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No. 979:電源コンディショナー『RPC-1』
組長さん (2016/08/14 11:49:33)

我が家のオーディオシステム試聴会を行い、アコリバの岩谷さんには重たい電源コンディショナー『RPC-1』をお持ち頂きました。暑い日の中お手数をお掛けいたしました。有難うございました。

自宅のシステムもそれなりに満足していましたが、『RPC-1』を繋いだ時に、一瞬にして音が澄み、実在感が増したことにショックを受けました。

オーディオシステムは、まだ伸びしろは有ると思っていましたが、こんなに簡単に音が良くなるとは!。『RPC-1』は是非手に入れたいと思います。 残り4本の電源ケーブルをTripleCにすることと合わせて、何とか年内に全てを達成したいと思います。


No. 978:スピーカーのサランネットを掃除してみた。
組長さん (2016/07/26 13:37:06)

我が家のオーディオシステムは高域がホーン・スピーカーで有るためか、スピーカーのサランネットを外すと生々しいが少しだけ刺激成分が増すので通常は外さずに聴いている。

スピーカー・ケーブルもエイジングが進み一段と滑らかになったので、サランネットを外して聴いてみた。意外なことに、違和感なく聴けた。サランネット外した方が音は鮮明になるし、情報量も増える。サランネットは月一くらい掃除機で埃を取っていたが、思い切って染み抜きの要領で拭き掃除することにした。

少しゆるめに絞った雑巾に中性洗剤をしみこませて両面から叩くようにサランネットの汚れを取って行く。驚いたことに直ぐに雑巾が薄黒くなって行く。何度も雑巾を濯ぎながら根気よく繰り返し行う。最後は水拭きを行い、日陰干しで全体を乾燥させる。

乾燥を確かめてスピーカーに装着し音を出せば、サランネットの影響を殆ど感じない。如何にサランネットの汚れが音に影響していたか、恥ずかしながら思い知った。


No. 977:修理は趣味?。
組長さん (2016/07/12 10:58:31)

SONY MU-R201は大凡30年前に発売されました。未だ多くのスタジオ使われています。流石に年月を重ねてメモリー用のバッテリーがNGに成ったり、インプットレベルを切り替えるスイッチの接触不良が起きたりと徐々に問題が発生しつつ有ります。

2台所有している内の1台が動作不良になりました。現象としてはメーターが振り切り音は出ず、ショックを与えると生き返る症状です。

MU-R201はヤフオクで¥3.000〜¥10.000で落札できるので修理を出すのも考え物ですし、多分SONYは修理を受けてくれないと思います。音質改善の為に改造もして有るので、覚悟を決めて自力で修理することにしました。症状から何処かで接触不良が起きており、一番面倒な修理です。

外装は外し電源を入れて音を出しながら基板を端から綿棒で軽く叩いて行きます。コンデンサーを叩くと反応があります。拡大鏡でよく見ると半田の酸化が進んでいるのか、半田面がくすんでいます。少し力を入れると半田が崩れたので、半田付けをして音を出せば問題無く動作します。外装を取り付け確認のために電源を入れると、メーターは振り切っています!。

再度外装は外し基板を軽く叩いて行くと症状が出ます。基板の半田を見るために上下逆にすると症状が出なくなります。何処かに接触不良が起きているのだが・・・・解らないのです。半田付けしてある部品全てを綿棒で押しながら接触不良を確認して行くが症状が出ない。再度部品側から基板を押して行くと症状が出る。上下逆にすると症状が出なくなるのです。こんな事を繰り返して5時間原因はつかめませんでした。この日はこれで諦めました。

翌日気分を新たに作業再開です。メーターが振り切る時にブーのイズが出るのでアース側の接触不良と思われるのです。覚悟を決めて基板のアースポイントを全て半田し直すことにしました。NGポイントを確認したく電源を入れて音を出しながら作業を始めてゆきます。上から綿棒で押しても何も反応が無かったアースポイントが、半田ごてで横から押すことで症状が出ました!。残りのアースポイントも全て半田し直しました。これで叩いても基板を歪ませようと完全に動作します。

今回は7時間も戦いましたが、怪しげな半田は全て半田付けし直し、メモリー用のバッテリーも交換したので、この先しばらくは安心して使えると思われます。やった〜〜〜。


No. 976:気恥ずかしいのですが。
組長さん (2016/07/09 10:40:51)

以前FMでの収録と書きましたが、正確にはFMスタジオでの収録でした。オーディオ評論家、ライターの鈴木裕さんの番組に出演しました。

番組名はMusic Bird 124ch THE AUDIOです。以下は番組内容の紹介文章です。気恥ずかしいのですが、転載いたします。
番組では再生側への苦言など本音で話しています。

