタンノイを愛用されています。既に石黒さんが手を入れて可成りの程度までグレードアップされていました。色々と音楽を聞かせて頂きましたが、十分の音楽を楽しめるバランスの良い音がしていました。

この日追加のチューンナップはバイアンプで鳴っている低域を極太のPCOCC-Aのスピーカーケーブルに交換する事から始まりました。
交換後の音は力強くなり反応スピードが明らかに速くなりました。ワーグナーを聴き、一同Wo〜〜〜と声を上げる有様です(笑)。

その後アコリバのオーディオアクセサリーを追加して行くと明らかに音はステップアップして行きます。
特に大きく向上したのはCDプレーヤとプリアンプにアンダーボード「RAF-48H」を使った時です。音がきめ細やかに成り,雰囲気が一変するほどの変化です。続いてプリアンプにACスタビライザー「RSA-14」を繋ぐと、音楽は艶やかに高級感がグッと上がりました。止めはプリアンプの入力空き端子に付けた防震ピン「SIP-8F」,雑味と刺激感が驚異的に減少します。これらによりシステムの音は言葉では上手く言い表せないほどの劇的な向上を見せつけられました。

石黒さんにオーディオシステムの交換とオーディオグッズでのチューニングとでは、どちらが音の変化が大きいかと質問すると。
正しくグッズを使えば90%以上はチューニングでの改善の方が効果が大きいと!。音の悪い一本のケーブルでオーディオ地獄行きと仰有りました。

オーディオグッズを使う事は音の変化を楽しむ事ですが,目の前でこの変化を見て思うことは、オーディオは引き算です。
つまり、グッズを使うのは機器本来の音を出す為の行為で、ケーブルを交換するのも足し算では無いのです。世の中にある殆どのケーブルは悪い音を足すケーブルですが・・・・・。アンダーボードも振動を機材に与えない事により、本来の音が出てきたと感じられました。

石黒さん、趣味人Fさん、同行させて頂き有り難うございました。
録音で生かせることも多々発見できましたし、自分のシステムもやるべき事が見つかりました。しばらくは楽しめそうで


No. 686:水晶パワー?。
組長さん (2011/11/09 19:20:25)

R-77は変わらず原理が理解出来ないのですが、体験すれば全員が効果を認める。そして生音も変わる音質改善アクセサリーです。

新しいプロジェクトのミックスダウンに「音が良く成るのなら、何でもやる」を実行。アコリバから非売品のピラミッド型の水晶を送って頂きました。スタジオでの試聴には外部構成組員やアシスタントエンジニアも巻き込みました。

基本セッティングはRR-77と電源のRBR-1の上にRIQ-5010を置いています。RR-77のRIQ-5010をピラミッド型に交換すると、変化は誰でも聞き分けられます。RIQ-5010の調和がとれた落ち着いた音からピラミッド型に載せ替えると、低域の重心はそのままに高域方向に音場が広くなります。艶やかさは深みを増し。依り生々しくなります。
スタジオの全員で同じ変化確認しました。「なぜ音が変わるのだろう。理由が分からない。でも変わるよな〜〜。」と各人自分を納得させる(笑)。

この様な状況の中、ミックスダウンの立ち会いに来た編曲家には仕上がった音を聞き、「なんとnobleな音」と言って頂きました。

別の編曲家は録音機材に強い興味がありオーディオ話しになりました。そんな中「いつも組んでいるエンジニアは超低周波の電波をスタジオで出している」と・・・・・高い棚に置いたRR-77を指させば「これこれ」と。DSDのプロセッサーの電源トランスの置いたRIQ-5010を見つけて「自分も水晶を使っている」と。保守的なスタジオ業界にもRR-77やRIQ-5010の効果を認め使い始めた人が多くなっていると確信しました。

自宅でピラミッド型を試聴するとスタジオと同じように効果があります。しかし、質量はRIQ-5010の方が小さいので、2枚3枚と重ねて聴いてみれば効果は大きくなる。艶やかさの深みが増し、依り生々しなる変化量はピラミッド型と同等。音質方向が上記のように異なるのですが、ここまで上質だと後は好み。オーディオは楽しい!。


No. 685:がんばっぺ フラガール 〜フクシマに生きる。彼女たちのいま〜
組長さん (2011/11/05 11:33:18)

震災や原発被害から立ち上がろうとする人々の記録です。映画の中身は被災した風景が沢山出てきます。

4ヶ月にわたる フラガール たちの記録です。フラガールのメンバー自身も被災していました。厳しい現実から再起する人たちの力強さが伝わってきます。
被災した方々は、優しくて強いです。どんなに厳しくても人としての誇りを棄てていません。ドキュメンタリー映画です。日本人て良いな!と思えた映画です。
http://ganbappe.j-cqn.co.jp/ この映画お薦めします。

スパリゾートハワイアンズは、10月1日に部分オープン。この時のステージをこの映画で見ることが出来ます。
お客さんの熱狂ぶりは映画『フラガール』の最終シーンと同じ、涙が止まりませんでした。

スパリゾートハワイアンズは部分オープンしても厳しい状態が続いているようです。応援を兼ねて遊びに行こうかと思いました。
http://www.hawaiians.co.jp/



No. 684:映像と音。
組長さん (2011/10/31 12:03:17)

LaserDiscを数十枚持っています。有り難いことにLDプレーヤーは今も動きます。日本の製品は凄いですね、20年くらいでは全く問題なく使えます。

DVDやBlu-ray Disc で買い直した作品があり、収納問題で泣く泣く一部LDを廃棄することにしました。
調べていると「我が祖国」クーベリック・チェコフルがありました。記憶を取り戻すように再生しました。画質は良くは有りませんが音楽は素晴らしいです。
最近SACDでクーベリック・ボストン交響楽団との「我が祖国」を聴いたばかり。演奏はボストンとの方が好きですが、チェコフルとの演奏は1990年ソビエト連邦からの独立を祝しての演奏会の記録です。やはり特別な感動が有りました。DVDでは持っていないので、ついでに「新世界」もポチリと。夕方来たDVDを再生すると映像は多少良くなっています。オマケのリハーサルが凄い、もしかしたら此が一番の宝物かも(笑)。

意外なLDを発見!1986年サントリーホールでのショルティー・シカゴ交響楽団のモーツアルト交響曲35番とマーラーの交響曲5番です。
マーラーは素晴らしかった!。映像は思いの外良好、最後まで聞き惚れてしまいました。これはDVD化は成されてい無いようなので大切に保管です。

続いて出てきたのが「アマデウス」。なんとLDとDVDとBlu-ray Disc が有りました。興味津々で3種を比較試聴。当然LD<DVD<<Blu-rayです。
1984年の制作、Blu-rayは20分のカット場面を復元し、デジタル音声の付いた「ディレクターズ・カット」と言われる物です。
改めて見てみれば余りの面白さと美しい映像に見入ってしまいました、記憶に無い場面もあり、3時間はあっと言う間に過ぎました。やはり名作です。

音はどれも鑑賞に差し支え有りませんが。映像の善し悪しは誰でも分かります。当時の各国の経済状態を画質で見たよう気がしました。
ま、アメリカの映画は特別ですが。戦前1939年に作られた「風と共に去りぬ」がBlu-rayでは驚く程美しいのですから。



No. 683:松本俊明さん発売日訂正。
組長さん (2011/10/21 21:42:02)

松本俊明さん、4th アルバム「五線紙と白地図」に発売日を間違えました。2011.9.30は誤りでした。11月30日です。
みなさま、お詫びして訂正させて頂きます。


No. 682:DVD
組長さん (2011/10/16 10:51:35)

感動した(CD・DVD)を紹介します。CDの演奏は勿論良いのですが。DVDで見る録音風景で得られる情報はまた別物です。
「Duets II」 トニー・ベネット ・プレイと「ザ・ブルース」 ウイントン・マルサリス&エリック・クラプトン,他

「Duets II」のDVDでは録音風景が見られます。驚くことにスタジオには4リズムとヘッドホン使わないで録音する風景!。全部生音。
見ていてこんなに心豊かになる映像は久しぶりです。内容はあえて書きません。是非ご覧になる事をお勧めします。
久しぶりに師匠フィルさんを見られたのでそれだけでも嬉しい事でした。30分間、心ほっこりです。

「ザ・ブルース 」 ウイントン・マルサリス&エリック・クラプトンこの組み合わせ、無条件で期待します。
DVDでライブ風景と録音風景が見られます。勿論マイクセッティングも興味有りますが、演奏内容がイイス。ディキシー・ブルースです。
ウイントン・マルサリスさん。信濃町スタジオでデビューアルバムを録音した頃より少し太り、堂々たる貫禄です。エリック・クラプトンさん音楽を心から楽しんでいる様子は思わず引き込まれてしまいます。

2つの録音は生楽器で演奏されています。人間業が見られるのが、感動の大本です。


No. 681:松本俊明さんマスタリング終了。
組長さん (2011/10/13 12:27:23)

松本俊明さん,関係者の皆さん、お疲れ様でした。順調にマスタリングも終わりホッとしています。

2年間の進歩は大きいです。録音に関わった全ての人が成長していた証拠です(生意気でゴメンナサイです)。
松本俊明さんの音楽は、心おやだかになる何とも不思議な世界です。旋律から来る物なのか、音色から感じる物なのか・・・・・・魅力的な音楽です。

マスタリング済みのCD-Rが出来上がると、私の車の中は松本俊明さんの音楽だけです。それほど飽きず、運転中も心穏やかに過ごせるのです。

鈴江さん、沢山の魔法を有り難うございました。頭が上がりません。お疲れ様でした。

松本俊明さん、4th アルバム「五線紙と白地図」をポニーキャニオンから 2011.9.30発売予定です。



No. 680:Re: 松本俊明さんの新作アルバム、録音・ミックスダウン終了。
組長さん (2011/10/11 18:42:27)

オーディオ初心者さん    コメント有り難うございます。

「琥珀色の記憶」は私の録音です。や〜〜〜〜その様に言って頂くと本当に嬉しいです。流石、聖子さんで鍛えた耳、聞き分けは素晴らしいですね。

ピアノの旨みを可能な限り録音する。そんな思いでスタジオに入りました。今回同様にオンマイク・オフマイク・オフオフマイクと6本のマイクを使い、曲想によってマイクのバランスを変えました。

今回も現状の駄菓子のような音楽界とは次元の違う音楽を提供できます。ご期待下さい。


No. 679:Re: 松本俊明さんの新作アルバム、録音・ミックスダウン終了。
オーディオ初心者さん (2011/10/11 18:23:41)

組長さん、お返事ありがとうこざいます。
もしかして「琥珀色の記憶」も組長さんの録音でしょうか。
そうすると素敵なメロディ/ピアノだけでなく、音も私の耳に引っかかる(何気なく聞いて印象に残る)要因かもしれません。


No. 678:Re: 松本俊明さんの新作アルバム、録音・ミックスダウン終了。
組長さん (2011/10/09 13:59:50)

オーディオ初心者さん  こんにちは。  オケの録音で宮城県の奥深い所におりました。返信が遅くなり失礼いたしました。

NHKの「こんなステキなにっぽんが」のテーマ曲は「琥珀色の記憶」ですね。これも本当に素敵な曲です。新作は発売日が決まりましたら此処に記載いたします、是非お聞き下さい。確か3年ぶりの録音。自分としても録音の音が良くなっていることも確認出来、大変喜ばしい事でした。

前にも書きましたが。
アコリバのXLR-3.0PA?1.8・1.4楕円仕様をお貸し頂き、録音で使ってみました。エネルギー感は充実し、全体に力強く、特にピアノの低音は凄まじい迫力でした。しかし、96kz24bitからCD-Rにすると情報量が減るのでしょうか、大夫目減りをして少々ガッカリですが。それでも以前の録音とは比較に成らないほど音は良いのです。魔法使いの出番が近づいています。期待は大です。


No. 677:Re: 松本俊明さんの新作アルバム、録音・ミックスダウン終了。
オーディオ初心者さん (2011/10/07 17:26:10)

松本俊明さんは、どこかで見たお名前だと思いましたが、NHKの「こんなステキなにっぽんが」のテーマ曲の方ですね。
私、この番組、毎回録画して見ております。テーマ曲もステキで耳に残ります。


No. 676:松本俊明さんの新作アルバム、録音・ミックスダウン終了。
組長さん (2011/10/03 10:13:36)

松本俊明さんは、MISIAの「Everything」や他のヒット曲を多数手がけた作曲家、ソロピアニストとしてすでに「Pianoia」を3枚をリリースしています。

レコード会社が変わりましたが、新作の録音に声を掛けて頂き参加いたしました。日々の録音は楽しく、あっと言う間に終わってしまった感じです。

ピアノの音は曲ごと調律で音色を変えるほど拘りました。録音はピアノの出音に忠実に録音をしましたが、ミックス・ダウンでは一曲ごとの松本さんのイメージを忠実に再現しました。曲ごとに解説文を読みながらお聞き頂けると、依りお楽しみ頂けます。スタッフからは曲ごとに「絵が見える」!、と感動して頂きました。

新しいスタッフとの仕事は、お互いの生き様を披露し合うような楽しくも緊張する日々でした。ご本人・スタッフ皆様の思いに燃焼しきった感が有り、大きな達成感がありました。 

9月末にミックス・ダウンも終わりました。次は松本さんの希望もあり、魔法使いの出番を待つ所まで来ました。

情報開示が出来る時が来ましたら、また報告させて頂きます。お楽しみに。


No. 675:オーディオ”も”好きな趣味人、Fさんの音
組長さん (2011/09/24 16:18:43)

Fさんはテレビ業界で技術畑を歩き、後に経営まで参加したそうです。

エンジニアとして一本筋の入った方。身のこなし一つにも人柄を感じる素敵な方です。素晴らしいオーディオシステムと工作室。
趣味のカメラとポルシェ。手入れの行き届いたお宅。羨ましい限りでした。男の夢を現実で見せて頂きました。

オーディオシステムの音は、確固たる信念と音楽の魅力を十分に感じる音です。メーカーや時代を感じず、音楽を楽しむのには申し分有りません。
愛用のタンノイはネットワークも解析し自作されていて、美しく工作されていました。出てくる音は明らかに私の知るタンノイでは有りません。
人柄は音に見事反映されます。

DG−48を使い左右のF特を確認しました。部屋の構造上完全な一致はしていませんが、可成りフラット。調整後の音を聞いて頂きましたが、
音のヌケを考慮すると”無し”方がお好きと言っておられました。即決で仰有られたのでこの辺も一本筋の入った方です(笑)。
経験は凄いですね、耳だけで彼処まで追い込めるのだから!。頭の下がる思いでした。

私は仕事柄バランスが何より重要です。調整後の音がFレンジが広く・バランスも良いと思いました。
DG-48でフラットにすると、どのスピーカーも70%〜80%同じ様な音になります。人の好みは千差万別ですね。

アコリバ関係でお二方のシステムを聴かせて頂きましたが、本気度は想像を超えて驚きでした。趣味を越えて”修行”の領域です。

家が狭いとか・家人が煩いとか・家に帰っても音楽を聴きたくないとか・お金が無いとか、こんな事を言うエンジニアには爪の垢でも煎じて飲ませねば。

Fさん楽しい時間を過ごさせて頂きました。有り難うございました。大きな刺激を頂きました。


No. 674:夏の終わり頃に必ず聴く曲
組長さん (2011/09/22 18:16:25)

指揮:ジョージ・セル ロンドン交響楽団
ヘンデル:組曲《水上の音楽》(ハーティ/セル編)・組曲《王宮の花火の音楽》(ハーティ編)他

1961年の録音。最初に聴いたのは多分高校生の頃。《水上の音楽》だけが入った17cm LP。躍動感と美しいメロディーで録音も良く、毎日聴いていました。CD化されてからはより良い音のCDを求めて4〜5枚は買いました。今持っているのは、ジョージ・セル / デッカ&フィリップス録音集(5CD)DECCAオリジナル・マスターズ。

毎年聞くと、オーディオシステムの進化を確認出来ます。今年は本当に驚いた!。

長年少し堅めの録音と記憶していたが、今年は全く硬さを感じ無い。もう一つ驚嘆した事はステージの広さ。本来なら音場の広さと書くべき所だが、生々しいステージが広く、奥行きが尋常で無く深い。兎に角、素晴らしい空間を味わえる。流石、ケネス・ウィルキンソン!。

こんな感動を味わえるのなら、最近聴かなくなった名盤を引っ張り出し聴き直す必要が有る。



No. 673:続 A○○n
組長さん (2011/09/22 11:06:29)

2011/8/28に届けられれていたCDのアカウントサービス > 注文履歴を見るに「梱包について意見を送る」が26日経って復活した!。




No. 672:A○○n
組長さん (2011/09/21 09:30:48)

不思議な事が起きました。

No. 488:なんでだろう?(2010/03/19 )。で書いた様に、ビニール包装、開封防止シールの無いCDが送られてきた事からA○○nとやり合いました。
お読みで無い方は是非お読み下さい。私自称クレーマーです(笑)。筋が通らない事が嫌いな方、お楽しみ頂けると思います(笑)。

No. 662:Re:パイナップル(2011/08/23) 。
「来ましたよ選書。やり合ったAoozonから(笑)。やはり便利、あの事件以後とても綺麗な商品がが送られてきます・・・・・。」と書きました。

表記は違いますが皆様ご存じの会社です。

2011/8/26発注分から。
アカウントサービス > 注文履歴を見る。ここに嫌みのように1年半記載されていた「梱包について意見を送る」が無くなりました。

さて何故「梱包について意見を送る」の表記が無くなったのでしょう。。1半年過ぎて自動的に消去されたか?、監視されていたか!。
ネットを良く知る知人は間違いなく監視されていたと!。

この会社、相変わらず「輸入盤CD、一部簡易包装についてのお知らせ:輸入盤CDにつきましては、環境保護のため、ビニール包装、開封防止シールの貼付等がされていない場合があります。あらかじめご了承ください」。 と書いてありますが。

CDの製造過程を知る人間が読めば、この様な説明は到底納得出来ません。

No. 494:消費生活センターに相談しました。(2010/03/24 )。結果、敗北宣言を出しました。此処も是非お読み下さい。

改めて、A○○nのカスタマーサービスの皆様は大変親切な対応でありました。
カスタマーサービスの皆様には何度もお願いしましたが。ビニール包装、開封防止シールの貼付等がされていないCDが新品で有ることを是非証明してください。証明出来ないのであれば、この様な商品は売らないで下さい。返品しましたが中古品を買わされた感が未だに有り、心が収まりません。


No. 671:アマチュアオーケストラ
組長さん (2011/09/20 09:22:16)

プロースト交響楽団 第14回定期演奏会
http://orchestra.musicinfo.co.jp/〜webprost/concert.html
<日  時>2011年11月23日(水・祝)13:45開演(13:00開場) 
<会  場>横浜みなとみらいホール 大ホール
<指  揮> 河原 哲也
<曲  目>アルジェリア組曲/サン=サーンス・序曲『1812年』/チャイコフスキー・ 交響曲第3番ハ短調 作品78「オルガン付き」/サン=サーンス

エンジニアの方々、手ごろな価格でオーケストラサウンドを楽しめます。オーディオマニアの方、生でパイプオルガンが聴けますよ。
アマチュアオーケストラなのでテクニック的には少し目をつむって下さい。数回聴きに行きましたが半端なプロオケより感動します。お進めです。


No. 670:occult
組長さん (2011/09/14 22:34:21)

wikipediaには。オカルト(occult)とは元来は「隠されたもの」という意味のラテン語に由来する表現であり、目で見たり、触れて感じたりすることのできないことである。と書いてあります。

アコリバ製品の中で最も原理が”解らない・説明できない”グッズ、RR-77もオカルト的です。
非接触で何で生音や録音や再生音が変わるのか。電源を交換すれば電源の特徴が良く出て音に反映される。水晶を乗せれば個体の違いも見事に音に反映される。不思議ちゃんの塊です。

そんなRR-77にヒッコリーボードを設置してみました。
思い込みなのでしょうか、ヒッコリーボードをRR-77の下に敷いた瞬間に部屋の雰囲気が変わったように感じました。音は見事に変わります。
音の粒子がきめ細かくなり、音場のS/Nが良くなり、広がり見通しが良くなりました。結果、音楽がより一層生き生きと再生されます。

私は理由や原理が解らなくても「良い方向に音が変われば良し」として何でも取り入れています。他人様から見ればオカルト街道まっしぐらに進んでいるように見えるでしょうが、ディレクターやアシスタントエンジニアを巻き込み確認作業をしています。
オカルトと言われた事も後には理論的に証明されて評価が一変したことがあります。何時の日かRR-77で音が変わることも理論的に証明できるでしょう。

追記
1.6mm 15A。これは一般的な屋内配線で使われるFケーブルの芯線の太さと許容電流です。
XLR-3.0PA?1.8・1.4楕円仕様の芯線は1.8mm×1.4mmです。もの凄い太いラインケーブルで常識的には考えられない規格です。私の理解するケーブルの太さは、信号レベルにより適正な太さがあると思っていました。今回私の思い込みは見事に覆されました。音は不思議です。


No. 669:XLR-3.0PA?1.8・1.4楕円仕様、
組長さん (2011/09/12 23:56:09)

アコリバのXLR-3.0PA?1.8・1.4楕円仕様をお貸し頂き試聴いたしました。エージングを兼ねてソロピアノの録音で使ってみました。
流石にセッティング中の2時間くらいは硬い感じが有りましたが、本番を録音する頃には馴染みました。

生音で通常品と比較すると差が一段とハッキリします。エネルギー感は充実し、全体に力強く、特にピアノの低音は凄まじい迫力でした。
XLR-3.0PA?1.8・1.4楕円仕様をラインレベルで使い、生楽器の音を聞いたら通常品には戻れません。

久しぶりにオーディオ的な快感をスタジオで味わいました。圧倒的な生々しさです。


No. 668:Re:アガルタ & パンゲア
組長さん (2011/09/08 11:26:36)

Igorさん    説明不足でした。

アナログディスクはカッティングレベルを下げれば長時間入ります。『アガルタ』『パンゲア』は長時間を如何に大きな音でカッティング出来るかが問題点でありました。依ってシンプルな信号=モノ。依ってモノに近いステレオの溝で切る事が必要でした。

マイルス・デイヴィス『アガルタ』『パンゲア』の真実 中山 康樹 氏(著) にも書かれていますが。マイルスは私のミックスダウンについては不満でした。
それには理由が有ります。マイルスはステージでは大音量で演奏をしています。部屋に戻りポータブル・レコーダー「ナグラ」で7.5ipsのテープを聴けばステージ上と余りの違いに貧弱と感じるのは当たり前のことです。

依ってテオ・マセロや担当ディレクターと相談しLPジャケトには「可能な限り大音量でお聞き下さい」と記載したのです。それはCDでも同じと思います。
録音当日の大音量は未だに忘れることが出来ません。現在のロック・コンサートの大音量からすれば可愛い物ですが・・・・・当時の私には衝撃的な音量でした。

『アガルタ』『パンゲア』を心底楽しむには1975年大阪フェスティバルホールのあの音量が必要なのです。日本人として初めてフリーランスで録音を始めた伝説の名人ミキサーK.Y氏は、背中に冷や汗をかく程度の音量と言っていました(笑)。

担当エンジニアとしては『アガルタ』『パンゲア』の最上の音は、2006年に発売された紙ジャケットです。此のCDが理想とする音に一番近いです。
此の『アガルタ』『パンゲア』はオリジナルテープから、No. 668で書いた様な仕掛けをして直にマスタリングディスクに入っています。
鈴江真智子氏の神業でDSDに取り込み、CD化されています。『アガルタ』『パンゲア』はアナログディスクの情報量では入りきれないと思います。

アナログディスクは好まし音ですが、スタジオの音に正確ではありません。アナログディスクは記念として欲しいと思いますが。多分聴きません。
期待にお答えできずに申し訳ありませんが、インプレッションは書かないと思います。


No. 667:Re:アガルタ & パンゲア
Igorさん (2011/09/07 23:59:21)

組長さん ご丁寧な説明ありがとうございました よく理解りました

ヴァリアブル・ピッチ・カッティングは1950年代からあったので、アガルタはそれでも間に合わないほど長時間だったということでしょうか

いずれにせよ、新しいアガルタ&パンゲアの組長さんのインプレッションを(勝手に)楽しみにさせていただいてもいいですか

再発のメーカーは自社サイトがないのですが、アマゾンその他で検索すれば情報はすぐみつかるはずです


No. 666:Re:アガルタ & パンゲア
組長さん (2011/09/07 09:54:20)

Igorさん  こんにちは。

輸入アナログ盤が出ることは知りませんでした。情報有り難うございます。

アガルタ & パンゲアは一部分モノにした訳では有りません。
先ずは通常のステレオミックスを作り、後にLch及びRchを少しだけセンターに戻す方法です。戻す量が多ければモノに近くなります。
アガルタ & パンゲアを他のステレオと聞き比べるとステレオ感が狭いことに、若しくはセンターの音量が多いことに気が付かれると思います。

レコードの溝はモノラルは一定の幅でカッティングされます。ステレオは音により溝の幅と深さが変わります。モノ成分(Lch+Rch)がステレオに足されることで一定幅に近くなり、長時間カッティング出来る事に成ります。この様な説明でご理解頂けたでしょうか。





No. 665:アガルタ & パンゲア
Igorさん (2011/09/07 01:13:53)

はじめまして

組長さんが録音したマイルスのライブ盤2組が10月に輸入アナログ盤で出ますね

当時は収録時間の長さのためモノにミックスせざるを得ない部分があったということですが、今日のカッターなら、すべてステレオで切ることは可能になったのでしょうか

どこがモノかは、われわれが聞いてすぐ分かるというものではないと思いますので、組長さんの報告があるとうれしいです




No. 664:LANケーブル
組長さん (2011/08/30 12:27:04)

ACOUSTIC REVIVEのLANケーブルをHS-Linkに繋ぎ試聴しました。

ケーブルの印刷文字の流れにIN OUTを決めて音だし。直後は音像が上がり、やや不自然な感じが有りました。エージングする事1時間。
音像は落ち着き、きめの細かさは特筆物です。ノイズ感も大きく改善され、音場の広さも経験したことの無い程に広がり,聞き惚れてしまいました。
音の本質はこれ見よがしのHi-Fiでは有りませんし、衝撃的な音でもありません。しかし、ケーブルの存在を感じさせない現実感があります。

LANケーブルなのに普通のケーブルより音の違いは大きいような気がします。オーディオは不思議ですね!。

数日経過後は全く違和感は無く馴染んでいます。何を聴いても至極自然で生々しい音がしています。これも素晴らしいケーブルです。

No. 665の書き込みでは、うっかりオーナーH川さんにお礼を書き忘れてしまいました。申し訳ありません。
H川さん、お陰様で楽しい時間を過ごさせて頂きました。有り難うございました。またお目にかかれる時を楽しみにしています。





No. 663:オーディオマニアのお宅にお伺いいたしました。
組長さん (2011/08/29 16:06:52)

自分が録音したCDがオーディオマニアと呼ばれる方のお家で、どの様に再生されているか。大変興味が湧きました。

広い専用オーディオルーム!。細心の注意をはらい配線された電源ケーブルとラインケーブルに驚嘆しました。
きめ細かく配置されたオーディオグッズはアコリバだらけです!。部屋の響きの多さには驚きましたが、アコーステック・コンディショナーが多数部屋に配置され響きをコントロール。良い音がしていました。

スタジオや自宅の試聴位置と異なり、スピーカーから離れた場所に椅子が有り、CD再生では音の広がりに重きが有るようで、部屋の響きがプラスされ、スピーカーの間隔以上に音が広がります。

余りF特的な違和感は有りませんが、低域が少し凸凹した感じは有りました。試聴位置を前に出すと直接音が増え、部屋の影響が減少して自然な音になります。この状態は可成り良いバランスでスタジオ並に全ての楽器が鮮明に聞こえます。

オーナーは試聴定位置では若干音の暴が気になるとの事。そこでDG-48を使い部屋を含めたF特を修正し聴いて頂きました。
高域でのきつさが無くなり、低域の凸凹も無くなり音に厚みが出て、再生音がダイナミックになりました。オーナーは可成り驚いた様子で何度も聞き比べをして平らなF特の大切さを理解されたようです。

オーナー曰く「まるで高額のスピーカーに代えたくらいの違いです。 かけたソフトもまるで違う録音位の違いがでました。これはかなりの衝撃でした」。と!

当分はアコリバグッヅと耳で音の向上にチャレンジするそうです。趣味の醍醐味ですね!。これからも楽しみです。更なる音質向上に期待は大です。

再生側の努力は凄まじい物が有りますが、録音側はどうでしょう”甘え”や”諦め”は有りませんか?。再生側の期待に応えられる様な仕事をしましょう。
我々はお金を頂いて仕事をしているのです。半端な気持ちは断じていけません。


No. 662:Re:パイナップル
組長さん (2011/08/24 07:38:17)

組長さんの一ファンさん   おはようございます。

これを読んで安らかな気持ちになった方は少なくないと思います。今後も是非ご参加下さい。お待ちしています。


No. 661:パイナップル
組長さんの一ファンさん (2011/08/23 23:29:29)

驚きました。
配慮を欠いた発言、大変失礼しました。machiko-chanさん、
不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。
また、そんな中でも分かりやすい言葉でいろいろな説明をして
下さって組長さん、本当にありがとうございます。
考えるまでもないのですが、組長さんだけでなくプロの方は
誰しも「最高のもの」を作ろうとしているはず、
自分本位の発言、本当に失礼しました。
今後はこのような生意気は申しませんので、
よろしければまた参加させて頂きたいです。

ただただ期待が大きすぎたことと、次に往年のものを買っても
そうなるのかも、との焦りから自分本位な書き方をしてしまいました。

また、リンク先の紹介、ありがとうございました。
ドンピシャリでパイナップルのタイトルについての印象が
綴られており、興味深く拝見しました。

趣味のもの、期待通りにいかないことはよくあること、
気持ちを大きくもっていきたいと思います。

思い返せば、逆に期待以上の音に出会って、大変満足したこともありました。
テレビのへなちょこスピーカーで聴いた、チキンガーリック...の
「やさしい風」、当時はなんの予備知識もなく買いたくなったから買った、
という感じのCDでした。これはカップリング曲だったのですが、これも期待以上の
サウンドで満足した上、他方の「道化師のソネット」に度肝を抜かれました。
このジャンルでオーディオ的な感激をすると思っていなかったので、
予想外の「やった!」という感じでした。未だにどうやってあのサウンドに
仕立て上げたのかは理解できていないのですが、ボイスパーカッションと
人の声のベース、低音の安定感、あれは本当に驚きで関連のアルバムまで
買ってしまったほどでした。もう既に世の中はコンプ全盛の時代だったと
思いますが、あの楽曲のレンジ感は本当に大好きでした。

P.S.パイナップルはLPでなく、CD(35DH-3)の方を大事に聴いております。


No. 660:Re:パイナップル
組長さん (2011/08/23 18:40:35)

>え〜〜っ、選書はぽちっとする必要ないと思いますが…     
オーディオ初心者さん、有り難うございます。こんな性格ですので半端は気持ち悪いのです。どうでも良い時は本当に”ずぼら”ですが・・・・・・・。

来ましたよ選書。やり合ったAoozonから(笑)。
やはり便利、あの事件以後とても綺麗な商品がが送られてきます。毎回「商品についてのご意見を送る」と嫌みのように記載されてきますが・・・・・・・・。

さて本題。記憶と一致いたしました。選書は明るい音です。言い方を変えれば高域がまで伸びているように聞こえます。しかし、音は薄く軽い。
一曲聴けばもう十分、安っぽい音で、高級感は微塵も感じません。

オリジナル盤35DH 3は適正音量で聴けば80年代の良い音です。素直というか、やはり素朴が一番ピッタリの音です。
今時のCDと同じ音量ボリュームで聴けば”しょぼい”音にしか聞こえませんが、良く調整されたオーディオシステムで音量を上げて聴けば、気持ち良いです。

皆様のお陰様で思い出にドップリ浸かることが出来ました。
組長さんの一ファンさん 、オリジナル盤の良さを再確認できました。有り難うございました。
machiko-chanさん、不快な思いをしたと思いますが、多くの方は高い評価をしています。これからも宜しくお願いいたします。
オーディオ初心者さん、松田聖子さんネタは盛り上がりますね。やはり彼女は大スターだ!。

この件は終決させて頂きます。


No. 659:Re:パイナップル
オーディオ初心者さん (2011/08/23 11:42:41)

え〜〜っ、選書はぽちっとする必要ないと思いますが…
なんなら私のを差し上げても良かったのですが。

>オーディオ初心者さんの狂喜乱舞ぶりを思い出しました(笑)

そうでしたね。
辛気臭いだけと思っていた「North Wind」の「しなやかな夜」がこんな素晴らしい演奏の曲だったとは!とか、何百回聴いた曲を新曲を聴くような気分で聴けました。
しかし、人間とは欲深いもので良い音に慣れてしまい、あの時の感動を忘れかけておりました。
今回、久しぶりに思い出せてよかったです。


No. 658:Re:パイナップル
組長さん (2011/08/23 09:07:52)

オーディオ初心者さん お久しぶりです。 元気にお過ごしで何よりです。

イギリスでの火事は酷いことですね。詳しい方からの情報では、階級制度のしわ寄せと聞いています。

74枚組の中でオリジナルアルバムのマスタリングは以前の物と比べたら、圧倒的な音質向上ですね。オーディオ初心者さんの狂喜乱舞ぶりを思い出しました(笑)。その後オーディオはいかがですか。此方は益々オカルト度が上がっています(笑)。オーディオは何をやっても変わる。解らない事だらけです。

趣味でオーディオを楽しんでいる方のノウハウは驚くべき物が有り、録音に生かせることも沢山有ります。多くのことを学ばせて頂いています。

悪戯心で水晶ピラミッドを購入して怪しい電波発生器の上にのせれば、驚く程音が変わりました。高域方向に輪郭が明確に成り、伸びた感は有りますが、キツイ音になりました。5秒で撤去、高い買い物をしました。世の中、期待のようには行かない事が多いですね。だからこそ上手くいった時が楽しいのですが。

「パイナップル」各盤の音質を確認したく、選書を”ぽちっと”してしまいました。数日後にはご報告できます。

まだまだ暑い日が続きそうです。健康に留意してご活躍下さい。


No. 657:パイナップル
オーディオ初心者さん (2011/08/23 00:16:02)

お久しぶりです。
細かいことは、わかりませんがファンとして一言。
イギリスでソニーの倉庫?が燃えてるのを見て、マスターがこんなことになる前にリマスタリングしてもらえて良かった(涙) これにつきます。
一生、選書のままなんて悔やんでも悔やみきれません。感謝です。


No. 656:最近購入して感動したSACDをご紹介します。
組長さん (2011/08/22 18:22:46)

古録音のSACDですが、演奏の良さに圧倒されました。時代を超えた永遠の名演と言っても過言ではありません。

SACD 交響曲第5番『革命』 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973年東京ライヴ)(シングルレイヤー) Altus *classic*
SME発売のバーンスタイン&ニューヨーク・フィル(1979) と比較される名盤です。NHKとは思えぬ(失礼)優秀な録音です。鋼のアンサンブル!。
このSACDで感動できなければ感性に問題があります。

SACD 幻想交響曲 クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団(1964年東京ライヴ)(シングルレイヤー) Altus *classic*
EMI発売のセッションレコーディング。フィルハーモニア管弦楽団との演奏とは別人の様に燃焼温度が高い。最終楽章の盛り上がりは真に圧倒的。
このオケ、今では聴くことの出来ない純粋フランスの音。特にホルンや木管は美音の極みです。

SACD 交響曲第3番『英雄』 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル(1944)(ハイブリッド) Tahra *classic*
1944年の録音ですが、音楽を聴くのには全く問題有りません。音飛びやワウ・フラッターを感じる所はあります。以前発売された他レーベル同演奏CDと比べると音質は圧倒的に優秀です。SACD化された事で細部の音楽の作りが明快に解るようになりました。EMI発売の1952年録音と良く比較されますが私はこれが好きです。

古録音も含めてSACDが期待以上に発売されています。やっと音の優秀性が認められた!。遅いと感じますが嬉しい限りです。


No. 655:Pineapple
組長さん (2011/08/22 16:10:57)

CDオリジナル盤35DH 3とBlu-spec CD SRCL20019を改めて比較試聴してみました。

結論はBlu-spec CD SRCL20019がお薦めです。

CDオリジナル盤35DH 3はクラッシック並のダイナミックレンジを持っています。アナログテープで録音していたので最終段のコンプレッサーは使っていません。テープのリニアリティー(コンプ)に任せていました。音質は素朴な音がしています。当時録音機材は検討されたケーブルを使ったのでは無く、いわゆる純正のケーブルを使っていました。80年代の音が魅力であれば掛け替えのないCDです。

Blu-spec CD SRCL20019は音の艶・3D的な音場の広さ・Fレンジ等、何よりも歌の表情が魅力的に聞こえ、最近の録音を聴く思いです。
レベル戦争の中、音量の設定や音色は理想的な判断がなされていると思います。

25周年記念のCD・BOXのとの比較ではBlu-spec CDの方がきめの細かい音です。重箱の隅をつっけば録音した本人にしか解らない程度の微妙に高域で違和感を感じます。

machiko-chanさんの問いに答えようとCDの収納場所を空けた所、3.11の被害と対面。お陰様で片付ける事が出来ました(笑)。
選書は見つからず、要らないと判断し処分したのでしょう。記憶でしか有りませんが、オリジナル盤と比較では安物的な音と記憶しています。

私はCDを聴く時は必ず「RD-3」で消磁して聴いています。今回も改めて全ての盤を消磁し試聴いたしました。


No. 654:Re : ボロくそ
machiko-chanさん (2011/08/21 16:52:18)

ちなみに、件のCDは、組長さんにお誉めいただいた74枚組からそのままブルースペックになっているだけだったはずですが…。

No. 653:Re : ボロくそ
machiko-chanさん (2011/08/21 16:46:45)

いやあ、組長さん、お騒がせしてすみませんです…。
同じものを聴いてこれだけ印象が違うというのも驚きです(笑)

http://community.phileweb.com/mypage/entry/123/20090915/

私は、このblogに書かれているようなイメージでしごとをしましたので、この方とは感覚が似ているようです。
オリジナルというのが、レコード盤なのかCDなのか判然としませんが、選書はオリジナルの廉価盤ですから、組長さんがどれにどのような感想をお持ちかも、若干気になるとこではあります。


No. 652:Re:ボロくそ
組長さん (2011/08/21 16:30:48)

machiko-chanさん   コメント有り難うございます。

価値観は人それぞれですね。
私がCBS/SONYを退社後、松田聖子さんのCDは多種の商品がでました。CD選書なども買いましたが,古くさい音にガッカリした記憶があります。
松田聖子さんの強烈なファンでオーディオマニアでもある方のお薦め商品を購入しました。しかし、聴いてみれば悪くはありませんが、私が思うようなバランスでも音色でもありませんでした。何を聴いても違和感が残りました。組長さんの一ファンさんもその様な違和感があったと推測します。

松田聖子さんのデビュー25周年記念のCD・BOXが出た時も書きましたが。
私の録音したオリジナルアルバムは、此のマスタリング一番気に入りました。自分の録音した音がこんなに良くなる!。
それは音質も音楽としても、以前聴いた物とは次元が異なりました。オリジナルアルバム以外は他の方がやっている物も有ります。
これらは納得出来る物では無く、音楽的には崩壊寸前と書いた記憶があります。所詮感性の問題、正解が有るとは思いませんが。
録音した私の納得出来る物は唯一、鈴江真智子氏このマスタリングが初めてでした。

Blu-spec CDは前記したように「RD-3」を使うと効果があります。組長さんの一ファンさんが仰有る”暖かい感じが”再現されるかと思います。
是非お試し下さい。



No. 651:ボロくそ
machiko-chanさん (2011/08/21 15:15:29)

言われたマスタリングエンジニアです(笑)

パイナップルのブルースペックCDを気に入っていただけず、残念です。
が、感覚は人それぞれ。
選書やレコードを超えた音質、と誉めてくださる方も大勢いらっしゃるので、それを励みに精進して参ります。



No. 650:Re:Re:オリジナルテープ
組長さん (2011/08/21 04:51:42)

組長さんの一ファンさん  コメントありがとうございます。ハンドルネーム「組長さんの一ファン」には恐縮の極みです。
組長さんの一ファン」さんのは特別に鋭い感性をお持ちの方と察します。また「国実百合」さんの名前を読んだ時には気絶しそうになりました(笑)。
よくご存じですね!。

コンピレーションCDの内容は情報開示まで暫く時間が掛かります。内容は現在の音楽業界に一石を投じるような結果になれば良いのですが。

さて、オリジナル盤の「パイナップル」は宝物です、大切にお持ち下さい。今後オリジナル盤のダイナニックレンジを持ったCDは出ないと思われます。
レベル戦争は相変わらずです。現状でオリジナル盤と同じレベルでCDを再発売すれば残念ながら過小評価されることは間違いありません。
携帯プレーヤーで音楽を聴いている多くの方々の中で、本格的な再生装置で音楽を聴き、感動する経験をされた方は極々一部の方と思います。
依って町の雑音の中でイヤホンで聴く音楽は音が悪くても強弱が無くても、大きい音のインパクトが何より大切になります。

過度にコンプレッションされていない音楽を適正音量のスピーカーで聴けば、現状のレベル戦争が如何に馬鹿げた事か解ると思いますが、残念です。

CDが発売された当時より、日に日に改善されて今の方が良い音でCDは作られています。当時の15ips のアナログテープにどれ程の情報が入っているか・・・。適正な保存をされたテープは、劣化を考慮しても再生側のノウハウでの当時より良い音で再生されていると思います。
15ips のテープは音楽を楽しむのには十分ではありますが、DSD録音と比較すれば残念ながら情報量は限られています。
理想的には古音源でもレベルに気をとらわれずに全てSACDに成れば良いと思っています。

Blu-spec CDですが、時とし高域が少し強めなCDが存在することは確かです。原因としてはCDのレーベル面のインクが鉄分を含み磁化していることも考えられます。この場合はアコリバのオーディオ用多目的消磁器「RD-3」を使うと効果があります。私にはBlu-spec CDでは必需品です。
http://www.acoustic-revive.com/japanese/index.html 配送料を払えば無料貸し出しもしています。お試し下さい。

この様な返信でご満足頂けたでしょうか。是非これに懲りず遊びに来てください。


No. 649:Re:オリジナルテープ(ブルースペックCD)
組長さんの一ファンさん (2011/08/20 15:19:45)

連続で失礼します。

既にオリジナル盤を購入していた松田聖子の「パイナップル」の
ブルースペックCDを購入して感じた点を記します。

まずは、音量が全体に上げられていてディジタルの天井にぶつかって
ハードクリップされていること。(-0.3dB程度でリミットされていますが)
アナログ録音のゆったりとしたレンジ感が損なわれていました。
最近のJPOPを中心とした強烈にコンプレッサーのかけられた音にも
辟易としていますが、似たものを感じました。
大好きな「ひまわりの丘」、勝手な想像ですが、最初のピアノっぽいソロは
歌詞の通り、ラジオから聞こえてくるノイズ交じりの音楽を表現した、
と考えていて、中央、ほぼモノラルで聞こえるソロの終盤、
リットがかかってノイズが引いていくかと感じた瞬間にフワっと広がる
オーケストラの音が非常に心地良かったのです、
ところが、このノイズ感が減ってしまっている、というか
だいぶ変わってしまっている感じでした。
マスタリングで、ここまで出来るのかな...と。
終曲の「SUNSET BEACH」、これはアナログ処理の限界、
フェーダーで絞ったストリングスが漏れ聞こえる部分があり、
これも処理されていたように感じましたが、これは「改善」と
考えることもできそうです。
そして、少し観念的になってしまいますが、季節で言うと春のような
暖かさのある音をこのアルバムで感じていたのですが、
それが少し感じられなくなったのは残念でした。
いや、曲タイトルとかは夏が多いし、
春というのは勝手な解釈だというのは重々承知なのですが...。
新しい盤は音それぞれがクリアになっている感じはするのですが、
暖かい感じが少なくなった、というか、
個人的には昔の盤のハイハット・シンバルの音に暖かさを感じていた
のですが、新しいのは高域が少し強めなのか、その音質が
何百回と聴いたものと異なることに少し残念に感じた次第です。

長々とすみません、本当はここに書くことではなく、
発売したレコード会社に言うことと思いますし、実際、
そうしようと思っていたのですが、ついつい思い出して
書いてしまいました。
たとえ当時の音と違ったとしても好きな方向に変わるのなら
良いのですが、個人差のある趣味の領域なので難しそうですね。
本当はオリジナル盤で持っている他のアルバムも
ブルースペックCDで聴いてみたいと思っていました。


No. 648:Re:オリジナルテープ(コンピレーションCD)
組長さんの一ファンさん (2011/08/20 14:57:06)

ここに書き込むのは初かもしれません、お邪魔します。

いつも楽しい音を紡ぎ出される組長さんを尊敬している一ファンです。

コンピレーションアルバムですか、組長さんが絶賛するのだとしたら
とても楽しみです。どんなアーチストかな?山口百恵(敬称略)かな?
好きな松田聖子も含まれるのかな?
マイナーなのが出てきても嬉しいな、国実百合とか...
次の情報を楽しみにしています。

ただ、ちょっとしたトラウマもあって「リマスタリング」に
不安もあるのです...それは、松田聖子のBLUE SPEC CD
というようなシリーズの作品。
何百回と聴いたアルバムの中から「パイナップル」というアルバムを
購入したのですが、悪い方で衝撃を受けたのでした。
単純に最新の技術で当時の音を漏れなく引き出してくれたと
思い込んで購入してみたのですが、私の思い込んでいた
「マスタリング」の域を超えて音をいじられていたことに
ショックを受けました。
具体的には長くなりますので、改めますね。

リマスターと言われて期待半分、
不安を少しだけ感じてしまいました。

スチューダーというと、アナログ録音テープなのかな?
楽しみにしていますね。
そうそう、作品のレコーディング・エンジニア(組長さん)の
ライナーノーツなどがあれば購入のモチベーションが
一気に上がります!!


No. 647:オリジナルテープ。
組長さん (2011/08/10 11:55:23)

内容はまだ公表できませんが、コンピレーションCDを制作しています。70年代から〜80年代の名作品集です。

久しぶりに自分の録音したオリジナルテープを聴きました。テープは想像を超えた完璧な保存状態、これだけで感動です(笑)。

美しく完璧に調整されたスチューダーA820と魔法の使えるマスタリングエンジニアの手により、再生された音は過去聴いていた音とは異次元です。
テープごとに機械と耳で完璧な再生特性を得て作られたこのCD、手に入れられた方は間違いなく宝物になります。しばし、情報開示までお待ち下さい。

魔法を感じながら楽しくも興奮した時間を過ごさせて頂きました。皆様、お疲れ様でした。


No. 646:本質論
組長さん (2011/08/05 15:49:56)

電源ケーブル聞き比べで書いた事の続編が書かれています。この言い分正しいです。最初からお読みください。

http://www.acoustic-revive.com/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?post_id=7844&topic_id=1323&forum=26#forumpost7844
色々な意味で、現場では可成り頭に来た出来事でした。


No. 645:駐車違反
組長さん (2011/08/04 13:53:21)

爽快なビディオ。この国の政治家、このくらいやる奴いないかな。
http://www.youtube.com/watch?v=V-fWN0FmcIU


No. 644:仙台
組長さん (2011/08/04 10:26:18)

仙台で10月録音予定の会場下見に行きました。新幹線から見える景色は仙台に近づくと震災の後が見えてきました。
瓦屋根にブルーシートがかかる家の多 さに驚きました。市内のビルは外観的には大きな傷は見えません。しかし、内部は其処此処に傷跡が見られます。

帰宅ラッシュでは何も無かったように人々は流れて行き、人の力強さに感動します。
被災の姿を見ると、幸せな環境にいる私達こそ頑張らなければと思います。牛タンとビールを頂き、元気に帰宅した私です。


No. 643:迷惑な書き込み。
組長さん (2011/08/04 09:17:52)

お気づきと思いますが、最近迷惑な書き込みが多く困っています。
対策をお願いし、発信元のIPアドレスなどで蹴るよ うにしたいと思います。また、ログから発信元を見て随時対処して頂けるそうです。

しばし見づらい状態が続きますが、宜しくお願いいたします。


No. 642:Stereo Sound
組長さん (2011/07/29 17:46:04)

「評価」を手違いで削除してしまいました。
大意は「駄物オーディオに騙されない為やオーディオ雑誌のいい加減な記事に惑わされない為には自分を磨きましょう」です。

「Stereo Sound 」や「PROSOUND」誌は何度かお付き合いいたしましたが記事も正確な物でした。オーディオ草創期から出ている雑誌。
私は「Stereo Sound 」は多分一度も買い逃すこと無く40年以上買い続けています。編集者も多くの方が変わったと思いますが、相変わらず品の良さと内容の読み応えは多くのオーディオ雑誌の中随一と思います。

嫌な記憶は残るが、良いことは忘れてしまう(笑)。ネクラの私です。


No. 641:電源ケーブル聞き比べ。
組長さん (2011/07/24 11:27:11)

都内某所のジャズ喫茶でイベントが有り、6社の電源ケーブルを聞き比べる機会を得ました。参加者はオーディオマニア特にジャズ好きです。
各社の担当者も参加しある意味画期的なイベントでした。オーディオマニアとしては聞き比べるチャンス,参加せずにはいられませんでした。

結論から言えば。生音に一番近いのは「ACOUSTIC REVIVE」と「SAEC」。2社以外は楽器にはあり得ない酷い音のバランスでした。
ピアノはある帯域だけ近い。スネアもブラシが異様に近い、低域の肥大したウッドベース。自然界ではこんな事は絶対に有りません。
もっと言えば音楽として成立しないバランスです。

しかし、驚くのは自然界ではあり得ないバランスのケーブも好評価される事です。趣味ですからどんな物を好きに成っても社会に害がある分けでは無いのですが。自分が録音した物が・・・・いやいや、アーティストが納得したバランスを崩し聴かせる高価なケーブルが売られている事に、もの凄く腹がたちました。

オーディオ好きな方に言いたいことは。数十万もするケーブルを買うなら、先ずはPAの無い音楽を聴きに行ってほしいのです。
それはアマチュアオーケストラでもブラスバンドでも良いのです。良い音楽を生で聴く経験を重ねる事で、本物を見分ける見識になります。

今回一つ確信した事が有ります。「ACOUSTIC REVIVE」と「SAEC」以外のケーブル開発者はPAの無い音楽を聴いたことが無いのではと・・・。
有るならば音を聞き分ける能力に大きく欠けています。其れで無ければ異様なバランスのケーブルを売ることは出来ないはず。

ケーブルを金儲けの為に売るなら音楽以外でやってください。命を削るように努力している音楽家に真に失礼です。

もう一度書きます。アーティストが納得したバランスを崩し聴かせる高価なケーブルが売られている事に、もの凄く腹がたちました。




No. 640:表現力。
組長さん (2011/07/18 18:58:51)

「RR-77」と「RBR-1」の組み合わせの音を、どの様に表現するか。非常に難しいのです。なぜならばスピーカーから出る音は過去に経験したことの無い音だからです。

数年ぶりに聴いたオケのCDは驚くべき美音でした。今まで気になっていた弦楽器、特にヴァイオリンの高域は同じCDとは思えぬ程滑らか。
刺激音は激的に減少していました。シンバルや金管楽器はどうしても浮き上がってしまうのですが、実に良い所に収まっています。
2本のスピーカーの空間は直接音と間接音が見えるように満たされています。そこにはコンサートホールの席で聴く、実寸大のオーケストラが有るような実在感です。この様な聞こえ方は過去に経験したことは有りません。

自分の録音した「さだまさし」さんの「Sada City」を聴けば,スタジオでミックスした時よりも実在感や遠近感は遙かに鮮明に聞こえます。
例えば「美術館」。イントロのピアノは奥で聞こえるようにミックスしています。ここが見事に再現されます。
ミックス時よりも奥に聞こえるのでは無く、明確に音の出所が解るとの事です。何を聴いても全ての音が,この様に再現されているのです。
依って前記のように、2本のスピーカーの中に実寸大のオーケストラが有るように聞こえるのです。

寺井尚子さんの「ライムライト」を聴いてみれば、一切の刺激音は聞こえません。
1曲目「Prelude In E Minor」ではピアノが音楽の扉を開け、ヴァイオリンが歌い出し、シンバルが空間を作り、ベース音楽を支える。
各楽器の実在感と空間の静けさ、楽器の持つ音の深みがこれほど見事に再現された事は有りませんでした。

「RR-77」と言う発信機が電源の音の違いを見事に表現し、非接触でオーディオシステムと空間を整える。「RBR-1」は軽薄短小の時代にそぐわない、
アコースティックリバイブらしい発想の直流電源。この組み合わせが新しい音場再現を可能にしたことは驚くも嬉しい事です。

デジタル・シグナル・アイソレーション・エキサイター「DSIX-1.0PA・DSIX-1.0BPAII」との組み合わせも驚異的な音質改善が期待でます。

石黒さん、間違いなくオーディオの新しい扉が開きました。感謝です。


No. 639:趣味を楽しむ。
組長さん (2011/07/16 21:41:19)

ヤフオクでアコリバのコンセントベース&プレート セット 「CB-1DB&CFRP-1」を落札。アメリカン電機製の3P コンセントも付いていました。
主に「RR-77」に使うコンセントをグレードアップする為の購入です。一般的なコンセントから交換。私電気工事士の免許持っています。

音を出してみれば。は は は 笑えます。オーディオシステムから出る音は見事に良くなりました。
そこで「RR-77」を「RBR-1」と「DPS-1」と「バッテリー」で比較してみました。「バッテリー」の容量は12V10Ahの鉛酸バッテリーです。

正確を期す為に「RBR-1」と「DPS-1」は電源ケーブル AC−1.8PAを使い、一昼夜エージング。「バッテリー」はフル充電。
出力ケーブルは同じケーブル差し替えて使います。「バッテリー」は端子から半田付けの要らないキャノンコネクター「RBC−1F」を使い,
差し替え可能にしました。線材はPCOCC-Aです。

先ずは純正電源。スタジオではこの電源で使っています。「RR-77」の電源をON OFFすれば効果は明確に解ります。OFFした時の平面的な音は
寂しい限りです。「バッテリー」は音の厚みが増し,音場も明確に広く感じます。「バッテリー」でも可成り満足です。

「DPS-1」は柔らかさと滑らかさが加わり,より一層音の厚みが増します。「DPS-1」はやはり別世界でした。オーディオシステムのグレードが数段階
アップしたような感じです。

最後に「RBR-1」を繋げると、またまた驚きの変化。前にも書きました「凄まじく透明・刺激感の全く無い・奥深い音」になります。
この変化はどの様に書けば伝わるのか,自分の文才の無さに恥じ入るばかりです。此処には「RR-77」と「RBR-1」の組み合わせで無ければ聴くことの
出来ない世界が有ります。「RR-77」の懐の深さにも改めて驚いています。

アコリバの掲示板には「RR-77」をより効果的に使う方法が会員の方によって書かれています。興味津々、試してみようと思います。


No. 638:ESOTERIC SACD
組長さん (2011/07/12 21:53:14)

だ・だ ・だ ・大好きな名盤シューベルト交響曲第8(9)番ハ長調 D944「ザ・グレイト」指揮者 ルドルフ・ケンペ・ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が
SACDになって登場!。驚きました。「夢は叶う」的な喜びです。

同時に好きな名曲、ヨハネス・ブラームス交響曲第1番ハ短調 作品68指揮:カール・ベーム ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団も。

オマケに発売されていた名盤 モーツァルト1)フルートとハープのための協奏曲ハ長調 KV299・2)クラリネット協奏曲イ長調 KV622ジャン=ピエール・ランパル(フルート)・リリー・ラスキーヌ(ハープ)・ジャック・ランスロ(クラリネット)・指揮:ジャン=フランソワ・パイヤール・パイヤール室内管弦楽団 
合計3枚を大人買い。

音を出してみれば記憶とは違う音です。確認の為にブラームスを聞き比べ。やはり違う、DG ORIGINALS は中域の張った硬く勢いがある音。
シューベルトも同様。こんなだったっかな?。以前比較した時はこの様には感じなかった。コンサートホールで聴く生音にどちらが近い音かを気にしながら聴くと明らかにESOTERIC盤と思うが,レコード会社は異なる3枚に共通の音を感じます。これってESOTERICサウンド?。若干違和感は感じるが気持ち良い音です。気を取り直して演奏に聴き入れば名盤はやはり名盤。や〜〜〜感動です。SACDプロデューサー 大間知基彰様。今回も大きな感謝です。


No. 637:特殊能力
組長さん (2011/07/06 14:03:08)

昨日は突然時間が出来まして、伊勢崎のオーディオショップ「プロジック」に遊びに行きました。
其処には熱心なオーディオ好きが集まり、まるで少年のように目がキラキラしていました。皆さん良い顔をしています。
趣味はこんなに人を生き生きさせるのかと改めて思いました。同じ音を聞いている仕事場のスタジオとは大違いです(失礼)。

そんな中ご家族でオーディオを楽しんでいる皆さんに会いました。優しいお父さんとバリとしたお母さん、特殊能力を持ったお嬢さん2人の4人家族です。特殊能力はいわゆる常人では感じないことを感じる力、見えない物を見える力です。

下のお嬢さんとは余りお話しは出来ませんでしたが、高校1年生のお嬢さんは鋭い感覚の持ち主で、音の判断も臆することなくズバズバと評価して行きます。家庭環境でしょう。こんな子が沢山いれば、日本のオーディオ界も明るいと思わずにはいられませんでした。

特殊能力は本人は普通と思っています。常人は理解出来ないので信じられない。こんな事でしょうか。
この事は絶対音感と同じ様な事と思われます。絶対音感を持っている方に何故解るのと聴くと,何故解らないのと聞き返されます。
絶対音感を持っている人は言葉のように音程が聞こえるそうです。ですから音が重なっても聞き取れるとのことでした。

私事ですが。30代前半から50代後半まで、お店行けば姿は見えないけど人が座っている事が分かったり。スタジオのドアが開かないのに人が出入りする気配がしたり。スタジオの中にいる見えない男女の性別・年齢・服装まで言い切れた経験があります。しかし、今は全く感じません。


水晶パワーやピラミッドパワーは信じる人は信じる、そうでない人は信じない。そんな事でよいのでしょうか。
ケーブルの音の違いが理論的に説明出来ないように、不思議は沢山存在しています。さきさん、将来が楽しみ期待は大ですよ!。


No. 636:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由−7
組長さん (2011/07/04 22:06:04)

日頃のスタジオ作業では滅多に驚く様な事は発生しません。驚くようなことが発生すれば事件です(笑)。
しかし、アコースティックリヴァイブ製品に関われば刺激に飢えるようなことはありません。毎度新作が楽しみです。最近の製品を試聴してみました。

ファンタム電源として「RBR-1」を初めて聴いた時の驚きは多分一生忘れないでしょう。録音現場での結果も確かな物でした。
以前の電源「DPS-1」を「RR-77」に繋いで我が家のオーディオシステムは新しい領域に入りました・・・・・・が。「RBR-1」は、またまた新しい領域を聴かせてくれました。

悪魔に囁きに従い自宅に「RBR-1」を持ち込み「RR-77」に繋いでみました。電源ケーブルはAC-1.8PAです。
初めての音出しでは音は細く音量も下がりました。何か変です。電源を入れたばかりで安定しないのか?。マイクチェックの時も良くあることです。
20分ほどエージングをして聴けば「なんですかこれ」の世界を聴かせてくれました。
今まで聞いた音が平面的に聞こえてしまうほど奥深い立体的な音を聞かせてくれました。

寺井尚子さんの「ライムライト」ではピアノの音は決して硬くならず、粒立ちと発せられるエネルギーは素晴らしい存在感です。ヴァイオリンの音も透明度を増し表情も依り豊かに音楽としての実在感には圧倒させます。全体を聴けば各パートは依り明確に浮き上がり、そこから成り立つ音場と音楽には新しい世界が有ります。

シュアー用のヘッドフォン・リケーブル「RHC-2.5SH」も試聴させて頂きました。
「RHC-2.5SH」は少々エージングが必要です。エージングが済めばオリジナルのケーブルと余りにも音が違うのに驚きます。
シュアーはオリジナルのヘッドホーンケーブルに依って”華やか さ”が広がりを作っている事が分かりました。SHURE SRH840に初めて繋いだと時は
一瞬音場が狭 く聞こえました。しかし、エージングが済めば良く調整された大型モニターにも匹敵する音質・バランスになります。録音にも十分使える品位です。

この様な事を多々経験してしまえば、私がアコリバフリークに成ることは無理のないことです。


No. 635:29日サントリー大ホール。
組長さん (2011/06/30 18:24:23)

「美形ヴァイオリニスト」などと言われていますが。多くのことを経験・吸収し,人としての大きさが演奏にも表れています。
音楽は表現と美音に深みを増し,素晴らしいコンサートでした。

録音には持てるアコリバグッズを可能な限り持ち込みましたが、機材をセッティング出来る場所が狭く完璧とは行きませんでしたが。
Pro Toolのミックスアウトをアナログ分配機に入れてCD-Rライターで焼いた物を聴いて確認できました。

録音会社の機材故CD-Rライターの電源ケーブルやラインケーブルは吟味された物では有りません。
しかし、録音の素性の良さはハッキリ分かり、可成り良い音が録音できたと思います。

ヴァイオリンは「RBR-1」を使ったことが功を奏し、刺激感は可成り少なく今までの最高音質です。生音に近い美しい音が録音できています。
バッテリーリファレンス電源「RBR-1」は驚くべき電源です。機材でご協力を頂いたアコリバの石黒さんには心より感謝です。


No. 634:RR-77の怪。
組長さん (2011/06/28 10:07:56)

「RR-77」は7.83Hzの電波を発しています。不思議な事に「RR-77」も電源を変えるとオーディオシステムの音が変わるのです。
”非接触の電波で、オーディオシステムや生楽器の音が変わる”この辺が実に怪しいのです(笑)。
2台をスタジオで保有していましたが、数か月前に1台を自宅に持ち込み設置。他では得られない音質向上に酔っていたのです。

バッテリーリファレンス電源「RBR-1」の音を確認した所で、当面スタジオでは使わない電源「DPS-1」を自宅の持ち帰りました。
この「DPS-1」はアコリバ石黒さんがチューニングした物です。

「RR-77」の電源を自作の物から「DPS-1」につなぎ換えたところ、我が家のオーディオシステムは新しい領域に入りました。
劇的に立体的になった音場・雑味も著しく減り・空間は益々透明に。楽器の音色や音楽の表現も一段と現実的になりました。

実は比較することなく初めから電源をつなぎ換えていたのですが、音が出で一瞬で違いは明確に解りました。圧倒的な違いです。

電源をバッテリーリファレンス電源「RBR-1」にしたらどの様になるか。「試してみたら」と自分の中の悪魔が囁きます(笑)。
解るでしょ。良いと分かれば元に戻せない事。でも、何処かで 持ち込んで聴いてしまう自分が・・・・・・・・あ〜〜〜〜〜。


No. 633:驚嘆の電源。
組長さん (2011/06/22 16:56:46)

今月末に行われるライブ録音のソロマイクに使うファンタム電源用に、アコリバのバッテリーリファレンス電源「RBR-1」を試聴してみました。
驚きを超してショックを受けました。バッテリー電源とも整流電源とも異なる音です。

試聴では外部からの直流電源が使えるノイマンN248 ファンタムパワーサプライに「RBR-1」を使い聴いてみました。

U87Aiをつなぎヘッドホンで聴くと頭に中に「聞いたことのない音」が飛び込んできました。
あえて言葉にすれば、「凄まじく透明・刺激感の全く無い・奥深い音」です。思わず口から出た言葉は「なんですかこれ!」でした。

U87Aiなのに音の濁りや雑味は全く感じません。大きな音像、極めて自然な音が頭の中に浮かび上がります。
この音で歌を録音すれば。歌う人は何も気に掛けずに、歌うことに没頭する事が出来るでしょう。
素晴らしい電源です。今まで聴いて判断していた音は電源の音であることを確信いたしました。音は奥深い、改めて教えて頂きました。

打ち合わせで、常用している太く黒いケーブルXLR-・・PA(・・は長さ),は映像を録る為にNGが出ました。
しかし、ノイマンのマイクケーブルに付けた無半田のキャノンコネクターRBC-1MとRBC-1Fは大きな効果がありました。
XLR-・・PAには遠く及びませんが,マイクケーブルとしては次に良いくらいに感じます。明らかに通常の国産マイクケーブルとは別物です。

どんな音が録音できるのか、今から期待は大きく。もの凄く楽しみです。


No. 632:人は悩んで進歩する。
組長さん (2011/06/20 10:38:18)

録音も再生も悩む毎日、スッキリすることはありません。問題点が見つけられる事は、解決できれば進歩するはずです。

自宅のオーディオシステムは3月11日にツイーターを失い、これを切っ掛けに悩みの渦に巻き込まれててしまいました。その後の展開は。

知人が「今は使っていない」とパイオニアのリボンツイーター「PT-R9」を提供してくれました。有り難いことに改造しても良いと!。
裏蓋を外しインピーダンス変換のトランスに「QR-8」を貼り、ヒューズが入っている空間にピュア・シルク「PSA-100」をふんわりと置きました。
結果、この様な簡単なことで安ぽい響きは解消しました。嫌な存在感も解消!。お陰様で「PT-R9」は大満足する状態で使える様に成りました。

次に気になったのはチャンデバのノイズ。何せチャンデバの後には350W×2のパワーアンプが全開ボリュームで2台繋がっています。
初期はEIコアの電源トランスが合計4台乗っていた、左右独立の+−電源で此処から発せられるノイズは可成り気になりました。
これをRコアの電源トランス1台に乗せ替え、ノイズは可成り減少しましたが完全ではありません。
ドライバーユニットに耳を押しつければ微かに、ジーとノイズが聞こえます。この状態が20年ほど続いていました。

この度、試しに電源トランス1台と電源基盤1つにした所、ノイズはシーと皆無になりましたが、音場が狭くなりパワー感も後退してしまいました。
そこで、決めましたRコアのトランス2台と電源基盤2台にすると。
これが大変な事になりました。シャーシの中は可成り狭く、トランスを2台入れ込む為に1台目のトランスや電源インレット・ブレーカー等を移動。
つまり部品を撤去、シャーシーにドリルで穴を空け・・・・・・再度部品を取り付け、ハ〜〜〜。

此処にもトランスや電源インレットに「QR-8」やピュア・シルク「PSA-100」を多用,音質向上を狙いました。アースの引き回しに気を遣いましたが、結果はシーノイズに成りました。音も力強く反応が早くなり、Fレンジ感や音場空間も劇的に向上しました。

今はこれで満足ですが・・・・また不満が必ず出てきます。ま〜〜〜問題解決が楽しみかも(笑)。



No. 631:やっと近代化?。
組長さん (2011/06/19 16:21:53)

2004年購入の地上デジタル対応のブラウン管テレビKD-32HR500を3D対応LEDのKDL-NX720に交換しました。
理由は電力厳しき折の節電と発熱量の違いです。このブラウン管テレビは7年過ぎても画面は美しく、機能的な問題は全く感じませんでした。

しかし、購入してみると映像機器の進化は凄まじく驚きの連続でした。
先ず画質が異様に鮮明。スタジオの据え置きカメラとハンディカメラの画質は明確に見分けが出来てしまう。ハイビジョン化粧とか有るようですが、女優さんは勿論、アナウンサーの化粧のあらまで見えてしまうのは少し気の毒です。HD収録以外の映像も時とすると可成り厳しいのです。
LANケーブルを繋げばネット経由でベルリン・フィルのコンサートを見放題(要有料契約)。ハードディスクを繋げば番組の録画が出来ます。

残念なことに音質はイマイチです。あの薄さから見れば仕方ないことですが・・・・。
KD-32HR500は内部に3Dのサブウーハーを積んでいたのでクラッシックを聴いても余り違和感がありませんでした。名器と言われた事は今となっても間違い有りませんでした。(数年に一回故障しますが、無料修理が受けられました。この辺はびみょう〜〜〜です)。

KDL-NX720の音質は余っていたBOSEのアクティブスピーカーを繋ぎ問題は解決!。デジタル・アウトが付いているのでオーディオ・システムにも繋いであります。ベルリン・フィルのコンサートはCD並の音で楽しめます。

価格はこれで良いのでしょうか。運んで頂き・セットして頂き・撤去して頂き、12万円台です。
いくら競争が激しいからと言って・・・・電機製品は本当に厳しい価格競争に苦しんでいるようです。


No. 630:圧倒的なライブ。
組長さん (2011/06/18 09:03:59)

チキンガーリックステーキのライブ、「Begin」ツアーの初日を見てきました。

チキガリのライブを見る度に思うことですが、楽器のない6人で何でこの様な音楽が出来るのでしょう!。毎回圧倒され感動します。
2時間休みのないステージ。歌っている間は全員休むことなく声を出しているので体力的にもキツイと思われますが、疲れも見せず頑張っています。
メジャーデビューして9年。初期のアルバムからの歌も数曲歌いましたが・・・・・現在の方が曲アレンジ共に魅力的に感じました、進化は歴然です。

関西乗りの楽しい話しもあり、時として会場は爆笑の渦と化します。人生で楽しい刺激がほしい方ライブを見て下さい,人間の可能性の深さに驚嘆します。



No. 629:IEEE1394、もう戻れません。
組長さん (2011/06/07 17:24:03)

もう戻れませんは、アコリバの「FW-1.0ITR」・IEEE1394「FW400」のケーブルです。
昨年秋から電源ケーブルPOWER REFERENC眼鏡型コネクター付きと共に本格的に使い始めました。

今回の「さだまさし」さん「Sada City」でも使っています。
一度Pro Toolsのがトラックが多く、不安定になりHD付属のFW-800のケーブルに差し替えたのですが、余りの音の違いに改めて愕然としました。
付属品は簡素に言えば。音が汚い・音場がひん曲がっている、とても使えた物ではありません。

この後分かったことですが、この時はPro Toolsが完全な状態で動いてなかったようです。
その後FW-800と400の変換(ELECOM コネクタ変換アダプタ AD-IE6FT9M)を入れて同条件で録音やミックス・ダウンをしましたが、大きな問題もなく無事に終える事が出来ました。因みに大凡録音トラックは70ch、コンソールへの立ち上げは52chでした。

「FW-1.0ITR」・IEEE1394と特注のPOWER REFERENC眼鏡型コネクター付きは、金額的には決して安くはありません。
しかし、対費用効果は絶大です。貸し出しもしています、是非試されることをお進めします。安い物を買って使わないほど勿体ない事はありません。

寺井尚子さんの「ライムライト」で録音の好評は、FW-1.0ITRと眼鏡型コネクター付電源ケーブルと特注のPCOCC-Aを使ったKM56用マイクケーブルのトリオが大きな力を発揮した結果です。


No. 628:抵抗しがたい魅力
組長さん (2011/06/04 12:22:52)

世の中には「抵抗しがたい魅力」の有る事が極少数存在します。
其れは伝統技術に裏付けられた革新的な発想を持つ工業力であったり、産地に拘った素材をより一層引き立てる事が出来る職人の技であったりします。

私の「抵抗しがたい魅力」を持つ特別なお店やオーディオ等を紹介してみましょう。
中華料理では六本木「楼外楼」・寿司では尾久「美喜家」・フレンチでは奥沢「サクレクール」・焼き肉では四谷「名門」・沖縄料理では乃木坂「島唄楽園」。
オーディオ製品では「Accuphase 」や「ACOUSTIC REVIVE」の製品・勿論「NEUMANN」や「AKG」(但し昔の製品)最近では「SCHOEPS 」と「DPA」。
車では「PORSCHE」と「FERRARI」。これらに対しては私は無抵抗です(笑)。

音楽家では長年一緒に仕事をさせていただいたいる皆様は「抵抗しがたい魅力」を全員お持ちです。音楽は人柄ですね。
特に「さだまさし」さんは別格です。「Sada City」は間違いなく名盤誕生!です。

今朝マスタリング済みのCD-Rを聴きましたが、スタジオで作ったミックス後のCD-Rとは別物でした。
音圧が高いにも関わらず、音色は色彩豊かに音楽の魅力を一層引き立てています。どの様な技で、この様になるのでしょう、流石に魔法使いの仕事です。
鈴江真智子氏も「抵抗しがたい魅力」を持つマスタリングエンジニアです。


No. 627:「Sada City」
組長さん (2011/06/03 21:54:20)

多くの困難を乗り越えて「さだまさし」さん、20011年のアルバム「Sada City」がマスタリングにたどり着きました。

魔法使いのマスタリングエンジニア鈴江真智子氏の手により極上音で作業が進む中、思い出しました。

「Sada City」は1月から曲作りが始まりました。3月初旬にはスタジオ入り、デモ録音などを含みながら録音が始まりました。そこに、3月11日!。
全員で地下3階から階段を駆け上がり地上に飛び出しました。大きく揺れる東京タワーの姿は今や懐かしい思い出です。

capさん曰く。大震災を含み10数回も録音が止まる問題が続発しました。長いミキサー人生の中、確かにこの様なアルバム録音は初めてでした。
capさん、エンジニアの2480さん、レコード会社の担当者N山さん、マネージャーの皆様、スタジオ・スタッフの皆様、他、多くの方の力添えを頂き困難な問題は解決出来ました。関係者の皆様、お疲れ様でした。

マスタリングを始める前に音質等を確認する為に前作と比較試聴しましたが、あらゆる意味を含めて1年分の進歩が確認できました。
お役目を果たせた事に大きな達成感を味わい、心底安心いたしました。

「Sada City」は「力強さ」と「情感」と「慈愛」に溢れています。この時節であるからこそ生まれた”名盤”と思います。 7/6発売です。



No. 626:
Email:_NOSPAM_h@kuru.ne.jp 【広告メールはお断りさせていただきます】

クル 猫さん (2011/05/25 16:35:07)

組長様
拙い文章に お答え頂き恐縮です。  高速道路は、組長がお書きに成られた通り
段差を感じる所、ガードレールが・・・。  でも、短時間で良くここまで開通した
と考えさせられます。  星さん、田谷さん共々 来年も本年以上にお客様目線で
おとを感じ頂ける様 無い知恵を考えてみます。 組長様は、これからお忙しく成られる様と伺っております。  どうぞ お体にご留意され ご活躍下さいます様。
本当に、有り難うございました。


No. 625:Re:誠に有り難うございます。
組長さん (2011/05/25 11:21:02)

クル 猫さん こんにちは。あたたかいコメント有り難うございます。

山形では大変お世話になりました。猫さんのお人柄がにじみ出た素晴らしい司会進行、大変にお疲れ様でした。

親しく言葉を交わすのは何十年ぶりだったでしょうか。何の違和感もなくお話しできたことはお互いに相変わらずと言うことでしょうか(笑)。
大変に楽しい時間を過ごさせて頂きました。有り難うございました。

「東北プロオーディオスピーカー試聴会」の歴史を拝見しましたが、毎年参加メーカーが倍々で増えてきたことは、実績を皆さんが認めたこと。
増して今年のような社会環境の中あれ程のメーカーさんが参加されたことは驚くべき事と思います。会場に来ていた皆様の”魂”を感じました。

往復の東北自動車道は自衛隊や警察の災害派遣の車が沢山走っていました。列を作って走る車を見ているだけで何故か涙が出そうになり、心の中で何度も「お疲れ様です」を言いました。
サービスエリアのトイレには「災害派遣有り難うございます」のステッカーが貼ってあり地元の方と災害派遣の方の心の交流を感じました。

道路は那須塩原から先の補修工事が多く、気が付けばガードレールが途中から曲がり下に落ちている場所があり、盛り土をして補修したようです。
また道路横の崖が大きく崩れていた場所は土砂の排除と道路の舗装をし直したようで,大きな傷跡を少しだけみました。
短時間で此処まで直した土木技術には日本の底力の凄さを感じます。東北はこれからも大変でしょうが、必ず復興しましょう。

今回山形で経験したこと,往復路で経験したことは忘れられない思い出になりました。

猫さん・星さんお体に気をつけて元気にご活躍ください。来年も多くの方とお会いし、刺激を頂ける事を楽しみにしています。


No. 624:誠に有り難うございます。
Email:_NOSPAM_h@kuru.ne.jp 【広告メールはお断りさせていただきます】

クル 猫さん (2011/05/24 18:07:44)

5月18日 山形試聴会に そして反省会まで お越し頂き 有り難うございました。

組長が会場に お越し頂いた際 慌てたスタッフの顔が忘れられません。

バンド演奏前、後で 当日ご来場のどなたよりも 大きな拍手をされ、各社13メーカーの 出音に対して真摯に向かわれているお姿が印象的でした。

おとに向かう前に 己を磨けと 笑顔の中の視線で お教え頂いた気がします。

本当に大変 貴重な勉強をさせて頂き有り難うございます。

そして、お忙しい時間を割いて 試聴会にお越し頂き 有り難うございました。


No. 623:東北プロオーディオスピーカー試聴会
組長さん (2011/05/20 10:02:02)

山形で何と13社のコンサート等で使うPA用のスピーカーを比較試聴してきました。12時から18時まで飽きること無く楽しい時間を過ごしました。
http://www.tohoku-pasp.com/

各社各自でスピーカーを調整し、音源はそれぞれ用意したCDと事務局で用意した共通音源のCD3曲。驚くことにバンド生演奏が入っており、
いわゆるロックとバラードの2曲が演奏されました。

13社スピーカー調整のF特性は統一されておらず・音量もスピーカーの規模により異なり完璧な比較はできませんが、音質の特徴は凡そ3種に分かれます。生音をそのまま大きくするタイプと生音と離れるが誇張が独特の魅力のタイプ、この中間タイプです。

この試聴会で一番の魅力は生音で比較できることです。ドラムのソロから始まり、先ずはキックを生音で聴かせスピーカーの音を足して行く,同様にスネアも生音からスピーカーの音を足して行く。タムタムやシンバルなど全てのドラムの音が聞こえた所でベースやギターが入ってくる。
キーボードのソロがありバンド全員が音を出した所にボーカルが入り演奏。生音であるが故に各社の音の特徴が非常に良く分かります。
ステージ上にはデモ各社の床置きモニタースピーカーも聴けるようになっており、演奏中に参加者が自由に試聴できる様に成っていました。

これ、画期的な試聴会です。
この様な手法は「東北プロオーディオスピーカー試聴会」だけだそうです。地震災害の影響もあり参加人数は150名程度。昨年は一般客250名、
学生の見学を会わせると350名が来場したそうです。この時期に7回目の試聴会を行ったことは大変な事と思います。実行力と勇気に拍手です。

主催 / 株式会社 サウンドカーム・有限会社 クル 共催 / 山形県県民会館  
星さん・金子さん、皆様お疲れ様でした。次回は沢山の人を集めましょう。この特徴ある試聴会、多くの人に聴いて頂かなければ勿体ないです。

来年も5月中旬に開催予定だそうです。時間を作り聴きに行かれる事をお勧めします。山形の美味しい食事も堪能できます。


No. 622:バタバタと毎日が過ぎて行きます。
組長さん (2011/05/17 08:09:57)

「さだまさし」さんのプロジェクトはオケを録り終わり終着間近です。ご本人を含めて全員頑張っています。勿論名作揃いです!。

明日からは「さだまさし」さんはコンサートの準備に戻る為に一時的に録音作業はなくcapさんは編集に没頭します。
capさん・248さん大変にお疲れ様です。

私はスタジオを離れて、先を見ての仕込みで山形へ機材調達に行きます。
途中地震被災地を見物する気持ちなどは全くありません。私的な感覚では”見物”などは被災者の方に失礼極まりないと行為と思います。
”見学”に行き被災地でお金を沢山使ってくるなら,理解はできますが・・・・・・・・。

6月の2週目には少し時間ができますので、またオーディオに没頭するつもりです(笑)。
音楽の記録に対する録音と再生は車の両輪の様なもの。私に足りない再生に対する知識はまだまだ勉強が必要です


No. 621:色々挑戦しています
組長さん (2011/05/07 23:13:29)

オーディオ地獄に填り七転八倒な時間を過ごしています。今や何から何まで気になります(笑)。

3月11日以後色々とやりましたが・・・・、この度ケーブルの抜き差しも含めて本格的に隅々までチェックしてみました。
大きな問題は有りませんでしたが,ラックの中でアキュフェーズ 「DC-600」や「DG-38」の表面パネルには当たり傷が付いていました。

エアーフローティングボード「RAF-48」の中に敷いた水晶粒は偏りエアーパイプの下まで入り込み、おまけに片寄っていました。
「DC-600」は18.5Kg、この加重の下で如何に上下左右に大きな力が加わったか理解出来ます。

システムを組み上げ「DG38」で測定して見るとLchが20Kzで6db下がり、左右揃っていません。
部屋の影響かチャンデバの不都合か、先日ヤフオクで購入した測定器で測ってみました。

結果左右のゲインは揃っていますが、クロス周波数が1.6Kzと訳の分からぬ数値をし示しました。
メーカー品でもなく回路図も無く途方に暮れながらネットで「チャンネルデバイダー回路図」などと打ち込み似たものを探し、クロス周波数を計算すると間違いなく1.6Kz。

どうしてこの様になったか・・・・・・他人様作ってくれた物、探るのは止めて自分でクロス周波数630zにを変えることにしました。
フィルター回路のコンデンサーの音はネットで情報を探しながら幾つかのブランドを検討しました。
ついでに電源回路のコンデンサーも交換することにして実績のあるスプラグに決めました。

翌日秋葉原「海神無線」へ。現在のチヤンデバのフィルターに付いているコンデンサーの音の特徴をご主人に聴くと,
言葉短く適切な答えが返ってきました。失礼ですが、驚きと共に全面的に信用することにしました。

こちらの好み「極めて普通の音」を伝えると,推薦して頂いたコンデンサーは1個400円以上します(パーツとしては可成り高額です)が。
「間違い無し」とのお墨付きを信じて16個で大枚¥7.000-をお支払い。

スタジオで録音開始までの時間を利用して交換、一昼夜エージングして音を出すと。DG38で調整している為、帯域バランスは変わりませんが。
コンデンサーを交換したことにより、低域はより力強く・高域は滑らかに高級感を増していました。「海神無線」の方、凄いです!。


No. 620:ウッドホーンにもエージング効果あり?。
組長さん (2011/04/23 12:23:49)

1日経ってみれば別物になっていました。ネジ止めを数カ所しているので馴染んだのでしょうか。若しくは湿度の影響もあったのでしょうか。
久しぶりに劇的変化を経験しました。

音は柔らかく癖のような音も余り感じません。意図した方向なので安心いたしましたが、落ち着くのにどの程度時間がかかるか一抹の不安もあります。

スピーカーは15年以上使っている物、アンプ類も最低でも数年使っています。ホーン意外に音が変わる要因は「PSA-100」だけと思います。
「PSA-100」に依る変化は低域の変化に現れていると思います。高域の変化はウッドホーンに依るものと推察した方が自然です。
気になっていた低域が改善されて全体を聞き逃していたのでしょうか。意外な展開に呆然としています。

話しは少し変わって。
ドライバーの振動板位置はホーンを交換したことで以前より前に出てウーハーの振動板(ボイスコイルとコーン紙の接着点)の6cm後ろ、0.000176秒ウーハーに対して遅れて耳に届きます。以前は12cm有ったので時間は半分になったのですが、その効果は余り判りません。

しかし、ツィーターはドライバーとの時間軸より前に出すと明確に”鳴っている感”が出て不自然になります。同軸上かドライバーより後ろは気になりません。試しに音楽を聴きながら一番心地よい位置にツイターを置き、ドライバーとの時間軸を確認してみました。ツィーターは4ミリドライバーより後ろになっていました。

人間の感覚は凄いですね!。


No. 619:ウッドホーンに載せ替えましたが。
組長さん (2011/04/21 17:33:24)

ツイターが見つからず悩んでいると,次々と気になる所が出てきて,まさにオーディオ地獄まっただ中です(笑)。

現用のSONY-T11&L11は1990年代に開発された物で、今では幻の名品等と言われています。
開発当時ショート・ウッドホーンを手に入れていましたが載せ替えるのには大改造が必要で今日まで放ってありました。
オーディオ地獄まっただ中の今、思いきって現用のプラスチックホーンからウッドホーンに載せ替える事にしました。

19日はウッドホーンを取り付ける為の金属加工と木工板の加工などを済ませました。昨日は加工品の部分手直しをしながら組み上げました。
同時に低域の分離の悪さと音程感がいまいち明確でないことに、改善方法でアコリバの石黒さんに教えを頂き、スピーカーボックス内のグラスウールの上にピュア・シルク「PSA-100」を薄くのばし満遍なく重ねました。これ作業的には結構大変で、この作業だけで3時間かかりました。

しかし、結果は大成功でベースの音程が良く判るようになり、音楽的に”支えている”感が良く出ます。スピード感も増しましたし、音響的には低域の奥行きが増し、音量の盛り上がり方も依り自然になりました。対費用効果で此だけ改善されれば「PSA-100」は異常に安い商品です。

ウッドホーンは確かにヴァイオリンの”ミィミー”鳴るような音は減りましたが歴然と違う程ではありませんでした。今まで使っていたプラスチックホーンの出来が其れなりに良かったのでしょう。
SUP-T11はコンプレッションドライバーとしては可成り柔らかい音なのですが、より自然な音で鳴るように挑戦してみたいと思っています。

終わってみればホーンの交換より、「PSA-100」での音質向上が大きいような気がします。

昨日は12時間必死の作業。今日は筋肉痛で動きが不自然な自分がいます。オーディオは真に修行の道ですね(笑)。
自分磨きを忘れずに何処まで行けるか楽しみです。


No. 618:パイオニアET-703は着地点を越えました
組長さん (2011/04/12 21:25:49)

自宅のオーディオシステムの音が良くなったって誰が喜ぶ訳ではありません(笑),何かのお役に立てばと思い書いています。

「さだまさし」さんの録音が一段落して時間が出来ました。新しいツイターを探していますが、迷っていて決定が見つかりません。
ET-703に対して未だ何か出来ることはと睨んでいると,閃きました。設計者には申し訳ありませんが、ホーンを外して見ることにしました。
指向性は広くなり音量は下がるはずです。音量は以前抵抗を入れて落としてみましたが,音のヌケが悪く勢いが無くなり,諦めました。

今回は音を出してみるとET-70の存在感は可成り減りました。ホーンの音が気になっていたようです。少なくても”鳴っている感”は激減です。
リボンツイターPT-R9(改)と比較するとET-703の音は感じます。空気のように自然なPT-R9(改)が益々懐かしくなります。

少し離れて自分を見れば、オーディオを楽しんでいる自分が見えます。


No. 617:パイオニアET-703の着地点。
組長さん (2011/03/31 20:15:33)

「違和感なく聴けるようになった」ET-703は決して「最高」ではありません。

ツイターに何を求めるかで評価は異なると思いますが、基本的に私は”鳴っている感”は好きではありません。見方を変えると”鳴っている感”が好きな方にはET-703は「最高」のツイターです。

「違和感なく聴けるようになった」は「聴けない」から「聴ける」状態に成った事です。何かもっと改善に余地はないかと思い悩んでいました。

ふと思いつき、ET-703の金属製取り付けスタンドとスピーカーの上に置いてあったPSA-100や”イヌの縫いくるみ”を外して聴いてみました。
これだけで「やんちゃ」が、可成り「普通な鳴り方」に変わりました。金属製取り付けスタンドがいかに音質を決めていたか明白になりました。

追加でケーブルインシュレター「RCI-3」に乗せてみました。期待したように大きな効果があり「静か」な方向に音は変わりました。

お預かりしているヒッコリー材に真鍮を付けたケーブルインシュレターに乗せてみると「艶やかだが金物が目立つ」、恐れ多くも真鍮を外すと「金物」は目立たなくなり「RCI-3」との比較では「生き生きとした艶やかさ」がとても心地よいのです。

ヒッコリー材インシュレターの本来ケーブルが設置される所に「PSA-100」を挟み込むと、「静かに鳴る」が「落ち着きすぎる」ので撤去。
手癖で捻ってあったネットワークからツイターへのスピーカーケーブルを元に戻すと,これも意外に音の変化量は大きく「音の伸びが良くなる」のです。

此処までやった事の全てで現状の着地点。
評価的には「非常時に良い」のやや手前までは到達した気分です。「最高」以上を求めるには基本資質の限界を感じました。

修理に出したPT-R9(改)はリボンが裂けていて現状と同様の修理は不可能とのことでした。
後日改造をして頂いた設計者にも連絡が取れて修理の可能性をお聞きしましたが、やはり特殊な振動板は手に入らず修理不可能と回答を頂きました。

さて元気を出して、ツイターを求めて新たなオーディオ道の始まりです(笑)。

此までの改善は計画停電に配慮して15時頃から17頃時までの2時間に限らせて行いました。被災されました皆様が一刻も早く平常の生活に戻れる事をお祈り申し上げます


No. 616:パイオニアET-703
組長さん (2011/03/26 18:11:44)