Music Bird 124ch THE AUDIO 7月14日・21日/レジェンド・エンジニア、鈴木智雄の音と音楽人生
「(1950年代)アンプ作りに興味を持って自作を始めましたが、アンプによる音の違いよりレコードによる音の違いの方が大きいと知って、レコード作りの道に走った」(鈴木智雄)
 2週にわたりレコーディング・エンジニアでありSR(Sound Reinforcement)に深くかかわってきた鈴木智雄さんを迎えます。
たぶん、番組のリスナーで鈴木智雄さんが関わった音を聴いたことのない人はいないと思います。レコード、CDと素晴らしい沢山残してきて、今も現役感バリバリで仕事をしている人です。智雄さんの「音、音楽」への目覚めから現在感じていること、大事にしていることまでいろいろ伺っていきます。(鈴木裕)


No. 975:ライブレコーディングとはトラブルシューティング?。
組長さん (2016/06/29 13:12:36)

6月28日紀尾井ホールにて「Koike Strings with 新垣隆」のライブレコディングを行いました。小規模の録音は自前の機材で仕事をお受けしています。

大規模な録音はSCIにお願いしていますが、SCIのスタッフは私の知らない所でトラブルシューティングをしているのでしょう。40年以上のお付き合いですが、ハラハラすることは全くありませんでした。感謝です。

さて、昨晩は・・・・。
録音機材のセッティングが終わり、音決めのタイミングでRchからブー・ノイズ。マイクのコネクターを差し直してノイズは無くなりましたが、念のためL&Rのマイクコネクターを再度クリーニングして、差し直し。多少手荒く接続部部分を動かし、ノイズが出ないことを確認しトラブルシューティング完了。

リハーサル時間を使い石黒氏と音質や定位の意見交換。理想の音を求めてマイクを少しずつ動かしながら確認作業を繰り返してゆきます。石黒氏の意向を受けSCHOEPSのマイクカプセルをMK2からMK21に交換し再度高さや向きを調整し、最後はステージからの距離は前後10cm以内・高さ5cm・マイクの向きは1cm以内に収まり、音決めは完了しました。

リハーサルが終わり、会場が静かになった所でフルボリュームにしてノイズチエック。ヘッドホーンから微かにブ〜ンとジ〜〜のイズが聞こえます。実質は問題にならないレベルですが・・・・。隣ではDSDレコーダーに使うPCからハードディスクのコトコトと異音が聞こえると深刻な顔がみえるのです。この時点で17時少し過ぎ。

ノイズの原因が分からず時間が過ぎて行きます。
お隣は異音が出るハードディスクの取り外し作業を行っています。此方は晩ご飯のお弁当を食べながら原因を考えます。録音システムにアースを繋ぐと音質が悪化することが多く、アースには落としません。今回ばかりはノイズ除去のためアースに落とすことにしました。

ハードディスクを取り外しPCを再起動すると・・・・立ち上がりません。この時点で18時です。PCが立ち上がらないとDSDでの録音は出来ません。格闘すること30分、PCが立ち上がりました!。音を出し確認すると、アースに落としたことでの音質の変化も無くノイズが無くなりました。この時点で18時30分でした。はい、会場しています。と言う訳で無事に録音が出来ました。

SCIの偉大さを改めて感じた時間でした。


No. 974:生きています。
組長さん (2016/06/21 11:07:59)

ここ数週間気持ちが落ち着きません。録音に備えて小物を作ったり、改造したり。大した事もしていないのに忙しく時間が過ぎて行きます。 明日は身分不相応にFMの収録です。何が起きる事やら。

落ち着いたら、諸々ご報告いたします。


No. 973:30年経ってみれば。
組長さん (2016/06/09 19:33:57)

株式会社シンタックスジャパンの10周年レセプションパーティーがありました。自分はパーティー好きではありません。
この度はRME製品を愛用しているのと、スタッフの方々に大変お世話になっているので、お祝いを申し上げたかったので参加いたしました。

社長にお祝いを申し上げ、スタッフの方方にもご挨拶をし、ヒッソリと会場の隅っこに居たのですが、懐かしい多くの方に声を掛けて頂きました。有難うございました。

何より驚いたのは80年代後半、サウンドシティーのアシアシに付いていた人が、今は誰もが知る会社の社長に成っていました。また、当時制作会社でアルバイトをしていた学生さんが、今は誰もが知る海外レーベルの日本支社のECOに成っていました。当時20代の若者も30年経てば、今は50代。社長になっても何もおかしいことはありません。CBS/SONY時代の同僚は当時地味な存在でしたが、還暦を過ぎても元気でエンジニアをしており、存在感有る立派な人になっていました。

30年の年月は人々におおきな変化を起こしますね。そう、貴方の人生の中では貴方が主人公なのです。何処かで聞いた様な言葉ですね


No. 972:スピーカーケーブル交換。
組長さん (2016/05/26 17:35:53)

スピーカーケーブルをSPC-REFERENCEからSPC-REFERENCE-TripleCに交換した。

電ドルで木ネジを外しスピーカーボックスの裏を空けて中を覗けば、高域用のドライバー端子にピュア・シルクPSA-100がガッシリと取り付けてあった。3.11の地震で20kz以上に使っていた超高域用のリボンツイターが落下破損し、代わりに使ったホーン型トゥイーターの高域が煩くこれに対処した物だ。その後リボンツイターを手に入れたが、この時に外し忘れていたのだ。我が事ながら苦笑。

今まで超高域用スピーカーケーブルは高域ドライバーの端子で分岐していたが、バイワイヤーアダプターBWA-4を使い高域用と超高域用のスピーカーケーブルを分岐することにした。が、気が付けばバイワイヤーで引いてある低域用のスピーカーとケーブルの長さが異なってしまう。そもそもデジタルチャンデバDF-55で低域用と高域用スピーカーのタイムアライメントを調整してあるので気にすることも無いと思うが・・・・。今回はケーブルの音質差を確認したいので、以前と同様に端子で分岐することにした。BWA-4で分岐するのは先の楽しみにとっておくことにした。

さて、本題に戻り我が家のスピーカーケーブルは6m、バイワイヤーで4本使っている。結構硬いSPC-REFERENCE-TripleCへの交換は、それなりの労力を必要とするが、効果を期待すると楽しい事も事実だ。仮組み状態で音を出し結線状態を確認し、音を出し続けエージングしながらスピーカーボックスの裏蓋を閉める。

ゴミを片付け掃除機をかけて床を拭き掃除。一息ついて音を聞けば極めて良い!。音場が一回り広がり、音の粒子が細かい。空間の見通しも大きく改善され、残響の余韻も消え際まで一段と明確になった(大量に取り付けたPSA-100の撤去効果も有ると思う)。過去にラインケーブルや電源ケーブルの一部を交換してきたが、スピーカーケーブルは長いせいか向上巾は大きい。いつものように取っ替え引っ替えCDを聞き出せば、気に成っていた事柄が殆ど無くなっていた。ヴァイオリンの高域で微妙に“ギィー”と出ていた音や、低域の微妙に“緩い”感じが無くなっている。何を聴いても気持ち良く音楽に浸れる。

SPC-REFERENCE-TripleCは費用対効果が大きく、十分に満足できるケーブルだ。

我が家のオーディオシステムの完全TripleC化は電源ケーブル10本を残すのみだ。


No. 971:iPurifier DC
組長さん (2016/05/22 11:07:42)

20数年間合唱コンクールに出場する実力を持つアマチュア合唱団の録音をしています。

基本は2本のマイクでの録音です。最初はDATでの録音から始まり、今ではPro Toolsで録音しています。1人で全てのセッティングをするので小規模で高音質を目指し色々工夫をしてきました。因みにマイクはDPA4006です。

合唱は録音機材の善し悪しを露わにします。機材は少しでも手を抜けば声は濁り、聴くに堪えない音になるのです。

今回の録音でiPurifier DCをRME UCXとハードディスク2カ所に使ってみました。効果は絶大でヒリヒリ感や音の濁りは激減し、期待以上の効果に少々驚いたのです。小規模の録音では、この組み合わせをお薦めいたします。以前も書いたがRBR-1の音質をexcellentとするならば、スイッチング電源にiPurifier DCを使った音質はverygoodです。iPurifier DCは本格的な録音にも十分に使えます。


No. 970:もう一度会いたい。
組長さん (2016/04/30 14:14:01)

遠藤京子(響子)さんのアルバムがレーベルを越えてGolden★BEST Limitedとして発売されました。アルバムには35曲が収録されていて、遠藤京子さんの作品を堪能出来ます。京子さんは詩と曲の殆どを書いています。京子さんの個性的な声と詩の世界が好きな方には、最適なアルバムです。適正にリマスタリングされており、音に違和感は一切有りません。

私が録音に参加したのは1992年~93年頃です。楽曲を聴いていると、自分の録音は基本が今と変わりなく(進歩が無い?),どれを自分が録音した曲か全曲判ります・・・たぶん。

おかしな物で録音に参加した歌手の声質や歌とオケとのバランスは、自分の録音が一番良いと思うのです(笑)。多くのエンジニアの方も、自分のが一番良いと同じ気持ちを持たれると思います。この三点はエンジニアの個性が一番出ると思います。