ET-703は20kz/18db octのネットワークでつながれています。減衰カーブの特性で20kz以下の音は少し出ていますが,基本20kz以上45kzまでを受け持っています。しかし、20kzまで再生可能なCDを聴いていてもET-703に手を入れればオーディオ・システムの音の変化は確実に判ります。

残る問題点は、時とすると超高域の上が痛い、またSACDを聴くとF特性の上限を感じます。リボンツイターPT-R9(改)では感じなかった事です。

何とか改善と思い、分解してみるとバックキャビティ内の吸音用スポンジが水分を含みドロドロに近い状態になっていました。
これを全部取り省き,カンカン鳴るバックキャビティにCD用の制振シートDSS-O1Gを貼り、スポンジをPSA-100に交換、勿論QR-8はそのままバックキャビティの後ろに貼り付けて有ります。追加でネットワークの端子にもPSA-100を巻、2時間ほどエージングしてみました。ET-703は3日間で総計6時間ほどのエージングです。

結果は上々です。聞き慣れた「さだまさし」さんも「宮本笑里」さんも「寺井尚子」さんもアルバムを1枚聴き通しても違和感を感じなくなりました。

PSA-100はQR-8と同様に使い方によっては,本来の音を聞く為の大きな効果が期待できます。それはウン十万円もするケーブル交換よりも大きな効果で有ったりします。

この様になるとPT-R9(改)と鳴らし比べもしたくなります(笑)。ネットで調べた所、リボンが裂けてなければ修理をして頂ける所を見つけました。

祈るような気持ちで宅配便に乗せます。


No. 615:本格的に音だし。
組長さん (2011/03/24 12:29:45)

今回の震災により被災されました皆様に、心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈り申し上げます。

11日以後、連日の報道に被害の大きさに驚き、順番停電の問題もありオーディオシステムは電源を入れずにいました。
12Fの自宅では100kgは有ると思われるスピーカーが1m程度動き、重量物が乗るオーディオラックまでも動き,菱形に半壊いたしました。

録音も本格的に始まり自宅での確認作業も必要になりオーディオシステムの再調整いたしました。スピーカーをユニットごとに音を出し異常のないことを確認して行くと、なんとリボンツイターの音が出ないのです。地震で落下したためでしょう,外観は問題ないのですが全く音は出ません。

このツイターはSONYのユニットSUP-T11とSUP-L11を設計した方がパイオニアのPT?R9 を改良した物で大変静かで殆ど存在を感じないほど自然にシステムに溶け込んでいました。改造してあるために修理は不可能と思われます。

手元にあったパイオニアのET-703に載せ替えエージングをしてDG-38で調整し音を出すと。F特性的には正しいが、可成り”うるさい”のです。
とても長時間聴ける音ではありません。

なんとか”うるさい”成分を押さえる為にアコリバ・グッズを投入。
先ずはQR-8を貼り付けると、これだけで驚くほど音の純度が上がり改善される。次にピュア・シルクPSA-100をケーブルのスピーカー端子近くとにうっすら巻き付けると、劇的に品位が上がりほぼ満足。

アコリバ・グッズ確実に効きます。

最後にいたずら心を出し10cm程度の”イヌの縫いくるみ”をスピーカーを抱くように乗せると、これが意外に良く効きます。
気をよくしてPSA-100をスピーカーと”イヌの縫いくるみ”の間に敷くと,品位が大きく向上。シルクの綿がこんなに大きな効果があるとは!。

”うるさい”高域にお悩みの方、是非お試し下さい。高品位の音が手に入ります。


No. 614: 『ライムライト』
組長さん (2011/03/23 10:07:42)

寺井尚子さんの新作 『ライムライト』が発売になりました。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B004IRQBJ0/ref=s9_simh_gw_p15_d0_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-1&pf_rd_r=01TGWCDGBN2XPB1RHBB9&pf_rd_t=101&pf_rd_p=463376736&pf_rd_i=489986

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3980831

録音中にも書きましたが。
Pro Toolsのハードディスク(HD)周りには単線PCOCC-A FW400ケーブルと電源ケーブルにも特注で単線PCOCC-Aを使いました。
結果かつて経験したことの無いほどに、音場は広大に・音像は大きく、過去の録音と比較すると圧倒的にスケール感が大きくなっています。

同様にヴァイオリンに使うNEUMANN KM56にも単線PCOCC-Aを使った6pin DINケーブルを作って頂きました。
何も説明をしなくてもスタジオにいた全員が、ヴァイオリンの音が凄く良いとの評価。

非常に素直な音で・音像も大きく近い・劇的な音質向上です。ご本人にも大変喜んで頂きました。

Acoustic Revive 石黒さんのお力添えで、素晴らしい演奏を最高音質でお届けできます。

以下は収録曲

1. 愛のプレリュード(ショパン)
2. シャコンヌ(バッハ)
3. ゴッドファーザー 愛のテーマ
4. エル・チョクロ
5. チャップリン・メドレー:テリーのテーマ〜スマイル
6. 展覧会の絵(ムソルグスキー)
7. メリー・ゴー・ラウンド
8. サムホエア
9. シング・シング・シング
10. アヴェ・マリア(カッチーニ)
11. 夢の旅路(BS-TBS「気ままにディレクターズカット」テーマ曲)
12. サマー・ファンタジー(KINCHO蚊取線香2011年CM曲)

是非お楽しみ下さい。


No. 613:自分が出来る事を確実にやろう。
組長さん (2011/03/15 14:30:11)

其れはエネルギー確保のために、徒歩で移動したり、公共交通を使うことだったり。経済を停滞させない為に日々の仕事で有ったり。
食料を無駄に使わない工夫であったり。日本人力と言っても良い、自分が出来る事を確実にやろう。


No. 612:東日本大震災
組長さん (2011/03/13 13:10:10)

余りの事態の大きさに言葉を失います。一人でも多くの人命が救われますようにお祈りいたします。

安否について多くの問い合わせを頂きました。私の身の回りでは大きな被害は有りません。ご心配有り難うございました。


No. 611:ノイズ
組長さん (2011/03/10 17:58:07)

録音でスタジオに入っています。

それは6日セッティングが終わり,回線チェックも無事に終了。何気に音を出していると「バッン」と大きなノイズが出ました。
4回線、直引きにしている全回線に同じタイミングでノイズが乗るのです。

先ずは電源を疑いコネクターの差し直しや内部の増し締めなどを行うのですが,いっこうに収まらず数分おきに「バッン」と大きなノイズが出ます。
マイクHAを2系統に分け100V系と117V系に分けましたが一向に改善されません。頭をフル回転し、色々対応しますが一向に収まらず。
しかし不思議な事に17時半頃から突然ノイズが出なくなりノイズに悩まされた4時間半が嘘のようです。

7日30回線以上もあるオケ取りではノイズは一切出ませんでした。

8日再びセッティング終了後「バッン」ノイズ!。数時間おきにノイズが出ます。マイクや回線を疑い全取っ替えをするのですがノイズは収まらず、
理にかなった原因がつかめません。この日も17時頃にはぴたりとノイズが止まります。

9日この日は一切ノイズは出ませんでしたが、回線を変えたり・ファンタム電源のマイクを専用電源の有るマイクに変えたり必死に原因を探し回りました。
何事もなく終了しました。

今日10日悪夢と再会です。回線チェック後「バッン」と大きなノイズが!。数十分おきにノイズが出ます。6日と同じ状態。
すると、スタジオの隅にいた楽器担当のK氏が「智雄さんの動きとノイズが連動している」と言い出したのです。

これで原因が分かりました。静電気です。
コンソールの端でMacBookをいじっている椅子の下に直引き回線があるのです。動いた時に静電気が直引き回線に乗るのです。
ノイマン U87では「プツン」程度のノイズがB&Kの4011でファンタム電源が落ちたようになり非常に大きなノイズ音を出すので惑わされました。

スタジオの皆様・アシスタントの皆様、申し訳ありませんでした。全ての原因は私でした。取り敢えず”エレガード”を足下に吹き付けました。


No. 610:Re:Re:プレイバック
組長さん (2011/03/04 09:30:41)

たまさん、コメントありがとうございます。

川瀬泰雄氏もこの本の中で「曼珠沙華」は「百恵さんの最高傑作と言っても良い」と書かれています。
オケの録音の時も歌入れの時も、またミックス・ダウンの時も特別な感動が有ったことを思い出します。

時代を超えて残る名曲ですね。

まだ寒い日が続きます。お元気にご活躍下さい。


No. 609:Re:プレイバック
たまさん (2011/03/03 21:15:58)

ご無沙汰しておりますm(_ _)m

先日、ラジオを聞いていましたら、山口百恵さんの「曼珠沙華」が流れてきました。
素敵な曲だなぁと思いながら耳を傾けました。


偶然のことで、ひょっこりと顔を出させていただきました(笑)


No. 608:プレイバック
組長さん (2011/02/26 09:56:24)

山口百恵さんの音楽全軌跡を回想した製作ディレクター川瀬泰雄氏の回想録が出版されました。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4054047254/ref=oss_product

百恵さんの全楽曲、一曲事にレコーディング時のエピソードが書かれています。興味深い内容が満載の製作ドキュメントです。

私もアルバムタイトル「二十歳の記念碑」の録音をしました。この中には「いい日 旅立ち」「曼珠沙華」等が含まれています。
録音時の懐かしい思い出が沢山出てきました。山口百恵さんに興味有る方、制作を目指す若い方にもお薦めです。

川瀬泰雄氏が書いた本がもう一つあります。「真実のビートルズ・サウンド」。アルバム事にハーモニーやサウンド・アレンジ・録音の手法
等が見事に解き明かしてあります。此方も読み応え十分です。



No. 607:入退院を繰り返したNEVE1081モジュール.そのー3
組長さん (2011/02/19 11:40:58)

治った〜〜〜。から一週間後。車で機材を運びセッティングして時間が経つとまた”ジリジリ”ノイズ発生。
根本的な場所が治った訳ではなく、落ち着いていた状態。車で運ぶことで振動・温度変化などテストした条件と変わった為にまたノイズ発生。
ショック受けながらも、週末に時間が取れたので修理に再挑戦。

初日は前回と同じ、音は出るがノイズも出ない。一日中、本を持ち込みノイズ待ち。何も起きない時間を過ごし,本を一冊読みこの日は終了。

2日目、i podを繋ぎダイナミックレンジの広い音楽を再生して1081を暖める事数時間。すると、かすかに”ジリジリ”とノイズが出だし、今度は症状が異なりノイズは連続して出る。入力を切り替えてもEQスイッチをON/OFFしてもノイズは出る。

発生元は最終段近くと判ったが,目をこらしても不具合は見当たらず。酸化しているような半田付けをし直し、電源を入れると相変わらずノイズは出る。怪しげな部分をいじくり回しながら音を出し続けるとノイズは段々大きくなり。ついには”バッン”と大きな音が出た後、無音に。此の状態が続けば不良箇所は突き止められる。

出力側から溯れば原因は分かるはず。トランス前のB340と書いてある基盤を交換すると音が出た!。取り敢えずB340全てのコンデンサーを交換。しかし、音は出ず。念のためヤフオクで互換性が有ると書いてあるBA640基盤が出ていたので、これを落札しておき。

他方ではオシロスコープなどハイインピーダンスの測定器で信号を追って行かないと無理をと思い、ヤフオクで安く出ているオシロスコープを落札。
到着を待ち再挑戦するつもりでいたが、回路図を見ながら最終段の二つのトランジスタのバランスを取る半固定抵抗を恐る恐るを回し,元の位置に戻し電源を入れると音が出た!。判ってしまえばこんな事か・・・・・。何れにせよB340の完璧な調整にはオシロは必要なはず。無駄にはならない。

普段使わないユニットからB340を抜き出し、ここ数日間連続運転をして動作確認するが問題なし。約2ヶ月にわたる長い不安な日々が終わりました。
NEVEなどヴィンテージユニットは基本的には余り壊れませんが、壊れてしまえば修理部品が中々手に入らず、相当に慌てます。

長々と読んで頂いた修理の顛末、メンテナンスエンジニアが読めば何をバカな事をと思いますが。私は良い勉強になりました。達成感は良いですね。


No. 606:Re:Re:嬉しいプレゼントを頂きました。
組長さん (2011/02/12 09:23:32)

capさん おはようございます。

この度は嬉しいプレゼント有り難うございました。重ねてお礼申し上げます。
余りのうれしさに全曲通して聴き、感動を新たにしました。SACDで発売された事がどんな大きな意味を持つか良くわかりました。

プロデューサー、エソテリック大間知さんのSACD化する音源のセレクトは、オーディオマニアと音楽愛好家の好みをよくご存じですね。
全部とは申しませんが多くを購入して大満足しています。多くの名盤がSACD化されることを切望いたします。

私はCDもDVDも必ず買って手元に置いています。いわゆるレンタル屋さんには行ったことがありません。狭い家にCDが積み上がっていますが,これが満足なのです。

確かに、素晴らしいものは生きる糧に成りますね。好きな物は手元に置く、これ人間の本能ですよね(笑)。


No. 605:Re嬉しいプレゼントを頂きました。
capさん (2011/02/12 07:52:12)

おはようございます。

喜んで戴けて何よりです。

探し回っていたら偶然入手出来ました。見つけた時、このタイミングを逃したらもう出てこないだろうと思い、即座に「ポチッ」としました。

大丈夫です、あのSACDは僕は既に持っていましたから。

音楽であれ何であれ、素晴らしいものは生きる糧になりますから手元に置きたいですよね。


No. 604:嬉しいプレゼントを頂きました。
組長さん (2011/02/11 18:05:47)

capさんの日記 影響を受けたCD その118 
シェーンベルク/浄夜etc.ヘルベルト・フォン・カラヤン:指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が紹介されていました。
http://cap-yh.sadasan.com/2011/01/cd118.html#comments
今まで紹介して頂いたCDに外れはなく今回も購入してみました。上記のブログに書いてあるようなやり取りがありまして(殆ど私信のようですが)
エソテリックから発売されていたSACDは諦めていました。

昨日、さださんが作曲するスタジオに顔を出した所、capさんからプレゼントを頂きました。
その中身は何と!、エソテリックから発売されていたSACDなのです。
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/essg90017
多方面にわたり探して頂いたようです。capさんご自身も手元に置きたい物のはず。大変申し訳ない気持ちで有り難く頂き、久々に子供のように喜びました。

試聴してみると、やはりエソテリックのSACDは凄い!。
情報量の多さは勿論CDとは比較できません。広大な音場・滑らかな音色、度肝を抜くとはこんな事か!。間違いなく音が良ければ感動も大きい。

capさんの言う「カラヤンのシェーンベルクは感動と官能の極みですね。脱帽です」。私も同感です、何も申す事はありません。
capさんお骨折り頂き感謝しています。有り難うございました。


No. 603:久しぶりに溝口肇さんの録音をしました。
組長さん (2011/02/05 10:54:26)

ドラマに使う音楽の録音でしたが、繊細な音楽の作りは相変わらず。チェロの美音にも酔わせて頂きました。

麻布の中規模のスタジオでの録音。NEVE 31099を4ch・1272を10ch・AVALON M5 2ch(マリンエアトランス付き),マイクやケーブル、ets、
車一台分持ち込み、まるでレンタル機材やさん。

11時スタートなので9時半入り、少し余裕を持ってセッティングは終わりミュージッシャンをお迎え。ピアニストの第一声「蓋がない」。
このスタジオ、ピアノ・ブースの窓ガラスは取り付け角度が悪くピアノから出た音が反射してピアノに戻る。最初は音が濁る理由が解らず悩みましたが、ピアノの反射板を外す事で解決。溝口さんにも「此のスタジオのピアノの音ではない」と言って頂き、内心ニンマリ。工夫をすれば何とか成るのです。

チェロのマイクは溝口さん所有のAKG C24。このマイク楽器との相性が良く、これ以外考えられないほど馴染んでいる。手持ちの対抗馬は無しです。AVALON M5 にマリンエアを付けたことで優しい音になり弦楽器との相性は非常に良いのです。スタジオのアシスタント氏も「美しい!」と。

14人編成の弦楽器をこのスタジオで録るのは初めて、スタジオ内の響きが判らないので刺激的な音が少ないB&K4010をVn1/2に使い。Vla/VcはNEUMANN M269,アンビエンスはB&K4003。

これまた大好評。アシスタント氏は「こんな豪華な音がこのスタジオで録音できるとは・・・」と可成りショックの様子でした。
Mic HAのEQを覗き込むがNON EQなので不思議な顔をしていましたが、実はアンビエンスはこっそりEQしてあるのです。ミックス・ダウン時に技術情報は開示しましたが、意外なEQポイントと量に絶句していました(笑)。

溝口肇さん作曲の美しい音楽に酔い、チェロの美音にも酔い大変幸せな時間を過ごしました。
数年ぶりに此のスタジオで録音しましたが、非常に上手く録音できたので”疲れも吹っ飛ぶとはこんな感じ”と気持ち良く撤収しました。

録音は楽しい〜〜〜〜、プチ自慢話でした(笑)。


No. 602:SHURE ビンテージSM57
組長さん (2011/02/02 17:36:31)

CSB/SONY 信濃町スタジオに有ったマイクを何本か手に入れています。

その中の一本、70年代のSHURE ビンテージSM57と呼ばれるマイクを動かすとバリバリとノイズが出る様に成りました。
ゴミが入ってしまったようです。可成り無理をしてヘッドを分解してゴミを出すが音色は元に戻らないのです。
このマイク、ボディーにCSB/SONYの刻印が有り、思い出も有り、どうしてもこのマイクを棄てられないのです。

約1年ヴィンテージ物を探すが見つからず。新品の57を購入したが、どうも音色が痛く気に入らないのです。

暫くそのままにして置いたのですが、閃いたのです。思い切ってヴィンテージSM57のボディーに新品のヘッドを載せ替えてみたのです。
しばらくエージングしてヴィンテージSM57の良品と聞き比べると,何と音色・音量ともに殆ど差がない。これOKでしょう!。

ボディー内のトランスが音色を決定づけていたようです。
もしヘッドが使えなくなった、57や58が有りましたら、こんな使い方をしては如何でしょうか?。
薄くて痛い音が、艶やかで太い良い音がします


No. 601:フルトヴェングラー SACD
組長さん (2011/01/30 11:18:18)

「SACDでどの程度良くなるのか、何せ昔の音源です、CDとの差は気になります」。と書きましたがSACD、これが中々良いのです。

1950年頃のアナログ録音でもCD規格には入りきれないと言うことなのでしょうか。
当然モノラルです。SACDはCDと比べると明らかに上下方向の音像が大きい・弱音は明確に繊細に聞こえ、演奏の盛り上がりも依り自然です。
最も顕著なのは1954年録音のベートーベン交響曲5番です。録音としては新しい物で、音の鮮度もこのシリーズ最上位に入ります。

さて、「フルトヴェングラーEMI録音集21枚組ボックス」がアマゾンでもHMVでも1枚当たり300円以下です。SACDは3300円です。
金額と価値の評価は?。今時フルトヴェングラーを買うような人、増してSACDを気になさる方なら価格のことは度外視で購入するでしょう。

私は試しにSACD層を3分聞いた後でCD層を聞いてみました。CDの3分聞は我慢できませんでした。
余り大きな期待はいけませんが,私は十分満足です。特に新しい時期1950年前後の録音はSACD化の効果は大きいのです。

改めてフルトヴェングラーを聴き直し、感動を新たにしました。




No. 600:寺井尚子さんマスタリング終了。
組長さん (2011/01/28 16:35:35)

今回も”魔法使い”鈴江真智子氏にお願いして見事なマスタリングをして頂きました。

何が魔法かと言いますと、音質を変化させることなく質感を上げる事が出来るのです。ヴァイオリンは非常に繊細な音色を持っています。
マイクやケーブルを変えると、他の楽器以上に音色の変化が大きいのです。エンジニアとしては録音する醍醐味を味わえますが、
反面大変怖い楽器でもあります。毎回の録音事に、いかに正確に微妙な音色や表現を伝えられるかが私の使命として挑戦しています。

スタジオでのミックス・ダウン後のCD-RとマスタリングしたCD-Rを聞き比べると、明らかに表現や音色の変化が身近に感じられます。
全体の質感は、より滑らかに高級感が向上しています。

マスタリングルームには色々な”仕掛け”は見られますが、何をするとこの様になるのか全く不思議なのです。真にチューニングの妙技なのでしょう。

鈴江氏に録音の感想を聞くと「Nakedな感じですね」と。つまり、(ありのままの・ 飾らない・明白な・あからさまな・率直)こんな意味だそうです。「ピアノでもヴァイオリンでもあの様に裸にされると演奏者は怖くなるのでは」言われました。私は最高の誉め言葉と受け取りました。

発売の詳細は不明ですが,3月頃になると思います。

担当ディレクターから連絡があり。「今、寺井さんとお会いしました。"素晴らしい” と喜んでおりました」と。
達成感を感じる、幸せな瞬間です。



No. 599:入退院を繰り返したNEVE1081モジュール.そのー1
組長さん (2011/01/27 11:25:29)

一回1000文字に限られているので2回に分けて書きます。

12月寺井尚子さんのミックス・ダウン時に”ジリジリ”ノイズ発生。

早速長年お世話になっているメンテナンスエンジニアに修理を依頼、入院。中一日で戻ってきたのですが、ラックに組み込み電源を入れると数秒後”バリ”とノイズ。再度持ち帰って頂き、数日後戻ってくるが、状況は変わらず。持ち帰るとノイズは発生しないとの事。

急いでいる事もあり、持ち込み。ノイズ発生状況からデカップリング・コンデンサを交換する事にして作業を依頼。

正月明けに引き取りに行く。
ラックに入れて音を出すと、新たなノイズが!。何気に1081を見ると入力のインピーダンス切り替えスイッチが破損している。

再度持ち込み、幸い純正部品がありスイッチを交換。これで万全かと音を出しテストしていると、”バリバリバリ”と大きなノイズが出た後”無音”。何が起きている・・・?。
6回目の入院。入院先では長時間テストしても”無音”になる症状は出ないとの連絡があり。仕方なく引き取り。


No. 598:入退院を繰り返したNEVE1081モジュール.そのー2
組長さん (2011/01/27 10:12:16)

此処まで来たら自力でノイズの原因を発見しなければ成りません。
再度ラックに組み込み電源を入れると音が出ない。入院先では正常に動作しているのに・・・・。マイク入力に大きな信号を入れると、
大きなノイズが出た後正常に動作する、つまり音が出る。この状態から数時間入力無信号で放置しても、正常に動作する。

音を出しながらパーツやケーブルを動かしてみても、音は途切れる事はなく正常に動作。スイッチなども含めて全ての半田付け箇所を点検、異常なく見える。この日は諦めて帰宅。
翌日電源を入れると音はでない。パーツやケーブルを動かしてみても音は出ない。マイク入力に大きな信号を入れると、大きなノイズが出た後正常に動作する。この状態は変わらず。

デカップリング・コンデンサー交換後出た症状なので、一個千円もする8個のヴィンテージコンデンサーの不良も推測して、怪しげな半田付けの出力側から順次交換。測定器を持っていないので、交換・音だし・を繰り返す。数個取り替えても変化無しなので、翌日に持ち越し。

また音が出ない事を確認して、コンデンサーを交換・音だし・を繰り返す。全て交換しても途中で状態の変化はなく音は出続けている。
再度目視で基盤の半田付け全てを見直し。は〜〜〜〜気が遠くなる。汚れた部分は精密ドライバーで清掃しながら半田付けしている場所を全数確認。

そんな中、怪しげな部分を発見。初段のデカップリング・コンデンサー+側の半田付け2〜3mm先、プリント基板に立つピンの根本。
デカップリング+側を半田付けした時に、ピン根本の半田も溶けたのでしょう。此により半断状態に陥ったと推理されます。

半田付けをし直し、翌日電源を入れると無事に音は出た!。
EQを入れた最長の回路状態で音を出し、次は入力無信号で半日放置後音を出してみると正常動作する。この日は此処まで。

翌日も当たり前に音は出た。再度、EQを入れた最長の回路状態で音を出し24時間連続動作確認。此もOK。治った〜〜〜〜〜。



No. 597:改善
組長さん (2011/01/20 19:07:11)

ノイマン・フェーダーの一カ所気になるパーツは同じ数値の物が手に入らず先送り。
内部を見ながらQR-8を貼り付けては音の確認を繰り返し。結果、入力トランス・出力トランス・直流電源のコネクターに貼りました。
電源はACインレット・ブレーカー付きのスイッチ・トランス・直流電源のコネクター。

再確認の意味でQR-8を全部外してみると音の濁りの多さに愕然。自虐的に音の変化を楽しみ(笑)、再度貼り付け直し。
昔のノイマン製品、悪い訳はないのですが。QR-8を貼る事により本質が聞こえるようになったと判断すべきでしょう。
QR-8効果で満足出来るクオリティーになりました。


待ち望んでいた「フルトヴェングラーEMI録音集21枚組ボックス」が手元に届きました。
『トリスタンとイゾルデ』は手持ちの国内盤と比較すると大きく改善されていました。正直大変驚きました。
ベートーベンとブラームスは新リマスター、96年頃のリマスターCDと比べると音の改善度は驚く程ではありませんが、良いです。
SACDでどの程度良くなるのか、何せ昔の音源です、CDとの差は気になります。
1938年録音の「悲愴」はノイズに邪魔されることなく、初めて最後まで聴けました。技術の進歩はすごいですね。
このボックス、1枚230円程度。金額に対する価値は気が遠くなるほどです。人類の遺産をこんなに安く売ってはいけません。

そしてSony Classical Origi にもはまっています。
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番『熱情』リヒテル、ラインスドルフ&シカゴ響を買い直しました。
このシリーズの音質改善も驚くべき物があります。買い直しても失望する事はないと思われます。
ショパン「 夜想曲全集」ルービンシュタインも今回の盤が最高音質です。録音の古さを感じることなく名演を楽しめます。

過去の名演がリマスターで新鮮な音になり、尚且つ安くなっている。ダブっても買わずにはいられません。


No. 596:ノイマン・フェーダー完成。
組長さん (2011/01/17 20:39:04)

お恥ずかしい話しですが、誤配線でありました。他人の目で見るとすぐ判る事も、当事者は分からない。良くある事ですが、恥ずかしい!。

そんな訳で、一応?完成です。Rchのノイズが無くなった事で音も明らかに明瞭度が増し、一層音は良くなりました。このままでも十分に使えますが・・・・此処からもう一歩音を良くできるか。いよいよフェーダー・アンプ手を出すか。悩み所ですが、多分手を入れる事になると思います。
アンプの部品に、一カ所気になるパーツがあるのです。え〜〜〜〜組の機材は買ったままの物は無いと豪語しています(笑)。



No. 595:ノイマン・フェーダー完成、しかし
組長さん (2011/01/14 09:56:30)

外部配線完了・外装も無事に取り着き・緊張の中電源投入・音だし、Lch OK、Rch za〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・。

外部配線再確認、間違いなし。外装を取り外し目視で内部を隅々まで見ても断線等は無し。これから先は私の手に負える所ではありません。
多分アンプがNGです。修理依頼するしか有りません。直るのかな〜〜〜部品はあるのかな〜〜〜。

修理依頼はするけれど、まあLchだけでも音が出れば本来の目的は達せられるので良しとする事にして。
音はマイクダイレクトの音とアンプのないフェーダーを通した音の比較では、フェーダーを通すと音の変化は少ないけどやや細くなり。
ノイマン・フェーダーを通すと音の変化は有るけれども、太く魅力的な音色。実際にどちらを使うかは現場判断になりそうです。

ノイマン・フェーダー15dbのゲインを持っているので、Rchが修理できると使い道はたくさん有るのだけれど、直るのかな〜〜〜。


No. 594:ノイマンフェーダー&マイク
組長さん (2011/01/11 12:57:29)

フェーダーの電源がやっと完成しました。パーツ一つ、ケーブル一つで音がころころ変わります、しびれます(笑)。
特に電源コンデンサーはメーカーで、またパーツ番号で音は異なります。何度もパーツ交換をしたので基盤が一部壊れてしまい大きな補修をしました(涙)。

電源コンデンサーはSPRAGUE ATOMになりました。数年前に買い集めた部品、やはり比較すれば此に戻りました。
部品も出会いですね。手に入る時に買って良かった。今は秋葉原でもネットでも最適な数値の物は見なくなりました。

キャノンコネクターを付ける基盤は図面を書き東◯ハ◯ズにお願いしましたが、精度はダメです。
ねじ穴は1mm程度は普通に誤差があります。結局やすりで帳尻あわせ、ガリゴリガリゴリ、は〜〜〜です。

しかし、コネクターが付き形になってくれば其れは其れで、楽しくもあり嬉しくもあります。今はコネクター基盤をどの様にフェーダーに
取り付けるかで頭を悩ましています。出来るだけ小型でコンソールの上に置いても傷を付けないように素材も含めて検討中です。


ノイマン M269 から微弱なノイズが出ました。通常より15Bd程ゲイン上げると聞こえるのです。普通はコネクター・メス側を調整すると
直るのですが・・・・今回は微妙に良くはなるのですが、完璧には直りません.
マイク本体と電源を繋ぐケーブルを交換すると直ります。NGケーブルのコネクターを空けて見ても断線等はありません。
アースが完全に落ちていないようなノイズなので、コネクターに落としてあるシールド線を磨き再取り付け、直し組み上げて見ればノイズは
無し。この M269が出来てから40〜50年は経っているはずが、この部分は初めて手が入ったと思います。この長期の信頼性はなに!。

ドイツ製のヴィンテージ機材は驚く程緻密に出来ています。また長い時間安定して使える様に構造もよく考えられています。
敗戦から20年程度でこれだけの音響機器を作った事に驚きます。


No. 593:明けましておめでとう御座います。
組長さん (2011/01/04 12:48:25)

皆様、今年も宜しくお願いいたします。

たまさん ・オーディオ初心者さん・おめめさん コメント有り難うございました。
良い年末をお過ごしになったと思います。今年もBBS宜しくお付き合いください。恥ずかしながら駄文を書き加えて行きます。

二日酔いの元日から始まり。2日3日は箱根駅伝に見入り、挑戦する姿に感動。毎年お正月から泣いています(笑)。

初仕事はノイマンのコンソールから外したマスターフェーダーを手に入れたので、此を使えるようにする事です。
動作確認で使った電源ではまともな音が出ず、一瞬顔面蒼白になりました。気を取り直し1073の電源で動作させると良い感触。
多分ケーブルなども同様に敏感に反応するはずです。巧く行けば、歌の録音には最適に使えます。

名器は其れなりの環境を整えないと本領は発揮しません。年頭から中々手強い相手ですが、大きな楽しみです。

其れでは今年も皆さんにとって良い年になりますように!。


No. 592:今年もありがとうございました
おめめさん (2010/12/31 23:22:34)

組長さん、今年も1年本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。

お名前はずっと知ってはいましたが、実はとっても素晴らしい方だと知らずにいて、で、知ってなお図々しくもこのように書き込みさせて頂いてる私ですけど、本当にありがとうございました。
難しい事はさっぱり分からないですけど、ここで少しずつ教えて頂いて凄いなぁと思う事度々。ケーブル1つがどんなに重要かという事も含めて、今まで自分がいろいろとなんてぞんざいに扱ってきたんだろうと反省もしきりです。
ありがとうございました。
これからもいろいろお教え下さいませ。
本当にありがとうございました。

良いお年をお迎え下さい!


No. 591:Re:良いお年を
オーディオ初心者さん (2010/12/31 21:20:55)

はい、東京のおと〜さんにいただいたコンドラシン/コンセルトヘボウのメンデルスゾーン「イタリア」を聴いてます。メインはブラームスのようですが…


No. 590:今年もありがとうございましたm(_ _)m
たまさん (2010/12/31 11:48:24)

組長さん、こんにちは。
今年も色々と楽しいお話をありがとうございました!
来年も、楽しくていいお話をたくさ〜んお聞かせくださいませ♪
よろしくお願いいたしますm(_ _)m

先日、お返事をいただいていましたが、どうお返事をしよう…と思いながら時間が経ってしまいました(笑)
『巨大な天変地異に人は無力ですが、辛い思いをしながら乗り越える時に必ず音楽が側にあるとの話も聞きます』
実は当時、音楽を奏でることはいけないんじゃないか…とも思いました。
でも、震災から3週間ぐらい経ったころに再開された合唱団の練習時にフッとどなたかが「慰問演奏をしないか」と仰ってくださいました。
自分たちも被災者だけど、こうやって歌うことができる。
何かすることはできないのか?
そこから始まった慰問演奏でした。
この経験は自分にとってものすごく大きなものとなりました。
チキガリ・小林さんも仰っていたのですが、音楽があったから頑張ってくることができたのかもしれません。
うまく表現はできないのですが、チキガリに出会って、この想いはますます強くなりました。
音楽の持つ「力」なのかな〜と思ったりもします。
来年も素敵な作品たちをお願いいたします!
(チキガリさんの感想については、capさんのblogに色々と好き勝手に書かせていただきました・笑)


No. 589:Re:良いお年を
組長さん (2010/12/31 10:12:41)

オーディオ初心者さん  コメント有難うございます。

怪我したのですね!気をつけてくださいよ。決して若くは無いのですから(失礼)。
ま、良いでしょ音楽を聴く時間がたくさん出来たのですから。名盤は聴き直すと新たな発見も沢山有りますね。

自分事ですが、今年の音楽を聴く楽しみは「ミュンシュ&ボストン交響楽団/ベートーヴェン 交響曲第9番」がNo1でした。
懐かしく聴き始め、一気に最後まで聴いてしまいました。音楽は本当に素晴らしい。

28日19時半から始まった忘年会が終わったのは朝4時半。3件目の焼き肉屋さんで「もう帰りましょうか」と声を掛けられて終わりました。
何と9時間も呑んでいたのです。29日は夜まで不調でした。相変わらずバカです(笑)。

暖かかった東京も12月に入り寒くなりました。ここ数日は本当に寒いです。
オーディオ初心者さんも良いお年をお迎えください。東京のおと〜〜さんは待っています、嬉しい話しや楽しい話しは積極的に聴かせてください。


No. 588:よいお年を
オーディオ初心者さん (2010/12/31 00:59:06)

組長様、お久しぶりです。

「自転車は気をつけなさい!」と言われたにもかかわらず、またもや転んで、右ひじにヒビが入って、ギプスで年越しの私です…
やっと、右手でもキーボードが打てるようになってきました。
年末年始は家でおとなしく音楽を聴いていようと思います。

とても寒くなってきましたが、良いお年をお迎えください。


No. 587:今年もお世話になりました。
組長さん (2010/12/28 09:47:16)

毎年毎年時間が早くたって行きます。今年も気が付けば・・なんて状態です。

レコード業界は益々厳しい状態ですが、新しい何かが生まれるチャンスでもあります。

お手軽に音楽を作り世に中に出す大きな流れの中、チャンスを生かし音の品格を求めて益々頑張る覚悟です。
今日は仲間に集まって頂き忘年会、楽しい時間を過ごせそうです。

皆様、良い新年をお迎えください。


No. 586:RE:チキガリ クリスマスコンサート
組長さん (2010/12/22 09:44:04)

たまさん コメント有難うございます。

チキンの皆さんの録音をしなければ、阪神淡路大震災の事は余り知らないまま過ごしてきたと思います。やはり人の出会いは宝物です。

新長田付近の建物が全て新しいのには、胸を締め付けられるような思いがしました。寒い1月に全壊状態の町の中でどの様に生き延びたか。
想像を絶する大変な思いをなされたと思います。みなさん、心を結び助け合ったのですね。復興した町を見ると人は強いと心から思いました。

町を探索している時にもう一歩進んでいれば「大正筋商店街」に入ったのですが。日頃歩かないので神戸で歩き回り少し疲れていまして、
大きな道を渡りませんでした。次回機会が有れば是非行ってみたいです。

昨日からスタジオに入りミックス・ダウンをしています。
「鉄人28号」の写真をみんなに見てもらい、前澤さんから聞いた「鉄人28号」に対する思いをお話ししました。先ず大きさに驚き!。
思いには、深く頷いていました。

巨大な天変地異に人は無力ですが、辛い思いをしながら乗り越える時に必ず音楽が側にあるとの話も聞きます。
大災害から立ち直られた方々に最大の敬意をはらい、大きな勇気を頂いた事をお伝えします。

たまさんも年末に向かいお忙しいと思いますが、元気にご活躍ください。


No. 585:チキガリ クリスマスコンサート
たまさん (2010/12/21 22:53:55)

組長さん、こんばんは。
神戸にいらしていたんですね!
お会いしたかったなぁ…。

今回のコンサートも、感動・爆笑(!?)の嵐でした。
アカペラで、そこまでやるのぉ〜(*'o'*)っていうぐらい。
それに、私がずぅ〜っと思っていたことも実現しました(*^^*)
(名古屋・東京とありますので、ネタバレはしませんが)
本当に楽しくて幸せな一時でした。

「1.17 希望の灯り」をご覧になられたのですね。
台座に刻み込まれた言葉を心に刻み、残された私たちはこれから先も震災を語り伝えなければ…と思います。
チキンジョージのライブ、本当はお伺いしたかったのですが、以前からの約束で1月17日は新長田で過ごすことになりそうです。
(毎年、フリーライブが行われていまして、今度もスタッフとして参加します)

「鉄人28号」、毎日彼の背中を見ながら通勤しています(笑)
ときには、彼を見ながらお昼ご飯を食べることも(笑)
「リモコンで、腕が動いたらいいのに」と、知り合いと盛り上がったこともありましたよ(^^)
そうそう組長さん!!
チキガリさんの手形、見ましたか?
鉄人28号から南側、商店街を真っ直ぐ進むと信号があります。
信号を渡ったところにある「大正筋商店街」には、「長田スター街道」といって、著名な方たちの手形がアーケード下に埋め込まれています。
その中にチキガリさんのメッセージと手形があります。
今回、行かれていないようでしたら、次回お越しの際はぜひ!


No. 584:チキンガーリックステーキ 神戸国際会館ホール
組長さん (2010/12/21 10:28:01)

19日神戸にチキンガーリックステーキ・クリスマスコンサート見に行きました。

2100名入れる会場はほぼ満員!。開演前からわくわく感が会場に充満。クリスマスソングメドレーから始まったコンサート、3曲目にして感涙。楽器は何もありません。たった6名で何でこんな音が出て、音楽として成り立ち、感動させるのだろう?。
恥ずかしながら2時間15分のコンサート中、目頭を拭き続けていました。日本中でもっと認められても良いと思うのですが・・・・・。

12/25 sat 池袋 東京 みらい座(豊島公会堂)開場16:30開演17:00まだチケットは有ると聴いております。是非見てください。
人間の能力とグループ力に驚かれると思います。勿論、楽しい時間を過ごせます。

因みに、来年1月17日(月)神戸チキンジョージでのライブ「ア・カペラ1.17」も一瞬にして即完売したそうです。

1月17日は1995年阪神淡路大震災が起きた日です。
コンサートトークに出てきた「希望の光」を神戸市役所となり東遊園地公園に見に行きました。
小さい記念碑ですが、ゆらゆらと燃える炎に見入ってしまいました。近くには「国籍や宗教、肩書きなどの違いを超えて、家族や隣人、地域でお互いに心を結び助け合いました」と書かれていました。しばし黙祷。

メンバーから聞いた「鉄人28号」を見に元町まで歩き、JRで新長田駅へ。何気なく見ていた風景の異様さに気が付きました。
建物が全て新しい!。この辺りは震災で壊滅状態になり、新たに区画をし、町を再構築したとの事でした。

「鉄人28号」はでかい!。子供の頃、漫画で読み想像していた大きさです。全く違和感はありません。
これ飛んだら凄いな〜〜〜〜と思ってしまい、多くの皆さんのと同じ様に写真をたくさん撮りました(笑)。


No. 583:ランクアップ
組長さん (2010/12/17 10:24:01)

我が家のオーディオシステムが驚く程音が良くなったって、私以外誰が喜ぶ訳ではありません(笑)。

先日ご紹介した本のように「ぼくのオーディオジコマン開陳」です。
伊勢崎のAcoustic Revive 石黒さんのところに遊びに行きまして、オーディオ愛好家の方々と楽しい時間を過ごさせて頂きました。

少し整理させて頂くと「関口機械販売株式会社」は製作会社・「Acoustic Revive」はブランド名・「プロジック」は販売店です。

お店に行くと何か開発中の製品がゴロゴロと置いてあります。此が何よりお店に行く楽しみなのです。今回も数店ありました!。
その中の2点、ケーブルインシュレターと白木のボードをお借りしました。ボードはパワーアンプの下に置くと凄く効果があると・・・・・
オーディオ愛好家の方々も何やらニヤニヤと・・・・。

その折クオーツ・インシュレーター「RIQ-5010」の話になりまたが、手持ちは全部スタジオで使う為に、自宅では電源BOXの上に1個置
いてあるだけなのです。皆さん「え〜〜〜〜」と言う雰囲気に。こんな中、勢いに任せて「RIQ-5010」と「QR-8」を購入しました(笑)。

先ずはケーブルインシュレターを置く場所がないので、CDプレーヤーの出力コネクターの上に被せるように置いてみると。
イントロのギターの実音と余韻が見事にブレンドされ、スピーカー前に浮き上がりました。歌も弦も一段と滑らかです。
変化量の大きさに、やや驚きました。

音は上流から改善して行くのが常套手段なのですが、今回は人手の問題がありパワーアンプの下に白木のボードを置く事から始めました。
パワーアンプの下にボードを置き試聴。次にボードの上に水晶を置き、パワーアンプを乗せて試聴。同様にCDプレーヤーを水晶に乗せ
試聴。最後にDG38を水晶に乗せ試聴しました。

試聴の度に、ぐんと音の鮮度が上がり・余韻は柔らかくなり、歌も弦も益々滑らかです。
「彩風」仲田かおりさんの歌は生々しく、質感は自分が録音した物とは思えない程向上しました。思わず聴き通してしまいました。

空間は無限大?。音場などという言葉が必要なくなりました。そして、怒濤の様に音がわき出します。
実は以前の状態でも可成り満足していて、どれ程変わるのだろうと思っていたのですが。これほど変わるとは!。驚嘆しました。


No. 582:エソテリック SACD
組長さん (2010/12/11 15:59:08)

毎度感激しているSACD。新たに2作品が発売されました。

ジョン・バルビローリ指揮: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
ヨハネス・ブラームス 交響曲第2番ニ長調 作品73 悲劇的序曲 作品81 大学祝典序曲 作品80
オットー・クレンペラー指揮: ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(フランク)フィルハーモニア管弦楽団(シューマン)
セザール・フランク交響曲ニ短調 作品48・ロベルト・シューマン 交響曲第4番ニ短調 作品120

ブラームスは私の知る最も美しい演奏です。SACDも素晴らしく良い音に仕上がっています。スピーカーから出てくる美音に信じられない気持ちです。ロンドン、キングスウェイ・ホールで録った、シューマンはオーケストラ録音の理想と思えます。
1960年の録音。これを聴いていると50年間録音の何が進歩したのかと考えてしまいます。2作品とも期待を遙かに超える仕上がりでした。

大間知さんの選んだ演奏と音が良いのでしょうか。エソテリックのSACDが他社の盤より音が良く聞こえるのは私だけでしょうか?。


No. 581:Re:ぼくのオーディオジコマン開陳
組長さん (2010/12/11 15:18:59)

田中伊佐資さん こんにちは。 余りのおもしろさに、一気に読ませて頂きました。正直、想像を絶した世界が有りました。

<なんだか「お呼びでない」状態でした>。は失礼いたしました。悪気はありません、此方も緊張いたしました(笑)。

一般的なニアフィールド・スピーカーでミックスダウンした音源ではダブル・ウーハーズの方々のシステムでは可成り辛い音がすると思われます。以前、某高級オーディオメーカーの方に日本録音は90%まともな音がしないと言われた事がありました。それは全く正しいと言い分と思います。

スタジオの現状はとしては、殆どのラージスピーカーは絶望的な音がしています。無調整で聴けるのはサウンドシティーAstだけと言っても過言でありません。田中さんにはスタジオで寺井尚子さんの録音を聴いて頂きましたが、違和感のない音がしていたと思います。

私の常としてスタジオのラージスピーカーはアキュフェーズのVOICING EQUALIZER DG-48で可成りの広い帯域でフラットにしてあります。このモニター環境で、録音・ミックスダウンした音源は、正しく調整されたダブル・ウーハーズの方々のお家でもまともな音がするはずです。まともに鳴らないのであれば、システムの何処かがおかしいと強気な発言をさせて頂きます(笑)。

現にアコリバの石黒さん邸ではスタジオでの音を遙かに超えた良い音で音楽を楽しむ事が出来ます。勿論ミックスダウンで意図したバランスは全く崩れる事はありません。同様にアキュフェーズの前社長、故出原さん邸でも感動的な音を聞かせて頂きました。

サウンドエンジニア仲間には、正しく調整されたラージスピーカーで仕事を遣りましょうと言うんですが。現状は悲しい事になっています。仲間に「ぼくのオーディオジコマン開陳」を読んでもらい、オーディオマニアの情熱を少しでも感じて頂き仕事に反映されればよいと思いました。

続編を楽しみにしています。あ!エネルギー源として、この本買いますよ。


No. 580:ぼくのオーディオジコマン開陳
田中伊佐資さん (2010/12/10 23:41:26)

著者の田中です。
EMIのディレクターに、このBBSのことを教えてもらいました。
拙著を読んで頂きましてありがとうございます。
そして先日のスタジオでは失礼しました。
呼ばれるままに部屋に入ったら、なんだか「お呼びでない」状態でした。
これを機によろしくお願い致します。


No. 579:ぼくのオーディオジコマン開陳
組長さん (2010/12/10 16:39:46)

最近面白い本を借りました。「ぼくのオーディオジコマン開陳」田中伊佐資著

内容は、オーディオ専用のマイ柱上トランスを立てた人とか。「ダブル・ウーハーズ」と言うクラブがあったり。JBL4350を2階建てに
合計4本を使っている人がいたり。エレボイの76cmをダブル・ウーハーにして部屋に入れて、なおかつ38cmダブルをならす人や。

兎に角、情熱に溢れたオーディオマニア訪問記です。機会が有ればお読み下さい。この本を読んだ後自分が極小に思えました(笑)。
恐るべしアマチュアの情熱。


No. 578:宮本笑里さんのアルバム「for」発売。
組長さん (2010/12/09 13:52:30)

約一年を掛けて録り貯めていったアルバムです。笑里さんの益々の成長をお聞きになれると思います。

音は録音の時点で可能な限り出来る事はやりました。
最新録音は6曲目の「道標〜シンフォニエッタ」です。楽器の存在感や音場の広さなど、外の曲と聞き比べるのも楽しみと思われます。

楽曲的には1. Marina Grande(宮本笑里) 2. 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調より第1楽章(J.S.バッハ)7. 愛のあいさつ(エルガー)8. 白鳥(サン=サーンス))等は特にお薦めです。私はこのCDの心地よさに毎日パワープレイです。


No. 577:寺井尚子さんの録音開始
組長さん (2010/12/08 00:17:56)

毎年年末恒例、寺井尚子さんの録音が始まりました。

Pro Toolsのハードディスク(HD)周りに使う、単線PCOCC-A FW400ケーブルと電源ケーブルにも特注で単線PCOCC-Aを使ったケーブルを作って頂きました。
結果かつて経験したことの無いほどに、音場は広大に・音像は大きく、過去の録音と比較すると圧倒的にスケール感が大きくなっています。

このケーブルペア、お世話になっているスタジオにお貸しした所。一度使ったら従来のケーブルに戻れないと絶賛させました。
スタジオ内では取り合い?的雰囲気まで発生したそうです。

同様にヴァイオリンに使うKM56にも単線PCOCC-Aを使った6pin DINケーブルを使い、此方も説明をしなくても音が凄く良いとの評価。
非常に素直な音で・音像も大きく近い・劇的な音質向上です。ご本人にも大変喜んで頂きました。極太のケーブルは見た目にも迫力満点です(笑)。

Acoustic Revive 石黒さんのお力添えで、素晴らしい演奏を最高音質でお届けできそうです。あと数日の録音とTD、刺激的な日々が続きます。


No. 576:こんな事が起きる時代になったのですね。その2
組長さん (2010/12/05 18:00:41)

ミュンシュ&ボストン交響楽団/ベートーヴェン 交響曲第9番。

このCD、7枚目購入です(笑)。1958年末に録音され、1959年発売。私が初めて聴いたのは1963年頃です。
懸命にアルバイトをしてやっと買った記憶があります。多感な時期(私にも有りました)初めて音楽を聴いて泣いたのもこの演奏でした。
勿論当時はLPです。すり切れる程聴いてジヤケットはボロボロでした。つい先日まで手元にありましたが、聴く事もなくなり、置いて
おく場所もなくなりLP愛好家に引き取って頂きました。

1982年CDが発売されても暫くはこの演奏のCDは発売されませんでした。
確か初めて買ったのは,1998年「不滅のシャルル・ミュンシュ」日本ビクターの盤です。聞き慣れた演奏ですが、LPと異なりCDでは演奏が終わる頃になっても音の劣化がなく、改めて演奏に感動しました。その後、輸入盤でも国内盤でも発売される事に購入、少しでも音の良いCDを手元に置いておきました。

この度はSONY CLASSICAL ORIGINALS 聴きました!。この盤DSDマスタリング、多分今まで出ていた盤とはマスターテープが違います。
音の鮮度も高く、F・Dレンジ共に過去のCDと比べると圧倒的に広いです。コーラスでの混濁感も改善されています。
演奏は凄まじいエネルギーに溢れ、これ以上燃焼温度の高い演奏を知りません。但し1958年の録音に対する過大な期待はいけません。

http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=3931276
今なら1.000円。年末に熱い第9お薦めします。


No. 575:アマチュアオーケストラコンサート
組長さん (2010/11/29 12:50:16)

ブラスバンド・アマチュアオーケスト。ネットで検索すれば生音で音楽を聴くチャンスは驚く程沢山有ります。
是非楽しんでみてはいかがでしょう。本気の演奏に失望される事はないと思います。

昨日は「ティアラこうとう」で行われた、アマチュアオーケストラ「プロースト交響楽団」のコンサートを聴きに行きました。
チケット 前売り 800円・当日売り1000円!。

指揮:河原 哲也 独奏:遠藤 真理(チェロ)
曲目:フンパーディンク/歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲 エルガー/チェロ協奏曲ホ短調 ブラームス/交響曲第4番

勿論一流名門オーケストラのような完璧な演奏ではありません。しかし熱演に少々のミスは気になりませんでした。

遠藤 真理さんとのエルガー/チェロ協奏曲ホ短調はプロの底力を魅せて頂きました。チェロに引き込まれるようにオーケストラがいききと
鳴り始めたのです。3楽章4楽章は圧巻でした。会場は万雷の拍手。素晴らしい演奏でした。

ブラームスも一楽章の熱演に思わず楽章間で拍手が出る程でした。良くコントロールされた演奏,アマチュアオーケストラ底力凄いです。
ホールで聴く演奏はスタジオでは経験できない醍醐味があります。

サウンド・エンジニアの方々、オーディオマニアの方々、是非お薦めします。生音を聞く事を。


No. 574:Re:Re:音質向上
組長さん (2010/11/25 16:30:18)

capさん コメント有り難うございます。

2006年から始まったエソテリックのSACDが多くのファンに認められ、此処まで大きな流れになるとは誰が想像したでしょうか。
SACDを再生できるプレヤーが長い時間を掛けて普及されてきた事もタイミング的にも良かったのでしょう。
いずれにせよ、今の状況はまさに「SACDの逆襲」と感じますね(笑)。SACDファンとしてはcapさん同様に私も大間知さんに心から感謝です。

エソテリックがSACDにした《ニーベルングの指環》58,000円 1,000セット を売り切れば、大手レコード会社も無視できないマーケットと
気が付いたのでしょう。価値ある物を求める人は決して少なくないとの証明とも思えます。

安易にお手軽な音楽を作り続けてダメになって行く今の音楽業界の現状に、少しは良い影響を及ぼせてくれればとも思います。

私は此からも質の向上に頑張りたいと思います。


No. 573:Re:音質向上
capさん (2010/11/25 11:08:11)

おはようございます。

最近は何だか「SACDの逆襲」みたいな感じになっていて嬉しい限りです。

エソテリックさんの試みなしにはこういう動きは無かったかもしれないと思うと、大間知さんに感謝ですね。


No. 572:音質向上
組長さん (2010/11/22 10:19:45)

シングルコアーケーブル PCOCC-Aで作った8pin DINケーブルを NEUMANN M149・NEUMANN M150で使い、余りの音に違いに驚き。
今度は NEUMANN KM56用の6pin DINケーブルを作って頂きました。此方もオリジナルケーブルと余りの音の違いに驚きました。
非常に素直な音で・音像も大きく近い・KM56のギスギスした音を殆ど感じない。劇的な音質向上です。

木でKM56のマイクホルダーも作りました。次回、寺井尚子さんの録音はヴァイオリンの音が確実に良くなります。
ハードディスク周りケーブルと併せて考えると録音が本当に楽しみです。

クインシー・ジョーンズ Smackwater Jack[Original recording remastered]を見つけて購入しました。
我が家のオーディオシステムから出てきた音に固まった。聞き慣れた音が全く別物の様に新鮮。全曲を聴けば新たな発見が沢山!。
音楽が素晴らしい・録音が素晴らしい・我が家のオーディオシステムが素晴らしい(笑)。
数年ぶりにSmackwater Jackを聴きましたが、真に劇的な音質向上です。聴き終わった後、暫く動く事が出来無い程感動しました。

嬉しい事にEMIからもSACDがでます!。『フルトヴェングラー名盤デジタル・リマスター・カタログ SACD(hybrid) シリーズ』
こんな事が起きる時代になったのですね。


No. 571:Re:笑わなしゃーない(笑)
組長さん (2010/11/10 07:09:43)

たまさん、コメント有り難うございます。

アルバム「笑わなしゃーない」いいでしょ!。そうなんです、「チキガリでこんなん聴きたかってん!」てな曲が沢山有るのです。
メンバー・スタッフ、録音中から盛り上がっていましたよ。

立体感の話し、ご理解頂きもの凄く嬉しいです。capさんを先頭にスタッフは全力で現在出来る最高の事を目指してがんばりました。
結果が「笑わなしゃーない」に凝縮されています。
イヤホンのエージングが進み、聞き込めば益々色々な音が発見できると思います。お楽しみ下さい!。

ラジオの話しは・・・基本チキガリの皆さんは、もの凄く真摯です。特に濱田さんは真面目、あの詩を書けるのならと少し後押ししました(笑)。


No. 570:笑わなしゃーない(笑)
たまさん (2010/11/10 01:04:38)

組長さん、ご無沙汰しておりますm(_ _)m

チキガリさんの「笑わなしゃーない」、発売日のイベントで手元に参りました(^^)
「チキガリでこんなん聴きたかってん!」
(すみません、関西弁丸出しで・汗)
そんな楽曲がいっぱいあって、個人的には一番好き〜☆

濱田さん欠席のイベントが続いて、オリジナルを忘れてしまうぐらい(笑)、すっかりと小林さん色に染まってます(笑)
濱田さんが復帰した時、また違った曲に聴こえるのかなぁって楽しみでもあります。

あ、CDの話ですよね(汗)
capさんのblogにも書かせていただきましたが、立体感がものすごくあるんですよね!
今は、おニューのイヤホンなので、またこれからどんどんと音が変わってくるのかと思うと、楽しみで仕方ないんですよねぇ(*^^*)
(やっと一週間が経ちます。これからだわ…)

そうそう!
今日のラジオで前澤さんがおっしゃっていたのですが、レコーディングの時、ノリノリだったそうですね!
そのお姿をぜひとも拝見しとうございました(笑)
お茶目な組長さん、大好きですよん♪

ではでは。
(あ〜、話がバラバラだわ・汗)


No. 569:インターナショナルオーディオショウ
組長さん (2010/11/06 13:40:25)

午前中に見てきましたが、各ブースにお客さんが沢山いて驚き!。オーディオ熱未だに覚めずの雰囲気が会場に充満していました。

音について会場で正確な評価は不可能ですが。多くの小型スピーカーが破綻無く音楽を奏でている事に少々驚きました。

大型スピーカーは何処の会場でも不利で苦戦していました。
FOCAL STERA UTOPIA tmEMtmペアで1千万円!。確かに素晴らしい音の片鱗は感じましたが、本来の性能の数パーセントも出ていたとは思えません。

そんな中アキュフェーズは流石です。DIGITAL VOICING EQUALIZER DG-48を使っていたのでしょう、断トツにまともな音を出していました。お客さんも断トツに沢山入っていました。アキュフェーズファンとしてはニンマリでした。

SACDプレヤーDP600を使い始めて約一年、益々夢中であります。
前にも書きました、SACDはもちろんですが,CDの音も良いのです。オーディオグッズで周りを固めても限界がない音質向上をします。
以前使っていたプレーヤーと入れ替えた時には余りの音の違いに驚きましたが。
1年も使っていると馴れは恐ろしい物で今では当たり前の音になってしまいました(笑)。

冷静に愛聴盤を聴き直すと、以前より演奏の個性・表現が、より引き立って聞こえます。楽器バランスや距離感の作り方など、新たな発見も沢山あります。自分の録音したSACDはスタジオで聴くよりも遙かに音楽的な音色や音場を楽しめます。

そして驚くべき事は,熱を余り発しない!。プレーヤーはガラス扉の着いたオーディオラックに入っています。機材の設置環境としては,通風が悪く最悪です。以前のプレーヤーは心配になるほど熱く成りましたが、DP-600は長時間使っても人肌程度の温度で止まっています。これは長時間にわたり安定した性能を保つ基本のように思います。

メーカーに固有のサウンドがあると言われていますが・・・。
確かにマッキントッシュは個性的なサウンドを感じます。業務機器では比較すればNEVEやAVALON・SSLはメーカー・サウンドを感じます。
しかし、私にはアキュフェーズの音には高級感は感じますが、サウンドは感じません。高級感がメーカー・サウンドなのでしょうか・・・・・。

毎年のように新しい技術を開発しながら、製品に対するポリシーは微動もしない姿は真にオーディオ界の巨人です。
今日の会場の様子を見て益々ファンになりました。


No. 568:この様な事に気がつかず今まで録音してきたことに冷や汗が出ます。
組長さん (2010/11/03 17:17:57)

有名作曲家とのお仕事。持ち込まれたハードディスク(以後HD)には、可成り本格的な仕上がりの参考音源が入っていました。
私のミックス・ダウンした音と聞き比べて「高級感が100倍違う!」とのお言葉。
Pro Tools内ミックス・ダウンとOld NEVEを使いコンソールに立ち上げた音と差が無くては困ります(笑)。

さてさて、G5とHDを繋ぐFW400ケーブルの試作品をアコリバからお借りして使ってみました。
繋いだ直後はやや硬い音でしたが。5分の曲を頭に戻すと音が変わっている!音は刻々と変わって行きます。
30分も経てば高域の硬さは無くなり、中音域から低域に太く広大な音場になりました。艶やかで力強く、ある時は依り繊細に音を感じます。
音楽の表情も依り感動的に伝わるようになりました。今までで最上の音です。

途中確認のためにHDに同胞されてきたケーブルに戻すとザラザラと荒れた細い音。余りの音の違いにアシスタント君と顔を見合わせてしまいました。

FW400ケーブルはG5前面からHDに繋いでも問題なく動きますが、背面の方が音の実在感があり・力強く・音場も広く感じます。
依り安定した動作をしますので、是非背面から繋ぐべきと思います。

今回手持ちのFW400ケーブルを数本聞き比べしましたが、驚く程ケーブルに音の個性が有ります。これらのケーブルと比較しても、アコリバのFW400ケーブル試作品は完全に別格です。

FW400ケーブルでこんなに音が変わるのならHDの電源ケーブルでの変化を試したくなり、アコリバのPOWERSTANDARDに眼鏡型のコネクターを付けた物をお借りしました。機材のセッティング中、約1時間エージングをしてミックス・ダウンする曲を立ち上げて概ねバランスをとり、聞き慣れたところでHDに同胞された電源ケーブルに交換しました。最初の1音から音の違いは明らかです。余りの音の悪さに固まりました。

POWERSTANDARDではヴァイオリンのギスギス感は大きく改善されて、音全体の豊かさが驚く程向上します。ケーブルの違いで圧倒的な音質の差が有ります。

オーディオ機器に繋がるラインケーブルや電源ケーブルと同様に、HDの電源ケーブルも音に大きな影響があることを確認いたしました。
当然ですが電源極性も、誰が聞いても分かる程音は変わります。

HD周りのケーブルで、音がこんなに違うのを知らなかったのは私だけ?。


No. 567:Re:「光明皇后1250年御遠忌法要 さだまさしコンサート」
組長さん (2010/11/01 11:09:02)

おめめさん、コメント有難うございます。

奈良東大寺で聴く「まほろば」「修二会」は特別な何かがありました。
それは、さださんのステージ上の話しがあの場に特別な世界を導いたとも思えます。
「音も野外のハンデは全くなく、極上の出来と自負しています」と書きましたが。名演奏無くして名録音無しと言われます。
自分の録音が名録音とはいいませんが。録音された音は真に何かが取り憑いたような名演奏と感じたのは私だけとは思えません。

DVD商品に成るといですね!。


No. 566:「光明皇后1250年御遠忌法要 さだまさしコンサート」
おめめさん (2010/10/31 22:25:19)

組長様、こんばんは!

「光明皇后1250年御遠忌法要 さだまさしコンサート」留守番組だった私にとってはとっても嬉しいお話です。ただ、TV見れないので、ぜひともDVD化お願いしたいと切に願ってます。組長様達にとっても素晴らしい作品はより多くの人に見て頂きたいって思って下さってますよね?
DVD化されますように!


No. 565:10月16日から
組長さん (2010/10/31 21:11:06)

東大寺での「光明皇后1250年御遠忌法要 さだまさしコンサート」は無事に終了しました。
詳細は、私の駄文より「音楽プロデューサー八野行恭の日記」をお読みになった方が良いと思われます。

過去に経験したことのない無い短時時間のサウンドチエックに、前日の夜は非常事態の予習もして緊張感一杯で臨みました。
さだチームの優秀なPAチームやライブ録音の機材をセッティングをしてくれるプロ中のプロ”SCI”の皆様の協力もあり録音も無事に終了し、放映用のTD(トラックダウン・ミックス・ダウン同じ意味です)も終了しました。
さだまさしさんでは多くのライブ録音をしてきましたが、毎度前回のクオリティーを越える様にスタッフ全員で挑戦しています。
それは、ご本人も含めてステージ上の皆様も同じと思いますが、毎回気合いが入ります(笑)。

心配したコンサート当日の照明回線の影響によるノイズはTD終了後では、演奏中は勿論、曲間でも気にならない程度まで(意見には個人差があります)少なくすることが出来ました。これはあの環境の中の録音で”奇跡”と呼ぶにふさわしい出来事です。
音も野外のハンデは全くなく、極上の出来と自負しています。

確認のために最後に映像と音を合わせて視聴するのですが、感動で何度もウルウルしてしまいました。
DVD商品に成ることを切に希望します。

今日までの2週間あまりの間に色々な出来事の遭遇しましたので、少しずつ書いて行きます。


No. 564:追憶
組長さん (2010/10/14 18:36:15)

昨日・今日と続けて取材がありました。基本的には取材はお断りしていますが。大人の世界、断れないこともあります(笑)。

1975 年録音したアルバムと1983年のシングル曲に付いての取材でした。詳細は書けませんが、懐かしい記憶が沢山思い出されました。

1975年CBS/SONYライブイン ジャパン シリーズ。毎月海外のアーティストの録音をしていました。
マイルス・フレディー ハバード・ハービー・ブラザース フォー・スリー ディグリーズ・・・・・この年12アーティストを録音しました。
多くの困難を含むライブレコーディング、失敗無く全て録音されて発売されました。陰で支えてくれた社員のアシスタントエンジニアの
皆さん。今でも助けて頂いているSCIの皆さん。録音リストを見る程に感謝の気持ちで胸が熱くなります。

1983年,郷ひろみさん・松田聖子さん等、アイドル絶頂期です。私も1976年頃から多くの歌謡曲を録音していました。
皆さん、1年にアルバム2枚・シングル3枚の発売は普通でした。アルバムの録音が終わるとすぐシングルの録音。終われば、またすぐ
アルバムの録音。数人のタレントさんを担当すれば毎日スタジオ、仕事が好きだから出来たことです。
当時13時から18時で2曲のオケ取り、片付けて19時から深夜で2曲のTD。アルバムのTDは10曲3日が普通でした。

社員時代、こんな生活が10年も続いたのです。本当に多くの方に助けて頂きました。改めて皆様に感謝です。


No. 563:やっと音が出た。
組長さん (2010/10/09 15:22:14)

昨日は12時半頃秋葉原に行きスプラグのコンデンサーを購入。

帰宅後早速配線開始、夕方配線完了して音を出すとRchの音が出ない!。基盤を外し目視で誤配線がないかチエックするが問題なし。
RCAコネクターも裸状態では問題なしだが、ケーブルをつけて導通チエックするとショートしている。
何とRCAコネクター内部が度重なる半田つけに耐えきれずプラスチックが溶けてケーブルを入れるとショートしてしまうのです。

再び秋葉原に。しかし、このチヤンデバ23年前CBS/SONYを退社する時に技術部の方が作ってくれた物。
同じコネクタが有るなんて・・・・.部品屋さんを彷徨うこと小一時間。そんな時、親切な部品屋の親父さんがお店を紹介してくれた。
何と同じRCAコネクターが今も売っていた。

家に戻り再び作業再開。6個のRCAコネクターを全取っ替え。
何せ23年の間に何度も改造しているので、当時と変わらないのはシャーシーと基盤とRCAコネクターだけだった。
此でオリジナルは基盤とシャーシーのみになってしまった。

再度くみ上げて音を出すとRchの音が出ない!。や〜〜〜凹んだ。

気持ちを落ち着けてチヤンデバの入力をLR差し替えるとRchから音が出た!。疑うべきはRCAケーブルかSACDプレヤ−。
SACDプレヤ−のRchはショートさせているので壊れた可能性もある。心を落ち着けてケーブルを差し替えるとRchから音が出た。

残るはRCAケーブル。テスターでチエックすると導通してるしショートもしていない。
コネクターのケースを外して六角レンチでケーブルを締め直し。この時気付いたのです、片方のセンターピンが若干短い!。
手探りで何度もつけ変えている時に力を入れて押し込んでしまったのだ。此で原因が分かったので音は出るはず。

祈るような気持ちで組み上げて電源を入れてゆっくりとボリュームを上げて行くと両チャンとも音が出た!。

工具類を片付けて、何時も聴く環境に戻してDG38でスピーカー調整。
聞き慣れた宮本笑里さんの「dream」や寺居尚子さんの「マイ・ソング」・さだまさしさんの「予感」等を聴くと・・・やりましたね!。
音は柔らかいが・スピード感があり・ストレス無く音が飛びだしてくる。3日間の苦労が報われました。


No. 562:お琴の音が痛い。
組長さん (2010/10/09 11:08:49)

お琴の古典ではない楽曲を最大9名の合奏で15曲録音しアルバムを作りました。

演奏者にはこの様な音で録音してほしかったと大変喜んで頂きました。マスタリングも魔法を掛けて頂きつつ順調に終わりました。
しかし、自宅で聴くと”お琴の音が痛い”。
スタジオでも多少痛かったけど・・・大音量で聴いていたから・・・・洋楽器では体験したことのない刺激・・・・・悩むことしばし。

思いついたのです。チヤンデバの内部配線はBELDENの撚り線!。これを交換してみたら改善されるかも!。
早速手元に残っていたPCOCC-Aを電源トランス100Vの入力系とCD回路以後の基盤まで。信号系の出口も交 換しました。
残念ながら入力系は線材が足りずBELDENの単線シールドに交換。

効果は絶大、音場はまた一段と広くなり、見通しも上々、音の雑味も唖然とする程少なくなりました。線材でこんなに音が違うの!。
改善点であった、お琴の爪で弾く音が痛くない音に一変しました。全く音は不思議です。

さて残りの配線をすべくPCOCC-Aを入手、交換すべき基盤を見ていると、カップリングコンデンサーのメーカーが全部違う。
入力はエレナ・低域出口はブラックゲート・高域出口はスプラグ。何か気持ち悪いのです。

この際全部同じメーカーにするべく調べるとニ◯コン MUSE KZの評判が良い。
部品屋の店員さんに聴いてみると「音は作っていないので素直な音だけど、さらさら系」と事でした。「素直な音」に惹かれて購入決定。

配線を完了して聴いてみると、店員さんの仰有るように「素直な音で、さらさら系」音色の繋がりも改善されているのですが。
音が薄ペラい。エネルギー感が淡泊、低域の力強さも大きく後退、これ好みではありません。

経験的にはスプラグのATOMが良かったのですが、最近秋葉原では滅多に見ないのです。ネットで探してみると、有りました!。
少々高いけど仕方なし。さー買いに行くぞ。趣味はまだまだ楽しめそうです。


No. 561:SONY CLASSICAL ORIGINALS
組長さん (2010/09/24 13:43:42)

シャルル・ミンシュ大好きな私は新譜が出ると、必ずと言って良い程買ってしまいます。今回のSONY CLASSICAL ORIGINALSは大当たりです。

下記 3種類を聞き比べてみました。
1998年シャルル・ミンシュの芸術
2009年 Blu-spec CD
2010年 SONY CLASSICAL ORIGINALS
演奏は2種
ドビュッシー:海、牧神の午後への前奏曲、夜想曲、他 ミュンシュ&ボストン交響楽団
ブラームス:交響曲第2番、第4番 ミュンシュ&ボストン交響楽団

結果は1998年シャルル・ミンシュの芸術<2009年 Blu-spec CD<<<SONY CLASSICAL ORIGINALS!。気持ち的にはこんな感じです。
推測ではSONY CLASSICAL ORIGINALSは他の2種と異なりオリジナルテープまで遡ったと思われます。
特にブラームスは素晴らしく音が良くなりました。弦は艶やかに・音場は広く・パートは明確に聞き分けられます。正直大興奮しました。

SONY CLASSICAL ORIGINALSでミンシュの物が出れば迷い無く全部買うことになるでしょう。真にお宝です。




No. 560:ハイブリッドディスク
組長さん (2010/09/24 10:43:30)

Mac Book ProのハードディスクをSeagate technology
Momentus XT 500GB [ST95005620AS] 4GBのSLC NAND フラッシュメモリーを搭載したハイブリッドディスクに交換しました。

2年近く使った2.5インチハードディスクの動作音がやや大きくなり、そろそろ交換時と判断、痛い目に遭わないうちにと思い探していると
上記のような商品を発見。ベンチテストでもSSDより、やや遅いくらいで可成り早い。10000rpmや72000rpmの物とは別各、圧倒的な早さでした。

Microsoft Office は体感的には半分の時間で開きます。ネットの待ち時間も圧倒的に短くなり快適に使っています。

自分でハードディスクを交換するとメーカーで修理を受け付けてくれないことがあります。自己責任で行動してください。



No. 559:日野皓正さん、レコーデング終了。
組長さん (2010/09/20 11:37:40)

緊張の5日間でした。久しぶりに心臓が競り上がって来るのを感じました。無事に録音が終わりホッとしています。

日野さんの飽く事のない探求心には毎回頭が下がります。共演するミュージッシャンの才能を最大限吐き出させる。
毎回スタジオの光景ですが緊張します。気が付いてみれば私自身も全力を尽くし、大きな達成感を頂きました。録音に参加でき幸せでした。

因みにドラムはありません、強烈なビートとスクラッチはあります。この先の情報はしばしお持ちください。
リハーサルのモニターミックスをした若者が目をキラキラさせて「日野さんて凄いですね!。このCD絶対買います」と言ってきた程の内容です。

明日はマスタリング、魔法の使えるエンジニアがどの様な反応をしてくれるか楽しみです。今日は一日放心状態で過ごします。




No. 558:Re:楽しみです
組長さん (2010/09/04 14:43:49)

おめめさん コメント有り難うございます。

きちんとしたオーディオシステムを持ってい無くても良い音は良いと感じるはずですよ。
いわゆる高級オーディオでも調整が悪ければ色々な意味でバランスが悪く、音楽的にはイヤホン以下の音がします。

イヤホンで聴いても「BLENO」よりよい音と感じられるはずです。是非楽しみにお待ちください。


No. 557:楽しみです
おめめさん (2010/09/03 22:46:21)

組長様、こんばんは!

きちんとしたオーディオシステムを持ってない私、カーオーディオやPC、ラジカセ(ラジMDって言うのかしら?)でしか聴く事が出来ないのですが…。それもイヤホンで…。
ここでお話を読ませて頂く度、オーディオ欲しいなんて思っちゃいますが、なかなか無理なので…。(家族に理解がないとね。)初ボーナスで買ったミニコンポをそのまま結婚しても持ってきて使ってましたが、さすがにガタがきてしまって使わなくなって十数年。買い替えも出来なくて…。
「新作は,一層メンバーの声を生々しく感じられます。細部まで聞こえる明快な音、3D的な広大な音場・魅力的な音色・躍動感。
アコリバグッズのお陰で、メンバーの頑張りにも負けぬ音的にも向上できました。」
そんな素晴らしさ、実感出来たら、どんなに素敵でしょう。でも、無理なので…。
でも、でも、皆様の自信作、超楽しみにしています。早く聴きたい!!まだ発売日の発表ないけど、早く聴きたいです。

大変なご作業、本当にありがとうございました。


No. 556:ACスタビライザーRAS-14
組長さん (2010/09/03 16:20:23)

チキガリのマスタリングも無事に終わり全ては順調に時間が経っています。新作は関係者全員が申しますように、間違いなく最高傑作です。

さて、何故「ACスタビライザーRAS-14」のタイトルなのか(笑)。
実は録音が終わりエディット作業が始まりTDまでの間、私は時間が出来ました。音質向上の為、ネタ探しに伊勢崎のオーディオショップ
「プロジック」に行きました。此処はアコリバのアンテナショップとでも言うお店です。

お店の小さなオーディオシステムで未発表の製品を幾つか聴かせて頂きました。
特に驚いたのは「ACスタビライザーRAS-14」だったのです。この時の驚きはオーディオシステムが消えた!と思える程でした。

幾つかの試作のグッズをお借りして,数日後TD作業に突入。
粗方バランスが取れた所で、プロデューサーの八野さん・メンバーで編曲者の渡辺敦 さん、と共にアコリバグッズの効果を確認しながら
一つ一つセッティング。
ヒッコリーのケーブルインシュレターは何の癖もなく空間が広がり驚きました。真鍮の着いたヒッコリーのインシュレターはエネルギー感が
増し、やや強引ですがこれはこれで魅力で有りま す。未発表のリングは、より音に透明感が増しました。

最後にACスタビライザーをセッティング。
細部まで見通しが良くなりコーラス個々の動きが明快に聞き分けられます。私自身は鳥肌が立つ程の効果でした。全員で効果を確認して
全部採用。八野さんの言う所の「何とも言えない、色気のような魅力有る音」になり,順調にTDはスタートしたのです。

TD作業は音の見通しが良いことで、ハーモニーの重なり・音量バランス・音色の判断等、全てが大変分かりやすくなり、TDでの解釈の
大きな変更もなく全ては順調に終わりました。

有り難いことに前作「BLENO」も音の評判は大変良かったのですが,
新作は,一層メンバーの声を生々しく感じられます。細部まで聞こえる明快な音、3D的な広大な音場・魅力的な音色・躍動感。
アコリバグッズのお陰で、メンバーの頑張りにも負けぬ音的にも向上できました。

昨日「ACスタビライザーRAS-14」を自宅に持ち込み試聴。やや大げさな表現ですがオーディオシステムが消えました!。
この生々しさは何でしょう!。確認のためにACスタビライザーを取ってみると・・・何と平面的な音!。

発売される9月初旬が待ち遠しいです。


No. 555:Re:お疲れさまでしたm(_ _)m
組長さん (2010/09/01 08:14:10)

たまさん、コメント有り難うございます。

皆様の思いの後押しで、無事にTDが30日に終わり,昨日はマスタリングでした。最後まで立ち会えませんでしたが。順調に作業は終了した
模様です。今夜にでもマスタリング済みのCD-Rを頂き自宅で聴きたいと思います。

30日TD終了後,アルバムの曲順で全曲を続けて聴いたのですが,感動的な仕上がりで最後は思わず拍手がわき上がった程でした。

全員で打ち上げに行き美味しいお酒も沢山頂きましたハイ。


No. 554:お疲れさまでしたm(_ _)m
たまさん (2010/08/31 22:45:54)

組長さん、こんばんは。
チキガリさんのレコーディング&TD、お疲れさまでした!
(さっき、あっちゃんがマスタリング終了!と、つぶやいていらっしゃったので、本当に音の作業は終わったんだなぁと思いました)
今年は暑さが半端じゃないくらいだったので、体力的にも大変だったのではないでしょうか?
ゆっくりと過ごされる時間がありますように!

今回のアルバムも、楽しみにしております♪


追伸
昨夜は美味しいお酒、召し上がられましたか?(笑)


No. 553:スピーカー・ケーブル 「SPC-REFERENCE」
組長さん (2010/08/23 17:52:42)

一大決心をしてスピーカーケーブルを交換しました。

今まで使っていたのはCBS/SONY信濃町スタジオで使っていた、日立製のLC OFC同塾タイプのケーブルでした。
音は癖もなく、非常に滑らか,刺激的な音は一切しません。流石に録音エンジニアがスタジオで吟味し特注したスピーカーケーブルです。

よりよい音を目指して何度も1m¥5.000-〜¥10.000-程度で買えるケーブルと比較したのですが,殆どは交換する気になれるような
ケーブルでは有りませんでした。1m¥5.000-〜¥10.000に拘るのは我が家のシステムは3Wayバイワイアリングになっており,交換すると40m程度は必要でそれなりのお金がかかるからです。

システムに不満を感じ始めたのは、アコリバの石黒さんのお宅で聴かせて頂いた後、家でCDを聴くと音楽的に何割か削がれている様な印象が有ったからです。電源・ライン系は全てPCOCC-Aのシングルコアー・ケーブルに交換してあるのですが,無交換なのはスピーカーケーブルのみでした。アコリバのスピーカーケーブルは銅管に高級な網が掛けてあり,万が一にも犬がケーブルに粗忽をした時には取り返しの着かない事に成ります。

SPC-REFERENCEの存在は知っていましたが、基本的には最高級品が好きな私ですので(笑)少し引けていました。PCOCC-A導体を使った他の製品と比較すると真に桁違いに安いのです。

何とか現状打破を目指して過去の信頼関係から試聴もせず、普通の外形状のSPC-REFERENCEに交換したのです。結果は・・大万歳です。

従来このシステムが持っていた音に、音の立ち上がり・音場の広がり・音楽的には躍動感などが改善されました。
恐れ多くも少し石黒さんのシステムに近づいたようです。

特に印象的だったのはパワーアンプから各ユニットまで直にケーブルを引き、音を確認したく、直ぐに音出しをしました。
エージングなど無用のような音に聞き惚れ。数時間後SACDを聴きながらスーパーツイターのネットワークからユニットに繋がる、
20cm程度のBELDENのケーブルからSPC-REFERENCEに交換いたしました。

この音の変化には驚きました。音像の天井が一段と高くなり、全体にまた一段広がりが出ました。スーパーツイターの音色がこの様に影響するとは驚きです。

スピーカー・ケーブル 「SPC-REFERENCE」は低価格ですが脅威のコスト・パホーマンスを持っています。


No. 552:Re:お返事もありがとうございました
組長さん (2010/08/23 08:54:33)

おめめさん コメント有り難うございます。

佐田家の方々は皆さん意志の強さを感じます。もちろん行動力・思いやり・人として素晴らしい方々です。
正しい親の教育の結果でしょう。暮らしは決して豊かではなかったと聴いていますが。愛情・精神・は大変豊かなご家庭だったと察します。

ご両親とはご挨拶程度の言葉しか交わしていませんが,それでも尊敬の気持ちを持つ程の何かを感じました。
それは丁寧な言葉使いから感じるのか、凛とした立ち姿から感じるのか、真にオーラを感じる方々です。

まだまだ,佐田家の方々とのお付き合いは続くと思います。色々な面で学びさせて頂きたいと思います。

まだまだ暑い日が続きます。おめめさんも健康に留意してご活躍下さい。


No. 551:お返事もありがとうございました
おめめさん (2010/08/19 21:14:05)

組長様、お返事ありがとうございます。

そうなんですね?「命のリレー」時々聞く言葉ではあるけれど、普段の生活の中では忘れてしまっている事が多いです。それを実感できる本当に素晴らしい伝統行事なのですね。
玲子さんが「精霊流し」の前に、次兄は何度も長崎に行ったり準備にとても大変だったとたしかブログだったと思うけれどお教え下さってました。そして、当日皆様が流して下さる情報にて素晴らしい精霊船のお写真を見させて頂いた時には本当にびっくりして、これだけの物を準備されたのですから、それはそれは本当に大変だったろうなんて思ってました。佐田家の長男として喪主を務められたさださんも、それを支え続けた繁理社長様もとっても素敵ですよね。何だかとても素晴らしい兄弟愛も同時に見させて頂いてるような気もしてました。お父様が亡くなられてから約1か月ちょっと、お父様がお亡くなりになった事を隠し通し続けてみえた佐田家の方々の凄さも思い出したりもしていました。(さださんのコンサートには参加できなかったのですが、昨年末は玲子さんが我が市にクリスマスコンサートで来て下さって、で、ごく普通にご家族のお話をされてみえた事に、ご訃報をお聞きした時とってもびっくりした事も思い出してました。話しているうちにきっと思い出して泣きたい気持ちになられた事もあっただろうにと思うと本当に玲子さんって強い人なんだなぁと思って感心した事も思い出したりしていました。)会長様の事を存じ上げない私の頭の中にはそのような事や今までお聞きしたいろいろなお話やらがかけめぐっていた1日でした。

レコーディングも本当にお疲れ様です。ありがとうございます。「順調です。」とお教え頂く毎日にどんどん期待が膨らんでいます。「素晴らしいアルバム」の完成を心待ちにしています。本当にありがとうございます。
最後になりましたが、毎日遅くまで本当に大変ですよね。くれぐれもお体にお気を付けて下さいませ。


No. 550:Re:ありがとうございました
組長さん (2010/08/19 10:33:07)

おめめさん コメント有り難うございます。

私もまさしさんから聞いたお話でお父様の生き様に敬意を持ちました。多分自分の父親の事よりお父様の生き様を知っていると思います。

精霊舟の先頭をさだまさしさんが歩き、大陸君が爆竹に火を付けながら歩く。命のリレーを感じました。

さだまさしさんに,あれだけの事をする気にさせたお父様は大変幸せな方と思うと同時に、さだまさしさんに大きな愛情を注ぎ
お育てに成ったのだと感じました。繁理さんも 長期に渡り長崎に入り準備をし、当日は陣頭指揮で全体を支えていました。

当日は親子の強い絆を感じ、大変幸せな気持ちになりました。

さだチームにいなければ,今回のような感動は体験できませんでした。人生の大きな宝物になりました。

チキガリもゴールが見えています。おめめさん素晴らしいアルバムが完成しつつありますよ。ご期待下さい。


No. 549:ありがとうございました
おめめさん (2010/08/19 00:08:37)

組長様、連日のレコーディングお疲れ様です。ありがとうございます。

組長様も「精霊流し」に行っておいででしたのですね。お疲れ様でした。さだ企画の方々はもちろん参加される事は分かっていましたが、組長様もお付き合い長いですものね。それにしても本当にお疲れ様でした。私は長崎まで出向く事も出来ませんでしたが、たくさんのファンの方々が事前に行くと仰ってたので、ちょっとだけ羨ましくも思っておりました。
早野さんや松本さん、それにファンの方々も本当にこまめに状況をお教え下さっていて、気持ちだけご一緒させて頂いてる気持ちでいたのですが、やはり実際は想像を絶するものがあったのでしょうね。
お父様=会長様の精霊船の本当にご立派な事、お写真で拝見させて頂いて驚くばかりでした。
爆竹の音は凄い凄いとはお聞きしてましたけど、お仕事柄、爆音で耳の聞こえが悪くなったりされても困りますし、他にも参加される方々がお怪我・火傷等されないようにと祈りながら、流して頂ける情報に、直接は知らないけれどお話でお聞かせ頂いたお父様の生き様に敬意と感謝の気持ちを持って一緒に船を送らせて頂いてるような気持ちで約半日を過ごさせて頂いてました。
大きな精霊船ですから本当に曳くの大変だったと思います。ありがとうございました。

帰っておいでになられてまた早速レコーディングのお仕事再開されてみえるのですよね。本当にありがとうございます。

まだまだ残暑厳しいですね。(また暑さがぶり返してきてしまったようです。)くれぐれもお体にお気を付けになられて下さいませ。


No. 548:精霊流しから戻り、スタジオに入りました。
組長さん (2010/08/16 12:47:40)

さだまさしさんのお父様の精霊流しに参加させて頂き,今朝一番の便で戻りました。

長崎の方は熱いです。送り火にあの様な大がかりなことをやるとは!。見物に16万人程度の人が出たようです。

精霊流しには、さだ企画の皆さん・さださんのコンサートスタッフの皆さん・チキガリの皆さん、等々多くの方が参加されました。
18時半に出発、港までの約4時間。みんなの手で精霊船を押し、改めてお父様を偲ばせて頂きました。

出発から爆竹が鳴り響き耳栓をしていても可成り”いたい”、爆竹の紙も弾け渡り体に当たると思わず声を上げる程”いたい”のです。
先頭を行く、さださんの周りには信じられない大量の爆竹が炸裂、心配になる程の大音量が大通りに響き渡ります。

全行程約2km。歩道には多くの人が重なりあい3重4重に見物客が見えました。
最大の見せ場の県庁前の坂では街灯も消され、精霊舟の提灯と浴衣を着た女性の手に持たれた花火が美しく幻想的な光景に見えたと思います。
精霊舟に関わる私達は坂を押し上げるのと,下りにブレーキを掛けるので精一杯、美しさを楽しむ余裕はありませんでした。

港でお別れの次式を行うのですが。それまでの勇壮な雰囲気とは別世界、何とも寂しい空気が場を支配していました。
精霊流しに参加させて頂き。表の華やかさと、裏の寂しさを体感しました。名曲「精霊流し」がより理解出来ます。


No. 547:BEGINマスタリング終了。
組長さん (2010/08/07 12:42:36)

東京がまだ梅雨の時期に始まった「オモトタケオ3」の録音。
先日マスタリング・エンジニア鈴江真智子氏の手により素晴らしい仕上がりでマスタリングが終了いたしました。
またまた魔法を使ったようですが,この魔法は覚めることがありません。一生楽しめます。

BEGINファンの皆様が首を長くしてお待ち頂いていた「オモトタケオ3」。期待に十分すぎる程お答え出来ます。
内容は依り内部方向に向いた、楽しく濃〜〜〜い内容です。

パーマ屋ゆんた / アンマー我慢のオリオンビール / でーじたらん / 医者半分ユタ半分 / 祝い古酒 / おもろまちで拾った恋だもの /
爬竜舟 / 金網移民、等が収録されています。楽しい楽曲が沢山有りますが、金網移民には現在の沖縄が抱える問題を深く感じます。

音的には完璧なスタジオ録音と手作りスタジオの良いところを併せ持っています。
音質・バランスはスタジオ録音の完全さ、楽器の音色は絶対にスタジオでは録れない沖縄の音がしています。
多くのことに挑戦させて頂きましたが、BEGINのメンバー・スタッフが狙っていた事が実現出来たように思います。

大きなサポートをして頂きました,Acousticc Reviveの石黒さん・yossyさん・外部構成組員の健太さん・ガーコーさん,
有り難うございました。心から感謝いたします。

「オモトタケオ3」2010/9/8(水) 発売です。少しだけお待ちください。


No. 546:貴重なお話、ありがとうございますm(_ _)m
たまさん (2010/07/31 22:20:57)

組長さん、こんばんは。
とても貴重なお話、ありがとうございますm(_ _)m

そうですね(^^)
初期のCDから順を追って聴いていると、その違いがよくわかります。
(こんな聴き方をする人間はめずらしいでしょうかね? それとも…・笑)

「驚嘆の楽曲が2曲」
めちゃめちゃ気になります〜っっ(≧▽≦)
一曲はひょっとして、濱ちゃん?
(ご本人がblogに書いていらっしゃいました。いい意味で裏切ってるって)
…発売までのお預けにしておきますね(笑)

来週も、素敵な曲たちに出会えるといいですね(*^^*)
では、よい週末をお迎えください(^^)v


No. 545:Re:お疲れ様です。
組長さん (2010/07/31 08:52:16)

たまさん・おめめさん、コメント有り難うございます。

26日から始まった録音は極めて順調に進みました。
チキガリとは2002年「Acapella」の録音からお付き合いですが、年を重ね確実に魅力を増しています。
それは歌唱力・表現法の多彩化・アレンジの妙であったり、こんな事はチキガリ大好きな皆様の方が良くご理解頂いていると思います。

最も実質的な事で感じる事は,スタジオでの進行です。録音時間は本当に短くなりました。録音中に”つまずく”事は皆無です。
毎日12時間にも及ぶスタジオ作業に、メンバーの集中力は驚異的なものがあります。しかし、笑いの絶えない楽しいスタジオ作業です。

今週の録音で驚嘆の楽曲が2曲有りました。来週はどんな曲が出てくるか、本当に楽しみです。アルバにの完成を楽しみにお待ちください。



No. 544:お疲れ様です
おめめさん (2010/07/31 00:16:08)

鈴木組長様、レコーディングお疲れ様です。
チキガリ様のレコーディング、順調に進んでるとの事、とても嬉しいです。
これからもスムーズに進みますように!

暑さ厳しい時期ですので、くれぐれもお体にお気を付けになられて下さい。


No. 543:お疲れさまです♪
たまさんさん (2010/07/30 20:44:24)

組長さん、連日のレコーディングお疲れさまですm(_ _)m

レコーディングの様子はチキガリさんのblogや、メンバーさんのつぶやきで拝見しております。
初日から順調とのこと。
嬉しいことですね(^^)
でも、まだ一週目が終わったところ。
この先何があるかわかりませんが、諸々、順調に進みますよう、お祈りいたしますm(_ _)m

完成を楽しみにしておりますね♪


暑い日がまだまだ続きます。
体調、十二分にお気をつけくださいませ。
(私はすでに室内外の温度差にやられてしまいました…風邪は引いていないのですが、自律神経のバランスを崩してしまい大変です・汗 長袖・マスク姿で電車通勤中〜だったりします。怪しい人だわ・笑)


No. 542:チキガリ レコーディングなう
組長さん (2010/07/30 11:56:43)

26日から始まったチキガリ レコーディングは今週の最終日。
すべて予定通りに進んでいます。8月中にはスタジオでの全ての作業は終了予定。

依り高いところを目指して全員頑張っています。アルバムは精進を重ねているメンバーの成長をお聞きになれます。お楽しみに。


No. 541:BEGIN TD開始。
組長さん (2010/07/21 13:49:29)

昨日3曲をTDいたしまして、BEGINの新スタジオPig pinkでの録音の成功を確信いたしました。

アコーステック・コンディショナー「RWL-3」の設置は大成功のキーポイントでした。

ご近所への音漏れを考慮し遮音した録音ブースの床は絨毯・壁はプラスターボードにクロス貼り,
天井は良くある紙をプレスしたような天井板です。何も置いていない部屋はワンワンとした響きでした。

下見に行った時に、約7畳の広さでドラムを録音したいとの要望がありました。
私は天井の低い部屋でのドラム録音は成功した経験がありません、低い天井ではどこのスタジオでも圧迫感のある濁った音になります。

なぜならば。ドラムの音は皮の振動が垂直方向に出るために天井に跳ね返り、またドラムに戻る悪循環が出来るからと思います。
部屋の広さからも当然吸音処理は無理です。
直感的に「RWL-3」を思いつき10枚を購入。どの様に設置するべきか悩むまでもなく天井一面に6枚貼りました。
壁には人がぶつからない高さに2枚貼りました。「RWL-3」の設置後は部屋の妙な響きは無くなり、癖のない良い音がします。

ドラム録音は演奏者が音を出した瞬間に「良く響く部屋ですね!」と。
一般的にドラムブースは吸音をするので部屋の響きに驚いたようです。録音後の感想は「響きも良く、大変気分良く叩けた」と言っておりました。録音する側としても元音が良ければ、録音は簡単によい音が録音できます。

余りにも順調の録音が済んだために、全員この部屋の奇跡は理解していません(笑)。私は脱力する程の達成感がありました。

勿論,唄も全ての楽器も良い音で録音できています。
TD時には存在感のあるボーカルに、アシスタント氏からどうしてこの様な録音が出来るのか、マイクは何・アンプは何,と質問を頂きました。有り難い事です。

三線の音は東京での録音とは明らかに異なります。
パンとした刺激的な音ではなく、ポロンとした柔らかな沖縄の旨みを含んだ豊かな音が録音できています。和太鼓も同様、大らかな音です。

「RWL-3」無くして、録音の成功はなかったと思います。

この様な商品を開発してくれたAcousticc Reviveの石黒さんには心から感謝です。


No. 540:沖縄での録音無事終了。
組長さん (2010/07/18 15:18:34)

17日録音の全てを終了して無事に東京に戻りました。

録音終了後、通しのプレーバックでは参加者全員が「オモトタケオ3」は名盤誕生と盛り上がりました。20日からTDが始まります。
8年ぶりの「オモトタケオ3」期待は裏切りませんよ。お楽しみに。


No. 539:沖縄の音
組長さん (2010/07/15 12:34:14)

BEGINの録音は順調に進んでいます。 そして作品は見事に沖縄の音です。

沖縄にもエアコンが効いた快適な空間のあるスタジオはあります。近代的な設備のスタジオでは沖縄も東京も多分同じような音がします。

今回の「オモトタケオ3」の録音は前作と同じように意外な場所で録音が進んでいます。それは米軍住宅を改造してスタジオにしています。
三線も太鼓も沖縄の空気に馴染んだままスタジオと呼ばれる部屋に入ってきます。マイクを通して聴く音は、唄者も楽器も純粋な沖縄の音です。

大きな住宅の中、スタジオスペース以外の場所ではいつでも三線の音が聞こえ,笑い声にあふれています。

録音中の多彩な出来事は後日時間を見つけて書きます。録音は後2日、いよいよ追い込みです。


No. 538:違法ダウンロード
組長さん (2010/07/10 21:27:14)

BEGINの録音は順調とは言えませんが進行しています。

やはり曲の完成度を上げる為にメンバーは最後の最後までこだわり,悩んでいます。
そんな中でも録音が始まるとアイディアがわき出てきて、新たな方向が見えて、最終的には感動的な作品の完成を見るのです。
こんな瞬間に立ち会えた時は、録音の仕事に本当に幸せを感じます。

新録で毎回感じる事ですが。
命を削り作品を完成させるアーティストの努力を見ると、違法ダウンロードドは絶対に許せません。違法ダウンロードしている人々は犯罪意識はないのでしょうが。明らかに法律的には”泥棒”です。そして結果的にはアーティスト生命まで削る事になります。

違法ダウンロードしている様な奴らには、回り回って天罰が下ると思います(表現古いです)。天罰は人間が犯した悪事に対して神仏が与える「こらしめ」ですが。其れなりに長く生きて感じる事は、天罰は神仏だけではなく、人間社会で人間が下しているように思います。
私が子供の時は、人として間違えた行いをすると、大人たちに”罰が当たる”などと言われました。
大人になって思う事は、人として間違えた事をすると、普通に”罰が当たる”事は間違いなと確信しています。

人社会に信頼され社会のお役に立ちながら幸せな人生を送れる人と,その様で無い人は明らかに本人の生き様が違います。
違法ダウンロードは逮捕されないから良いと思っている方、不徳を積んでいますよ。回り回って天罰が下りますよ。即止めなさい


No. 537:沖縄
組長さん (2010/07/02 09:35:18)

沖縄ではBEGINの新録音です。新たにスタジオも作り,手探り状態で録音が進んでいます。
BEGINが購入した録音機材の性能をどの様にすれば限界まで発揮させる事が出来るか,頭はフル回転状態です。

ここ数日は梅雨が戻ったような雨の日が続いています。室内の湿度も上がり除湿器がフル稼働です。

前回の沖縄録音では初めて湿気でコンデンサーマイクの音が出ない事を経験しました。
コンデンサーマイクは湿度80%を越えると流石普通の状態ではない事が音を聞いても分かります。今回は万全の注意で機材管理をしています。

新曲の録音は何度経験しても緊張します。これから10日前後は録音の日々、何が起きるかワクワクで有ります。

好きな泡盛も暫くは封印。午前中は軽く散歩とショッピングとご飯を食べて・・・・・・。ホテル暮らしも悪くありません。


No. 536:沖縄の披露宴
組長さん (2010/06/30 14:03:36)

BEGINのサポートメンバーの結婚披露宴にお招き頂き出席させて頂きました。
先ず驚いたのはロビーにいる人の多さ!。何と出席300名、この数決して多くないそうです。500名程度も決して珍しくないそうです。
ディナーショーも出来る大きなステージのある大宴会場。席には食事メニューと列んで結婚披露宴プログラム!。

新郎新婦の琉装による入場、新婦の琉装は特にお似合いで,沖縄の方と思いました。実は横須賀出身だそうです。何とも美しく綺麗です。

来賓祝辞・乾杯の後、新郎家による座開き。ステージに20名程度の演舞「鷹ぬ鳥」、皆さん大変上手な踊りです。唄・伴奏も親戚一同。
宴会進行中のBGMは全て石垣島・鳩間島・沖縄本島の親戚・先生・先輩・仲間・後輩の演奏。何とも贅沢です。

演奏の上手さも驚きますが、唄や三線はマイクを使い、その他の楽器はPAなし。驚く程のバランスの良さ!。
是非、若いミュージッシャンもお手本にして頂きたいと思いました。

古謝美佐子さんの「童神」に全員感動の涙。
友人による楽しい寸劇・余興。笑いの中宴会の最後はお決まりカチャーシー。総盛り上がりの中、新郎の胴上げ(驚)。
ご両親への花束贈呈、新郎の謝辞。気が付けば3時間はあっと言う間でした。

しかし、驚きはここから新たな幕開けです。近くの二次会場のライブハウスにほぼ全員?と思われる人が移動!。
ここでも多くの方が楽器を持って演奏、こんな場所にいた事無い。
延々続く演奏、なんとお開きは朝5時だったそうです。月曜日なのに披露宴開始から約10時間。

沖縄の人々は元気です。

新郎新婦さん、末永くお幸せに


No. 535:消磁器 「RD-3」
組長さん (2010/06/23 16:58:27)

仕事仲間のディレクターが、Blu-spec CDの音が硬いと言うのです。
確かに初期はその様に感じた事はあります,最近は随分改善されたと思っています・・・Blu-spec CD評価で決定的な違いが一点あります。

私はCDを聴く時に必ずアコリバの消磁器 「RD-1」で消磁してから聞いています。経験的に必ずギスギスした、いわゆるデジタル臭さから
解放されるからです。滑らかで艶やかな音になり・音場も広くなりホールトーンや楽器の余韻も明確に聞こえるようになります。
結果リアリティーが増し,音楽に入り込めるのです。今では手放せないGoo'sです。

話しはもどります。
ディレクターに古いですが「RD-1」を試してみますかと聞けば「勿論」との返事。彼は自宅でRR-77を使っておりまして、洗脳済みです(笑)。
私自身も「RD-1」と「RD-3」は何が違うか試してみたかったのです。この際「RD-1」を差し上げる事にいたしました。

「RD-3」を購入して「RD-1」と聞き比べてみました(嫌な事やるでしょ!)。
先ず長らく聞いていないCDを何もしないで聞きます、次は「RD-1」で消磁して聴き、もう一度「RD-3」で消磁して聴き、また「RD-1」を
使い聴くと,違いは明確に聞き取れます。
何もしないCDは論外として、「RD-1」と「RD-3」は基本は同じですが音は異なります。

「RD-3」はより洗練された音色を感じます。寺井尚子さんのヴァイオリンは決定的に異なりました。ギスギス感が大きく改善され滑らか
に,スタジオで聞いた生の音を彷彿させます。再現される音場も誰が聞いても分かる程、上下左右奥行き全て一回り以上広がります。

凄いなこの開発力、しばしボーゼンです。間違いなく、また音楽を聴く楽しみが増えました。


No. 534:Re:オーディオFANさん
組長さん (2010/06/23 00:38:50)

失礼がありましたらお許し下さい。
オーディオFANさんのコメントには私も共感する部分が沢山有ります。依って少々過激ではありますが,削除をしませんでした。

以前ここに書きましたが、私も多くのオーディオ誌に騙された感があります。またオーディオショップの店員さんも同様です。
依って長い仕事歴の中、出版物の取材には殆ど遠慮させて頂いていました。
しかし、一部共感したAccuphase・Acoustic revive・SONYの取材は受けました。オーディオに関して、3社意外は無いと記憶しています。
音に関しては未だに余りにいい加減な出版物が多すぎると思っています。出版界の内部事情が少し分かり思い直して本を購入しましたが、
やはり長続きしませんでした。

今回は取材趣旨に共感して受けました。しかし、machiko-chanさん 、オーディオFANさんの仰有るように残念な結果になりました。
オーディオFANさんがここにたどり着いて頂けた事が,少しは評価を修正御理解頂ける人がいらっやる事になり希望になりました。
コメントを頂き感謝いたします。此方こそ有難うございました。

オーディオを通じ、音楽が豊かな人生を送る友に成る事を幸せに思います。オーディオFANさん今後もコメントを頂ければ幸いです。


No. 533:
オーディオFANさん (2010/06/22 16:36:16)

こんにちわ。
コメントありがとうございます。
取材当日はそのようなやり取りがあったのですね。
凄く参考になりました。

>多方面に詳しい方がいますが、出版社のカメラマンまでご存じとは!

この人はネット上の有名人ですから、オーディオやっていてパソコン持ってる人ならば誰でもご存知だと思いますよ。あくまでもネット上だけの有名人ですし、こんな人物が表舞台で好き勝手やり出したらオーディオは終わりだと思いますが。

AUDIO BASIC試聴室でそのようなことがあったんですね。
そういった内容こそ記事にすべきだと思ってしまいました。
鈴木さんが聴いて、セッティングを追い込んで行くとどう変わったのかをコメントするみたいな。
この雑誌は今回の号もそうですが、そのカメラマンが読んでもさっぱり真意が見えてこないセッティングを繰り返すクリニック記事が大々的にカラーページで載ってたりしますし、変なメーカーの人間が意味不明なセッティング術を自作自演で何ページにも渡って書いていたりします。
こんな自己顕示欲旺盛な人間の欲求を満たすためだけの無意味な記事を載せる暇があるならば、鈴木さんのような本当のプロフェッショナルの方に聴いて判断してもらった記事のほうがずっと役立つと思うのは私だけでしょうか?
いずれにしてもオーディオ誌自体の意識が変わらないとオーディオの行く末は暗いですね。

ちなみにここのBBSはまるでオーディオ雑誌みたいにオーディオ記事満載なのですね。
とても判りやすく興味をそそられる内容が多くて驚きました。

>私が大型システムで毎日音楽を聴くというのは。先ずはスタジオでの仕事の確認。次は自分の感性の維持と磨きを掛けることです。
>幸い私はジャンルに関わらず音楽が大好きです。音楽に感動できなければ,絶対に良い録音は出来ません。

素晴らしいお考えだと思います。
良い音創りは音楽を愛することと感性を磨き上げる日々の努力からなんですね。
これからも感動出来る音楽を提供し続けて下さい。
ありがとうございました。


No. 532:「音を創る人たち」
組長さん (2010/06/22 11:44:30)

オーディオFANさん コメント有難うございます。多方面に詳しい方がいますが、出版社のカメラマンまでご存じとは!。
正直申し上げて,この様な場にコメントを頂き少々恐怖を感じます(笑)。

オーディオFANさんには私の評価を修正御理解頂けたと思います。本を読んで頂いた方が全員ここで修正して頂けると有り難いのですが。

ご意見に返事する事は難しいので、取材で何が起きたかを書きます。
実は今回の企画は「私が録音した作品を、一般的な再生装置で聞いたらどの様に感じるか」との事でした。

依って私の一番の仕事場サウンドシティーで全員で音を聞き、AUDIO BASIC社で取材を受けた後、試聴室で音を聞きました。

最初の試聴ではセッティングが完全ではなく、決して満足出来る音ではありませんでしたが、ここから驚嘆の変化が起きたのです。
私の好きなオーディオグッズ会社の方が同席していたので再セッティングを始めたのです。

この様な事は初めての経験で大変興味を持ちました。

先ずスピーカーの振り向きを変えアコーステック・コンディショナーと呼ばれる板をスピーカーの後方センターと左右の部屋の隅に設置し,
再度音を聞くと、こんなに変わるのと思う程再生音は改善されました。

再度この会社の製品をセッティングして行くと益々リアリティーが増し大きく音質は向上します。
しかし、やや高域が強い感じがしたのでDG-48を繋いで調整してみました。

音を出すとつまった感じがします。DG-48を移動用のケースからを出し再度音を聞くと私の意図したバランスで音楽が聞こえました。
更にエアー・フローティング・ボード と呼ばれる板の上にDG-48を置くと、3D的に音場は広くなり・低域も依り深く落ち着きます。
リアリティーは・・・驚嘆しました。

凄い技術を持った方が居るのだと,改めて感心いたしました。
どんな高価なオーディオシステムを購入してもセッティングが悪ければ本来の音は出ないと、此方が取材したような感覚になりました(笑)。

私が大型システムで毎日音楽を聴くというのは。先ずはスタジオでの仕事の確認。次は自分の感性の維持と磨きを掛けることです。
幸い私はジャンルに関わらず音楽が大好きです。音楽に感動できなければ,絶対に良い録音は出来ません。




No. 531:
オーディオFANさん (2010/06/21 21:08:39)

今回の「音を創る人たち」は新連載だと謳っています。
しかし、鈴木さんのような拘りを持つ方が国内に他におられるんですかね?
連載が継続出来るのかは甚だ疑問です。

色々苦言を申し上げてしまいましたが、今回の記事がオーディオ誌としては非常に画期的で素晴らしい企画であったのは間違いないと思いますし、聴きどころの解説はとても参考になりました。
鈴木さんはオーディオマニアでもあり自宅には38cmウーファーの大型システムで毎日聴くという記述も妙に嬉しく親しみを感じました。
自宅でオーディオをするエンジニアは多くないとのことでしたが、再生を知らないエンジニアが録音をすること自体、私には理解出来ません。
録音の本来の目的はいかに良い音で聴いてもらうことだと思いますから。

今回は鈴木さんにとっても満足がいかない残念な結果だったと思いますが、オーディオ愛好家としては今後もこの「音を創る人たち」で、再生(オーディオ)に理解のあるエンジニアのためになるお話が聞けたら幸いだと願っております。
そして再生側と録音側の良い関係に発展出来たら最高だと思いますね。


No. 530:
オーディオFANさん (2010/06/21 21:08:08)

初めまして。
AUDIO BASICの「音を創る人たち」読ませて頂き、鈴木智雄さんで検索したらここに辿り着きました一オーディオ愛好家です。

提灯記事ばかりが目立つオーディオ誌で「音を創る人たち」は久しぶりに興味深く読むことが出来た記事でした。
そもそも個人的に録音側と再生側は常に結び付いて連動しなければいけないと思っていましたので今回のような記事は大歓迎です。
「録音エンジニアが語る最新作の聴きどころ」などは録音された方の意図やこう再生して欲しいというような事が判って非常に参考になりました。
紹介されていた5枚は購入して聴いてみたいと思います。

しかし、インタビュー内容の勝手な修正はいただけませんね。
machiko-chanさんが仰るように編集者が他人任せ、しかもエンジニアさんの信頼に関わる大切な記事を外部編集者に任せてしまったというのは論外です。
インタビュアーももっと録音知識があると思われる嶋護氏や角田郁雄氏が担当すればこのような致命的な間違いも起こらなかったのではないでしょうか?
また、せっかくの素晴らしい記事にも関わらず扱いが小さく目立たないも残念ですね。

そもそもAUDIO BASICはどこかチグハグした内容の雑誌で、オーディオ系のサイトを運営し会費を取って小銭稼ぎをしているカメラマンが編集の大半に携わるなど、オタクの自己顕示が目的のような同人誌みたいな雰囲気がありました。
このような雑誌でせっかく今回のような素晴らしい内容の記事を企画したのに致命的なミスを犯してしまっては本末転倒もいいところですね。
残念ですが雑誌自体の体質がオーディオオタクの域を出ていない証明とも言えると思います。オーディオオタク自体、レコーディングとミキシング、マスタリングの違いも判っていない人たちが殆どですから、今回の戦犯もきっと只のオタクだったのでしょう。


No. 529:Re:re:AUDIO BASICの記事について
組長さん (2010/06/19 13:46:48)

machiko-chanさん コメント有難うございます。

仰有るようにひどい話しなのですが。心を解決するには、なぜこの様な事に成ったか、自身を見直す事でした。

インタビューに正しい日本語で分かりやすく答えれば,訂正を入れなければならない原稿は出来ないはずです。

大きな仕事が終わり、やや放心状態でインタビューを受け。思い込みで原稿を読み直し、訂正した事が事故の原因であります。
反省は自分自身でしか有りません。

一番困った事は、元原稿ではどちらにでも取れる評価が、訂正後変更で私の評価と反対になっている所です。
本を読んだ方には誤解されますが、まあ殺される事もないでしょう(笑)。

今回の件、何処かで質問を受けたら,訂正させて頂きます。
確かに、困るのは訂正できない方々ですね。誤った情報を本に載せてしまって,ひたすらゴメンナサイです。
ま〜〜〜誤った情報で、死ぬ事はありません。

”マスタリングにはラージモニターを使用”は,イージーミスと聞いています!。
本来は”レコーディングにはラージモニターを使用”と書くべき所ですね。

現状は口先とプラグインを使った、なんちゃってマスタリングが主流の今(失礼)。
多くの音楽関係者が本当のマスタリングを知らないのは残念です。

machiko-chanさん、これからも宜しくお願いいたします。南の島で楽しい休日をお楽しみ下さい。


No. 528:re:AUDIO BASICの記事について。
machiko-chanさん (2010/06/17 12:42:37)

それは、雑誌ですか?
ひどい話ですね。
普通、校正が終了したらそれをもう一度チェックさせてもらって、こちらがOKを出したらそこから文章いじるってあり得ないですよね。
テレビ・ラジオ・雑誌・新聞。どんなメディアも話し手の伝えたいことを意図的に改造できるといういい見本ですね。
正反対の結果を導きだすなんて、今後様々なメディアで記事やインタビューを聞いたり読んだりしても簡単には信じられなくなりそうです。

情報が断片化してものすごい早さで一人歩きする時代です。
インターネットの悪意ある掲示板(○ちゃんねる、とか)に、「あいつは相手や場所によって言うことがコロコロ変わる」なんて書かれでもしたら、やっかいですね。

組長さんの記事が出てるから買ったという人もいるでしょう。その人は次号なんて買わないと思います。
そういう人たちにもわかるように告知宣伝をして、訂正記事より、正しい全文を載せてほしいと、私なら思います。

ところで、

先ず中見出しの記事を読んで驚きました。
”マスタリングにはラージモニターを使用”

というのは、組長さんが指示を出してラージを使っているという誤解でしょうか?
CD−Rの方が良いなんて、正反対の結果を導きだすことも含めると、"校正を依頼している外部編集者"さんは余程マスタリングエンジニアを馬鹿にしておられるか、お嫌いなようで・・・。悲しく思います。
ま、"校正を依頼している外部編集者"さんに最終工程をすべてまかせご自分でチェックなさらない編集者さんもいかがなものですかね?


No. 527:AUDIO BASICの記事について。
組長さん (2010/06/15 11:14:29)

5月に取材して頂いた記事がAUDIO BASICに載りました。私の訂正が十分でなく理解しづらい部分がありますが,困った事が起きました。

先ず中見出しの記事を読んで驚きました。
”マスタリングにはラージモニターを使用”は間違いではありませんが・・・・、私はマスタリングエンジニアではありません(笑)。

原稿訂正後変更したと思われる部分問題があります。
訂正原稿では。
単純には24bit/96kHzで記録されたデータは16bit/44.1kHzのCDには入リ切れないのだが、・・・・
トラックダウンを終ったときの音をプロトゥールスに取り込んでCD-Rに焼 いた音と、それをDSDにしてマスタリングエンジニアリングの
ところに持っていって、レベルを変えないでCDにしたときは、技術にもよりますが、その方がいい音がします」と鈴木さんは言う。

理解しやすいように一部省かせて頂きましたが、確かに分かりづらい文章です。

この文章が下記の様な文章になっていました。
技術にもよりますが、*CD-R*の方がいい音がします」と鈴木さんは言う。
私の音質評価と反対になっています。

AUDIO BASIC社で原因を調べたところ、校正を依頼している外部編集者が、誤字・脱字だけを修整すればよいものを、
気を利かせたつもりで語句を変えてしまったようです。見出しの件も同様との事でした。

次号(9/9発売号)で目に付くように訂正記事を出して頂けるそうです。

私の理解しづらい話しと説明は十分に反省する価値がありますハイ。


No. 526:Re:Re:EV RE20
組長さん (2010/06/15 10:18:40)

machiko-chanさん コメント有難うございます。

学校でRE20の用途まで教えていた!。特別個性的なマイクとして扱われていたのですね。

名エンジニアU沼さんは南沙織さん初期楽曲のブラスに使っていました。駆け出しの私には,この先進的な使い方に驚きました。
その後、海外から来たエンジニアのアシスタントに付いた時、W Bassにこのマイクを使った時にも,意外な使われ方に驚きました。
初海外で師匠フィル ラモンの録音をA&Mスタジオで見学した時には、グレン キャンベルのボーカルマイクとして使われいました。
何にでも使えるダイナミックマイクとして私の頭には記憶が残りました。

一番有名なのはDJ赤坂泰彦さんの手持ちマイクとしてですね。


No. 525:Re:EV RE20
machiko-chanさん (2010/06/15 00:32:48)

この名前は私も知っています。
遠い昔に学校で使いました・・・。
ご多分に洩れず、Kickに使うものだと教わりました。
今となってはいい思い出です(遠い目)

それにしてもVocalに使うだなんて、どれだけ太い声の持ち主でしょうか??


No. 524:EV RE20
組長さん (2010/06/14 06:44:31)

70年代Kickに使っていた名品EV RE20が組機材の仲間に入りました。それも可成り美しい状態のヴィンテージものです。
RE20はロックの唄やWbassにも良く合うマイクです。選択種が増えたことで、新しい世界が見えてくるかも。

今日から沖縄、もちろん仕事です。梅雨終わるかな?。何だかツイターみたいですね。


No. 523:防振ピンIP-2F
組長さん (2010/06/10 11:30:34)

Acoustic reviveから送りただだいた防振ピンIP-2FをPro Tools 192HDI/OをSPDIF端子に刺してみました。効果は絶大です。
同席したスタジオエンジニアも「変化を信じたい」と唖然としていました。

ひ弱で・薄っぺらいテジタル音が、最高級アナログ機材の様に変わりました。
ショートピン同様に、安定した低音に支えられ・滑らかで・艶やか、声や楽器の音が極めて自然・現実的です。

もしショートピンと防振ピンを使い音質向上が感じられなければ。余程録音システムに問題があるか、貴方の耳に問題があります(失礼)。

低予算で音質向上を目指すなら、ショートピンと防振ピンは驚く程効果があります。是非お試しを。


No. 522:ショートピンを使う。スタジオ
組長さん (2010/06/06 13:57:02)

此処に何度か書き込みをして頂いたYossyさんがAcoustic reviveの社員になりました。
自宅での結果をYossyさんに伝えるとスタジオの機材でテストして欲しいとの依頼を受けました。時はTD真っ最中、早速実行してみました。

Pro Toolsで使っているのは全48ch。外付けNEVEのライン 回路を通してスタジオの卓SSLに立ち上げているのは24ch。
残り24chは直にPro ToolsからSSLに立ち上がっています。

NEVEの空いているマイク入力にBSIP-2F+QR8を24ch刺して音を出してみると・・・・、唖然とするほど音が良くなる。
滑らかで・艶やか、声や楽器の音が極めて自然・現実的。音場の混濁感も劇的に改善さている。兎に角リアル!。

振り返ればディレクター氏も驚嘆の表情!。「音が良くなった事で、歌の表現が凄く良くなった」と。

ここで気が付いたのは全48chの内24chのみショートピンを使っているのに、
直にPro ToolsからSSLに立ち上がっている楽器の音まで良くなっている!。なぜ?、音は不思議、理解や説明できない事が多すぎる。

次はIP-2F(出力単子用防振ピン)+QR-8をA/DコンバーターAD-2402・D/AコンバーターDA-9601のSPDIF端子に刺してみた。
DA-9601を使っている声・楽器は一層リアルになり!。
AD-2402を使いPro Toolsに録っている2chサブマスターの、ひ弱で・薄っぺらい音も可成りDSDの音に近くなる。驚嘆です!。

残っていたBSIP-2F+QR8をDSDレコーダーGenex / GX8500の空いているタイムコード入力に刺して音を聞いてみると,
見事に同傾向で音が良くなっている。音声回路には関係ないはずが・・・・なぜ?。

驚きの連続の中、元と聞き比べれば、音の質感・品位共に信じられない程大きな差が有る。

CD等のいわゆる”まとまった”音源ではないので、効果が一層大きいと思われます。

Acoustic reviveの製品の宣伝掲示板のようになっていますが(笑)。
良いものは皆様にお伝えしたいと思いNo435〜440に「私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由」スタジオ編も書きました。
優れたオーディオグッズは録音にも使って見れば驚くほど効果が有ります。


No. 521:ショートピンを使う。自宅
組長さん (2010/06/06 12:30:10)

最近自宅のAccuphase DG-38の測定用マイクが繋がるキヤノンコネクターにAcoustic revive BSIP-2F(ショートピン)を刺してみました。
効果は大きく明らかに音は良くなります。ピンの頭にQR-8を貼れば1段も2段も音が迫り出し、音が生き生きと鮮明になりました。

IP-2F(出力単子用防振ピン)+QR-8もSACADプレーヤーのデジタルOUTに使いました。音の変化は同様です,相乗効果で音が躍動します。
これに気を良くしてパワーアンプP-700のバランス入力にBSIP-2F+QR-8を使ってみました。直後は余り大きな変化は感じませんでした。
しかし、音楽を聴き続けると今までとは明らかに違う。大音量になった時の低域の深さと面積が違う。実に堂々とした低音を感じます。

数年前、余り効果を感じられなかったショートピン。しかし自宅のオーディオシステムも日々成長し、今では何をしても見事に反応してくれます。

長年聞き慣れたCDを聴けば、音の雰囲気は別物の様に変わりました。何と心地よい音でしょう。ここに来てまたまた劇的な音質向上です。

ここにたどり着くまでの歴史はNo415〜420の「私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由」に書きました。



No. 520:George Szell
組長さん (2010/05/28 21:01:55)

machiko-chanさん コメントありがとうございます。

ジョージ・セルさんのモーツァルトでクラッシック開眼ですか!。渋いですね・・・・。
「いい演奏に出会えば、人は自然と感動するんだと」。確かにそうですね。
machiko-chanさんは鋭い感性をお持ちなので、仕事を離れて音楽を聴く機会があれば、また感動するクラッシックに出会えると思います。
これからも楽しみですね。

たしかに音楽教育の中でクラッシックを好きになる人は余りいないですね。
私は中学生の頃に兄の聞いているクラッシックを流し聴きしながら曲を覚え、自分でレコードを買うようになってから、いろいろな曲と
指揮者に夢中になりました。しかし、ごく限られた範囲のドイツ・オーストラリアの古典主義が中心でした。

年を重ねて行くと、苦手であった曲も指揮者も理解できるようになってきましたが、まだまだ邦人演奏家も含めて知らない世界があります。
最近は古い録音でも演奏の評判の良い物は一生懸命買い集めています。家はじりじりと狭くなっています(笑)。

一曲を指揮者を変えて聞き比べたり、一人の指揮者の録音した楽曲を可能な限り聴いてみたり。音楽は深く広いです。

私は昨年の今頃、改めてセル・クリーブランドの演奏の素晴らしさに感動し、SACDを買い集めていました。
今はパブロ・カザルスに魅せられています。


No. 519: Re:ぐだぐたとした気分一掃。
machiko-chanさん (2010/05/28 10:33:13)

クラシック音痴の私。
仕事柄わりとたくさんの演奏を聴いているとは思いますが、プライベートで聴くことはほとんどありません。
理由は、「良さがわからない」から。
レコードやCD、何を聴いてもはっきりしない音で、ずるずると音が流れていく印象。もしくは靄のように視界の悪い中でキンキンと中域だけが耳につくような印象。そんな状況で生演奏会など行きたくなるはずもなく・・・。
それでもピアノを習っていたせいか、ピアノ曲にはあまり抵抗がありませんでした。特に、横山幸雄さんのピアノはとても素敵。

と、こんな私がある日偶然聴いたのは、ジョージ・セルが指揮したモーツァルトの「交響曲第40番ト短調 K.550」。
残念ながら指揮者名の他にはなんの情報もなく、演奏がどこのオーケストラなのか録音はいつなのかもわからなかったのですが、何度も何度も聴かされたこの有名な曲が、そのときまるで初めて聴く曲のように響いてきました。
演奏の正確さはまるで冷酷さに通じるかのようなのに、繊細で艶やかで表情豊か。
そのとき初めて思いました。音楽を聴くということは「こういうところをこう聴く」と教わるものではないんだ、と。「子犬のワルツ」のピアノがころころと転がるような演奏が可愛い子犬が足取り軽やかに楽しそうにじゃれながら歩いている様を表現している、と言われてもその演奏を聴いてそう感じられなければどうしようもない。なのに、学校ではそう感じろと押し付けられ、それがどうも自分のクラシック離れの原因になっていた気がします。
いい演奏に出会えば、そしてそれがメディアになっている以上もちろんいい録音・マスタリングであることも大事なのでしょうが、人は自然と感動するんだと。
それまでは、私はクラシックを理解することができない音楽的に教養の低い人間なんだと思っていたのですが、ジョージ・セルと横山幸雄に出会ったことでほんの少し劣等感から抜け出せたと同時に、少しだけクラシックを好きになることができたのでした。


あ、誤解のないように付け加えます。私が感動しなかった演奏(家)が悪いと言っているわけでありません、念のため・・・。


No. 518:SHURE SHR840 買いました。
組長さん (2010/05/27 10:45:22)

日頃はイヤホンのSHURE SE530を使っていますが、小さな欠点がない訳ではありません。
歩くと体の振動がイヤホンに響きます。うっかり寝込みイビキをかけば、頭中に響き渡ります(笑)。

私流の音質評価ではヘッドホーンが有効です。現用はSONY MDR-CD900(スタジオモデルのMDR-CD900STではありません)と、
海外仕様のMDR-7506で、スピーカー・ユニットはMDR-CD900に交換してあります。

MDR-7506は時代により音は異なり,現在の物は決して褒められた物ではありません。

SHR840はMDR-CD900と比較してもバランス・音色共に十分魅力的です。十分にスタジオで使える品質を持っています。
SONY MDR-CD900が生産終了してから約20年。代わる物が無く困っていましたが、やっと出会えたような気がします。

MDR-CD900と比較するとやや大型でイヤーパットの圧力も高く、長時間の装着は少し厳しいと思われます。
音質はやや硬い感じはしますが,エージングが済めば心地よい物になるでしょう。音場の広さはSONYを上回ります。

SHURE SHR840は可成り満足出来る商品でした。



No. 517:ぐだぐたとした気分一掃。
組長さん (2010/05/26 10:37:08)

名演と言われたCDがBOXセットになり可成り安く手に入ります。

聴いてみれば、其れなりに感動はしますが(失礼)。何故か心臓を”わしづかみ”されるような感動が有りませんでした。
心の病気かと・・・(笑)。そんな時、CD棚に長い間聴いていないCDを見つけました。

パブロ・カザルス指揮、マールボロ音楽祭管弦楽団 メンデルスゾーンの交響曲 4番「イタリア」。
ホールトーンを感じさせない生々しい録音です。演奏は熱く躍動感にあふれています。心を”わしづかみ”されました。

続いて、モーツァルトの後期交響曲も聴きました。これも凄い!。
最近の演奏では聴けないゴツゴツとした質感で、一般的な美的感覚からは遠くかけ離れた演奏、野性味あふれるモーツアルトです。
気が付けば、音をにらみつけるように聴いている自分がいました。

パブロ・カザルスの演奏は録音が古く、余り聴いたことはありませんでした。
これを機会にと1930年代の録音も聴くと、やはり素晴らしい演奏でした。

バッハ無伴奏チェロ組曲、1937年録音のジョージ・セル指揮、チェコ・フィル ドヴォルザークのチェロ協奏曲
録音の悪さを越えて,ぐっと迫る音魂があります。大感動できたので、どうやら心の病気ではないようです。


No. 516:ケーブルインシュレーター「RCI-3」
組長さん (2010/05/10 17:24:57)

昨日は発売予定の無い、ヒッコリー材インシュレーターについて書きました。
今日は改めて購入できる、ケーブルインシュレーター「RCI-3」と聞き比べてみました。

結論から書けば、間違いなく依りニュートラルなのは「RCI-3」です。
例えば弦アンサンブルの匂い立つような雰囲気は、ヒッコリー材インシュレーターでは,難しい表現ですが、
若干力強さが勝ち・厳しく・熱く感じます。勿論決して悪くありません,録音した本人でしか分からないような差です。
「RCI-3」では意図した雰囲気が何も誇張されず、そのまま出てきました。

昨日の音質向上はケーブルインシュレーターとシルク・アブソーバーを設置した事による効果と理解すべきと思いました。

アコリバ製品の特徴ですがどれも大きく音楽の表現が変わることがありません。良いと思われる音から外れることもありません。

ジャズ好きで有れば、ヒッコリー材インシュレーターを何とか手に入れることをおすすめします。
ドッシリとした力強さと躍動感は虜になります。
音楽全般をお聞きになるなら「RCI-3」をお薦めします。音の持つ魅力を全方向に、透明度・立体感・質感を向上させます。

私は1個のケーブルインシュレターと3カ所にピュア・シルク・アブソーバーを使ったことによる音の激変に驚嘆しています。


No. 515:またまた、アコリバに参りました。
組長さん (2010/05/09 19:14:22)

仕事も一段落してオーディオにドップリ浸かりたく、
お預かりしているAcoustic reviveのヒッコリー材インシュレーターを自宅に持ち込みました。

”さだまさし”さんの新作アルバム「予感」のTDに使った時は、
「激変とは感じることはなく、実にどっしりとした落ち着きのある、姿の良い音場に変化しました」と書きましたが。
多種の音楽を自宅で聴けば、新たな印象を持ったのです。

昨年オーディオ専用線を配電盤から引きましたが、何点か気になっている事がありました。
配電盤内で家庭内に送られる配線と接している事・お風呂場の天井裏で換気用の金属パイプに接している事・
天井裏から壁に沿ってコンセントに落とす際が接している事です。

先ずは専用線を何も接することなく壁に沿って落とせるように、ヒッコリー材インシュレーターの置き位置を調整して使ってみと・・・・。
激変です!。

”寺井尚子”さんの新作「マイ・ソング」を聴くと、全体が力強く実在感が凄いのです。真に未体験の領域です。
ベースの質感も驚く程向上し、ベースドラムの輪郭や強弱も一段と良く分かります。当然ハイハットやシンバルの動きも目に見えるように,
スタインウエイのピアノは、スタジオでの生音はこんな音と思い出せる程の素晴らしさ。しかもヴァイオリンの嫌な音は一切無し!。
驚嘆しました。

来月発売、”彩風”の新作アルバム「彩花」を聴けば,ボーカルの質感・唄の表現、極上の再現です。

専用線が家庭用配線と接している所と金属パイプに接している所には、ピュア・シルク・アブソーバー「PSA-100」を挟みました。
これも驚き、音離れが一段と良くなりました。残響の浮遊感も一段と明瞭に、音場もより広く感じ明確に雑味が減衰しました。

朝からオーディオで遊んでいたのですが、最初に聴いた”さだまさし”さんの「予感」を聴き直すと弦セクションの音が明らかに違う!。
今まで聞いた音の記憶は間違えか?疲れたか?・・・・気が付けばエアー・フローティング・ボードRAF-48の空気が減っている!。
不安な気持ちで空気を入れて5mm程浮かせて聴けば、何この実在感・立体感、すばらし〜〜〜〜いです!。

色々楽しみましたが。未発売のヒッコリー材インシュレーターは麻薬的?な魅力があります。これ外せない!。
スタジオ仕事どうしましょう。


No. 514:Re:リベンジ
組長さん (2010/05/09 19:07:35)

たまさん、コメント有難うございます。

仕事は気楽にやれば其れは其れなりに済みますが,「さだチーム」にはそんな雰囲気は欠片もありません。
さださんの頑張りを感じれば,さださんの思いを実現すべくスタッフ全員全力で頑張りますが。
capさんの思いは誰よりも強いと思います。毎回アルバムの録音が終わると「歯がガタガタになる」と言っていました。

そんな中「ばかばかしい事」も「一生懸命」やっています(笑)。

分杭峠では,みんな子供のように楽しみました。さすがに1.400mの山の上は空気も美味しく,美しい景色を楽しみました。
車中はスタジオと異なる雰囲気で多彩な話題で盛り上がり、充実した時間を過ごせました。

神戸も美しいところが沢山有りますね。梅雨前に、たまさんも緑に中に身を置けると良いですね。

手違いで517消去してしまい,書き直しました。


No. 513:リベンジ
たまさん (2010/05/08 23:27:21)

組長さん、こんばんは。
さださんのレコーディング、お疲れさまでしたm(_ _)m

capさんの「頭痛、腰痛、肩凝り、鼻血」って聞いた瞬間「すごい現場だな…」と感じてしまいました。
(いや、良い意味での「すごい現場」ですよ)

さてさて、capさんのblogで拝見しました(^^)
3月の「残り300m」のリベンジ(笑)
おめでとうございます(笑)
私も緑の中に身を置きたいなぁと思いました(^^)
(近くに山があるのになかなか行けてなかったりするんですよね…。あ、ちなみに私の住んでいるところは神戸市内です)


No. 512:Re:Re:「予感」
組長さん (2010/05/07 11:48:01)

capさん、コメント有難うございます。

私が、さだチームに入り15年が経ちました。
この間色々なことがありましたが,依り高い完成度を求める挑戦の繰り返しに、スタジオでの作業は今回が一番緊張したと思います。

記憶の中でもcapさんも一番ご苦労をなされたと思います。「行」と書かれていましたが、言葉が悪いのですが「賽の河原」状態に、
前向きに全身全力で挑戦して頂いたと思います。本当にお疲れ様でした。

制作が終わってしまえば,山登り的達成感があります。次回も依り高い「さだクオリティー」を求めて頑張りたいと思います。

改めて皆様お疲れ様でした。感謝です。


No. 511:Re:「予感」
capさん (2010/05/05 16:32:43)

関係者の皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

お陰様で今年も満足出来るものが出来上がりました。

この「予感」のレコーディングはホントに大変で、頭痛、腰痛、肩こり、鼻血に悩まされ、気力と体力の限界に挑戦している感じでした。こんなことを書くとお叱りを受けるかもしれませんが、自分では「行」だと思ってやっていました。

様々な人に、物に助けられた結果だと思います。

全てに感謝です。


No. 510:連休を楽しむ
組長さん (2010/05/05 10:49:39)

連休も今日で終わり。都心は車が少なく空気が綺麗です。
六本木では「名古屋」「福岡」「大分」「山形」「仙台」など、普段余り見かけぬナンバープレートを見ます。

3月4月と自宅ー駐車場ー車ー駐車場ースタジオ、の生活が続き運動不足から明け方足が痙ることがありました。

運動不足解消に久しぶりに自転車を引っ張り出し,東京タワー近く「麻布台」のサウンドシティースタジオに行きました。
約5Km30分、しか〜〜〜し、思いの外つらい!。少し作業して戻ると、がっくり。わ〜〜足弱っている。

昨日は秋葉原に部品の買い出し。地下鉄で「御茶ノ水」へ13時到着。
約10分歩いて「秋葉原」へ。買い出し・探索と、秋葉原を堪能して14時。

此処で足を鍛えるべくサウンドシティースタジオまで歩くことにしました。
いつもは車で通る道、歩けば色々なお店を見つけ其れは其れなりに楽しい。
「秋葉原」から「小川町」東京駅手前「大手町」から「桔梗濠」に沿って「皇居」敷地内に初めて歩きで入り「二重橋」を横目に、
「桜田門」をめがけひたすら歩く。観光の方が沢山いました。
「桜田門」を抜けて、警視庁の建物を右手に「霞ヶ関」ー「虎ノ門」-「神谷町」、ここで「秋葉原」を出て1時間。
休憩をかねて軽く食事をして,此処から10分でサウンドシティースタジオに15時半到着。

置いてある部品の採寸をして15時50分サウンドシティー発。
自宅の「新宿1丁目」を目指して歩き出すが、足が痛い・重い。
「六本木」ー「乃木坂」(鈴木組飲み会の聖地)ー「青山1丁目」ー「信濃町」−慶応病院を抜けー「四谷4丁目」交差点に,
情けないことに足は限界。17時に我が家に到着,本当に疲れた〜〜〜〜。

地図で歩いた距離を測ると「秋葉原」ー「麻布台」ー「新宿1丁目」で約11Km程度。
「御茶ノ水」から秋葉原を歩き回り、多く見積もっても15Kmは歩いていない。

東京でもホノルルでもマラソンなんて全く無理ですね。

今日は「はいさいFESTA 2010・音楽祭」を見に川崎へ。あ、もちろん電車です。


No. 509:Re:お疲れ様でした&ありがとうございます
組長さん (2010/04/30 23:12:46)

おめめさん ,コメント有難うございます。

どの様なオーディオ・システムでも、音の違いの大小は有ると思いますが、今まで以上に心地よい音の唄をギターをお聞きになれると思います。

「予感」は編成がシンプルなので本当に大変でした。制作に参加した全員が”全力を出しきった感”が有ると思います。
特にcapさん、2480さん、は世界一の完成度を目指して頑張ったようで、最後まで持つのか本気で心配いたしました。

しかし、全力を出すように仕向けているのは間違いなく,一番頑張っている「さだまさし」さんです。

発売まで少しだけお待ちください。capさんのブログや此処に書いたことがご理解頂けると思います。


No. 508:お疲れ様でした&ありがとうございます
おめめさん (2010/04/30 21:30:40)

組長様、そして関わって下さった皆様、本当にありがとうございました。
我が家には素晴らしいオーディオ設備はありませんので、皆様が丹精込めて作り上げて頂いた音を感じる事はできませんが、お聴かせ頂ける日が楽しみで仕方ありません。本当に本当にありがとうございました。


No. 507:「予感」
組長さん (2010/04/30 14:47:43)

「さだまさし」さんの新作アルバムのタイトルです。
多くの、山・谷・を越え、制作スタッフの最終点、マスタリングも昨日無事に終わりました。
作品の内容が濃いので聞き込んでいると、あっと言う間に最後の曲になります。余韻を楽しみ、また頭から聴き直す。そんなアルバムです。

capさん、2480さん、お疲れ様でした。マスタリングの鈴江真智子さん、今回も大変お世話になりました。
録音で工夫したことが見事にCDの音に反映されています。お陰様で大満足・最高の仕上がりです。
CDを購入して頂いたお客様にも大満足して頂ける音質と確信しています。有難うございました。

機材的にはヴォーカル用のAVALON M5にNEVEのOUTPUTトランスを乗せ、2社の良いとこ取りをいたしました。
また、この状態でアコースティクリヴァイブにチューンナップをお願いしました。
効果は期待以上で驚く程に、艶やかで・力強く・雑味のない・大きな音像・を録音することが出来ました。

スタジオに陣中見舞いに来た鈴江さんもTD中の音を聴き、リアリティーが大きく向上したヴォーカルに違いが直ぐに分かったと仰有っていました。

チューンナップして頂いたAVALONの電源トランスも最終のコンプレッサーに使いました。
結果全体のリアリティーが驚異的に良くなり、音質向上に大きく貢献してくれました。

試作品のヒッコリー材とB20銅合金を組み合わせた、ケーブルインシュレーターもアキュフェーズのクリーン電源に使わせて頂きました。
過激な音質の変化は有りませんが、実にどっしりとした落ち着きのある、姿の良い音場に変化しました。これは手放せません、宝物です!。
材料の関係で大量生産は不可能とお聞きしましたが・・・・・・・市販して頂けないのが本当に残念です。

大きなサポートをして頂いた、アコースティクリヴァイブの石黒さんにも大きな感謝です。

スタジオ関係者の皆様、またまたお世話になりました。お陰様で語り継がれる名作品が完成いたしました。感謝です。


No. 506:「さだまさし」さん2010型アルバム
組長さん (2010/04/27 12:23:12)

「さだまさし」さんのアルバム制作がいよいよ最終段階に入りました。

今年もご本人も含めて制作スタッフの頑張りには驚かされています。時間の許す限り挑戦です。

特にcapさん2480さんは連日の戦いが続いています。お二方の粘り強さには頭が下がります。よく言えば変質者です(笑)。

詳細は書けませんが。2010型「さだまさし」さんのアルバムは、さだワールド濃縮タイプと感じています。
どうぞ濃い〜〜〜ままお飲みください。美しいギターの音色と歌声で、さだワールドに引き込まれます。

期待を込めてお待ちください。


No. 505:「THRILLER」
組長さん (2010/04/27 12:13:19)

昨年アコリバの試聴室で「THRILLER」をLPで聴かせて頂きましたが。この時の音は筆舌に尽くしがたい音で、真に度肝を抜かれました。

頭の中に余韻が残り、今更でありますが「THRILLER」のSACDを購入しました。
勿論、新品は滅多に見ることもなくAmazonの中古品 ¥ 25,707なんて物もあります。因みに私は¥16,500でした、高い!。

しかし、音を聞けば衝撃的によい音でした。今まで聴いていた通常のCD「THRILLER」は枠の中で藻掻いているように聞こえます。
SACDは聴けば聴く程、完璧なミックスバランス,音楽内容、ひれ伏すばかりです。もっと早く安い時に買うべきでした。
アコリバの試聴室で聴いた「THRILLER」には及びませんが,可成り満足です。やはりSACDの能力は凄い!。

Hybrid SACDでない最初期に発売されたSACDは品不足も有るのでしょう、値上がりしています。
早く買わないと無くなるとの強迫観念もあり,一生懸命に購入しています。元の録音状態にも依りますが,良い物は真に宝物になります。

ここ数年自宅のオーディオシステムの音質向上が著しく,聴き直してみると意外な程良く聞こえるSACDが沢山あります。
ワルター指揮のブラームス 交響曲4番 は、記憶では音が細く寂しいくらい薄い音でしたが,今聴いてみると別印象で音楽に没頭できました。

暫くはマイブームでSACD試聴が続きそうです。





No. 504:彩風「命花(ぬちばな)」
組長さん (2010/04/07 10:30:21)

マキシ・シングル新譜「命花(ぬちばな)」が今日発売になりました。

彩風のボーカル”仲田かおり”の美声と歌には惚れ込んでいます。そして沖縄美人です。
サウンドプロデューサーの島尻哲明の才能も豊か、彩風の音は島尻哲明の音です。

東京録音分は私が,沖縄録音は東江厚志さんが担当しました。

彩風のホームページも併せてご覧下さい。沖縄録音の記事が沢山書かれています。
http://www.ayakaji.info/

是非多くの方に聴いて頂きたい作品です。


No. 503:Emi Masters
組長さん (2010/04/02 14:01:30)

また散財してしまうけど,嬉しいのです。

Emi Mastersシリーズ。
フォーレ、レクィエム、ドビュッシー:映像 クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団
ブラームス、ドイツ・レクィエム クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団
エルガー 、チェロ協奏曲、海の絵、序曲『コケイン』 デュ・プレ、ベイカー、バルビローリ&ロンドン響、フィルハーモニア管

上記の3枚は何度買い直したでしょうか。一番音の良い音の物が残っていますが,今回は別格です。
レンジ感は広く音の純度も驚く程高くなっています。真にアナログのオリジナルマスターテープを聴く思いです。

年2回20枚ずつ発売されるようです。今持っているEMIレーベルのCDを全部買い直しても良いと思える程の商品です。
H○Vのマルチバイ特価(税込) で¥691 !。これ買うでしょ〜〜〜〜。


No. 502:Re:Re:A○○nには私もやられました!
組長さん (2010/03/30 10:09:15)

オーディオ初心者さん、コメント有難うございます。

A○○n脱税事件・A○○n商法、なんて言葉で検索を入れると,色々出てきますね。
知れば知る程会社の経営体質が「いかがわしい」と感じてしまいますね。何処かで真相が明らかに成る事を期待します。

面白い事がありました。探していたCDがA○○nの出品者からの中古品でありました。
昨日届いたのですが,問題となった輸入盤ビニール包装無しより遙かに綺麗な商品でした!。



No. 501:Re:A○○nには私もやられました!
オーディオ初心者さん (2010/03/29 22:21:13)

A○○nは、東京国税局相手にやりあってるぐらいですから、私たち一般人が裁判なんて到底無理です。
日本で商売してるのに、税金を払ってなかったというのも驚きですが…


No. 500:RE:>496&501
組長さん (2010/03/29 13:25:06)

machiko-chanさん、コメント有難うございます。

501
そうですよね!。長年のクレーマーとして活躍していましたが、初めての「敗北宣言」でした。

仰有るようなやり方でやれば出来る事なのですが。
私が手にした商品について調べなければ成らず、出荷状態の検証、流通ルート等を含めて不可能と判断しました。
何度も書くように決して相手方を「白」と思っている訳ではありません。正直に「悔しいです」(笑)。

496
先日は此方こそ有難うございました。楽しい時間を過ごさせて頂きました。
また機会が有れば、宴会要員で声を掛けさせて頂きます。ご都合が良ければ是非ご参加下さい。

三次会の深夜のラーメンはきつかったけど、旨かった!。有れ何でなんでしょう?。
癖になると間違いなく体をこわします。周りに健康を害して、その後厳しいリハビリをしている方がいます。

machiko-chanさんもご自愛下さい。


No. 499:>496&501
machiko-chanさん (2010/03/29 11:27:26)

組長さんが引き下がるなんて、信じられない!!(笑)

海外のメーカーに問い合わせて、メーカー出荷時の状態を確認。その後、海外から輸出される経路を確認。
A○○nは「海外取次店」と言っているのですから、一つ一つ丁寧にあたればきっと物事すっきりするかと・・・。
まあ、現実的には難しいですよね・・・。私なら、やりませんし。
そしてこんなことがあったら、きっと私なら、二度とそこで買い物はしません。

安いというただそれだけで商売が成り立つなんて、おかしい。
まじめにやってる人が馬鹿を見るような世の中は、腐っていると思います。
「気に入らないなら、買って頂く必要はありません」、どの業界でも大手とされる企業の常套句ですね。


ところで、先日はお疲れさまでした&ごちそうさまでした。
一次会から、三次会の深夜のラーメンまでお付き合いいただきましてありがとうございました。
というか、私は今回働いていないので、単なる宴会要員Aだったのに・・・。Capさんのブログでも書かせていただきましたが、弾けすぎました。失礼いたしました。
次回の出番には、必ずお返しできるようにがんばります。あ、いつもがんばってますが・・・、えーと・・・(笑)


No. 498:Re:A○○nには私もやられました!
組長さん (2010/03/29 10:45:22)

オーディオ初心者さん、お久しぶりです。コメント有難うございます。

久々に筋が通らない事態に遭遇しました。終わってしまえば「A○○nに向かったドンキホーテ」のようです(笑)。

何がしかの理由でA○○nを快く思っていない方は意外に多い事が分かりました。

誹謗中傷は此処ではできませんが。思い切りやりたい気分は十分にまだ残っています(笑)。
大きな組織なので確かな裏付けがあって保護さているとは思いましたが。法律では此方から不正を証明し無ければならない!。
裏を暴きたが悔しいけどやはり無理です。

A○○nの言い分は「気に入らないなら,買って頂く必要はありません」です。
オーディオ初心者さんと同様に、今後はH○Vがメインになります。A○○nは適当に使わせて頂く覚悟です。




No. 497:A○○nには私もやられました!
オーディオ初心者さん (2010/03/28 17:45:10)

組長様、お久しぶりです。

ちょっと前の話題になりますが…
A○○nの件、さぞや気分がモヤモヤされたことでしょう。わかります!
私も数年前にやられました。

完全受注生産の限定発売のDVD-BOXを締め切りより一ヶ月以上前にA○○nで予約しました。A○○nを選んだ理由は一番安かったから。
そしたら、予約から2ヶ月以上経った発売日になって確保できなかったという理由でA○○nから一方的にキャンセルしてきました。完全受注生産で確保できなかったって何なの?って感じでした。たとえ確保できないとしても発売日でなく予約締め切り前に知らせてくれれば他で予約することもできたのに…
組長様と同じくメールで問い合せたところ、責任逃れの堂々巡りなメールの繰り返しで頭にきました。しかも、A○○nのサイトにアクセスすると「あなたがお持ちの商品を売ると高く売れますよ!」みたいなコーナーに一方的にキャンセルされたDVD-BOXが表示されて、さらにムカつきました!(書いてるうちに怒りが蘇ってきました)
そこで、発売メーカーに「A○○nにこんなことやられた!」とメールしたところ、メーカーからA○○nには直接卸してないのでわからないとのことでしたが、その後、2回目の受注生産を受け付けてくれて、めでたくH○Vで手に入れました。

それ以来、大事なものはH○V、他でもすぐに手に入るもので最安値の場合はA○○nという買い方をしてます。DVD-BOXキャンセルされて2年ぐらいはA○○nでは一切買いませんでしたが。


No. 496:Re:Re:「カウントダウン・ソロプレミアム in 国技館」
組長さん (2010/03/26 13:31:03)

おめめさん、コメント有難うございます。

「さだまさし」さんの驚異的に完成度の高いステージ。国技館に来て頂いたお客様の嬉しそうな顔・涙する顔、表情が手に取るように見えます。
お待ちのDVDはかなり満足して頂けると思います。ご期待下さい。

capsさんお疲れ様でした。引き続きアルバムのレコーディング頑張らせて頂きます。

昨夜は良い仕事をやりきった感がありまして思い切り弾けました(爆)。


No. 495:Re:「カウントダウン・ソロプレミアム in 国技館」
capさん (2010/03/26 11:44:37)

皆さん、お疲れ様でした。
ありがとうございました。

お陰様でかなりの出来のものになったと思います。
やはり、それぞれがそれぞれの仕事をきっちりやれば、凄いもの(こちらがそう思っているだけですが)が出来るということですね。

関わりのあった全ての人に感謝しています。


No. 494:
おめめさん (2010/03/25 23:59:44)

組長様はじめスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。
とっても嬉しいお知らせ、ほんとDVDを手に出来る日が楽しみです。当日伺えなかった分も、音と映像で楽しませて頂ける日を心待ちにしております。ありがとうございました。


No. 493:「カウントダウン・ソロプレミアム in 国技館」
組長さん (2010/03/25 18:06:16)

「カウントダウン・ソロプレミアム in 国技館」のTDが無事に終了いたしました。関係者の皆さん大変にお疲れ様でした。

スタッフ全員の技術と知恵、あ!センスも全力で注ぎました。

一人で6時間以上のステージをつとめた「さだまさし」さんはとても人間とは思えません。やはり選ばれた特別な方と思われます。
「さだまさし」さんを取り囲む国技館の10.000人の映像は壮観です。是非DVDをお楽しみ下さい。

12月31日早朝から早朝まで頑張ってくれたSCIの皆さんお疲れ様でした。
長年ライブ録音にお付き合いくださり有難うございます、ウン十年、無事故は奇跡です。

毎回見事な技を見せてくれる2480さん有難うございました。貴方がいなければこの仕上がりはありませんでした。

そしてcapさん、大きな愛情を注ぎ頑張る姿には感動します。やはり、プロジェクトの最大牽引力です。

さ〜〜〜〜うちあげだ〜〜〜〜〜。うまいビール飲むど〜〜〜〜〜〜。


No. 492:消費生活センターに相談しました。
組長さん (2010/03/24 00:41:26)

此処に出てきた言葉、ラッピングとフィルム包装とビニール包装は同じ意味です。
A○○nからのメールにはラッピングと書いてありましたが、CD紹介ページにはビニール包装と書かれています。

本来ビニール包装がある物が無い場合には中古品となるそうです。

A○○nのCD紹介ページには「輸入盤CDは、環境保護のため、ビニール包装がされていない場合があります」と書いてあります。
依ってビニール包装が無い事は問題にならないそうです。
輸入盤CDに対してビニール包装がされていないという理由での交換やご返品もできません。
CDケースや盤に傷のある物は,勿論交換や返品を受けてくれます。

今回はケースに傷が有りどう見ても新品とは思えませんが、A○○nが新品と証明できなくても良いそうです。

商品偽装で訴えを起こす場合には、訴訟を起こす方が新品でない事を証明しなければならず。
ドイツのCD製作工場から出荷時にはビニール包装があり、何処でなくなったかを証明できなければ訴訟を起こせないとの事です。

レコード業界にいる人間にはCD製作工場で出荷時にビニール包装が無い事はあり得ないと思うし、
取扱店付近でビニール包装を取る意味が何処にあるのかも分かりません。
ビニール包装が無いものを新品して売る事には大きな疑問を感じますが、法律的に戦うのは現実的には無理と判断しました。

消費生活センターさん。相談に乗って頂き、有難うございました。
A○○nのカスタマーサービスの皆様は大変親切で有りました。この度はお手数をお掛けいたしました。申し訳ありませんでした。

「敗北宣言」いたします。


No. 491:明快な解説有難うございます。
組長さん (2010/03/22 16:00:46)

手違いでNo. が一つずれてしまいました。申し訳ありません。

machiko-chanさん 明快な解説有難うございます。

A○○nとメールにやり取りを始めた時に,話しが噛み合わないのに苛立ちました。
489を書くのには、メールを読み直して慎重にまとめてみました。

今朝思い立った事があります。A○○nのカスタマーサービスがCDの製作過程を知らないのなら全てが理解出来るのです。
回答1)や回答2)は製作過程を知らないのなら,こんな回答になりますね。

取次店とA○○nの関係は、machiko-chanさんの明快な解説の様です。

A○○nの配達用のパッケージから包装の無いCDが出てきた時には、キャラメルの箱がフィルム包装が無いまま出てきた様な驚きがありました。
価値観の差が有ると思いますが、レコード会社にいた人間には衝撃的な光景でした。

フィルム包装がないというのは、新品として正当な商品であるか。
フィルム包装が無いとの理由だけで交換やご返品できない事は商業的に正当なのか。

諸問題を明快にすべく行動したいと考えています。


No. 490:
machiko−chanさん (2010/03/22 13:15:25)

おおお、なるほど。
A○○n的には、ウチは売ってるだけ、と。どんな商品が入ってくるのかは取次店次第。ウチの管理下にはないと。

うーん、それを商売と言っていいんですかね(笑)

国内ではメジャーメーカーなら、メーカーから直接小売店に卸すことは考えにくいですし、輸入盤に関しては同じ名前を冠する国内メーカーがあったとしても、輸入盤の商品の品質には関知しないのが普通です。名前が同じでも、各国それぞれが独立した会社になってますから(=販売元が違うのですから)関知しなくて当然なのですが・・・。


フィルム包装の有無は、海外取次店によるものだと思われるがその理由の詳細を確認するすべはない(=取次店でフィルム包装が剥がされているのか、メーカーの出荷時にフィルム包装がないのか、メーカーと取次店の間でフィルム包装が剥がされるような何かが起きているのか、ホントのところはわからない)。
が、A○○nの「経験上」今後も取次店からフィルム包装なしの商品が入荷しそれを販売する可能性はある(A○○nは理由の詳細を確認するすべがないので、取次店を信頼し、新品として右から左に商品を流すだけ!?)。
つまり、フィルム包装がないというのは、新品として正当な商品であるというわけですね。
要するにA○○nの仕事は、海外取次店と消費者を結ぶ掲示板のようなもので、その中身には一切関知せず、保証も管理もせず、さらに取次店に対しては一切質問やクレームを行わないということですね。是非その姿勢を崩さず、全ての消費者にそのように対応してもらいたいものです。

まあ、確かに国内盤を店頭販売をしているCDショップも、ソフト的(中身)にもハード的(外身)にもCDやDVD商品に関して責任を負うことはほとんどないとは思いますが・・・。でも、お店に入荷された時点で、フィルム包装がないとか、破けているとかケースが割れているとかがあれば、なぜそうなっているのか問い合わせぐらいはすると思いますけどね。そうでなければ中間で儲けている意味がないですね。

組長さん、海外取次店とやっちゃいますか!?(爆)


No. 489:Re:machiko-chanさん,追記しました。
組長さん (2010/03/22 02:21:43)

machiko-chanさん コメント有難うございます。

確かに面倒な事になってきました。
ラッピング(ファクトリーシール)は確かに分かりづらいですね。仰有るように、フィルム包装の事です。
A○○nがこの様に表記してくるのです・・・・・。何かこの書き方も素直に受け取れないのですが・・・・・・。

<組長さんの言うラッピングと、A○○nの回答者の言う「ラッピング」という言葉の間に誤解があるように思えます。>
確かに私も最初その様に思いましたが,いくつものメールのやり取りで、共通した認識があります。
ラッピング=フィルム包装で間違いはありません。

仕事仲間はA○○nから、3枚のラッピング無しCDが送られてきたそうです。気分が悪いけど納めたそうです。
A○○nは本当に便利だし、この件以外は、「お世話になっています」感が有ります。
ネット販売でA○○nやH○Vその他で、約800枚のCDを購入しました。
勿論、海外からの購入もありますが,この様な商品に初めてで会いました。
A○○nの回答者様が何か思い違いをしているのか・・・・。「なんでだろう」・「理解不可能」が正直な気持ちです。

追記
<日本ではフィルム包装までは取次店以前の問題だと思いますが、欧米ではどうなっているんでしょう・・・?
それとも、A○○nは、他社(他人)に言えない独自の流通ルートを持っているんでしょうかね???>。

A○○nでは、通常の輸入盤は海外の取次店より入荷しており、メーカーより直接入荷はしていないそうです。
ラッピングがない輸入盤は、取次店での在庫として入荷する時点、
もしくは取次店より出荷する時点で、ラッピングされていなかった可能性が高いと判断しています。
ラッピングされていなかった”理由の詳細”について、確認できないそうです。

A○○nの商品管理は取次店の様です。

またA○○nから「輸入盤を購入した場合には、取次店からラッピングなしの商品が届けられる事は必ず起こりえる」と言ってきました。
よって、「今後、輸入盤商品に対してラッピングがされていないという理由での交換やご返品は承ることができません」。
だそうです。


No. 488:>490・491
machiko-chanさん (2010/03/21 14:07:06)

なんだか、面倒そうなことですね。

メーカーにいながら、ラッピング(ファクトリーシール)というのがなんなのかよくわからないのですが・・・。
ラッピングというのは、一般的なCDやDVDにおけるフィルム包装のことですかねー?破かないと中身が確認できないアレですよね??
だとしたら、アレが被ってないということは、中身見放題、というより、流通の途中でケースの蓋が開いて中身が落ちちゃったり、誰かがブックレットを出して、見ることも可能ってことでしょうか?

なにより、そのように流通して日本に来た輸入盤が、A○○nではなく、店頭商品として並んだ場合、ケースから中身を取り出してバッグに入れて持って帰ることも可能ってことですよね。ケースごとなら万引き防止タグがありますが、盤自体にはタグはつけられませんし、持って行きたい放題ですね。
そんなことが起きたら、CDショップは一大事ですよね。

返品・交換云々の前に、商品の安全性(最低限全再生が可能かくらいは)を保証してもらいたいですね。でも、そうやって一度落として傷が入ったかもしれないものを、たとえ確認のためであれ、どこかで一度再生していたとしたら、それはやっぱり中古品ですよね・・・。

490にあった回答1)「過剰なラッピングを控えている」というのは、なるほどその通りだと思いますが(実際ロンドンでCDを買いに行ったときは、プラケースは変わりませんでしたが、商品の表側やブックレットは日本のように立派な材質の箱やフィルムや紙ではありませんでしたし)、組長さんの言うラッピングと、A○○nの回答者の言う「ラッピング」という言葉の間に誤解があるように思えます。
回答には、「豪華な様相ではない」という意味合いが感じられます。

日本ではフィルム包装までは取次店以前の問題だと思いますが、欧米ではどうなっているんでしょう・・・?それとも、A○○nは、他社(他人)に言えない独自の流通ルートを持っているんでしょうかね〜??


No. 487:理解不可能です。
組長さん (2010/03/21 12:05:19)

その後A○○nからメールが入りました。
「今後、輸入盤商品に対してラッピングがされていないという理由での交換やご返品は承ることができません」。

A○○nが新品であるとの証明ができない輸入盤が、交換やご返品できない。

新しい販売システムを作った素晴らしい会社です。

理解不可能です。


No. 486:なんでだろう?。
組長さん (2010/03/19 17:17:56)

A○○nでCDの輸入盤を買いました。送られてきた商品にはラッピング(ファクトリーシール)無し。ケースに傷もあります。
これ、返品された商品?。とA○○nに問い合わせると,
回答1)
「ヨーロッパや米国で生産されるCDの中には、環境保護のため過剰なラッピングを控えている商品があります」。
レコード会社に在籍した事のある私には,流通・商品展示、等を考えると信じられません。再度A○○nに問い合わせると、
回答2)
「当サイト独自で設定している包装ではなく、メーカー自体で推奨されている方法となります」。
つまりラッピング無しでメーカーから送られてきたCDであるとの事ですかと、A○○nに問い合わせると
回答3)
「メーカーでの判断となることを限定した回答を致して、混乱をお招きしましたことお詫び申し上げます」。
「基本的に多数の取次店より”新品商品”として入荷した商品をそのまま届けています」との回答。
回答1)に対しては訂正はありませんでした。

新品であるとの証明は。A○○nを信じて欲しいとの趣旨の説明に終始しました。
大変紳士的に、此方の気持ちを察した丁寧な言葉で、交換・返品,に応じるとの事はメールには書いてあります。

交換を希望するとA○○nに連絡すると
回答4)
「取次店より再度ラッピング無しの商品が配送される可能性があります」。

何のために此処までメールのやり取りをしたか・・・・・・。
ラッピングされた新品と交換を希望するとA○○nに連絡すると。
回答5)
「ラッピングのされた商品を送る事が可能であるかについて、担当部署にて確認を行わせていただきます」。
この時点でサイト上には同じ商品の新品は無し。

待つ事4日、A○○nから連絡がありラッピングされた商品は無いとの事で、返品する事にしました。

同じ商品をH○Vに注文。送られてきた商品はラッピングも有り完璧な商品。A○○nから送られてきた物と同じドイツで作られたCD。
何と、驚いた事にCDに刻印されている原盤の番号まで同じ!。A○○nさん 回答1)は・・・・・・・。
完璧に同じ商品が、A○○nはラッピング無し、H○Vはラッピング有り。

何でこんな事が起きるのだろう。理解不可能です


No. 485:大型スピーカーの薦め-2
組長さん (2010/03/17 14:03:39)

例えばホールで聴くヴェルディー・レクイエム「怒りの日」で聴かれるグランカッサ(大太鼓)のリアルな低音は10Mでは絶対に出ません。
勿論音楽として聴く事は出来ます。

では何故イヤホンやヘッドホンでは低音が不足無く聴く事が出来るのでしょう。

以下はメーカー発表の特性です。
YAMAHA 10Mの再生周波数帯域 60Hz〜20,000Hz
Sonymusic MDR-CD900STの再生周波数帯域 5Hz〜30,000-Hz
Shure SE530 の再生周波数帯域 18Hz〜19,000Hz

イヤホン・ヘッドホンは密閉されているので空気振動が散る事が無く、効率よく鼓膜に伝わるからです。
しかし、鼓膜に近い所で動作するイヤホーンは、耳から出し離して聴くと信じられ無い程小さな音がします。
ヘッドホンも30cmほど離して聴けば、音も小さく低音も聞こえません。

広い空間で鳴る16cm程度の小型スピーカーでも極めて近くで聴けば、其れなりの低音は聞こえます。
しかし、1m程離れればグランカッサのリアルな低音は絶対に聞こえません。
言い換えれば、音楽的にも・量的にも,小型スピーカーでは作曲家の意図した低音は聞こえません。

私の自宅オーディオシステムはメーカーが仕様として発表する再生周波数帯域はf0〜100KHz。
DG-38を使い完全フラットをターゲットに調整すると、スピーカーから2mの試聴位置で30Hzから16KHzまでは真っ平ら。
15Hzで-12db減衰、22KHzで-8db減衰しています。
これより上限は表示されないので分かりませんが、なだらかに減衰していると思われます。
この状態で20KHzでクロスするスーパーツイターを外すと明らかに高域の明瞭度が後退します。

音楽を正しく伝える・または正しく聴く為に、スピーカーは大切な道具です。若しくは、音楽を楽しむ相棒です。

依り高いところを目指して大型スピーカーに挑戦し、頑張ってみませんか。
挑戦した事には、必ず報われると思います。


No. 484:ご紹介
組長さん (2010/03/12 11:05:10)

Capさんが楽しかった旅の記事を書いてくださいました。
「今日の出来事」http://cap-yh.sadasan.com/ 

Acoustic-revive 管理人Kさん、濁った池に石を投げ込みました。戦う姿、素敵です。
オーディオ全般・オーディオアクセサリー大試聴会in名古屋
http://www.acoustic-revive.com/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=651&forum=1


No. 483:SACD
組長さん (2010/03/11 13:28:53)

またまた!。Esotericから歴史的な名盤がSACDに成りました。音の鮮明さは修復が済んだフレスコ画のようです。

チャイコフスキー
交響曲第4番へ短調 Op.36・交響曲第5番ホ短調 Op.64・交響曲第6番ロ短調 Op.74 《悲愴》
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:エフゲニー・ムラヴィンスキー

演奏を聴き終わり、大感激です。SACDプロデューサーの大間知基彰様。心から感謝です。
EsotericのSACDは選曲も実に素晴らしく、音楽好きなオーディオマニアの心を鷲づかみします。

¥58.000-する「ニーベルングの指環」(全曲)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
驚く事に限定1.000-セットは既に完売しているそうです。

大手レコード会社様、何か忘れていませんか?。良い作品を良い音で出す。これ基本と思います。
良い物は売れるのです。是非是非SACDをもっと発売してください。


No. 482:遺品
組長さん (2010/03/05 15:39:09)

音楽業界に大きな足跡を残したK氏のスタジオが撤去される事になり、知人のTさんも呼ばれて後片付けをお手伝いさせて頂いたそうです。
お礼にスタジオのU87iを遺品として頂いてきました。

しかし、ゲージはひどく凹みカプセルは根本から折れてブラブラ状態。音も出るか出ないか、確認できない状態でした。
修理費に大な金額が掛かるので、良かったら使って下さいと、Tさんからこの貴重なヴィンテージマイクを頂きました。

瞬間接着材で修理をして動作確認をすると、カプセル以外は良好に動作をしているようです。
このまま放置は性格的に出来ません(笑)。

困った時の株式会社スタジオシステムラボ頼り。代表の柳井さんに手に入れた経緯を説明して相談した所、快く受けて頂きました。

数日後、送り返されてきたU87iは完璧な出来映え、音もちよ〜〜〜良いのです!。
お礼のメールを入れると。「今回はちょっとだけがんばって修理しました(笑)ずーと大切にとっておいたカプセルを使いました。」
との返信。このU87iの持っている物語に特別な意味合いを感じて頂いたようです。柳井さん有難うございました。

Kさんとの仕事はありませんでしたが、何度かお会いして挨拶させて頂いた記憶はあります。KさんU87iこれから大切に使わせて頂きます。
ご冥福をお祈りいたします。


No. 481:おれの、おれの、おれの〜話を聞け。
組長さん (2010/02/24 15:34:49)

大型スピーカーの薦め。

「大は小を兼ねる」大きな器は小さな器を兼ねる。との事です。
スピーカーも周波数特性がフラットであるなら同様です。
最低限30Hzから16KHzは完全なフラット、両端の周波数帯でなだらかに減衰している事が必要です。

予算の少ないプロジェクトは、Pro Toolsの普及により小さなスタジオで録音・自宅ミックスが一般化されています。
私もあるユニットに惚れ込み上記のような環境で作品を作りました。

録りスタジオの16cmウーハーの付いた、JBLのパワード・スピーカーをDG-48で調整、其れなりのバランス・音質を得る事が出来ました。
録音後の仮ミックスでは関係者全員に、完成したミックスの様だと大変喜んで頂きました。

しかし、仮ミックスに真剣に取り組むほどスピーカーに限界を感じて、正式なミックスは自宅の大型スピーカーを使い行いました。
自宅は38cmシングルウーハーと大型のコンプレッションドライバー、スーパーツイターです。

家族の手前イヤホンSHURE SE530-J を使い可能な限りバランスを取り、大型スピーカーで微調整。
最終的にはマスタリングまで行い、可成り立派な音に仕上がりました。
少なくても自宅ミックス・マスタリングとは誰も想像しません。車で聴いても音楽の”魂”部分は何ら変化はありません。

勿論、日頃お世話になっている、魔法が使えるマスタリングエンジニアの音とは格が違います。
魔法使いの音を「超高級ホテル」と表現すれば、私のマスタリングは「シティーホテル」なんて差があります。
一番の違いは「高級感」や「豊かさ」です。残念ですが目標である、シルキーでパンチのある音には成りませんでした。

比較に為に自宅で仮ミックスを聴くと、全ての点で至らぬ所が露見されます。

大きなスピーカーは家族のために置けないと言わず、「仕事です」導入しませんか。
正しく調整された大型スピーカーは小さな音でも完璧なバランスを取る事が出来ます。

16cm〜20cm程度のスピーカーとはモニターの精度が全く違います。音の品格まで判別できます。
イヤホンで満足出来れば良い・小型スピーカーで満足出来れば良いは、志が低すぎます。

小型スピーカーでEQ/Compして感動しても・大型スピーカーでは詰めの甘さが露見てしまい、音楽に感動する事が出来ません。

大切な事は、”音”を気にせず”音楽”に没頭する事が出来る事だと思います。


No. 480:ディスク・スタビライザー・シート(DSS-01G)
組長さん (2010/02/18 10:18:35)

オーディオ用多目的消磁器「RD-3」DISC DEMAGNETIZERと、ディスク・スタビライザー・シート(DSS-01G)のことを書きましたが。
新たな発見がありました。

今まで使っていたCDプレーヤーはCDの上にスタビライザーを乗せるタイプ、シートはレーベル面に貼っていました。
今使っているのはトレイタイプ。どうも効果が異なるようです。

比較テストはしていませんが、トレイタイプは反射面にスタビライザー・シートを貼る方が良いのです。
音を出し、まず気が付くのは音は艶やかになる事、そして低域ががっちりと音全体が分厚くなります。
しかし、帯域バランスの変化は感じません。

過去に貼ったシートを確認しながら張り替えてみました。SACD・通常のCD・CD-R、全て同じ結果になりました。
スタビライザー・シートにあまり効果を感じなかった方、是非再度お試しを。
私にはとても同じCDとは思えないほど音が変わりました。一言で言えば、アナログ的な艶やかで力強い音です。


No. 479:ゴメンナサイ、記憶違いがありました。
組長さん (2010/02/16 13:17:05)

スメタナ「 わが祖国」クーベリック指揮、ボストン交響楽団
487/487を書き終えupしたのですが、何か自分の中に違和感があり悩んでいました。

過去の記事を調べると304にも書いてあります。
ここで、記憶違いを発見。QR-8を使って音質改善した時に初めてこの演奏を通して聴けたのです。

昨年電源ケーブル・ラインケーブルが完全にアコリバになり、聴き直した時には余りの音質向上に大感動したと思います。
多分この時の記憶が間違えた原因でしょう。

<LPレコード時代から格闘していた録音が37年掛けてやっとまともに聴く事が出来るようになったのです。>
記憶の底を調べ回しました。71年頃には輸入盤の2枚組LPを買える経済的な余裕はなかったとの結論の達しました。
当時の生活を思い出すと77年頃になります。”33年”の長きに渡る挑戦が正しいと思えます。
以上の2点を訂正させて頂きます。

この演奏は自分のオーディオ歴の中、何かあると必ず引っ張り出す挑戦盤でした。挑戦盤が無くなり少し寂しいのですが・・・。
結構嬉しい事も確かです。



No. 478:やっと巡り会えました−2。
組長さん (2010/02/14 17:08:59)

最近購入したのは国内盤、ルビジウム・カッティングの下記。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3637639
これは可成り満足できる音が出ました。但し、聴くための作法があります。

オーディオ用多目的消磁器「RD-3」DISC DEMAGNETIZER
http://www.acoustic-revive.com/japanese/rd3/rd3_01.html
これを使うだけで大きく”濁り”が改善されます。また一番の問題であるヴァイオリンの”かさかさ感”が激減します。
録音が変わる訳ではないのですが。とにかく消磁器を使うと全てのCDの音はニュートラルな音質になり聞きやすくなります。
また空間の表現も劇的に向上します。

もう一工夫。ディスク・スタビライザー・シート(DSS-01G)を貼ると低域が充実して音が落ち着きます。
http://www.seisin-eng.com/audionews/
シートを貼る所をレーベル面と反射面で比較してみました。私には反射面の方が全体域でのバランスが良く好きです。

これだけやると、音は艶やかになり質感も向上、十分に満足な状態で音楽を聴く事が出来ます。

さすが決定的名盤と言われるだけ有ります。感動しました。思えば33年、長きに渡る挑戦でした。


No. 477:やっと巡り会えました−1。
組長さん (2010/02/14 16:51:25)

スメタナ「 わが祖国」クーベリック指揮、ボストン交響楽団
決定的名盤と言われています。しかし、良い音で聴く事は長年出来ませんでした。

最初の出会いは1977年頃、ドキドキしながらの銀座ヤマハで輸入盤の2枚組LPでした。当時の給料からすると大変高価な買い物でした。
わくわくしながら針を落として出てきた音は、期待とは大きく違う何とも言えない頼りない音でした。

この時から戦いが始まりました。つまり何とか納得できる音を聞きたかったのですが・・・・。
最終的には、ガラード401・SME 3012-R・オルトフォンSPUでもダメでした。
このLP、ジャケット写真が美しく高価な事もあって宝物でしたが、最近アナログディスク愛好家の方に差し上げました。

CDになり初めに買ったのはGermany盤
http://www.hmv.co.jp/product/detail/140821
このCDからも納得できる音は出てきませんでした。
しかし、同時期に買ったこのシリーズの「真夏の夜の夢」クーベリック・バイエルン放送管弦楽団は素晴らしい音がします。
今でも愛聴盤として直ぐ手の届くところにあります。

次は国内盤の紙ジャケット仕様 
http://tower.jp/item/1077143/
OIBP(オリジナル・イメージ・ビット・マッピング)リマスターです。だいぶ音は改善されていましたが、中々手強いのです。
昨年電源ケーブル・ラインケーブルが完全にアコリバになり初めて全曲を通して聴く事が出来ました。

つづく。


No. 476:今更ながら・・・・追加。
組長さん (2010/02/11 12:38:10)

ヴェルディ:レクイエム&テ・デウム トスカニーニ指揮NBC交響楽団
http://www.hmv.co.jp/product/detail/890557
は国内盤です。Amazonで中古のEU盤を見つけました。

音質を比較したいのはエンジニア魂?。勿論買いました。結果は・・・・・。残念ですがEU盤の方が好きです。
国内盤は以前の音の延長上にあります。プレスの違い?、EU盤は明らかに静かで鮮明、濁りも改善されています。

ベートーヴェン 交響曲全集 トスカニーニ指揮NBC交響楽団
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1940870
はEU盤ですが、2000年頃発売と思われるミサ・ソレムニスが入った全集を発見。これもAmazonで中古のEU盤を見つけました。
音は異なります。日本盤とEU盤ほどの違いは感じませんがミサの入った全集の方が、やや静かです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1940870は音圧は若干高くやや派手な音ですが。
此方を購入しても、トスカニーニの魅力は何ら欠ける事はありません。


究極的な意味では、録音の音質・バランスは音楽の根本まで変える事がないと思っていましたが、今回少し考えが変わりました。
マスタリング次第で音楽の根本?。良い言葉が見つかりませんが、明らかに感じ方は変わります。

マスタリングは奥の深いお仕事です。
自宅マスタリング等と異次元な世界がある事をお知らせしたいと思います。
自宅マスタリングと比較されるような次元のマスタリングエンジニアは存在価値が無いとも言えます。

録音も同様です。
エンジニアでお金を頂いているのです。副業でエンジニアをする方とは圧倒的に違いがなければ存在価値はありません。


No. 475:今更ながら・・・・3。
組長さん (2010/02/09 15:07:14)

トスカニーニにすっかりはまりました。

以前はトスカニーニのCDを聴いて音が「固い」「煩い」「汚い」と思っていました。
最近購入した、1990年〜2000年にかけて出たCDは随分と音質が改善させていました。

ブラームス 交響曲全集 トスカニーニ指揮NBC交響楽団
http://www.hmv.co.jp/product/detail/784858
2番・4番も期待以上の素晴らしい演奏でした。

シューベルト・メンデルスゾーン トスカニーニ指揮NBC交響楽団
Sym.5, 8, 9 / 4, 5: Toscanini / Nbc.so
http://www.hmv.co.jp/product/detail/890490
シューベルト交響曲8・9番も美しく良く歌う演奏でした。
メンデルスゾーン交響曲4・5番はきびきびしたリズムと良く歌う旋律、名演です。

ヴェルディ:レクイエム&テ・デウム トスカニーニ指揮NBC交響楽団
http://www.hmv.co.jp/product/detail/890557
これも未だに決定的名演と言われています。越える事の出来ない領域です。

これらはオリジナルマスターテープからリマスタリングで再度音を調整。
「今回はよりナチュラルで、クリアーな、しかも暖かみのあるサウンドを積極的に目指した」。と書いてありました。

効果は絶大です。何せ私が聴けるようになったのですから(笑)。

10年も前に出たCDですが。私のようにトスカニーニ嫌いがはまってしまった、素晴らしいマスタリングでした。


No. 474:アマチュア合唱団
組長さん (2010/02/06 09:05:46)

人は本気になると本当に凄い。「火事場のバカ力」と言われるような・・・とてつもなく大きなエネルギーを持っています。

今週は幾つかのアマチュア合唱団のTDをしています。毎日3曲〜4曲、今日が最終日です。
余りのエネルギーに、毎日ヘトヘト。興奮状態で深夜になっても寝付けずお風呂に入りクールダウンしてからベットへ。

毎朝挑むような気持ちでスタジオへ向かっています。今日で終わると思うと何か寂しい感じです。

刺激・・・沢山頂きました。


No. 473:マイ・ソング/寺井尚子 2月24日発売
組長さん (2010/02/02 16:12:29)

お待たせいたしました、寺井尚子さんの新作「マイ・ソング」情報開示です。

1.スイングがなければ 
2.アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴ 
3.枯葉   
4.嘘は罪  
5.レフト・アローン 
6.アイ・ガット・リズム 
7.ジョニー・ギター 
8.ドナ・リー  
9.ベラ・ノッテ 
10.ドゥ・ユー・ノウ・ホワット・トゥ・ミス・ニューオリンズ 
11.スターダスト 
(ボーナス・トラック)
12.サマー・ロマンス(KINCHO蚊取線香2010年CM曲)
13.旅人(TV東京「美の巨人たち」エンディング・テーマ)
(メンバー) 
寺井尚子(vln)北島直樹(p)店網邦雄(b)中沢剛(ds)宮野弘紀(g-2,3,4,7,8)
ジャンゴ・リズム(g-13) 2009年9月録音(12のみ2010年1月録音)

こんな曲順です。演奏内容は間違いなくやられます。マスタリングも魔法技。音も可成り良いと自負しております。

しばしお待ち下さい。


No. 472:今更ながら・・・・2。
組長さん (2010/01/27 11:44:24)

此処は最大で1000文字までなので480の続きです。

記念に(何の?)下記を手に入れました。
ベートーヴェン 交響曲第7番、ワーグナー:『マイスタージンガー』前奏曲、他 ショルティ&VPO(1994年日本ライヴ)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1366438
国営放送とは思えぬ音が良いのです(失礼)画質も良く元気な指揮する姿を見られます。
アンコールと思われる『マイスタージンガー』まで聴き、思わず立ち上がってテレビに向かって拍手です。

前に書きましたが下記のCDやっと全曲聴けました。音の悪かった今まで出たCDとは別物です。
何で同じマスターからこんなに違う製品が出来るか、不思議です。
この音に早く出会えたらもっと早くトスカニーニを好きに成っていたでしょう。
当然MONOですが、音楽の素晴らしさに音質は気になりません。
ベートーヴェン 交響曲全集 トスカニーニ指揮NBC交響楽団
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1940870

なんて訳で下記を手にいてました。や〜〜〜素晴らしいです。熱気の入った1番・美しく良く歌う3番。
トスカニーニはこんな指揮者だったのだと改めて発見する事が沢山有ります。
ブラームス 交響曲全集 トスカニーニ&NBC響
http://www.hmv.co.jp/product/detail/784858
2番・4番を聴くのが楽しみです。

年齢を重ねると拒絶していた物が意外に良かったり、不思議な体験を良くします。自分の器の小ささを身にしみて感じさせられますハイ。


No. 471:今更ながら・・・・。
組長さん (2010/01/27 10:06:39)

一寸した切っ掛けから
マーラー 交響曲第1番『巨人』 ショルティ&シカゴ響 
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2508314
を聴きました。昔はショルティさんの音楽はごつごつしていて、なにかぶっきらぼう、余り好きではありませんでした。
しかし、聴き直してみると意外にしなやか、泥臭くなく実によいのです。勿論シカゴ響の鳴りっぷりには、驚嘆・感動をします。
ついにはショルティ&シカゴ響のマーラー全交響曲を手に入れました。

シカゴ響の鳴りっぷりに惚れ込み次は下記を手に入れ。
ブルックナー 交響曲全集[第0番?第9番] ショルティ&シカゴ交響楽団
http://www.hmv.co.jp/product/detail/933265
金管の鳴りの良さにはひれ伏すだけです。どれを聴いてもやられます。

すっかりショルティさんの音楽にも共感できて次は下記を手に入れました。
ベートーヴェン 交響曲全集(1986ー90) ショルティ&シカゴ交響楽団
http://www.hmv.co.jp/product/detail/50759
これも予想したように実に良いのです。明るく健康的なベートーベンでした。

此処まで来たら下記でしょう。
ブラームス 交響曲全集 ショルティ&シカゴ響
http://www.hmv.co.jp/product/detail/51029
これもスッキリと重くないブラームスです。聴いた後は何か元気になります。

オーディオシステムの音が良くなった事は有り難い事です。CDに記録されている音を正しく再生すれば新たな発見も沢山有ります。


No. 470:Re:遅ればせながら…
組長さん (2010/01/20 10:21:55)

たまさん、こんにちは。

阪神・淡路大震災組長の時は知人が神戸に住んでいまして、朝のテレビを見て体が凍り付きました。
無事が確認できたのは4日後でした。当時の混乱状況が思い出されます。

15年を経過して沢山記念番組を見る事が出来ました。
当時8才で震災を経験した少女が成人し取材されていました。「あの時は助け合うのが普通でした」8才の子が感じた事です。
この言葉だけで泣けてきました。

「神戸新聞」がドラマに成っていました。時々、役者さんに変わってご本人が出てお話をしていました。
新聞に対する思い、仕事に対する忠誠心・誇り、素晴らしい方々でした。

今もハイチで同様に頑張っている方が沢山居られると思います。一刻も早く普通の生活に戻る事が出来るように祈る事しかできません。

capさんのブログ「エンジン全開!」に素敵な事が書かれています。
http://cap-yh.sadasan.com/2010/01/post_171.html#comments
背筋を伸ばし前進です。


No. 469:遅ればせながら…
たまさん (2010/01/20 00:22:17)

組長さん、明けましておめでとうございます。
本年も、いろいろなお話、お聞かせくださいね!

阪神・淡路大震災から15年。
早かったような、長かったような…。
そんな気がしています。
今年は中2の娘と中1の息子と3人で、一番被害の大きかった長田地区での震災関連イベントのスタッフとして参加しました。
(チキガリが以前、フリーライブをされた商店街です)
震災当時を思い出すかのような寒さでしたが、今年もまた、新たな人や音楽との出会いができたこと、感謝しなきゃ!って思いました。
(昨年もこの場所で新たな人との出会い、音楽との出会いがあり、ここから、昨年もいろいろな方と出会う事ができたんです。そんな素敵な出来事の始まりがこのライブなんですよね)

改めて、音楽の持つすごい力を感じた一日となりました。
感謝、感謝ですね!


No. 468:力
組長さん (2010/01/18 12:18:24)

会社も始まり2週間が立ちました。

私は合唱団の録音・寺井尚子さんの追加録音・交渉人?、など其れなりに動き始めています。

Club Acoustic Revive掲示板、オーディオ全般・ソフトに学ぶ「質感」の違い、にCDを紹介して頂いています。
http://www.acoustic-revive.com/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?post_id=4041&topic_id=612&forum=1#forumpost4041
私は録音で個々の質感を一番大切にしていますので、評価して頂き大変うれしく思います。
録音に真摯に精進すれば新たに発見出来る事が沢山有ると思います。一生勉強頑張りたいと思います。

阪神淡路震災から15年、災害に遭われて方は想像を絶する努力で今を作り上げたと思います。人の力の大きさ・強さ・優しさ・を感じます。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。


No. 467:皆様、明けましておめでとう御座います。
組長さん (2010/01/04 10:55:34)

某ファンサイト管理人さん、あけましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いいたします。余りお気遣い無くコメントを入れて下さい。

31日「さだまさし」さんは、リハーサルを入れると12時間以上国技館にいました。オフステージでは取材があったり、
大変忙しい一日だったと思います。

お書き頂いたように、圧倒的なステージでした。あの気迫にはスタッフとしても大きな感動を頂きました。
終演後には「さだまさし」さんと言葉を交わしましたが、余りにも謙虚な言葉を聞き惚れ直しました。やはり素晴らしい方です。
1日早朝、興奮状態に余り寒さを感じる事もなく帰宅しました。

私事としては大きなプロジェクトを幾つか抱えておりまして、まだまだお役に立たせて頂けそうで頑張りたいと思います。

世の中、暗い雰囲気を払拭できていませんが、一人一人の頑張りが、個人を・家庭を・日本を良い方向に向けると信じています。

皆様にとって今年1年が良い年になりますように、頑張りましょう。


No. 466:あけましておめでとうございます
URL:http://www32.ocn.ne.jp/〜ebinapage/index.html

某ファンサイト管理人さん (2010/01/04 09:55:00)

新年の最初の書き込みが私なんてちょっと恐縮しております・・(^^;

大晦日のさださんの国技館に妻と一緒に行って参りました。150件といわれたチャリティ懸賞旗の中に「鈴木事務所」
さんのお名前を発見しなんだか嬉しくなった私でした(^^)。

それにしてもあの日のさださん、気迫が違っていたように感じました。最初の曲では、”この舞台は自分にとっての大相
撲の一番勝負、対戦相手は一人対一万近くの観客、そしてさださん自分自身。”そんな大一番への対戦宣言、いや宣戦布
告とも言うべきほどの気迫をあの曲に感じました。もちろん、結果はさださんの圧勝です!結構な数のコンサートに行か
せて頂いた私ですが、バンド形式とは違った、さださんの奥深い魅力を堪能できました

さださんのステージを拝見するたびに、後世の伝説の人物と尾同じ時代を生きている幸運を感じます。生ける人間国宝で
すね。いや衆生の中で共に生きる聖職者のよう・・・て何だか別の世界に行ってしまいそうです(笑)。

そろそろ新しいアルバムのお話もされていましたし、今年もさださんをはじめ組長さまの益々のご活躍を祈念しております。


No. 465:re:組長さんへ
組長さん (2009/12/29 10:29:24)

たまさん、こんにちは。

人との出会いは宝物ですね。此方こそ来年も宜しくお願いいたします。

神戸国際会館のチキガリのクリスマスコンサート良かったですね!。聴きに行きたかったのですが、あいにく仕事でした。
お話からコンサートの状況が感じられてうれしく思います。

確かにメンバーのレベルは毎年上がっていると思います。是非是非日本中の方々にチキガリを知って頂きたいと思っています。

チキガリにとって来年は飛躍の年でありますように、一層よい年でありますように。期待は大です。


No. 464:組長さんへ
たまさん (2009/12/28 15:42:00)

今年も素晴しい音楽をありがとうございましたm(_ _)m
今年一年を振り返ってみて、新たな人との出会いや音楽との出会いに感謝します!
組長さんにいろいろと無茶な振りをしてしまって、申し訳ないな〜…。
でも、それに丁寧に答えてくださった事、本当に嬉しかったです!
ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

組長さん、よいお年をお迎えくださいませ。
(国技館でのさださんのカウントダウンコンサートも頑張ってくださいませ)

P.S 昨日、神戸国際会館のチキガリのクリスマスコンサートにお邪魔いたしました。
ものすご〜〜〜く、お腹抱えて笑い倒しました(笑)
確実に、メンバーさんのレベルが毎年上がっているように思います。
だから、毎回のコンサートを楽しみにしているんですよ♪
来年の貝塚でのコンサートも楽しみだったりします(^^)
(あ、でも、今回はアカペラクリニックに応募してみたので…。一年以上、歌うことから離れていて、改めて「歌はすごいんだ!」と感じました。当たってれば幸せなんですけどねぇ・笑)


No. 463:世の中やはり・・・・・・
組長さん (2009/12/24 12:02:48)

Acoustic Reviveの掲示板はチット過激で面白いのです。管理人K氏の生き様、素敵です。

Acoustic Reviveの掲示板。下記から。
http://www.acoustic-revive.com/xoops/modules/newbb/
Acoustic Revive全般から、「オーディオ銘機賞2010」で2冠に輝く。是非お読みください

ま〜〜〜世の中こんな物と思っていました。私もこんな生き方をしているので「賞」を取るための努力は一切していません(笑)。
管理人K氏に拍手です。


No. 462:少し早いのですが、今年もお世話になりました。
組長さん (2009/12/23 09:51:33)

4アーティストの仕事が重なり、余りの忙しさに更新ができませんでした。私生きています。

今年も多くの方に助けて頂きました,関係者の方に心からお礼を申し上げます。

「彩風」の録音が間もなく終了します。
詳細には書けませんが,新しい環境での仕事で多くの事を学びました。
10年ほど前によくお世話になったアシスタントエンジニア,今は立派なサウンドエンジニアです。久しぶりにアシスタントをして頂きました。
流石に”かゆい所まで手が届く”!。素晴らしいサポートをして頂き、今更ながらにアシスタントエンジニア様の重要性を感じました。

今年一番大きな喜びは、自宅オーディオシステムの音が素晴らしく良くなった事です。
Acoustic Reviveの石黒さんに感謝、Accuphaseの皆様に感謝です。これから先もオーディオ道を楽しみたいと思います。


何やら暗い雰囲気の世の中です。頑張っていれば良い事も生まれるでしょう、気合いを入れ直して頑張りましょう。
皆様にとって、来年はよい年でありますように。私新年は国技館で迎える予定です。


No. 461:“Blend”
組長さん (2009/12/04 12:49:21)

チキガリのニュー・アルバム“Blend”が発売されています。お陰様で大変好評を頂いています。

新たなチャレンジも成功しました!。ベースラインは最も成功した試みと思います。
内容はタイトルが全てを表しています。チキガリのメンバー・スタッフ総力を注ぎ作り上げた作品です。是非お聞き下さい。


No. 460:寺井尚子さんマスタリング終了。
組長さん (2009/11/27 10:07:51)

まだ「新作」の情報公開できませんが,無事にマスタリングが終了いたしました。

鈴江真智子氏の発案で余り普段行わない方法で、DSDマスターからCDマスタリングをやって頂きました。作業内容は公開できません。
DSDからCDへは容量を1/6にする作業ですが、DSDでの録音した音が驚異的に損なわれる量が少なくCD(44.1kz16bit)に移されました。
鈴江氏に感謝であります。

結果マスタリング後のCD-Rはスタジオで作ったCD-Rとは別物です。スタジオで作ったCD-Rの音でも可成り満足していました。
しかし、マスタリング後のCD-Rの音は、粒子は細かく・艶やか・分厚い音がしています。音場も2〜3割大きく感じます。

録音・TD・マスタリング、手法が大きく変更した事もあり,寺井尚子さんのCDで最高音質と思います。
後は良好なプレスを期待するのみです。

間もなく情報公開が出来ると思います。楽しみにお待ち下さい。


No. 459:Re:何だか(笑)
組長さん (2009/11/25 18:22:05)

たまさん 。こんにちは、コメント有難うございます。

ボランティアスタッフお疲れ様でした。

「BLEND」は12月2日の発売、あと1週間です。期待は裏切りません、お楽しみにお待ち下さい。


No. 458:Re:何だか(笑)
たまさん (2009/11/23 11:32:50)

組長さん、お返事ありがとうございますm(_ _)m

いえいえ、何も組長さんの責任ではありませんよ(^-^)
とても「紳士」なお二人の「お茶目」な一面を目撃できた私は幸せものです(笑)

先日、地元神戸は長田で行われたチキガリのフリーライブにて4曲、披露してくださいました。
(私はボランティアスタッフとして参加しておりましたが)
「ハナミズキ」「月のしずく」(このライブが初披露!)「Last Christmas」「Dancing Queen」を歌ってくださいました。
「月のしずく」、始まり方がかっこいい!
ステージでのアレンジがあれだけかっこいいのですから、CDではどの様になっているのか益々楽しみ♪
(欲張りなことを言うと、前澤さんVer.も聞いてみたいなぁ、なんて・笑 今回のアレンジを聞いてふと、そんなことを思いました)
他の曲もどの様にアレンジされているのか、楽しみです(^-^)

これこそ「完全恋愛初期状態」ですよね(笑)


No. 457:Re:何だか(笑)
組長さん (2009/11/23 08:24:10)

たまさん 。こんにちは、コメント有難うございます。

いやいや、その様に見えるのは私の責任です。capさんはご存じのように、この業界では珍しい”紳士”ですが・・・・稀にお茶目です。
稀なチャンスにじゃれさせて頂きました〔笑)。

チキガリに対しての2年余りの「恋愛初期状態」、いまや「チキガリ命状態」ですね(笑)。
スタッフの一員として本当に有りがたく思います。「Blend」も自信作です。お楽しみ頂ければ幸いです。


No. 456:何だか(笑)
たまさん (2009/11/22 20:22:27)

組長さん、こんばんは。

組長さんとcapさんのやり取りを見ていると、何だか…女子高生みたいって思ってしまいました(笑)
恋愛初期状態(笑)わかります、わかります。
今、チキガリに対しての私がそうですから(笑)
(かれこれ2年が過ぎようとしていますが、もうしばらくは続きそうです)

突然の割り込み、失礼いたしましたm(_ _)m


No. 455:誰が作るか「オーディオ蟻地獄」
組長さん (2009/11/22 12:31:05)

オーディオ雑誌を読んでいると一部の評論家と言われる方の文章は見事に妄想を駆り立てます(意見には個人差があります)。
算数のように正解が有る訳ではありません。オーディオ雑誌を読んでいても、私には何を評価しているのか、裏を含めて読み切れません。

オーディオ・メーカーは大変なフィールドで戦っていると思います。

最近アップされた「 Acoustic Revive 」掲示板、管理人Kさんの記事が大変面白いのです。
http://www.acoustic-revive.com/xoops/modules/newbb/
「管理人Kさん」をクリックすると最近の記事がご覧になれます。
Kさん、はっきり言えば「怒っています」(笑)。私もオーディオの世界を間近に見た時には,余りのいい加減さに驚きました。

つまり、正解がないのでメーカーや評論家と言われる方々が何を言っても、購入者が信じれば成り立つ。そんな世界です。
誇大な宣伝文句を付けて,売れれば良し。オーディオ愛好家の方も、買い換える事に余り疑問を持たないのです。

ま〜〜〜どの様な事でも、お金を出した方が満足すれば、他人が何かを言う事ではありませんが・・・。

私のオーディオの理想は。ケーブルはケーブルを感じさせない事です。オーディオシステムはシステムを感じさせない事です。
録音は録音を感じさせない事と思っています。

再生音楽の極致は,一切のオーディオ機器の存在を感じずに、音楽に没頭できる事です。

Kさんの記事の中、秋葉原のお店でデモをしている時の店員さんの電話のことが書いてあります。
「あっ、T社のケーブルですか。あれはいいですよ。高域も低域もしっかり出ています。今お使いのN社のケーブルよりも高域も低域もしっかり出ています。今、高域も低域もしっかり出ているのはその価格帯ではT社くらいです」

これが、オーディオの現状を表していると言っても過言ではありません。秋葉原の店員さん、お客さんを無くしているのは貴方ですよ。

オーディオ愛好家が、蟻地獄のような世界で無駄なお金を使い,脱出できず。オーディオを諦めて離れて行く。
そんな方周りには沢山います。

「Accuphase」や「 Acoustic Revive 」が近くに有る事に、自分の置かれている「正しい」環境に感謝です。と書いたのです。


No. 454:Re:Re:音は微妙です。
組長さん (2009/11/20 17:24:32)

capさん。コメント、有難うございます。

DP-600とは完全恋愛初期状態でありまして、良い所しか見えないのです(笑)。

CD一枚一枚から再生される、音楽のニュアンス・音色・音場・ダイナミックス・何を聴いても新鮮な驚きがありまして・・・・・。
上品で快活なお嬢さんから発せられる情報量の多さに、ドキドキ・メロメロの毎日で有ります。

完全恋愛初期状態でありまして・・・・・・・・・・、毎朝ウキウキで始まります。きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜楽しいのです!。
恐れ多くて、上をねらう余裕は御座いませんが・・・・・・・・・,    capさん、押してくれるよね〜〜〜〜〜〜〜!。


No. 453:Re:音は微妙です。
capさん (2009/11/20 12:17:26)

お疲れ様でした。

良かったですね!

いっそのこと、DP-600を購入されるのは・・・。
それとも、もっと上をねらいますか?

いや、決して背中を押している訳では〜〜〜〜〜〜〜!


No. 452:音は微妙です。
組長さん (2009/11/18 15:45:33)

DP-600に夢中になっていますが,まだ本来の実力が出ていない、もっと良くなる!。
格好良く言えば本能的な感のような物でした(笑)。

実は広大な音像の出来方が「微妙」に「ゆがんで」聞こえるのです。理想的な音場は、無限大の空間。
現状は高域を感じる音場の上の方が、セットバックしている感じです。
他の方の録音は全く問題を感じませんが、自分で録音した物でしか判らないような「微妙」な感じです。

プリアンプも無くなり、ついでに全ての配線を全部外して徹底的に組み直してみました(笑)。

機器間のケーブルは先日やり直したので、見た目にも綺麗に配線し直し。スピーカーケーブルも締め直し。

前回手を付けていなかった、電源ケーブルを配線し直してみました。
壁コンセントから電源BOXを使い、電源の流れと同様に音の流れ順にDP-600⇒DG-38⇒チャンデバ⇒P AM 2台,と配線しました。

結果は・・・電源ケーブルを全部抜き差し直した事もあるのでしょう,音は一皮むけました。
同時に音場の「ゆがみ」も解消!。驚く程透明度も上がり、またまた大きくなった音場!。

自分の録音は意図した「正しい」音場に再現されています。他の方の録音も違和感なく聴く事が出来ます。

「正しい」機器が「正しい」ケーブルで繋がれているので、この様に「正しい」音場が出来るのと思います。

おそーじ・メンテ、小まめに行うべきと反省でありました。

先日、知人から最新の特殊シールドの電源ケーブルを預かりました。
ケースには誇大な広告文!。このケーブル、知人の話しでは可成り評判は良いそうです。
ぱっと聴きは、押し出しの強い低域、明瞭な高域。エネルギー感にあふれています。しかし私には5分と聴けませんでした。
エージングが必要と言われて50時間ほど遣りましたが、基本は何も変わりませんでした。

一番の問題点は、音楽のイメージが異なるのです。これはダメ「正しく」ありません。

物に依りますがエージングは数日かかる場合もあります。
しかし、ダメと思われる物がエージングにより劇的に変貌して、良くなる事は殆どありません(意見には個人差があります)。

自分の置かれている「正しい」環境に感謝です


No. 451:Accuphase MDSD SA-CD PLAYER DP-600
組長さん (2009/11/16 18:53:13)

設計者が仰有っていました。「ケーブルで音が変わるので基本設計はしっかりやっています!」。

お借りして約2週間、幸い時間があるので思い切りオーディオマニアの日々です。

DP-600からの出力はANALOG・COAXIAL・OPUTICAL・HS-linkの4種類あります。
入力はDIGITALのCOAXIAL・OPUTICAL・HS-linkの3種類あります。
また、DIGITALの入力と出力の間にDG-48等、外部機器を経由することが出来ます。

DP-600のANALOG 出力はリモコンで音量調整が出来、プリアンプ的な機能も持っています。
其処で思い切ってプリアンプDC-330からDP-600をメインに機材を組み直して聴いてみました。

SACD/CDはHS-link経由してDG-38に繋ぎ、音場補正をします。
DP-600のANALOG 出力を直にチャンデバへ入れると、プリアンプが無くなった事でケーブルが2本少なくなりました。

セッティング終了後、ドキドキしながら宮本笑里さんの新作「Dream」のSACD層で音だし!。
正直最初は戸惑いました。DC-330でCOAXIALを経由してDG-38に繋いだ時とは異なり、音場はさらに広大になりましたが、
何やら音が薄く、音もやや硬い。じっと我慢して全曲を聴き終え、また最初から聴き直し。

約1時間のエイジングで、音は見事に変わっていました。

此処で音源を変えて、寺井尚子さんの「新作」を試聴、(ハイ聞き慣れた音です)。
硬さもすっかり消え、気品のある豊かな音。
ベースやキックドラムの音も明瞭、ヴァイオリンも決して硬くならず、録音時に理想とした音に極めて近くなっています。
驚いたのはCD層なのにSACDで経験した時のように、音場がさらに広大になり。
浮遊する余韻の消え際が見える程の音場の透明感、や〜〜素晴らしいです。

以前使っていたSACDプレヤーと同じで環境で載せ替えた時にも、余りの音の差に驚いたけど。
アキュフェーズの推薦するセッティングで聴くと、一段と良さが判る。価格は高いけど十二分に価値ある製品です。

デジタルプリDC-330は超高級セレクターになりました(笑)。
96kz/24bitでも動くのでPro Tools・DAT・TV・DVD/Blu-ray等を繋いでいます。

COAXIALやOPUTICALでDP-600の入力へ繋げば、何の問題もなく、アキュフェーズの最新DACで高級な音を楽しめます。


No. 450:猪との攻防戦は、なんか不思議です(笑)
オーディオ初心者さん (2009/11/14 11:09:49)

組長さま、お返事ありがとうございます。

猪については、以下のサイトで研究中です!
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/ihen/
最近は、家庭菜園をやってるというよりは、
自然動物公園の飼育員さんのようになってます…
姿は見たことないけど、雨上がりなどは足跡がくっきり残ってるので
どちらからどちらへ歩いていったとか、ここでミミズを物色したとか
わかるようになってきました。
もう、猪が食べないものを荒らされないように工夫して植えるしか
ないかなぁと思っているところです。今は小麦を蒔いてます。

Blu-spec CDですが、10万円BOXとはあまり差は感じられませんでした。
私のオーディオは電源を入れた瞬間と一時間後では随分音が違うのですが、
その差より小さな違いです。
最近、お掃除を怠っているからかもしれません…
10万円BOXを始めて聞いたときの息を呑むような違いは、マスタリングの
お蔭だったんですよね。改めて感謝です。


No. 449:大興奮しました。試して頂きました。
組長さん (2009/11/14 10:01:32)

エアー・フローティング・ボード「RAF-48」の中に「水晶粒子」を敷き詰めると、音質が大きく向上する事をcapさんに試して頂きました。
下記でご覧頂けます。
http://cap-yh.sadasan.com/2009/11/post_160.html#more
私の拙い文章より、明快に細部の変化を書かれています。是非ご覧下さい。


No. 448:Re:「THIS IS IT」私も見ました
組長さん (2009/11/14 09:45:20)

オーディオ初心者さん、こんにちは。コメント有難うございます。

「THIS IS IT」素晴らしい映画でしたね。「何のためにコンサートをするか」。目的が明確で、目的のために細部を作り上げて行く。
映画を見終わった後にその様な事を思いました。大きな目的は、人を動かす大きな力になりますね。

話は変わりますが、菜園は如何ですか。
お爺さん・お婆さん、ばかりが目立つ小さな島が、猪の被害で大変な思いをしている事をテレビで知りました。
昔は猪を普通に食べていたので、猪も怖がって人里には下りて来なかったのではないかと思います。
今は、東北地方の「またぎ」の様な方はいませんね。趣味で狩猟をする方ならいます。防戦一方では難しいのではないかと・・・。

またまた話は変わって。オーディオは如何ですか。
最近Blu-spec CDの音が変わったと思いました。発売当時は高域が目立ちましたが、今はその様な事もなく良いバランスに成りました。

私は音楽を再生することに益々難しさを感じています。
自分の録音の再生は簡単ですが、他の方の録音の再生は録音年代の違いや、録音環境違の違いと思いますが。
少し工夫した方が音楽を楽しめたりします。なにやら、マスタリング・エンジニアの気持ちです(笑)。


No. 447:「THIS IS IT」私も見ました
オーディオ初心者さん (2009/11/13 22:16:19)

組長さま、お久しぶりです。
私もマイケルの映画、見ました。
マスクに日傘でフラフラ歩く姿しかテレビでは見てなかったし、日本でのディナーショーは歌わなかったと聞いていたので、コンサートをやると知って正直「本当かなぁ…」と思ってました。
映画を見て、本当にマイケルは凄いコンサートをやる気だったんだなぁと思いました。
「4年間で環境破壊をなくす」とてつもないことを本気で言う人は、やっぱり天才ですね。


No. 446:私の癖であります。
組長さん (2009/11/11 11:21:46)

No. 421:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由−1にも書きましたが。
余りの変化は自分の判断に自信が持てません。

No. 450:大興奮しました。では、この掲示板は1000文字までに書かなければならいので、書けなかったことがあります。
実はこれも大きな変化があり、自分の判断に自信が持てず・・・次の日も「RAF-48」の水晶粒子を抜きリセットしました。
最初から同じ事をして、セッティング段階ごとに確認したのですが・・・・・・・。

最終段階の水晶粒子を入れた「RAF-48」に空気を入れて寺井尚子さんの新作を試聴、ところが記憶にある音ではないのです。
少し休憩を入れて聴き直してみても同じ。昨日の有頂天は何?、期待値から来た自己暗示の結果?。や〜〜〜悩みました。

気持ちを入れ直して宮本笑里さん「dream」のSACD層で試聴・・・・凄い!。
ひらめきました、CDプレヤーの裏をゴソゴソ・・やはり!、デジタルケーブル コネクターの「QR-8」が剥がれて落ちていました。
セッティングを繰り返しているうちに剥がれたようです。貼り付けて再度試聴しました。

結果は前記のような再現性がありました。依って記事が書けたような出来事でありましたハイ。


No. 445:Re:たまさん
組長さん (2009/11/09 10:54:20)

たまさん、こんにちは。 コメント有難うございます。

彼の音楽は踊りと一体化しています。確かに彼意外にできない表現手段と思います。
M Jのダンスが、20才代と思われるダンサーよりも切れが良いのには驚きました。
これから見るか方も居られるので詳細は書くことは出来ませんが、とにかく驚きの連続でした。

いつでも時代は変化し続けていますが。音楽業界のM Jは特に偉大な存在で、これから先も語り継がれる事になるでしょう。

「THIS IS IT」で舞台裏が見られたことで、大きな刺激を頂きました。また大きな喜びでした。


No. 444:私も見ました!
たまさん (2009/11/08 23:19:21)

組長さん、こんばんは。
私も見ましたよ!「THIS IS IT」
私の場合、見終わった後、放心状態になってました(笑)
やはり、彼の音楽は彼以外に表現できないものなのかぁ…と感じました。
1980年代、当時小学生だった私にMJの音楽は衝撃的なものでした。

偉大な存在がいなくなった現実が、とても残念で仕方ない思いです。


No. 443:感動2題
組長さん (2009/11/07 13:06:32)

「THIS IS IT」見ました。
アメリカン・エンターテインメントの最高峰がどの様に作られて行くのか良くわかります。
才能有るだけではなく、カリスマ性まで求められる出演者。細部の細部まで頭の中にある演出家。その中で飽くなき高見を求めるM J。
M Jの才能を今更ながらに思い知らされました。
最高のエンターテインメント映画と言うだけではなく、何か気合いを入れられた気がします。
最後に映画館内は大きな拍手が響き渡りました。是非お勧めします。

ESOTERIC「名盤復刻シリーズ」Super Audio CDハイブリッド・ソフト2作品購入しました。
チャイコフスキー バレエ「白鳥の湖」より」演奏アナトール・フィストゥラーリ(指揮)アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ブラームス 「交響曲第4番ホ短調」 演奏カルロス・クライバー (指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

特に「白鳥の湖」がSACDに成った事は夢のようです。1963年頃にLPで購入してから、ず〜と最愛聴盤でした。
CDに成っても、よりよい音の物を求めて何枚も購入していました。
音もこの年代としては驚異的に良く。生音と会場の響きが絶妙にブレンドされています。
流石、レコーディング・エンジニア、ゴードン・パリー・ケネス・ウィルキンソンの仕事と思います。
演奏も私にとってこれ以上の物はありません。
オリジナル ジャケットの写真も懐かしく音楽と音を堪能させて頂きました。

ブラームス も名演中の名演です。エンジニア、クラウス・シャイベの仕事は、このSACDで初めて本来の音が聴けたように思います。
ORIGINALSと聞き比べても、当然ですが、圧倒的にこのSACDの方が音が良いです。

SACDの発売が少ないので、ESOTERIC「名盤復刻シリーズ」毎回次は何が企画されるか楽しみです。
アンセルメの「シェエラザード」・モントゥーの「ダフニスとクロエ」、なども待ち遠しい〜〜〜〜、是非SACD化してください。


No. 442:音は面白いですね!。
組長さん (2009/11/05 18:00:06)

自宅でアキュフェーズDP-600を試聴する機会を頂きました。
ケーブル類はそのままにして、今まで使っていた環境でプレーヤーだけを交換しました。

DP-600は聞き始めれば期待を大きく上回る高音質でした。今更ですが、プレーヤーによってこんなに音が異なるのかと驚いています。
価格も1.5倍ほど違いますが、今まで使っていた物とは格が違います。

デジタルプリDC-330にデジタルで直に入れると、面積の大きい明快な音が聞けます。
アナログで繋ぐと潤いのある滑らかで暖かみのある音です。

お願いしてあるSACDを直に入れられる基盤DI2-HS1が来れば、これに繋いだ時の音が楽しみです。
つまり3種類の回線が出来て聞き比べられます。

今はどちらがよいかと聞かれれば答えられないほど双方魅力的です。音楽の内様によって使い分けたいと思います。

詳細は追って書き加えたいと思いますが。
少し書くとデジタルはスタジオで聞く音楽と印象は変わりません。アナログはやや重心が下がった聞きやすい音です。

但し、自分の録音した物は音の違いは気になりますが、他の方の録音した物は全く気になりません。
つまり元音を知らないから楽しく音楽を聴ければ良いのです。
今はアナログ接続の方が音楽を楽しめそうです。やはりデジタルは仕事モードになります(笑)。

暫くはオーディオシステムの前から離れられません(笑)。


No. 441:大興奮しました。
組長さん (2009/11/03 17:40:14)

自宅のエアー・フローティング・ボード 「RAF-48」は、オーディオラック内に四隅を柱で支えているような設置です。
この様な状態にSACDプレーヤーを置いても、先に書きましたように十分に満足な効果を聴かせてくれています。

中心部が何にも触ることなく空間に浮いてるので、此処に天然水晶粒子充填材 を入れたらどの様に音が変化するか興味が湧きました。

音の判別音源は最近の録音、宮本笑里さん「dream」のSACD層と寺井尚子さんの「タイトル未定の新作」スタジオコピーのCD-R。

先ずは「RAF-48」の裏からネジをゆるめ上板をとり、2kgの水晶粒子をエアーチューブに触れぬように中心付近に敷いてみました。
空気を抜いても上板が水晶粒子に触ることはありません。この状態では大きな音質変化は感じませんでした。

次に天井板が規程の高さになるくらいにチューブに空気を入れておき、さらに2kgの水晶粒子を追加、
上板の下がりを止める角材の1.5cmより厚く、エアーパイプに接触するような状態で水晶を隅々まで敷いてみました。

最初は空気を抜いて試聴。この状態では上板は水晶粒子の上に乗り、鈴木組BBS 436に書いた,
”驚嘆の電源タップ用クォーツアンダーボード「TB-38」”の様な音になり、見事に音はスピーカー前にせり出てきました。

これに 空気を入れると音が浮かび上がり、生々しく立体的な音像がスピーカー前に存在します。
スピーカーから出る音は手でつかめそうな雰囲気です。当然奥行きも益々広くなりました。大興奮しました。

これ凄いです。「RAF-48」と「TB-38」の長所が全部有ります。心から音楽を楽しめます。何を聴いても新鮮な感動があります。

短所は・・・・・未熟な自分の録音が露わになることです。

水晶粒子でご協力頂いた石黒さんのお陰で大変貴重な体験が出来ました。有難うございました。 感謝です


No. 440:寺井尚子さん最新録音のセッティング
組長さん (2009/10/29 14:03:58)

オーディオ的にも今年のノウハウ集大成、可成り行けていると思っています。

参考に楽器とMic/Mic HA/Conpを記載します。全部がPro Toolsに直に入っています。

Vn
NEUMANN KM56×2-NEVE 1272-ACCUPHASE AD2402-Pro Tools

Apf
SONY C-800×2-AVALON M2-Pro Tools
BottomーSHURE SM-57-NEVE 31099-Pro Tools

Agut
B&K4011-NEVE 1272-Pro Tools

Wbass
NEUMANN KM56-NEVE 31099-AVALON 2044-Pro Tools
B&K 4011-NEVE 31099-AVALON 2044-Pro Tools
DI-AVALON U5-Pro Tools

Drms
Top-DPA 4012×2-AVALON M2-Pro Tools
Tom-SENNHEISER MD421×3-NEVE 31105-Pro Tools
Suna- SHURE SM-57×2-NEVE 31105-Pro Tools
Hihat-NEUMANN KM84 -NEVE 31105-Pro Tools
Kick-SENNHEISER MD421-NEVE 31105-Pro Tools

Pro Toolsは96kz 24bit ACCUPHASE AD2402で外部シンクを掛けてあります。

アコースティックリバイブ製品が大量投入されています。

電源タップ用クォーツアンダーボード「TB-38」は電源ボックス「RTP-8ultimate 」と「RTP-6改」、Mic HA/Conpの電源になります。

エアー・フローティング・ボード「RAF-48」はSONY C-800の電源サプライをのせて。

天然クオーツ・インシュレーター「RIQ-5010」は電源ボックスの上とPro Tools外部ハードディスクの下、
AVALON 2044電源コネクター下。

クォーツ・レゾネーター「QR-8」は全ての機材と一部を省く電源ケーブルに貼ってあります。

ケーブルインシュレーター「RCI-3」はACCUPHASE「 PS-1200」×2 のインレット直前と、
「RTP-8ultimate 」と「RTP-6改」のインレット直前に。
スタジオ内のVnのマイクケーブル・Apfのマイクケーブル・WBassのマイクケーブルに。

メイン所のマイクケーブルとラインケーブルはアコリバの新しいキヤノンコネクターが付いたシングルコア・ケーブルを直引き。
以外はノイマンのマイクケーブルを直引き、ラインケーブルもベルデンを直引き。 

スタジオ内には極低周波発振装置「RR-77」を壁に目の高さに貼り付け。

電源ケーブルはマイク電源も含めて全部アコリバ。


No. 439:宮本笑里 リサイタル 2009 dream
組長さん (2009/10/26 23:38:29)

No. 448:宮本笑里 リサイタル 2009 dream
組長さん (2009/10/26 23:06:45)

浜離宮朝日ホールでのリサイタルに行ってきました。

9月中旬に出たコンサートカレンダーでは既に「完売」の印。
満員のお客様、意外だったのは年齢層が広いこと。中年と言われる年代の男女が目立ちました。
ロビーのCD販売所は驚く程の黒山の人だかり、やはり最新の「dream」が多い様でしたが数種類買う方も多く,有りがたく思いました。

お客様の大きな拍手に迎えられてリサイタルは始まり、新鮮さと力強さを感じられる素晴らしい演奏でした。
曲間に入る余り得意でない本人のおしゃべりと演奏がミスマッチ!。暖かい笑いと演奏後の大きな拍手がミスマッチ!。
エンジニア的な耳で聞いてもヴァイオリンとピアノのバランスも最高。流石に生楽器はホールで聴くと豊かな音に魅了されます。

担当しているアーティストが多くのお客様の前で演奏している姿を見るのは本当に幸せな事です。
2時間を超えるリサイタル、終演後の穏やかなお客様の顔も印象的でした。

やや遅れてロビーに出てビックリ、ホールロビーから2階席への階段まで数百名のサイン待ちの列が出来ていました。
元気にリサイタルツアーが終えられることを願います。


No. 438:「アコースティック・コンディショナー「RWL-3」
組長さん (2009/10/26 15:39:38)

先日「RWL-3」を3枚,SC Astの響きの悪いブースの壁に付けました。
結果は見事に嫌な響きが無くなり非常に済んだ音になりました。録音でも当然楽器の音は見違えるほどよくなりました。

最初ブースに持ち込み取り付け位置を検討している時から部屋の中の音は明らかに澄んで「RWL-3」の効果を確認できました。
おおよその位置が決まり数人が外に出た時に、スタジオのエンジニアがブースの扉を開けブースの壁に向かって大声で叫びました、
次は「RWL-3」に向かって同じように声を出しました。この時にブースの外に聞こえてくる音量が全く違うのに驚きました。
声質も「RWL-3」に向かって声を出した時の方が明らかに自然な声でした。

これは大変重要な事で、楽器の音が外に漏れた時に回り込んで拾った音が自然であると録音全体の音が濁りません。

取り付け後の録音でも見事に証明できました。
ティンパニーをこのブースに入れて広い場所にストリングスを配置、ブースの扉を少し開けて意図的にストリングスマイクでもティンパニー
の音を録音します。
結果録音の音場でストリングスの後ろにティンパニーを置くことができます。
このセッティングで以前ティンパニーの音は濁った音でありましたが、今回は別格にリアルな良い音で録音できました。効果は絶大です。

capさんの自宅での導入記があります。楽しい記事です、お楽しみ下さい。
http://cap-yh.sadasan.com/2009/10/post_157.html#comments


過日、ピアノの下に「RWL-3」を置いた時には、マイクセッティング位置で聴くと非常に濁りの少ない音になり、
ピアノブース臭くない音になりました。
オーディオだけでなくピアノを置いた部屋でも響きを改善することが出来ると思います。

今度もAcoustic Reviveにやられました。見事な製品と思います


No. 437:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由 スタジオ編-5
組長さん (2009/10/24 11:33:16)

EMFキャンセラー「REM-8」はSONY製のDSD A/D D/Aコンバータと組み合わせた、8トラック MO/HDDレコーダー 、
Genex / GX8500に使っています。設置場所は電源インレットとは反対側に電源回路があり、この外側の側面に置いています。
ざらざら感が解消。音場が広がり・S/Nの良い・滑らかで生々しい音になります。

ケーブルインシュレーター「RCI-3」は電源ケーブルやラインケーブルに使っています。電源BOX側には必ず設置します。
最終段のコンプレッサーの電源ケーブルやラインケーブルに使うと、
艶やかできめの細かい音になり、S/Nも圧倒的に向上します・上下・左右・奥行き共にシャープで立体的な広い音場に変化します。
クオーツ・インシュレーターと共用すると効果は絶大で、音質も実在感のある極めて滑らかな音色と質感を得ることが出来ます。

録音やTD〔ミックスダウン〕時にアコリバ製品は絶対に欠かせないグッズです。
完成間近に確認しながら「RCI-3」や「RIQ-5010」をセッティングして行くとアシスタント氏は音が変わって行く度に何で?と
目をパチクリ!。私は、”にやり”であります。

優れたオーディオグッズは録音にも使って見れば驚くほど効果が有ります。

社主 石黒さんの言葉に。
「オーディオアクセサリーやケーブルはその存在自体を主張するものではなく、
またそれによってクオリティが激変したりするものでもありません。
あくまでも再生機材や録音機材、使い手やエンジニアの力量を引き出すための
手助けとなるもの、補助的な役割のもの、つまり黒子のような存在だと思います」。
との言葉があります。

アコースティックリヴァイブ製品は石黒さんの人柄か、どれも明確な方向性を感じます。
何を使っても本質を明らかにする方向に改善されるのです。

電源タップ用クォーツアンダーボード「TB-38」の事はNo. 436に書きました。驚異です。
「TB-38」やエアーフローティングボード「 RAF-48」が無ければ、最新の寺井尚子さんの録音クオリティーは有りませんでした。

最後に多くの刺激を頂いた石黒さんに心からお礼を申し上げます。「私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由」終わります。

何かのお役に立てばと経験した事を書いてみました。


No. 436:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由 スタジオ編-4
組長さん (2009/10/23 02:15:59)

シングルコアー・ラインケーブルはXLR-1.0PAの時から使っています。
この時点でも他のケーブルでは絶対に得られない、スムーズで開放的な音・音像の定位や密度に優れ・
音色的なリアリティは素晴らしい物でした。

通常使うラインケーブルと余りに品位が異なるので、
TD(トラックダウン)時には何度も従来使っていたBELDENのケーブルと交換し確認試聴しました。
多くのディレクターにも聴いて頂きました。多様な音楽にも全員がXLR-1.0PAを選び判断は間違い無しと自信を持ちました。

後に試作品でシングルコアー・ PCOCC-Aを使い半田付けの要らない新キャノンコネクターを使ったマイクケーブルを作って頂きました。

型番XLR-10.0PA?、緊張の初試聴はいきなり本番のピアノ録音に使って音を聴きました。
先ず一音一音の鮮明さが経験した事のないレベルに驚き・聴いた事のない全帯域での明瞭度に感動しました。
ストレスの無い立ち上がり・微少音まで崩れない余韻・F/D レンジ共に申し分有りません。
当然音に対する特有の色付け等と言う低次元な話しは皆無です。異次元の音に評価の言葉もありません。
この場にいた全員が唖然としました。

今は多くの新キャノンコネクター使ったXLR-1.0PA?〜XLR-15.0PA?のマイクケーブルとラインケーブルをメイン所に使っています。

このケーブルを手に入れられた事は私の録音人生の中で非常に大きな出来事でした。私の録音全般のリアリティが大きく前進しました。

XLR-PA?を使い始めて聴いた印象的な言葉は。
プレーバックの時に「自分が其処で歌っているように聞こえる」楽器を演奏する人からは「生音と同じように聞こえる」との言葉。
ジャズバイオリニスト方は非常に密度の高い音!大満足との言葉を聴けました。
同時にピアノに感想を聞くと、重心が低くエネルギー感が凄いと興奮気味に喜んで頂きました。

セッティングは少々大変ですが、報われた気がします。

続く。


No. 435:宮本笑里さん「dream」
組長さん (2009/10/21 18:48:11)

宮本笑里さん、3枚目のオリジナルアルバム「dream」本日発売です。

サンプル盤が届き試聴いたしました。音はSACD層・CD層共に大変良い出来で安心いたしました。
色々とお骨折り頂いた皆様には、心より感謝申し上げます。有難うございました。

長期に渡る録音でしたので、その時々可能な限りノウハウを使いました。
ぜ ぜ 是非SACD層を聴いて下さい。此処で書いていることが音をお聞き頂ければご理解頂けると思います。

以前コンピレーションアルバムを聴いている時に、私の録音した音と他のエンジニアが録音した音の差が少なく落ち込んだことがあります。
原因はCDの器の大きさです。

オリジナル・マスターはCDには入り切れない大きな容量の1ビット・ダイレクト・ストリーム・デジタル(DSD)で録音されています。
SACDのデータ容量はCDの6倍です。流石にそのままでは入りません。

ご存じのように現行CDは16ビットリニアPCMと呼ばれ44.1KHzでデジタル変換を行っています。
それに対してSACDではDSDでCDの64倍の2.822MHzでデジタル変換を行っています。
CDの再生周波数範囲は5〜20khz、ダイナミックレンジ96dbに対し、
SACDは再生周波数範囲はDC〜100kHz以上、ダイナミックレンジ120db以上です。

毎度毎度お世話に成っているマスタリングエンジニア鈴江真智子氏の技(魔法と呼んでいます)を持ってもSACD層とCD層は音は違いますが・・・。
一番大切な音楽はSACD層とCD層との比較でも違和感なく聞くことが出来ます。これが鈴江真智子氏の技です。毎度毎度大感謝です。

肝心の音楽の内容は・・・・・・・余りにも美しいのです。録音中は毎日聞き込み癒されていました。
宮本笑里さんの「dream」、初々しい音楽に虜になります。私は虜になりましたハイ。


No. 434:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由 スタジオ編-3
組長さん (2009/10/21 10:40:24)

RTPultimateシリーズの電源BOXは完全に別格です。

初めて録音にNEVEタワーの電源BOXとして使った時は、マイクチェックの時からスタジオの空気感がそれまでと大きく異なりました。
濁りのない透明な空気感と表現すれば良いのでしょうか。
スピーカー間の空間は広大で無限の奥行きを感じ・個々の音が見事に鮮明になり・スタジオの暗騒音が驚くほど静かで心地よい物でした。

録音が始まり驚いた事は,いくら音量を上げても煩くないのです。
艶やかで豊かな音が一切のストレス無く大河のようにスピーカーから流れ出てきます。
録音の途中アレンジヤーから、
「音は豊かだが刺激がない、もっとエッジが立つようなが音がよい」と言われ自作の電源ボックスに変えてみました。

確かにエッジが立って一見派手に聞こえますが、私には凄くうるさい・細い音に感じました。
アレンジヤーにお願いして演奏の仕方を変えていただき、弾けるような演奏をしてもらいました。
プレイバックをして、やはり音的には前の方がよいとの判断があり。
RTPultimate 8口電源ボックスに戻し、演奏をし直してもらいました。

後日同じメンバーでの録音に音が「かたい」と言われ、この時も演奏の仕方を変えていただきました。
演奏の変化が見事に反映され、録音中にデレクターが一言「この電源タップは確かに効果があるね」!と。
年中一緒に仕事をしている人はマイクを改善してもケーブルを変えても、見事に善 し悪しを指摘してきます。
有り難くも怖い現場です(笑)。

PCOCC-A素材の一連のケーブルを使っていて多々経験する事なのですが。
高域の刺激感が無い為に、物足りなく感じる人が意外と多いのです。
従来のケーブルに戻しと比較すると音の品格の違いは歴然で、PCOCC-A素材の音の良さはほとんどの人に納得して頂けます。

ごく少数、生々し過ぎて嫌との評価も頂きますが、私には生々しいのが何故いけないのかが理解不能です。
味の素や人工甘味料に何の抵抗もない人が多くいます。私には瞬時に判るインパクトの強い濃い味と違和感有る旨み,そして後味の悪さ。
オーディオの世界と通じる「一瞬聴いた時はよいが、聞き続けると耐えられない音」に共通する物があります。

録音業界も含めて本当に良い物が通用しない現状は何とも不思議な気分です。気長に良い音の布教活動に頑張りたいと思います。

続く。


No. 433:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由 スタジオ編-2
組長さん (2009/10/20 19:12:02)

「QR-8」は最終的に160個以上を機材に貼りました。
これだけの数を録音機材に貼ると全部同じ傾向の音になるかと心配したのですが、結果は個々の特徴が非常に良く出るようになりました。

アコリバの電源ケーブルを録音で使ったとき、誤解を恐れずに特徴を端的に言えば、
PCOCC-Aを使った電源ケーブル「AC-1.8PA」は、器の大きく豊かな音です。
前作「AC-1.8F」は元気な音です。最新の「POWERMAX ?」も前作に近い元気な音と感じます。
「AC-1.8PA」と「POWERMAX ?」は個々の特徴が良く出るように「QR-8」をメス側のコネクターに貼って使っています。

現在録音に使う電源ケーブルは全てアコリバで「AC-1.8F」と「AC-1.8PA」を使い分けています。

器の大きく豊かな音の「AC-1.8PA」は全ての録音機材に使われています。
「AC-1.8F」は録音環境が整って行く中で思いがけない力を発揮する事が判りました。
元気な音の「AC-1.8F」はリズムが重要な音楽で存在感を示します。ドラムやベース、時としてピアノにも使うことがあります。
”上品な刺激”を録音するのは最適な電源ケーブルです。
金物や楽器のアタックが飛び出してくるようなケーブルとは次元の異なる品位です。あえて「QR-8」は貼ってありません。
音源が生であるからこそ特徴が良く出ると思います。何れにせよ色づけとは無縁な世界で、音楽内容により使い分けを楽しんでいます。

オーディオ初心者さんの命名で、「AC-1.8PA」は「黒ヘビさん」、
前作「AC-1.8F」はこれを受けてコネクターが透明なので「白ヘビさん」とスタジオでは呼んでいます(笑)。

電源BOX RTPultimateシリーズ8口電源ボックスの試作品を送っていただきました。
この電源ボックスの素晴らしい音を聴いた時のショックは未だ忘れられません。
無垢のアルミニュームから削りだした造形の美しさは絶品です。高級品とはこの様な物、スタジオに置くのは勿体なく感じました。

それまで使っていた10口電源BOXは私が作ったBELDENケーブルとHubbellを組み合わせた物です。
BOXはビルなどに使う埋め込み用の物で表面パネルはアルミニューム、近くの東急ハンズで加工をしてもらいました。
内部配線を工夫して10口の何処を使っても音が変わらないようにしました。
外見はとにかく幾つかの電源BOXと比較して、私はどの電源BOXより音が良いと自負していましたが・・・・。

続く。


No. 432:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由 スタジオ編-1
組長さん (2009/10/19 15:30:02)

このBBS、最近はアコースティックリヴァイブ製品の宣伝掲示板のようになっています(笑)。
いろいろご意見は有ると思いますが、良いものは皆様にお伝えしたいと思い書いています。

アコリバ製品を本格的にスタジオに持ち込んだ2007年頃からのことを書いてみます。

自宅でラインケーブルや電源ケーブルを交換したことにより、天然クオーツ・インシュレーター「RIQ-5010」の真価を体験。
スタジオに持ち込み効果的な使い方を試す事にしました。

この頃使っていたMic HA用の自作電源BOX上に「RIQ-5010」を置くと、自宅と同じような雑味と滲みが無くなり生々しい音に変化。

次にPro Toolsの記録メディア、外付けハードディスクを横に置き中心の下に置いてみました。
これは劇的な変化をしました。空気感が一変、まるでコントロールルームの仕切りガラスが無くなった様な見渡しの良い音場に成り。
音も有機的に生々しさも向上し経験したことのない変化に唖然としました。

この事で天然クオーツの効果を再確信、次にクォーツ・レゾネーター「QR-8」に挑戦しました。
Mic HAのふたを開けて電源インレットに貼り付けると、此処でも明らかに雑味と滲みが無くなり音質が有機的で生々しくなりました。
これに気をよくしてブレーカーや電源トランスにぺたぺた貼り付け。
(組の機材は可能な限り電源スイッチやヒューズホルダーを撤去、ブレーカーに交換してあります)。
後にはNEVEやAVALON・JOHN HARDY等の音声信号が通るトランス全部に貼り付けました。
音質は明らかに良くなり、一言で言えばリアリティーが大きく向上しました。

次のステップはDPA・NEUMANN ・SONYなどのマイク電源に。Mic HA同様に最低4カ所は貼ってあります。
勿論マイク本体にも。基盤やトランス、貼れる物は全てのマイクに貼りました。
一つ一つ音質の変化を確認しながらの作業は大いに楽しめました。面白かったのはU67とM269、想像とは異なる反応でした。
U67は低音が鮮明に高域は延び延びと豊かになり、M269は低音が豊に高域のじゃりじゃり感が激減し非常に澄んだ音に変化しました。
勿論、誰が聴いてもそれぞれのマイクの特徴は残っています。

「QR-8」の効果は歴然です。張る前・後の、数週間を空けて録音したアーティストの方から「何かやった」とよく質問を受けました。

続く。


No. 431:Re:Re:Re:寺井尚子さんの録音・TD終了。
Yossyさん (2009/10/16 11:57:06)

組長さん、こんにちは。

ご紹介というほどのものではなく、
すいません勝手に書き連ねております^^;

凄すぎる動の部分と意外な展開の静の部分ですか〜

組長さんの「ご期待下さい。」、
この言葉が出る時は期待が裏切られるどころか、
自分の想像以上の出来栄えに「耳から鱗」が落ちてます(爆

時間も取れましたので組長さんも絶賛されている、
「TB-38」と「RAF-48」を実際に体感すべく、
近くアコリバさんに出向く予定です(笑


No. 430:Re:Re:寺井尚子さんの録音・TD終了。
組長さん (2009/10/13 17:30:34)

Yossyさん こんにちは。

お疲れ様でした。少しお時間が出来たようですね。
Club Acoustic Revive掲示板へのご紹介ありがとうございます。

寺井尚子さんのCDは毎年凄いのですが。今年は特別です。
音楽の静と動の組み合わせがアルバムの中で多彩な変化を発揮しています。
動の部分は凄すぎます!(笑)。静の部分は意外な展開です、ご期待を裏切ることは有りません。

多方面に書きましたが、電源タップ用クォーツアンダーボード「TB-38」やエアーフローティングボード 「RAF-48」の効果が凄いのです。
この2種のボードでマイクのセッティングを初めとして色々と変化がありました。
今までの音の延長線上にありますが、バイオリンの音は別物くらいに変わりました。録音の音質も空間もリアリティーが一段と向上したと思います。

ご期待下さい。


No. 429:Re:寺井尚子さんの録音・TD終了。
Yossyさん (2009/10/13 10:29:53)

組長さん、こんにちは。
ごぶさたしております、Yossyでございます。
こちらのBBSいつも楽しく拝見させていただいております。
ようやく時間が空きましたので久しぶりにお邪魔してしまいました。

セッティングの別途詳細も楽しみではありますが、

>肝心の音楽の内容は・・・・・・・凄すぎます!。全員「これは売れる」と確信しています。

これがもう・・・、今から楽しみでなりません(笑
今まで期待を裏切られた事はございませんし、(失礼^^;
と言うか自分の思っていた以上の感動をいただき、
その度に匠の方々の業に感服しております。

理屈ぬきに純粋に「音楽」を楽しめる、
そんな一枚をまた手に出来るかと思うと、
年甲斐もなくワクワクしてしまいます(笑

発売日のご案内、待ってますよ〜



No. 428:寺井尚子さんの録音・TD終了。
組長さん (2009/10/08 16:54:10)

寺井尚子さんの録音・TD終了。 今年も無事にアルバムの録音が終了いたしました。

初日アシスタント氏が早朝より頑張ってくれて、スタジオに着いたときにはセッティングはほぼ終了状態でした。感謝です。
私はひたすらアコリバの音質向上グッズをいつものようにセッティング(詳細は別途書きます)。
電源タップ用クォーツアンダーボード「TB-38」やエアーフローティングボード 「RAF-48」も初参加。

マイクの回線チエックの時から録音システムの音が良くなっていることが確認出来た程、音は別次元に高くなっていました。

今年も新たにバイオリン用のマイクを用意して楽器を暖めているときに比較試聴したが・・・、また惜敗。
やはり最初から使っていたマイクが良いと結論になりました。
楽器ごとのサウンドチェックでは、システムの音が良くなると楽器に対するEQポイントも変わり量も少なくなってくる。

テスト録音の時から「わ〜〜〜良い音している」の言葉が飛び出し。最高によい雰囲気で録音は順調にスタートしました。
全ては順調に進み最終日は可成りの時間を残して終了。

撤収時に真空管マイクの電源を置いていた、エアーフローティングボード 「RAF-48」の”有る””無し”を検証。
ご本人にコンソール前に座って頂き比較試聴。

先ずは現状の”有り”から聴いて頂き、”無し”にすると「え〜〜〜!」と絶句。”有り”に戻すとうなずき納得したようにこんな言葉を。
「”無し”でもスピーカー間にピアノがリアルに有るけど、”有り”では、(手を大きく広げて)こんな感じで奥行きが凄い、
あれって(RAF-48)こんなに凄いの」しきりに感心していました。

ピアニストもヘッドホンで音を聴きながら”有る””無し”の度に驚きの表情で此方を見て「本当に驚いた」と。

数日後のTD時は「凄く音が良い」との言葉を沢山聞きました。
「音が良い」にはいろいろな意味があります。音楽がよい・楽器の音が良い・TDした音楽の音が良い。
何れにしても「音が良い」は全員が幸せなことです。

今年もアコリバ製品で大きくステップアップ出来ました。
お陰様で寺井尚子さんとメンバー・制作スタッフの皆様に喜んで頂きとても幸せでした。

肝心の音楽の内容は・・・・・・・凄すぎます!。全員「これは売れる」と確信しています。

発売日が決まりましたらご報告させて頂きます。


No. 427:驚嘆の電源タップ用クォーツアンダーボード「TB-38」
組長ささん (2009/10/05 11:15:58)

スタジオは制作に係わる全ての人が最高の仕事をしたいと思って集まっています。
趣味や好みでケーブルやオーディオグッズを持ち込める場所ではありません。
私は新しい機材やケーブルを持ち込むときには、必ず制作責任者に聴いてもらうようにしています。
録音は再生とは異なり録音システムを通過する多くの音は生音、音の違いはより明確に出ます。
録音現場ではアコリバ製品は極めて好意を持って受け入れられています。

数日前に電源タップ用クォーツアンダーボード「TB-38」をスタジオに持ち込み、通称「NEVEタワー」の電源に使って検証しました。

先ずは声でチエック。通常セッティングで聴くといつもと何ら変わらぬ、近くてヌケの良いの音。
「TB-38」をアコリバの電源ボックスRTP-6EVO改(内部の線材はPCOCC-A)の下に置いて聴くと。
子音が著しく減少、豊かな低音に支えられた一段と自然な声を聴く事が出来ました。

良い効果が確認出来たのでこの日のバイオリン録音に使ってみました。デレクターに使用を話し録音スタート。
この日の録音はポップス。骨太を目標に楽器・マイク等を調整。
何事もなく録音は進み途中デレクターが「今日はバイオリンの音が硬くない」の発言。
強烈な打ち込み音の中、生き生きとバイオリンの音が聞こえてきます。

翌日デレクターにお願いして「TB-38」有り・無しで比較する事にしました。
極力同じように演奏して頂き先ずは昨日の続き”有り”で録音、昨日と変わることが無いことを確認。
次に”無し”で演奏して頂く。一音目から違いは明確、思わず全員顔を見合わすことになりました。
これは以前の聞き慣れた音。プレイバックには演奏者もミキサー室に来てもらい聴いて頂きました。
比較試聴で差は歴然!、演奏者も演奏し始めてモニターの音が余り違うので驚いたそうです。

”有り”と”無し”を比較すると。
”有り”は明らかに音量が大きく聞こえる、打ち込みのオケの中美しい音バイオリンの音が浮き上がる。
天然水晶効果か(あ〜またこんな事をいってしまう)、とにかく音が有機的に生命を吹き込まれたかのように生々しく聞こえる。
”無し”聴くと全体の音量が小さく聞こえる、オケとバイオリンは同じバランスなのに。
オケに対するバイオリンの浮き立ち方が唖然とするほど違うのです。

これからの録音・TDには「TB-38」が必需品になりました。


No. 426:時代は変わる。
組長さん (2009/10/02 10:33:02)

レコード産業が一番華やかな時代は1960年代でしょう。
この頃アメリカではCBSレコードとRCAレコードがアメリカのビック5オーケストラを取り合っていました。

CBSはニューヨーク・フィル・クリーヴランド管弦楽団・フィラデルフィア管弦楽団を押さえ。
RCAはボストン交響楽団・シカゴ交響楽団を押さえていました。67年にはフィラデルフィア管弦楽団はRCAと契約します。

数年前に驚いた事はアップルコンピューター上にウインドウズを見ときです。最近同じ様にあり得ない事が起きました。
何と私が大好きなミンシュ・ボストン交響楽団のCDがBlu-spec CDで発売されたのです。つまりCBSの流れを汲むソニーレコードからです。

RCA、後にBMGがソニーレコード傘下に入ったことは知っていましたが。
現実にRCAの代表的なオーケストラがCBS系から発売されたのを見ると可成りショックで時代の変化を感じます。

さてミンシュ・ボストン交響楽団Blu-spec CDの音は・・・・凄く良いです!。比較無しでも第一音から音が変わったのが判りました。
良く聴く物を買い換えました、これで何度目?。
ファンなんて〜ものは好きな物が少しでも音が良くなっていると期待して買い換えるのでね。
見事にはまりました。嬉しくて嬉しくて何度も聞いています。

もう一つの驚き。ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテットの名盤 Time Out [Enhanced] [Original recording remastered]を買いました。
アマゾンのサイト上には何種類かの同じタイトルのCDがありますが以下が購入した物です。
http://www.amazon.co.jp/Time-Out-Dave-Brubeck-Quartet/dp/B000002AGN/ref=ntt_mus_ep_dpi_1
Time Out、これは5枚目です。しかし大満足でした。音は過去に聞いたCDでは一番良い音です。国内盤のSACDより私は好きです。

中の小冊子には写真が満載、録音風景を見ることが出来ます。
驚きのシンプルなマイクセッティングでした。写真で見える限りでは各楽器にマイク一本です。
エンジニアはフレッド・プラウト、CBSレコードを代表する名エンジニアによる録音でした。
因みにマイルス・デイビスの名作「Kind of Blue」も録音しています。

CBSはエンジニア名をレコードに記載するようになったのは70年代と記憶しています。
「Time Out」発売されて50年経ってエンジニア名を知ることが出来ました。


No. 425:ありがとうございます♪
たまさん (2009/09/23 01:02:38)

組長さん。

お返事、ありがとうございます!
ではでは、これからも遠慮せず、こちらへお伺いいたします(笑)

『いわゆる業界人は実生活では役立たない方向に大きな知識があるとか、大きな実行力が有る人です。いわゆる変な人です(笑)。』
……すみません…この一節を読んで思わず吹き出してしまいました(笑)
いや〜、私も思い当たる節があるもんですから。。。
(でないと、「音」について反応したりしないですもん。普通・笑)
ある意味、私も「業界人」(合唱界でのことですが)
20年以上も携わっていると、いろいろと(笑)
(変に耳が良かったりすると、も〜〜大変!ちょっとのことで気になってしょうがないんですよね。。。あと、妙に音取りが早かったり、初見での譜読みが早かったりすると「出来る人」と思われ、変な期待を持たれてしまいます…)
…て、ことで、私も十分「変な人」の仲間です(笑)
(失礼いたしました〜)


No. 424:Re:Re:たかいおと
組長さん (2009/09/22 09:29:16)

たまさん、こんにちはコメント有難うございます。

余り気にしないで遊びに来てください。いろいろなテーマは考える良い切っ掛けになります。
忙しく時間がなければ返事が遅れる事はありますが・・・・お許し下さい。

皆さんも何かで最前線にいる方と思います。家事や会社では最前線で活躍している方です。

いわゆる業界人は実生活では役立たない方向に大きな知識があるとか、大きな実行力が有る人です。いわゆる変な人です(笑)。


No. 423:Re:たかいおと
たまさん (2009/09/19 21:51:42)

組長さん、machiko-chanさん。

いろいろと貴重なお話、ありがとうございますm(_ _)m
ほんと、最前線で活躍されている方たちのお話は、ものすご〜く勉強になります。
(今回は何度も書きますが、私のちょっとした話題からこのようなお話まで…本当にありがとうございます!それに、お時間を拝借してしまい、申し訳ありませんでした)

これからも、いろいろと勉強させていただきます!!
よろしくお願いいたしますm(_ _)m
(あ〜〜、きっとご迷惑な話でしょうねぇ。。。すみません。。。)


No. 422:テレビ大好きだけど、これて報道の自由。
組長さん (2009/09/19 09:30:08)

先日は酒井法子さんの報道で賑やかな一日でした。
会見後19時頃から新宿の我が家の上空は複数のヘリコプター音で”うるさい”こと窓を開けた状態ではテレビの音も聞こえません。

多くの見方、意見はあるでしょうが・・・・・。
元の所属プロダクッションの責任とレコード会社の責任者が管理責任で謝罪し。本人も謝罪した後。
弁護士の方が記者会見で、この後病院に入院するとが言っていました。
その折、事故の心配や病院に迷惑がかかるのでバイク等で追いかけないようにお願いしますと言っていたにも係わらず。
放送局が依頼したヘリコプターでしょう。19時半頃まで”うるさく”飛び続けていました。

放送局は病院近くの住民への迷惑、病院への迷惑は考えなかったのでしょうか。
大きな病院です。入院患者の方も沢山いたでしょう。この方達への配慮は当然なされるべきです。

入院する所を追う事がこの事件報道にどれ程重要な事なのでしょうか。
生放送のために一瞬病院名が読めてしまいました。こんな事絶対に有ってはならない事です。

本質的にこの様にして追いかける事は正のでしょうか。私は間違いと思います。私の価値判断では明らかにやり過ぎです。





No. 421:re たかいおと
組長さん (2009/09/18 12:07:55)

machiko-chanさん コメント有難うございます。

確かに付加価値の無い景色などは高級な景色とは言いませんね。しかし宿泊する窓から見られる美しい景色は宿の価値を高めますね。
仰有るように高級とは何らかな付加価値を伴うものと思われます。

先日スタジオで確認実験をしました。あるオーディオ装置を録音機材に給電する電源BOXの下に置いた物と外したを比較しました。
オーディオ装置”あり””なし”を制作関係者全員立ち会いの中、バイオリンを演奏・録音。
”なし”ではひりついて刺激的なヴァイオリンの音色が、”あり”では明らかに滑らかに質感が高まっていました。

全員唖然としましたが、アシスタント氏がボソッと”なし”では「楽器が安く聞こえる」と言いました。

この場合は本来「高級な楽器の音」が現在の不完全な録音システムで「低級な楽器の音」に録音されてしまう証明です。
不完全な録音システムはスタジオでまだまだ工夫が必要です。
スタジオで気持ち良く演奏して頂くためのスタッフの気配りも演奏での付加価値を高めていると確信しています。
音楽の高い価値を保つ、若しくは付けるために私達は何が出来るだろうかと毎回の録音が試行錯誤挑戦発見の日々です。

訓練された人間の感覚は測定器を上回ると聴きます。
高級スポーツカーを作り上げる基礎の台は100分の数ミリ以下の正確さを必要とするそうですが。
最終仕上げは人の手で行われる所をテレビで見ました。

昔ドイツP社のスポーツカーに乗っていました。
確かに車内で見える+ネジは全部同じ向きに揃っていました。これに気が付いた事は鳥肌が立ちました。
最適な締め付け力が同じ向きで揃っている、いかに車が精密に作られているかの証明の様に感じますし、
高級に感じる視覚的な付加価値の様にも思えました。

硬い話しになってしまいました。オーディオ装置については別途此処に書きます。


No. 420:たかいおと
machiko-chanさん (2009/09/18 01:54:25)

古い話を掘り返してすみません。


「高い音」の話題があったときに、書きたいなと思いながら書けずにいました。

話題になっているのは「高域(たか)い音」「低域(ひく)い音」ではなく「高級(たか)い音」「低級(やす)い音」でしたね。

某大手国産車メーカーは自分たちの作る車で、ある「高級(たか)い音」を再現するために努力をしている、というドキュメンタリー番組を何年か前に見ました。
その音は、某高級ドイツ車メーカーが作る車のドアの閉まる音。

ドアの閉まる音は、車内がどのくらい密閉されるかで大きく違うようです。
もちろん車を作る素材の種類や量(厚み、とか)、空間によっても違うのでしょうが・・・。


高級車のドアだから「高級(たか)い音」で閉まるのか、「高級(たか)い音」で閉まるから高級車なのか。
「高級(たか)い音」の定義って難しいですが、こういう話を聞くと「高級(たか)い音」「低級(やす)い音」というのは付加価値を伴うもの(もしくはその音が付加価値)なんだな、と思います。


そういえば、同じくドイツの某大衆車は、ネジ止めされている部分のネジの山の部分が全部同じ向きだとか・・・。これは「高級(たか)い」のか、単に「几帳面」なだけなのか・・・?(笑)


No. 419:コメント有難うございます。
組長さん (2009/09/16 23:40:44)

capさん、コメント有難うございます。

ショックな新しい展開是非お聞かせください、此処でなくてもcapさんブログで結構です。本当に楽しみです。

私は今の職歴が長い事もあり、またフリーの立場である事もあり、幾つかのメーカーに開発段階で参加させて頂いた事もあります。
アコースティックリヴァイブ石黒さんに関しては全くその様な事はなく、いつも完成した物を聴かせて頂いています。

聴かせて頂く度に驚き楽しんでいます。石黒さんの開発能力には驚嘆の連続です。

多大な恩恵を受けているので、確かにお返しは良いCDですよね。頑張りましょう。
これからもCDをお聞きに成る方が音楽に浸れるように、録音を感じさせない音楽を録音したいと思います。
まだまだ先は永いですが行ける所まで行きたいと思っています。

此処に書きましたが少し時間を頂いてスタジオ編を書く予定です。皆様の何かお役に立てば幸いです。


No. 418:
capさん (2009/09/16 15:53:58)

いや〜、ホントにアコリバ製品は凄いですね!!

最近、僕のところでも新たな展開があり、これまでにない位のショックを受けています。

これからも石黒さんに頑張って欲しいですね。

我々もユーザーとして、恩恵を受けながら、より良いCDが出来るように頑張らなければいけませんね。


No. 417:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由−6
組長さん (2009/09/16 08:28:35)

優れたサスペンションを持つ車は道が荒れていても振動を最小限に抑えます。
車固有の振動もサスペンションが吸収し車内は安定します。
車内、それはCDが回っている所です。振動が少ない事が安定した信号の読み込みと成り、我を疑うほど音質が向上したのと思います。

ただし、再生系が鮮度を落とすものであれば最上の効果は期待出来ないでしょう。

やや強引な解説と思いますが、伝送系をフイルムに例えて。
固有の音がないものを透明なフイルムと表現すると。透明なフイルムは重ねても透明。
固有の音があるものは色の付いたフイルム。重ねれば重ねるほど透明度が落ち、同色ならばより色濃くなります。
固有の音が多様ならば多色のフイルムを重ねたと同じ。極端には光が通過しない黒になります。

初めて「プロジック」に行ったときに感じたBELDENの電源ケーブルの音は、
伝送系が癖のない音であったためにBELDENの個性が浮き上がってしまったと理解出来ます。
一方スタジオでは全てがBELDENの電源ケーブルで有るために音全体がBELDEN音色に成っていたので全く問題を感じなかったのです。

自宅のシステムは複数メーカーの電源ケーブルとラインケーブルが使われていたため、水晶インシュレーターの大きな効果を感じられず。
後に全てアコリバケーブルに交換したときには、驚きの効果が確認出来たのと思います。

誤字脱字、読みづらい文章。此処までお読み頂き有難うございました。
疑問・反対意見等々、多々御座いましょうが。人それぞれ感性が異なり・価値観も異なり・好き好きも異なる。当然と思います。
未だにケーブルの違いで音が異なるかは証明出来ません。そんな未知の世界ですが、何かのお役に立てばと経験した事を書いてみました。

では、次は少し時間をおいてアコースティックリヴァイブ製品をスタジオで使った時の事を書きたいと思います。



No. 416:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由−5
組長さん (2009/09/15 09:15:41)

多くの場合部屋の吸音・反射特性がフラットでなく必ずスピーカーからの信号を変化させています。
各種ケーブル・アンプなど伝送系の個性が限りなく無く、部屋の特性を含めてスピーカーからの信号がよりフラットで有れば、
アコリバ製品は適所に使えば必ず効果が体感出来ます。

効果はリアリティーが増す方向に変化します。”激変”と書いても変化は依り、リアリティが増す方向の変化です。

CDからの信号を鮮度落とすことなく、スピーカーを使い正しく空気を動かせれば、開放的な静粛感や躍動感を生みます。
音の”滲み””雑味”が無くなる事で空間を大きく感じる事が出来たり、音楽が明瞭に聴く事が出来るのです。

今年の春先に電源を配電盤から引き直し大きくシステム全体の音が向上した時の事は、
No. 362:成せば成る、以降を読んで頂ければご理解頂けると思います。

音が良くなるは、極端に表現すれば再生システムの存在が無くなることです。
ご理解頂けると思いますが、存在を無くす事は相当な正しい努力が必要なはずです。
何かを遣り音が良くなったと言ってもゴールは見えぬ程先のはず、簡単にシステムの存在が無くなったら面白くありません。

私の中学生の頃から始まった趣味のオーディオは漠然と手に入れられると思っていた音より遙かに良い音を手に入れています。

私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由は、製品の特徴にあります。
用途により、素直な伝送・振動の吸収・吸音・雑電波の除去等に成ります。
何れも音の鮮度を落とさない事を目的に作られているように感じます。

豊かな製品群に音のぶれが無く、求める所はリアリティーと思われます。
新作は必ず前作を上回ります。いつも次の製品が楽しみです。

何故音が変わるのか、効果が異なるのか、ここからは推察です。

RR-77は未だに原理が理解出来ませんが、確かな効果があります。
天然水晶については原理について語るべき言葉がありません、不思議です。
"エアーフローティングボード RAF-48”はSACDプレヤーを車に例える事により理解出来ます。

続く。


No. 415:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由−4
組長さん (2009/09/14 08:55:31)

音を出すと以前の物との比較では2ランクくらいは上の感じで、スムーズで開放的な音です。
音像の定位や密度、音色的なリアリティは素晴らしく向上しています。

このケーブルは音の実在感があり・音量が上がり・音像が近い・ケーブル自体にF特の誇張が無い。
全体のスケール感が大きくなり、音の浮遊感が何とも素晴らしいのです。
今まで聴いた電源ケーブルの中で一番音の良いケーブルでした。

価格はそれなりに高いのですが価値あるケーブルで試聴の後、今まで使っていた電源ケーブルに戻すことは出来ず即購入決定しました。

後に大量購入する事に成る天然水晶インシュレーターRIQ-5010やクォーツレゾネーターQR-8は、
この時にはあまり大きな効果を感じられませんでした。

自宅のシステムは複数メーカーの電源ケーブルとラインケーブルが使われており、殆どが撚り線でした。
単線が良い事が判り簡単に手に入るFケーブルとフレキシブルタイプのステンレス管を使い、
自作で電源ケーブルを作り順次交換して行きました。

ラインケーブルやデジタルケーブルはアコリバのシングルコア−・ケーブル・シリーズPCOCC-Aを購入。
順次上流から交換するごとに音質が大きく向上して行き、驚きと喜びの連続でした。

再びRIQ-5010やQR-8を試すと驚きの効果が続出。非常に有機的な音になり、生命を吹き込まれたかのように生々しく変貌しました。
この変化は即座に信じる事が出来ず、自分を疑いました。今もなにやらオカルトのようなものを感じています。

天然水晶はとにかく音が生々しく変貌するのでRIQ-5010は自作10口電源ボックスの上に。
QR-8はラインケーブル・デジタルケーブル・電源ケーブル、全てのケーブルのコネクターに付けました。
チャンデバにはACインレット・スイッチを兼ねたブレーカー・電源トランスに付いています。
QR-8は一カ所毎に効果を確認しながら付けていったのです。一つ一つの効果が解り大いに楽しめました。

グラウンディングコンディショナーRGC-24も取り付けた所、S/Nが向上したのが直ぐに実感出来、音場の見通しが劇的に良くなりました。
ある時、音が何か変と感じた時がありました。オーディオラックの裏を見たところ、RGC-24が外れていた事がありました。

続く。


No. 414:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由−3
組長さん (2009/09/13 09:16:20)

BELDENの電源ケーブル、スタジオでの音質の印象と余りに差があり驚きました。
後にこの時の経験が役立つ事になります。

帰りにアコリバの電源ケーブルをお貸し頂きスタジオで聴いてみる事にしました。

音質は現在の製品と共通する癖のないもの。機材本来の音が出ている感じがしました。
BELDENの電源ケーブルと比較すると圧倒的に雑味が無く、太い音が余裕を持って出てきます。
ボーカルマイクや最終段のリミッターなどに使い、たった一本でも大きく音質が向上し存在を示してくれました。

何人かのエンジニアやディレクターに聴いてもらいましたが、評価は悪いはずがなく、全てのスタジオ作業に積極的に使わせて頂きました。
実は真価が判るのにはこの後数年かかるのですが・・・・。

このケーブル、シールドされたチューブに芯線が入っている構造なので曲がりづらく、
セッティングにやや難がありスタジオでは細心の注意をして使っていました。
しかし使い勝手に問題があっても音の良さには負けて、何本ものケーブルをお借りする事になりました。

その後現在のフレキシブルタイプの外装が出来、使い勝手は著しく向上し、コンソールアウトにつながる機材、
リミッター・EQ・DSD録音機・等には全てアコリバのケーブルが使われるように成りました。

この頃にはミュージシャンがRR-77の効果を認め、スタジオの録音・TDには欠くべからざる存在になっていました。
スタジオでミュージシャン・スタッフなど購入希望者が続出したのも驚きでした。

少し時間が経った頃、美人ジヤズ・ミュージシャンからRR-77の複数購入の依頼があり、久しぶりに連絡させて頂きました。

この機会に何点かの新作をデモしていただき、スタジオに持ち込む前に先ずは自宅で検証しました。

PCOCC-A(以後PAと記載)を使った電源ケーブルAC-1.8PAをチャンネルデバイダーにつなぎ試聴しました。
通常は音の上流から交換が常識的な方法ですが我が家のチャンデバは、変化が判りやすい機器なのでこれに使いました。

続く。


No. 413:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由−2
組長さん (2009/09/12 13:43:01)

人間の馴れは恐ろしいです。
現状で聴いたときは何の不満もなく聴き。ボードを載せ替え後、音の余りの変化についてゆけず(笑)・・・。
元に戻して音を出したときのショックは忘れられません。

ここで何回もシステムの音が良くなったと書いていますが、元に戻すと今まで使ってきたシステムとは思えない音に聞こえたのですから。
今年電源関係を中心に改善した事が反応の良いシステムに成ったようで、何を変えても変化が非常に良く判る様に成りました。

アコースティクリヴァイブ(以下アコリバ)製品とお付き合は2002年秋からです。
永きに渡りお世話になっているマスタリング・エンジニアが当時金粉入りの接点復活材に興味を持ちました。
購入するに辺りインターネットで調べ伊勢崎の「プロジック」を見つけ、お誘い頂き面白そうだからと同行する事にしたのです。

事前に調べた所、立派な試聴室があり各種のオーディオシステムには興味が湧きましたが・・・・。
それまで行ったオーディオショップでまともな音は聞いた事が無く、全く期待はしていませんでした。

もっと言えば、中学時代から始まるオーディオ歴の中、散々オーディオ雑誌やショップ店員さんから騙された?経験があり
(理解力がない、との話しもありますが)。オーディオグッズには全く調味がありませんでした。

再生側のアマチュアと録音側のプロは別世界的な感覚がありました。

何かの比較用に当時組の標準ケーブル、BELDENの電源ケーブルでオス側をハウベルに交換した物を持参しました。

一通りの挨拶が終わり、お話をした後にいよいよ試聴室に。壁から異常に離されセッティングされたB&Wに目をパチクリ。
U字型につながる電源ケーブルに唖然、アンプとスピーカの間は極太のケーブルが引き回されていました。

いよいよ音だし、持参したCDから出てきた音は想像も経験もした事の無いような広大な音場がスピーカー後方に出現!。
極めて真っ当なバランスで鳴ったのですから驚きです。こんな音の出し方、楽しみ方もあるのかと感心して聞き入りました。

話しを重ねて行く中で再生側の努力に驚き、録音側の惰性に恥ずかしくなりました。

途中持参した電源ケーブルを聴かせて頂きました。結果は散々でした。
元気だがうるさく品位に欠ける音、システムの音がこの一本の電源ケーブルに支配されてしまったのです。

続く。



No. 412:私がアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由−1
組長さん (2009/09/11 14:15:55)

約2ヶ月スタジオで”エアーフローティングボード RAF-48”を使ってきました。
主にDSD録音システムや真空管マイクの電源に使いました。
何れもマイクやケーブル・EQ等ではあり得ない音の変化があり大好評、今までにない素晴らしい音と音場を手に入れる事が出来ました。

自宅での効果を聴きたくて持ち帰り、SACDプレヤーに使い試聴してみました。
先ずは現状で最近録音した音源を再生、音質・ニュアンス全く問題なし。
ボードの入れ替えにはラックの改造が必要で少々時間がかかりましたが、無事に設置。

音を出してみると業界用語で”激変”余りの変わりように自分自身の価値判断が信用出来ず・・・・。
良く聴いているCDを取っ替え引っ替え数時間聴きました。でもまだ信じられず一度前の状態に戻す事に。

決して少なくはない時間を掛けて丁寧に戻し、音を出すとスケールの小さな混濁した音・・・・唖然。

こんな事はないはずとシステムを”おそーじ”。
ゴミを払い可能な限りコネクターを刺し直しスピーカー・ケーブルも締め直し、電源を入れて少し暖め。
DG38を使いシステムのF特性を再調整。

音を出してみると少しは良くなっている。
数枚の聞き慣れたCDを聴き、納得したところで又RAF-48に載せ替え試聴。前より差が大きい!。なぜ?!。
それからボードを載せ替えること数回、相変わらず音の差が信じられず・・・・。
ボード一枚でこんなに音が変わる!?!?!?!?。ややパニック。

今朝もう一度載せ替え比較試聴、確信しました。ボード一枚でこんなに変わるのだと。

再生システムを大型にしたように、音場が上下・左右・奥行き共に広大になりました、勿論音像が大きくなりました。
音の透明度が上がって、解像度が著しく向上しました。リバーブも含めて個々の音が明確に聞こえます。
柔らかいピアノの音もこもることなく美しく鳴ります、弦はひりひり感が無くなり艶やかな音に変化。
ジャズの躍動感もいけてます。シンバルは煩くなく分厚い音がします。ベースは存在感が増しより低い位置に、音程も明確に聞こえます。
何よりシステムがストレス無く鳴ります。オケ物はホールの最上席で音を浴びるように、小編成は響きが見えるように。まさに快感です。

では失った物は・・・・当然ありません。こんな所もアコースティックリヴァイブ製品に魅せられる理由なのです。

続く。


No. 411:華麗なるフィラデルフィアサウンド!、いまさら?。
組長さん (2009/09/07 17:29:21)

何種類かのシベリウスの交響曲2番を聞き比べていたのです。
その中にRCAとCBSに録音されたオーマンデュ・フィラデルフィア管弦楽団の物があり録音方法の違いなどを比較していました。
CBS録音を聞き始めたところ最後まで聴き通してしまい、おまけにカップリングのヴァイオリン協奏曲まで聞いてしまいました。
音の事は忘れ、素晴らしい演奏に引き込まれてしまったのです。
シベリウスの録音は50年代後半、流石に音は古いですが音楽を聴くのには何の支障もありません。

懐かしさと名演にAmazonのカタログから大量のCBS時代のCDを購入。1枚¥1.000-、当たり外れ関係なく大人買い(笑)。

どのCDも華麗な美しい響きです。
ヨーロッパの伝統的?ではないが意外な名演が沢山ありました。
ベートーヴェン:交響曲第3番 、こんな美しく毒のない演奏は初めて聴きました、涙が出るほど感動しました。
ブルックナー:交響曲第4番 、67年の録音で音も現役です。嫌みもなく重くなく美しい。
「ドイツ的」なブルックナーではないでしょうが、未経験のブルックナーが聴けました。
サン・サーンス:交響曲第3番 、平凡な演奏ではありません。オーマンデュ節全開。オルガンの独奏はパワー・ビッグス、大迫力です。

以下も素晴らしいCDです。
チャイコフスキー名曲集・ムソルグスキー : 組曲「展覧会の絵」・ウィンナ・ワルツ名曲集 ・定番シベリュウスの小品は絶品です。

ユージン オーマンデュ様、流石に40数年フィラデルフィアで常任指揮者を続け膨大なレコーディングをした凄い指揮者でした。

CBS/SONY発足当時、私が4Trオープンリールのマスターを作りました。その中に沢山あった華麗なるフィラデルフィアサウンド。
改めて聴き直してみると。オケが巧く・音が美しいく・驚きの連続・感動の連続でした。何だかとても元気になりました


No. 410:Re:音
たまさん (2009/09/03 09:25:36)

組長さん。

お忙しい中、私が書いた「(私が感じた)ちょっとしたこと」にお答えいただき、ありがとうございます。
(申し訳ありません。。。ほんと、ただ私が感じた事を書いたまでだったんですが…)

「高い音」、「高い価値の音」と表現するほうがこの場合は合っていますね。
組長さんが仰られるように、人は「心地よいもの」を選ぶと思います。
(五感で感じるものは、ほぼすべてではないでしょうか?)
見る、聴く、味わう、匂う、触る。
(若干、味わうのは心地よいだけでは無いのでしょうが)

眼鏡ケース、私も「ホク」っと音のするほうが好きです(笑)
なんだか優しく接してくれているような気がして。
こういうのも「心地よさ」のうちになるのでしょうね。
感じ方は人それぞれですので、強制はできませんが。
「心地よさ」への対価で人は一喜一憂するのではないでしょうか?
(意見には個人差があります・笑)

…と、すみません。。。
私、あまり表現力がないものですから。。。
(実は、これを書くのにかれこれ30分ぐらいPCの前に座ってます・苦笑)

改めまして、貴重なお時間を拝借して、申し訳ありませんでしたm(_ _)m


No. 409:音
組長さん (2009/09/02 14:20:51)

「高い音」位置の問題でなければ、「高い価値の音」ですね。
価値のある音には高価な支払いをしても聴きたい、手に入れたいと思います。

人は五感で美を感じます。
見える物では、珊瑚礁を抱く海の色であったり山を染める紅葉であったりします。
音はどうでしょう。
工事現場のような音は不愉快、風にそよぎ鳴る風鈴は涼しさを感じる美音です。

人間は進歩したいと思う基本的な本能が有ると思います。
それはより便利な環境を求めたり、古代の平面的な画が美しい立体感の画になったり、
美しい響きを求める事で音程の正確な楽器に進歩する事になります。

眼がねケースの音がたとえられたと思います。
同じデザインの物で閉めるときに刺激的な「パチッ」と音がするのと静かに「ホク」と音がするのと、どちらを好みますか。
私は「ホク」の方と思います。
「パチッ」は何の工夫をしなくて出る音であれば、「ホク」はこの音を出すための工夫が必要になります。
同じ「ホク」でも乾いた音や重たく感じる音や濁りのない澄んだ音があります。
この音を出すための、掛けられる時間が研究費となり販売価格に反映されます。
しかし、購入する人は研究費など考える事もなく心地よい「ホク」音がするケースを高くても買うのです。

人はより心地よい物を求めます。高い音のキーワードは「心地よい」ではないでしょうか。

高いから「心地よい」のではなく「心地よい」から高価な買い物も出来るのではないかと思います。
但し、「心地よい」には好き好きが有りますので絶対的な物ではないでしょう。

「やすい音は」創作物であれば音にこだわり無く出来た物、もしくは作り手と使い手の「心地よさ」の価値が異なるのではないでしょうか。

オーディオを趣味で遣っていると多くの価値観がある事に驚異を感じます。
万人を納得させる事が出来て精神を高い所に引き上げてくれるような音が芸術作品と言われるのかと思います。


No. 408:Re たまさん
組長さん (2009/08/31 12:14:27)

たまさん こんにちは。

申し訳ありません。公私ともに多忙を極めています。
文書力など無い私に、大変難しいテーマをいただき改めて表現方法を考えています。

もう少し時間を下さい。

何方か明快な説明をお願い出来たら嬉しいのですが。


No. 407:高い音の反対は?
たまさん (2009/08/30 14:16:17)

組長さん、こんにちは。
組長さんの書き込みを読み、昨夜のテレビ番組でやっていたこと、思い出しました。

さて、タイトルに書きました「高い音の反対は?」
普通なら「低い音」と答えるところですが、昨夜のこの番組(NHK-BSでやっていた「どれみふぁワンダーランド」)の中で、RAG FAIRの引地くんが「安い音ではないのか?」と答えており、検証しておりました。
(検証材料はメガネケース。フタの閉まる音で検証していました)

なるほど、そうやってよく聞くと、音の違いがよくわかる。
(組長さんやcapさんがよく書かれるように好き好きがあると思いますが)
けして、高額だから…というのはすべての事柄に当てはまらないものなんだな、と。

先日、capさんのblogでお教えいただいたCDも、お値段を聞いて驚いたぐらいですから!


素人が何だか偉そうな書き方をしてしまって申し訳ありませんm(_ _)m
フッとそんなことを思ったものですから…。

不適切だと思われましたら、削除していただいて結構です。

重ね重ね、失礼致しましたm(_ _)m


No. 406:吐露ー2
組長さん (2009/08/30 04:10:47)

棄てた3枚のCDについては制作した方を思うと心痛みますが、なにより騙された感が強く久しぶりに怒り心頭でした。

数年前オーディオ誌の評価を見て買ったスイスのメーカー3種類の電源コネクター、違いはメッキの素材。
基本は真鍮無垢・国内で金メッキ・ロジュームメッキをした2種、一番安い真鍮無垢が癖が無く良かった事がありました。
当然オーディオ誌の評価では値段の高い順番に良い評価でした。総額一万円程度でしたが、この時も可成り怒りました。

え〜〜と、この度は周りから慰められてまして・・・・。
数十万の電源ケーブルやラインケーブルを買い、結果どうにも成らないシステムを構築するより遙かに被害は少ないと・・・・・。

オーディオの世界、一般的には高価格・高品質・高音質?が成り立っていると思うのです。
過去の経験では英語名で”金の音”の電源ケーブルは高域が”ぎらり”、可成り個性的な音のケーブルでした。
我が家のオーディオシステムは”金の音”一本でラインケーブルや他の電源ケーブルを変えても馴染まず。
現代に派手な甲冑の様に、なにやら西洋に対する異文化的な存在を示してくれました。
甲冑の中にYシャツ・ズボンを着て外にコートを着ても、甲冑で有る事に分かるようにです。
勿論DG38で調整しても見事に個性が残りました。

こんなケーブルで構築されたオーディオシステムは何を変えても基本の音は勿論変わりません。

今こんな状態で悩んでいるオーディオマニアは決して少なくないと思います。


No. 405:吐露
組長さん (2009/08/27 21:04:21)

3枚のCDについて辛辣な文章を書いたのですが・・・。余りにも刺激が強いので削除しました。幹の部分は下記です。

人それぞれ感性が異なり・価値観も異なり・好き好きも異なる、そんな事は分かっています。

最近業界人に音が良いと進められた、もしくは雑誌で推薦されていたCDを買いました。しかし3枚は半分聴いて棄てました。

昔古巣では良い評価は接待で獲得出来ると言って実行していた方がいました。
確かにこの方が責任者の時は古巣の後輩エンジニアがオーディオ雑誌で異様に目立っていました。

人それぞれ感性が異なり・価値観も異なり・好き好きも異なる、そんな事は分かっています。
でも公に推薦するなら、それなりの価値ある物を見分けて頂きたいのです。

自分で買ったCDを棄てるのは本当に残念、そして勿体ない。
しかし、ゴミを押しつけるような気持ちになり、人に差し上げる気持ちにもなれないのです。


No. 404:Re:Re:不愉快
組長さん (2009/08/20 12:14:03)

capさんコメント有難うございます。

やはりお困りですね。
<他人が不愉快な思いをすることで愉快な思いをする人がいる、ということそのものが理不尽ですね。>
全く同感です。
悪ガキの自己顕示欲、商店のシャッターへの落書きは犯罪になるのに・・・どんな事でも迷惑を掛ける事自体犯罪です。
迷惑メールはPCが勝手にアドレスを見つけて発信するそうです。発信者は自覚があまりないのでしょう。
でも何を遣っているかは”犯人”は分かっているはず。天罰が下る事を期待しています(笑)。

私はPCのアドレスを3つ持っていますがここに来る迷惑メールは毎日50件〜100件程度になります。
迷惑フィルターでゴミ箱直行は沢山ありますが確認しなければならない物もあり時間を取られています。

取り締まり・もしくは対策は、大きな企業や公的機関が被害を受けないと動かないのかな?。
全く不愉快ですね。


No. 403:Re:不愉快
capさん (2009/08/19 15:41:46)

迷惑コメントは本当に不愉快ですね。
僕のブログにも毎日毎日数多くの不愉快なコメントが届きます。時にはその除去に何十分もかかることがあります。
会社の自分のアドレスにも毎日数多くの迷惑メールが・・・。

他人が不愉快な思いをすることで愉快な思いをする人がいる、ということそのものが理不尽ですね。
何とかならないものかと毎日のように思いますね。


No. 402:剣岳
組長さん (2009/08/16 14:30:18)

久しぶりに映画を見てきました。

映画に明治と平成の二つの挑戦を見ました。仕事に誇りを持って挑む人々の記録でした。

剣岳で検索をしていると下記のページにたどり着きまし。
素晴らしい記事なのでリンクさせて頂きました。
立山・剣岳登山記 時期:2003年8月31日〜9月3日
http://homepage3.nifty.com/motoki-sasurai/tsurugi.htm
山小屋一泊程度の登山でも山に入った事がある方ならここで見られる写真でこの山の凄さはご理解頂ける思います。
夏山でも大迫力です。

地図を作られた時期と映画が録られたのは雪が残る春先の仕事です。
明治時代、前人未踏と言われた死の山の初登頂と測量を果たせ。との命令を陸軍から受け、
今とは比較にならない不十分な装備で100kgを超える資材と測量機を担ぎ山に登り測量をしたのです。

いろいろな意味で進歩した平成の今、200日に渡り山に登り映画の撮影。
古い装備で雪の中で演じた役者さんはどれ程辛かったかと容易に想像出来ます。
重い精密な映像機材を山に持ち込んだ事も想像をしただけで自分なら逃げ出したくなります。
測量も映画も想像を絶する真実の物語があり、大変なご苦労があったと思います。

機会が有れば是非『劔岳 点の記』をご覧下さい。見終わった後は背筋がぴんと伸びます。
公式サイトは http://www.tsurugidake.jp/

やり遂げる覚悟に大きな力を頂きました。


No. 401:re お疲れ様でした。
組長さん (2009/08/10 00:51:17)

たまさん、こんにちは。

チキガリTD中はcapさんのブログを見てファンの皆様から沢山の元気を頂きました。有難うございました。
私はアーティストの皆様からエネルギーを感じ、必死の毎日で御座います。

某ファンサイト管理人さんが書いておられましたが。
<多忙とプレッシャーの中で魂と遊び心を込めて取り組んだ仕事の成果ならではなのでしょう>
真にその様に思います。

多くの皆様に聴いて頂けるヒット作品になるかそうでないかは結果であって、どの作品も録音作業中は最善を尽くしているだけです。
危険領域に入らないと発見もないし・・・・・過剰に入り込めば破滅するし・・・・挑戦はきびし〜〜〜です(笑)。
これからも高い所を目指して頑張ります。録音した作品がお聴きになる方々に喜んで戴けたら幸いです。

これからも是非遊びに来てください。


No. 400:お疲れ様でした!
たまさん (2009/08/09 12:48:23)

組長さん。
こちらへの書き込みは初めましてですね。
チキガリさんのTD、無事に終了とのこと。
おめでとうございました。
そして、お疲れ様でした!
capさんのblogに組長さんの書き込みを発見し、自分の名前を見た時は本当に驚きました!
ありがとうございましたm(_ _)m

まだ、決定されていないことも多いとのこと。
今から発売される日を楽しみにしております。

これからも、ちょくちょく(笑)覗きにきますね(^-^)


No. 399:松田聖子Blu-spec CD
組長さん (2009/08/07 15:24:50)

松田聖子Blu-spec CD聴きました。

若干ハイ上がりではありますが、凄く良い音がしています。当時を思い出し気持ち良く聴く事が出来ました。

制作スタッフは当時の担当者が記載されています。
松田聖子Blu-spec CD のリマスタリングエンジニア鈴江真智子氏は記載されていませんが、
このCD音が良いのは鈴江真智子氏の仕事が大きな要因です。私ごとき生意気ではありますが最大の賛辞を送らせて頂きます。

音の色彩感・バランス・空間などに厳しい注文をしてくれた作編曲家「大村雅朗」さんが聴いたら大変喜んでくれたと思います。
大村さんは1951年05月08日生まれ、46歳の若さで逝去されてから12年も経ちました。
懐かしく悲しい思い出です。

アコリバの「RD-3」DISC DEMAGNETIZERでBlu-spec CD の若干ハイ上がりは解消されます。
そして空間表現も見事に向上し、音楽の表現力も一段と多彩になります。



No. 398:早速のご返事をありがとうございます。
某ファンサイト管理人さん (2009/08/06 21:35:54)

組長さま

早速のご返事をありがとうございます。ちなみに聖子さんのアルバムを聴いた現役大学生が下記のようなレビューをされていましたので、蛇足ながら一部を引用させて頂きます(^^)。

”(聖子さんの楽曲群は)実力のある人達が、多忙とプレッシャーの中で魂と遊び心を込めて取り組んだ仕事の成果ならではなのでしょう。音楽業界のみならず現代の日本が失いつつあるのは、間違いなくこういう仕事ではないか・・・?などとまで考えてしまいました・・・”

優れたプロの方々の仕事ぶりは、世代が異なってもわかる人にはしっかり伝わっているんだなぁ・・・となんだか嬉しくなりました。

チキガリ情報をありがとうございます。チキガリのテクニックが最早日本無敵である事は言を俟たないですね。彼らの魅力がもっともっと多くの人に伝わる事をいつも願っている私です。新しいアルバムも今から期待しております。


No. 397:re 某ファンサイト管理人さん
組長さん (2009/08/06 00:24:02)

某ファンサイト管理人さん、お久しぶりです。お元気そうで何よりです。

この情報を頂きAmazonを見ました。なんと今日現在100位までに初期アルバム8枚が入っていました。
正直大変驚きました。

歴史的な名盤に参加出来た事は大変うれしく思いますが、エンジニアは作詞・作曲・編曲の方々の様に大本とは違います。
あくまでも作品有っての仕事です。才能豊かな多くの方々と出会えた事を大変にうれしく思います。

松田聖子さんの初期作品で忘れてはならないのはやはり作編曲家「大村雅朗」さんでしょう。
この事を誰よりもお解りの方は「某ファンサイト管理人」さんですね。
今日手元にBlu-spec CDが届きました。数日経ちましたら時間が出来ます、落ち着いて聴いてみます。

お知らせがあります。チキンガーリックステーキさんのTDが進んでいます。
発売日は不明ですが。capさんのブログでは。
「人にはそれぞれ好みがありますので、好き嫌いは当然あるものとは思いますが、音楽的、オーディオ的完成度は今までで一番のものになるでしょう」。
と仰有っています。私も同感です。

今日は聴いたら誰でも驚く名作をTDしました。何とTDには8時間もかかりましたがお聞きになる方々は驚嘆すると期待しています。

発売日が決まりましたら、お知らせいたします。

某ファンサイト管理人さん並びに皆様、健康に留意してご活躍下さい。



No. 396:歴史的名盤
某ファンサイト管理人さん (2009/08/05 23:53:35)

いつもご活躍を拝見させて頂いておりましたが、大変久しぶりに書き込みをさせて頂きます(^^)某ファンサイト管理人でございます。

実は、こちらでも話題になりました例の松田聖子さんのブルースペックCDを購入致しました。
やはり音が全然違って、あれほど聞きこんだアルバムなのにまた新鮮な気持ちで聞いております。

ところで今日何気なくAmazonを見ましたらあの名盤「Pinapple」がなんとチャートで41位でした!
他の盤も随分上位にランキングされております。「名盤」をいうとロックやJazzの名盤が思い出されますが
実はこのタイトルは日本のポピュラーミュージックにおける歴史的な名盤だと思っているのは私だけでしょうか・・・?(^^;

これだけ年を経ても未だにこれだけの支持があるアルバム・・・、
正に歴史的お仕事をなさっているの証左だと思います(申し上げるまでもなく、もちろんこれはほんの一例でしかないと思いますが)

やっと暑くなってきた今年の夏ですが、お身体にご注意されてごれからも頑張って下さい!


No. 395:Swingjournal 8
組長さん (2009/07/26 10:51:26)

大西順子さんがカバーフォト!。誌内にも大きく取り上げられています。

新作「楽興の時」がSwingjournal ゴールドディスク第8期第32弾に選ばれました。
自分が録音した作品に光が当たるのはうれしい事です。

誌内の記事。
高名な音楽プロデューサーmeets高音質CDの記事の中に、プロデューサーの再生システムにアコリバ製品が大量に投入されていました。

このプロデューサー音には相当に厳しい方、アコリバ製品が使われている事に何かニンマリでした。


No. 394:チキンガーリックステーキ録音終了。
組長さん (2009/07/24 10:06:55)

7月初めから始まった毎週月〜木での大阪録音は無事に終了いたしました。

毎日12時間前後のスタジオ作業、正直大変疲れましたが、チキンガーリックステーキの皆さんの明るさが救いになりました。

生意気な言い方ですがチキガリは又一歩前進いたしました!。
多彩な選曲の中、驚きの名曲が名演で収録されました。改めて彼らの底力を見せつけられたおもいです。

8月初頭からTD、今から戦場に向かう気持ちです。


No. 393:AKG C414EB Silverbody
組長さん (2009/07/19 10:45:42)

何とかなるさと思い、ヤフオクでジャンクのAKG C414EBを2本落札。
AKGは古いほど良い音がします(意見には個人差があります)。

音は出るがゲインが低い音質も変。
そこでスタジオシステムラボの柳井さんにお願いして修理をしてもらいました。
何と振動板の調整までやって頂きました。
が、長時間湿度管理されない環境に置かれていたために振動板が過度に湿度を持っていて復活はしませんでした。

そこで柳井さんの提案で、C12VRの振動板に載せ替え。
音を聞いてみると多少低域はモッサリしているがC414EB Black よりは良い音。チューニングをすればまだまだ良くなるはず。

不思議なことに若者達はこのC414EB改が好き!。私の好みはいつも若者とは異なります、なぜ?。

手持ちのC414EB全4本に電源を入れて置くこと数時間、再び聴いてみると・・可成り驚きました。
こんなに音が変わるとは思いませんでした。勿論全て良い方向に変化していました。
やはりスタジオでは早めのセッティングが大切ですね。

いつものことですが柳井さんには無理をお願いして助けて頂いています。
柳井さんはスタジオ業界では無くてはならない人、何時までも健康で頑張って頂きたいと思います。




No. 392:次のプロジェクト
組長さん (2009/07/07 08:41:25)

宮本笑里さんとチキンガーリックステーキさんの録音が始まりました。

発売日等は未定ですが、さらなる高い所を目指して全員で頑張っています。

週前半は大阪でチキンガーリックステーキさんの録音。金曜日以降は東京の生活です。
旅は好きなのでこの生活結構楽しんでいます。


ACOUSTIC REVIVEから新製品が登場です。
エアーフローテイングボード(RAF-48)、機器への外部からの振動を避ける、または振動を伝えないための板です。

早速スタジオで使ってみました。
ピアノに使うSONYのマイクC-800の電源をフローテイングボードの上に置いてみました。効果は歴然!。
音の雑味が少なくなりスッキリ、音像も大きくなり非常にリアルな音になりました。
スタジオはいろいろな意味で管理された空間、それでもこの効果!。他にも多くの使い道がありそうです。

家庭ではCDプレヤー等にも同じ様な効果があると思われます。


No. 391:「うたのひカーニバル2009」
組長さん (2009/06/29 22:03:42)

毎年恒例「うたのひカーニバル2009」を見に行きました。
今年は昨年の倍のお客様6万人〜7万人に来て頂いたようです。終演間際まで駐車場に入る車が続き国道は車の列。

「さだまさし」さんからバトンを引き継ぎ、何とお大きなイベントになったのでしょう!。
沢山の人を見ているだけでウルウルしてきました。

初めて繋ぎの司会をした「明石家さんま」さんのトークに会場は大きな笑いに包まれていました。

最後のBEGINが出る頃は大盛り上がり。アンコールは「笑顔のまんま」で会場大合唱。
今年も素晴らしい一日を過ごさせて頂きました。


No. 390:「美しい朝」
組長さん (2009/06/23 01:00:08)

<CDショップ「五番街」さんのヒット・チャートが大変なことになっています。>

週が変わりお伝えしたかったことが、伝えられない状況になりました。
前週の集計で「美しい朝」は3.000枚を軽く超えていました。今週中に総計4.000枚を超えるのではないか思います。
「美しい朝」は制作に関わった全員が自分の思う”さだクオリティー”を超えたい思う気概を感じる名盤と思います。

それにしても「さだまさし」さんのCDは強いですね。関係CDがベスト20の内14枚!。驚きです。

流石「辻井伸行」さんのCDがトップになりましたネ。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 指揮 佐渡裕氏。聴きました、なかなか良い演奏です(偉そうにゴメンナサイ)。


No. 389:Reさだまさしさん「美しい朝」
capさん (2009/06/20 12:46:12)

ご紹介ありがとうございました。

五番街さんに感謝しています。
そして何と言ってもご購入くださったお客様に最大の感謝を申し上げねばなりません。
どうもありがとうございました。
次も是非、宜しくお願い致します。

みんなの努力が報われたと感じられますね。


No. 388:さだまさしさん「美しい朝」
組長さん (2009/06/19 19:03:21)

音楽プロデューサー八野行恭の日記から。

CDショップ「五番街」さんのヒット・チャートが大変なことになっています。
http://gobangai.jp/hitchart.html

まさに桁違いです。

さだまさしさん「美しい朝」多くの方に聴いて頂きたい名盤です。


No. 387:大西順子さん・BEGINさんのニュー・アルバム
組長さん (2009/06/19 15:17:57)

大西順子さん、11年ぶりのニュー・アルバム『楽興の時』が7月22日に発売されることが決定いたしました!。

先にも書きましたが、私をエンジニアに選んで頂いた理由は、”修羅場”に強いとの事で選ばれました(笑)!。
内容はガツンと来る Jazzです。

BEGIN、ニュー・アルバムタイトル『3LDK』が8月5日に発売されることが決定いたしました!。
「笑顔のまんま」他、新曲を収録。
今までのアルバムとは大きく異なる驚きの内容です。お楽しみに!。

両アルバムともに鈴江真智子氏のマスタリング。
またまたお世話になりました。有難うございました。


No. 386:いまさらSACD?!。
組長さん (2009/06/17 11:56:48)

電源のエージングが進んだのでしょうか、我が家のシステムは益々良い音に感じます。
時間を見つけては音楽を楽しみ心癒されています。

先日DSDとCD規格の音を直に聞き比べてしまい正直可成りショックを受けてしまいました。
自分が録音したCDはそれなりに満足して聴いています・・・・・・。
これは魔法使い様のお陰と感謝しております。が、魔法使い様への期待は益々大きくなりました。
無理難題とは重々承知しておりますが、何とぞ宜しくお願いいたします。

少し時間が出来まして、買い置いてあったセル・クリーブランドのSACDを聴きました。
これらは2000年ころ発売されたSACDで[Hybrid SACD]ではありません。

ドボルザーク・シューマン・他、今更ながらセル・クリーブランドの演奏の素晴らしさに感動しました。

しかし大問題が見えてしまいました。通常のCDには戻れなくなりました(笑)。
57年から69年程度まで50年前の古い録音ですが、SACDでは何よりも広大な音場と圧倒的な情報量を感じ音楽に浸れます。
とにかく自然、リアル!。セルの録音はSACDを聞くとCDには戻れない!。

SACD全てがよいとは言いません。
古い録音はそれなり、セル・クリーブランドのSACDも50年代の録音は圧倒的な音質改善とは言い切れません。
50年代末から60年代初頭は録音技術が大きく進歩します、60年代になると俄然音は良くなります。

SACDの規格を提案したSONYグループ様。Blu-spec CDも良いですが、もっと沢山SACDを出してください。


No. 385:近況
組長さん (2009/06/11 15:22:53)

まさしんぐWORLD2009のTDも無事に終わりました。関係者の皆様お疲れ様でした。

ライブのTDは毎度何かの乗り越えるべき問題があります。”問題”が音質向上やリアリティー向上に大きく関係しています。
今回も可能な限り努力いたしました。仕上がりにご期待下さい。

3枚目になる有名作曲家のピアノアルバムのマスタリングが終わりました。
マスタリング時にDSDとCD規格との音を聞き比べる事になりました。
今更ながらに規格の異なる音の差に唖然!。
魔術師、鈴江真智子氏の手によりスタッフ全員大満足のCD層の音になりましたが。
魔法のかかったSACD層の音をお聞き頂ける事を切望します。

梅雨に入りました。この季節大嫌いです。
エアコンで温度湿度がコントロールされているスタジオでもなぜかこの季節、機材が突然不調になる事が多いのです。

トラブル無く梅雨を乗り越えたいと思い、機材の整備とバンタム磨きやケーブル掃除をしています。

そんな中、NEVEモジュール内の電源コンデンサーを交換いたしました。
1081は以前カップリングコンデンサーは交換しましたが、電源はスプラグが手に入らずそのままでした。
1081の音は現状でも決して悪くありません。
しかし交換後比較試聴では・・・音が益々近くなり、すっきりと・・・音質は大きく向上いたしました。

31105も交換時期には早いのですが組み込まれているコンデンサーが気に入らず交換。
こちらは音色が好みの方向に変化しました。

その他のNEVEモジュール、開けてみれば全て交換済み!?。
hi_endoさんが陣頭指揮で徹底的に整備したことが有ったことを思い出しました。今でも最善の状態です。
hi_endoさん感謝です。



No. 384:確かに!。
組長さん (2009/06/05 11:14:31)

自分で言うのも何ですが。
80年代、松田聖子さんの代表作は”私”が録音しました(笑)。音がよいと言って頂ければ幸せです。

「Citron」音はともかく内容が好きです。
オーディオ初心者さん のコメントを見て少し冷静になりました。まだ先の事、考えます。

しかし、同じアルバム5回目は凄いかも!。私3回程度は良くありますが流石5回は・・・・・・・・。


忙しいと何故か買い物に走ります。毎夜毎夜ヤフオクとアマゾンとHMVをポチポチやっています。
ここ数日間でTELEFUNKEN AC701を4本ゲット。ヤフオクは思いもしない物が時々出てきます、止められません(笑)。



No. 383:Re:続、松田聖子さんCD
オーディオ初心者さん (2009/06/05 00:24:02)

> 松田聖子「8/5発売 Blu-spec CD 16タイトル」まとめ買い。私買います!(笑)

ええ〜っ!
私はバラで買います(笑)
「Strawberry Time」「SUPREME」は元の録音があまり良くないし(組長様録音ではありません)、「Citron」も暗雲垂れこめたような音なので(これも組長様ではありません)、新たに買いなおすところまでは…
私、今回は「SQUALL」「Pineapple」「Candy」「ユートピア」あたりで十分です。余力があったら「Windy Shadow」ぐらいまでは買うかも?
しかし、この辺のアルバムはLP、LP(マスターサウンド)、CD(廉価版)、10万円BOXと、もう買うの5回目です…

お騒がせしました。


No. 382:続、松田聖子さんCD
組長さん (2009/06/03 17:49:20)

ソニー・ミュージックグループ・カンパニー・サイトに問い合わせしました。

回答は下記です。

松田聖子のBlu-spec CD仕様の商品に収録されております音源は2006年発売 「Seiko Matsuda 」と同じリマスタリング音源が収録されておりますが、
今回の商品はBlu-spec CD仕様のディスクを採用し、より高品質な音質をお楽しみいただける商品となっております。

松田聖子「8/5発売 Blu-spec CD 16タイトル」まとめ買い。私買います!(笑)。


No. 381:松田聖子さんCD
組長さん (2009/06/03 09:41:50)

オーディオ初心者さん、申し訳ありません。

この時勢、社内情報は相当厳しい管理がなされていると思います。

お客様相談室に「音源は74枚組BOXと同じですか?」と聞けば、答えてくれると思います。

ついでに、SMEへ松田聖子さんへの思いをお伝えしたらいかがですか。
良い音のCDは何度でも買うとか(笑)。SACDを待っているとか(笑)。逆にいい加減にしろとか(笑)。

ファンの意見を無視する様な会社には将来はありません。



No. 380:Re:お久しぶりです。
オーディオ初心者さん (2009/06/01 21:33:31)

> ■デジタル・リマスタリング済音源使用

この一言で、てっきり10万円BOXのと同じだと思ってました…
情報、お待ちしております。


No. 379:re,お久しぶりです。
組長さん (2009/06/01 10:16:26)

オーディオ初心者さん 、こんにちは!。

私の録音した松田聖子さんのお薦めCDに関しては、先ず鈴江真智子氏のマスタリングした物である事が第一条件です。

74枚組BOX、私の録音したオリジナルアルバムは鈴江真智子氏のマスタリングですが。
この度発売される「Blu-spec CD」もそうなのでしょうか?、確認が必要と思います。

私は「Blu-spec CD」お薦めです。
しかし「Blu-spec CD」は聴く条件があります。そのまま聴くと可成りきつい音がする場合があります。
アコリバのオーディオ用多目的消磁器「RD-3」を是非お使いください。ディスク・スタビライザー・シートも効果的です。
「Blu-spec CD」クラッシック・ジャズ・ロック、購入した物は全て満足しています。
でも、別物だけどやはりSACDが良いな〜〜〜〜〜。

私の録音した松田聖子さん、マスタリングエンジニアが確認出来れば全部購入します(笑)。
貴重な情報有難うございます。


No. 378:お久しぶりです。
オーディオ初心者さん (2009/06/01 00:36:35)

組長様オススメのディスク・スタビライザー・シート。
大変魅力的なお品ですが、ひとつ難点があります。ピクチャーディスクに貼ると写真が一部見えなくなって見栄えが悪い!
74枚組み10万円BOXの1枚に貼るなんてことは、なかなか出来ません。犬小屋みたいな箱は捨ててもいいぐらいですがCDだけは大切なので…

しかし、ついに来た〜、バラ売り!しかも「Blu-spec CD」。これなら心置きなく貼れます。一枚あたりは少々高いけど買いなおしができますし。
まずは、夏ですしコレから買おうかと思ってます。
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=SRCL000020019
「Blu-spec CD」って、ほんとうのところはどんなもんなんでしょうか。謎ですが、8/5自分で聴き比べてみます。良かったら全部買っちゃうかも!
私、Sony Musicの思うツボだな…


No. 377:なんと!。
組長さん (2009/05/31 11:17:10)

進行中のプロジェクトはまだ公表出来ませんが、順調に進んでいます。

そんな忙しいときにMacBook Proが起動しなくなりました!。
バックアップで作ってあった外付けHDで起動出来たので、本体の故障ではない事は確認出来ました。
しばし、スタジオに外付けディスクを持ち歩きMacBook Proを使っていました。

昨日時間が取れましたのでHDを自力交換する事にしました。
500GB 7200rpmが手に入ったのでネット上の交換記事を参考に実行、相変わらずドキドキハラハラ。

交換後無事に立ち上がりシステムをインストール、後はバックアップの外付けHDから流し込み。
HD交換後の作業は本当に楽になりました。飲み会の前に仕込み帰ってくれば出来上がり。
使ってみれば明らかに早くなっている、発熱も意外に少なく問題は無さそうです。

Pro Tools8LEをインストール、動作確認して全て終了。今日から現場復帰です。

SSD(Solid State Drive)が安くなってきました。
回転する物がないのでアクセス早いし故障する部分が少ない。250GBが7万円台後半これ魅力的ですね。



No. 376:お陰様で。
組長さん (2009/05/24 14:22:37)

ここの所忙しく働かせて頂いています。

沖縄のグループ・フォーク界の重鎮・美形ヴァイオリニスト。さすがに重なるといろいろと大変です。
先ずは機材の手配・お手伝い頂く人の手配・スタジオが重なったときには移動のことなど。

そして何より体調の管理、どうしても睡眠時間が少なくなります。
4時に寝て10時起きの毎日で、さすがにきつくなってきました。

もう少し頑張れば石垣島に行き、帰りに沖縄本島の歌の日を見に行けます。
しかしまだ1ヶ月も先のこと、長い・・・・・・・!。



No. 375:難工事、やれば出来るじゃん。
組長さん (2009/05/08 19:37:26)

やっと自宅オーディーオシステムの電源が、安全ブレカー以後完全アコリバになりました!。

壁とオーディオラックの距離は幅15cm程度しか無くて、壁中からの2口電源は思いの外簡単に設置出来たのですが。
此に直列にもう2口の工事は難関で今まで時間が経ってしまいました。

何が難関と言いますと。
電源の線材を切らずに直列に2口を近接して2つ設置するには、線材の遊びがないと出来ません。
しかしPCOCC-A電源ケーブルの線材は極太の為に簡単には曲がりません。
作業には手順と正確さを必要とされます。壁に穴を空ける所から3Dで作業方法を考え。頭の中で幾つかの方法を完全予習。
壁の中に電源ボックスを2個設置、コンセントベース「CB-1DB」とコンセントプレート「CFRP-1F」も完璧に取り付け。
配線するのには可成り強引に尚かつ線材に傷がつかぬ様に注意をして配線、線材の長さは数ミリ単位で調整しました。

コンセントベースにコンセント本体のネジ止めには可成りの体力と少ない頭を使い,やっとネジ止め出来ました。
今までは2カ所だけアコリバでは無く、自作ケーブルと自作電源タップでした。

全てアコリバにすると新境地のリアリティーが一段と向上いたしました。
アコリバ製品の総合力には脱帽です。感動いたしました!。

コンセントプレートや電源ケーブルを見ながら音楽を聴くと、なんだかとても楽しいのです。思わずにんまりなのです。



No. 374:re お疲れ様でーしーたー!
組長さん (2009/05/07 09:21:37)

2480さん 、お疲れ様でした!。お世話になりました。

確かに”ア”と言う間の2ヶ月でしたね、そして中身の濃い時間でした。

何時も完璧なアシストをして頂き感謝です。最近はミキサーとしても活躍しているとの事、頑張ってください。

次にお世話になるのはライブのTDで6月始めと思います。またまた是非お世話になります、宜しくお願いいたします。

私は次のプロジェクトが始まる5月13日まで少し時間があります。
自宅オーディオ用の電源工事の残りを行う事などオーディオ三昧の日々です。

そして昨日行った「分抗峠」での完璧な録音を行いたいと思い再チャレンジします。
昨日は高速道路上の大雨とは異なり。峠は奇跡的に微量の小雨でしたが・・・。
しかし、やはり風防に当たる雨音は録音されており満足出来る録音ではありませんでした。
自然相手のSEの録音はやはり大変です。

良い録音が出来たら是非聴いて下さい。何が起きるかはお楽しみです。
では、2480さんも健康に気をつけてご活躍下さい。


No. 373:お疲れ様でーしーたー!
2480さん (2009/05/06 13:19:31)

組長さん、こんにちは。お元気ですか?僕は元気です。

3月から今までずっと一緒にお仕事させてもらってとても嬉しかったです!

。。。すごく激動の日々でしたね(笑)

本当に色々な仕事がたくさんあってとても勉強になりました。
とりあえずウチでの仕事は一段落ついたかんじでしょうか??

もしよろしければまたご一緒させてください!

ゆっくり休んでお体の方ご自愛させてくださいね。

本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした!!!!!





No. 372:一段落付きました。
組長さん (2009/05/05 16:02:25)

まだ詳細は書けませんが・・・・ここ数日はJazzの録音、非常に難しい方?。10年ぶりの録音だそうです。

何せプロデューサー がスタジオに来たくないと言うのです(笑)!。
プロデューサーにお酒の席の呼ばれて,此から起こる事態の想定を沢山お話し頂きました。
私をエンジニアに選んで頂いた理由は、”修羅場”に強いとの事で選ばれました(笑)!。

前日深夜に仕込みを開始。今まで一度もやった事のない楽器配置。
遮音板を工夫してスタジオ内に最適な響きを得るべく調整。
可能な限りマイクケーブルを直引き,マイクアンプも適材適所、電源も最上の状態を確保。
兎に角出来る事は全部やり、此で録音にクレームが付いても何も出来ません状態で録音当日を迎えました。

若干各自のモニター調整や,ピアノのコンディション作りに時間を費やしましたが,大きな問題もなく2日間の録音は終わりました。

昨日と一昨日はTD。
此も殆どの問題は演奏上の事でアルバム全体を考えて録音されたテイクを聞き比べ、選び直しが行われました。

”難しい方”は自己にも厳しく、他人にも厳しいだけの事でした。TDには初日だけ参加、終始素敵な笑顔を見せて頂きました。

TD終了後全曲確認聴き、プロデューサーからこのマスタリングは鈴江真智子さんが最適との判断が有り。
またまた、お世話になる事になりました。

終わってみれば、プロデューサー・ディレクターが驚くほど順調にスタジオ作業は終了。
無事にお役目を果たせた事にホッとし、久しぶりに達成感を感じました。

このCD今年の大きな話題になります。情報解禁になりましたら,改めて書かせて頂きます。



No. 371:re お疲れ様でございます。
組長さん (2009/04/29 09:01:55)

yossyさん、こんにちは。

今年もお役目が果たせた様でありまして,ホッとしています。
この後は,プロデューサー八野行恭さんと、マスタリングの鈴江真智子さんにお任せであります。
毎回期待以上の仕上がりを聴かせて頂いていますので、今回もどんな魔法を掛けて頂けるのか楽しみです。

録音の音については、TD最中から音が良くなっている事は八野さんとの話題になりました。
音の有機的な緻密さとエネルギー、特にストリングスセッションの大きな広がりは特徴的な事柄です。

音が良くなった原因は何か一つの事ではありません。やはりここ2年間の改善の蓄積と思います。
いくつものサポートをして頂いたアコリバの石黒さんとアキュフェーズ株式会社に感謝です。

Yossyさんも相変わらずお忙しそうですね。元気にご活躍下さい。
忙しいから趣味も楽しいと思います。暇なときの遊びは面白くありません(笑)。


No. 370:お疲れ様でございます。
Yossyさん (2009/04/28 11:25:43)

組長さん、こんにちは。

>音も「Mist」から2年の進化を楽しんで頂けると思います。
2年ぶりのアルバムですのでただでさえ楽しみなのに、
組長さんにこんな事を伺うともう・・・

TDもさることながら、打ち上げもお疲れ様でした(笑
さすがのバイタリティには本当に感心させていただいております(爆

こちらはようやく開放されると思いきや、
まだまだ楽にはなれそうもありませんので、
帰宅後に楽しむ日々の数曲が生きる糧と化しております・・・orz


No. 369:さだまさし 2009年アルバム「美しい朝」完成 6.10発売
組長さん (2009/04/27 12:11:05)

TDは無事に終了しました。

最後に曲順に並べ通して聴きました。
2年ぶりのアルバムは当然「さだまさし」色の彩感豊かな作品です。淡い色合いから濃厚な作品まで実に多彩です。

音も「Mist」から2年の進化を楽しんで頂けると思います。

終了後打ち上げに突入!。
19時から始まった宴会は気がつけば2時半!。
どんな内容の話しをしたか記憶にありませんが・・・・声はがらがらです(笑)。

打ち上げに参加された皆様、今日は大丈夫でしょうか・・・・・無事に乗り切って頂きたいとお思います。



No. 368:さだまさし TD開始。
組長さん (2009/04/23 10:02:24)

さだまさしさん2009年のアルバムのTD(トラックダウン・ミックスダウン)が始まりました。

今回からA/Dコンバータ− Accuphase AD-2402をPro Toolsのシンクマスターに使っています。
内蔵シンクと比較すると余りの音に違いに驚きます。
AD-2402をシンクマスターにすると、ヘナヘナと薄っぺらい音が非常に緻密で豊かな音になり音の質感が劇的に向上します。
D/Aコンバータ− DA-9601も1台ふえました,増えた1台はメイン楽器に使っています。
Accuphase からプロ機器が無くなった事が本当に残念です。どの機材も非常によい音がしていました。

昨日TDした2曲を聴くと,良い!です。「黒ヘビさん」効果も大きく仕事が楽しみ。こんな気分は久しぶりです。

打ち上げ目指して、がんばるぞ〜〜〜〜(笑)。


No. 367:男子高校生の合唱。
組長さん (2009/04/20 09:35:10)

某高校の愛唱歌を東京校と関西校で録音しました。

録音後東京校をセンターから右に関西校をセンターから左に定位させて聴いて見ると両校の特徴も良く出て実に感動的でした。

今回の録音では純粋な気持ちで物事に取り込む多くの高校生がいる事に驚きました。
多分余りにも私が今時の高校生を知らなかっただけ、全国には優秀な人材が沢山いると思います。

大人が大人として後ろ姿を見せて生きれば、日本の将来は棄てた物ではありません。
おじさん・おばさん頑張りましょう。


No. 366:時間を作っては楽しんでいます。
組長さん (2009/04/15 09:52:38)

yossyさん、書き込み有難う御座います。

御察しの様に楽しんでいます(笑)。
何せ都心の集合住宅。狭い為にオーディオ機器をいかによい音で綺麗に納めるか.頭の中は3Dで思案しています。

今回出来る事はまだ最終までは行き着いていません。もう一口壁コンセントBOXを作ります。
此が出来ると電源は完全「黒ヘビさん」になります。工事に時間がかかりそうなので少し先になります。
現状はラインケーブルは100%・電源は90%位が「黒ヘビさん」です。

古い録音で数十年楽しんでいる歴史的名盤を聴いてみました。
チャイコフスキー 交響曲第6番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル。
久しぶりに聴いたチャイコフスキー は聴いた事のない音場と細密なオケのバランス。
フォルテでは音の洪水に圧倒されました。

とにかく全てがリアルなのです。余りの変化に「ため息がでました」(笑)。

手持ちのCDを聴き直すのが楽しみです。



No. 365:Re:また一歩前進。
Yossyさん (2009/04/14 17:03:10)

組長さん、こんにちは。

>「さだまさし」さんの新作期待して頂いても大丈夫!。音楽も音も良いです。
心強いお言葉!!!
「美しい朝」6月10日発売とどこかで目にしました。
楽しみで仕方がありませんが、
もうじっと我慢の子で発売を待ちたいと思います。
とりあえず「私は犬になりたい¥490」は予約しておきましたが(笑

いや〜、コンセントベースは基本中の基本なんですよ!
と、ずいぶんと導入を後回しにしていた自分が言うのもなんですが・・・(爆
PSA-100も色々と楽しめますよね^^
かくいう私も経験してまいりましたので、
色々と楽しんでいる姿が目に見える様で・・・(笑

>音楽を聴く楽しみとシステムを作り上げる喜び、オーディオとは何と贅沢な趣味でしょう。
まったく同感でございます^^
組長さんの楽しそうな姿を思い浮かべると、
なんだか我慢ができなくなってきました(笑
私も今日は帰ってからちょこっと遊んでみようと思います^^


No. 364:また一歩前進。
組長さん (2009/04/13 11:59:40)

Yossyさん,こんにちは。

此方こそ皆様に刺激を頂き休む時間も勿体なく改善の日々であります(笑)。

「さだまさし」さんの新作期待して頂いても大丈夫!。音楽も音も良いです。
八野さんも温厚にひたすら万事に気を使い頑張って下さっています。流石制作の大黒柱です。

今日の録音は午後から。
午前中の時間を使いコンセントベース「CB-1DB」とコンセントプレート「CFRP-1F」を取り付けました。

この音の変わり様は!。ケーブルなどでは変わらぬ変化です。音質のSN比向上は音を出した瞬間に分かりました。

次にピュア・シルク・アブソーバー「PSA-100」もコンセントボックスに入れました。
聴いてみると入れすぎと思われるやや絞まった感じがありました。
半減すると,あら不思議ノビノビ躍動感・透明感・色彩感・実の良いのです。
シルクの綿でこんなに音が変わるとは!またまた驚きです。

気をよくして配電盤へ。
安全ブレカーから出る電線の下ふんわりと置き(このふんわりが大切の様です)、良い!。
またまた気を良くして大本のブレーカーと漏電ブレーカーにもふんわりと。
この音の変わり様!、上手く使うとチューニング材として使えそうです。

音楽を聴く楽しみとシステムを作り上げる喜び、オーディオとは何と贅沢な趣味でしょう。


No. 363:Re:さだまさしさん
Yossyさん (2009/04/13 10:55:09)

組長さん、こんにちは。

一ファンとしてまるで自分が褒められているかの様に、嬉しくなってしまいました(笑

>毎日ラフミックスを家で聴いています。録音的にも可成り良い音の作品が出来そうです。
新境地を迎えられたご自宅のシステムでモニターされていらっしゃいますから、
録音も更なる新境地へ・・・と、勝手に期待に胸を膨らませております(笑

私も組長さんを見習いまして帰宅すると必ず2曲でも3曲でも音を出し、
一人で悦に浸っていたりします(笑
今はいじる気力がありませんのでただただ音楽に癒される毎日でございますが、
黒ヘビのお父さんの家でまた触発されましたので・・・(笑
早くオーディオ三昧な日々に戻れる様、今の仕事をがんばらないと!

癒されるアルバムがまた一枚増える、その日が本当に待ち遠しいです^^


No. 362:さだまさしさん
組長さん (2009/04/12 12:19:02)

「さだまさし」さんの録音は順調に進んでいます。

昨日全曲の録音が終わりました。今日からは更なる高みを目指し多分リテイクの録音です。

毎回の録音で思う事ですが「さだまさし」のエネルギーはどこから来るのでしょう。
命を削って作品作りに没頭し、更なる高みを目指して挑戦し続ける。周りの人々への気遣いも最高レベルの方です。
その様な方と仕事をご一緒させて頂ける事は本当に幸せです。

毎日ラフミックスを家で聴いています。録音的にも可成り良い音の作品が出来そうです。





No. 361:気が小さいのです。
組長さん (2009/04/08 10:37:47)

「さだまさし」さんの山ばは無事に越えられました。

アシスタントエンジニアも含めて全員完璧な仕事をしました。人を含めて流石「さだクオリティー」です。

じつは私、大変気が小さいのです。大きな仕事は端から端まで見渡せないと気持ちが収まりません。
完璧な仕事は十分すぎる準備の上に成り立ちます。勿論事故を乗り越えるバックアップも必要です。
周りの人は私は”気が小さい”のではなく”慎重”なのだと言いますが、"慎重"な人は速度違反で何度も罰金は払いません(笑)。

進化も万全の検証の元に進めなければなりません。実はこの検証の時が一番楽しいのです。
「ため息が出ました・・・」はこの上ない喜びなのです。

yossyさんも同好の士、ご理解頂き大変嬉しいのです。

仕事も趣味も、より高いところを目指して頑張りましょう。




No. 360:Re:Re:新境地、おめでとうございます(^^)
Yossyさん (2009/04/08 10:01:25)

組長さん、おはようございます。

実は「これはレスしなければ!」と思い、
スリープにしたまま2日間放置されていた家のノートからの書き込みでしたので、
リロードしておらず No. 366:さだまさしさん を読まずのレスでした(^^;

まっさん好きとしては、もう今から楽しみでなりません!

>先日は夜にゴソゴソ電源を入れ替えて音が出る事を確認して寝ました。
>子供の頃の遠足前夜状態で睡眠、目覚めて内田勘太郎さんの話に続きます。

>このわくわく感と音が良くなったときは何事にも代え難い喜びですネ。

いや〜、その気持ちがすっごくよくわかってしまうのですが(笑

また、色々と手をかけて良くなったよな〜と思ったところで、
しばらく聴いていなかった耳慣れた曲を聴いた時の、
その向上ぶりに自分で驚いたりもしたり(笑

最近はバレンボイム中心で色々と遊んでおりましたが、
夕べ2週間ぶりくらいに「テイチクアワー」を聴いてみて、
その向上ぶり・・・、というか自分好みの変貌っぷりに、
「ため息が出ました・・・」です(笑
もう、前川清にしびれまくりで3回おかわりしました(爆

それではアルバムの録音、がんばってください!!!
私も現実逃避はやめて書類の山との格闘に戻ります・・・(笑


No. 359:Re 新境地、おめでとうございます(^^)
組長さん (2009/04/07 08:38:52)

Yossyさん、おはようございます。

新境地を毎朝仕事に出かける前の数十分楽しんでいる状態です(笑)。オーディオ、楽しいですよね(笑)。

先日は夜にゴソゴソ電源を入れ替えて音が出る事を確認して寝ました。
子供の頃の遠足前夜状態で睡眠、目覚めて内田勘太郎さんの話に続きます。

このわくわく感と音が良くなったときは何事にも代え難い喜びですネ。

CDを聴いて感想を聴かせて頂くと,時には自分で気がつかなかった事を教えて頂ける事があります。
又何かご感想が有りましたらお聞かせください。

さ〜〜てこれからスタジオです。今日は「さだまさし」さんのアルバム録音最大の山ばです。
15時間以上はスタジオ作業です。辛くとも楽しい時間であります。

ではでは。



No. 358:新境地、おめでとうございます(^^)
Yossyさん (2009/04/06 19:40:33)

組長さん、こんばんは。

>yossyさんのシステムも凄い再現性をお持ちと、自分の音を聴いていて思い出しました。
うちは専用の分電盤はないですし、
PAもまだ1本ですから概ね気合でカバーしている状態ですので、
どうでしょうかね〜?(笑

しかしシステムがフル黒ヘビになった時の出音には、
やっぱり同じような感想を抱きましたので、
本当に楽しく読ませていただいております。

<レコーディング時の状況が目に浮かぶほど、というかまるでその場に居合わせているのかと思えるほど、
全てがクリアでリアルな音像なのは見事と言うほかありません。>
拙い表現ですが、これが聴いたままの感想なのです(^^;
納得いただけた様で何よりでございます(笑

オーディオ、楽しいですよね〜(笑
お忙しい中でも色々とお楽しみのご様子で、
うらやましい限りでございます。
私も組長さんのバイタリティを見習わせていただき、
決算期で疲れきっていないでもっともっと楽しまないと(笑


No. 357:さだまさしさん
組長さん (2009/04/06 14:46:12)

30日から録音が始まっています。

4日5日で3曲オケが録音出来ました。今日はご本人のギターと歌の予定です。

明日7日は渡辺俊幸さんのアレンジでオケの録音です。豪華にストリングスも入り大編成楽曲が並んでいます。
大変ですけど楽しみな一日です。

オーディオマニアは数日休憩です(笑)。



No. 356:ため息が出ました。
組長さん (2009/04/04 18:53:25)

忙しい中こつこつと・・・・・・。

昨晩10口自作電源ボックスと電源ケーブルを交換しました。
アコリバの電源ボックスRTP−6EVO改(内部の線材はPCOCC-A)と電源ケーブルは殆どをAC-1.0PAやAC-1.8PAと交換しました。

今朝30分ほどエージングしてから聴きましたが・・・ため息が出ました。
システムが良くなれば成るほど自然な音になりリアリティーが増すのです。
ギターの弾き語りでは座る位置はもちろん、歌う人の口の大きや鼻の高さまで分かるような気がします。
ここまで自然になるとは!。

yossyさんに書いて頂いた、内田勘太郎さんのアルバム「サマータイムブルース」
<レコーディング時の状況が目に浮かぶほど、というかまるでその場に居合わせているのかと思えるほど、
全てがクリアでリアルな音像なのは見事と言うほかありません。>

自分の録音ですがこの表現納得です(笑)。
yossyさんのシステムも凄い再現性をお持ちと、自分の音を聴いていて思い出しました。

我が家のオーディオシステムは新境地に到達しました。

次はコンセントベース「CB-1DB」とコンセントプレート「CFRP-1F」に挑戦です。



No. 355:極太PCOCC-A電源ケーブル!。
組長さん (2009/04/02 17:14:44)

本日お仕事は夜スタート。
アコリバから大きく重たい箱が届きました。電源ボックスやケーブルです。
PCOCC-Aの電源ケーブルを配電盤からの引き直し、交換いたしました。
流石にFケーブルとは大違いです!、リアリティーが大きく向上いたしました。
システムが暖まると同様にケーブルがシステムに馴染んで、音が生き生きと飛び出てきます。
今更ながらPCOCC-Aやはり凄いです。
期待したように艶やかさや高級感もたっぷりとあります。や〜〜素晴らしい!。

電源ケーブルはコネクター無しで送られてきたので、設置前に構造をしっかりと見ました。
CSFチューブで覆われたフレキシブルの銅管の中にシルクで包まれた極太PCOCC-Aの単線2本!。
おまけに全体の作りが実に美しいのです。
この様な美しい出来の物からだけ出せる音があるような気がします。
見た目と内容が一致している。最高級品の特徴でもあります。

配電盤に接地端子がありましたので外装の片方を接地しました。気持ち的にS/Nも良くなったような気がしています(笑)。

この後段階を追って交換して行き音の変化を確認しつつ楽しみたいと思います。

寺井尚子さんの「アンセム」がCCCD(コピープロテクト)無しで2008年8月に発売されていました。
随分音は良くなりました(意見には個人差があります)。
この頃はPCM3348デジタルテープレコーダーです。やはりガッリと良い音がしています。



No. 354:エージング
組長さん (2009/03/29 15:30:08)

オーディオ専用電源のエージングも進み、日に日に音は良くなっています。

一番改善された所は。
音の広がりが一段と大きくなり、明らかにスピーカーより外側に広がるようになりました。
当然上下奥行き共に広大な音場を感じます。音像は前方にも大きく張り出しリアリティーも大きく向上しました。
自分のオーディオセット初めての音場です。

以前の回線と異なるところはFケーブルの芯線の太さとオーディオ以外の電気機器が繋がって無い事です。
大本の電源は同じなのにこんなに音場が異なるとは!。

試しに安全ブレーカーの「QR-8」と電源BOXのクオーツ・インシュレーター「RIQ-5010」を全部撤去すると・・・・。
無機的でこぢんまりと笑えるほどつまらない音になる、クオーツの効果は歴然です。

人間贅沢で既に不満が!。
音質はもう少し艶やかさや高級感が欲しいのです。PCOCC-Aの電源ケーブルに交換すれば大きく改善されると期待しています。

人間の欲望は飽きることなく何処までも続くのであります。



No. 353:成せば成る。
組長さん (2009/03/27 00:23:39)

仕事がキャンセルになり時間が出来ました。依ってオーディオ専用の電源が引けました。

配電盤から新たに作るオーディオ用の壁コンセントへの引き込みは浴室の点検口が唯一の作業場所。
ビルのコンクリートと浴室天井裏の隙間は30cm。ここに入り込めば問題なく電源ケーブルは引けるのですが。
コンクリからは釘は出ているし浴室の天井が壊れる恐れもあるので悩んでいました。

配線経路は配電盤から壁に入り垂直に立ち上がりまた90°曲がり浴室の天井裏を横断、
浴室の天井裏の端から壁に沿って垂直に下がる経路です。
点検口に線の太さ2mmのFケーブルを持ち込み3.5m先の分電盤の真上を目指してケーブルを差し込むように配線。
しかし此は至難の作業。換気用のダクトやケーブルが敷設されている事もあり、思うように目指す場所に行かない。
何回か挑戦をしてやっと配電盤の上に配線出来たが、既に腕はプルプル。
壁から配電盤に入る電線を動かし隙間から配線したケーブルを見つけてU型の針金を作り引っかけて配電盤に引き込む。
ここで80%位の成功を感じたが、浴室の壁と部屋の壁との間に垂直に下がる隙間にケーブルが入らない。

壁にコンセント用の四角い穴を空けて、天井裏で紐におもりを付けてここを目指して下に下げ先導線を作り、
天井裏で紐とケーブルを結び下のコンセント用穴に引き込み配線完了。

電気工事をして音を出すと・・・変!。音は太いが高域がぎらぎらと金属ぽい音。
購入した安全ブレカーが今まで使っていたナショナルではない、此が怪しい。

早速近所の電材店に行きナショナル指定で購入して交換、此大当たり!。今までと同じ癖のない音色に戻った。

専用線を引いた事で一段と余裕のある音に変化、大成功!。
提供して頂けるPCOCC-Aのケーブルが到着したら、今日引いたFケーブルが先導線になるので今日より遙かに短時間で工事完了出来る。
どの様になるのか非常に楽しみです。

宣伝にある音の良い安全ブレーカーを信じたら金属ぽい音から抜け出す事が出来ずに悩む事になる。

趣味だけではないが、誰と知り合うかで天国も地獄も見る事になる。おそろし〜〜〜〜〜。



No. 352:体力保った!。
組長さん (2009/03/25 13:23:42)

緊張の幾日が過ぎて生きています。毎日がWBCの様な日々でした(笑)。
「Toshi」さん「宮本笑里」さん作曲家の「松本俊明」さん「寺井尚子」さんが毎日入れ替わりで録音でした。

この4名の方々の熱気は凄いです。表現する人と受け止めて記録する人の戦いの様な日々でした。
何があっても録音で音楽を減少させる事は絶対に許されません。
少しでも表現がやり易くなり,可能であれば持てる力以上の音楽表現を引き出せればと思う日々でした。

毎度面倒なセッティングにお付き合い頂いたアシスタントの皆様方、有難う御座いました。感謝です。

さてさて、次のプロジェクトに突入です。

話は逸れますが「イチロー」は凄い!
期待されたときに結果を残せる!。参加する事で価値を上げる!。彼は本当のプロです。
大きな感動を頂きました。



No. 351:近況
組長さん (2009/03/20 09:32:58)

毎日が機材の組み上げ→録音→バラシ→積み込み→移動→組み上げ・・・・、4名の方々の録音が日替わりで別スタジオ続いています。

アシスタントの皆様,お世話になります。お手数をお掛けいたします。

グレードUP電源を使い電源の重要性を再確認させられました。この際配電盤からオーディオ用の専用回線を引こうと思います。
配線材を吟味していましたがPCOCC-Aを提供して頂ける事になり,どの様な音質に変わるのか期待は大です。
忙しい中ですが時間を見つけて挑戦事する事にしました。何せマンション、天井裏も低く配線出来るか不安です。

ワクワク・ドキドキの日々が続きます。


No. 350:Re:グレードUP電源
Yossyさん (2009/03/16 09:32:30)

組長さん、おはようございます。

長い時間と言うか数時間があっという間に過ぎてしまいました。
またまた戯言にお付き合いいただいたり(^^;
本当に楽しく過ごさせていただきましたm(__)m

グレードアップ電源、おっしゃる通り石黒さんのチューンUP効果につきると思います(笑
線材もPAに変えたり無半田キャノンプラグの効果ももちろん高いですが・・・

私もエアコンのブレーカーにもQR-8貼ってます(笑
実際良くなるから弱ったものです・・・
何が弱ってるかと言うといくつ買っても数が足らない・・・(爆

これからお忙しくなられるでしょうが、
お体にはご自愛いただきましてご活躍いただけますように・・・

今は寺井さんのCDが手元に届くのが楽しみなYossyでした^^


No. 349:グレードUP電源
組長さん (2009/03/15 11:57:26)

Yossyさん こんにちは。
先日は長い時間お付き合い頂き有難う御座いました。や〜〜楽しい時間でした。

DSIXのグレードアップ電源の評価有難う御座います。
正直シリコンバッテリーより良いとは驚きです。石黒さんのチューンUP効果も凄いと思うのですが・・・。
私は大変うれしく思います。勇気を出してお借りしてよかったと思います。

Yossyさんの評価を読んで次は自作10口電源BOXに手をいれてみようと思いました。
なにせアコリバの高級品は殆ど仕事に使っておりまして,自宅は二の次になっています。
12口は必要なのでRTP-4ultimate等は夢の夢です(笑)。

此方は小さな展開がありました。
DSIXのグレードアップ電源でなくなったので興奮状態も一段落、当然物足りない音に満足出来ずにうろうろ。
何気にブレカーを見るとエアコン用の2つにQR-8が付いていないのを発見。QR-8を付けると・・・音が良くなった!。
QR-8は小さな天使のようです(笑)。

Yossyさんの評価を読んで新たな目標が決まりました。有難う御座いました。


No. 348:途中で送信されてしまいました(^^;
Yossyさん (2009/03/14 23:24:45)

すいません、続きですm(__)m

RTP−6改(内部配線がPAです)が余りまして、
折を見てYTP-6と入れ替えようと思ってましたので、
これ幸いと入れ替えてみました。
はい、思ってた通り音質がかなり向上いたしました(^^;
もう、両者の差は好みの問題くらいになっております。

ここまで来たらRTP-4ultimateからの給電を試さない訳にはいきません(笑
そそくさと差し替えて夕飯食べてから聴いてみると・・・
シリコンバッテリーは軽く置いていかれ、
そこには今まで聴いたことのないようなナチュラルでリアルな世界が!

DSIXの電源だけでここまで音が変わること自体が不思議でしたが、
その電源に給電するタップでもここまで音の変化があるのかと思うと・・・。
まったく持って音は不思議でございます。

話が途中で分かれてしまい、失礼しました(^^;


No. 347:Re:音は不思議です-2.
Yossyさん (2009/03/14 23:11:39)

組長さん、こんばんは。
先日は本当に楽しい一時をありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしております。

さてさて、DSIXの電源のお話です(笑
うちではDSIXはシリコンバッテリー駆動をしておりまして、
これに勝るものはないだろう位のつもりでおりましたが・・・

今日になってようやく音が馴染んできたようで、
帰宅してから先ほどまで遊んでおりました。
結論から申し上げれば返したくなくなるくらい、
グレードアップ電源の勝ち(爆

シリコンバッテリーもありえないくらい、
クリアで広大な音場を楽しませてくれるのですが、
>全て音が非常にリアルに聞こえて見事です!!。
>ボーカルの立ち姿がクッキリ!!!とても良いのです。
>なんと言っても・・・・全てが自然なのです!!!!。
ここがグレードアップ電源にかないません!
品格というか質感というか、
その点で軽く置いてかれております(^^;

面白かったのがグレードアップ電源の給電です。
はじめはアコリバさんの廉価版のYTP-6というタップから。
この時点ではまだシリコンバッテリーの方が好印象でした。
RTP-4ultimate導入に従ってRTP-6改


No. 346:今日から頑張らねば!。
組長さん (2009/03/13 10:21:06)

楽しいオーディオマニアの日々も終わり,今日から数ヶ月は忙しい日々が続きます。有り難い事です。

昨夜は伊勢崎の同好の士の方々と楽しい時間を過ごさせて頂きました。
お会いする度に音に対する熱意には頭が下がります。録音に関係する仕事をしている方々に是非この熱意を感じて頂きたいと思いました。

音楽好き・オーディオ好き・の方々に聴いて頂いても恥ずかしくない録音を一生懸命やらねば!と、気持ちを新たにした次第であります。



No. 345:音は不思議です-3。
組長さん (2009/03/07 00:08:52)

今月中頃から後数ヶ月は忙しく働かせて頂きます。今は毎日がオーディオマニアです(笑)。

オーディオは買って並べて良い音が出る物ではありません。
たまたま良い音は出れば幸せ。大好きな音楽家を好きな時間に独り占めできます(笑)。
しかし殆どの人は良い音を求めて四苦八苦します。知識を求めてオーディオ誌も手引きにします。

オーディオアクセサリー誌に知人が出ていましたので購入しました。
知人の記事はともかく、ざっと読むと・・・・いや〜〜〜大変な世界です。
私とは真反対な価値を持つ評論家さんも居られて・・・多様でビミョウな言い回し・・・。
いろいろな価値観がある事を学びましたハイ。絶対に関わりたくない世界です(失礼)。

話は変わって。新しい電源ケーブルをCDプレヤーに使って聴いてみました。
我が家の環境では、超高域のスタジオ言葉でエアーと言われる部分や、低音域での余韻を少し強く感じます。
多分普通の音楽好きなら乗りの良い電源ケーブル程度の変化ですが・・・。

電源ケーブルのメスコネクターにQR-8を貼ると可成り音全体の収まりが良くなります。
自分で録音した物も納得するバランスで聴く事ができ、元気の良い音と余り経験した事のない立体感を楽しめます。

この特徴ある音をシステム全体に反映させたく、ケーブルをチャンデバに使って見ました。
自作チャンデバは何を繋いでも反応良く特徴を聴かせてくれます。

しばしエージングをして聴くと、何を聴いても可成り良い感じです。
一点クラッシックを聴くと弦の高域が時々ほんの少しきつく感じられます。
自作10口電源BOXのケーブル入り口付近にQR-8を貼って見ました。

ハイ!見事に解決です。
気になっていた高域は実にシルキーで艶やか、元気な音も立体感も今まで以上に良いのです。
次々といろいろなCDを引っ張り出し聴きまくり、気がつけば5時間経過。時の経つのは早いです。

好きな方向にオーディオシステムの音が変化しましたが、必ず気になるところが出てきます。
オーディオシステムは永遠に完成しません。そんな理由でオーディオは辞められません。

”QR-8”2つで音は変化して満足感を得ました。音は不思議ですネ。




No. 344:音は不思議です-2.
組長さん (2009/03/03 23:21:19)

DSIX用の直流12Vの電源の続きです。

現状でも可成り良いと思っていました。
しかし、DSIX-1.0PA,1.0BPA用のグレードUP電源の音を聴きたくなりデモ用電源をお借りしました。
http://www.acoustic-revive.com/japanese/dsix1/dsix1_01.html

宅配便で送られてきた"冷え冷え"の状態から室温に戻し、小一時間通電。
電源のDCケーブルはどうも最新の仕様のもので、ネジ留めキャノンプラグが付いています。
おそらく線材もPCOCC-Aに交換してる模様です。
どきどきしながら開けた電源もチューンUPしてありました!。同送された電源ケーブルは新型のようです。

先ずは現状を聞き慣れたCDで確認、後に電源一式を交換。音量はSCD-1のアナログアウトより2dbは大きく聞こえます。

音だし数分は何か固さがありましたが徐々に馴染み、聞き慣れた曲が新鮮で多彩な音に聞こえます。
曲が変わる事に聞こえる音に驚きの連続でした。

先ずは音の品格が際だって優れています。使っていた電源アダプターの音とは世界が違います。
雑実の無い分厚く豊かな音、微弱音からもりもりと無限に沸き立つような大音量までストレスがありません。

高級感のある艶やかで広大な音場。全方向に見通しが良く、過去に経験した事のない立体感です。
全て音が非常にリアルに聞こえて見事です!!。ボーカルの立ち姿がクッキリ!!!とても良いのです。
なんと言っても・・・・全てが自然なのです!!!!。

デジタル部分で・・・・尚かつ電源という直接音が通らない所、この音の違いは想像を絶する思いです。
CDでこの様な音が聞けるとは想像もしませんでした。

アコリバのノウハウにひれ伏したい気分です。この一式大きな違い凄いです。恐れ入りました。

良い物を聴くと元には戻れません。こんな事が進歩に繋がるのでしょう。
お貸し頂き大変感謝です。次のステップに大きな刺激を頂きました。

久しぶりの驚嘆の出来事でした。基本は電源に回帰する思いです。



No. 343:音は不思議です。
組長さん (2009/02/21 14:59:04)

音の違いは数値で証明出来ない事が殆どです。
現在の計測器ではケーブルの違いで音が異なる事を完全に証明出ません。
CDが世に出た頃、デジタルはコピーしても音が変わらないと音楽業界全体が信じていました。
製造部門を持つ会社に在籍していた頃はコピーで音が変わる事を理解して頂く事に大変な思いをしました。
今ではスタジオ関係者の殆どはデジタルコピーでの音の変化は理解しています。

CDプレーヤーSCD-1のデジタルアウトとデジタルプリアンプDC-330の間を繋ぐケーブルに、
アコリバのDSIX(デジタル・シグナル・アイソレーション・エキサイター)「DSIX-1.0PA」を使っています。
SCD-1のアナログアウトを使わないでデジタルでDC-330に直に入れる方が回路が単純に成る為か良い音がします。
ここにDSIXを使うとSN・質感・ダイナミックレンジ・チャンネルセパレーションが驚異的に向上します。

DSIXには直流12Vの電源アダプターがついています。私は付属の電源ではなく、EIコアを使った電源アダプターを使っています。
経験的にはバッテリー電源の方が良い音がしますが・・安定した状態で使いたいので電源アダプターを使っています。

DSIXに給電するケーブルは直流の為、音声回路のように広帯域周波数の電圧変化は有りません。
複雑な信号が通らない為に、あまり音には関係ないと思っていました。

好奇心からアダプターからDSIXに繋ぐ電源ケーブルをノイマンのマイクケーブルを使い、シールドタイプにしてみました。
効果は大きくS/Nは明らかに良くなり、更に分厚いしっかりした音を聴くことが出来るようになりました。
面白い事にアナログ回路での変化のようにノイマンケーブルの音がします。

オーディオは解らない事だらけです。

多分電源アダプターを使ったProTools Mbox等にも同じような事が起きると思います。


No. 342:U67の真空管
組長さん (2009/02/17 11:04:08)

ホームグラウンドにしているスタジオでU67用の真空管を手に入れる事が困難になりました。
手に入れば純正品であるTELEFUNKEN EF86や高信頼管EF806Sが一番良い音がします。
しかし流石にTELEFUNKEN EF806Sは最近は見かけません。希にヤフオクに出ても信じられない価格です。

そこでアムトランスで扱っているJ J社のEF806S-goldを購入しました。
TELEFUNKEN よりやや大きく感じます。落下防止用のピンはやっと付けられます。
手持ちのU67に入れて音を聴くとヌケの悪いレンジ感の狭い音がします。
一時間程度エージングをしても同じ。正直¥4,800-払ってガッカリしました。
確認のためオリジナルのTELEFUNKEN EF806Sを入れて聴くとやはり惚れ惚れとする良い音がします。

確認のために再度J Jを入れて・・・ここで閃き落下防止用のピンを付けずに聴いてみました。
これ信じられない程音が違います。
非常にTELEFUNKEN に近い音で、これはこれで良い音です。まったく問題なく使えます。

落下防止用のピンが真空管を押し付ける事により音質が悪化したようです。

以前ケーブルをコネクターで締め付ける事で音質の悪化を経験していますが、
またこの様な事を見つけてしまうと何かと色々な事が気になり始めます。


アムトランスのホームページにはこんな記事が。
J J 社、スロバキア旧TESLA社の量産設備と人でスロバキアの北にあるチャドカで量産製造。と!。

記憶にあるTESLAの音とは異なりますがJ J EF806S-gold お勧め出来ます。ただし時々真空管が抜けかけていないか調べる必要があります。



No. 341:やった!。
組長さん (2009/02/11 10:40:04)

Yossy さん 書き込み有難うございます。

やっと時間が出来たようですね。忙しい時期を乗り越え”お疲れ様でした”。

<余計な事に気を取られることなく、内田ワールドを純粋に堪能できる、ただただ音楽に没頭できる、そんなアルバムだと思います。>

この言葉、正に私の録音に対する理想なのです。
其処にあるのは音楽だけ。聴く気になれば、景色も・場の雰囲気も・そして心の中まで感じる事が出来る。
しかし記録物の存在は感じない。この様な事が出来たら良いと思い録音をしてきました。

Yossy さんのご感想有り難く受け取らせて頂きます。大きな励みになります。

内田勘太郎さんとの録音が終わった時からしばらくの間、私の車の中は「サマータイムブルース」だらけでした。
確かに音を出せば内田勘太郎ワールドなのです。そして録音時の楽しい時間を思い出します。

八野行恭さんのブログにさださましさんのライブ「FESTIVAL HALL 200」の記事があります。
購入した方に高い評価を頂き有りがたく思います。このアルバムに関わった皆様にも感謝です。

もう一つ「忘れてはいけない事」の記事があります。
是非お読みください。ものつくりの心が感じられる素晴らしいお話しです。
http://cap-yh.sadasan.com/



No. 340:Re:サマータイムブルース (遅^^;
Yossyさん (2009/02/10 10:58:23)

組長さん、おはようございます。

サマータイムブルース

あの「Summertime Blues」のカバーとは思っていませんでしたし、
あの歌詞ですので2曲目を聴いたときには思いっきり吹きました(笑

不思議なアルバムです(笑
再生するとふわ〜っとやわらかい空気に包まれる感じ?
定位がどうの、奥行きがどうの、音場がどうの等々、
そんな事を分析的にどうこう言うレベルではなく、
そんな事は当たり前にクリアしていて、
レコーディング時の状況が目に浮かぶほど、
というかまるでその場に居合わせているのかと思えるほど、
全てがクリアでリアルな音像なのは見事と言うほかありません。
余計な事に気を取られることなく、
内田ワールドを純粋に堪能できる、
ただただ音楽に没頭できる、
そんなアルバムだと思います。

全てがクリアでリアルな音像なのですが、
ヴォーカルも弦の響きもとてもやわらかくあたたかいのです。
アルバムを再生するとあらわれる現場の雰囲気というか臨場感が、
とてもやわらかく、そしてあたたかく感じられるのです。
「優しさ Of The Year」納得です(笑

分析的に聴くのは苦手なんです(^^;
ちょっとわかりにくい表現かもしれませんが、
これが正直な感想ですので、
ボキャブラリーの足りない点はご容赦を・・・


No. 339:宮本笑里さん
組長さん (2009/02/10 08:24:30)

マスタリングが終了いたしました。

前に書きましたようにポップス中心の選曲です。
久しぶりに38cmスピーカーの表面がリズムに合わせ揺れるのを見ました。そんな低音が入っています(笑)。

寺井尚子さんのマスタリング時と違い、EQ・コンプなどの機材が全編参加です。
鈴江真智子さんの手に掛かると、この種の音楽は何の違和感もなく可成り音圧の高いCDに成ります。
しかも音楽の本質は何も変わる事が無く生き生きと躍動します。

宮本笑里さんの音楽性がしっかりしている事は確かです。
故にこの様になるとは思いますが ”経験の成せる技” 改めて凄いと思いました!。
仕上がりを聞いたご本人も感謝の言葉を述べていました。

コンピレーションアルバムで他のマスタリングエンジニアが音圧を上げて”ぶち壊し”に成る様を良く経験します。
時とし「こんな録音してね〜〜〜よ」と討ち入りたい気持ちになります(笑)。

マスタリングで音楽全体がより引き立ちました。感謝です。



No. 338:Blu- spec CDとSACDのTIME OUT
組長さん (2009/02/07 00:38:28)

訂正 Blue spec CDでなくBlu- spec CDでした。

不思議な事を感じています。
Blu-spec CDとSACDのTIME OUTはよく似た音場・楽器バランスです。音質も近い感じがします。
しかし私の持っていた97年発売32DP593とは音場・楽器バランスが違う。
この盤ではピアノ・ドラム・アルトサックスが同じような音量で聞こえます。
Blu-spec CDとSACD のTIME OUTはアルトサックスがピアノ・ドラムと比較して大きい。
ミキサー的聴き方では正しいバランスは97年発売盤と思います。

これ3種の比較は出来ません。
Blu-spec CDとSACD のTIME OUTではSACDの方が好きです。
やはりアナログ的な柔らかさがあります。Blu-spec CDはSACDと比較するとやや硬い。
器が異なるのでSACDが良くて当たり前ですが・・・・。

最近Blu-spec CDの音が硬いと評価を聴きました。
私は全てのCDはアコリバの「RD-1」(現在は「RD-3」になっています)で消磁してから聴いています。
これが評価の違いと分かりました。確かにそのままでは音が硬い!。
尊敬する「音の匠」の紹介のように、ディスク・スタビライザー・シートDSS-01Gを貼るとこれも改善される。

私がBBSに書いた事は上記のようにやや訂正が必要です。



No. 337:宮本笑里さん
組長さん (2009/02/06 11:19:31)

昨日でレコーディング、TD 全て終了しました。

今回のCD「break」はポップス中心の選曲で ド・パ・ブ〜〜ン てなリズムの上にバイオリンが舞っております。

クラシックとは異なる部分が大きく、表現方法から演奏法まで今までとチョット違う宮本笑里さんをお楽しみ頂けます。
「smile」「tears」とは異なる世界の音楽をご堪能ください。

音楽以外のお楽しみは、美しいジャケット写真と楽しいビデオクリップです。
発売日:3月18日(水)予定 6曲入りCD+ビデオクリップ入りDVDてな内容です。

制作関係者は私が ド・パ・ブ〜〜ン てなリズムの曲は録音しないと思っていたようです(笑)。
私 ド・パ・ブ〜〜ン まだまだ上手に録音出来ますハイ。



No. 336:寺井尚子さん
組長さん (2009/02/03 16:17:58)

DSDマスターレコーダーはアコリバ石黒氏のチューニングにより音の立体感や密度が大きく向上しました。
一段とリアルで高品位な音を録音する事が出来るようになりました。感謝です。

2週間ほど前に最終作業のマスタリングが終わりました。
マスタリングエンジニアは長年お願いしている、魔法使いの鈴江真智子氏です。
DSDマスターからのマスタリングシステムへの取り込みには鈴江氏所有の”魔法の小道具”を使い更に音質が向上!!!。
作業は注意深く各楽曲のレベルをそろえています。精度は2dB以内で0.1dBステップで合わせています。

鈴江氏の英断でマスタリング段階でも”魔法の小道具”を使い・・・EQ・コンプなどの科学?加工は無し。
元が良く、レベルも十分との判断であれば”魔法”以外使わず!!!。オ〜〜〜〜〜〜男前(失礼)

マスタリング後試聴盤として作ったのCD-Rは、TD時にPro Tools内に取り込み作ったCD-Rとは完全に別格。
音場の奥行き・高さ・広がり・リアリティー等は驚異的に上等の仕上がりです。魔法使い恐るべし!!!。

皆様の大きな力もあり私が関わった寺井尚子さん最高の録音が出来たと思っています。

発売までもう少し時間が掛かります。楽しみにお待ちください。



No. 335:
Email:_NOSPAM_tanaka@554.co.jp 【広告メールはお断りさせていただきます】

こたさん (2009/02/02 12:39:52)

ぶはははは、失言、失礼いたしました。

今どきはDNSの変更が反映されるのが早いようで、もう組長がアクセスされている事に驚きました。
ちょっと前までは数日不安定だったりしたのですが・・・などと言いながら僕もオヤジになって行くのかと思います(笑)。
こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。

BBSにアクセスしていただいている皆さまにもご迷惑をおかけいたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。


No. 334:Reサーバー移転
組長さん (2009/02/02 12:19:05)

田中さんサーバー移転、お疲れ様でした。お手数をお掛けいたしました、有難うございました。

<「大御所」であるというのに> オイ俺はまだ現役のつもりだ(笑)!。

今後も仲良くお付き合いください、宜しくお願いいたします。


No. 333:サーバー移転
Email:_NOSPAM_tanaka@554.co.jp 【広告メールはお断りさせていただきます】

こたさん (2009/02/02 11:34:23)

とんでもない、組長にお世話になっているのはこちらの方です。
「大御所」であるというのに丁寧なご姿勢も含め、色々学ばせてもいただいています。

さて、この書き込みがご覧になれた方は、無事新サーバーへ接続されています。
この後は通常通りお使いいただいて構いません。

ご迷惑をお掛けいたしました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


No. 332:高音質と高品質。意見には個人差があります-2
組長さん (2009/02/01 16:23:19)

Blue spec CD
ストラヴィンスキー:火の鳥、バルトーク:中国の不思議な役人/ピエール・ブーレーズ、ニューヨーク・フィルハーモニック
を購入しました。
手持ちは85年盤です。比較盤としては古すぎると思いますが・・・・此しか有りません。

SHM-CDやHQCDを比較した時の様に比較するCDをアコリバの消磁器「RD-1」で消磁。
これで大体高域の癖は無くなります。加えて雑実のない広い音場・明確な定位・良い音の立ち上がり・抜け等、大きく改善されます。
つまりCDの持ち味が全て引き出せると思います。

Blue spec CDは驚きました。此は他の高音質CDとは明らかに異なる音の変化です。
17.火の鳥の魔術にかかったカスチェイの部下たちの踊り〜18.カスチェイ一党の凶悪な踊りを比較しました。
Blue spec CDは非常にしっかりした音です。
音の立ち上がりも力強く。ステージの奥行きが深く隅々まで響く音を明確に聴く事が出来ます。
雑実の無いSN比・透明感・何より自然な帯域バランス音と誇張感のない素直な音がします。
ディスク・スタビライザー・シートDSS-01Gを貼るとより滑らかな音になります。

旧盤は特に誇張された部分もなく比較しなければ普通によい音です。しかしBlue spec CDを聴いた後では戻れません。

yossyさんの仰有るように。
その差は歴然としたもので、鮮度、音の厚み、解像度、スケール感と、どれを取ってもBlu-spec CDの勝ち。
これは「Blu-spec CDのTIME OUT、注文しちゃいました(^^;」になります。

私も追加でSimon & Garfunkelの「明日に架ける橋」と、私が録音したJeff Beck「BBAライブ」を注文しました。
到着が楽しみです。

改めてSHM-CDとHQCDを聴き直しましたが、印象が変わる事は有りませんでした(意見には個人差があります)。



No. 331:サーバーの移転
組長さん (2009/02/01 11:51:03)

田中さんには何時も大変お世話になっています。感謝です。

お手数をお掛けいたします。この度も宜しくお願いいたします。


No. 330:意見には個人差があります。
組長さん (2009/02/01 11:12:03)

SHM-CDやHQCDは業界のためには売れた方が良いに決まっています。
意見には個人差があります。
皆様にあってはSHM-CDやHQCDに支払った金額に見合う価値が見つかれば是非ご購入ください。

Blue spec CDを何点か購入しました。試聴後改めてここに報告させていただきます。
SHM-CDやHQCDとは製造方法が異なりますので、音質にどの様に反映されているか期待は大です。




No. 329:高音質
組長さん (2009/01/30 20:52:20)

HQCD (Hi Quality CD)
ブルックナー:交響曲第7番 マタチッチ (指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
を購入しました。手持ちは94年発売MS20BIT PROCESSING盤

HQCD 盤はリマスターしてあります。音質は94年盤と比較して音量が上がり非常にしっかりした音です。
音の盛り上がりも力強く、音場も広く感じます。

しかし、何か嘘っぽい。
帯域バランスはやや高域が上がった感じ。これが音場を広く感じさせているのではないかと思います。
ディスク・スタビライザー・シートDSS-01Gを貼ると高域はおとなしく成りますが、帯域バランスがまだ不自然。
94年盤は音の勢いや力強さはHQCDには劣りますが、凄く自然な帯域バランスと誇張感のない素直な音がします。
どちらが音楽に入り込めるかと言えば、私は94年盤です。

私にはHQCDの音は高級と言われるケーブルに良く有る、音は元気だが高域が目立つ無理矢理感を感じました。
ガッツのある音が好きな方にはHQCDは買いかと思います。

私は手持ちのCDをSHM-CDやHQCDに買い換える事は有りません。
SACDで有ればお金が続く限り買い換えるでしょう。



No. 328:高音質と高品質
組長さん (2009/01/30 12:58:28)

machiko-chanさん書き込み有難うございます。
「Re」は皆さんにお手数をお掛けして書いて頂いています。

高音質と高品質。
machiko-chanさんに同感です。高品質のCDは高音質を生み出せる可能性があると理解しています。

そんな中、尊敬する「音の匠」様(勝手に名前を付けさせて頂きました)から下記のようなメールをいただきました。
ここに記載する事に許可を得ましたのでご紹介いたします。

Blue spec CD の マイルスの Kind of Blueを入手、試聴しました。

高音はかなり綺麗です。しかし中低音域はあまり感心しませんでした。

しかし
例のディスク・スタビライザー・シートDSS-01Gを貼ると凄く良くなります。

新素材でもディスクの振動から来る悪影響は止められないので、
ディスクの信号の素性が良くなった分が音質向上の差に表れた、と思っています。

Track1の初っぱなのピアノがピアノらしく、マイルスのペットが少々紙っぽい音になっていたのが見事なトランペットになります。
Track2のミュートしたトランペットも見事です。

是非試してみて下さい。

この様な内容です。高品質のCDは高音質を生み出せた証明ですかな。



No. 327:
machiko-chanさん (2009/01/30 01:38:44)

高音質と高品質。

言葉遊びかポリシーか・・・?

私には生み出されるものと生み出すもの、というような違いに聞こえます。


ところで、皆さん返信の時はスレッドのタイトルに「Re」ときちんと付いてますが、これは自分で書いているんですか?
それともどこかに返信ボタンがあるんですか?
BBSが新しくなってから、それが疑問のタネです。

そんなわけで「NO TITLE」です。


No. 326:サーバー接続に関してのお知らせ
Email:_NOSPAM_tanaka@554.co.jp 【広告メールはお断りさせていただきます】

こたさん (2009/01/29 22:49:16)

またもや突然失礼します。
鈴木組サイト運営のお手伝いをさせていただいている田中です。

この度、こちらのサイトを置いているサーバーの移転を行います。
移転後もURL等は現在と変わらないため、ブックマークを入れ替えていただく必要はありませんが、作業時に数日間程度、こちらのサーバーへの接続が不安定になります。このBBSも同様、接続が安定するまでご覧になれない期間があるかと思います。どうぞお許し下さい。

移転作業は2月2日の午前中を予定しており、接続が不安定になる期間はそれ以降のだいたい数日間だと思われます。
また、ちょうど移転作業時にBBSへ書かれた場合、その書き込みは反映されない可能性があります。併せてご容赦下さい。

では、ご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


No. 325:CD何が違う?。
組長さん (2009/01/29 17:25:22)

知人から教えて頂きました。この内一つだけ表現は違います。
HMVのカタログからのコピーです。

SHMーCDについて(ユニバーサル ミュージック)
CD発売から25年、様々な形で音質の向上を目指した商品が開発されてきましたが、今回、ユニバーサル ミュージックと日本ビクターの共同開発により、新素材による高音質CDを発売します。
通常のCD素材とは別種のポリカーボネート樹脂系を使用することにより、さらに透明性を向上させた、新たなCDの誕生です。

HQCD (Hi Quality CD)
メモリーテック株式会社開発による高品質CD。通常のCDよりもグレードの高い、液晶パネルに用いられるポリカーボネートをディスク基盤材料に使用し、従来のアルミニウムに換えて、特殊合金を反射膜に採用した、高音質の音楽用CDです。

Blu-ray Discの技術を音楽CD製造技術に生かし、原音に忠実な高品質CDが完成しました。
『Blu-spec CD』はソニー・ミュージックエンタテインメントがBlu-ray Discの素材と製造技術を応用して開発した高品質音楽CDです。(ソニー・ミュージックエンタテインメント)

そうなんです!。Blu-ray Discだけが高品質音楽CDと記載してるのです。
いかにもSONY系列らしい表現(爆笑)。私こんな所も出身会社が好きな理由です。




No. 324:re,Blu-spec CDのTIME OUT、注文しちゃいました(^^;
組長さん (2009/01/27 09:43:10)

Yossyさん書き込み有難うございます。

DSDリマスタリングしたCDとBlu-spec CDでは少しBlu-spec CDが良い。
DSDリマスタリングではないCDとBlu-spec CDは大きな差が有り、Blu-spec CDが大きく良いと理解しました。
やはりDSDリマスタリングは音がよいのですね、Blu-spec CDは微妙な感じですね。
何せ出身会社のCDなのでついつい心配をしてしまいます(笑)。
貴重な情報を有難うございました。

私も少しでも音が良ければと期待して同じタイトルのCDを何枚も購入しています。
概ね新しい物が良いのですが、輸入盤で廉価版になったCDは微妙です。
エッジが綺麗に整形出来ていないCDが多くあり、音も良くありません。
少しでも良い音で聴こうと思う気持ちは、CDにもオーディオセットにも反映され一生持ち続ける事でしょう。

内田勘太郎さんのアルバムを購入されたとの事!。有難うございます!。
この録音一発取りです。修正は殆どありません。弾き語りでこのクオリティー!。
内田勘太郎さんも日本の宝と思っています。
時間が出来たらゆっくりお楽しみください。私は車の中でパワープレイ中です(笑)。



No. 323:Blu-spec CDのTIME OUT、注文しちゃいました(^^;
Yossyさん (2009/01/27 08:27:36)

組長さん、こんばんは。

比較する通常盤が違いますが、
自宅で TIME OUT を聴き比べてみました。
私の持っているのは紙ジャケの黒いレーベルのマスターサウンド。
1996年物でございます(笑
友人のは2000年にDSDリマスタリングした、
Blu-spec CDと同じ音源のものでした。

その差は歴然としたもので、
鮮度、音の厚み、解像度、スケール感と、
どれを取ってもBlu-spec CDの勝ち(笑
リマスタリングとBlu-specの技術で、
自分の手持ちの通常盤とは雲泥の差になっております。
これ、絶対聴き間違えることはないでしょうね。
結果、好きなアルバムですので注文しちゃいました(笑
こらからもお気に入りのCDでリマスタリングされたものがBlu-spec CDで出れば、
きっと買ってしまうでしょう(^^;

さて、サマータイムブルースと言う名の曲に自分の好きな曲があります。
ちょっと気になって内田勘太郎さんのアルバムを買ってみました(笑
2曲目を聴いて思わずニヤリとしてしまいました。

そ う き ま し た か (爆

優しい雰囲気と言うのも思わず納得。
あと1週間ほどでようやくひと段落つきますので、
時間が出来たらやわらかい弦の響きとヴォーカルを、
ゆっくりと楽しませていただきます。

今年もよろしくお願い致します。


No. 322:大御所!!!!。
組長さん (2009/01/26 14:25:18)

わたしこんな呼び方をされている事を知りました。
驚きました!。「大御所にはきちんとした仕事しかお願い出来ません」等と言われました。
大御所(おおごしょ)とは、征夷大将軍職を退いて隠居した前将軍の敬称!。
勘弁してください.まだ現役のつもりです。
3時間のスタジオ作業でも喜んで引き受けさせて頂きます。宜しくお願いいたします。

昨日は宮本笑里さんの録音でした。
初めて仕事をさせて頂くアレンジャーの方、ソフトシンセ音源をいろいろ工夫をしてスタジオに持ち込んで頂きました。
ソフトシンセの音源は極端に言えば”ふかふか”の実態の無い音。
スタジオのお持ち頂いた音はソフトシンセと思えぬしっかりした音がしていました。
頑張って徹夜で音を仕上げてきたそうです。感謝です!。お陰様で大変順調にTDは終わりました。
何時でも初めての方との仕事は緊張しますが、お気に入りいただき皆で感動し元気良くスタジオを後にする事が出来ました。

皆様の耳に届く日も近いと思います。お楽しみに!。



No. 321:サマータイムブルース
組長さん (2009/01/21 15:37:34)

昨年7月に録音した内田勘太郎さんのアルバムがやっと発売になりました。
時間を経って聴き直し優しい雰囲気に、う〜〜〜〜〜ん感激!。
是非お買い求めください。何回でも続けて聞けます。

以下はライナーノートから。

「これは凄いぞ。いや凄いなんて言っちゃいけない。凄いのに凄くない。けっして大げさじゃなく、まるで古くからの友達のように全部の歌がギターが語りかけてくる。それがとっても心地いい。誰だって疲れるときがある、悩む時がある、嬉しい時がある。このアルバムを聴いているとそれでいいんだ、って素直に思わせてくれる。勘ちゃん、もしグラミー賞に「優しさ Of The Year」があったら、僕はこのアルバムを一番に推します。勘太郎のあったかい歌と素晴らしきギターに感謝です。」

スターダスト レビュー 根本 要 



No. 320:リマスタリング盤の威力
組長さん (2009/01/20 13:43:22)

トスカニーニの音楽はLPやCDで聴く限りは録音レンジが狭い事も有り、普通の気持ちで聴く事はで来ませんでした。
いろいろな覚悟をしてから聴いていたのです。

この度手に入れたベートーベン交響曲全集 トスカニーニ指揮NBC交響楽団(5CD)
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1940870
1950年前後の録音ですが、これは普通に聴く事ができました。

リマスタリングと書きましたが、ほとんどリミックスです。
EQでFレンジを広げて響きも加えてあります。
以前発売されていた同じ演奏とは思えぬほど感じ方が異なります。先ず素直に音が耳に入ります。依って音楽に没頭出来ます。
この度トスカニーニの音楽を理解出来たような気がします。

長い時間を掛けてオーディオシステムを構築して行くと昔聴いた音楽がより印象良く聞こえると事と同じに思いました。


No. 319:CDが何でこんな価格?。
組長さん (2009/01/10 12:04:23)

HMVインターネットショップで驚きの価格で名盤が購入出来ます。

極めつけは。
ベートーベン交響曲全集 カラヤン&ベルリン・フィル(1960年代)(5CD) 
マルチバイ特価(税込)¥1,500、一枚あたり 300円!。

モーツアルト、セレナーデ集 ベーム&ウィーン・フィル、ベルリン・フィル(3CD)
マルチバイ特価(税込)¥1,200、一枚あたり400円!。
 
 シューベルト 交響曲全集 ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデン(4CD)
マルチバイ特価(税込)¥2,190

シベリウス交響曲全集、管弦楽作品集 デイヴィス & ロンドン響(7CD)
マルチバイ特価(税込)¥3,222

『白鳥の湖』 『くるみ割り人形』 『眠りの森の美女』全曲 プレヴィン&ロンドン響(6CD)
マルチバイ特価(税込)¥3,379

スイトナー&シュターツカペレ・ドレスデンBOX(10CD)
マルチバイ特価(税込)¥3,590

魅力的なBOXセットはまだまだ沢山あります。毎夜調べてはポチッと・・・夜が来るのが怖いのです(笑)。
それにしても全部聴くのに何時間かかるのか・・・聴く時間はあるのか・・・でも今購入しないと無くなる。
CDタワーが益々高くなるハ〜〜〜〜。



No. 318:うれしい出来事・うれしくない出来事。
組長さん (2009/01/05 16:05:04)

知人からの情報で久しぶりにステレオ誌を購入しました。

最初のページを開いたところに日野皓正さんがJBLのスピーカーを試聴した記事があり。「寂光」が紹介されていました。
「本誌筆者9人が選ぶ年間最”愛用”アクセサリー2008」で殆どのページにアコリバ製品が取り上げられており、
ケーブルインシュレーターRCI-3・EMFキャンセラーREM-8・ラインケーブルXLR-1.0PA?などが選ばれていました。
ステレオディスクコレクションの鈴木裕氏特選盤に中村善郎「音と語れば」が選ばれていました。
中村善郎さんは”日本の宝”と思っています。鈴木裕氏に評価して頂き、身内のようにうれしく有りがたく思います。

長年使っているブラウン管式の地デジ対応テレビ(珍しいでしょ)!、内蔵の地デジチュナーが壊れました。
アナログ放送や地デジ対応デッキからの映像は問題い無く映ります。
一瞬買い換えと思いました。
しかし最近の液晶テレビは随分綺麗になりましたが、まだこのテレビには魅力があります。特に音は驚くほど良いのです。
修理をしてまだ暫くは楽しませて頂きたいと思っています。古い物も大切に?、いや自分の事ではありません。



No. 317:明けましておめでとう御座います。
組長さん (2009/01/03 13:08:41)

昨年末刺激的な寺井尚子さんとの録音も大成功に終わり、1年間の成長を確認させて頂けたセッションでした。
完全燃焼型の自己に対して厳しい方々と仕事をさせて頂き、重ね重ね有りがたく思います。

今年も自分に甘えることなく、自分に厳しく・他人に厳しく(笑)生きたいと思います。
機材も年を重ねて改善が進み一段と音楽に貢献出来る状態になっています。益々アーティストの方々に喜んで頂けると思っています。
そして2008年末の暗い空気を吹き飛ばすような元気な2009年に成るように頑張りたいと思います。
宜しくお願いいたします。

jazztokyo及川公生氏が”2008年この一枚”に日野皓正さんの「寂光」を選んで頂きました。
http://www.jazztokyo.com/best_cd_2008/cd2008.html
録音中から大きな感動を頂いた作品なので評価されて大変うれしく思います。

1月2日はオーディオシステムをお掃除!。
コネクターを指し直し・ケーブルを締め直し、鮮明な音に戻りました。一日中幸せにスピーカーの前で過ごしました。

エソテリックから発売されたSACDに感動、先人の仕事に驚嘆し大きな刺激を頂きました。
この様な企画を立てて頂いたエソテリック社に感謝と此から発売される作品に大きな期待が有ります。
寺井尚子さんのTD後のCD-Rも聴きましたが、アコリバ効果も有り可成り良い音の出来です。
演奏は尚子ワールド全開。思わずガッツポーズが出る激熱い演奏から胸キュンまで、小一時間があっという間に過ぎました。
音楽好きの期待を裏切らない、凄い作品です。ご期待下さい。




No. 316:今年の仕事は終わりました。
組長さん (2008/12/30 19:24:24)

Yossyさんレポート有難うございます。

何せ出身会社のCDなのでついつい期待をしてしまいます(笑)。結果は残念ですね!。
又何か別の機会で異なったご感想をお持ちになりましたら記載して下さい。

12月21日チキガリの”夢の舞台”神戸国際会館で2000名のお客様を迎えてのライブ、興奮しました。
録音を担当して6年、神戸国際会館でのライブは関係者全員が待っていた瞬間でした。感動して泣けました。

26日はさだまさしソロライブ大阪フェスティバルホールでの最後のコンサート。
3時間半一人で弾き語り。またまた、まさしさんの底力を見ました。
そしてお客様の拍手の大きさに驚きました。万雷の拍手とはあの様な拍手の事と思います。
とにかくお客様の興奮度は凄かった。

27日から今まで寺井尚子さんのTD。ただ今無事に終了。
詳細は追って書きます。

皆様には今年一年大変お世話になりました。良いお年をお迎え下さい。
来年も宜しくお願いいたします。



No. 315:Blu-spec CDを聴く機会に恵まれました
Yossyさん (2008/12/29 09:06:53)

組長さん、おはようございます。

SHMの感想、ありがとうございました。
とりあえず変わらないor通常盤の方が上、でなくほっとしてます(笑
中には・・・?なものもあったため、
自分の手元に残っているアルバムも4タイトルしかないもので(^^;

先日、Blu-spec CDのTIME OUTを聴く機会に恵まれました。
友人がムンドの24MEを導入したため、
とりあえずの音出しに付き合った時でした。
電源を入れたばかりの時に面白いからブラインドで比べてみました。
聴いた曲はもちろんTAKE FIVE。

はじめにBlu-spec CD、次に通常盤をかけたらしいのですが、
恥ずかしながら思いっきり外しました(爆
アンプが暖まってきたせいもあるのでしょうが、
通常盤の方が好印象でした(^^;
ただ、友人曰く
何度も聴き直して、Blu-specの方がS/Nが高いのは感じた。
そのアルバムを持っていなければこっちを選ぶけど、
既に所有しているアルバムを購入する、しないはもう好みでしょう。
だそうです。

高音質CDに関しては既存のアルバムばかりでなく、
新譜で出していただけるとありがたいと思っております。
新しく買うのであれば僕は高音質と謳っている方を買いますよ(笑

それでは良いお年をお迎え下さいませ^^
来年も更なるご活躍を!!!


No. 314:高音質CDを聴きました。
組長さん (2008/12/23 19:57:11)

イシュトヴァン・ケルテス/ウィーン・フィル「新世界より」。
このCDを通常盤・SHM盤・SACDハイブリッド盤と聞き比べてみました。一番の興味は通常盤とSHM盤の音質の差。

通常盤<SHM盤.確かに音場は見渡しが良くなり、個々の音はしっかりしています。ややエッジが立った感じはしますが、長時間聴いていても止めてしまう程ではありません。
通常盤を絶対買い換えるべきとは思いません。少しでも良い音が欲しければ買う価値はあります。

エソテリックから発売されたSACD、此は凄いです。個々の音は有機的で音場が広く弦楽器がこんなに柔らかいとは思いませんでした。
器が異なるので当たり前ですが。CDの比較対象では有りません。全てがSACDに成って欲しいと願わずには要られません。
エソテリックから発売された他のSACDも聴きましたが、聞き惚れてしまいました。此から発売されるSACDが何なのか大変楽しみです。
CD層の音も、通常盤やSHM盤より明らかに音は優れています。
通常とは異なるA/Dを使いオリジナルテープから制作している事に依るのか。音も余り硬くならず、広い音場と大きな音像、情報量も明らかに多く、大変聴きやすい音がします。

私は同じCDを機会が有る度に何度も購入していますが、残念ですがお金を出して聞き比べて自分で判断する事しか無いと思っています。
基本SACD盤は宝物です。


No. 313:寺井尚子さんの録音が終わりました。
組長さん (2008/12/18 11:06:01)

毎年録音に備えて過酷なリハーサルを乗り越えて気合い十分でスタジオに入ってきます。
今年も演奏は”凄い”です。ご期待に十分お答え出来る気合いが入った尚子ワールドの数々です。

オーディオ的にも今年のノウハウ集大成、可成り行けていると思っています。
過去の6作品のマイクヘッドアンプはドラムのトップとピアノはAVALON M2、以外は全てNEVEでした。
今回はバイオリンとピアノとベースには改善により滑らかな音を手に入れたAVALON M5を使いました。
ドラムはトップがAVALON M5、以外はEQの付いたNEVE 31105と1081を使いました。

今年はアコリバグッズも使い方が少し上手になりました(笑)。
スタジオ内には極低周波発振装置「RR-77」を壁に目の高さに貼り付け。
ケーブルインシュレーター「RCI-3」はACCUPHASE PS-1200 のインレット直前と特注電源ボックス「RTP-8ultimate 」のインレット直前に。
天然クオーツ・インシュレーター「RIQ-5010」は電源ボックスの上とハードディスクの下。
クォーツ・レゾネーター「QR-8」は全ての機材についいています(爆笑)。
電源ケーブルはマイク電源も含めて全部アコリバ!。
ケーブルはベルデンのラインケーブルとノイマンのマイクケーブルを直引き。
メイン所のラインケーブルとマイクケーブルはアコリバのシングルコア・ケーブル。

特に新しいキヤノンコネクターになったマイクケーブルに、寺井尚子さんからは非常に密度の高い音!大満足との言葉を頂けました。
ピアノの北島さんに音の感想を聞くと、重心が低くエネルギー感が凄いと興奮気味に喜んで頂きました。

オーディオグッヅは使って見れば驚くほど効果が有ります。ここ数年はアコリバにやられています(爆笑)。
録音時にはテストする時間はないのでTD時にノウハウを見つけておきます。
スタジオのアシスタント氏を引きづり込むと反応が面白いです。
天然クオーツ・インシュレーター「RIQ-5010」をハーディスクの下に置いたとき、音が激変!(オーディオマニア的表現)。
驚きで大きな口を空いた顔は忘れる事ができません。
また言葉の表現は違っても根底は同じ意味だったりします。表現聞き取りの勉強になります(笑)。
もう一つ大切な事は複数の人間で確認する事で思い込みから逃れられるのです。

今月末にTDを行います.今から仕上がりが大変楽しみです。



No. 312:高音質CD
組長さん (2008/12/18 10:55:13)

業界筋の話しでは SHM-CDは旧盤と比較して改めて買うほどの差がないと聞いていました。
私的にはCDがこれ以上増える事が問題であり、目をつぶってきました。

しかし、調べて見ると無視出来ぬような評価が沢山あり、自分で確認してみる事にいたしました。

輸入盤はマスターが異なる可能性もあり国内盤でのSHMと比較する事にしました。
音源はマスタリングはしていないと思えるクラッシックを選びました。
SHMのCDが届くのが少し遅れます。25日頃には書けると思います、しばしお待ち下さい。



No. 311:re,Yossyさん
組長さん (2008/12/16 09:33:20)

Yossyさん、こんにちは。書き込み有難うございます。

<気に入っているマスタリングのアルバムがSHMあたりで出た時>
SHMは音が改善されているのですね。情報有難うございます。
輸入盤¥1000-で売っていたものがSHM国内盤¥2500-は・・。価値の問題は自分で購入比較すればよいのですが・・・・。

私は確信してお勧め出来るものが無く皆様にお聴きしています。
もう少し情報をお待ちいたします。



No. 310:
Yossyさん (2008/12/15 14:53:35)

こんにちは、Yossyです。

簡単ですけど一般的には、下記の様な違いではないでしょうか?

Blu-spec CD>製造時にBlu-ray Disc向けの製造技術や素材を利用することで高音質化を図ったというというCD

SHM-CD >通常のCDとは別種の液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を使用することにより素材の透明性をアップさせたというCD

XRCD>マスタリングおよびコンパクト・ディスクの製造工程を改善することにより、原音への高い忠実度を実現したというCD

Extreme HARD GLASS CD>カメラや望遠鏡、高級めがねなどに利用される超精密光学強化ガラスを採用したというCD。なんと一枚98,700円

HQCD>通常CDよりもグレードの高い、液晶パネルに用いられるポリカーボネートをディスク基盤材料に使用し、従来のアルミニウムに換えて特殊合金を反射膜に採用したというCD

24K Gold Disc>その名の通りディスクが24金でコーティングされたCD

ただの一般ピーポーですから全てを聴き比べたことはありません。
ので、どれがどうとかは全くわかりません(笑

古いアルバムなどは昔のマスタリングのまま材質が高品質になったとしても、
・・・(^^;、な感じだった事がありましたので、
私の場合はデジタルリマスターされたか、
気に入っているマスタリングのアルバムがSHMあたりで出た時、
お財布に余裕があれば購入する様にしています。(笑


No. 309:CD
組長さん (2008/12/15 11:00:26)

Koikeさんから下記のようなメールを頂きました。
何方か情報をお持ちの方教えて下さい。

いつもお世話になっております。
おかげさまでCDの方はそれなりに順調に販売されているようです。(^^;)

ところで今日はタイトルにもありますが、最近いろいろな企画のCDが発売されておりますが、正直どうなのでしょうか?
Blu-spec CD、SHM-CD、XRCD、ガラスCD、HQCD、GOLD CD・・・
いやはや、もう訳がわからなくなっています。(>_<)

要するに材質云々の問題が大きいのかも知れませんが、音質にそれがどのように影響あるかということは、当たり前だけれどどこのメーカーも謳っていません。

僕の好きなBilly Joelの特に好きなアルバム「Stranger」などはもう何枚購入しただろう・・・。
LPから始まって、通常初回発売のCD、紙ジャケ仕様のCD、最近リマスタリングしたCD、
それに加えて30th Anniversary CD(リマスタリングされたオリジナル版と、カーネギー・ホールのライヴ版とDVDがセットになっています。)
そして来年1月にBlu-spec CDが出るらしい・・・。

でも全部、音違うんですよね。
どれが好みかというのは別にして、これだけ聴き比べるともうどれがオリジナル・サウンドかわからなくなってきてしまいました。

で、何が聞きたいかと言いますと、組長さんのお薦めはズバリ・・・???
DVD-AudioとSACDは別にしてくださいね。(^^)



No. 308:小澤征爾/ベルリン・フィル 『悲愴』
組長さん (2008/12/09 18:29:19)

DVDを見ました?。
カラヤン・メモリアル・コンサート 2008ウイーン・ムジークフェラインザール
小澤征爾&ベルリン・フィル、
チャイコフスキー:交響曲第6番変ロ短調作品74『悲愴』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 小澤征爾(指揮)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2742601

演奏者には誠に申し訳ないのですが、何気に見始めたのです。
しかしファゴットがメロディーを吹き始めたとき一瞬で引き込まれてしまいました。
こうなると画は要りません。画面を消して聞き入りました。

ライブなのでアンサンブルは時々荒くは成りますが、音は命を吹き込まれ聴き手に迫ってきます。
音楽のニュアンスは絶妙です。そして演奏の燃焼温度が凄く高い!。時間を忘れて聞き入ってしまいました。
最後の音が消え入って無音状態が永く続きます。大きく深呼吸して唸りました。凄い演奏です、感動しました。

明日から始まるジャズの録音前日、とても良い刺激を頂きました。


No. 307:うれしい事がありました。
組長さん (2008/12/09 00:35:28)

自分が良いと思った作品が取り上げられ、評価されるのはうれしい事です。

下記に「寂光」が紹介されています。
トップページ今週の新譜に稲岡邦弥氏が記事を書いています。
http://www.jazztokyo.com/home.html
音については下記に及川公生氏が記事を書いています。
http://www.jazztokyo.com/oikawa/disk65/disk65.html


No. 306:本当に驚きました!。
組長さん (2008/12/07 22:47:34)

このBBS、最近はアコースティックリバイブの掲示板のようになっています(笑)。
つまり「黒ヘビさん」はアコースティックリバイブです。オーディオ初心者さんがケーブル外観の印象から名付けました。
いろいろご意見は有ると思いますが、良いものは皆様にお伝えしたいと思い書いています。

今日の録音は久しぶりに本当に驚きました!。

録音中は何が原因か解らず吐くかと思うほど緊張しました。
音楽の始まる寸前、一瞬の静寂時に微弱なZu〜〜〜〜ノイズが聞こえるのです。
30本のマイクを一本一本Soloにして確認して行くと・・・一本ではノイズを聴く事ができない。
録音は進んで行く、Ah〜〜〜〜〜〜〜〜解らない。

3時間が経つ頃、解った!。スタジオ内の指揮者を映すテレビモニターのノイズ!!!!。試しに消すと見事にノイズも消える!。

この様になった心当たりは・・・・・「QR-8」しかない!。こんなにヘッドアンプのS/N改善されていたの(超驚)!。

30本のマイクは13台のヘッドアンプにつながっています。
13台全てのACインレット・スイッチ・電源トランス・アウトプットトランスに「QR-8」が付いています。
真空管マイクのパワーサプライも同じように全部「QR-8」が付いています。

何で「QR-8」でノイズが改善されるの?。
100V50Hzの振動が拡散された?水晶に吸収された?。なぜ?なぜ?なぜ?・・・・。

もう一つの大きな驚きは音が凄く良くなっていた!。
雑味が無く透明感大きく改善され・音が近く音像が大きい・シルキーで分厚い音・音の立ち上がりが異様に早い・音の実在感が明確。
一台ではここまで大きな改善は感じなかったが・・・重なると・・・ま〜〜過去に聴いた事のない音です!。
此から毎回の録音が楽しみです。

自己責任でお試し下さい。驚かれると思います。


No. 305:「寂光」jakko
組長さん (2008/12/04 01:11:38)

日野皓正さんの新作が11月5日に発売されました。
日野皓正クインテット・メンバーは日野皓正(tp) 多田誠司(as) 石井 彰(p) 金澤英明(b) 和丸(ds)
そして、スペシャル・ゲスト:佐藤允彦(p) 山田 穣(as) 

「寂光」の録音時は震えるほど緊張しましたが、聴き直して改めて作品の凄さを感じます。
崇高な雰囲気が全体を包んでいます。聴き始めたら途中ではやめられない音魂の連続です。
やはり日野皓正さんは超人です。ジャンル等と言う壁を乗り越えた凄い音楽の録音に参加出来させて頂きました。

大変幸せに思います。



No. 304:情報解除
組長さん (2008/12/02 12:05:57)

11月5日久しぶりにBEGINの皆さんにスタジオで会いました。
新作です。この時期に新作と・・・・・これ以上書けません。
大阪方面の方々が多数参加したレコーディングでした。具体的な名前は書けません。
感動的な作品がで来ました。涙を浮かべる人が沢山いました。久しぶりに達成感のあるレコーディングでした。
なんて下書きをしたのですが、詳細が記事になりました。
http://www.barks.jp/news/?id=1000045345

この日に向けて、無理にお願いしてラインケーブルもコネクターを半田付けしないキャノンコネクターに交換して頂きました。
やはりTDでも新しいプラグのラインケーブルは圧倒的に抜けが良く・経験した事のない全帯域での明瞭度・
音像が大きくストレスの無い立ち上がり・エネルギーが全帯域で充実しています。

前に書いたようにメインボーカルに使うケーブルもコネクターが新しくなりました。
ボーカルがTDした物を聴きながら「歌ったように、そこに聞こえる」と言っていました。
この様な言い方は初めて聞きました、新しいプラグのケーブルは何か特別に感じる物があるようです。
ボーカリストは音に厳しく反応が早いのです!。エンジニア冥利に尽きます。

今年も「黒ヘビさん」の父に大変お世話になりました。感謝を申し上げます。



No. 303:ミューザ川崎シンフォニーホール
組長さん (2008/11/25 17:04:18)

23日ラトル・ベルリンフルを聴きに行きました。
席は3Fセンター最前列、生音とホールトーンがほどよくバランスして聞こえます。
ホールの残響はオーケストラの上にふんわり浮いて聞こえる、別格に見事です。
席がセンターである為に、方向感・奥行き・響き、全てが最上でした。

まるで高級オーディオシステムで聴いているようです(笑)。
元はどちらか分かっています(笑)。最近の録音は生音と聞き比べても大きく劣る事が有りません。

この日の最大編成はベートーベン交響曲第6番。
アシスタント無しの2管編成。弦は対向配置。12・12・10・8・6、やや弦多い感じですが。
流石、大音量でも完璧なバランス!、また弱音の美しさは過去に聴いた事が有りません!。
ソロリストの腕前はため息物・・・・言葉がありません。

演奏ですが、私の拍手はベルリンフルに送る大きな拍手はあっても指揮者には有りませんでした。
今年夏の小澤征爾氏・サイトウキネン、マーラー交響曲第1番。
昨年末の大賀典雄氏・東京フルハーモニーのベルディ レクイエムの方が遙かに感動しました。

音楽は感動の元が何処にあるか・・・不思議です。


No. 302:NEUMANN M149 の音質改善。
組長さん (2008/11/21 13:53:05)

M149 は高域エネルギーが多く、子音が強く聞こえるマイクです。
この特徴が好きならば良いのですが。私には使い切れません。

亡き友M氏より頂いたM149 を何とか使いたくていろいろ改善を試しました。
電源をパルス電源から古典的な電源に変更、これでザリザリ・シリシリ感は大きく改善されたのですが。
根本的な音は払拭で来ません。今回ボディー構造に着眼しました。

先ずゲージ部分のネジを4本外します、後に底にあるネジを3本外します。
これで本体は引き抜けます。

ボディーにディスク・スタビライザー・シート(DSS-01G)
http://www.seisin-eng.com/audio03/dss-01g.html
ドーナッ形状の物を、NEUMANNマーク対向面のボディー内に貼ります。

次に。クォーツ・レゾネーター(QR-8)
http://www.acoustic-revive.com/japanese/qr8/qr8_01.html
本体の真空管が付いた基盤の外側に貼ります。

M149の透明感はそのままで、いやらしい高域は相当改善され低域も豊かになります。
ヴィンテージマイクと比較すると子音はまだ少々きついのですが、これなら私にも使えます。

興味が有れば自己責任で試してみて下さい。



No. 301:BEGIN
組長さん (2008/11/19 09:36:31)

17日深夜に沖縄から戻りました。

BEGINのコンサートは3人とは思えない充実した音に感動。全員総立ち状態で終了しました。

石垣島では早早に完売だったようで、当日立ち見のチケットを手に入れる為に多くの方が並んでいました。
また、石垣島以外から来たお客様も沢山いたようです。

今回のコンサートは一五一会がメインで、一月から録音を始めた「ビギンの一五一会2」の内容に沿った内容でした。

デビューして18年、彼らは演奏力も・歌力も確実に進化しています。
音楽はCDも勿論良いのですが、実力のあるアーティストはライブを見るのと一段と大きな感動を頂けます。

BEGIN節目の20年はどの様に進化しているのか楽しみです。




No. 300:石垣島に来ています。
組長さん (2008/11/15 18:47:27)

16日にBEGINのコンサートが石垣島であります。これに合わせて来てみました。
何と気温29度、TシャツでOKです。

昨夜はBEGINの兄貴分タイラー氏と夕食を共にして、その後は美崎町に繰り出し.ホテルに戻れば25時でした。

今日は早起きして鳩間島に行ってきました。鳩間島に行くと八重山諸島全島に行った事になります。
7時起床、8時出航、9時に鳩間島着。人口数十人(70名程度)一時間有れば一回り出来る大きさの島です。
テレビ「瑠璃色の島」の舞台になった島です。港の美しさは言葉では表せないほど綺麗です。

島の周回道路を歩き始めて誤算に気がつきました。道路と言っても軽自動車が作った轍がある道です。
朝露が残っていてすぐに靴はグショグショ、重たくなる靴を履きながら歩いていると林の奥からゴソゴソ、野生のヤギが沢山いるのです。

道の端に看板があり浜辺へとつながった道が有ります。浜辺に降りると驚くほど小さいが綺麗な砂浜です。

約一時間をかけ一周を回れば汗だくだく!、すっかり昨夜のお酒は抜けています。
改めて呑むビールは最高でした。島酒も少々頂き帰路は爆睡の内に石垣島に戻りました。

さて今夜も出陣です。



No. 299:超自然現象
組長さん (2008/11/12 18:01:47)

Yossyさんこんにちは。書き込み有難うございます。

不思議な世界はテレビでも放送されているわけでありまして・・・・・・・。信じる人は信じる、そうでない人は絶対に信じない世界です。

自己責任との言葉は当てはまりませんが。「興味のある方はお試し下さい」の話しですね。ここから先は踏み込まない事にいたします(笑)。

何かのきっかけで見つけたのでしょうが、この様な事まで見つけ出すのですから。そのエネルギーには驚嘆いたします。
Yossyさん始め皆さんが音楽再生にトコトン向き合う姿勢には頭が下がります。


No. 298:
Yossyさん (2008/11/12 00:25:00)

こんばんは、Yossyです。

今日は黒ヘビさんのお父さんがうちに遊びに来てまして、
さっきまで一緒に音と戯れておりました。
そんな中PDAでこちらのBBSをチェックしたところ
(音を聴く時にはPC落としているので・・・)
組長さんの投稿に2人して盛り上がってしまいました(爆

私の投稿をご紹介いただいた上、
オカルト話にまでお付き合いいただき恐縮です(^^;

本当に不可解な事が多いですが、
自分が生きている間にこの事だけでも、
説明してくれる人が現れてくれるのを、
私は心より願っております(笑


No. 297:「彩風」
組長さん (2008/11/11 18:42:17)

Yossyさんが掲示板に「彩風」を紹介して下さいました。
「彩風」をお気に入り頂いたようでありがたく思います。
http://www.acoustic-revive.com/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=353&forum=2

Yossyさんが書かれた記事の後半は可成り面白い内容です。是非ご自分でご確認下さい。
因みに私も「変わった」と思いました。世の中理解できないことが沢山ありますね。

改めて自分自信で確認してみようかと思います。
再現すれば頭の良い探求心のある方に理由をお教え願いたいと思います。

世の中説明できないことが多すぎる。
アナログでさえ未だにケーブルで音が異なる事を説明出来ないのだから・・・・・・。





No. 296:半田付けしないキャノンコネクター
組長さん (2008/11/03 20:10:45)

驚きのキャノンコネクターを紹介いたします。

「黒ヘビさん」の父より新開発のキャノンプラグを使ったマイクケーブルを送って頂きました。
芯線はPCOCC-A単線導体を楕円形状にしたケーブル。

ピアノに使って音を聴きました。先ず一音一音の鮮明さが経験した事のないレベル。
聴いた事のない全帯域での明瞭度。ストレスの無い立ち上がり。微少音まで崩れない余韻。F/D レンジ共に申し分有りません。
音に対する特有の色付け等と言う低次元な話しは皆無です。

もう少しこの感動を文章に書ければ良いのですが。異次元の音に評価の言葉もありません。

このマイクケーブルを一緒に聴いていたスタジオのアシスタントエンジニア氏も一言、「また宝物が増えましたね!」と言っていました。

来週にはこのコネクターに交換したラインケーブルが到着します。マスター系に使うとどの様になるか楽しみです。

単品とラインケーブルはアコースティック・リヴァイブ ブランドで発売されています。


No. 295:「わが祖国」ラファエル・クーベリック指揮 ボストン交響楽団
組長さん (2008/10/30 22:42:44)

音楽雑誌では大変評判の良い演奏です。
1971年の録音なのですが、混濁した音場とヒステリックな弦の音に我慢出来なくなり何時も途中で止めてしまうのです。

じつはまた「QR-8」の話しなのです。
CDプレーヤーSCD-1が「黒ヘビさん」の父の手により大きな変化がありったことは以前に此処に書きました。

今日は時間を作り自宅のオーディオシステムの手入れをしました。先ずはお掃除。
そして自作チャンデバのトランスには「QR-8」が既に付けてあるので追加でACインレットとスイッチを兼ねたブレカーに付けました。

聴いてみると笑えるほどに音が良くなっているのです。
自作チャンデバは大変素直で何をしても変わり方が大きいのです。
電源ケーブルでの激変も此処に書きました。聞き分けには適した機材です。

余りに鮮明な音場に驚き「わが祖国を」聴いてみました。音が出た瞬間に今まで聞いた事のない音がします。
全くダメだったこの録音の音場が初めて分かりました。混濁感も感じないのです。
オケの各パートも実に分かりやすくなりました。ヒステリックな弦の音も無くなりました!。

驚きました!。LPレコード時代から格闘していた録音が37年掛けてやっとまともに聴く事が出来るようになったのです。
驚きと同時に、や〜〜感動しました。こんな事が起こるのです。
初めて通して聴きました。この演奏も評判の様に凄く良い演奏です。棄てなくて良かった、このCD。

何が縁で物事が動き出すか分かりません。「黒ヘビさん」の父に改めて感謝です。凄いぞ「QR-8」!。



No. 294:永き旋律
組長さん (2008/10/27 23:34:51)

先ず、さだまさしさんのライブ録音TDは無事に終了いたしました。
今日からマスタリングが始まりました。午前中にマスタリングに立ち会いました、魔法使いが本領を発揮しています。
仕上がりに大きな期待が膨らみます。重ねて今回のライブは別格です。

「永き旋律」
さだまさしさんのお母様が綴った自伝的子育て記です。
何処の家庭にも、楽しかった事・辛かった事、多くの山谷を超えた歴史があります。
この本を読んだ後に思う事は、やはり人は成るべきして成るのでしょう。
さだまさしさんを佐田家の歴史からから見て良く理解出来ました。

血筋は延々と伝わる等と言います。子供に両親の遺伝子が60〜70%が伝わると聞いています。
親からもらった遺伝子の残り、30%の自分の人生は人との出会いの妙で成り立って行くのでしょうか。

自身が年を重ねて振り返ってみると何故ここに立っているか理解できる様な気持ちになります。
恐縮ですが・・・・。
「永き旋律」は自分のルーツと重ね合わせてて、我を忘れて一気に読んでしまうほど引き込まれる本でした。



No. 293:160個くらいかな?.
組長さん (2008/10/27 21:25:03)

クォーツ・レゾネーター「QR-8」を機材に付けた数です。
此だけの数を録音機材に付けると全部同じ傾向の音になるかと心配したのですが、結果は反対に個々の特徴が良く出るようになりました。
外部構成組員の若者と音の変化を確認しながら作業を進めました。
「QR-8」を貼り、音を確認する度に「良くなりましたね!」とニコニコする若者の顔が印象的でした。

面白かったのはU67とM269は想像とは異なる反応でした。
U67は低音が鮮明に高域は延び延びと豊かになり、M269は低音が豊に高域のじゃりじゃり感が激減し非常に澄んだ音に変化しました。
勿論、誰が聴いてもそれぞれのマイクの特徴は残っています。

これで全ての機材のACインレット・スイッチ・電源トランス・アウトプットトランスに「QR-8」が付きました。

機材のふたを開ける勇気があったら是非お試し下さい。
機材の持ち味、基本的な音色などは変わらずに。
おきまりの文言。音の雑味が無くなり・音が近く音像が大きくなり・驚くほど明瞭度が上がります。
入力に対して邪魔な物がない、普通に凄く良い音が出てきます。

この先は危険発言です。
感受性には個人差があります。音が変わらない・変化が聞き分けられない。
たまに聞く言葉ですが、もしかしたらスピーカーF特性の問題や機材に個性的な音が乗り分からなく成っているのでは。

基本フラットに調整したスピーカーなら相当なところまで分かります。
残念ながら此処に何度も書きましたが、スタジオのラージスピーカーは殆どダメです。
調整無しでまともに聴く事が出来るスタジオのラージスピーカーには20年位出有った事がありません。
スモールモニターは情報量が少なく個性的な物もあり、判断基準にするには危険です。

ヘッドホンで聴いた方がまだ変化が分かり判別が付きます。私は基本この方法で試聴をしています。
U87Aiをバッテリーで動作さたファンタム電源を使い、自分の声を確認したい物を挟んで試聴するのです。
F/Dレンジの広いマスター系に使う物はスタジオのラージスピーカをDG48を使い調整してから試聴します。
大切な判断は一人では絶対にしません。必ず数人で聴いて判断しています。
この方法で評価の判断を誤った事はありません。依って思い切った事が出来るのです。

「QR-8」を作ってくれた黒ヘビさんのお父さんと仲間に感謝です。



No. 292:
Yossyさん (2008/10/25 13:11:30)

組長さん、こんにちは。

「情継」、もちろんいい音ですよ!
オーディオ的にもいけてます^^
あくまでも独断と偏見ですので見当違いなものもあると思いますが、
拙文にて黒ヘビさんの掲示板で書かせていただいております^^;
いや、こんな優秀録音盤、書かずにはいられなくて(笑

この様な素晴らしいアルバムをご提供いただける事、
まっさんをはじめとしたスタッフの皆様には、
本当に感謝申し上げます。

組長さんが「さだまさし」さんと呼んでらっしゃるのに、
自分は まっさん 等と称しておりますが、もちろん面識はありません(^^;
ただ随分長い事、まっさん として親しませていただいておりますので、
「さだまさし」さんとか記述するとなんだか、
他人行儀と言うか(いや、他人なんですけど・・・)親しみが薄れてしまって・・・。
身勝手なファン心理ではございますが、
非常に近いこの場でも まっさん と呼んでいる事、ご容赦ください。

>今までもライブで素晴らしい作品は沢山ありましたが、今回の物は別格かと思います。
capさんも書かれておられましたが、
今からそんなお話を伺っていると我慢できなくなりますよ(笑
本当に発売が待ち遠しくて仕方ありません。
期待しつつ発売を楽しみに待たせていただきますので、
これからもがんばってください。



No. 291:Re,Yossyさん
組長さん (2008/10/25 10:04:20)

Yossyさん書き込み有難うございます。こちらこそ楽しい時間を過ごさせて頂きました。

「情継」お気に入り頂き有難うございます。
正直作業中は録音の良し悪しは分かりません。毎回色々な可能性を思い浮かべて夢中で録音です。
数ヶ月経って聞き直して、この時に初めて他人のような状態で聴く事が出来ます。

「情継」はスタッフ全員の頑張った結果が音に出ています。つまり”いい音”です。オーディオ的にもいけているかと。
この作品、編曲家も演奏家もスタジオのスタッフも良い物を作る意気込みが凄かったのです。
勿論その中心の牽引力は「さだまさし」さんです。

20日から大阪で録音したライブ録音のTDをしています。毎日12〜13時間スタジオにいます。
今回のライブは演奏者が凄いのです。全員が日本を代表するスタジオミュージシャンです。もちろん出音が凄く良いのです。
TDが終わりません(笑)可能性が多く、限界が中々見えないのです。私もcapさんもクタクタです(笑)。

普通はスタジオでする録音をステージで録音しているような感じです。
今までもライブで素晴らしい作品は沢山ありましたが、今回の物は別格かと思います。
来年春には発売されると思います。お楽しみにお待ち下さい。



No. 290:
Yossyさん (2008/10/25 00:15:54)

組長さん、こんばんは。

先日は楽しい時間をありがとうございました。
組長さんの人柄に触れ、実際にお話を伺いまして、
如何に良いものを生み出すか、
と言うことに実に真摯に取り組み、
かつそのために努力を惜しまない、
その姿勢にはほとほと感服・・・、
というか感動させていただきました。

本当にすばらしい時間を共有させていただいたこと、
この場を借りましてあらためて御礼申し上げます。
またご縁がございましたら、
先日の様な幸運に恵まれる事を願っております。

また、「情継」本日聴かせていただきました。
自分が期待していた以上のアルバムでございました。
これからもご活躍を心よりお祈り申し上げております。
お体にはくれぐれもご自愛くださいませ。


No. 289:同好の士
組長さん (2008/10/18 11:55:56)

伊勢崎市で楽しい時間を過ごしました。音楽を愛する方々が偶然集まりました。
愛する音楽が入っているパッケージから再生装置を工夫をしてどれ程感動を引き出せる事が出来るかに人生を掛けている!。
つまり、オーディオマニアです。
感じる為に何が出来るか!。正直そのエネルギーは恐ろしいです。

音楽制作の現場で活躍する全てのエンジニアに聴いて頂きたい話が沢山出てきました。
過去にも書きましたが。優れたアマチュアは時としてプロを簡単に越えます。

お一人お一人の思いを受け取るには余りにも真剣な音楽に対する”情熱”・”愛情”でした。
身が引き締まる思いで皆さんのお話を聞きました。

直にお話しする事で大きなエネルギーを頂きました。同席して頂いたみなさま有難うございました。



No. 288:またまたビックリ
組長さん (2008/10/15 12:22:48)

昨日エンジニアのKG氏とU87Aiチューニングバージョンの音の確認をしていました。
今更なのですが閃き、黒ヘビさんのクォーツ・レゾネーター「QR-8」を付けてみました。

場所はマイクを立てたときに2枚の基盤は立ちますが、一番下の丸い基盤は水平になります。
この水平基盤にコネクターが着いています。このコネクターの根本に貼ります。付けられる場所はここだけなのですぐに分かります。

お試し下さい。ビックリします。
おきまりの文言。音の雑味が無くなり・音が近くなります・驚くほど明瞭度が上がります。
マイナス後方の変化は一切感じません。U87Ai潜在能力高いじゃん!。
私のチューニングは何だったのでしょうか?。と思えるほど全てがよい方に変化します。

分かってしまえば後は実行のみ、手持ちのU87Ai全部とU67・M269にも付けてみました。
何れも効果大。今更ながらビックリです。

これで思いついた事があり、また「QR-8」を大量購入しなければ。面白い展開になりそうです。

今朝届いたKG氏のメールには「水晶あんなに音が変わるとは・・・ビックリでした!」との感想が書いてありました。

私の思い込みではないようです。



No. 287:"さま"はやめますね(笑
Yossyさん (2008/10/14 21:54:23)

組長さん、capさん、こんばんは。

私も「さだ貧乏」を経験した口ですが、
それは幸せな事だと思っています。
そこまで入れ込む事のできる、
すばらしいものをご提供いただいているのですから、
申し訳なく思うなんて事はしないで、
誇りに思っていただいていいと思います。
これからも良い意味でファンを裏切る
「さだクオリティ」に期待してます^^


No. 286:近くても。
組長さん (2008/10/14 01:41:17)

capさん寛大な対応有難うございます。
内容は近くても本当の事を書かなければ読む人の感じ方は異なります。
BBSに記載した夜、夢の中で違和感を感じたのです。
恥ずかしながら夕方に正確な言葉を思い出しました。申し訳ありません、反省しています。

"さだクオリティー"は制作に関わる全員の力で毎回ハードルが高くなっていると感じています。頑張らないと置いて行かれます。
気持は何時でも牽引力の頭にいたいとは思っています。そんな気概がなければこのチームにいる事は出来ません。
さださんは自分が満足する作品を命を削って作っています、本当にその様に感じるのです。
スタッフはそれを感じ可能な限りに力を出し切り頑張ります。でも全ては各自の成長に繋がっています。有り難い事です。

結果良い意味でファンを裏切る新作が出来るのではないでしょうか。

お金を使って頂くのは有り難い事です。でも使ったお金に対する"価値"をお返し出来なければ次回はありません。
これは関わる全員に言える事だと思います。きっと会社・社会も同じです。
ファンの方々に感謝です。

Yossyさん 組長”さま”はやめて下さい(笑)。ただでさえやばいと感じる名ですから(笑)。
”さま”と言われるほどの人間ではありません。お詫びと訂正を行うような”うかつ者”です。
Yossyさんの様に聴いて下さる方が居られるので頑張る気持が湧いてくるのです。心から感謝です。
好きな事を一生懸命出来る、こんな事を”幸せ”と言うのでしょうか。そうであれば、私は幸せ者です。



No. 285:Re:お詫びと訂正
capさん (2008/10/13 18:44:23)

組長さん、ご心配なさらずに!! 大丈夫です!!
不快な気持ちなどこれっぽっちもありませんよ。

それにかつてはケーブル、最近ではCDを買いすぎて僕が万年貧乏なのは事実ですから・・・(笑)

それ以上に気になっていることは、さだまさしファンの方々の中で、「さだ貧乏」という言葉があることです。
地元で行われるまさしのコンサートに毎回参加したり、時には長崎などの野外イベント(今はありませんが)にも参加したり、リリースされるCDやDVDなどを買ったり、グッズを買ったりするとかなりのお金がかかることから、そのような言葉がファンの方々の間にあるそうです。

そういう事実があり、申し訳ないと思いながらも僕たちは精一杯出来の良いものにするようにこれからも努力して行かないといけないですし、ファンの方々に感謝し続けなければいけませんね。本当にありがたいことです。


No. 284:お詫びと訂正
組長さん (2008/10/13 17:05:54)

お詫びと訂正があります。No291に書いた事で一晩経って気がついた事があります。

capさんの事ですが、表現が適切ではありませんでした。
<余計な事ですが電線病になり地獄も垣間見たようです(笑)>。と書くのが正しい表現です。
capさん失礼いたしました。お詫びして訂正させて頂きます。申し訳ありませんでした。


No. 283:おはようございます
Yossyさん (2008/10/13 10:19:03)

組長さま、お忙しい中ご返信ありがとうございました。

昨日は地元の運動会に参加したのはいいのですが、
日頃の運動不足がたたり体がボロボロのYossyでございます。

実はこちらに書込させていただく前に、
こちらのBBSは全部拝読させていただいております(^^;
当初は黒ヘビさん絡まりの書込を追っていたのですが、
私が日頃より感じていた事やその疑問に対する一つの答えが、
ずばりと書かれている所もあり、
共感しつつ得心しつつ一気に最後まで読んでしまいました。
私はこちらの業界に関してはズブの素人ですので、
「日本録音に良い録音がない」ものが多い現実に残念で仕方がない、
としか言えません。
その現実に憂いを感じ、どげんかせんとしようとしている、
組長さまやcapさまの存在を知り感動すら覚えました。

組長さまもcapさまもただの一さだまさしファンの自分から見れば、
雲の上の様な方々ですので本来シャイなYossy(笑 としたら、
こちらに書き込む様な事はしないのですが・・・
うれしくて思わず書き込ませていただいた次第です。

>私の録音は雑誌などで評価される事が少ない
う〜ん、正直申し上げて理解できません。
これだから何にしても雑誌の評論家の記事云々は、
読む気力がなくなるのです。

私もオーディオマニアです。
しかしながら機材を頻繁に入れ替えたりは、
お財布が許してくれませんので出来ません(笑
今ある機材の性能を余すところなく引き出し、
記録メディアに固定していただいた音楽の感動を、
可能な限りそのまま味わえる様毎日のように音と戯れています。
黒ヘビさん一家の参戦で、
自分の求めているものに大幅に近づいて参りました。
機材の貧弱なところは、
概ね情熱とセンスでカバーしています(笑

こんな私ですが、これからも応援させていただきます。
これからの日本の音楽業界の為にもよろしくお願いします。


No. 282:Yossyさんこんにちは
組長さん (2008/10/12 12:05:39)

Yossyさん書き込み有難うございます。

私は中学生の時に自作アンプやスピーカーの音の善し悪しより、録音の方が差が大きい事に気がつきました。
この時に録音に興味を持ち今に至りますが、今でもオーディオマニアです(笑)。
多くのオーディオマニア同様に電源ケーブルやラインケーブルに決して少なくないお金を使ってきました(笑)。
自宅のオーディオシステムは黒ヘビさん(Acoustic Revive)に出会い一段落しています。

黒ヘビさんの父にはいくつかの製品をレコーディング用に提供して頂いています。
録音現場は個人の趣味や身勝手でケーブルやグッヅを持ち込める様な甘い世界ではありません。
何か持ち込めば分かってしまう、厳しくも有り難い環境で仕事をさせて頂いています。
持ち込み機材の裏側は太いケーブルや細いケーブル・水晶や木製のケーブル置きなど「黒ヘビさん」一家が増え続けています(笑)。

さて、以下は少々過激な文章になります。
十数年前高級オーディオメーカーの名物営業T氏から日本録音の80%〜90%は聞くに耐えない。何故と聞かれました。
正直に多くのエンジニアの自宅オーディオシステムはラジカセかコンポ、良ても10Mと答えました。

機会ある事に同業のエンジニアにオーディオについて話すと。
自宅ではスタジオみたいに音を聞く気はない。こんな言葉を多く聞きました。
残念ですが多くのエンジニアは音楽が好きでもオーディオに興味がありません。
ラジカセで格好良く聞こえれば・携帯プレーヤーで格好良く聞こえれば十分と考えています。

日本録音に良い録音がないのはこんな事情があるのです。

capさんもオーディオマニアです。
余計な事ですがケーブル貧乏になり地獄も垣間見たようです(笑)。
同好の士capさんとは音楽の感動をいかに記録メディアに固定するかを気にして仕事をしています。

Yossyさんが書かれた黒ヘビさん家の掲示板の紹介記事を読ませて頂きました。
「Mist」を気に入って頂き、感謝しています。
私の録音は雑誌などで評価される事が少ないのでうれしく思います。有難うございます。

以後もスタジオ業界にオーディオの布教を行って行こうと思います。
駄文の長文になりました。今後も宜しくお願いいたします。



No. 281:
Yossyさん (2008/10/11 14:55:07)

はじめまして、Yossyと申します。

黒ヘビさんのお父さんに教えていただいて、
最近からですがROMさせていただいております。
チューニングの件で読んでいてうれしくなってしまい、
黒ヘビさん家の掲示板で紹介させていただきましたが、
もし不都合等ございましたら、
お手数ではございますが黒ヘビさん家にご連絡いただければ、
すぐに削除可能かと思われますのでよろしくお願いします。

え〜、プロフィール拝見させていただいて、
自分が「これいい録音だな〜」と感じていたものの名前が多数載っており、
納得がいってしまいました。
黒ヘビさん家の掲示板では「歌謡曲好き」となっておりますが、
実際システムをいじった後に必ず聴く曲の中に、
「魅せられて」とテイチクアワーがありますので違うとは言えません(笑

先日黒ヘビさんのお父さんが見えた時にも、
色々と遊んで色々なディスク聴いた後に、
「じゃ最後に 魅せられて 聴きましょう。」とお父さん(笑
優秀録音の歌謡曲の多くはお父さんに教えてもらったものですし、
一番の歌謡曲好きは私はお父さんだと思ってます。

聞き終えた後に「せっかくだから家のMistも聴いていって下さいよ。」と、
眉山 を選んで聴いてもらいました。
「感動的なものがありますね〜」との感想をいただきました(^^)v
家のシステムでかけた 眉山 が 感動的 と言っていただいて、
四半世紀まっさんのファンなYossyはすっかりご満悦になってしまいました。
本当に素晴らしいアルバムをご提供いただき感謝しております。

ちょっと文章が支離滅裂となってきていますのでこの辺で・・・(^^;
末筆ではございますが、
capさま同様、更なるご活躍、ご躍進をなされるよう、
心よりお祈り申し上げております。


No. 280:U87Aiチューニング
組長さん (2008/10/08 23:52:45)

鈴木組の機材は購入したままの物は何もありません。何かの形でチューニングをしてあります。

それは、先日「黒ヘビさん」の父に行って頂いたネジ一本にまで至る驚くほど細密なチューニングではありませんが・・・。

事の始まりは、沖縄録音の「一五一会2」でお手伝い頂いたKG氏の発言、U87Aの音が「聞いた事のない良い音がする」からです。
KG氏には可成りショックな経験だったようです。

少し時間が出来たのでKG氏が所属するスタジオのマイクをチューニングする事になりました。
私のマイクチューニングは信濃町スタジオ時代にH部長さんから教えて頂いた方法です。
その方法は基盤を削る等するので気に入らなくても元には戻りません。

U87A"i”なので、手を入れる前に念のため音質の聞き比べをして確認をしてもらいました。
確認の場所はKG氏の仕事終わりを待ち、スタジオの前に止めた車の後部席でです(爆笑)。
自分の声をマイクを通してヘッドホンで聴き聞き比べる方法なので場所は選びません。
比較結果はあっけないほど簡単に結論が出ました。
チューニングしたマイクの方が良かったのです。プチ自慢(笑)。

今日はヤスリとカッターと凹んだ外観を直す為の工具と接点クリーニング剤を手に、楽しい時間を過ごしました。
改善されたマイクを手に、ニンマリする自分が異様ですが。嬉しいのです。


No. 279:静かに大きな感動
組長さん (2008/10/03 21:23:33)

我が家のCDプレーヤーSCD-1が「黒ヘビさん」の父の手により大きな変化がありました。

一晩エージングして聞き終わった感想は、超一流の演奏家を聞いたときの様な感動がありました。

チューニングで音が良くなる等と言う表現では言い表せない何かが大きく変わりました。
リアリティーが大きく向上・・・いやいや何か凄いのです!。
機材の持ち味、音色などは変わらず、過去に経験した事の無い様な変化なのです。

空気感が透明として感じるのです。濁りとは無縁の世界です。
よって音楽が隅々まで聞こえるのです。ウッドベースの余韻の端っこの端まで聞こえます。
当然オーケストラ録音の音場も見事に明確に再現されています。
昔のデッカツリーに使用されたマイクの特性により古いデッカの録音はやや高域上がりに聞こえるのですが。
不思議なくらいに静かに聞こえる様になりました。

自分の録音したCDも年を追って変化して行く様も明らかに分かります。
5年分くらいを遡り聞き直すと当時何を考えて録音していたか明確に思い出せました。

「黒ヘビ一家」の商品は父の人柄かどれもぶれがありません。
どれも明確な方向性を感じます。何を使っても本質を明らかにする方向に改善されるのです。

こんな驚きは久しぶりです!、 今回の変化に一番的確な表現は”感動”です。



No. 278:チキンガーリックステーキ
組長さん (2008/10/03 17:56:38)

チキンガーリックステーキのミックスダウンが終わりました。
本日はマスタリングが行われています。

昨夜は打ち上げが有り、しこたま呑みました。
まだアルコールが残る頭でいつもの鈴江さんのマスタリングルームへ。
既にディレクターの八野さん、メンバーでアレンジャーの敦ちゃんは到着済み。
部屋の中は新作の気持ちよい音が流れていました。
ミックスダウン最中コンソールの前で聞く音と、マスタリングルームの端で他人の様に聴く音は聴き方が全く違います。
勿論後者の方が音楽を楽しめます。

毎回思うのです、鈴江さんは魔法が使えます(笑)。
八野さんと鈴江さんのやりとりの中で益々音楽が生き生きとしてきます。
数曲マスタリングに立ち会い思った事は、何と素晴らしい事が出来たのだろう!。
このプロジェクトに参加した全員の気持ちが音に入っている様に感じます。

みんなで一段階段を上がる事が出来たようです。自分の中でも歴史的な作品かも。




No. 277:1時間で¥1.800-
組長さん (2008/09/18 12:49:42)

20 分¥600-!。西麻布の奥路地にあるリパークの駐車場です。管理人もいない露天駐車場でこの値段!。
最初金額が表示されたときには訳分からず・・・・看板で確認して納得いたしました。

世の中気を抜いてはいけません。
六本木では30分¥500-の駐車場は普通ですが、地理的にも不便だから?・・・人もまばらな路地奥の駐車場がこの値段です。

2時間半で¥4.800-をお支払いして車を出しました。



No. 276:ビックリプロジェクト・情報解禁
組長さん (2008/09/11 15:56:58)

さだまさしさんビックリプロジェクトは、美空ひばりさんの曲を歌ったトリビュート・アルバム「情継」です。
レコーディング風景がTV番組「ソロモン流」の中で紹介されていました。

今回の録音に参加し美空ひばりさんの歌を聞き直し素晴らしさも確認出来ましたが、さだまさしさんの素晴らしさも再確認出来ました。
挑戦する心とやり遂げる力、録音中に感動を何度も頂きました。

前にも書きましたがプロデューサー&編曲・服部隆之氏 、編曲・坂本昌之氏は素晴らしい出来映えです。
ミュージッシャンとしてBIGINの島袋優氏も参加しています。

どの曲も極上の歌謡曲として仕上がっています。発売は10月22日お待ち下さい。

BEGINのマル秘プロジェクトは。
さだまさし35周年記念企画「さだまさしトリビュート さだのうた」。への参加でした。
此方も可成り面白そうなCDが出来上がると思われます。


今週も月曜日から大阪に来ています。
チキンガーリックステーキの録音は無事に終わり今はエディット作業中です。
磨きを掛けるごとで、より音楽は生き生きとします。
此方も結構ビックリプロジェクトですが、情報はまだ解禁ではありません。お楽しみに・・・・。




No. 275:tears
組長さん (2008/09/05 17:32:53)

今日は久しぶりに時間が出来まして、9月3日に発売された宮本笑里さんの新譜"tears"を聴き終わりました。

時間をおいて聴くといろいろな意味で聞こえ方が違います。
録音セッション中は音質が気になり、神経は録音を通していかに正確に音楽を伝える事が出来るかに使っているようです。

聞き直してみると音楽の表現に耳が行きます。前作"smile"も素晴らしかったが新作"tears"も素晴らしい出来です。
やはり血筋でしょうか音楽がとても豊かで新鮮です。表現のいやらしさは一切ありません。
時間を忘れて全曲を聴き等してしまいました。

少々過激ですが邦人有名バイオリニストの何名かのCDは、いやらしい表現を耐えながら聴き、即ゴミ箱に入れました。
お金を出して買った物ですが、何方にもあげる気にはなりませんでした。

録音技術的には持っているノウハウは全部使いましたが新しい発見も沢山ありました。少し成長できたような気がします。
自分的な録音評価では改善の余地はありますが、上手に録音出来たと思います。不出来な録音が原因でゴミ箱行きは無しと思います(笑)。

このCD聴き終わった後はとても爽やかな気分になれました。宮本笑里さんの音楽は素敵です。




No. 274:署名
組長さん (2008/09/05 13:30:23)

井上一義氏からの署名お願い。「遠位型ミオパチー」難病認定嘆願書に総数2137名の方から署名を頂きました。

本人から「ひとりひとりのご署名を見させて頂き、病気と闘うエネルギーとさせていただきます」とのメッセージを預かっています。

井上氏が使わせて頂いたスタジオに署名の用紙をお預けしたところ、多くの音楽関係者から署名をして頂けました。

初めて銀座に有るスタジオから署名用紙を受け取ったときに、多くの方が署名をして頂いている事に驚きました。。
車に乗り帰路の運転中に担当して頂いたN様の頑張りと署名して頂いた皆様の気持ちがうれしくて涙が溢れて運転することが出来なくなりました。
以後スタジオから署名済みの用紙を受け取る度に同じ事がおきました。皆様の気持ちが本当に有りがたく思います。

署名のお願いを快く担当をして頂いたスタジオの皆様。大阪で大きな力を発揮して頂いたM様。
そして署名をして頂いた2137名の皆様、心からお礼を申し上げます。有難うございました。

皆様の心に井上一義氏は生きて行く勇気を奮い立たせると思います。



No. 273:アシスタント・エンジニア。デビュ〜〜〜〜。
組長さん (2008/09/04 08:43:41)

9月2日都内某所の高級スタジオにて、さだまさしさんの新曲レコーディングがありました。

この日は専門学校卒業後、某スタジオで1年修行し、業界一高級なスタジオに移籍成功したBDKがアシスタント・エンジニアデビュ−。
マスタリング・エンジニアMS氏がBDKの素性を見抜き高級スタジオに紹介したのです。

BDKは先輩エンジニアが温かく見守る中、立派にデビューを成功させました(パチパチパチ)。
私は先輩エンジニアのアシアシに徹した素晴らしい動きにも非常〜〜に感動しました(涙)。
高級スタジオには良い人材が集まる。当たり前の事ですが、心地よいスタジオ作業でした。

BDKまだまだ勉強することは沢山あります。
マスタリング・エンジニアMS氏の様に高いところを目指し、がんばり続け信頼されるエンジニアに成長して頂きたいと思います。

音楽業界は女性エンジニアに対する偏見は、まだまだ沢山有ります(男の自信のなさか?)。
何処を見回しても、余りにも男がだらしない(渇)。




No. 272:またまたマル秘プロジェクト
組長さん (2008/09/01 09:42:40)

今度はBEGINです。
マル秘プロジェクトは情報公開のタイミングが難しいのです。お楽しみに!。

先日2本有るM269のスリーブ部分を交換いたしました。手入れが十分でなく気がついたらスリーブに黒い点々が・・。
ボーカルマイクとして使うことが多いので少しでも美しいマイクを使って頂こうと思います。

お陰様でここ数ヶ月忙しく過ごさせて頂いています。
体調管理をしっかりと来年の春まで決まっているスケジュール頑張らせて頂きます。



No. 271:チキンガーリックステーキ
組長さん (2008/08/27 20:55:43)

月曜日朝、ドタバタ新幹線遅れを飛行機に乗り変えて大阪に1時間半遅れで到着。

今日で3日目。昨日から運動不足解消のためにホテルからスタジオまで25分ほど歩いています。
町は歩くと面白いですネ。東京とは異なるお店の作りや町並み思わずキョロキョロ怪しげな人になっています。

細かな物をお店に買いに行って無ければ「すんませんな〜〜おやくにたてず」こんな返事。
これからもお世話になろうとお思ってしまいます。

さて本題。
月曜日の遅れもメンバーのがんばりで時間を取り戻してオンタイムで全てが進んでいます。
内容はまだ書けませんが此方も可成りビックプロジェクトです。

毎日11時からから23時までスタジオで作業。
Pro Tool'sをコントロールするアシスタントエンジニア氏は毎日驚異的な粘りで頑張っています。


No. 270:近況
組長さん (2008/08/19 09:04:37)

内田勘太郎さんのマスタリング、大好評の内に終わりました。
立ち会って頂き鈴江氏が何をやっているのか理解をして頂いたようです。打ち上げでは何度もお礼を伝えていました。
全曲弾き語りですが。どう聞いても何本かの手でギターを弾いている様に思います(笑)。
此方も発売日が決まりましたらお知らせいたします。

中村善郎 さんのNew CDのタイトルは
Conversa em 6 Cordas〜音と語れば〜
(OMCA-1095 オーマガトキ)2008.9.24 リリース!です。


昨日から大阪に来ています。
チキンガーリックステーキの新作の録音が始まりました。
録音で感じたことは又一段成長しています(驚)!凄い方々です。


No. 269:Re、お疲れ様でした。
組長さん (2008/08/15 16:14:53)

2480さん書き込み有難うございます。
さだまさしさんビックリプロジェクト終わったね!。

本当にお疲れ様でした!昨夜はうれしくて明るくなるまで一人で祝杯を挙げていました。

2480さん迷惑なんて!、何度も助けて頂き有難うございました。一緒に仕事が出来たこと心からうれしく思います。
日本の音楽業界を代表するプロの方々との仕事、大きな刺激になったと思います。
何より素晴らしかったのは、スタジオに入り1年少々音楽制作現場の頂点で皆さんと一緒に仕事が出来た2480さんです。
これからも頑張ってください。

capさんお疲れ様でした。
いつもと異なる仕事へのスタンス、さぞ大きな気苦労をされたと心中を御察しいたします。
久しぶりに仕事をする方々も多くcapさんの存在が大きな支えになりました。感謝です。

私もさだまさしさんビックリプロジェクトでは素晴らしい方々と仕事が出来ました。
このプロジェクトの参加された全ての関係者に”お疲れ様でした”と申し上げます。


No. 268:お疲れさまでした!
2480さん (2008/08/15 05:13:58)

えぇもう本当にお疲れ様でした!何から何までご迷惑をおかけして申し訳なかったです。。。
この一ヶ月とても楽しくお仕事させていただいて、そしてなによりとても勉強になり、感謝の気持ちでいっぱいであります。

組長さん(と、お呼びしてもよろしいのでしょうか?)の仕事に対する姿勢はもとより、そこに関わるすべての方のプロ意識には毎日毎日頭が下がる思いでした。
とても素晴らしい方たちと、とても貴重なお仕事をさせていただいたと感極まっているところ、バラシ終わった明け方五時であります!!!

本当にありがとうございました!そしてお疲れ様でした!ゆっくりと体をおやすめください。(そんな時間もないんでしょうが。。。)

僕もこれからももっともっとお力になれるように、精進するようにがんばります!!


No. 267:MacBook Pro
組長さん (2008/08/14 21:21:26)

何と購入25日目で起動しなくなりました。
アップルマークがでギアマークは出るのですが、そこから進まず・・・・・・。

毎日さだまさしさんのTD。時間のないところ予約を取ってアップルストアへ。
こんな症状はメモリーかハードディスクとの事。アップルストアに預けてスタジオへ。
なにせ沖縄で半年寝ていたMacBook Pro君です。アップルの方によるとやはり長時間動いていないと故障する確率が上がるとか。

今までの様にスタジオでメールのチエックが出来ず自宅に戻ってから読み込み・返信。
毎日1時間は確実に時間を取られ、大変不便な思いをしていました。

来週から大阪なので心配していたところ、本日中3日で無事に手元に戻って来ましした。
やはりハードディスクがNGだったそうです。

MacBook Pro君大切にするから元気で頑張ってね。あなたに入院されると本当に困るのです。


No. 266:ひと山越えた?。
組長さん (2008/08/04 10:57:13)

さだまさしさんビックリプロジェクトがひと山越えた感じです。
歌入れではひれ伏すほどの努力と技量を魅せて頂けました。
服部隆之氏・坂本昌之氏の編曲も素晴らしい出来映えです。
又、超有名グループのギタリストも参加、見事な演奏を残して頂けました。
全てが完成し、発表された時の皆さんの驚きが楽しみです。
8日からTD開始です。

中村善郎さんのマスタリングが終わりました。
あまり有名ではないが日本の宝と思える少数の音楽家がいます。
中村善郎さんもその中の一人!。味わい深い音楽です。
マスタリング・エンジニア鈴江氏の仕事に中村善郎さんも大変に満足されていました。
発売日は公表されていませんが、そんなに先のことではないと思います。分かりましたらここに記載します。

暑い毎日が続く中、皆様も体調管理を十分にして元気にお過ごしください。



No. 265:刺激
組長さん (2008/07/27 01:40:11)

内容は公開出来ませんが、さだまさしさんの驚くべきプロジェクトが始まっています。
服部隆之さんとも久しぶりに仕事をしています。刺激的な毎日を過ごさせて頂いています。

本日新宿でオリオンビアフェスト イン イセタンに「彩風」が出演したので見てきました。
正直申し上げて「彩風」には残念なPAでした。あんなにひどいバランスの音は久しぶりに聞きました。
反面ヴォーカル「仲田かおり」の実力に魅せられました。最悪の環境の中、素晴らしい歌を聴かせてくれました。




No. 264:再確認
組長さん (2008/07/21 12:22:33)

内田勘太郎さんの録音も今日が最終日。緩やかながら緊張感のある毎日です。
穏やかさと白い炎の様な熱気、やはり勘太郎さんは素晴らしいアーティストでした。

会社を辞めて21年目に入ります。
この間多くのアーティストの方と出会い、素晴らしい音楽を録音できたことを心からうれしく思います。

じつはMacBook Proを購入いたしました。沖縄に来る朝PowerBookG4が逝ってしまったのでした。
那覇空港から嘉手納のスタジオに行く途中ショップに飛び込み調達。
スタジオ作業中にバックアップHDDから読み込みセッティング、驚くほど簡単に使える様になりました。
新しいOS10.5.4もは快適に動いています。Winも入れてみようかな・・・・。


No. 263:内田勘太郎さんの録音
組長さん (2008/07/17 10:02:55)

ブルース全開!。沖縄に来て2日が過ぎ録音は順調に進んでいます。

パーカッションの斉藤ノブ さん沖縄在住のベーシスト上地一也さん(通称ガチャピン)との録音が終わりました。
斉藤ノブさんとは久しぶりの録音、流石!全作品の中にきっちり”ノブさんの参加印”が押されています。
今日からは内田勘太郎さんのソロ録音。どの様な展開になるか楽しみです。

二晩続けてコザの台湾料理の凱莎琳(キャサリン)での晩ご飯、ニンニクの効いた美味し料理を堪能しています。
20名程度は入れるお店ですが、女主人が一人で料理。常連のお客さんが生ビールやお料理を運ぶ雰囲気のあるお店です。

沖縄では食べ過ぎない様にしなければいけません・・・いや飲み過ぎに注意?。


No. 262:PowerBook・・・・・
組長さん (2008/07/15 18:57:25)

ご心配をお掛けいたしました。ネット環境解決いたしました。

No. 261:PowerBookG4
組長さん (2008/07/15 06:16:30)

昨夜突然電源が入らなくなりました。
今日から一週間沖縄です。何とかしなければトホホ・・・・・・・。

メールの返信が遅くなります。しばしお時間を下さい。



No. 260:Re M2について
組長さん (2008/07/14 18:13:51)

ながさきの録音好きさん、書き込み有難う御座います。

アンプ部のブラックボックスですが、Lchがシルバー、Rchが黒だそうですが。音に差がなければ問題ないと思います。
まだガレージメーカーの頃の作品です。パーツは色々有ると思います。
組所有の初期型AD2044は正面パネルの文字が読めないくらいに薄くなっています(笑)。

最初期型M2はオーストラリア製のトランジスタが使われていたとの話を聞いています。此のM2がベストとの話を聞きます。
組のM2のコンデンサーは未だ交換していません、10数年経って音もS/Nも全く問題有りません。
AVALONは適切な使い方をしていれば故障がありません。

何かの折には是非サポートをお願いいたします。元気でご活躍下さい。


No. 259:M2について
Email:_NOSPAM_hzi01403@nifty.com 【広告メールはお断りさせていただきます】

ながさきの録音好きさん (2008/07/14 13:46:09)

さらなるアドバイスありがとうございます。

M2はエレクトリから入ったもののようで、初期型、電源外付けです。
コンデンサーはスプラグが使用されています。
ということは経年劣化も考えられるので、パーツ交換が必要かもしれませんね。

本体側の電源コンデンサーは金色のコンデンサーが装着されていました。

一つ気になったのが、10cm×4cmほどのアンプ部のボックスですが、Lchがシルバー、Rchが黒だったので、どちらかが交換されているのかな?と思われます。

図面など入手したいと思っているのですが、現在の代理店アルファモードに知人もいないので、メンテナンスどうしようかと思案していたところです。

私も九州支部の構成員?になっているようで組長さんのところの機材ラインナップに近くなってきています(^^)
九州地区でのお仕事があればサポートしますのでお気軽にお声かけくださいね。

ProtoolsはHD2/192ioでは32chまでOKです。
また、レガシーポート拡張で48chまで対応可能です。

ではでは!


No. 258:日野皓正さん録音終了。
組長さん (2008/07/13 12:32:40)

日野皓正さんのレコーディングが全て終わりました。11月に発売予定です。
今年も刺激が激多いスタジオセッションでした。やはり日野皓正さんは超人です。
吹き出すフレーズと音色の多彩さ、そしてアイディア!。世界にも余りいない存在と思います。
お決まりのジャズは比較的にTD は簡単ですが、フリー・ジャズはTDで音楽の表現まで変わるように思います。
久しぶりに震えるほど緊張しました。
握手をしていただき感謝の言葉を頂いたときに、今年もお役に立てたと心から嬉しく思いました。

参考に楽器とMic/Mic HA/Conpを記載します。全部がPro Toolsに直に入っています。
Trp
Coles Ribbon Mic-NEVE 1073-Pro Tools
Asax
Coles Ribbon Mic-NEVE 1073-Pro Tools
Apf
SONYC-800×2-AVALON M2-Pro Tools
BottomーSHURE SM-57-NEVE 31099-Pro Tools
Wbass
NEUMANN KM56-NEVE 31099-AVALON 2044-Pro Tools
   B&K 4011-NEVE 31099-AVALON 2044-Pro Tools
Drms
Top-DPA 4012×2-AVALON M2-Pro Tools
Tom-SENNHEISER MD421×3-NEVE 31105-Pro Tools
Suna-SHURE SM-57×2-NEVE 31105-Pro Tools
Hihat-NEUMANN KM84 -NEVE 31105-Pro Tools
Kick-SENNHEISER MD421-NEVE 31105-Pro Tools

NEVE 31099はトランスを全てマリンエアに交換済み。
基本的には1073と等々です。

マイク・ケーブルはNEUMANN・ライン・ケーブルはAcoustic reviveをメイン所に通常回線はBeldenを使っています。

TDはPro Toolsから全部のトラックをLin AMP/EQとしてNEVE・AVALONを使い、スタジオのコンソールに入れています。
コンソールは信号系を最短回路で使いEQ等はパス、可能であればマスターフェーダーもパスします。

マスターメディアはDSDと安全のためにPro Tools内に録音しています。

録音のセッティングに2時間、TDのセッティングに2時間。アシスタントの皆様には多大なご協力を頂いています。感謝!。


No. 257:Avalonお礼
ながさきの録音好きさん (2008/07/11 23:02:49)

組長さん
avalonについて詳細の解説ありがとうございました。
どこを探してもこういう貴重な情報はありませんので助かりました。

avalonの方ですが、M2が手に入りました。
これから音を聞くのが楽しみです。

また、いろんな情報をお願いすることと思いますが今後ともよろしくお願いいたします。



No. 256:ボサノバ 中村善朗さん
組長さん (2008/07/07 11:17:08)

6月末から始まった録音は無事に終了しました。
一部音を重ねていますが全作品一人での録音、中村善朗さんのギターと唄は本当に魅力的です。
ギターはオーケストラのように多彩な音を聴かせてくれます。唄は力強いが優しい響きです。

過去にレンブランサ・エスペランサ<思い出そして希望>・ボサ・ノヴァ・ルミノーゾと録音を担当させて頂きました。
今回もこれらの名作に仲間入り出来る素晴らしいアルバムです。是非お聴き下さい。



No. 255:ながさきの録音好きさん
組長さん (2008/07/02 09:34:58)

ながさきの録音好きさん。その節は大変お世話になり有難うございました。
書き込み有難う御座います。

大変申し訳ありません。
手違いで削除してしまいました。お問い合わせはAvalonの各機種の特徴についてでした。




No. 254:Re、Avalonについて
組長さん (2008/07/02 09:10:16)

機能はカタログでご理解いただけると思いますので音質てきな事を書きます。
音を言葉で表現するのは難しいのですが、私なりの評価では。
M2は癖のない明るい音。
M2MKIIはやや派手な音、ドンシャリ的な感じがあります。
M5はレンジが広く透明感が強い
AD2022はM5とM2の中間的な感じです。

私のAvalon使い分けは。
M2は何にでも使えますが、ドラムのトップやピアノに積極的に使っています。
M5は際立せたい音、ヴォーカルやクラッシックのメインマイクです。
M2MKIIは個性が強く好きではありません。
AD2022はM2ほど太い音ではありませんが何にでも使えます。

音の好み順ではM5-M2-AD2022です。M2MKIIは使いません。
こんな回答でご理解いただけますでしょうか。


No. 253:「うたの日カーニバル2008」
組長さん (2008/07/01 09:49:08)

本土(沖縄の人はこの様に言います)の友人達と久しぶりに石垣島で会いました。
毎夜の宴会と宴会と飲み会???、楽しい日々を過ごしました。

28日は沖縄本島に渡り「うたの日カーニバル2008」を見てきました。
内容は下記でご覧下さい。
http://www.begin1990.com/utanohi/kotoshi.html
素晴らしいライブでした。あんなに短い5時間は初めてです。
アーティストの方々の熱演、熱すぎない天気・穏やかな風・海の匂いがする会場。
みんなで音楽を楽しめるのは平和の象徴との意味を心から感じ共感出来ました。

BEGINを中心とする開催者は大変と思いますが、ぜひ末永く続けていただきたいと思います。

さだまさしさんの「うたの日カーニバル2008」に対する応援トークは心に響く、お客さんに厳しくも?暖かなお話でした。
さださんからBEGINに対する感謝の言葉もあり、BEGINがさだまさしさんの志を引き次いだ事に大きな意味を感じました。
盛り上がらない(本人の言葉)さださんの唄に大きな大きな拍手が送られていました。

来年も是非行きたいと思います。


No. 252:アナログ盤
組長さん (2008/06/17 11:31:02)

capさん書き込み有難う御座いました。
お預かりしたアナログ盤、中々の熱演と聞き込んでしまいました。

アナログ盤の再生に久しぶりに燃えました。
そして今更ながらにカートリッジとトーンアームの組み合わせで音が大きく違うのに唖然としました。
自分が録音した昔のアナログ盤を取り出し、小一時間エージングして聴き比べました。
SAEC・SHURE V15 TYPE ? HEとSME 3012・ORTOFON SPU-GEの組み合わせの2種類です。
やはりクラッシックにはSME 3012・ORTOFON SPU-GEが圧倒的に滑らかで聴きやすい音でした。
この2種類の音の差は、レコードに刻まれた録音がどんな音か推測するのが不可能なくらい音は異なります。
やはりアナログレコーダは独特の世界ですね。自分の録音は聴きやすいが元とは明らかに異なる音でした。

狭い帯域のテープ録音をカートリッジで広げて聴かせる、先人は偉大です!。

ディスク・スタビライザー・シートは・・・・お楽しみ下さい。
私はCDを聴く度にペタペタと貼っています。


No. 251:Re:オーディオグッズ
capさん (2008/06/16 12:46:43)

「まさしんぐWORLDカーニバル」お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

「RCI-3」も「REM-8」も素晴らしいですね。両方とも僕の狭いリスニング・ルームでも抜群の効果を発揮しています。「REM-8」は常時スイッチを入れたままにしていて、電池切れになったらオキシライドを試してみようと思っているのですが、なかなか電池がなくなりません!

アナログ盤からのCD-Rおこしもありがとうございました。中学生の時によく聴いていた演奏なのですが、現在の耳やオーディオ・システムで聴くと演奏のあらがよく分かります。いいんだか悪いんだか・・・。
聴いたのは夜なので小音量ですが、懐かしさに感激しました。

聴き比べとなるとある程度の音量で聴きたくなります。全く休みがないためディスク・スタビライザー・シートを試せてないのが残念です。今月末に休みが取れそうなので今から楽しみにしています。


No. 250:オーディオグッズ
組長さん (2008/06/12 20:19:35)

多忙を極め掲示板の更新が遅れていました。
BEGINが終わり、彩風、さだまさしさんのライブDVDと続き。
平行して宮本笑里さんの新アルバムの録音が続いています。

こんな中「黒ヘビさん」一家のケーブルインシュレーター「RCI-3」とEMFキャンセラー「REM−8」に魅了されています。
ケーブルインシュレーターは5個を電源ケーブルやラインケーブルに使っています。
クオーツ・インシュレーターと共用すると効果は絶大。(10個のクオーツ・インシュレーターが大活躍です)。
SNが圧倒的に向上し、上下・左右・奥行き共にシャープで立体的な広い音場が出現します。
音質も実在感のある極めて滑らかな音色と質感をえることが出来ます。
スタジオでこれらをセッティングして行くとアシスタント氏は、何で?と目をパチクリ!。私は、にやり。
EMFキャンセラーはDSDレコーダーに使っています。
ざらざら感が解消。SNの良い、滑らかで生々しい音になります。

もう一点、株式会社セイシンエンジニアリング社のDSS-01G.。
制振合金を使ったディスク・スタビライザー・シートです。
CDにシートを貼ったときの音質改善は誰が聴いてもハッキリ分かります。
ハイブリッドSACDのSACD層はCD層と比較すると情報省が圧倒的に多いが何か音が薄と感じます。
スタビライザー・シートを使い不満は大きく改善されました。
制振合金を使ったディスク・スタビライザーを使うと不満は完全に無くなります。
音の手触り感(風合い)は高級カートリッジを使ったアナログディスクに匹敵します。

先ず音量が上がった様に聞こえます。CDのシリシリ・シヤラシヤラが無くなり、全音域で音が圧倒的に分厚くなります。
音の混濁感が改善され、曖昧さが無くなります。よって上下感・奥行き感が改善され音場の見通しが良くなります。
音の安定感は著しく向上し、スタジオで聴く音に非常に近く感じます。是非お試しを!。

オーディオは本当に面白い!。何処までたどり着けるか頑張りがいがあります。


No. 249:DG-48導入
組長さん (2008/05/24 13:24:40)

ディジタル・ヴォイシング・イコライザー DG-48をデモしていただきました。
音に良さと充実した機能に大満足。早速購入、今後は此をメインにスタジオ作業を行います。
最初期に導入したDG-28も未だ健在、2台を音楽内容で使い分けたいと思います。

ヴォイシング・イコライザーは出来る事なら全てのスタジオに導入していただきたいのです。
正しく調整されたモニター・スピーカーでこそ、正しいレコーディングが出来るのです。
余りにも多くのスタジオはモニター・スピーカーに無神経、もしくは調整が出来ていません。
極々わずかなスタジオはDGシリーズを使わなくても録音出来ますが・・・・・殆どは使用に耐えません。

スタジオ関係者の皆様、是非是非導入を検討してください。機能内容は下記です。
http://www.accuphase.co.jp/model/pdf/dg-48.pdf
正しく調整されたモニター・スピーカーはスタジオの全員が幸せに音楽を作れます。



No. 248:「彩風」
組長さん (2008/05/18 16:37:40)

「彩風」のTD終了。
スタッフの皆様・とくとく商会様、大変にお世話になりました。有難う御座いました。
昨夜は打ち上げで21時から朝6時迄のみ明かし、大変に楽しい夜?を過ごさせて頂きました。

少し酔いの残る耳で全曲8曲を何度も・何度も・何度も・何度も聴き直しています。
「彩風」のヴォーカル”仲田かおり”の歌にやられています。なんと心地よい歌声でしょう!
多くの女性アーティストの歌を録音させていただきましたが、間違いなくトップクラスの歌と声です。

この後マスタリングエンジニア鈴江真智子氏の手にわたり磨きがかかります(マジックとも言われています)。
6月25日発売。仮タイトル「白花」です。是非お楽しみ下さい。


No. 247:Re貴重品
ペーパーピアノさん (2008/05/11 22:41:08)

貴重なアルバムを教えてありがとうございました。思い出しました。あの「シカゴ ・ライブ・イン・ジャパン」って組長さん自身でレコーディングしたもので、きっと特別な意味があるでしょうね。沖縄でジャケットを見つかって、おめでとうございます。(笑)本当に、なぜか沖縄だったんでしょ。(笑)

「白鳥の湖」がとても好きで、最近カラヤンのバージョンを聞いています。お勧めしたCDもお陰さまで、買いました...とても手に入りやすい値段でありがたいですが、こんなにいい作品と演奏って、この値段でいいのかどうか、一瞬分からないです...関係ないですね。(笑)

6・25のリリースも、大変に楽しみです。;)


No. 246:Re貴重品
組長さん (2008/04/30 15:54:00)

ペーパーピアノさん 書き込み有難う御座います。お元気そうですね!。

確かに沖縄に滞在する時間は非常に長かったですね。昨年末から10日〜14日間を3回ですから!。
時間を見つけて沖縄を色々楽しみました。宮古島にも行きました!、勿論お酒に美味しい食べ物。沖縄はいいさ〜〜〜。

無事にアルバムのレコーディングとミックスは終了しました。作品は南の国を色濃く感じます。
録音も前回の「一五一会」よりは良いと自負しています。楽しみに発売をお待ち下さい。

さて、ipodです。
その後美しいジャケットのCDの取り込みが増えて又窮地に陥りましたが(笑)、自宅のスキャナーでジャケット写真取り込みことにすると簡単に作業が進みました。
まだ取り込み作業が完了していない数枚がありますが、時間を見つけて取り込みます。
iTunesでジャケットを大きくしてクルクル回してみると、結構楽しめます。

貴重なアルバム一枚目は「シカゴ ・ライブ・イン・ジャパン」です。
今日改めて検索してみたら、何故か沖縄では見つけられなかった大きなジャケット写真がありました。
中古商品 ¥ 19,998より、となっていました。数年前、私はもっと高い値段で買いましたシュン。
もう一枚は『白鳥の湖』ハイライト ・フィストゥラーリ&コンセルトヘボウ管弦楽団
中古商品 ¥ 4,000より、となっていました。
このCDは最近海外で再発されてHMVでは\1.000-程度で購入可能です。残念ながらオリジナルジャケットではありません。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2546772 私の「白鳥の湖は」これです。絶対にお勧めCDです。


さて明日は石垣チームのシングル録音です。作品出来たのかな〜〜〜〜〜〜〜?。


No. 245:貴重品...
ペーパーピアノさん (2008/04/29 21:35:56)

組長さま、
ここは久しぶりです。本当に東京より沖縄にいる時間のほうが多い気がします...;)

400枚のジャケットの集まりは、すごい大変そうな作業です。お疲れ様でした。
自分が持ってるアルバムは90%アップルストアに見つかります。はやり、聞くのは殆どPopularな作品だろうなぁと思います。見つからない2枚の貴重なアルバムはちょっと気になります。(笑)

>音楽家を守るためにもCDは買って楽しみましょう。
うん、曲も録音もよいCDなら、無言で買います。バックスタッフを守るために。(笑)
最近、日本の女性ミュージシャンに興味が持ちます。この前、Petite FleurとSmileを買いましたが、偶然西山瞳の自主制作盤を聞いて、嵌っちゃいました。残念ながら、そのCDはすでに生産終了。アクションに出ればいいですが。実際何枚作ったんだろう。はぁ〜。


No. 244:再び沖縄
組長さん (2008/04/20 19:48:25)

14日に沖縄に戻り?ました。
17日迄録音は順調に進みましたが・・・ついに曲がなくなりました。
アーティストの皆さんは本当に命を削って新作を作っています。
ギターを抱え・キーボードを叩き・パソコンに向かい、全員みる度に顔色は悪くなり無口になります。
スタッフを含めて皆さんに心からお疲れ様を申し上げます。音楽家を守るためにもCDは買って楽しみましょう。

ついに曲の出来待ちに入りました。
そんな中、新規購入したipodのアートワーク取り込みに手を出してしまいました。つまりCDのジャケット写真の取り込みです。

アップルストアからは半数は自動的にダウンロードが出来ましたが、日本人作品は殆ど出来ません。
数十年前に発売されたクラッシックやジャズも同様です。
残りの約200枚はHMV・アマゾン、時にはGoogleを周りジャケット写真を集めます。
徐々に検索方法にも慣れて早くなりましたが、見つからない物が多くなると英語・日本語・言葉の順番など色々と方法を考えて再検索。14時から始めて24時までは食事時間とトイレ以外は休みなく・・・。
ホテルに戻り引き続き検索方法を探りながら28時まで14時間。約400枚の中2点を残してほぼ終了。

しかし見つからない2枚はヤフオクでも数万円!の値段が付いている貴重品。無ければ自分で撮って貼り付ける予定です。
今日はipodのジョグダイヤルを回してニヤニヤしています。


No. 243:AKG C-414EB
組長さん (2008/04/01 15:03:14)

AKG C-414EBが一本増えました。スタジオ機器販売会社がパーツで持っていた物を組み上げてくれたのです。
カプセルはC-12の頃に使っていたネジ止めタイプ、聞き慣れたシルバーのC-414EBとは明らかに音が違う。
音の気品・抜けの良さ・数ランク良いのです。宝物が手に入りました。

アーティストのお役に立てる機材が手にはいる事は本当に嬉しいのです。うれし〜〜〜〜〜〜出来事でした。


No. 242:故障?。
組長さん (2008/03/29 16:28:56)

コンプレッサーの電源が入らなかったり。8chのDSD録音機の1chだけ録音が出来なかったり。
真空管マイクがノイズを出したり。ここ数ヶ月、故障?に見舞われました。

コンプレッサーの電源が入らなかった件は、真空管とトランジスタのハイブリッド・コンプを使いライブ録音のTD前半が終わっていたので、何としても直す必要がありました。
TD後半の下準備をしているときにスタジオのメンテナンス・エンジニアに見ていただきましたが原因が分からずに戻ってきました。
時間を頂き自力で緊急解体?。機材を空けて目視。フラットケーブルを基盤につなげているコネクターを刺し直し治った!。無事予定時間内にTDを終了。

DSD録音機は8chの内、時々1chめが録音が出来なくなる事がありました。
何せハイテック機材。A/Dか録音機かD/Aか何処が不良か見極めて、恐る恐る解体?。
これもフラットケーブルを基盤につなげているコネクターを刺し直し治った!。

真空管マイクはセッティングしているとKM56のNo3とNo4が続けてノイズを発生、マイクヘッドを予備に交換して録音は無事に終了。
過日若いエンジニアを巻き込んで再確認。ところがノイズが出ない。細かい作業をお手伝いただき数時間通電してもノイズは出ない。
念のためDINコネクターを加締めて終了。その後は何もなく現在も順調に稼働中。
原因は全部接触不良。

普通なら以上の事例は病状を報告して、メンテナンス・エンジニアに修理をお願いするところです。

最近の録音機材は複雑ですが安定しているので、録音エンジニアはミュージッシャン系の人が殆どです。
60年〜70年代の録音機材はシンプルですが不安定でした。先輩からは何があっても録音して帰ってこいと言われていました。
依って私世代のエンジニアは電気系の人が多いのです。私譜面を追いながらフェーダーの上げ下げは不得意です(笑)。
今まで機材不良で録音を大きく止めた事はありません。プチ自慢でした。

プロ用の録音機材は根本的に壊れる事は滅多に有りませんが、私ごときでは直せない事も勿論多々あります。
機材を極上のコンディションに保つために、メンテナンス・エンジニアの方には大変お世話になっています。
感謝。


No. 241:Mountain
組長さん (2008/03/16 12:25:13)

東京に戻り早一週間、70年代の名盤 Mountain「異邦の薫り/Twin Peaks」を作り直し?。
SANTANA「ロータスの伝説」と同じ手法で4chマスターから2chへミックスダウン。
当時の機材NEVE1073を中心に「黒ヘビ一家」の電源ケーブルやラインケーブル、
そして電波や水晶やなどの説明出来ない音質向上機器を使い、音は劇的に良くなりました。

担当ディレクター氏の感想は”実に生々しい”!”こんなに変わるのだ”!。私自身もこんなに良くなるとは!。
SANTANA同様やり残した気分でいた事が解消されます。
この後、鈴江氏のマジックが足されます。仕上がりが心から楽しみです。


No. 240:2回目沖縄録音終了
組長さん (2008/03/08 18:24:26)

前回以上に録音は順調に終わりました。これまで11曲の録音が終わりました、次回は4月・・・。

3月3日4日がリハーサルとコンサートのために録音がお休み。宮古島に行ってきました。
強烈な風が吹いていましたが、きれいな海にビックリ!。海の色は濃い色のブルーだったり、エメラルドグリーンだったり。
何処の海岸も真っ白な砂浜の美しさにしばし呆然、しかし風の冷たさに我に返ります。
風がなければもっと綺麗との事、夏の日差しの中ではどの様に見えるのでしょうか?。きっと想像を絶する海の色なのでしょう。
陽気な島人と美しい海、宮古島に夢中になる方の気持ちが良くわかりました。

来週は東京、またがんばりましょね〜〜〜。


No. 239:春ちかし
組長さん (2008/03/01 11:18:27)

オープン戦のニュースが聞こえ始めました。
こちら沖縄でも土曜日に近所の野球場でオープン戦があります。 ロッテーヤクルト戦?。
この話題に職場放棄??して、みんなで見に行きそう勢いです(笑)。

日本人は野球が好きなんですね!。
今回のレコーディングでアシスタントに付いていただいている方は福岡柳川高校野球部出身。本物です!。

沖縄はここ数日は寒い日が続いています。 オープン戦の日は暖かいといいな〜〜〜〜〜。


No. 238:酒の日々
組長さん (2008/02/28 22:06:33)

順調に録音作業は進んでいます。

うれしことに宴会が3日続きました、さすがに暫くはお酒は要らない気分です。
でも・・・・今夜も行くのかな〜〜〜〜〜。


No. 237:沖縄にきました。
組長さん (2008/02/26 10:08:19)

前回の録音に続き2回目の沖縄録音です。今回は2週間滞在予定です。
昨日は順調にセッティングも終わり縁起を担いでメンバー・スタッフと前祝い。今はアルコールの中に脳みそが浮いていう感じです(笑)。

今日はよい天気気温は23度、昨日までの東京は別世界です。さ〜〜頑張りましょネ。


No. 236:それが
オーディオ初心者さん (2008/02/21 00:10:18)

組長さま、お疲れ様です。

> オーディオ初心者さんもイヤホンで音楽を楽しみながらの通勤はいかがですか。

それが…
たしか、もうすぐ法律が変わって音楽聴きながら自転車に乗るのは禁止になるんですよ。傘も携帯もダメらしいです。

脳内再生で頑張ります。


No. 235:チキンガーリックステーキ
組長さん (2008/02/20 18:49:21)

チキンガーリックステーキのミックス・ダウンは18日に無事に終わり。昨日はマスタリングが終わりました。
またまたマスタリング・エンジニア鈴江真智子氏に技を見せつけられました。
ミックス・ダウンでマスタリングEQとマスタリングコンプを使い仕上げた物が、また音が良くなり音量も上がるのです。
EQを使う事なく音質まで変わる!!!????訳が分かりません。ともかく素晴らしい仕上がりです。
新作「Air」3月19日発売です。ご期待下さい。


No. 234:Re:Re:お陰様で忙しく働いています。
組長さん (2008/02/20 18:45:05)

オーディオ初心者さん、お久しぶりです。
転職直後は、みなさん仕事が忙しいようですね。健康に留意して頑張ってください。
私はスタジオへ移動の車中で結構な音量で音楽を楽しんでいます。勿論安全運転に支障のない範囲です。
スタジオで音楽漬けでもストレス解消になります。オーディオ初心者さんもイヤホンで音楽を楽しみながらの通勤はいかがですか。

南の島は良いですよ。
八重山諸島の波照間島は”貴重な泡盛”「泡波」の生産地・小浜島は「ちゅらさん」・鳩間島は「瑠璃の島」・与那国島は「Dr.コトー診療所」など・・・・、美しい景色と優しい人々に出会えます。
私の好きな石垣島は感動の宝島ですよ!。
東京で必死に働き石垣島で精神を解放するのが、ここ数年の行動パターンです。
仕事が一段落したら八重山諸島へ行かれることを是非お勧めします。

訂正があります。
記事に書きました「鷺洲史朗」さんは誤り、「鷺巣詩郎」さんが正しいお名前です。大変に失礼いたしました。お詫びして訂正させていただきます。


No. 233:Re:お陰様で忙しく働いています。
オーディオ初心者さん (2008/02/17 19:07:13)

お久しぶりです。お忙しそうですね。

私も仕事が変わってから前より忙しくなり、音楽をゆっくり聴く暇がありません…
あ〜ぁ、南の島にでも行きたいです。


No. 232:お陰様で忙しく働いています。
組長さん (2008/02/16 10:14:58)

何やかやと忙しく、書き込みをさぼっています。
チキガリのミックス・ダウンが始まりました。新しい試みを幾つかやっています。
アカペラは”人の声”が音源の全て。メンバー・プロデューサーは勿論、スタッフ全員可能な限りの表現を求めて頑張っています。
複数のリバーブとディレー・その他、エフェクト作りに私の頭はフル回転。老化防止には最適かも(笑)。
全部のパートに対してバランスのOK/NGの判定は0.25db、細い鉛筆の線を挟んで上下がOK/NGの境界線です。
厳しくも楽しい現場です。

遡る事数日。
作曲家・鷺洲史郎さんの楽曲がロンドンで録音され、ネット上にアップ。東京のスタジオでダウンロード。
ロンドンのオケに宮本笑里さんと古澤巌さんのヴァイオリンを録音&ミックス・ダウン。
又、ネットにアップして鷺洲史郎さんに確認してもらう作業をしました。
結果は上出来!。世の中狭くなりました・・・・・・・海外に行くチャンスがなくなります。


No. 231:チキンガーリックステーキ
組長さん (2008/01/28 21:30:24)

大阪に来ています。
チキガリの新作アルバムの録音が終了いたしました!。
これまでライブで披露してきた曲を含む、オリジナル曲を中心としたニューアルバムです。
益々完成度の高いアカペラをお楽しみ頂けます。楽しみにお待ち下さい。

大阪も東京と同じように寒い日が続いています。
温暖化と言われている今日この頃、寒いとなんだか安心です。


No. 230:久しぶりの休日でした。
組長さん (2008/01/27 19:02:15)

有り難い事です。お正月から大阪ー沖縄ー大阪と休むことなく働いてきました。

今日は車屋さんに来ています、実は事件です!。沖縄で鍵の束を無くしてしまいました。
勿論車の鍵も着いていました。キーレス エントリー、複製は車ごとのセッティングになり車屋さんに来たのです。

家の鍵は絶対に複製不可能と言われる物です。メーカーに頼んでも4〜5週間待ち。
困り果ててネット検索。有りました!、
新宿にあり1本何と\3.990-円早速出かけました。
この複製は-0 +0.02mm以内の加工を手でやるのです、驚き!。真に町の匠です。
見事に鍵は開きました。お店のホームページ。
http://www2.ocn.ne.jp/〜saikyo11/index.html



No. 229:沖縄
組長さん (2008/01/11 20:29:47)

大きな問題もなくセッティングが終わり。一軒家でのレコーディングが続いています。
録音での一つ問題点は夕方になると虫が鳴き始めるのです(驚き)。

那覇は暖かく昼間はTシャツ、夜でもTシャツの上に一枚着ればOKです。
朝時間があるので近所を探索、1時間程度を目標に歩いています。
港近くでは怪しげな建物にも出会います・・・・・。そんな町の近くに大きな神社や遺跡後・記念物がありビックリします。
神社には大きなお供え物を持った人も多く、今に生きる沖縄の伝統文化の深さ、複雑さに驚きの連続です。


No. 228:仕事始め
組長さん (2008/01/04 21:55:37)

明けましておめでとう御座います。
私の風邪もやっと治まりつつあります。ここに遊びに来てくれる皆様には大変ご心配をお掛けいたしました。

29日に宮本笑里さんのTDで仕事納めをして深夜スタートの宴会で壊れ。
今日宮本笑里さんのTDで仕事始め、なんとめでたい仕事始めでしょう!。

明日から大阪、7日にもどり・8日から沖縄で約10日間の録音です。
さ〜〜今年も頑張ります。皆様も元気でご活躍を!。


No. 227:
組長さん (2007/12/26 12:14:26)

風邪がはやっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は何人かに風邪をプレゼントして回復いたしました。今年の風邪は罹ると長いのです。

ここ数日は18時間以上働く日々が続きました。何とか持ちこたえて今日が有りますは〜〜〜〜。
仲間の力添えを頂き、大きな山を越える事が出来ました。内外の構成組員の皆さん有難うございました。

今年も皆さんには大変お世話になりました、感謝です。来年も皆様にとって良い年でありますように。

以下はcapさんがブログに書かれた文章です。心から共感いたしましたので紹介させていただきます。
「今年も残すところあと僅か。今年は信じられないような事件が多々あった年でした。
このブログでは政治色や(特定の)宗教色を出すまいと思い続けてきました。
そんな中で思うことは平和、生命の重さ、心と身体の健康などでした。
来年は、来年こそは世界中から少しでも哀しみが減り、心豊かで素晴らしい年になりますように。」


No. 226:風邪
組長さん (2007/12/18 10:02:51)

風邪をひいてしまい3週間目に入ります。長引いています。
30日までは休める時間もなく頑張るしか有りません。
咳をしながらBEGINのライブDVD用のミックスをしています。スタジオのスタッフに遷す事がなければよいのですが。

ここ数ヶ月は怒濤の日々を過ごしています。仕事がたくさんある事は有り難い事です。
何とか早く風邪を治さねば。

皆様も年末に向けて健康に留意して元気にお過ごし下さい。


No. 225:Re;Re:Re, ジョン・カルショウ
組長さん (2007/12/10 17:57:37)

capさん、こんにちは。

<確か、ビートルズはパーロフォン(EMI)にいたジョージ・マーティンのところに売り込みに行く前に、デッカにデモテープを持って行って断られた経緯がありましたよね。>
確かにその様に書いてありました。良くある話ではありますが、これにも本当に驚きました。
訳者の後書きに、デッカは1970年The Rolling Stonesが移籍をした頃から傾きだしたとの記述にも驚きました。

私は30cmのビニール盤に刻まれた音楽から大きな夢を持たせていただきました。
今は作る立場から、夢を持てるような音楽の録音に携わりたいと思います。
幸い多くの方々に支えられています。本当に有り難い事です。


No. 224:Re:Re, ジョン・カルショウ
capさん (2007/12/10 13:19:16)

こんにちは。

ジョン・カルショーの「ニーベルングの指輪」は読んだことはありませんが、「レコードはまっすぐに」でしたら持っています。

確か、ビートルズはパーロフォン(EMI)にいたジョージ・マーティンのところに売り込みに行く前に、デッカにデモテープを持って行って断られた経緯がありましたよね。

満足出来るようなレコーディングが出来ているのは、関わっている全ての方のお陰です。
ですから、こちらこそ感謝しています。


No. 223:Re, ジョン・カルショウ
組長さん (2007/12/10 10:24:35)

capさん書き込み有難うございます。

ジョン・カルショウ の本、読み切りました。凄く面白いです。是非読まれる事をお勧めいたします。

60年代素晴らしい作品を作り続けたデッカは巨人に思えましたが、意外に小さな会社で有った事に驚きました。
制作の裏側は人間味にあふれる事件の連発!。あの有名人がそんな人格!何処の国でも人間の本質は同じですね。

あらゆる事を取り仕切るプロデューサーは本当に大変と思います。
数年前にレコーディングの度に歯を痛めるとcapさんが言っていたことを思い出しました。
さだまさしさんのレコーディングはcapさんの力で、揉め事に煩わせられることなく仕事が出来ています。
感謝いたします。



No. 222:眉山
組長さん (2007/12/10 10:02:20)

オーディオ初心者さん、こんにちは!。
「眉山に咲く花のように〜〜〜〜」確かにその歌です。この歌は舞台を見た後に聴くと新たな感動を得られました。
『Mist』は凄いアルバムです。

何かと忙しく体力勝負で頑張っていると思います。
オーディオ・システムが無事に組み上がり、格闘の日々が又始まる事を心からお喜び申し上げま(笑)。
是非レポートを!。


No. 221:Re:ジョン・カルショウ
capさん (2007/12/08 22:01:33)

クラシック系レコード・プロデューサーのジョン・カルショー、ジャズ系レコード・プロデューサーのテオ・マセロ、ロック系レコード・プロデューサーのジョージ・マーティンの3人は僕にとって尊敬する偉大な先輩です。

彼らの足元にも及びませんが、もう30年近く彼らを追いかけてきました。学生の頃に彼らに憧れた時から数えると、もう35年近くにもなります。

勿論、優れた演奏家やレコーディング・エンジニアの方々の存在抜きには語れませんが、自分のオーディオ・システムが進化するたびに、ジョン・カルショーたちの凄さを改めて実感します。

彼らの少し後の時代に生まれ、彼らのプロデュースした音楽を聴けることの幸せを感じています。


No. 220:Re:眉山
オーディオ初心者さん (2007/12/06 00:02:34)

組長さまの「眉山」の感想を読むと『Mist』が聴きたくなりましたが、引越しの荷物の中…、しかも届くのは10日。それから荷物を片付けてオーディオのセッティングをして、聞けるのは12日あたりでしょうか?(涙)

ですが、『Mist』は通しで5回ぐらい聴いて荷物の中に入れてしまったのに、なぜか「眉山」のサビは脳内再生できます! 「眉山に咲く花のように 手は届かなくてもいつでもそばにいた(最後はあやふや)」という歌ですよね!?


No. 219:眉山
組長さん (2007/12/04 17:49:16)

明治座で公演中の「眉山」を見てきました。

劇伴として録音した物がどの様にお客様に届くのか大変興味を持って劇場に入りました。
開演ベルが鳴りM-1が終わる頃には既に「眉山」に入り込んでいました。
作曲者甲斐正人氏はやはり怪物です(笑)。

「眉山」は本も既に読んでいます。さだまさしさんの人間に対するに大きな思いに感動しました。
舞台は本と別の魅力がありました。宮本信子さんの素晴らしさにショックを受けました。
宮本さんのように年を重ねてゆきたいと心から思い、深く感銘いたしました。
江戸子を演じれはその様な振り、唄を唄わせれば実に味わいのある節回し。
真面目に演技者としての努力を重ねた素晴らしい宝を見せていただきました。

さだまさしさんがこのお芝居の為に作った歌「眉山」は深い場面で物語り全体の回想に聞こえ、
素晴らしく効果的で「眉山」の録音が出来た事を誇りに思えました。


No. 218:ジョン・カルショウ
組長さん (2007/12/03 10:11:54)

デッカの伝説的プロデューサーの回想録を読んでいます。500ページ厚さは4cmの本、半分を少し超えました。内容はステレオ録音初期に入ったところです。
ジョン・カルショウが1960年代に制作したワーグナーの「ニーベルングの指輪」は現在も決定番として名声を得ています。

カルショウは高校を卒業後銀行に入り、その後第二次世界大戦に招集されました。戦後は小説家を目指すが挫折。
大好きな音楽関係に就職するために幾多の努力をした結果、チャンスを生かしプロデューサーにたどり着きました。
後にはBBCに入社、貴重な作品を多く残しました。

私が15才頃にレコーディングに興味を持ち、後に多くの出会いがあり今日を迎させて頂いている事にも重ね合わせられます。
私は音楽は何でも好きです。集めたベートーベンの交響曲全集は20種類を超え、ブラームスの交響曲全集も同じ程度持っています。そこそこの”おたくです”。

回想録を読んでいると愛聴盤が沢山出てきます。何よりも裏話が面白いのです。
読み終わった後にカルショウが制作した物を聞き直すのが楽しみです。


No. 217:8口電源ボックス
組長さん (2007/11/24 09:23:38)

「黒ヘビさん」の父より8口電源ボックスの試作品を送っていただきました。
8口電源ボックスの音質は素晴らしい音です。自作の10口電源ボックスには戻れません。
無垢のアルミニュームから削りだした造形の美しさは絶品です。スタジオに置くのは勿体なく感じます。
私が作った10口電源ボックスはBELDENケーブルとHubbellを組み合わせた物です。
幾つかの電源ボックスと比較して、私はどの電源ボックスより音がよいと自負していました。

試作の8口電源ボックスは完全に別格です。
劇伴の録音時にNEVEタワーの電源に使って見ました。
マイクチエックの時からスタジオの空気感が今までと大きく異なりました。
濁りのない透明な空気感と表現すれば良いのでしょうか、スピーカー間の空間が大きく感じ・鮮明になり・暗騒音が静かでした。
アシスタント・エンジニアは3秒で歴然と音の差は分かると言いきりました。

録音の途中にアレンジヤーから音が豊かすぎて刺激がないもっとエッジが立つようなが音がよいと言われて、自作の電源ボックスに変えてみました。
確かにエッジが立って一見派手に聞こえますが、私には凄くうるさい・細い音に感じました。
アレンジヤーには演奏の仕方も変えていただき、弾けるような演奏をしてもらいました。
プレイバックをして、やはり音的には前の方がよいとの判断があり。8口電源ボックスに戻し、演奏をし直してもらいました。

後日同じメンバーでの録音に音が”かたい”と言われ、演奏の仕方を変えていただきました。
演奏の変化が見事に反映され、録音中に”この電源タップは確かに効果があるね”!とデレクターに言われました。
年中一緒に仕事をしている人はマイクを改善してもケーブルを変えても、見事に善 し悪しを指摘してきます。
有り難くも怖い現場です(笑)。

「黒ヘビさん」一家のPCOCC-A素材の一連のケーブルを使っていて多々経験する事なのですが。
高域の刺激感が無い為に、物足りなく感じる人が意外と多いのです。
従来のケーブルと比較すると音の品格の違いは、ほとんどの人に納得して頂けます。
結果PCOCC-A素材のケーブルが採用になるのです。

味の素や人工甘味料に何の抵抗もない人が多くいますが、録音業界も本当に良い物が通用しない現状は何とも不思議な気分です。
気長に良い音の布教活動に頑張りたいと思います。


No. 216:ヴェルディ:レクイエム
組長さん (2007/11/19 07:42:11)

11月3日東京文化会館へコンサートを聴きに行きました。
盛田昭夫メモリアル 東京フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会
日本赤十字社支援チャリティー
指揮 大賀典雄
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 東京オペラシンガーズ
出演
大倉由紀枝(S)  寺谷千枝子(A)
水口 聡(T)  久保田真澄(Bs)

席は前から12列目のセンター、ステージとほぼ同じ高さ、音響的には理想と思えます。
大賀さんの音楽の作りはフレーズが自然で燃焼温度が高く、演奏者全員が一体となった素晴らしい演奏でした。
特に東京オペラシンガーズは柔らかく美しい響きから、悪魔の様に吠えまくる絶叫まで。絶品!。

最も有名な旋律を持つ“怒りの日”はスケールの大きな音楽で、私は大好きです。
CDではLPとは異なり歪む事もなく大音量でならし音を浴びています。

しかし生は別格です!。
会場に響き渡る金管楽器と合唱は圧巻、特にグランカッサ(大太鼓)は会場の空気を振るわせます。
15インチウーハーが何本有っても絶対に再現は出来ないと思います(笑)。
席がオケから近い事もあり、大音量の歪み無しの音を満喫できました。
これを家に持ち帰れたら・・・・・・オーディオマニア的な発想で恐縮です。

帰り道、演奏会に来た人の声は一様に満足し、大賀さんの音楽に心から感動し賛美する声を沢山聴きました。
大変幸せな一日でした。


No. 215:聴く
組長さん (2007/11/12 16:00:03)

酒サケさん・オーディオ初心者さん、書き込み有難うございます。

酒サケさんの仰る様に、まず聞き取れないかも知れません。まあ〜それも良いではないですか(笑)。
メモリーが小型・大容量になっているので切り替えで、標準語・方言を選べる。こんなの無いかな?。
沖縄を車で旅していると地元ラジオが車内に良い雰囲気を作り出してくれます。
そんな感じで。いきなり県境を越えると地元の方が方言で案内してくれるカーナビ、憧れるな〜〜〜。
有れば絶対に買う!。

オーディオ初心者さんの情報、有難うございます。
是非聴いてみたいな津軽弁のカーナビ案内嬢の声 !。目的地に付けなくても”そんなの関係ねえ”。

酒サケさん、寺井尚子さんのマスタリングお疲れ様でした。
期待したように素晴らしい仕上がりです。前作と比較すると音場が広く大変豊かな音です。
一年の進歩を聴かせていただきました。有難うございました。

今年、私の録音に於ける音質改善は「黒ヘビ一家」の参加が非常に大きな理由ですが。
大きくは録音に関わる皆様の力の結集です。
クライアントの方々、アシスタントの皆さん、魔女のマスタリングエンジニア。
皆様には心から感謝しています。これからも末永くお力添えを頂けますように、宜しくお願いいたします。


No. 214:会社の人が
オーディオ初心者さん (2007/11/12 12:41:56)

以前は、関西弁と津軽弁に切り替えられるカーナビがあったと言ってました。
関西弁はお笑い芸人風で津軽弁は女性だったとか!?
今はなくなっちゃったのかもしれません。


No. 213:Re:カーナビ案内嬢の声
酒サケさん (2007/11/11 16:53:04)

方言での案内も面白いとは思いますが、まず聞き取れないかも・・・?
イントーネーションだけならまだしも、東北弁の方言が入ったら、なんて言ったか考えている間に、曲がらなきゃ行けない交差点を直進する車が激増、なーんて!
ちなみに、妹の結婚式で青森に行ったときは、妹の旦那のご家族ご親戚一同様同士の会話は意味不明。
もちろん、こちらに話しかけてくださるときは、わかるんですが・・・。
徳島の父の実家でもそうでした。
徳島県人同士の会話は、全く意味不明。

東京のナビが江戸弁だったら・・・。
「ひ」と「し」入れ替わって、「しだり方向でいっ」とか言われたりして!?

日本って言葉が豊かです。


No. 212:カーナビ案内嬢の声
組長さん (2007/11/10 21:05:13)

愛車レガシーのカーナビはpanasonic、面白い事に気がつきました。

何故か山形県内は案内嬢が変わるのです。山形弁です・・・・嘘です。
初めていつもと異なる案内嬢の声を聴いたときは"何が起きたの"!×10ぐらい驚きました。

カーナビ案内嬢は方言で案内してくれたら、面白いのにな〜〜〜。


No. 211:車で2日の旅
組長さん (2007/11/10 19:11:34)

11月15日紅葉に染まった山間を抜けて贅沢なSCHOEPSのスタンドを山形に返しに行きました。
また☆さんに贅沢な宴会を用意していただき、楽しい時間を過ごさせて頂きました。山形行きが癖になりそうです!。
☆さん今回も大変にお世話になりました。有難うございました。

翌朝は山形美術館に行きました。
http://www.yamagata-art-museum.or.jp/ja/index.html
思いの外多くのコレクションにビックリ。マネ・モネ・シャガール・ピカソ・シスレー・他、大変に充実しています。
特に新海竹太郎/新海竹蔵の彫刻は、内面がむき出しの迫力有る作品が多く感動しました。
隣にある山形城の遺跡も素晴らしく、大きな木造の門と石組みに立ちつくしてしまいました。
人間に力は本当に凄い。先人に敬意を表し頭を大きく下げてお堀を渡り城跡を後にしました。

帰路は福島により南相馬市民文化会館でのBEGINのライブを見ました。
町中ではあまり人を見かけませんでしたが、コンサートは1100人が入り満員!。
何処からこんなに人が湧いて来たのでしょう?。コンサートも最高の盛り上がりをしました。

BEGINは多方面に進化を続けています。
一曲目が終わった所で前の席のご婦人が、この人達上手!。始めの数曲は曲が終わると大きくうなずいていました。
聴きに来てくれたお客様が感動して帰る。これがBEGINが何処に行っても満員の人が入る原因と思いました。
2日間、大きな感動を頂き充実した気持ちで帰路につきました。



No. 210:忙中閑あり
組長さん (2007/10/25 11:12:55)

寺井尚子さんの録音作業は全て完了しました。
酒サケさんの出番です、昨年の作品「ジェラシー」はマスタリング後は驚くほどに良い音になりました。
今回も技を期待しています、宜しくお願いいたします。

9月10月はアマチュア合唱団の録音があり毎週土曜・日曜は録音会場に機材を運び込み録音をしています。
機材の積み卸しセッティングと録音、外部構成組員の健太さんに助けられ二人で頑張っています。
体力的には余り厳しくはないのですが、休み無く働いていると流石によく寝られるようになります(笑)。

アマチュアがプロを超える事は、此処でも何回か話題にしました。
今回も録音を重ねるごとに驚くほどに上手になり毎回感動を頂いています。
人間本気に成れば可成りの事がやり遂げられる事を改めて経験させていただいています。


No. 209:サイトーブートキャンプ隊長さんへ
組長さん (2007/10/17 23:05:09)

録音の旅お疲れ様です。
道中気を付けて元気にお戻り下さい。
元気な顔が何よりにお土産です!?、どこかで見た看板のような気がしますが(笑)

山登り、頑張っていますね。此方も気をつけて楽しんできてください。

高速を走りながらの運転を代わるのは昔何度かやった気がしますが・・・・。
この程度の事は今でもできます!。機会があっら楽しみましょう。


ここ数日は寺井尚子さんのレコーディング、ミックスが続いています。
皆さんの期待を裏切らない素晴らしいアルバムが間もなく完成です。



No. 208:
サイトーブートキャンプさん (2007/10/16 18:53:45)

サイトーブートキャンプ隊長です。

先週久し振りに休みがとれたので、駒ヶ岳へ行ってきました。
冬が遅いとは言っても、初「雪」でありました。この時期の自然は
近づく厳しい冬を予感させます。
紅葉はあまりキレイじゃありませんでした。
今年はとても忙しく冬に穂高には入れそうもないです。

悪い予感は明確に。帰りはいつも行く韮崎のソバや瓢亭で一休みして帰りました。

先日も記したとおり、今週中旬から来月頭まで録音の旅。
で、岩手から博多、姫路、途中別動隊は都内で10数カ所、四国でサヌカイト。
全て理想通りとは行かないもんですが、無事故を目指して努力します。

来月の中旬には夏休みをとって、長野県飯田から南アルプス山中2泊して身延へ
下りてくるつもりです。

えー、日本中で仕事なのか運転なのか山なのかソバなのかフロなのか。
生きてて良かった。誰がなんと言おうと高速道路バンザイ。
なにせ博多までドアtoドアで12時間で走れるのです。

鈴木さん、又、高速を走りながら運転を代わりましょうね。


No. 207:ヤマタノオロチさん
組長さん (2007/10/10 11:04:42)

オーディオ初心者さん、書き込み有難うございます。

<194ページ右上の写真は黒ヘビさんと言うよりヤマタノオロチさんですね(驚)>
仕事場はいつも写真のような状態です。10口電源タップが2個全部ふさがるなんて事も珍しくありません。
因って電源ケーブルは本当に大切なのです。特にマスター系はケーブルで全体の音のキャラクターが決まってしまいます。

私の録音は「黒へび一家」無しでは考えられません。
現在進行中「寺井尚子」さんのアルバム録音も「黒へび一家」大活躍です!。


No. 206:書き忘れました…
オーディオ初心者さん (2007/10/09 20:53:40)

私もAudio Accessoryを拝見しました。
194ページ右上の写真は黒ヘビさんと言うよりヤマタノオロチさんですね(驚)


No. 205:ハイエンドショーで黒ヘビさん大活躍
オーディオ初心者さん (2007/10/09 20:44:28)

組長さま、こんにちは。

一昨日、ハイエンドショートウキョウ2007に行ったところ、「黒へび一家」の皆様にお会いしました。
生ギター演奏を黒へび一家製品を使ってDSD録音したものを再生して、聴き比べるという面白い催し物も開催されておりました。
もちろん、黒ヘビさんも大活躍でしたよ。


No. 204:サイトーブートキャンプ隊長さんへ
組長さん (2007/10/05 17:07:14)

なんがかこれを読ませて頂いていたら、泣けてきてしまいました(笑ってください)。
隊長ありがとう。俺たち長い間頑張ってきたよな、これからも頑張りましょう!。
KINGの福島さんが亡くなっていたのですね。ご冥福を祈ります。

先日も宮本笑里さんの素晴らしいデビュー リサイタルのライブ録音でも隊員にお世話になりました。
生意気ですが一度仕事をすれば人柄が分かります。隊長の下には何で仕事が出来る良い人が集まるのでしょう。
隊長の選ぶ目ですか、それとも外録というせっぱ詰まった環境が若い人を早く熟成させるのでしょうか。
SCIの隊員と仕事をする度に感じる事です。

来週は大変なスケジュールですね!。仕事が無くて辛いのは地獄、有って辛いのは天国です。
移動以外は、相当に楽しい事が続きますね。
隊長は太る心配がないので良いな〜〜〜。でも健康に留意してご活躍下さい。

みなさま、小澤&サイトウ・キネン/ショスタコーヴィチ:交響曲第5番の録音にもSCIが参加しています。


No. 203:鈴木さんにお礼
サイトーブートキャンプ隊長さん (2007/10/05 14:23:36)

SCI斉藤です。

本当にたくさんのライブ録音をやったもんです。
それも昨今の中継車じゃなく、6in2outのポータブルミキサーを
駆使してやったなんて神業です。
マルチレコーダーが1台しかなかった頃、テープ交換11秒とか、
F−1のピット作業並でした。

しかし、無事故は誇れますが、それは智雄さんが私達を信用してくれたから
です。同じように今は亡きKINGの福島さんも信用してくれました。

それが少しでも私達のやり方に口をはさまれたり、普段なじみの無いやり方に
合わせようとすると、つまらん事故が生じるのです。
その点では、とある会社では仕事をさせていただく度に事故が生じ、つらい
思いをしています。くやしい!

来週は山口で、本番中は下関の市場で食事。10月中旬から岩手で3カ所転戦。
気仙沼や釜石やらの寿司屋を調査。中2日は八幡平の山と温泉三昧。
その後、東京を通過して、博多、高知、姫路と・・・
博多では玄界の魚、高知はかつおとうなぎ、姫路はタコ。

あ〜つらい毎日だな〜。つらい、つらい。

失礼しました。

鈴木さん、又つらい仕事しましょうね。


No. 202:E500PTH&SE530
組長さん (2007/10/04 13:59:05)

Shureのカナル型ヘッドホンを購入しました。
購入のきっかけは”さだまさしさん” 新譜「Mist」の録音の時に使っていたE5cがNGになり、急遽capさんがE500PTHを買ってきました。
試聴してみるとその音の良さにビックリ!、購入の機会をねらっていました。

先月購入、しばらく熟成(エージング)をしていました。昨夜本気で聴いてみました。
や〜〜〜〜素晴らしいです。音のバランスはスタジオで調整したスピーカーのバランスとほとんど変わりません。
質感もE5cほど堅くなくクラッシックも何の抵抗もなく聴けます。
音像はオーケストラが頭の中にある様に聞こえます。楽器の定位やバランスの良さには感動します。

ボーカルは歌の表現が生々しく感じます。「Mist」では期待以上に身近に聴く事が出来ました。
寺井尚子さんのバイオリンの音も毎年少しでも良い音にと努力している結果がハッキリ分かります。

私は大音量の中に身を置き美音を浴びる感じが大好きですが、普通に音楽を楽しむのならこれで十分とも思えました。

難点が一つ。
水を飲んだり、食物を食べたりすると、雑音が頭の中に響き渡ります。
うとうと寝てイビキをかくと大音量のイビキが頭の中に響き渡ります(笑)。

E500PTH&SE530 は付属品が異なります。
http://www.hibino.co.jp/proaudiosales/info/archive2007/200706shure_se530.html
当然何も余計な物を付けずに聴くのが一番良い音がします。


No. 201:オーディオ
組長さん (2007/10/02 11:56:00)

capさん書き込み有難うございます。

此処しばらくは忙しく働いています。音楽を心ゆくまで楽しむ時間はもてない状況です。
その様な訳でオーディオを楽しむ時間もありません(涙)。

私のオーディオ・システムは「黒ヘビ一家」のお陰で劇的に進化しました。かなり満足していますが又何処か気になるところが出てくるでしょう。
次のプランは有るのですが・・・が付いてきません・・・・。
確かにオーディオは奥が深いですし、先も長いです(笑)。進化させるのが喜びとも言えます(笑)。

小澤&サイトウ・キネン/ショスタコーヴィチ:交響曲第5番をipodにいれて車で聴きました。
なんだか凄い演奏です。J,ストークの録音は車で聴いても極上でした。


No. 200:Re:analog
capさん (2007/10/01 18:38:35)

ご無沙汰しています。

Audio Accessoryは読みました。
サウンド・シティで取材をやってらしたものですよね。

僕のオーディオ・システムの音も進化していますが、それでもまだまだ不満だらけです。
奥は深いですし、先も長いです。


No. 199:analog
組長さん (2007/09/28 10:52:28)

季刊誌 anaroguにライブ録音で長きに渡りお世話になってるSCIの社長斉藤さんが取材されています。
タイトルは「影の技術軍団SCIに脚光を当てる」P232。

斉藤さんの素敵な人柄の基で多くの若いエンジニアが育ちました。業界に多くのSCI卒業者がいます。

斉藤さんと初めての出会いは1971年大阪フェスティバルホールでの吹奏楽コンクールのライブ録音。
ハイエースを斉藤さんが運転・チーフエンジニアの沼尻さん・私・3名で東名高速を走ってゆきました。
大阪までの8時間の移動時間は本当に楽しい時間でした。

大阪フェスティバルホールでは斉藤さんと二人で吹奏楽団が入れ替わる度にステージ上のマイクをセッティング。
1日中ステージ上とミキサー室のテープ交換で走り回っていました、楽しい思い出です。

気がつけば斉藤さんには36年もお世話になっています。
私がライブ録音で大きな事故もなく此処まで来られたのはSCIのおかげです。
斉藤さんには心から感謝しています。

PS
恥ずかしながら・・・・・季刊誌 Audio Accessory P192に私の取材記事が載っています。


No. 198:本物志向
組長さん (2007/09/25 18:18:44)

オーディオ初心者さん・酒サケさん、書き込み有難うございます。

確かの此処に来られる方は、本物志向の方ですね!。
昔、M田S子さんが麹町あたりに在るスタジオでボーカル入れがある時にスタジオの内装が気になり早々に止めた事がありました。
内装の壁に窓枠、窓枠の中には絵が描いてありました。この絵が風呂屋さんに書いてあるような絵で何とも安ぽかったのです。
M田S子さん曰く、此処で歌う歌までフェイクに成りそう・・・・・・・・・以下は此処ではかけません。
彼女の歌に対する真剣な思いをかいま見た気がしました。



No. 197:
酒サケさん (2007/09/25 01:56:08)

組長さんといい、オーディオ初心者さんといい、ここに集まる人は本物志向なのですね。

世の中には、化学調味料に慣れてしまい、それがなければ味がしないと感じる人もいるようです。
繊細さよりもわかりやすさとでも言うんでしょうか・・・。
複雑な味わいよりも単純な味付けの方がわかりやすい、と。

どこか音楽、そして音に通じるところがあるような・・・?



No. 196:Re:職人技
オーディオ初心者さん (2007/09/21 17:15:36)

> 板前さんは最高の味を引き出す温度・時間で焼きます。此処でもお母さんの焼き魚とは、味わい・風味・食感は異なるでしょう。

わかりります〜
以前、イタリアンレストランで、いつものパスタを注文すると味は一緒だけどなんかやぼったいので「いつもと違いますが・・・」と言ったらシェフが外出中とのこと。ソースや生麺はシェフが作って、最後の仕上げだけ弟子がということでしたが、全然違うのでびっくりしたことがあります。
お弟子さんのも普通に美味しいのですが、シェフが作ったのはパスタのゆで具合やソースの絡まり具合が絶妙なんです。
私はお弟子さんのと食べ比べて、初めてその凄さに気づきましたが・・・


No. 195:職人技
組長さん (2007/09/19 17:04:47)

NHK木曜時代劇「風の果て」のサウンドトラックで、久しぶりに岩代太郎さんと仕事が出来ました。
NHKで録音した音源に小松亮太さん・宮本笑里さん・KEIKO LEEさんがソロパートで参加、この部分からの録音とミックスは私が担当させていただきました。
岩代太郎さんのスケールの大きな音楽とアイディアにやられました。
ソニー・ミュージック 発売予定日11月07日です。

マスタリングはソニー・スタジオ(通称)の鈴江真智子さんにお願いいたしました。
マスタリングは期待していた以上の出来映えでした。
このCDのマスタリング済みCD-Rを聴いていて思った事があります。

最近はお金がかけられない録音が多く、Pro Tools内でミックスしたりエンジニアが自宅マスタリングしたCDが多くなりつつ有ると聞きます。

自宅マスタリングと専門職のマスタリングエンジニアと何が異なるのでしょう。

たとえば、お魚があります。
お母さんが煮付けをしたり、焼いて食べます。普通に食べられますが・・・・。

この魚を板前さんに持って行ったらどの様になるでしょう。
板前さんは経験から得た、魚に対して最適な方法で煮付けをします。多分お母さんの煮付けとは味わいが異なります。
焼くにしても、お魚によって焼く温度と時間が異なります。
板前さんは最高の味を引き出す温度・時間で焼きます。此処でもお母さんの焼き魚とは、味わい・風味・食感は異なるでしょう。

私は家庭料理ではでは味わえない、味を求めてお店に行きます。時として美味しい料理に最高の幸せを感じたりします。きっと職人技を楽しみに行くのです。

一人の人間が多くの時間を経て得た知識で作る料理と、家庭料理とで味は大きく異なります。
音に携わる人も同じと思います。
作曲家・演奏家・レコーディングエンジニア・マスタリングエンジニア、何処の世界にも高い次元で仕事が出来る少数の優れた職人がいます。


No. 194:koike strings
組長さん (2007/09/14 11:07:05)

9月12日 koike stringsのコンサートが「みなとみらい 小ホール」で行われました。

メインの楽曲は小池さんが編曲した20名の弦楽器奏者でのベートーベンの交響曲7番!。
素晴らしく温度感の高い演奏でした。編曲の妙でしょう、不思議な事にトランペットやホルンの音が聞こえてきました。

演奏者の皆さんはアカペラと同じで休み無く演奏し続けた結果バックステージに戻ってきた時は、長距離を走りきった後のような雰囲気でした。

弦楽器だけの交響曲、何の違和感もなく大きな感動を頂きました。お疲れ様でした!。

本格的な録音もしました。
熱い演奏が極上ホールの響きを伴い、かなり良い音がしています。是非一般発売される事を期待します。


No. 193: Mist
組長さん (2007/09/14 10:34:21)

さだまさしさんの新作「 Mist」が発売されています。

8月末にスタジオでの作業が完了したアルバム。約1ヶ月を空けて聞き直してみました。
内容の濃〜〜〜〜い作品が10曲、聴いていると自然と背筋がピンとしました。

今年もアルバムへの参加者全員が力を出し切った作品です。是非お聞き下さい。





No. 192:山形で頑張る後輩
組長さん (2007/09/01 19:29:29)

9月にクラッシックのライブ録音があり亡き親友M氏が残してくれた贅沢なSCHOEPSのスタンドを山形に取りに行きました。
久しぶりに車で長距離を走りたく片道約400Kmをゆっくり走り5時間(この内1時間は都内脱出にかかりました)。
刻々と変わる景色に飽きることもなく、時間の経過と共に道路の車線も減り山に入って行きました。

山形には約20年前に東京で修行をしている頃に知り合った☆さんがいます。今は山形に根をおろしPA会社を経営しています。
☆さんは厳しい地域環境の中で仕事を頑張っています。その結果東北地方の仕事仲間や放送局関係者からも信頼され仕事を広げ会社を成長させています。
親友M氏が残してくれた機材も効果的に使っていただき、後輩のがんばりに涙が出るほど感動しました。

おいしい料理とお酒、楽しい話題、最上のもてなしをしていただき心からうれしい時間でした。


No. 191:考える
組長さん (2007/08/16 21:11:17)

オーディオ初心者さんの仰る様に思考停止消費者育成プログラムは無意識のうちに日本中に広がっているように思えます。

私はテレビは大好きですが、最先端の思考停止教育システムかとも思えます。

オーディオ本に関して、ある編集者は裏を読めば全部正確に書いてあると言っていました。私はそんな本は出版するなと言ってやりました(怒)。

価値観はそれぞれの人に確かな基準があると思うのですが。何が大切か思い直すきっかけは何なのでしょう。
いい加減な情報が多い中、やはり自分の感性を信じることかな〜〜〜〜?。


No. 190:黒ヘビさん
オーディオ初心者さん (2007/08/15 23:53:21)

> オーディオ初心者さんの命名、正しくは「黒ヘビさん」でしたね。今後気をつけます。

そうですよ。私はケーブルのことを「黒ヘビさん」と言ったんです。「黒ヘビさん」の生みの親集団を「黒へび一家」と呼んだのは、確か組長様だったと思います。

「わかりやすい」のが「良い」という価値観は、音だけでなく色々なところで浸透してしまってますよね。そういう思考停止消費者を育てたほうがコントロールしやすいからか、「クッキリ、ハッキリ、わかりやすい」が過剰になってきている気がします。
お笑いで笑って欲しいところで大きな字幕出すのとか、やりずきです…。笑いたいところで笑うから放っておいてと思います。


No. 189:まだ数ヶ月残っていますが・・・今年一番の出来事「黒へび一家」3。
組長さん (2007/08/15 15:16:23)

訂正があります。
前橋のショップ「プロジック」と書きましたが、群馬県の伊勢崎市でした。訂正させていただきます。

最近の出来事からもハイエンド オーディオケーブルと称されるケーブルがオーディオ地獄の入り口、すべての災いの元!。あまりにも個性的な音のケーブルやグッズが多すぎると思うのです。

特に高域が耳につき、弦楽器群だとバイオリンの高域だけが目立ち近く感じたり、ドラムだとハイハットやシンバルが強調される。ボーカルだと子音が強調される。
こんな音のケーブルが高域の抜けがよいと評価されているのです。

ある種のケーブルは明らかに低音が早く聞こえて来る、ドロンとした重すぎる低音の質感。こんなケーブルは低音が豊かなどと書かれています。

私の恩師は有名大企業で名器を設計していた方です。電源コネクターの音をシステムの音と勘違いして悪戦苦闘していました。
偶然私がそのコネクターの音を知っていたので交換したところ、数年来の悩みは一瞬で解決したこともあります。
この電源コネクター、秋葉原のショップでは価格は高いが音がよいと進められたそうです。
確かに雑誌でも高い評価でした。
ケーブルやグッズを作る方は音にインパクトがある方が説得しやすい。お店も売りやすいそんな感じに思います。

音楽を聴くためには全く迷惑な音作りです。

全帯域でF特性の誇張感が無いケーブルはほんの一握りです。普通に音がよく高級感のある音のケーブルは何時間聞いても嫌になることはありません。
ケーブルやグッズを購入するときは長時間聞いてから判断することをお勧めします。

オーディオ初心者さんの命名、正しくは「黒ヘビさん」でしたね。今後気をつけます。


No. 188:まだ数ヶ月残っていますが・・・今年一番の出来事「黒へび一家」2。
組長さん (2007/08/13 14:15:38)

そして今年始め「黒へび一家」の新作を送っていただき試聴しました。
これらの新作からは衝撃を受けました、何点かは即購入。そのときの感想は鈴木組BBS下の方に残っています。

仕事に使うケーブルやグッズは遊び心で持ち込めばミキサー生命に関わります。
「黒へび一家」の新作は録音現場で大きな存在を示し、エンジニア仲間・ディレクター・アーティストから多く驚嘆の声を持って迎入れられました。

以下は「黒へび一家」のお父さんからのメールに書いてあった文章です。
オーディオアクセサリーやケーブルはその存在自体を主張するものではなく、
またそれによってクオリティが激変したりするものでもありません。
あくまでも再生機材や録音機材、使い手やエンジニアの力量を引き出すための
手助けとなるもの、補助的な役割のもの、つまり黒子のような存在だと思います。

この文章に自分との共通することが見えたのです。
録音は”音楽の記録”です。音楽が主体です。私の録音は音楽を邪魔せずに本質を引き出す録音を心がけています。
良い音楽を引き出すために時には音楽家に直に働きかけたりします。この行動はEQをいじるよりマイクを変えるより音が変わります。
サウンドエンジニアも音楽に対して黒子のような存在なのです。

今年の「チキンガーリックステーキ・FACE」「さだまさし・Mist」は前作と比較していただければより自然に音楽と向き合えると思います。
「宮本笑里・smile」はあまり経験しないクラッシック色の濃いアルバムですが、笑里さんの音楽性をより良く引き出すことに成功したと思います。

人の出会いは宝物です。今年一番刺激を受けた「黒へび一家」。
前半の仕事が一段落したところで、感謝の意味を込めて書かせていただきました。


No. 187:まだ数ヶ月残っていますが・・・・今年一番の出来事「黒へび一家」。
組長さん (2007/08/13 14:14:35)

「黒へび一家」=「Acoustic Revive」のお父さんとの出会いは2003年末頃。
酒サケさんがネットで探した接点復活オイル購入に誘われて、前橋のショップ「プロジック」へ行った時でした。
此処で見たB&W801の異様なセッティングと聞かせていただいた音は今までに経験したことのない音でした。
スピーカー後方に広がる大きな音場と立体感にしばし言葉を失い、スタジオとは全く異なる世界があることを知りました。
持参した電源ケーブルとショップの電源ケーブルとの比較ではあまりの音の違いに自信喪失・・・。
オーナーの「黒へび一家」のお父さんにケーブルに対する考え方を話していただき、試聴用に電源ケーブルを預けていただきました。この試聴からお付き合いが始まりました。

ケーブルを含めてオーディオ機材を紹介するのは自分の価値観を表現することなので慎重に成りますが、良いと思った物はみんなに知らせて楽しいでもらいたい気持ちが有り、2004年ステレオサウンド誌にオーディオマニアとして、いつも使っているAcoustic Reviveの商品の感想を載せました。
続く。


No. 186: PowerBook 復旧その後
組長さん (2007/08/13 10:31:57)

capさん書き込みありがとうございます。
壊れてから思い出せば、動かなくなる間際数日間は何か動きがおかしかったのです。今は全く快調にさくさく動いています。当然以前より早く感じます。

ハードディスク交換は自分の癖を改めて発見?。
問題点や気になることは徹底的にやってしまい、時にはやり過ぎて壊してしまうのです(笑)。
今回も修理完成でそっとしておいて今まで通りに使うのが普通と想います。

アップルストアではネットでPowerBookのハードディスク交換を見ることが出来るけれど絶対におすすめしません、と言われました。
秋葉原あたりで交換した方が安くて安全とも言われました。
パネルを曲げてしまい以後の修理不可能になるケースも少なくないとの事でした。

しかし、そんなに難しいなら専用器具とか有るはず。だめなら撤退と思い始めました。
キーボードパネルは確かに外すのはコツがいります。いろいろ向きを変えて引っ張ってみれば思いの外簡単に外れましたが、頼まれてもお断りするほど危険な作業でした。
気持ちとしては此処で壊れれば新しいのを買えと言うこと?・・・・直ったばかりなのに誰が言う!(笑)。

実は本体の復活よりバックアップ用のディスクを整理することが大変でした。
4年間に渡りため込んできたディスク、OS9のデーターもあり捨てるものを見極めて削除してゆき、最新の物をコピーそして動作確認。なぜか大変気疲れしました。

やっと普通の生活に戻れます。


No. 185:Re:PowerBook 復旧完了
capさん (2007/08/13 00:28:39)

復旧おめでとうございます。

Macはとても人間味溢れるコンピューターですから、心配することも多いですよね。
HDが大容量になって結果的にパワーアップしたことになり羨ましい限りです。


No. 184:2007年 夏広島から
組長さん (2007/08/11 13:19:38)

自分の中では歴史的なコンサートでした。
反戦を思い、個人でできることを考えようというコンサートです。
長崎には可能な限り参加していました、そして毎回深い感動をいただいてきました。
BEGINも沖縄で長崎の火を受け継ぎコンサートを始めています。

長崎で20年、”満行”で長崎で21回目、さだまさしさんの想いの大きさと力強い実行力に頭が下がります。
書きたいことは沢山ありますが、私のダメダメ文章よりcapさんのブログをみていただいた方が感動が伝わると想います。
http://cap-yh.sadasan.com/

事前に行った広島平和記念資料館は満員で、さながらバーゲン会場(ゴメンナサイ)。人が川のように動いていました。
外に出るともの凄い熱さ。この熱さの中で被爆した人の苦しみを思うと本当に心痛みました。




No. 183:PowerBook 復旧完了
組長さん (2007/08/11 12:57:05)

復旧やっと終わりました、思いの外簡単でした。
やはりロジックボードがNG、ハードディスクはOK。動作を確認して腕組み?。
ハードディスクがNGと思い160GBのハードディスクを購入していたのです。
ネットでPowerBookのハードディスク交換を検索。これが沢山あるのです。いくつかを読み写真を見て交換を決断。

確かにネジを外しハードディスクにたどり着くまではコツがいるところがありますが、何とか1時間で交換終了。
システムをインストールして大きなファイルは寝ている間にコピー。朝から6時間で最終の動作確認も終了。
前回を思い出すとなんと便利になったことか!。世の中確かに進歩している!。

渋谷アップルストア美人おねーさんの厳しい目での”バックアップは絶対にしておいてください”を思いだし。
完全パックアップを行おうと思います。


No. 182:PowerBookその後-2
組長さん (2007/08/10 15:27:20)

オーディオ初心者さん、書き込み有り難うございます。
パソコンの復旧はシステムのインストールから始めると3日は掛かります。これはかなりしんどいです。
ここ数日は時間があるので頑張ってみます。

いまアップルストアから修理完了の電話がありました!。引き取りに行かなければ原因は分からず。何が起きていた事やら。はらはらドキドキで引き取りに行きます。


No. 181:
オーディオ初心者さん (2007/08/09 15:54:41)

パソコン壊れると、かなりブルーになりますよね…お察しします。
修理センターは、それに追い討ちをかけるようなこと言うんです、私もT芝で腹が立ったことあります。
それで、現在のPCは5年保障をつけました。

> 何が有っても¥51.450で修理できるコースでお願い。

ご、五万円。この金額だけでも私の経済観念では奈落の底に落とされた気分です。




No. 180:PowerBookその後
組長さん (2007/08/08 18:33:22)

本日PowerBookは渋谷のアップルストアへ入院。
原因はロジックボードかハードディスクなのだがアップルストアでは確定できず。
何が有っても¥51.450で修理できるコースでお願い。

一つ納得できないことがありました。
ハードディスクNGの場合は交換してくれるのですが。内蔵されていたハードディスクは戻してくれないのです!。
”交換”なので戻せない?????。メカは確かに交換だけどデーターは誰の物????。
ストアのお姉さん曰く”バックアップは絶対にしておいてください”。
完全バックアップしていない私が悪いの?、何だか納得できない・・・・・。

完全ではないがバックアップは取ってあるのでま〜〜〜いいか・・・・。
最近もめたくないのは年のせいか・・・いかん怒りを忘れては・・・・。
バックアップは鍵とカードは手元に残って、程度の感じ、データーは・・・・あ〜〜〜不安。
ロジックボード雅NGで有りますように(祈り)。


No. 179:PowerBook
組長さん (2007/08/06 09:37:11)

PowerBookが起動しないのです。
それは突然来ました!。昨夜TDを行いながらメールチエックをしていたのです、ポインターが動かない!。
再起動したらアップルマークが出て読み込みが始まると固まる。多分ハードディスクがNG、回転音がしないのです。
現在はバックアップHDでの運用です。そんなわけで数日間メールのレスポンスが悪くなります。ご迷惑をお掛けいたします。PowerBook復活したら報告いたします。


No. 178:スタジオ作業
組長さん (2007/08/02 15:45:14)

7月初旬から毎日スタジオの入っています。ここ数日は12時間作業が続き、ヤヤバテ気味・・・・。
オーディオ初心者さんが見たのは真にこの時の写真です。

これらの山、NEVEのEQ付きモジュールは全部で24ch。録音時はマイクアンプ、ミックス時はLIN EQとして使っています。鈴木組の宝物です。
組の機材リストを見ると良く此処まで集めた物だと驚きますが、全てはクライアントさん有って出来ることです。
古い機材をコンディション良く使うのは、新品のように使い放しと言う訳には行けません。時間を掛けていつでも敏感に管理をしてあげなければいけません。お金と時間が掛かります。
古い人間の扱いと同じです。ハイ自虐ネタでした。

スタジオではアキュフェーズ製品も大きな役目を果たしています。DG28・A/D D/AC Conv・クリーン電源
これらは名物営業T氏との出会いがなければ知らなかった物。これらが無ければ私は今もエンジニアとして生きてこられたか自身がありません。
T氏は間もなく定年退社します。出会いは宝と心から思える事でした。Tさん本当にお世話になりました中心より感謝いたします。

最近のマイブーム「黒へび党」さんとの出会いも近々書きたいと思います。


No. 177:
オーディオ初心者さん (2007/08/02 11:55:14)

さだまさしさんのレコーディングについては、capさんのブログを拝見させていただき、そこからリンクしていた某所で組長タワーの写真を見ました。
凄いです!山積みですね。


No. 176:さだまさしさんのTD
組長さん (2007/07/31 18:19:37)

さだまさしさんの2007年新作アルバムTDが昨日終わりました。お役目を果たせてホッとしています。
今はマスタリング最中です。何と気分が張り詰めた1ヶ月だったのてしょう!。
関係者の皆様、お疲れさまでした。
今は自宅でマスタリングの仕上がりを楽しみに待っています。

明日からは6日間連続でライブのTDが始まります。体調に気をつけて頑張るぞ!。


No. 175:一流人の証明
組長さん (2007/07/24 21:36:40)

”さだまさし”さんの歌入れが本日で全て終了しました。
一日で完璧に3曲と4曲を歌った日がありましたが、その後は高いところを目指して、可能な限りスタジオに来て頑張っていました。

一流の人と仕事をするといつも思うことが有ります。皆さん妥協はするけど、可能な限り高いところを目指して頑張りきる。そしてやるべき事をしっかりやっています。
常人には妥協と思えないほどの所に自分を追い込んでゆきます。今回も大きな感動を沢山いただきました。

宮本笑里さんの録音の時に父の宮本文昭さんがこんな事を言っていました。練習では悪魔のように自分を責め立て、本番のステージでは天使のように演奏する。

「努力し続ける」一流人の共通意識と思えます。

怒濤のスタジオ作業が続きます。さ〜〜〜自分に負けないように頑張ろうっと。


No. 174:連日のお疲れさまです。
組長さん (2007/07/23 02:39:03)

capさんも、さぞお疲れの事と思います。先が見えて真に乗り切れそうな雰囲気ですネ。毎日が良い感じです。
毎日自分に言い聞かせています、油断をしないでガンバロー!。

19日の歌入れ後の夜は、7月3日以後初めての夜セッションがない日でした。
久し繰りにスタジオを離れてホッとしました。なにやらお金使いたい病は全快したようです(笑)。
7月に入りスタジオからオーダーしたCDはセット物も1と数え27枚になっていました。
何処に置くのだろうこんな数のCD!。CDの到着が怖い毎日を迎えています(><)!.


No. 173:RE:新生 鈴木組BBSと近況報告
capさん (2007/07/22 20:01:55)

BBSの新装開店(?)おめでとうごさいます。

連日のレコーディングお疲れ様です。何とか毎日乗り切っている感じですね。
先が見えてきたので、ちょっとホッとしますよね!


No. 172:恥をさらして・・・・・
組長さん (2007/07/18 13:34:42)

我が家のテレビは地上波/BS/CS110度デジタル対応ブラウン管テレビです。
2003年試験放送が始まったときに購入しました。この時UHFのアンテナは自分で設置しました。
画像の美しさは液晶やプラズマより遥かに綺麗と自負しています(笑)。

折角BS/CSチューナーが入っているので放送を見ようと思いアンテナを立てるべく調べてみました。
BS/CSアンテナは南西向き指定、自宅建物は南南西方向は開けています。アンテナを設置するベランダに出てみました。
ご近所のアンテナが沢山立っています、行ける!と早速アンテナを購入。取り付け30分、何と簡単に設置できることか!。
アンテナ線を繋ぎテレビのスイッチON、しかし設定をしていっても何も電波は受けないのです。
HD DVDデッキでも受けず、商品NGと判断しました。返品することにして撤収を始めたときに気がついたのです。
近くのビルに着いているアンテナの向いている方向が2種類有るのです。
自宅建物のアンテナは南南西、周りのビルは南西と南南西。此処で気がついたのです。
南南西はBS/CS、南西はスカパー、あ〜〜〜〜〜〜〜やってしまった。
我が家のベランダからは南南西方向は建物が邪魔で電波は受けることが出来ません、がっくし・・・・・・。
今はスカパーかケーブルテレビに加入するか悩んでいます。


No. 171:(削除済)

No. 170:新装開店、おめでとうございます。
オーディオ初心者さん (2007/07/17 13:35:18)

この形式のほうが、皆さんの書き込みを見落とすことがないので私は有難いです。
「瀬戸際の魔術師」って聞いただけで緊張する言葉ですね。


No. 169:新生 鈴木組BBSと近況報告
組長さん (2007/07/16 23:24:02)

こたさん、ありがとう御座いました。お手数をお掛けいたしました。
何事にも素早く対処していただき感謝です。これからも宜しくお願いいたします。

「さだまさし」さんの2007年アルバムレコーディングが始まっています。
毎年超人的な頑張りを見せてくれますが、今年は流石に新曲が出そろうかハラハラドキドキしました。
しかし締め切り最終日には素晴らしい曲が3曲も出来あがり,今日は何と3曲も歌の録音が済みました。
ことしの瀬戸際の魔術師は別格ステージに上がったように思います。本当に凄い頑張りと才能です。

ここから怒濤のレコーディングが続きます。がんばろ〜〜〜〜〜。


No. 168:BBSのシステムを一新しました
こたさん (2007/07/16 22:42:58)

皆さま

 先日は色々お騒がせいたしました。それに伴い組長と相談の上、BBSのシステムを一新いたしました。
新しいシステムは、親記事−返信のスレッド型ではなく、時系列で最新が常に上に来る仕様になっています。また、URL抽出エンジンも見直しましたので、特殊文字を含むURLもきちんとリンクとして処理いたします。
記事は1000件毎にアーカイブしていきます。「黒へび」やレゾナンスチップの有効的な使い方など、有益な投稿がそのまま流されて消えてしまう事がなくなります。

ご希望等あればここに書いていただくなり、組長に直訴していただくなり、適宜ご連絡下さい。
では、今後ともよろしくお願いいたします。


No. 167:
組長さん (2007/07/10 19:14)

関係者の皆様、復旧にご尽力いただきありがとう御座いました。感謝です。
老い先・・・・・・・不明です。せいぜい皆様に嫌がられながら、頑張ろうと思います。
皆様覚悟をしておいてください。


No. 166:
こたさん (2007/07/10 19:00)

オーディオ初心者さん、ありがとうございます。また、タイミングが悪くて失礼しました。
ご提案いただいたアイディアにより、親記事も直近分のみGoogleキャッシュから復活させる事ができました。
老い先…モゴモゴ(失礼)…貴重な組長の玉稿を復活出来た事、感謝いたします。
何れにしても、消失してしまった投稿をして下さった皆さま、失礼いたしました。


No. 165:
オーディオ初心者さん (2007/07/10 18:14)

ちょうど復旧中に書き込んで消えてしまいましたので、もう一度。

http://72.14.235.104/search?q=cache:fLKlnrjX-HsJ:www.zukizuki.net/zukizuki_bbs.cgi+site:http://www.zukizuki.net/zukizuki_bbs.cgi&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp

googleのキャッシュに親記事が残ってます。復旧される場合はお早めに…


No. 164:
こたさん (2007/07/10 18:06)

皆さま
ご迷惑をお掛けしてすみません。ここまでは復旧出来ました。
根本の原因はまだ不明なのですが、おそらく削除システムの不具合で親記事が全て消えたため、その返信投稿が全て表示されなくなってしまっていました。親記事を投稿して下さった皆さま、すみません。

近日中にシステムの見直し等を行います。
どうぞお許し下さい。


No. 163:消えました。
組長さん (2007/07/10 10:00)

イタズラの書き込みを削除したら、全部消えました!。何が起きているやら。

No. 162:パブリックアドレス社主T氏の話
組長さん (2007/06/27 13:38)

T氏は古い飛行機大好き人、話を聞くと本当の面白い!。記憶にある話を幾つか。

ライト兄弟が飛行機を飛ばした1903年、40年後に大戦中のドイツでジェット戦闘機が飛んでいます(驚き)!。

「零戦」は7機飛んでいます。墜落した実機から可能な限り源部品を使い、無いものは部品の図面を起こし再制作して飛ばす贅沢な趣味なグループが有るそうです。
しかしオリジナルのスバルエンジン搭載機は1機です(機番61-120)。T氏ブログ
http://meza.way-nifty.com/
で見ることが出来ます。

「隼」はロシアで1950年代に発見、再生産の様なレストアが1機済み、後3機レストアの予定とか!。

「B29」は飛ぶのは1機、T氏は歴史的な意味を思い毎年数万円を寄付していたそうです。因みに大きさは、ボーイング737程度だそうです。現在では余り大きくは有りません。

「B52」は親子三代でパイロットがいる程の長命な爆撃機です。いまだに砂漠に完璧な防塵処理をして何時でも使える状態で駐機しています。
歴史の流れは速い!。飛行機の進歩は驚異ですね。

そして録音の歴史は大雑把に
1878年 エジソン音の記録に成功
1948年  LP発売
1982年 CD発売
1999年 SACD発売
やはり趣味の世界、進歩は遅いです。スタジオでの録音基礎技術は60'に完成していたように思います。録音機がデジタルになったことが大きな進歩?。


No. 161:「うたの日カーニバル 2007」
組長さん (2007/06/25 10:12)

今年は宜野湾市海浜公園 多目的広場、観客は会場での発表なんと3万人が参加しました。
BEGIN/Kiroro/下地勇/G. Murasaki (紫) with 8-Ball/風味堂/宮沢和史/MONGOL800/
BUBBLEGUM それぞれに特長がある音楽を披露多に盛り上がりました。

詳しくは「うたの日ページ」へ
http://www.begin1990.com/utanohi/index.html
には、これを見て大好きな夏がきます。

「さだまさし」さんから始まった思いは大きな広がりを見せています。


No. 160:
組長さん (2007/06/12 17:27)

ソニー・ミュージック 紙ジャケットの事は先に書きましたが、6月20日に笠井紀美子さんのアルバム「What's New」が「価値を高めて」再発されます。

サンプル盤が来たので聴きました。録音はすでに鈴木智雄の“天災”の片鱗が見えています(笑)。冗談はさておいて、73年の録音にしては、余りの音の良さに驚きでした。
当時のディレクター伊藤潔さんや守崎さんに助けられての録音、こんな音が録されていたのか!。

このCDは菊池雅洋トリオをバックにジャズクラブで聴いているような感覚に陥ります。
笠井紀美子さんのアルバムのなか際立って素敵なアルバムに再会、うれしい出来事でした。

私はこの録音時には26歳、有りがたい会社環境でした。
鈴江さん有り難う御座いました、大変だったと思います。この様に仕上げて頂き、また頭が上がりません。

笠井紀美子さんは現在アメリカ在住、多彩な才能を生かしてデザイナーをしています。先日TVバリバリバリューに出てきて、驚きました。


No. 159:価値を高める
組長さん (2007/06/10 22:55)

私が会社勤め19年で多くのことを学ばせていただいたCBS/SONY(現ソニー・ミュージュク)。
アルバイトだった私は大賀典夫さん(SONYは役職では呼びません)の"君、良い子だから入れてあげる"の一言で無試験入社しました。
私がCBS/SONYに入った頃、大賀さんはCBS/SONY専務でした(当時37歳、現在はSONY相談役)。
後に大賀さんはSONY社長になりました。当時も今も機会あるごとに”私の使命はSONYの価値を高めることです”と言い続けています

「価値を高める」この言葉は今も自分の忠信です。録音をさせていただいた本物のアーティストに対する忠信でもあります。

今や音楽業界はアーティスト{芸術家}の安売りです。

私は尊敬できるアーティストと対等に仕事が出来れば自分の価値も多少上がると頑張っています。
しかし、勘違いしている業界人?も沢山います。つまり、一緒に仕事できれば自分も偉くなった気になるのです、立つ位置での勘違いです。この様な方はテレビ業界では沢山見ます(苦笑)。
私は言いたい”会社の看板を外して、貴方の「価値」見せてください”と。
城は人です。会社名を前面に出すのは自分を否定している事と思います。


No. 158:
組長さん (2007/06/10 22:18)

オーディオ初心者さん、情報有り難う御座います。
今からこの様に話題になっているとは・・・、購入していただいても裏切られることはありません。
是非お聞き下さい。


No. 157:
オーディオ初心者さんさん (2007/06/10 22:02)

リンクが変になりました。アドレスをコピーして見てください。

No. 156:
オーディオ初心者さんさん (2007/06/10 21:52)

このアルバムについて、昨日、ヤフーのニュースで見ましたよ!
これです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070609-00000002-maia-ent


No. 155:
組長さん (2007/06/10 17:44)

マスタリングが済みました。自宅で試聴用のCD-Rを聴きホットしています。
録音に参加してくださった、スタジオのアシスタントエンジニア・マスタリングエンジニア、その他多くの方々に感謝です。

マスタリングはレベルを上げるここと勘違いしている人が業界でも沢山います。
その気になれば録音レベルを維持するためにコンプを掛けてチャチャで終わらせることも出来ます。

マスタリングが済みCD-Rを聴くとマスタリング エンジニア鈴江真智子氏の妥協をしない、常に高いところを求めて頑張る姿勢は音に表現されています。
録音進行中にスタジオで作ったCD-Rコピーとは次元の違う滑らかな音がしています。
鈴江氏は源音を大切にしながら何かをプラスして商品を作る、本当に手のかかることを淡々と頑張ってくれます。
私はマスタリングをお願いして9年になります。生意気な表現ですが、機会があることに成長を見せつけられます。毎度毎度の感謝です。

もう一つの感謝は「黒へびさん」一家です。
「黒へびさん」の父には、多くのアイディアや刺激を沢山頂きました。此方も毎度毎度の感謝です。
「黒へびさん」は「ACOUSTIC REVIVE」ブランドの事です。ここに度々書き込んでいただいている、オーディオ初心者さんの命名でした。

この録音は本当にむずかしい録音でした、純クラッシックではありません。ポップスでもありません。多くの音楽ジャンルから宮本笑里さんが美しい旋律をバイオリンで表現した”音楽”です。
録音の形態も何処のジャンルにも当てはまりません。録音のことが気にならずに”音楽”に浸っていただければ、目的は達成されたと思います。


No. 154:宮本笑里 アルバム録音終了!。
組長さん (2007/05/30 12:54)

今年の寒い頃から録音は始まりました。美しい旋律の入った素敵なアルバムが完成しました。
何より表現者として鍛え上げられた宮本笑里さんの音楽が素晴らしいのです。
我が家ではここ数ヶ月宮本笑里さんの音が聞こえない日は有りませんでした。録音途中,楽曲が増えてゆくのが本当に楽しみでした。

有名なブログが下記にあります、是非御覧下さい。
http://emirimiyamoto.com/
CD発売日が7月18日に決定しました。ご期待下さい、そしてお楽しみ下さい。


No. 153:ソニー・ミュージック 紙ジャケット コレクション
組長さん (2007/05/25 15:08)

Weather ReportのHeavy WeatherとGLENN GOULD/J・Sバッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)を聴きました。
普通に音がよいのにビックリ!。比較ではないので正確ではないかも・・・が記憶にある音より遥かに良い音でした。
ソニー・ミュージックの紙ジャケット&リマスター物は出来が素晴らしいと思っています。
アート・ワークも素晴らしいですが、リマスタリングが成功しています。リマスターされた”音”に制作者の見識を感じます。
私の録音したSANTANA「ロータスの伝説」やMiles Davis等を含めて、時々最新の録音とも思えるような高音質です。
この2枚は音楽歴史にの残る名盤です、聴き直して惚れ直しました。音楽の素晴らしさに感動・感謝。

再発物は音が良くて当たり前と思うのですが、時々にガッカリすることがあります。
再発物は制作担当が当時のディレクターと異なる場合が有ります。仕事場で聴いた他社の紙ジャケは、これ何?と思うほどにひどい音、完全に音楽が壊れていました。
裏切られた思いで、二度とこのメーカーの再発物は買わないでしょう。

滅多にありませんが自分の録音も、これは私の録音?と思う物もあります。当然抗議しますが、発売された物は戻りません。先ずはアーティストに失礼ですし、担当者の価値観を疑います。

紙ジャケト コレクションで期待を裏切らない商品を出し続けるソニー・ミュージック 。
評価が高いのは、有能な人材が沢山いる証明なのでしょうか。卒業者としては誇りたい気持ちです。


No. 152:ジェラシー・寺井尚子
組長さん (2007/05/22 10:16)

私の録音は音楽家からはそれなりの評価を頂いていますが、
録音評などでお褒めを頂いたことはありません。そんな中こんな記事を見つけました。
http://www.jazztokyo.com/oikawa/disk38/disk38.html
http://www.jazztokyo.com/newdisc/337/terai.html
有りがたいことです。


No. 151:
capさん (2007/05/12 20:10)

組長さん、鈴江さん、チキガリの6人、お疲れ様でした。

CDはみんなの力を結集したところから生まれるものです。
お陰様で、満足出来るものになりました。
ありがとうございました。

PS.僕のブログにも書きましたが、才能があり、お願いしたことをきっとクリア出来ると思う人にしか、僕は無理難題(笑い)は言いません。


No. 150:チキガリ・アルバムのミックスそしてマスタリング終了。
組長さん (2007/05/12 13:42)

全ての意味で前作品を超えるのには大きなエネルギーが必要です。エネルギー源はアーティストの前進する力だったり、スタッフ各自の高い所を目指す意識だったり・・・・・。

チキガリのプロデューサー八野さんやメンバーの渡辺敦からの無理難題(笑)を頂き懸命に対処・・・・出来たのかな〜〜〜〜?。
アルバム 「FACE」は男性シンガーが歌った曲のカバーです。録音は以前のアルバムの透明感や空間を生かしながら、やや力感や迫力の方に重点を置きました。

ミックスはオリジナル楽曲と参考資料を聴きながらアイディアをまとめて行いました。
アカペラのミックスは本当に難しい、なんと言っても“音”は“声”だけです。
“声”をEQをしたり多数のREVを使い、楽器の音を感じさせたり、コーラス本来の持ち味を表現したり、録音でしか表現できない何かをプラスして行きます。

今回のミックスは5月7日11時からミックスを始めて10日27時に終了しました。
ミックス2日目の8日夜中、発想を変えたミックスを車で聴きながら自画自賛,気分良く帰宅。そして駐車場の車中で確認の為に前作品「Foundation」を聴いてしまったのです。
「Foundation」余りの出来の良さに唖然・・・明るくなる頃まで駐車場で聴き入ってしまいました。
改めて闘志を増強してミックスを続け最終日の10日27時に終了。健大さんのお助けを頂き28時撤収完了しました。
疲れた〜〜〜と達成感が混じり合う眠い眼を擦りながら、明るくなった空を見て帰宅。

11日は午前中からマスタリングエンジニア鈴江真智子氏の所へ、以下SM嬢と記載(笑)。
マスタリング前の「FACE」をマスタリングルームのモニタースピーカで聴くと、中々良い出来!。音的には「黒へびさん一家」の参加で大きく前進出来たことを確信。

ここからSM嬢の力でより高いところへ・・・・・・・・凄い!。
自分で限界と思ったところから、魔女SM嬢はもう一段魅力的な音にしてしまうのです。またひれ伏しました。

4月9日から始まった今回の録音、激走でした。八野さん・敦ちゃん本当にお疲れさまでした。成長の源、無理難題お待ちします(大笑い)。鈴江さんお疲れさまでした。
マスタリングルームでの完成した音を通し聴きしたときには大感動しました。

皆さん。全ての意味で前作品を超える心意気で携わった全員の思いをお聞き下さい。
アルバムタイトルは「FACE」6/20 発売決定!です。


No. 149:はいさいFESTA 2007 はいさい音楽祭
組長さん (2007/05/06 12:57)

川崎 CITTA周辺が沖縄になっていました、CLUB CITTA' 「はいさいFESTA 2007」に行きました。

お昼ご飯にビールとワイン&スパゲッティーを食べ会場に着く頃にはすっかり酔っていました。
極上の席を確保、会場には振る舞い酒(泡盛)があり飲み放題状態。

【出演】さんさら(初代ネーネーズ:古謝美佐子、宮里奈美子、比屋根幸乃&佐原一哉)/ 普天間かおり/下地勇/All Japan Goith/永山尚太/彩風/
新良幸人&サンデー/ノーズウォーターズ/しゃかり/ 琉球国祭り太鼓(川崎)
皆さん個性的な音楽性!、やー楽しかった。6時間はアッと言うまに過ぎました。


No. 148:
組長さん (2007/04/30 17:50)

メンバーのブログに記載があるようにアルバムタイトルは「FACE」に決定。
昨年発表の「FOUNDATION」は女性シンガーのラヴソングのカヴァーアルバムでしたが、NEW ALBUM「FACE」は男性ヴォーカル曲のカヴァーアルバムです。
選曲も素敵な曲が揃っています。

音的には「黒へびさん一家」の参加で大きく前進できましたが、高音質で録音できても、音楽的に良いMixが出来なければ何の意味もありません。
チキガリの音楽が皆様の心の琴線を揺さぶるような音楽を目指して頑張ります。


No. 147:
capさん (2007/04/27 17:39)

お疲れ様でした。

音楽的にも、オーディオ的にも満足出来るものになりそうですね。
連休明けからのMix.も宜しくお願いします。


No. 146:
組長さん (2007/04/27 10:41)

チキガリ・アルバムレコーディンは「録音」の部分はhi_endさんにも参加していただき、無事に終了いたしました。
現在はCapさんが大阪でノイズ取りなどの編集作業を行っています。連休明けからミックスダウンの予定です。

忙しい日々が続きBBSの更新が思うように出来ていません(><)。


No. 145:
組長さん (2007/04/19 09:23)

「黒へび一家」の参加で今までにない高音質で録音は順調に進んでいます。
メンバーの家族からラフミックスを聴いて、ミックス後のようにキラキラと良い音に聞こえると反応があったと聞きました。「黒へび一家」に感謝です。

チキガリのメンバーたちも益々元気にパワーアップしています。今までで最高の出来になるでしょう。スタッフとして参加していても大きな楽しみです。


No. 144:
オーディオ初心者さん (2007/04/16 01:34)

okiさん
私も似たようなことを感じていたので、書き込みを見て嬉しくなりました。

音楽に限らず、現代は情報が溢れすぎていて、本や人から得た二次情報を自分が経験したことのように錯覚してしまい、知らず知らずに常識や正しいと言われていることに囚われてしまっている自分に気づき、ぞっとすることもあります。何事も自分で考え、経験したことを元に感性を磨きたいと思っておりますが、しんどい生き方です…


No. 143:一言いいたいです。
okiさん (2007/04/14 02:31)

独自の確固たるイメージは大切だと思います。そもそも良い音の基準は何なんでしょうか。私は基準と言うものは無いと思っています。聴く人が心に届く音、感覚的なものですが…そこが一番大事だと思っています。そこには音響機器の特製等は含まれないと思っています。高価な音響機器等ですと、電気的な特製等、成績が優秀な機械は沢山あると思いますが、ラジカセで聴いても良いと思えるものは多々あります。それは特製的なものじゃなく、演奏感、緊張感、ぞのアーティストの熱意等、パッケージから感じられるものです。正しい基準だと押し付けるような悲しい事は辞めてもらいたいです。その正しい基準?本当に正しいですか?その正しいと思われているものが本当に正しいのでしたら、万国共通…その正しい音だけになっているんじゃないんですか?全世界に流通している音楽は、全て音色、帯域等、全て異なっています。好きな音色、心地良いと感じられる事が、一番大事なんじゃないんですか?例えば、打ち込み音楽がありますが、これは生じゃありません。この時の正しい基準はなんですか?
最後に、正しい基準は千差万別違います。それに共感できるか、できないかの違いだけだと思います。貴方の良い音は、私にとっては良いと共感できるかもしれませんし、またその逆も考えられます。


No. 142:チキガリ・アルバムレコーディング スタート
組長さん (2007/04/10 11:07)

9日から大阪でチキガリの録音が始まりました、6月末発売予定のアルバムです。
内容的には定評のあるアカペラ パホーマンス、ご期待下さい。いけてまっせ〜〜〜〜〜〜。


No. 141:
オーディオ初心者さん (2007/04/07 14:33)

う〜ん、新人君より魔女様のどこかの血管が切れてしまわないか心配です。
お気を安らかに…と言っても無理でしょうが。

組長さま

> すり抜けてくるバイクは許せません。

話が飛びますが、これは台湾に行ったら、だぶん発狂しますよ(笑)
信号が赤になるたびに何十台ものスクーターが先頭に出てきて驚きました。車は最初からバイク分を空けて止まってました。信号が変わる数秒前からにじり寄って来てスタートダッシュするので、私は信号を渡るタイミングがつかめず途方に暮れました。


No. 140:
組長さん (2007/04/07 13:03)

魔女からの手紙は厳しい内容と思われる方がいると思いますが、私は大笑いしてしまいました。
新人君は事務用品を使えばそのまま、椅子を出せばそのまま、ケーブルを外せばそのまま、そのままんま新人君なのです。

ケーブル巻けると聴けば、ハイPA会社でバイトしていました。巻かせれば全部のケーブルの長さが異なる巻き。お前PA会社でバイトしてたと言ったよな?。
ハイ車を運転していました!。こんなやりとりです。これで1ヶ月経ち魔女様のお怒りは限界まで来ています。この手紙は厳しく叱り新人君が泣いた翌日です。

<今日来ないかと思ってたら、来た。
普通に。
しかも意味のないへらへら笑いまで戻っていた。

彼はもしかして双子とか、三つ子とか五つ子とか。
教えてる人が毎日違くて、何も伝わってないとか・・・?。>

魔女様の反応には大笑いできました。

何年か前に親のしつけが話題になりましたが、まさに現場ではこんな事が起きているのです。私たち世代の責任です、日本はこのままで大丈夫かと思ってしまいます。
自分に厳しく、人にも厳しく生きる事は大変ですが。ブツブツ面と向かい文句を言いながら生きています。

呆れた話を二つ。
その1。グリーン車に女性の親子孫3名が入ってきました。後ろに座り大きな声で話しながらお菓子を出しボリボリたべる。車掌さん来て精算、チケットは買ってなかったのです。その後の会話は・・・車掌来ちゃったね・・・。3人が降りる時、椅子はお菓子のゴミだらけ、食べ残しまで置いてある。こんな環境で育った孫はこれが当然、こんな人間が増殖します。
私は親子と椅子を代わる代わる見て舌打ちをしましたが、無視されました。

その2。センターラインが黄色の道路の交差点信号で止まると、後ろからバイクが対抗車線をすり抜けて走ってくる、前から来た車をよけて信号の先頭に。
バイクの後ろには子供!!!!。この子はいつか交通事故で死にます。親の責任です。
この時私が先頭ならフルアクセルで走り出し、バイクを対向車線に追い出していたでしょう。
すり抜けてくるバイクは許せません、私は交差点ごとにバイクと戦っています。


No. 139:
オーディオ初心者さん (2007/04/06 21:18)

思いついたまま書いているので、そのまま復活させることはできませんが
----------------
「プロフェッショナル〜仕事の流儀」で宮崎駿さんが出ていて、映画が本格化するにつれて不機嫌になり、テレビカメラもどんどん遠巻きになってしまた。
人が全身全霊で何かをしようとするとき、あんな風になるのが自然なのかなぁと思ったと同時に、自分は何事も本気で取り組んでないと感じました。
----------------
というようなことを書いて、「プロフェッショナル〜仕事の流儀」は大好きなので、組長さまにも出ていただきたいと最後に書いたと思います。

SM嬢様、お疲れ様です…
「わかりません。教えてください。」と堂々と連呼できるのは新人のときだけなので(私は未だに言いますが)、妙なプライドは捨てて先輩にぶつかったほうが得なんですけど、それがなかなかできないものなんでしょうか…
昨日、今年定年を迎えた小学校の名物教師(途中から見たので違うかも)が「心の扉は教師が外から開けようとしても開かない。子供が中から自分で開けるしかないので大人はその手助けをする。」というようなことをおっしゃってましたが、もう子供ではない私にも言えることで、自分で扉を開かないと世界は広がらないんだなぁと思いました。
へらへら笑いの新人君も、心の扉を閉じてるのかもしれませんね。


No. 138:
組長さん (2007/04/06 19:08)

オーディオ初心者さん、申し訳ありません。手違いで書き込んでいただいた記事を削除してしまいました。
お手数をお掛けいたします、また書き込んでください。宜しくお願いいたします。

私も「プロジェクトX」や「プロフェッショナル〜仕事の流儀」は大好きです。
番組の登場人物のように過酷に自分を責め立てることは出来ていませんが、一週間で4kg痩せたことはあります(笑)。
私が番組に登場するには最低あと100年は必要です。なにせ精神年齢はまだ5歳ですから(笑)。

自分には過酷な環境はありませんが、仕事場でのアーティストの方々は過酷に自分自身を責め立てています。
正に人生を絞り出すように作品を作り上げています、”是非CDを買って下さい”。
「さだまさし」さんは”神がおりてきた”と表現しますが、6時間で6曲の名曲を作曲したことが有ります(詩曲です)。
本人も仰るように、思い続けなければこの様なことは絶対に起きません。

4月に入り新入社員の皆さんは大変な思いをしている事でしょう。一生で一番大変な数ヶ月です。
この時期に怒られた事は後になればどれ程大切な大きな事を教えてくれたか判ります。無意識で仕事をしないで下さい、全ての行動には”何故”が必ずあるはずです。頑張ってください。

先輩も大変です。箒(ほうき)に乗って通勤している知人の魔女は、最近SM嬢に心を変えて新人をたたき上げ育てています。現場に行くと、新人も大変・先輩も大変です。

私は会社にいた頃は何人もの後輩の頭を殴りました。今も時々やりますが・・・期待しなければ怒りません。見放せば”あいつはダメです”で済むのです。
人に係わらなければ、人は育ちません。先輩諸氏は通常の仕事を遣りながらの教育です、本当に大変と思います。自分に厳しく、人にも厳しく生きる事は大変です。頑張ってください。

手紙を「ご本魔女」に記載することを許可していただきました。

お疲れさまです。
今日来ないかと思ってたら、来た。
普通に。
しかも意味のないへらへら笑いまで戻っていた。

彼はもしかして双子とか、三つ子とか五つ子とか。
教えてる人が毎日違くて、何も伝わってないとか・・・?

今日は客が来る40分も前にコーヒー入れようとして、また私に文句言われて・・。
これも私のおぼえている限り、2回目なので、もうあきらめるかな。

13時半から立会いなんですが、それまで彼がどういう風に時間を過ごすか楽しみです。
きっと、何か言われるまでじっと座ってて、
自分が書いたメモ読んで(以前、それ何してるの、って聞いたら「あ、復習してます」と)、でも、実際作業やらせて、手順がわからなくなったときには一切役に立たないメモなんだけど。

一度、手順がわからなくておろおろと意味のない動作を繰り返してたときに、「何がわからないの、メモ見ればいいじゃん」と言ったら、
腰にぶら下げてる小物入れみたいなバッグからおもむろにメモを取り出して曰く「書いてありません」。

は?(笑)

メモを見るということすら気づかないほどおろおろしていたのか、メモに書いてな
いということはわかってたんだけど私に言われてポーズだけ見たか・・・?

先輩は大変です。お疲れさまです、真にSM魔女です。


No. 137:自分に厳しく、人にも厳しく生きる事は大変ですが。
組長さん (2007/04/06 16:24)

忘れられない言葉が有ります。「仕事の中で人に優しいのは、いい加減な人間」。
山口百恵さんの育ての親、SM氏がスタジオで発した言葉です。

オヤジの戯言です・・・・。
最近周りに仕事のやり方に問題が有る人が数人出没、毎日腹を立てています。
基本はこんな感じです。意思の疎通が出来ない・仕事をやり遂げる知識がない・何が大切か判らず確認ごとが出来ない。

最近車を修理出した時の出来事を一例に上げます。
言葉使いは不愉快になる程のフレンドリー・メモ紙を持ち、しゃがみ込みテーブルに肘を着きの対応・此方の説明を遮り自分の考えを押しつけて話し始める・用意した代車の中は埃だらけ。
引き取りに行くと対応は立ったまま、見下げられ不愉快になる程のフレンドリーな説明・此方の勘違いを謝れば”気にしなくて良いです”こんな言葉が返ってくる・オマケに車検証無しで車が戻ってきました。

こんな扱いを受ける此方にも問題があるのかとは思いますが、流石に切れました。
店長様に直電話。4月の異動で店長になった私と同年代の方に意志は通用しましたが、時間を掛けて改革して行くとの回答。オヤジの怒りで改善される事を期待しています。


人に厳しく完璧を求めるには、当然自分自信にも厳しさを必要とします。
完璧を求めて自分を律して仕事をして行くことは辛いけどやり遂げたいことです。自分に完璧を求めなければ成長はありません。人にも成長して頂きたく厳しくなります(笑)


No. 136:
オーディオ初心者さん (2007/03/26 11:18)

すみません。
以降、このような場合は、むやみに回答しないようにいたします…


No. 135:
組長さん (2007/03/25 12:43)

皆様にお願い、
このN森A菜さんのような、個人宛の質問はご遠慮願いたいのです。掲示板を見に来てくれる方に有効な話題の提供をお願いいたします。


No. 134:
オーディオ初心者さん (2007/03/23 18:48)

N森A菜さん、こんにちは。

私が自信があるように感じていらっしゃるのなら書き方が悪いのでしょう。申し訳ありません。それは誤解です。
私はクラシックのコンサートも沢山ではありませんが定期的に行っています。しかし、クラシックではオーディオの調整は難しい(そのような能力はない)と言っているのです。そもそも正しい基準とは何かわかりません。

私は自分が一番聴きたい音楽が、自分が心地よいと思うように鳴っているのが一番です。自分が聴くためにオーディオを買ったのであって、他人に客観的に良い音を聴かせるために買ったのではありません。
M田S子さんのコンサートには毎年複数回行っておりますし、ディナーショーは6回行きましたがオーディオを調整するための参考にはならないと思っています。

ご期待に沿うことができずに申し訳ありません。


No. 133:
こたさん (2007/07/10 18:00)

すみません、元記事が消失しました。

No. 132:
組長さん (2007/03/19 00:12)

オーディオ初心者さんやりましたね!。頑張った意味が有りましたね、良かった良かった!。

水晶はヤバイスです、過去に経験した事の無い音がします。
今日もスタジオで発見がありました。Pro Tools用のハードディスクに使うと事件が起きます。
スピーカーから出る音の空気感が劇的に変わります。
新鮮な美味しい空気、見通しの良い平原にいるようです。強い薬を飲んで幻想の世界にいる・・・・の様な気分です。
スタジオのコントロールに居た全員が、ビックリ!!!!!でした。水晶独特な音があるようです。でも・・・・・水晶パワーなんて言おう物なら・・・ヤバイス。

アクセサリー使いでは初心者の私ですが、これは誰もが驚くと思います。事件です!!!!。


No. 131:
オーディオ初心者さん (2007/03/18 23:22)

書き忘れましたが水晶板は電源タップ下に2枚で、今のところ落ちついています。マイケルがバラけて聴こえたのは水晶板込みです。

No. 130:
オーディオ初心者さん (2007/03/18 23:17)

水晶板の置き場所がわからず(音は変わるのですが魔法がかからない)呆然としているところに、黒水晶チップ2個が降ってきました(笑)ので、ラインケーブルに貼ってみたところ、やりました!魔法がかかりました!
歌声が良くなるのもさることながら、今までパーカッションが混み混みで聴き取れなかったり、詰まって聴こえてる音があったマイケルの「DON'T STOP 'TIL YOU GET ENOUGH(今夜はドント・ストップ)」が、全部バラけて聴き取れる。凄い…

基準やセオリーについてですが、私は素人ですので当然わかりません。私独自の基準と言えば一点「M田S子さんの歌がこういう風に聴こえて欲しい」のみです(笑)
M田S子さんのマイクを通さない生の声など一度も聞いたことありませんが、なぜか確固たるイメージがあります。そのイメージにオーディオを近づけていくとクラシックやジャズを聞いたときも良くなってますが、クラシックやジャズを聞きながらオーディオを良い方向に持っていくことはできません…


No. 129:
組長さん (2007/03/18 11:23)

黒へび党さん、書き込み有り難うございます。
<オーディオの音という観点ではある程度基準とかセオリーが存在し、そこをしっかりと理解しセッティングする。
これを基礎知識と使いこなしとでも言うのでしょうか?その上で得られるある一定のクオリティーを確保し好みの方向を探るのがベターだと私は考えています。>

私もその様に思います。
残念ながら私にはまだ、セッティングの基準やセオリーの基礎知識がありません。
今は過去経験のない、この音の変わりようにボーゼンとしているのが現状です。

アクセサリーは無知ですがお役に立てばよいと思い、良い切っ掛けなので挑戦し体験レポートを書きました。
私は「黒へびさん」の父から情報を頂きましたが上手く対応できず、健さんが数時間で結果を出したことが驚きです。
基礎知識はやはり経験を積まなければ身につきません。アクセサリーに関しては本当に私は不器用だと思います。

今は再生側ですが、何とか知識を身につけて録音側にも水晶の効果を適用できれば良いと思います。
スタジオに行って”水晶パワー”などと言ったら、あ〜〜〜組長ついに気が狂ったと思われます。この音何!と聴かれたら”水晶パワー”と答えるつもりです(笑)。

<利益優先という面では雑誌も本当の事をかけない&書かないのは良くないと思います。>
これに関しても、同感です。
特に某レコーディングマガジンの評価には怒りを覚える記事が沢山あります。
黒へび党さんも色々なアクセサリーに関して私には判らない怒りが有るのでしょう。でも冷静に書き込んでください(笑)。


No. 128:
黒へび党さん (2007/03/18 05:33)

組長様、こんばんは。
新米の健様、はじめまして。よろしくお願いいたします。

>音楽や音は感性の世界ですから全員を納得させることは不可能と思いますが・・・・・。
そうですね、全然判らない方もいるのでそういう場合は仕方ないと思います。
ちょっと話しはそれますが、オーディオの音という観点ではある程度基準とかセオリーが存在し、そこをしっかりと理解しセッティングする。
これを基礎知識と使いこなしとでも言うのでしょうか?その上で得られるある一定のクオリティーを確保し
好みの方向を探るのがベターだと私は考えています。
そういう基本を教えられる人や環境(メーカーや販売店)がオーディオマニアの周りになさ過ぎると思います。
下手したらその人たちも無知ですから・・・。
もしちゃんとした環境があれば、キチンとしたクオリティーの商品が多く市場に出回り、販売店がユーザーの好みを聞き、
的確にその中からピックアップする。そして部屋や機材の性能を最大限に引き出せるテクニックやアクセサリーも提供する。
ユーザーはそれを素直に受け止め実践する。こんな繰り返しで双方がどんどんレベルアップしていけると思うのですが・・・。
実際は利益優先だったり、知識不足や誤った知識で双方が堂々巡りしているだけ。
それが故にオーディオ業界はいろんな物が存在しているのですが・・・(苦笑
利益優先という面では雑誌も本当の事をかけない&書かないのは
良くないと思います。それとユーザーも自分の好みばかりに囚われ肝心の基本性能に気がいかないのも良くないことです。
音楽業界にも似たような現象があるのではないでしょうか??

この辺を踏まえると、組長さんと新米の健さんの経験&レポートは大変重要です。
今回の水晶のチップ&インシュは双方とも関連商品の中でも現状では決定版と言うべきクオリティーでしょうし、それを知識と経験のある組長さんが的確なレポートをし新米の健さんが試されレポート・・・、掲示板を見た人が他で試して・・・なんてどんどん広がって欲しいですね!!

組長さま、他のチップでチューニングされていると言う方にも試していただいてコメントしていただけたら
面白いのではないでしょうか?(笑



No. 127:
組長さん (2007/03/17 19:51)

健さん、お疲れさまでした。
確かに仰るような様な聞こえ方がします。強い薬を飲んで幻想の世界にいるような・・ではありません。

自分は現状が今だ信じられなくて、息子に音を聞いてもらい確認してもらいました。
息子が録音に立ち会ったホール録音のCDを聴き、一言、生みたい!録音した場所の生の音がしている。

健さん、身近なエンジニアが同じような評価をしてくれて自信が持てました。
「黒へびさん」の父に感謝すべきです。


No. 126:
新米の健さん (2007/03/17 19:15)

初めまして。新米の健です。組の外部構成組員で、組長様には大変お世話になっております。

先日、組長様に今話題の「水晶の張り物、置物」をお借りしました。

張り物二枚と、置物一つで我が家のオーディオ部屋のベストの置き場所を捜すために試行錯誤しましたが、張り物はプリアンプのアウト側のキャノン、置物はプリアンプ上のアウト側に落ち着きました。

効果は絶大で、自分の家では求めてはいけない(笑)と思っていた音以上の音がそこにはありました。レンジは広くなり、奥行き感も出て、音の分離が良くなり、目をつむって聞くとそこで唄い、演奏しているかのように聞こえてきます。

自分のオーディオ部屋では限界があると決め込んでいた僕には本当に衝撃的でした。

こんな素晴らしい機会を作って頂いた組長様には大変感謝しております。


No. 125:
組長さん (2007/03/16 09:55)

マスタリングエンジニアの存在ですが、このアルバムの音楽的な内容は多岐にわたっています。
CD全体で楽曲毎の音量や音質を調整し、音楽的に一つのアルバムにまとめ上げたのは、マスタリングエンジニア鈴江真智子氏の技です。
鈴江氏には私の録音した殆どのマスタリングをしていただいています。お世話になり10年目に入りました。

CD の出来が良いのはミキサーの力で、CDから出来の悪い印象を受けたら、マスタリングエンジニアが叩かれる。こんな図式の書き込みをネット上では沢山みます。

マスタリングで録音の内容を変えるような大きな変化は出来ません。しかし固定された録音から音楽の本質を引き出す事は出来ます。

鈴江氏には何度も神業と思えるような仕事を見せていただきました。

Keiko Leeさんのアルバム・ヴォイセズ/Voicesは1995年から7年間にわたる録音のベストアルバムです。
この中に一曲自分の録音した曲がありマスタリングに立ち会いました。記録メディアもエンジニアも当然録音時期も音楽的な内容も異なります。
これを一枚のアルバムにマスタリングすると違和感無くではなく、新作のように聞こえました。
プロデューサー曰わく、何枚かのオリジナルアルバムは余り良くない出来と思ったが、そうではなかった!。ボソリと言ったのが妙に記憶にあります。

鈴江氏の仕事にはSeiko Matsuda74枚組のアルバムが有ります。
全て鈴江氏のマスタリングではありませんが、この中に80年代私が録音したオリジナルアルバムは鈴江氏のマスタリングです。
過去に発売された全CDの中でも、このアルバムの音が一番自分の意図したことが聞こえます。
もし聴く機会が有ればオリジナルアルバムの”ユーミン楽曲”と”ユーミン楽曲”のベストアルバムを聞き比べてください。
ベストアルバムとオリジナルアルバムの音は異なって聞こえます。私的にはベストアルバムのマスタリングは”崩壊寸前です”

最近のCDでは。比嘉栄昇「とうさんか」さだまさし「日本の美しき面影」寺井尚子「ジェラシー」で鈴江真智子氏の素晴らしい仕事を聴くことが出来ます。


No. 124:
組長さん (2007/03/16 09:31)

黒へび党さん、書き込み有り難うございます。
私は余り詳しくありませんが。確かに色々なチップ系の貼り物やインシュレータが存在しております。
音楽や音は感性の世界ですから全員を納得させることは不可能と思いますが・・・・・。「黒ヘビさん」以外のチップで見事に部屋のチューニングをしている人がいます。
物を使い切れるかどうかと思いますが・・・・・・。

水晶は私の感覚では機材の音では無い、何か特別な・・・・音に魂が・・・・あ〜〜〜〜また怪しくなってしまう・・・・・・(汗)。
”電波”と同じ説明できません。”電波”で生の音や音場が変わります!変わった音が録音できる!・・・・・ちょ〜〜〜怪しい機材です。でも効果は事実です。

恰も強い薬を飲んで幻想の世界にいるようです・・・・・・・・(笑)。


No. 123:
黒へび党さん (2007/03/16 02:57)

組長様 こんばんは

素晴らしいレポートご苦労様です!!
とても判りやすい内容でした。
私も沢山愛用しております(爆
確かに貼る場所によっては、「ん??」という場合もあると思いますがツボを抑えてしまえば水を得た魚??の如くみずみずしい生命力のある質感に変わりますね。
皆様、組長様は狂っておりません!!確実に水晶は素晴らしいですよ(笑
この変化は機材を換えるより大きい場合があるのではないでしょうか??

現在、色々なチップ系の貼り物やインシュレータが存在しております。
確かにどれを使っても変化はしますが、帯域や音色が大きく変化するものにそのインパクトで
勘違いしてしまうことが多いのではないでしょうか??
一人でも多くの方にそこから脱却していただきたいものです。

また、「黒へびさん」の父さんの、周りの方とのお付き合いの仕方にも大変感銘を受けますね。



No. 122:
黒へび党さん (2007/03/16 02:30)

組長様 こんばんは。

マスタリングエンジニア鈴江真智子さんの、Seiko MatsudaのアナザーヒーローとはTVでやっていたものですよね?
見た記憶があります・・・。
東京&沖縄のマスタリング前を聴いて見たいものですが、見事に統一された音色になっていましたし互いの良いところを生かしていたと思います。



No. 121:
組長さん (2007/03/15 22:55)

酔っています。
引いて此のBBSを見ると「黒へびさん」にラブラブです、でも良い物は良いのです。私は音に興味がある方にお知らせしたいと思い一生懸命感じたことを書いています。
本物か偽物か時間が判定してくれます。口先の真実は残った事はありません。

「黒へびさん」の父より、
”教祖はやめましょう。この業界、すぐに教祖になりたがる人が多いのですが、私は誰とでも同じオーディオ仲間、音楽好きとしてお付き合いしたいと思ってます”。
とのメールがありました。「黒ヘビ教」を訂正して「黒へび党」とさせていただきます(大して変わらない!?(笑)。


No. 120:
こたさん (2007/07/10 18:00)

すみません、元記事が消失しました。

No. 119:
組長さん (2007/03/12 12:40)

オキナワンフールオーケストラというCDが、2人のミキサーの個性を出しながらそれなりに聴けるのなら、CDを作るために働いたもう一人のエンジニア、マスタリングエンジニアのことも忘れてはいけません。

マスタリングエンジニア鈴江真智子氏の事は改めて書きたいと思います。氏は既にSeiko Matsudaのアナザーヒーローで全国的に有名です。Seiko Matsuda74枚全てのマスタリングをしたのではありませんが、鈴江氏のマスタリングは、音の良さで多くの方が認めています。


No. 118:
黒へび党さん (2007/03/11 00:08)

組長様、返信ありがとうございました。

久々のBEGIN、音質云々抜きに堪能できました!!
「青い真空管」なんてオーディオマニアにぴったりでは!?(笑
子供も一緒に聴いていてジャケット見るなり、「自分たちもこの音楽聴いているから豚さんだね」と言いブタの真似して喜んでました。
ブタの鳴き声のところ聴かせたら大興奮です・・・(汗
子供って面白いですね。

TVで拝見しましたが沖縄サイドはあの環境ですから、がんばって仕上げていますね。正直もっと極端な差を感じるのかと思っていたのでビックリはしました。
しかしながら、聴かせ方に歴然とした個性を感じることが出来ました。エンジニアの方に視点を置いて聴いたことがあまりなかったので
このCDでよい経験が出来ました。

「ビギンの一期一会」では、組長さんが沖縄で録音したわけですね?
それはまた面白そうですね。是非聴かせて頂きます。
私も妻もBEGINは好きなのですがなぜかCDは購入していないのでこれを機に他の物もと思ってます。

「テイチクアワー」の独特な雰囲気はそういうことでしたか!
ありがとうございます。その辺をイメージしながらまた聴いてみます。






No. 117:
組長さん (2007/03/10 14:39)

黒へび党さん、CDの購入有り難うございました。音楽はお楽しみ頂けたでしょうか?。
BEGIN&スタッフの渾身の力で作り上げたアルバムです。

さて録音の件ですが、私が一番心配していたのは沖縄での録音がデモテープのようになることです。

音を聞いた私の第一印象も黒へび党さんの仰るように感じました。
東京での録音は全ての意味で完璧な条件で行われました。沖縄での録音は小誌に有るようにほぼ宅録です。録音的には多くの不利な条件の中での録音です。
勝ち負けでは当然良い条件の上で録音した東京での録音が音質・音場感・質感・等良くなければなりません。
しかし沖縄録音も多くの良いところがあります。困難な条件の中、良く頑張って作り上げた録音と思います。録音の条件を乗り越えて、2人のエンジニアの芸風をお楽しみ頂けたと思います。

アルバムタイトル「ビギンの一期一会」は沖縄でほぼ同じ様な条件で録音した物です。機会が有れば此方もお聞き下さい。
内容的には、BEGINの開発した楽器”一期一会”による、うん十万売れたセルフベストアルバムです。この時の経験上に「テイチクアワー」があります。

「テイチクアワー」について一言。
この録音は一部を除き、スタジオで歌手の方を含め全員同時録音で録音しました。ブースも殆ど使わず、細かな修正は一切ありません。よって独特な音場や雰囲気を感じられるのです。

「黒ヘビさん」の実家では素晴らしい音で「テイチクアワー」を聴かせた頂きました。


No. 116:
こたさん (2007/07/10 18:00)

すみません、元記事が消失しました。

No. 115:
組長さん (2007/03/07 01:18)

なにやら読み直してみると、自慢とも見えますが当時はイッパイ イッパイでした。どんなに一生懸命に仕事しても、評価は結果です。
多くの録音をしましたが、不思議なことに自分の録音は多分全て判ります。MOUNTAIN・TWIN PEAKSも音楽の殆どを思い出せました。



No. 114:
こたさん (2007/07/10 18:00)

すみません、元記事が消失しました。

No. 113:
組長さん (2007/03/03 00:25)

アル・シュミットさんの名前と、憂歌団の「Good tim's roli」が出てきて、身の引き締まる思いです。お願いですから比較しないでください(笑)。

TOTO IVの収録曲「ロザーナ」は大きなスタジオに楽器を組み、PA機材を持ち込み通常のステージのようにモニターを返しながら録音したとの記事を読みました。
因みにアンビエンスはNEUMANN M49を無指向にし使っていました。や〜〜素晴らしいアイディアです。

「Good tim's rolin'」は忘れられない録音です。ファンだった憂歌団との始めて仕事。大好きなお酒を2週間前から断ち、約1ヶ月毎日夢のような日々を過ごしました。
録音もAl Schmittさんの手法に影響受けドラムブースの扉は開き、ピアノマイクをアンビエンスにも使う為ピアノカバーで回り込みを調整しました。
今聴くと録音的にはKickが近かったり反省するところは沢山ありますが。多くの挑戦をした思いでが沢山あるアルバムです。

この時以来、木村さんのソロアルバム「ポー」の録音に参加したり、昨年は内田勘太郎さんのアルバム「ギターシングス」の録音も参加させていただきました。


No. 112:
四十路のPA屋さん (2007/03/02 12:00)

こんにちは、大阪でPAをやっている者です。
はじめて書き込みさせていただきます。宜しく御願いします。

私の仕事カバンの中には常に「TOTO IV」というCDが入っております。
アル・シュミットさんが録音した物(MIXはグレッグ・ラダニーさん)で
仕事には欠かせない大切なアルバムです。
如何様な現場でも、頼りになる「ものさし」として活躍しています。

25年間(昔はカセットテープでしたが・・・)スピーカーのチューニング
に使用しておりますが、道具としてではなく、氏がこのアルバムで
どんな仕事をしたのかを追い続けているような気がします。
氏の仕事を直接見る機会などもちろん無い訳ですが、想像力をたくましくして思考錯誤を繰り返しています。

「TOTO IV」は製作期間9ヶ月。
私は氏の9ヶ月を25年追いかけている訳です。
私の腕の未熟さもありますが、氏の技術のなんと奥深いことでしょう!

今でも仕事のアイディアはこのアルバムと
組長さんのお仕事「Good time’s rollin’」からです。



No. 111:
組長さん (2007/02/28 17:15)

ム■ヤさん、こんにちは。
ちょろっと私の話!。悪口でないことを祈ります、遠い昔の悪行の数には自信があります(笑)。

E5c布教活動ありがとうございます。少しでも良い音に興味を持っていただきたく、私はその後も布教活動に従事し多数の信者を獲得しています(笑)。

この度は「黒ヘビさん」の布教活動も始めました(笑)。
昨日は1日がかりで”締め付けない”をテーマに自宅のオーディオも電源ケーブルを調整、RCAケーブルも「黒ヘビさん」一家に交換、再設置してみました。
自作のRCAケーブルは「黒ヘビさん」同様の単線です。可成りの自信作でどのケーブルとの比較でも連勝してきましたが、今回はあっけなく敗北を認めました。
システム全体は伸びやかな音に加え音像は近く澄んで大きく変わりました。 一番驚くことは同じボリュームでも音量が上がった感じがします。
また音の盛り上がり方が凄いのです。同じ車に倍の排気量のエンジンを積んだ感じです。クラッシックを聴いていて盛り上がってくると心配になり思わずボリュームを下げます。

行った事の結果が繁栄されるのは本当に楽しいことです。このところオーディオにラブラブの日々です。

ム■ヤさん、私を見かけたら声を掛けてください、お会いできる時を楽しみにしています。


No. 110:ご無沙汰しております
ム■ヤさん (2007/02/28 15:28)

組長さま、ご無沙汰しております。
本日乃木坂あたりのスタジオに用があり業務を済ませた後、ちょろっと組長さまのお話がでてきましたので久しぶりに書き込みさせていただきます。

黒ヘビさん、大変興味ありですね!
ここでの情報はいつも楽しく拝見させていただいております。
かくいう僕も以前のE5cの記事をみて買ってしまいました。汗

布教活動にも抜かりなく友人にも買わせました!
(もちろん無理やりではなく納得の上)笑

そんな僕のE5c、持ち運び便利な上にこの音質。
ついポケットに入れっぱなしで1度渦のなかできれいになりました…。
(大事な機材を扱う現場に過去いながら、あるまじき行為…)
幸いにも音は今でも出ています。

と私事はさておき、某スタジオでお世話になり早4年余り。
近いところで働きながらもなかなかお会いすることもできませんが、
組長さまのご健康を願いつつご活躍、耳で拝見させていただきます〜!


No. 109:
黒へび党さん (2007/02/28 03:28)

組長さん、Capさん、オーディオ初心者さん、コメントありがとうございます。
私のような一般リスナーには大変衝撃的であり貴重なお話です。
私の知っている某スタジオの環境やTV等で露出しているスタジオ等の豪華なもの、またはスタッフの人数等は
本当に一部の恵まれた環境であると認識しました。
皆さん非常に厳しい状況の中がんばっているのだと思いました。
現実的な収益の問題もありますが、みんなの意識改革が必要でそうですね。
まず、私に出来ることはCDをきちんと買う事で製作側に次のCDも良い物をつくって頂くことくらいでしょうか・・・。

オーディオ初心者さんの仰るように自分の欲しいCDを見つけるのは大変です。私も気付けはCMやドラマの主題歌など巧みな宣伝にやられています(笑
確かに良い曲と思えるものも沢山ありますが、オーディオ愛好家として聴いた場合「良い曲なのに・・・」とクオリティーの低さに落胆することが日本のCDに関しては多いですね。この曲を大音量で聴きたいと!!

世の中まじめに音楽とかかわる人が居続け少しでもクオリティーを上げることを考え啓蒙していけば、
現在のように無理のある状況は長続きしないと思いますし、悪いものは淘汰されるでしょう・・。そう願います!!
組長さん、Capさん、のようにその事に気付きがんばられている方がいる限り。
正義は勝つ!?

組長さん、やはりそうでしたか!!
早速、BEGIN「新作オキナワン フールオーケストラ」入手し聴かせて頂こうと思います。


No. 108:
オーディオ初心者さん (2007/02/27 20:22)

90年代ぐらいから、自分から探さないと気に入るCDにめぐり会えない時代になり、私はCDを全く買わなくなりました。簡単に手に入る情報(売り側の都合で強要される情報)の中で探しても気に入るものは一つもなく、音楽には興味がないと思いました。(かなり安易な判断で反省してますが…)

無料で見れるので油断していると、CMだけでなく番組内でもたくみに広告ばかり見せる音楽番組。
売れてるように見せかけて、子供や未熟な大人に騙し売ろうとする店頭の平積みCD。

「ただのお慰みCD」に埋もれて欲しいCDを探し出すのは困難な状態です。そして、救われたと思っただけで救われるような人々が、売れてるようにみせかけたCDを買い、売る側は広告にだけにお金をかけるようになり、物を作らない人々にお金は吸い上げられていく。
騙し売りされたCDに心動かされることなく、音楽はただの消費物になり、業界全体の規模が縮小していく。出版業界も似たような感じに見えます。もちろん、一生懸命作っている方も知っていますが、全体を遠目に見るとこんな感じです…
これらの悪循環は、全く罪悪感のない善人面した普通の人々が普通だと思ってやっていることです。
罪悪感のない社会の大半の人たちがおかしいと気づけば、一気に好転すると思いますが、今まで植えつけられたものを払拭するにはどうしたらよいのでしょう? 難しいです。

私個人で言えば、ネットが普及してから、店頭にないCDや本も簡単に検索したり視聴したり、信頼できる他者の感想を読めるようになり、CDや本を買いまくるようになりました。無くなって欲しくないものは頑張って買うしかないですね!


No. 107:黒ヘビの真価
Capさん (2007/02/27 15:07)

本当に厳しい環境にあることは確かですね。

僕も制作陣のひとりとして辛いです。本当にこれらのことは、主に金銭の問題ですし、「ニワトリが先か、卵が先か」の問題だと思います。

制作マン(プロデューサー、ディレクターなど)が会社組織の一員の場合、毎月使える交通費には限度額が決まっている場合があります。業界によくある限度額(何年か前の話ですので、現時点では分かりませんが)を僕に当てはめると、月に1、2回深夜にタクシーで帰宅したら、それでなくなってしまいます。それ以外はその担当者の自腹ということになります。
(幸い僕が所属している会社では、少なくとも僕に対しては限度額が決められてませんので、ありがたいことに、どんな作業の時にでも主体的に責任を持って最後までやることが出来ます。ひとつのプロジェクトで、タクシーで深夜帰宅するのが多分30日位ですから、そのほとんどが自腹だとしたら、自分の1年分の昼食代など小遣いに相当しますので、自腹を切るのは不可能です。)

交通費の限度額を設定することは、制作費などに対して売り上げが伴わないためにする会社の自衛手段です。実際に直接制作費でさえ回収できない作品の方が多いのかもしれません。回収できないプロジェクトは、ヒットが出るまで数年堪え忍ぶか、取りやめになるか、制作費を極端に下げることを条件に存続するかです。下げる場合は、アレンジャーやミュージシャンの自宅作業を多くせざるを得ないですし、エアーボリュームが少ない狭いチープなスタジオを使うことになりますし、更にはエンジニアも頼めなくなる場合すらあります。

勿論、CDを買う買わないは、リスナーの方々の自由です。しかし、売り上げが減った場合、あるいはそもそも最初からあまり売れないCDはその状態が続けば、例えどんなに内容が素晴らしくても、なくなるか、やりたいことも出来ずに限られた極めて低い予算内で存続することになります。結果、音が良く、作業環境も良いスタジオを使える時間は極端に減ります。そうなると全体的なスタジオの収入も減ります。スタジオは機材を買えなくなりますし、エンジニアの数も減らさざるを得なくなります。場合によってはメンテナンスさえも満足に出来なくなる可能性すらあります。スタジオのエンジニアも劣悪な環境の中で仕事をすることになってしまいますし、優れたスタジオは使用料が高価ですから、制作サイドとしても使えなくなってしまいます。こうなるとクオリティの高いスタジオも、様々なレベルが下がっていく可能性が出てきます。

悪循環そのものですね。制作陣によってはクオリティに対する意識が低いこともあり得ますし、どんな音がクオリティの高い音なのか理解してないこともあり得ます。制作費を湯水の如く使っているところもあるかとは思いますが、ほとんどのプロジェクトは何らかの締め付けがあるはずです。制作費のどこを切り詰めるか、というのは制作陣にとって大問題なんです。
どうしたらこの悪循環をなくせるのでしょうか。
制作陣を含めた業界全体の努力、意識改革が必要だとは思いますが、その努力こそがクオリティの低下に結びつきやすいこともまた事実だと思います。難しい問題です。一般的に制作陣はリーズナブルでクオリティを上げる方法を望んでいます。

責任転嫁するようで申し訳ありませんが、リスナーの方々がどこかで聴いて気に入ったものは、きちんとCDを買ってくださることが、この悪循環をなくすことへの第1歩だと思うのは間違いでしょうか。


No. 106:
組長さん (2007/02/27 10:49)

黒へび党さん、こんにちは。下のスレッドが長くなり気づか無い方もいると思い此方に書き込みました。

ケーブル調整中に手のひらが吊り、休憩中に若いエンジニアと話すチャンスがあり録音の問題点について話し合ってみました。此処の驚きに事実がありました。

最悪とも言える録音の多くは制作陣の希望を聴いているとあの様になると言うのです。
またエンジニアとしての経験が無い音楽家の方が自宅録音で音楽を作っている場合が多々あります。勿論センスの良い音も聞くことも出来ますが、多くの場合は?です。

一部の制作現場は劣悪な環境にあります。深夜になれば制作陣は居なくなりエンジニア一人でピッチ直し等のEDITを行い、朝を迎える事が多く有るそうです。
制作陣は辛い作業を知ることも無く、音楽的には責任放棄です(怒)。

また、フリーランスは1日固定給が多く、20時間連続で働いても1時間当たりの金額はコンビニのアルバイトの1.5倍程度だそうです。
月収は厳しい賃金環境と追われるタクシーの運転手さんと同程度。5年〜8年程度スタジオで修行をして、やっと独立してもこの現状では良い録音が出来きる環境ではありません。

安い金額で仕事を受けるエンジニアが居ることも確か。環境変化に対応して安い金額でレンタルするスタジオが有ることも確か。利益が上がらずに不完全なメンテナンスの機材があることも確かです。”駄菓子のような音楽”の制作現場は悪循環真っ最中と言っても過言ではありません。

BEGINのテレビ放映は、新作オキナワン フールオーケストラの録音を取材した一部です。3月13日早朝3時頃にフジTVで短縮して放送のようです。
このアルバムは私が東京で録音した物と、所属プロダクションのエンジニアが沖縄で録音した物で構成されています。録音に対するエンジニアの異なる芸風が楽しめます?。
お聞きになりましたら、是非ご意見をお聴かせ下さい。


No. 105:
黒へび党さん (2007/02/27 01:41)

組長様

返信遅れてすみません、コメントありがとうございました!!
スタジオの環境に一つ大きな問題があるようですね。
しかしながら、組長様の周りには志の高い方が沢山いると知り安心しました!!

素人の意見としてなんですが、テレビ等でスタジオが映ったときに必ずといっていいほど10Mが載っていて凄く不思議でしたが、最終的な音も10Mも含め小さなスピーカーで行っているのでしょうね・・・。

上記のスレッドで組長様も書かれていましたが「地味な努力」がとんでもない差になると私も強く思います。
資金等はかけづに今ある環境を変える手法(地味な努力)はいくらでもあると思うので、多くの人が色々トライしてもらえると嬉しいですね。
生意気言ってすみません・・(汗
私は自宅のオーディオで地味な努力と黒へびグループの力でとても快適なオーディオライフを送らせてもらっています。
ですから、スタジオなどの録音現場からそうなれば世界中が驚くクオリティーになるのではと思えて仕方ないのです。

組長さんの取り組みに一人でも多くの人が共感してもらえるよう影ながら応援しております!?
がんばって下さい!!!

ところで、先日スカパー(フジテレビ721)でBEGINさんの番組に出てましたよね?(レコーディングしてました?)


No. 104:
組長さん (2007/02/26 23:48)

某ファンサイト管理人さん。書き込み有り難うございます。

弥生さんご本人からCDはいただきました。美しい仕上がりでした。
吉田弥生さんは大きな目的の為に一生懸命スタジオでも英語の勉強をしていました。夢を叶えるために頑張っている彼女はとても素敵です。

Al Schmittさんは私にとって水戸黄門の”印籠”です(笑)。


No. 103:
URL:http://blog.goo.ne.jp/we_miss_omura/

某ファンサイト管理人さん (2007/02/25 18:56)

Al Schmittさん、素晴らしいですね(^^)。この方のクレジットがあるアルバムは購入時に迷うことがありません。それはもちろん鈴木さまの時と同じです。

ところで、今回BLOGでも書いたのですが、さださんのサポートされていた吉田弥生さんが現在アメリカ在住とのことですが、先般制作されたアルバムはこのAl Schmittさんが担当されたそうです!驚きました。アルバムには、Vinne ColalutaとかHubert Lawsなんかも参加されているそうです!一部の曲はネットで試聴出来ましたが素敵な仕上がりです。以上ちょっとご報告?まで。では失礼いたします。


No. 102:
こたさん (2007/07/10 18:00)

すみません、元記事が消失しました。

No. 101:
組長さん (2007/02/23 12:39)

酋長は外見的には自信有りますが、内面的には酋長が出来る器ではありません。イメージを壊さぬようにがんばります!。

No. 100:
オーディオ初心者さん (2007/02/23 11:42)

裏組長さん、おはようございます。

イタズラというよりは、誰かの心の声(を集めた要約?)を代弁したんじゃないかと思ってました。ああいうことを心で思っていて、かつ、正反対の人に真っ向から突っ込んでくる人は滅多にいないので。

ただ、私の主観では、組長さんはコロンブス派というより、えらく強い先住民族の酋長というイメージです。あなたが書かれたのはコロンブス派の意見のような気がしました。

なんか、わかりづらい話ですみません…


No. 99:
こたさん (2007/07/10 18:00)

すみません、元記事が消失しました。

No. 98:
裏組長さん (2007/02/23 01:25)

「1492年クリストファー・コロンブスはアメリカ州の先住民族に発見された」は、物事を立場を変えたらどう見えるか、イタズラで書いたのです。凄い反撃に事の重大さに気がつきました。

皆様大変にご迷惑をお掛けいたしました。心からお詫びいたします、申し訳有りませんでした。


No. 97:
酒サケさん (2007/02/22 19:17)

オーディオ初心者さま

確かに、ここでは新鮮だったかも。
かわいそうとは思うけど、大人があれじゃ救われないかな。
組長シール(笑)が欲しい側にまわれる人なら、自力でもう少し自分を救えるかなー、なんて・・・。
今このやりとりを読んでる人にはなんのことかわからなくて申し訳ないですが・・・。

それから、組長さま。
何故かまたスレが立っちゃいました。
お手数ですが、削除してください。
すみません


No. 96:
オーディオ初心者さん (2007/02/22 19:01)

私は酷い音(あくまでも私が感じるですが)から聴こえてくる心の声を言葉で見たような気がして非常に新鮮だったのですが…(笑)
ただのアラシでないとすれば、わざわざココに乗り込んであのような書き込みをするとは、逆にこっちに来る見込みのある方だと私は思いましたよ。


No. 95:
組長さん (2007/02/22 18:52)

暗黒大王さん、オーディオ初心者さん書き込み有り難うございました。
なにやら雰囲気が悪いので、「1492年クリストファー・コロンブスはアメリカ州の先住民族に発見された」は削除いたします。お二人の暖かい思いありがとうございました。


No. 94:
こたさん (2007/07/10 18:00)

すみません、元記事が消失しました。

No. 93:
黒へび党さん (2007/02/22 06:09)

皆さまはじめまして。
突然の書き込みお許しください。

黒へびの父!?から教えていただきやってきました。
どうぞよろしくお願いします。
組長さんの製作されたCD何枚か聞かせていただきました。
質感が素晴らしく優しく包まれるような空間再現性は見事ですね。
テイチクアワーは愛盤です!!

皆さんが書かれている日本の音楽&オーディオ事情に私も同感です。そして危機感すら感じます。
詳しいことは良く判りませんが、何故こんなことになっているのでしょうか??
音楽を人に聴いてもらう事の意味や意義みたいなものが歌う側、製作側に薄れている気がします。音魂として心に届き、勇気や元気そして感動を与えられるのが素晴らしい音楽、オーディオとしての音質であると思います。
その辺りを真剣に考え最高の物を提供して欲しいものですね。
勿論、私たちもそれをキチンとした気持ちと再生環境で聴きたいものです。

音楽製作側では組長さんの様な方、オーディオ業界では黒へびの親さんのような方が一人でも多く増えて欲しいと切に願っています。


No. 92:
組長さん (2007/02/21 12:45)

Capさんへ。各個人それぞれ反省することは沢山有ると思いますが、私からは反省をしていただくことは何もありません(笑)。私自身は「おごりと反省」「絶望と希望」の繰り返しです(笑)。

10年程前Mastering LabのDoug Saxは初対面の私に録音した音も聴かず、ともかく日本人の録音は耳が痛くなる汚い高域と全く立体感がない音が特徴、此処で聞いた音が悪ければお前の録音が悪いと私に言いました。
この日本人を馬鹿にした挑発的な態度には頭に来ましたが、それほど日本人の録音は信用がないのです。私の録音した音を聞いた瞬間に態度は急変、バカバカしい程フレンドリーになりました(少しだけ自慢、笑ってください)。

此処に書いたことに共感していただける音楽が好きな方がいれば、そして少しでも良い音で音楽を聴くことに努力をしていただければ、日本の録音は良い方向に進むと思います。


No. 91:
capさん (2007/02/21 11:55)

仰るとおりですね。
僕は反省することしきりです。


No. 90:
酒サケさん (2007/02/21 10:17)

私から見れば、エラそーですが、ラジカセにあわせて作るなんて高級な音楽の作り方を知りませんと言っているようなものです。「高級」というのは何千万とか何億とかのお金を楽器やスタジオや人にかけることではなく、お金の代わりに気持ちを込めることだと思います。
アーティストやミュージシャン、スタッフのひとりひとりがより良いものを目指して、今できる最大限のことをする。
メロディー、アレンジ、演奏、唄のあるものなら歌詞や唄い方、そしてその表現力をどうやって記録(レコーディング)し、メディア(現在ならCD)にする(マスタリング)のか。その意識と努力の結果が高級という言葉で表されるものになると思います。
誰かひとりが手を抜けば、あっという間に高級なものはできなくなるでしょう。
そういう努力が足りない人が多すぎると思います。自分で努力せず、あいつが下手だからうまくいかない、と人のせいにする人々をたくさん見てきました。そういう人に限って、どういうものを作りたいのか相手にきちんと伝えられません。

ある人から聞きましたが、イタリア人アーティストのCDを日本でマスタリングしたそうです。マスタリング済みのCDをその人に送ったら・・・。
「レベルは上がったけど空間が全く無くなった。もう二度と日本でマスタリングしない」と、言ったそうです。

これから自分に何ができるのか、いつも自分に問いかけたいです。


No. 89:
オーディオ初心者さん (2007/02/20 12:05)

> CDを買った人が全部ラジカセやiPodで聴いているわけではありません。10Mなど小型のスピーカーだけで録音した物を此処で聴けば赤面すると思います。

音楽ではなくて似たような経験を最近しています。
ネットの日記に写真を載せようと思って3年前に買った携帯で写真を撮るんですけど、撮ってすぐに携帯の画面で見たときは上手く撮れたつもりでも、パソコンに取り込むとボケボケ… しかも解像度が低いので雰囲気ぐらいしか伝わらない。相当ボツにしましたが、面倒でそのまま載せてしまったり、フォトショップでいじって誤魔化した写真も多数あります。
こだわりのない音、こだわってるらしいけど酷い音を聴くと、自分が撮った写真を思い出して聴いていていたたまれません…


No. 88:黒へびさんの実家
組長さん (2007/02/20 00:35)

オーディオ初心者さん言うところの”黒へびさん”にショックを受けたので、オーディオ好きな仲間と、”黒へびさん”の実家へ参りました(笑)。

CD・SACDなど持参でオーディオシステム4種を聴かせていただきました。スピーカは、アバロン・ウエストレーク・B&W(5.1)・ソナス・ファーベル。

どのスピーカーも個性が良く出たシステムに組みに仕上がっています。
部屋の作りが異なるので、スタジオとは聞こえ方が異なりますが、どれも表情が豊か。
低音の処理もしっかり出来ていて、アバロンやB&W(5.1)はスタジオ以上に声の質感や楽器の音色を表現します。B&W(5.1)での映画も驚くほど大迫力&リアル。

恐るべし”黒へびさん”の生みの親!。

ウエストレークではジャズやロックを聴かせていただきました。アバロンやB&Wと比較すれば荒っぽいのですが。サンタナの「ロータスの伝説」は圧巻でした。
一人拍手大盛り上がり、こんな実在感のある音はスタジオでも聞けません、最高の「ロータスの伝説」でした。

ソナス・ファーベルは4.5畳ほどの広さの部屋にセットされていますが、これが驚き!。
大型スピーカーの様に部屋を揺るがす大音量は出ませんが、40cm×20cm程度の大きさで大型同様のスケール感で鳴るのです。

多くのサウンドエンジニアは、狭い部屋にいるから大きなシステムは置けないと言います、良くて10M!。
その気になれば狭い部屋でも素晴らしい音で音楽を聴けるのです。
CDを買った人が全部ラジカセやiPodで聴いているわけではありません。10Mなど小型のスピーカーだけで録音した物を此処で聴けば赤面すると思います。

決して多くはありませんが、長い人生を掛けてオーディオシステムを構築して、音楽を真面目に聴いて下さる方がいるのです。
高級オーディオメーカーの方は日本録音の90%は大型システムでは聴けないと言い切りました。
サウンドエンジニアは「音楽の録音を良い音で」を目指して努力しないと、本当に恥ずかしい思いをすることを実感します。

今回の試聴で大きな刺激を頂きました。ラジカセに対応した録音なんて音楽文化に失礼です(怒)!。

オーディオマニアとしては、すっかり”黒へびさん”グループに魅せられました。


No. 87:
組長さん (2007/02/13 08:54)

AVALON・NEVE・SIEMENS等のMic HAは最適な電源ケーブルが選ばれていました。
NEVE 31099はHi-endさんの電源改良で凄く良い音になっていました。NEVE 1073との比較でも音の方向性は異なりますが、優るとも劣らない素晴らしい音です。
JOHN HARDY M2 はケーブルの違を的確に表現します(素性の良い音の証拠)。
AVALON M2&M5は現用の電源ケーブル以外にも音楽により微妙なマッチングが出来そうです。

NEUMANN のマイクは機種毎に微妙です。もちろん現状でも十分良い音ですが、特にボーカルは歌を聞きながら、電源ケーブルで微調整が良いと思いました。SONYも同様です。
組員との再試聴で確認をしたいと思います。

最適な電源ケーブルが選ばれていた事もあり、微妙な違の聞き分けで本当に疲れました。


No. 86:
オーディオ初心者さん (2007/02/11 23:44)

> 今回の事でオーディオ初心者さんのオーディオシステムも機材にあったケーブルを見つけることが出来たのではないでしょうか。

はい、パワーアンプのケーブルが変わったので前より良くなりました!
ヘビさんのことは潔く忘れます…


No. 85:
組長さん (2007/02/11 22:59)

オーディオ初心者さん、お疲れさまでした。お楽しみ頂けましたか?大変でしたか?。
我が家は黒ヘビさんが来てから、色々な楽曲を聴き直しています。音楽は益々生き生きと聞こえます。

今回の事でオーディオ初心者さんのオーディオシステムも機材にあったケーブルを見つけることが出来たのではないでしょうか。全体の音はグレードアップしましたか。
少しでも良くなっていれば時間と集中力使い頑張った結果ですね。聞き込むと新たな感動が生まれます。


No. 84:
オーディオ初心者さん (2007/02/11 22:11)

組長様

Acoustic Reviveのヘビケーブル(黒ヘビにしか見えません)他、お貸しいただき、ありがとうございます。
AC-1.8PAはコストの件があり一本も(!)導入することができませんが、ヘビの魔力がわかりました。特に歌がメインの曲を聴くと声の実像感が増し、他のケーブルに戻すとぼやけて聴こえているような気がします。
単線シールドケーブルのもヘビに似ているのですが、ウットリ感がなんとなく目減りしているような…もう、贅沢を言っていたらきりがありません!

短い間でしたがヘビさん、さようなら。良い思い出をありがとう。


No. 83:好奇心
組長さん (2007/02/11 14:45)

Acoustic Reviveの電源ケーブルAC-1.8PAが切っ掛けで閃いています。AC-1.8PAはコストの件があり全部の機材に使う事は出来ません。
音の良い電源ケーブルはどんな機材に対しても高いレベルでマッチングしますが、どうやらそれぞれの機材にマッチングする電源ケーブルが有るようなのです。

マスター系に使うAcoustic Reviveの電源ケーブルは別として、鈴木組では標準ケーブとしてBeldenを加工した2種類とAccuphase純正ケーブル計3種類を使っています。
機材に合わせて大まかにこの3種類を使い分けていました。AC-1.8PAは楕円単線ケーブルですが、音の良さに単線ケーブルの存在がともかく気になります。
手元にあった単線のシールドケーブルで電源ケーブルを作ってみました。心線が細く大容量の電流は流せませんが良い音です。

ここ数日スタジオに行っては電源ケーブルと機材の組み合わせ再試聴を繰り返しています。例えば一種類のマイクに対して4〜5種類のケーブルを組み合わせ試聴してゆくのです。
細かく聞き比べてゆくと組み合わせが決まって行きます。個々のマイクでマッチングする電源ケーブルは異なりました。
全ての機材が完全にマッチングが取れればトータルでは大きく音が良くなるはずです。長い時間聴いていると音の違いは分かりますが、的確な判断が出来なくなります。

全ての機材個々にマッチングするケーブルを見つけ出すのは、楽しいのですが気が狂いそうな日々です。


No. 82:
組長さん (2007/02/05 00:10)

有り難うございます、是非聴いてください。裏回線で話を進めましょう(笑)。

No. 81:
オーディオ初心者さん (2007/02/04 22:00)

> オーディオ初心者さん、ケーブルお貸しします。ご自分で聴いて判断してください。

まっマジですか〜〜!
一週間で結構ですので、お借りできると嬉しいです。いつでもいいです、いつでも。

妙な権威に判断能力のない人々が群がるという構図。音楽だけでなく色々なところではびこってますね…
何事も自分で判断できるようになりたいものです。


No. 80:
組長さん (2007/02/04 19:51)

オーディオ初心者さん、こんにちは。

スーパーツイータ良さそうですね!益々音楽を楽しめますね!。やはりオーディオは楽しいですね。私もここの所すっかりハマッテいます。

私の自画自賛(笑)お褒めいただき有り難うございます。勇気と元気が出ます。

このケーブルを全く評価しないレコード会社の人がいるそうです。私が大切なマスター系に使っている前モデルなどは全く認められなかったそうです。不思議です?。
某レコーディングマガジンで「ハイ上がりの電源ケーブル」と評価された。との事でした。
この感覚の違いって一体何なんでしょう?。評価の現場に立ち会ってみたくなります。

オーディオ初心者さんも、メディアの功罪は 語っていましたが。いい加減な評価をされた方はたまりません。

オーディオ初心者さん、ケーブルお貸しします。ご自分で聴いて判断してください。
こんなに誉めたケーブル、けなせ無いかな(笑)・・・・・でも正直に是非ご意見をお聴かせ下さい。


No. 79:
オーディオ初心者さん (2007/02/04 15:30)

バラバラとすみません…

> 私の録音は何を聴いても良い音です(笑)自画自賛(笑てください)。

これは本当ですね!
TakeT-BAT1(スーパーツイータ)をつけたときも思いました。
良い音のCDは、聴く側も努力するとどんどん良くなります。
妹が貸してくれた結構売れている方のミニアルバムは、スーパーツイータを追加した意味が全くありませんでしたが…


No. 78:
オーディオ初心者さん (2007/02/04 15:24)

> 2004年ステレオサウンド誌にオーディオマニアとして、いつも使っている
> Acoustic Reviveの商品の感想を載せました。

そうでした、まだ今のオーディオを買う前の私が目を皿のようにして見ていた雑誌に、どこかで見覚えのある方が楽しそうにオーディオについて語ってらっしゃったので非常に印象的でした。

私はスーパーツイーターを買ったばっかりですから、しばらく安静にしたいですが、AC-1.8PA、メモっておきます。


No. 77:
組長さん (2007/02/03 15:13)

電源ケーブルAC-1.8PAの音質向上は可成りショックな出来事です。チャンネルデバイダーのケーブルを変えただけなのに。私的には事件です!。

昨日は一日中CDを引っ張り出しては時間を掛けて聞き込みました。我が家のシステムは過去に無い良い音を出しています。何よりも音楽を楽しめます。

SACD 1958年録音 第9番『グレート』ミュンシュ&ボストン交響楽団を聴き始めて本当に驚きました。
オケの内声や定位が非常に良く聞こえます。音の広がり奥行きを含めて真に眼前にオーケストラです。このCDは数十年の長きに渉り良く聴いていますがこんな経験は初めてです。

自分が録音した 「テイチクアワー」では歌の実在感が別物に成りました。さだまさし「美しき日本の面影」は音の広がり奥行き・音の浮遊感が凄いのです。
同様に比嘉栄昇「とうさんか」やSACDのTOKU「A Brand-New Beginninng」はスタジオで聴くより遥かに良い音がしています。
何点かオペラのアリアを聴きましたが、録音の素性がハッキリ分かります。つまり歌が同録かダビングしたのか等。この電源ケーブル 相当にヤバイッス。

私の録音は何を聴いても良い音です(笑)自画自賛(笑てください)。


No. 76:電源ケーブル
組長さん (2007/02/02 15:38)

2004年ステレオサウンド誌にオーディオマニアとして、いつも使っているAcoustic Reviveの商品の感想を載せました。
いきなり余談ですが、これをオーディオ初心者さんが見てこのBBSに書き込んでくださり、以後多くの情報交換やお知恵を頂いています。

今回ジャズバイオリン奏者からRR-77(組の通称電波)を複数追加購入!したい旨の連絡を頂き久しぶりにAcoustic Reviveに連絡を取らせていただきました。

この機会に何点かの新作をデモで聴かせていただきました。
ケーブルを含めてオーディオ機材を紹介するのは自分の価値観を表現することなので慎重に成りますが、良いと思った物はみんなに知らせて楽しいでもらいたい気持ちは有ります。
紹介するAcoustic Reviveの電源ケーブルAC-1.8PAはエージングを100時間ほどして、自宅のチャンネルデバイダーにつなぎ試聴しました。
以前の物との比較では2ランクくらいは上の感じで、スムーズで開放的な音です。音像の定位や密度、音色的なリアリティは素晴らしく向上しています。
このケーブルは実在感があり・音量が上がり・音像が近い・ケーブル自体にF特の誇張が無く。全体のスケール感が大きくなり、音の浮遊感が何とも素晴らしいのです。

お世辞抜きで、今まで聴いた一番音の良い電源ケーブルです。

価格はそれなりに高いのですが価値あるケーブルです。試聴の後、我が家では今まで使っていた電源ケーブルに戻すことは出来ませんでした。購入決定です。
我が家のオーディオ・システムはまた音が良くなりました。この電源ケーブルでのグレードアップ幅は大変に大きいです。


No. 75:
オーディオ初心者さん (2007/01/26 13:17)

オカルトな話に返信したい気持ちもありますが、あまり突っ込んだ話をすると誰かに喧嘩を売ってると思われそうですので(組長様ではなく読んでいる不特定多数の方に)また今度。

貞子は未だに見れない私ですが、「硫黄島からの手紙」見る勇気が出てきたら見ます!


No. 74:
組長さん (2007/01/25 12:22)

オーディオ初心者さん、こんにちは。オカルト的な話をいくつかと、その他を追記します。

映画ではバラバラは多くはありません。栗林忠道 陸軍中将ほか戦争に駆り出された人々の生き様に興味を引かれます。嫌なところは目をつむり(笑)、御覧になることをお奨めします。

アメリカが参戦した、朝鮮戦争・ベトナム戦争・湾岸戦争・イラク戦争・と有りますが、硫黄島戦はアメリカ戦争史上最大の激戦で、ノルマンディー上陸作戦を遥かに凌ぐ戦いでした。アメリカでは硫黄島戦は実質敗戦と言われる程です。

本には此処に書いてはいけない悲惨な描写が沢山あり後半、玉砕間近になると読んでいて本当に辛くなります。自分をその場に置けば1分も生きて行けない気がします。

硫黄島にはまだ1万2千の遺骨が未発掘のままだそうです、硫黄島を歩くのは遺骨の上を歩くのです。
英霊はいまでも現世に現れてこられると言われます。海上自衛隊の基地では、兵隊の何千とも知れない軍靴の音を聞いたり、トイレに入るとドアを乱打されたりと異常な現象は日常茶飯事だそうです。また別の人は自衛隊のヘリ操縦士として島にいるときに夢で英霊たちに起こされ、車座になって酒盛りをした経験があるそうです。不思議に思わず色々話していると、同室の人が起きてきて、「お前、一人でこんな所に座りこんで、何をしているのだ」はっと気がつくと、傍には誰もおらず自分一人で床にあぐらをかいていたそうです。

終戦当時洗足池辺りに住んでいた83歳になる女性に硫黄島の事を聴きました。
3月硫黄島が玉砕したと聞いたときには、流石にもうダメ米軍が上陸すると思ったそうです。5月の空襲では一軒おいた隣に焼夷弾が落ちたが命拾いをしたそうです。

年老いた普通の人が多くの戦争体験を持っています。よく言われることですが風化させない事が大切と思います。


No. 73:
オーディオ初心者さん (2007/01/25 01:22)

私も「硫黄島からの手紙」は興味あるのですが、爆撃でバラバラに飛ぶシーン満載と聞き躊躇しております。
私たちの世代は死から思いっきり遠ざけられて育てられた上に、私はホラー映画とか苦手で一切見ませんので(自分はオカルトな発言するくせに)、いきなりバラバラは無理かもしれません…


No. 72:
組長さん (2007/01/24 17:48)

映画「ラストエンペラー」を見て昭和史に興味を持ち「開戦前夜」「溥儀」「西太后」等を読みました。この頃から戦争史に興味を持ち始めました。遅いのですハイ。

「硫黄島からの手紙は」内容は別としても、栗林忠道氏に興味を持ってしまったのです。
私は気になるとハマリやすいのです。一つの事から広がってゆくのも面白いですね。

時には音の良い映画館で爆音に身を埋めるのも良いと思います。色々な意味で刺激的です。


No. 71:
こたさん (2007/01/24 14:59)

うははは、確かに僕がアシスタントをさせていただいていた頃には組長はすっかり丸くなられていたんだと思います。ただ、怖くはなくとも「まじめ」で仕事中に気は抜けない状態ではありましたが(笑)。

「親父達〜」「硫黄島〜」の映画二部作は僕も気になってはいました。
ただ、俳優のクリント・イーストウッドは西部劇の頃から大好きだったのですが、監督作品では何度も裏切られてきたのでDVDになってからレンタルで、というつもりでした。
組長がそこまで推されるということはおそらく何かあると思いますので、久しぶりに映画館に出かけてみようかとも思います。


No. 70:
組長さん (2007/01/24 10:51)

学校教育で戦争のこともっと教えて欲しかった。

日本が韓国に対に対して何をしたかを知ったのは20年も前のことでした。
当時韓国で一般家庭に招待されたときに日本での教育状況を説明しました。戦争中のことを謝罪したら、その場の雰囲気が一気に変わり本当に楽しい宴会になりました。

殴った方は忘れても、なくられた方は忘れないですね。

最近自分が30歳前後で録音したLIVE録音が再発されています。当時の余裕ない自分を思い出すと栗林忠道 陸軍中将とは全く異なる鬼軍曹の様な立ち振る舞いをしていました。
この頃若者今おじさんが敬語を使い直立不動で私に話をしてくれると、当時の私は本当に怖かったのだと思います。仕方なかったとは思いますが申し訳ない気持ちになります。

こたさんと出会った頃、私は十分に良いおじさんになっていたと思いますが・・・・・?(笑)。


No. 69:
組長さん (2007/01/24 10:49)

こたさん。某ファンサイト管理人さんの記事改行位置修正有り難うございました。

ここの所”硫黄島”にハマッています。続きは最新の書き込みに。


No. 68:
こたさん (2007/01/23 17:51)

おそらく本意ではないと推測し、勝手ながらNo.1083の某ファンサイト管理人さんの書き込みにおいて改行位置を修正させていただきました。

引き続きよろしくお願いいたします。


No. 67:陸軍中将・栗林忠道 小笠原方面兵団長について。
組長さん (2007/01/23 14:02)

Title 硫黄島からの手紙で 
”あんなフレンドリーな日本軍の上官はいないと思います(笑)”と書きましたが。何故か栗林忠道氏の事がすごく気になり次の本を読んでみました。

「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」 梯 久美子
「名をこそ惜しめ 硫黄島 魂の記録 」津本 陽

此処には人間味あふれる栗林忠道氏の行動・手紙が書かれていました。私の稚拙な知識で判断し真に恥ずかしく思いました。
映画は多くに資料から正確に演出してあると訂正させていただきます。

硫黄島に興味がある方は下記に多くの資料があります。
http://www.iwojima.jp/index.html
また「栗林忠道」を祖父に持つ国会議員 新藤義孝氏のホームページにも多くの資料がありました。
http://www.shindo.gr.jp/

硫黄島は東京から約1250Km、東京を中心に距離を測ると奄美大島付近になります。
数年前車を運転して東京から長崎まで行きましたが、この時車の距離計は片道1247Kmでした。御上には内緒ですが12時間で走れました(笑)。
こんな距離感のところで戦争史に残る激戦地が有ったとは。

栗林家は戦国時代からの真田家関屋郷の郷士でした。私の母方の先祖は同じく戦国時代 真田一族の配下でした。不思議な縁を感じます。


No. 66:
URL:http://blog.goo.ne.jp/we_miss_omura/

某ファンサイト管理人さんさん (2007/01/19 21:32)

すみません、ちょっと話を深めてしまいます〜(^^;

cap様、
ストリングスと言えば・・・。主にアメリカンPopsで育った私ですが、その中で唯一満足していなかったのがアメリカのストリングスだったかもしれません (^^;。薄くて乾いていて音楽的な余韻も少なく、あまり”譜面以上の要素”が感じられない印象があります(^^;。生なのに割とマシンぽいイメージがありました(^^;。

反面、英、仏、伊などヨーロッパ系のPopsでは美しいストリングスを耳する事が多かったですね。特にイギリスではエルトン・ジョンとかアル・スチュアートなんかを思い出しますが、滑らかで独特の艶があり、厚みを感じる音。加えて演奏者の品格まで感じさせるような音に聞こえました。音楽の品位を格段に高めていたように思います。デル・ニューマンももちろんそうですね。ポール・バックマスターとか。とても好きでした(^^)

余談ですが、私がストリングスで一番強烈な印象がある楽曲は、イタリアで現在まで40年続く国民的バンドI POOH(現在はPOOHですが)の70年代のアルバム『ミラノの映像/Alessandra』なんです。シングル曲「愛のルネッサンス」はイントロや、出だしのピアノの4つ打ちから突然重なる超分厚い弦の洪水!!。あの驚きは今でも鮮明です(笑)。確か当時の私の安いポータブル・レコードプレイヤーではこのシングル盤はここで必ず音飛びもしてたくらいです(笑)(でも伝えたいのは単なる音圧の事ではありませんが)。数十名のオーケストラを従えたこのアルバム、イタリアの歴史的底力をPopsの中に感じた瞬間でもあります。私の中では未だこのアルバムを超えるストリングスには出会えておりませんし、今聴いてもその存在感は健在だと思っておりま〜す(^^)。

更に余談ですが、最近のJ-POPではシンセ音が大半で、例えばピチカート奏法なんかを耳にする機会が少なくなってさみしいですね〜。往年の日本のストリングスの特長は、私の印象では「完全に脇役に徹する」「強い自己主張をしない事」かな〜。これは良くも悪くも?の感じですが・・・。でももちろん音楽的には素敵な物が多かったと思います。萩田さん、渡辺さんとか素晴らしい方が多いですね。そうそう、逆に”ちょっと自己主張あるストリングス”が今突然頭をよぎったのですが、その印象にあるのは小林旭さんの「熱き心に」/前田憲男さんでした。あの曲はあのストリングス無しでは聴くことが出来ないほどです(笑)。

デル・ニューマンの件、真偽はともかくそういう話は興味深いですね〜。もっともJazz界では新人のアイディアとかアレンジをリーダー名でクレジットするなんて事は業界の常識だと聴いた事がありますし、やはりクレジットだけではわからない事も結構多いのでしょうね・・・。

※アートの自転車のお話をご存じなのですね〜。同じファンとして嬉しいです(^^)。ではまた。


No. 65:
組長さん (2007/01/19 14:04)

Capさんの影響を受けたCD。Eva Cassidy 「Songbird」聴きました。
歌声は心に響きわたる美しく優しい深遠な響きですね。アルバム全体のカントリー風の雰囲気が大好きです。私の知らないこの様な素敵なCDが沢山あるのでしょうね。

"”Fields of Gold”はソルトレイク・オリンピック女子フィギアスケ−トのミッシェルクワンの演技で使われていた曲だったのを知りました。

<素晴らしいセールスマンにハマッタ様>は表現の誤り訂正させていただきます。
素晴らしい指南役にハマッタ様です。

『展覧会の絵』、他 ジュリーニ&シカゴ交響楽団、『展覧会の絵』[オリジナル・ピアノ版&オーケストラ編曲版] ジャニス(p)は月末に到着します、楽しみです。
 Capさん感謝です。


No. 64:アート・ガーファンクル
Capさん (2007/01/19 08:11)

組長さん、あの程度のことはファンなら知っている人は多いと思います。

某ファンサイト管理人さん、初めまして。リチャード・ペリーは自分がプロデュースしたアルバムの中で「Breakaway」が一番気に入っているらしいですね。この「Breakaway」のドラムの音は僕の理想とするものに近いです。
また「Breakaway」は僕が高校生の時に弦をロンドンでレコーディングすることに憧れを持つきっかけになった2枚のアルバムの一つでもありました。ちなみに2枚ともアレンジャーはデル・ニューマンでした。ただ彼の場合、ジョン・ウィリアムズなどと同様にオーケストレイターは別に存在するらしいと聞いたことがあります。真偽のほどは分かりませんが・・・。

アートは日本を自転車旅行する際に、自転車を担いだまま電車に乗ろうとして駅員に制止されたようです。またその頃、京都のレコード店の十字屋でも目撃されています。また、彼の最初の奥さんになる女性と道で初めて出会ったときに、いきなり結婚を申し込んだというエピソードも残っていますね。
では。


No. 63:
某ファンサイト管理人さん (2007/01/18 21:30)

アートの話題なら私も参加させてくださいませ(^^)。
cap様、レスは初めてかと存じます。よろしくお願い致します。

早速ですが、「SISSORS CUT」ももちろんですが「Breakaway」も名盤ですよね〜 (^^)。ただこのジャケットは、それまでの清廉潔白
なイメージから離れてちょっと退廃的なイメージでしたね。何でも隣にいる女性は?ゲイ(女装)などと言われたりしていましたし、
当時私はとても驚いたのを今でも覚えています。その写真はノーマン・シーフでしたでしょうか・・・?

音的にはプロデュースのリチャード・ペリーの音がとても特徴があって、私の大好きなプロデューサーです。特にこの方のドラムの
存在感を感じる音づくりが好きです。このタイトル曲はギャラガー&ライルですよね。彼らの曲では「The Fields of St.Etienne」
とか素晴らしい名曲コンビだと思いますが、実は昨年初めてベスト盤を買いました(^^;。そしたらこの曲、アートのアレンジが殆ど
同じだった事を知りまたビックリしました(笑)。

アートは”佳きアメリカ”の代表のようなイメージがありますが、でもきっと音楽的にはイギリス(スコットランド方面)にルーツ
を持っているんじゃないかと思う時があります・・・。ケルトのトラッド曲をいくつか取り上げていたり(あのチーフテンズ参加の
曲もあったり)例の湖水地方のアルバムがあったりして私はいろんな事を想像します(^^)。アートの音楽がイギリスやオーストラリ
アや日本に特に受けるのもそんな背景があるような気も致します・・・

ところで、アートは近々スタンダード曲を歌ったアルバムがあのライノから出るようです。往年の声ではないのでちょっと心配です
が・・・(おいおい(^^;)。余談ですが、アートは大部前ですが、日本を自転車で横断した事があるみたいです。音楽は普遍的な良
質なPopsのアートですが、その生き方は想像するより個性的な方なのかもしれませんね・・・(?)。ではまた


No. 62:
組長さん (2007/01/18 16:01)

Capさん情報ありがとうございます。
流石にS&G関係は知識豊かですね!「Breakaway」は所有していません。ローリー・バード、興味有ります直ぐ買います!あ〜〜勿論音楽聴きますよ・・・・・・。
Capさんのブログ。http://cap-yh.sadasan.com/影響を受けたCDに掲載されていた下記、間もなく到着です(笑)。
『展覧会の絵』、他 ジュリーニ&シカゴ交響楽団、
『展覧会の絵』[オリジナル・ピアノ版&オーケストラ編曲版] ジャニス(p)
Eva Cassidy Songbird
どうも素晴らしいセールスマンにハマッタ様です(笑)外れは有りません。

ブログ今後も楽しみにしています。


No. 61:
capさん (2007/01/18 13:43)

確かに「SISSORS CUT」も素晴らしいアルバムですね!
当時のアート・ガーファンクルの恋人だった、写真家のローリー・バードが自殺した直後に制作されたアルバムだったはずです。
国内盤が廃盤になっているようなので、とても残念です。

僕にとってアート・ガーファンクルのアルバムの中では、「Angel Clare」、「Breakaway」と並んでベスト3に入るものです。「Breakaway」の裏ジャケットに写っている女性がローリー・バードだと言われています。

タイトル曲で、テオ・マセロが弦の指揮をしていますね。僕はテオ・マセロはミュージシャン系のプロデューサーだとは思っていなかったので、意外な発見だったのを覚えています。


No. 60:アート・ガーファンクル
組長さん (2007/01/15 18:35)

オーディオシステムの音も良くなり、CDを聴き直しています。
そんな中アート・ガーファンクルのSISSORS CUT(シザーズ・カット)が記憶より遥かに素晴らしいアルバムでした。
ANGEL CLARE(邦題 天使の歌声)は文句の付けようのない名盤ですが,SISSORS CUTも素晴らしい名盤でした。

アルバム・クレジットを見ると、マイルスのプロデューサー・テオ マセロがストリングスの指揮をしていたり、ボーカルにポールサイモンがいたり、ミックスには三菱のデジタル機材が使われたと記載されていたりと面白く読めます。音も非常に良いのにもビックリです。再発見が出来て、凄く得した気分の一日でした。


No. 59:
組長さん (2007/01/08 22:30)

オーディオさん、ま〜〜〜まだ松の内?だから(笑)。

昨年のお正月は体重4Kg増えてしまい、元に戻すのが本当に大変でした。体重は年々増えるのは簡単、減らすのは大変です。今年は何とかOKです

確かに『美しき日本の面影』は67ページでもベストディスクに選ばれてましたネ。有りがたいことです。


No. 58:
オーディオ初心者さん (2007/01/08 22:03)

オーディオさんになってました…

No. 57:明けましておめでとうございます。
組長さん (2007/01/05 10:14)

2007年が始まりました。

お正月は酒漬け&オーディオ三昧、ぐ〜だらの日々でした(笑)。

今年は何があるのかな?。楽しんで一年頑張りたいと思います。
重ねて今年もよろしくお願いいたします。



No. 56:
組長さん (2006/12/30 20:26)

オーディオ初心者さん、某ファンサイト管理人さん。暖かい書き込みありがとう御座います。

「STEREO」誌12月20日発売の2006年ベストディスクに鈴木裕さん(60ぺーじ)が、
ポップ音楽のミックスダウンはひとつのアート、その音楽に則した音楽録音方法を工夫しなければ、とのタイトルで。

BEST1として”さだまさし”さんの「美しき日本の面影」他4作品。
同レベルの次点として”比嘉栄昇”「とうさんか」他を選びました。

音圧一辺倒のCDの中、音質や空間を評価してくれるCD評論家の方もいることを知りました。

”さだまさしさん”が「夏・長崎から」と”森山良子さん”と”BEGINさん”「涙そうそう」が日本レコード大賞の「特別賞」をいただきました。
「涙そうそう」は良子さん・BEGINのオリジナル録音を担当しました。

なにやら明るい気分です。今年の結びとしてお知らせいたします。

来年も宜しくお願いいたします。


No. 55:
URL:http://blog.goo.ne.jp/we_miss_omura/

某ファンサイト管理人さん (2006/12/30 17:15)

今年も素晴らしい音楽をありがとうございました。
どのお仕事も巷に多くあふれる”消耗品”音楽と一線を画す「愛聴盤」音楽を送り出して下さる事に、一音楽ファンとして本当に感謝しております。そしてまた来年もどんな音楽を届けて下さるのか本当に楽しみにしております。

来年も、どなた様にとっても素晴らしいお年でありますように・・・



No. 54:
オーディオ初心者さん (2006/12/30 13:35)

今年も、この掲示板で色々なことを教えていただきました。
ありがとうございます。
来年も匍匐前進でがんばりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

それでは、皆様、よいお年を…


No. 53:
capさん (2006/12/28 17:35)

Hersethさんのソロは本当に素晴らしいですね!!

僕のブログで前に「展覧会の絵」(ジュリーニ/シカゴ交響楽団)を紹介したのですが、勿論Hersethさんのソロの存在が大きいからです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1908541

特に高い音を吹くときにHersethさんは強さのコントロールが絶妙です。この技には惚れ惚れしますし、色気を感じます。

また、コンセルトヘボウ管弦楽団は、ホールの音響の優秀さもあって、素晴らしいサウンドですよね。僕もこれにハマっていて抜け出せません。


No. 52:今年もお世話になりました。
組長さん (2006/12/28 11:07)

2006年は間もなく終わります。
今年も多くの方にお世話になりました。ありがとう御座いました。
自分にとっては新たな出会いも多くあり実り多い年でした。

今年は気になっていた機材の改善が進み大変気分の良い年でした。こんなに半田鏝を握った年は久しぶりです(笑)。

音圧一辺倒のCDの中、音質や空間を評価してくれるCD評論家の方もいて、なにやら明るい気分です。

さ〜〜〜気分一新。2007年も頑張りまっせ〜〜〜〜。
来年も皆様にとって良い年で有りますように!。


No. 51:
組長さん (2006/12/28 10:48)

シカゴ交響楽団名人Adolph Hersethさんを聴きたくて、『展覧会の絵』『はげ山の一夜』、他 ライナー&シカゴ響(ハイブリッドSACD)を買ってきてしまいました!。
1957年の録音ですが古さは全く感じません、この演奏は見事です!。各パートの個人技時は驚嘆します。

オーケストラの個人技が気になりだし音楽の聴き方が少し変わってきました、ヤバイです!。
最近はシガゴ狂とか、コンセルトヘボウ管弦楽団のページとか変な(失礼)所を渡り歩いています。


No. 50:
ペーパーピアノさん (2006/12/26 14:56)

wow! 85歳!早速、YouTubeにBud Hersethで検索してみました。Wow!Wow!Wow!
Woodwindsの音がいいですね。

このGustav MahlerのSymphony No.5にソロがあるようで、気になりますね。
http://abel.hive.no/trumpet/herseth/dvd/
(クラシックのCDやDVDの検索はやはり難しいです。印刷をしてCD店にもって行ったほうが早いかも。笑)

PS:結局、最後に、たぶん、早めに退職するような計画にしてしまうと思いますが...笑


No. 49:
組長さん (2006/12/26 10:41)

>ペーパーピアノさん、頑張れますよ・・・・・たぶん・・・・・。

何かいじわるな書き方ですね。ゴメンナサイです。昨夜はずいぶんと酔っていまして。意地悪キャラでした。

ペーパーピアノさんの強い意志を持って物事にあたれば、必ず成し遂げられると信じています。
頑張ってください。


No. 48:
オーディオ初心者さん (2006/12/25 15:48)

私が最初で最後に生で聴いた朝比奈隆さんの指揮は、たぶんこれです。お亡くなりになる一年半前で92歳だったんですね(驚)
http://shop.nhk-sc.or.jp/shop/goods/goods.asp?goods=020200027

私はNHKホールの二階の端の後ろから三番目ぐらいの席で、しかもこのときブルックナーをはじめて聴いたので途中からボーッとしてしまいました…
惜しいことをしましたがCDが残ってたんですね。


No. 47:朝比奈隆 シカゴ交響楽団
組長さん (2006/12/24 00:09)

1996年、朝比奈隆氏は88歳でシカゴ交響楽団の指揮台に立ちました。この演奏会がDVDで見ることが出来ました。

世界最高の金管セクションを相手に、自慢のブルックナー・フォルムをリハーサルで徹底的に仕込んだその演奏は、聴衆、批評家の両方から大きな賛辞をもって迎えられました。

リハーサルでは終楽章コーダの金管を倍管にするよう要求する朝比奈に対し、シカゴ響は、「そんなことは必要ない、自分たちが大きな音で吹けばよいだけだ」と言ってのけ、実際に、完璧なクレッシェンドとアンサンブルで大伽藍というべき巨大な迫力のコーダを響かせています。まさに驚くほか無い肺活量とテクニックです。

ブルクナーの交響曲5番は余り好きな曲ではありませんが、感動で涙が出ました。
朝比奈隆氏の立ち振る舞いは品格のある現代の侍のようでした。ほれぼれします。氏の生き様は遠い目標のようにも思えました。


No. 46:
組長さん (2006/12/23 09:43)

オーディオ初心者さん。
比較的メロディーがキャッチーなマーラーの交響曲1番から挑戦は如何ですか。
ワルター指揮・コロンビア交響楽団が一番のお奨めです。バーンスタイン指揮・アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団も中々よいです。

マーラーの交響曲1番とショスタコービッチの交響曲5番はメロディがキャッチーな近代作品です。
マーラーは1911年、ショスタコービッチは1975年まで生きていました。


No. 45:
組長さん (2006/12/23 09:18)

私の勘違いの訂正です。
インコアは”骨伝導マイク”ではなく日本とアメリカで特許を取得した、耳の中の声を拾うイヤホンマイクが付いていました。余りの明瞭度の高さと音の良さに勘違いをしてしまいました。
訂正いたします。

また価格の件ですが。外部構成組員の試聴の結論は、内容からして決して高くないとの評価でした。


No. 44:
オーディオ初心者さん (2006/12/22 20:01)

私はメロディがキャッチーじゅないと最後まで集中力が続きませんので、まだまだです。
マーラーは、ひとつも最後まで聞けるものがありません…


No. 43:インコア
組長さん (2006/12/22 13:04)

優れも物のご紹介。

携帯電話では骨伝導マイクにより周囲の雑音を拾わず、明瞭な会話をすることが出来ます。i Pod等携帯プレヤーにも使えます。
音質はシュアーのインナータイプE5cがアメリカン・サウンドなら、インコアは日本的な素直な音。バランス、音色も良くも音楽のジャンルを問わず楽しめます。

遮音性は良く、飛行機や鉄道の騒音の中で自分の空間を作る事が出来ます。
旅の途中、時として周りの話し声にイライラすることがありますが、インコア有れば静かな空間を持ち運べます。
価格は2万円で台少し高のですが、なかなかの優れもの!。

興味のある方はメーカーホームページ。
http://www.incore.jp


No. 42:美音
組長さん (2006/12/22 11:48)

オーディオ初心者さん、こんにちは。
オーディオとクラッシックの魅力?・泥沼?へ確実に近づいています。まだまだ奥は深いのです、心して楽しみながら”突入”してください(笑)。

寺井尚子さんのマスタリングが終了しました。
酒サケさんの新境地!。音が伸びやかで艶があり・広がり・奥行き、一段と良くなりました。
立ち会った寺井尚子さんも、酒サケさんの発想の豊かさと勇気に関心していました。寺井尚子さんと2人の会話で、高いところを目指す仲間は得難いとの共通認識でした。

シャルル・ミンシュ指揮 ボストン交響楽団野CDが\1.050-で40枚出ました。
ミンシュ好きの私は舞い上がっています・・・・過去に購入分のダブりを含め10枚購入!。
悲しいかな少しでも良い音のCDを求めて好きな楽曲は必ず買ってしまうのです。時々当たりがあるので辞められません。

チャイコフスキーの交響曲No4は1955年の録音ですが、素晴らしい音がしています。
Eugineer はLewis Layton、名人の録音には外れはありません。演奏も豪快しびれます。

時間が有ればCDを聴き直し、ニンマリしています。


No. 41:
オーディオ初心者さん (2006/12/21 19:24)

うぉ〜〜!
またまた、勘違いしてました。
コンセルトヘボウ管弦楽団といえば、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のことなのですね…
私は、ロイヤル・コンセルトヘボウ、アムステルダム・コンセルトヘボウ、シャイー・コンセルトへボウといろいろなオーケストラがあるだと思ってました。シャイーは指揮者のお名前だったのか…
勉強になります。


No. 40:
組長さん (2006/12/21 18:41)

コンセルトヘボウ管弦楽団に対する面白い記事が沢山あります。
http://www.kapelle.jp/classic/concertgebouw/index.html

またCDを買いたくなります。


No. 39:
capさん (2006/12/21 18:07)

横レス失礼します。

そうですね。「コンセルトヘボウ」とは「コンサートホール」のことですね。
このオーケストラは1988年にオーケストラ創立100周年を迎え、女王から「ロイヤル」の称号を与えられ、「アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団」という名前から、「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団」に変わってます。
とても素晴らしいオケですので、安心してオススメすることが出来ます。


No. 38:
組長さん (2006/12/19 19:59)

「のだめカンタービレ」クラッシック界には大きな追い風と思います、良いことですね。

ペトルーシュカと「きょうの料理」のテーマが混ざってしまう。大笑いでした。
何だか見てしまう不思議なTV番組です。昨日の視聴率Top!、しんじられな〜〜い。



No. 37:
オーディオ初心者さん (2006/12/19 19:40)

のだめ効果あるかもしれませんね。
私も昨日の「のだめ」を見た後にストラヴィンスキーのペトルーシュカを聴いてしまいました。


No. 36:
オーディオ初心者さん (2006/12/19 19:37)

ウチのオーディオも大掃除をしないと!

「コンセントなんとか」と思ってたのはコンセルトヘボー。コンサートホールという意味でコンサートホールの名を冠したオーケストラのことだったんですね!
ネットで検索してやっと意味がわかりました。


No. 35:のだめベト7?。
組長さん (2006/12/19 18:52)

大賀典雄氏 名誉町民授与記念 東京フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会を聴きに行きました。
プログラムはビゼー:カルメン組曲・ベートーヴェン:交響曲第7番、アンコールにスッペ:軽騎兵序曲でした。会場は800人が入り満席、のだめベト7効果?。

会場のセンター後方に座れました。音が濁らない5角形のホール。響きの良いホールで、こんなに近い位置でオーケストラを聴けるホールは知りません。
大ホールではあり得ない大音量。流石に生、音が大きくなってもうるさくない!。快感以外言葉無し。

演奏は伝統的なドイツスタイルの名演奏!感動しました。
東フィルもベルリンフィルを思わせる素晴らしい熱演でした。こんな演奏を聴いたら再生音楽は聴けなくなりますハイ。

みなさ〜〜〜〜ん、クラッシツクが盛り上がっています。コンサート聴きに行きましょう。


No. 34:
組長さん (2006/12/19 18:05)

音がつまらなくなった原因が分かりました。
我が家のスピーカーはベランダを背に置いてあります。当然ベランダのガラス戸とスピーカーの間にはカーテンがあります。
このカーテンが原因でした。厚手のカーテンを全部閉めると反射が少なくなるせいか、音がこぢんまりした感じがするのです。

久しぶりにオーディオシステムのお掃除。カーテンはスピーカーの後ろだけの状態でアキュフェーズのDG38を使い再調整。
音像が全体に大きくなり、益々音は近くなり・上下間・奥行き・広がり、確実に音は良くなりました。

余り印象の残っていなかったCD、シャイー・コンセルトへボーのブラームス交響曲1番が目に入りを聴いてみた(CDは目に入りません!)。これが意外と良い演奏で最後まで聴いてしまいました。録音も最上級EngineerはStanley GooDallでした。

しばらくは、CDの聴き直しで楽しめそうです。


No. 33:オーディオネタです・・・・・
組長さん (2006/12/18 10:24)

我が家のオーディオシステムから”ジチジチ”ノイズが出ました。
数年前にも同じ現象があり、自作チャンネルデバイダーに埃がつまると出る現象です。
開けてみると、期待通り・・・・我が家の犬ラムちゃん色の毛がいっぱい。

最近購入した「dyson」で一発吸入。
話は飛びますが「dyson」、吸引力切り替えで”強”にするともの凄い音と共に強力な吸引力が有ります。確かに排出空気も変な臭いもないのです。優れもの!。

え〜〜と話を戻し。電源のインレットがフイルター付きの物が使われていました。
経験的にフイルター付きに音の良い物はなく、早速交換。
しかし期待したような変化はなく、音はやや輪郭がハッキリの高域がきつい音になりました。
対策として電源コードを交換、鈴木組仕様BタイプからAタイプコードに変換。
音は落ち着いたのですが・・・何か魅力がないのです。
しばらくこのまま使ってみますが、また悩みの日々に入ります。


No. 32:
組長さん (2006/12/07 10:52)

某ファンサイト管理人さん、こんにちは。
あの時間を共有出来たのは、大変うれしく思います。

ステージは超一流のミュージシャンが演奏しているだけあり、新作がCDと違和感なく聴けたことが驚きでした。
作品の力が強いのが何よりと思いますが、さださんの ギターの存在感が凄いのとアレンジの良さも際立っていました。

またPAも何気に聞こえますが、あれだけ自然に音楽を聴かせることは大変な技が必要です。さすが30年間 さだまさし コンサートのサウンド・エンジニアを務めているW氏は凄い!。

ステージ美術と照明も素晴らしいと思いました。存在感が有るのに歌を邪魔しない。
オープニングで紗幕の奥に田舎の風景が見えた事と、アンコールで幕が上がると緑葉が桜に変わったのには驚きました。照明のチーフも30年以上のお付き合いと聞いています。
スタッフの大きな力量を感じました。

泣く・・・昔から涙もろいのですが、最近は感性がアップグレードしたようで(笑)時として非常に困ります。


No. 31:
URL:http://blog.goo.ne.jp/we_miss_omura/

某ファンサイト管理人さん (2006/12/06 21:00)

こんにちは。お久しぶりです。
私も妻と一緒にあの会場におりました。ちなみに私のカミさんはグレープのデビュー時からのファンで、ファンクラブほぼ創立当初
からという”筋金入り”のさださんのファンです。私とは格が違います〜(笑)。それはともかく、さださんはいろんな意味で本当に
凄いです。今回改めて感じたのは2つ。ひとつはさださんの長年の活動の事。つまり(ヒット曲を並べたファンサービスのコンサート
ではなく)新曲を携えてのツアーを毎年行っていること。これを長年に渡って行う事はなかなかできることではありませんよね。

それから、これもいつも感じている事なのですが、さださんは自分の曲で泣くことがないということ。これも本当に凄いと思います。
私のカミさんもそれは殆ど記憶にないと申しておりました。例えば今回で言えば「向日葵の影」はノンフィクション、身近な人の死
を歌っています。アーティストであればあるほど、この曲や詩への思い入れは強いはず。だから、そんな思い入れの強い曲を歌えば
どこかで感極まる事があって当然・・・と凡人の私は感じるのですが、でもさださんにはそういう事がまずありません。きっとアー
ティストとしての”矜持”ななせる事だと頭では理解しますが・・・でも現実としてこれもなかなか普通の人にできる事ではないと
思います(他のアーティストでは大体一度は泣いた場面を見ていますし・・・)。

亡くなった人への想いは私も全く同じ事を考えておりました。つまり”心”で語りかけてくれるんですよね。私も霊的な事はまず信じ
ない性格ですが、でも不思議と実体験としてさださんと似たような事があります。だから私はつらい時はいつも、亡くなった大事な
人達に語りかけています。みんないつまでも心の中で生き続けております。そしてみんな一緒に年を重ねています(^^)


No. 30:さだまさし コンサート
組長さん (2006/12/05 23:02)

久しぶりにやられました!。
一点の曖昧さもなく、非常に高級感があり。主張が明確で後味の良いコンサートでした。
テーマは友達。
人に対する想の大切さを思い起こす素晴らしいトークと四季を巡る曲順は派手ではありませんがコンサート全体が心にしみました。
3時間半でこんなに泣いたのは久しぶりです。会場全体も泣いていました。

今年は亡くなったM氏から預かっている機材が大活躍の年でした。
機材を使う度にM氏を思い出していたのでトークは心にしみました。
亡くなった人を忘れなければ一緒に年を重ねて行ける!。納得する思考です。明日は亡き友人M氏に会いに鎌倉に行きます。


No. 29:
組長さん (2006/12/05 10:35)

<人生のピークは50代からですねとついに強く思ったことです。>
有りがたくこの言葉を頂きます。
人間この程度と思えば、そこが終点。自分自身が自分の価値を決めています、頑張らねば!。

BEGIN
私の担当分は3日にすべて終了しました。
録音曲は完成度が非常に高く、また新しいBEGINを感じます。多くの楽曲中末永くBEGINの代表曲になると思います。
機材運びの辛い日々でしたが、スタジオ作業は毎日が興奮幸せでした。

「三線の花」が良い動きをしています。「涙そうそう」や「島人ぬ宝」のように歌い継がれてゆく歌になるでしょう。


No. 28:
ペーパーピアノさん (2006/12/03 16:43)

レポートを書けないですが(苦手+怠けものだから、笑)、
先週Billy Joelライブを見た後に感じたことを簡単に言うと、...人生のピークは50代からですねとついに強く思ったことです。こちらも、次の世代の人や社会に同じくポジティブに感動させる貢献をできるような50年代になればいいですね。Cheers to 50s+60s+70。:)


No. 27:
組長さん (2006/11/29 11:41)

ペーパピアノさん、
ビリージョエル感動!、良かったですね!。大きな感動は人生の宝物です。
きっと今夜も行くのでしょう(笑)。興奮のレポートをお待ちします。


No. 26:
ペーパピアノさん (2006/11/29 08:08)

行ってきました。ビリーのパフォーマンスの一所懸命さは胸に響きました。おそらく今までのライブの中、一番感動されたかなと思います。
同じ世代に居られるのは良かったのです。

明日ドームのスタンド席でも、行っちゃうかも。まじめに検討中。(笑)

ペーパピアノ@クレージー回遊魚族♪


No. 25:
組長さん (2006/11/24 19:50)

ペーパピアノさん、こんにちは。

私たちはヒルズ族ではなく回遊魚族ですね。
ビリージョエル楽しみですね!、大いに楽しんできてください。


No. 24:
ペーパピアノさん (2006/11/24 14:17)

>フリーのエンジニアはマグロと同じ、動いてなければ死んでしまいます(笑)。

それが、私には一番ぴったりなアドバイスですね。(苦笑)
来週ビリージョエルのライブに楽しみにしています。;)



No. 23:
組長さん (2006/11/23 02:21)

オーディオ初心者さん,お久しぶりです。
フリーのエンジニアはマグロと同じ、動いてなければ死んでしまいます(笑)。

スーパートゥイーター、魅力的な響きですね!。絶対に刺激的でない、静かで力強い高域はオーディオマニアの最後に目指すところかも?。
上質なスーパートゥイーターは空気感が違います、スケール感も違います。だけど、ゆっくりやりましょう。


No. 22:
オーディオ初心者さん (2006/11/22 18:28)

お久しぶりです。次から次へとお忙しそうですね。
私はT社スーパートゥイーターを!と思いつつまだ買ってません。
(テストも兼ねて書いてみました)


No. 21:BEGIN
組長さん (2006/11/22 09:29)

BEGINのアルバム録音が始まりました!。
本人達は春に発売できたらいいな〜〜〜と申しております。ご期待下さい。

改造M49が大活躍ですハイ。


No. 20:
組長さん (2006/11/09 10:01)

ガソリンは変質します。酸化するが正確な表現?、酸化を防ぐにはいつも満タン状態がよいのです。現実的には何か問題が生きた話は聞いたことがありません。ガソリンタンクの水抜きをスタンドで進められますが、私は一切入れたことはありません。

自宅のベランダの物置に灯油を保管しています。毎年夏を越した灯油を寒くなると使いますが、何も問題は起きません。

2ヶ月や3ヶ月入りっぱなしのガソリンは全く問題はないと思います。ガソリンを減らしたければ、いつでもお付き合いいたします(笑)。


No. 19:
酒サケさん (2006/11/08 23:42)

うーん・・・。
ガソリン代を気にするほど車に乗らない私は・・・。
リッターいくらかも知らず・・・。

私自身は、どちらかというと2ヶ月や3ヶ月入りっぱなしのガソリンを心配したい。
変質しませんかねー・・・???


No. 18:
組長さん (2006/11/08 17:35)

こたさん、お手数をお掛けいたしました。
ありがとう御座いました。


No. 17:
こたさん (2006/11/08 17:13)

これが千葉辺りまで行くと何故かまた高くなりますよね。
ガソリン代って不思議。

・・・とテストがてら書いてみました(笑)。


No. 16:ガソリンの価格
組長さん (2006/11/08 08:54)

我が家の近くのガソリンスタンドでは。ハイオクは168円環状7号線当たりまで出ると138円、1リッター30円の差。
大阪あたりまで500Km走って1,500-円の差と思えば大したことはないのかも・・・・・・。
でも、一回の給油でちょと贅沢なお昼ご飯代、土地代の差と思うのだけれども大きすぎませんか?。

20年近く通っていた近くのスタンド、足は遠のいています。


No. 15:
組長さん (2006/11/06 23:19)

某ファンサイト管理人さん、書き込みありがとう御座います。

確かに現状の日本の会社では難しいかも。第一回作品はフジテレビから機材を借りて・スポンサーを探し・貨幣価値の異なる国で・ほとんど身内で制作したと記憶しています。
何れにせよ張さんが作ったドキメンタリーは何れも素晴らしい作品でした。

内容について。
私は丁尚彪(てい・しょうひょう)さんの志に感動したのだと思います。言葉の隅々に他人に責任を押しつけるのではなく、自分は何が出来るか、何をやるべきか、明快な理由と行動がありました。

もしかしたら、日本人でも中国のお父さんの様に必死に生きている人が沢山いるのかも・・・・・。



No. 14:
組長さん (2006/11/06 22:58)

私は山口智子さんの取材番組を見てエカテリーナに興味を持ち絵を見に行ったのです。山口智子さんの言葉が何故かとても色っぽかったのです。
大変不純な気持ちから絵を見に行ったのです、絵とは関係ないのに(笑)。

動機はともかく感動しました、久しぶりに絵で脳みそが沸き立ちました。
展示数はこの手の美術展では多ほうと思います。確かに”どばっと持ってきたらエルミタージュのほうが成り立ちません”ネ。

ピカソは、キュビズム(四角)の絵で全体にライトブルーで顔は白ぽかったと記憶しています。

芸術の秋とか申します、大いに楽しみましょう。アッ食べ物も美味しいのです。


No. 13:
URL:http://blog.goo.ne.jp/we_miss_omura/

某ファンサイト管理人さん (2006/11/06 22:12)

見ましたよ〜、私も(^^)
感動しました。運命に抗うことなく・・というか抗う余裕さえなくひたすら「家族」のためだけを思う人生。でも家族のためと思え
ば思うほど離ればなれになってしまう皮肉な現実。いろいろ考えることがありました。
それにしても最近こんなドキュメンタリー物ってTVでは殆どなくなりましたね・・・。昔日テレの深夜毎週日曜日あったのも亡く
なっちゃったし・・・。今ちゃんとしたドキュメンタリーものを作れる、感情に流されない凛とした視線を持った制作者もいないの
かもしれませんね。今回もそもそもTV局の人ではなく、独立した日本留学(ジャーナリズムかな?)した中国の方だから撮れた映
像でしたし。でも私は最近のTVには失望することが多いので、こんな番組を見るとまたちょっと希望が持てたりします(^^)


No. 12:
組長さん (2006/11/05 23:26)

”こたさん”に早速対策をしていただきました。異常な量の嫌な書き込みに精神的に参っていました。
”こたさん”感謝です。


No. 11:嫌な書き込み
組長さん (2006/11/05 10:21)

お気づきも方も沢山いらっしゃると思いますが、ここ数日不本意な書き込みが沢山あります。
日によっては数十件になります。気がついたときに削除していますが、時間によっては記載されたままになるときがあります。
遊びに来ていただいた皆様は不愉快な思いがすると思いますが。少しの間見逃してください。
何かの対策をしなければなりません、しばしお待ち下さい。


No. 10:泣きながら生きて
組長さん (2006/11/04 15:55)

こんな父親がいたのか!、感動しました・泣きました・自分の幸運に感謝しました。

上海に妻と一人娘を残して、1989年に35歳で日本に留学に来た中国人、丁尚彪(てい・しょうひょう)さん。当初の夢破れ、やむなく東京に不法滞在。15年間も朝から晩まで働き、ひたすら家族へ送金を続けた。命を削るような貧乏・節約生活に耐え事が出来たのは「娘の希望する米留学を実現させてやりたい」一心からだ。こんなにも、自分を犠牲にしてまでも家族のために尽くせるものなのか。過酷な運命に愚痴を漏らさず、日本に感謝しながら帰国した丁さんの実直な目を忘れられません。
「泣きながら生きて」フジテレビ系・再放送があると思います、是非御覧下さい。

中国人お父さんの「強い信念」「忍耐力」「家族愛」に心から感動しました。


No. 9:
組長さん (2006/11/04 09:42)

何を慰めていただいても、しばらくは傷ついた心は直りませんが・・・・。
こんな話題に乗っていただき、これだけで”かさぶた”が付きました。

久しぶりに映画を観たらとても楽しかったので、今度は年齢証明出来る何かを持って映画界の親切に甘えようと思います。

<メシ友の女の子のビミョーな年齢設定がまた何とも。>来る人拒まず・去る人追っています。


No. 8:
酒サケさん (2006/11/03 15:27)

体重計にまで気を遣ってもらえる組長さま。

メシ友の女の子のビミョーな年齢設定がまた何とも。

大丈夫です。チケット売り場のお姉さんは、職業上、若く見えても聞かなければならないんです、シニア?と。・・・きっと。相手の問題です。・・・きっと。
年寄りに見られて優先席でもないのに席を譲られるのがいいか、年より若く見られて優先席なのに座れない方がいいか・・・。でも、ボランティア精神の発達した人なら若く見えても普通席でも、席を譲るのです。それと同じ、かな〜・・・。なんて。ムリ・・・?


No. 7:
組長さん (2006/11/02 23:49)

改造M49が2本になりました。

No. 6:大エルミタージュ美術館展
組長さん (2006/11/02 23:48)

気持ち良い日差しの中、都立美術館へ。
久しぶりに絵画を見て感動しました。絵から飛び出すような立体感・窓から外を見るような広い空間・衣装の質感、人間の能力を再認識、凄さを感じました。

音の立体感・空間・奥行き・色彩・等、絵と共通する部分が多く、大変良い勉強になりました。

正式な名称でないこと、”エ”が脱けていたことをご指摘いただきました。
ありがとう御座いました。訂正して再度アップしました。


No. 5:
組長さん (2006/10/29 17:10)

小池さんご連絡ありがとう御座います、そしてお疲れさまでした。
ホールの響きはお客様が入りリハーサルと本番とが異なりますが、何とか良い音での録音と毎回戦っています。
今回は作戦を練って参加、一切の後処理をせずにCD-Rを作りました。
お聞きになり録音に対する感想を是非お聞かせ下さい。


No. 4:ありがとうございました
Email:_NOSPAM_post@koikestrings.com 【広告メールはお断りさせていただきます】
URL:http://www.koikestrings.com

H.Koikeさん (2006/10/29 15:08)

こんにちは、ヴァイオリニストの小池です。
先日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。
時間制約のために撤収時間も厳しく、いつもながら慌ただしい状態で申し訳なく思っております。
本日、CD届きました・・・・・が、
怖くて封を開けられません。(>_<)

まだ自分の中でクールダウンが終わっていないようでして、あと一週間くらいで平常心に戻れるかも?
冷静になってから聴かせていただき、あらためてご連絡差し上げたいと思っております。
なかなかスタジオでお会いできる機会が少なくなってしまいましたが、またその節にはどうぞよろしくお願いいたします。


No. 3:
capさん (2006/10/26 21:44)

僕のブログの「影響を受けたCD」は、時間がある時に書きためているんです。
ケルテス/ウィーン・フィルの「新世界から」はもう書いてあるのですが、まだアップしてはいません。

ご推薦のチャイコフスキーの方は聴いたことがありませんので、次の購入予定に入れておきます。
紹介ありがとうございました。


No. 2:
組長さん (2006/10/26 12:56)

「のだめカンタービレ」観ました。TVの音楽は確かに「どこかで聴いたクラッシック」でした。
日本はオーケストラ大量保有国、平和な国です。クラシックを聴く人が増えると、本当にいいですね。

先日小池ストリングスのコンサートを録音してきました。
正直な気持ち、音楽家はコンサートでお見受けするのが一番と思いました。
スタジオとは違い生き生きした皆さんの姿は本当に格好良かったです。
音楽も温度感が高く素敵な演奏でした。

価格破壊、¥1.000-で買えるDECCAサウンド。
「ドボルザーク/新世界」、指揮:ケルテス・ウイーンフィル
「チヤイコフスキー/白鳥の湖ハイライツ」指揮:アナトール・フィストラリ・コンセルトヘボー
私の中でこの2枚は全ての意味でこの楽曲のNo1です。capさんが影響を受けたCD,次は何か楽しみです。


No. 1:
capさん (w2006/10/26 02:14)

組長さん、お買い上げありがとうございます。って、僕はユニバーサルのスタッフではありませんが・・・。

ここ数年はCDも価格破壊の時代ですね。特にユニバーサルから出ているデッカ、フィリップスのもの、そしてDENONのものなど・・・

僕もDVDレコーダーに録って「のだめカンタービレ」観てます!
クラシックを聴く人が増えるといいですね。真剣に作っているのに、マーケットがあまりに小さいのは悲しいです。


[No. 1〜999]

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