この頃は生楽器がふんだんに使われ、編曲者には菅野よう子氏・萩田光男氏・細野晴臣氏・松本晃彦氏ら国宝級の名前が連なります。ミュージシャンの名前は記載されていませんが、此方も国宝級の方々が参加されています。

時を越えて優れたアーティストに、改めて光が当たるのは大変喜ばしい事です。


No. 969:寺井尚子さん 受賞
組長さん (2016/04/22 11:59:31)

寺井尚子さんの「ホット・ジャズ」がミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞 日本人アーティスト・ポピュラー部門/録音録画作品賞を獲得いたしました。2003年2月EMI (現ユニバーサル ミュージック)『アンセム』以来、録音を担当させて頂いています。

No. 968:感謝。
組長さん (2016/04/20 19:45:29)

ハービー・ハンコック自伝「新しいジャズの可能性を追う旅」を読んでいたら、自分の名前が出てきて驚いた。
正直に言えば大変うれしいのです。一生懸命仕事をしてきた証かな?。こんな思いで私を見ていてくれたなんて、本当に有り難く、感謝の言葉しか有りません。エンジニア冥利に尽きます。


No. 967:re:バイオリンも演奏も録音品質も最高です。
組長さん (2016/04/09 19:44:31)

エトピリカさん こんばんは。高い評価を頂き有り難うございました。

アコリバの製品はケーブルを含めて全てお薦め出来ます。AMS NEVE 8801は聴いていませんので何とも申し上げられません。

ビンテージ機材は当たり外れが有りますのでお薦め出来ません。最近の製品であれば高価ですが、AVALON M5&AD2055の組み合わせがお薦めです。安くて良い物は世の中には存在しないと思います。購入するなら末永く使える,高価でも良い物をお買いになる事をお薦めいたします。


No. 966:バイオリンも演奏も録音品質も最高です。
エトピリカさん (2016/04/09 19:02:12)

返信ありがとうございます。
以前TVで公表されていたのですが
忘れてしまいもしご存知でしたらと思い色々と検索していく中たどり着いた次第でございました。
私もオーディオとギターと録音するケーブル全てをアコリバに変えたいと思います。
今後とも貴重な情報を参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。
(AMS NEVE 8801を購入検討中ですが他におすすめはございますか?用途はエレキ、アコギ、フラメンコギター)


No. 965:re:寺井尚子さん 愛用バイオリン&ライブ用マイクは?
組長さん (2016/04/08 08:38:21)

エトピリカさんこんにちは。

寺井尚子さんの演奏と音には魅了されますね。私も同感です。申し訳ありませんが、尚子さんの愛用の楽器名は判りません。高価な楽器なので、公表されていない場合は敢えて聴かないようにしています。マイクは確かCOUNTRYMAN のISOMAX2Cだと記憶しています。


No. 964:寺井尚子さん 愛用バイオリン&ライブ用マイクは?
エトピリカさん (2016/04/08 00:14:50)

寺井尚子さんの演奏と音に魅了され
どうしても愛用されているバイオリンとライブで使用されているマイクが知りたいです。


No. 963:沖縄録音。
組長さん (2016/04/03 11:23:19)

明日から1週間、沖縄での録音。何が起きるか,ドキドキです。

機材は全て送りました。忘れ物は無いか・・・・・気が付けば今なら間に合うのです。何年この仕事をやっていても前日は落ち着かないのです。


No. 962:寺井尚子さん 新譜「トワイライト」。
組長ささん (2016/03/22 11:23:36)

2015年末の録音した新譜「トワイライト」が、23日に発売されます。

寺井尚子さんは毎年、年末に録音するので2015年の数々行った“改善”一年分の総決算的な意味があります。
録音に使ったNEVEのモジュール 31105・1081のシャーシーは15年ほど前にHi end氏が組み上げた物です。現在に至るまで大きな事故無く使い続けています。中を覗いてみれば緻密なシャーシー設計と美しく電気回路が組まれていました。

15年の歳月は多くの変化があり、制作当時手に入らなかったコンデンサーやトロイダルコアのトランスは簡単に手に入るように成りました。15年前の最高品位の部品で組んだ電源には改善の余地を見つけられます。今回は主電源とファンタム電源の改善を行いました。

大型コンデンサーを取り付けるために、電ドルを回し、半田を吸い取り、部品の交換をしました。作り替えは周囲を壊さぬ様にするために気を使いました。

音を出せば苦労の甲斐はあり、改善効果は大きいのです。音像が大きく透明感を増し、シルキーと言われる音の品位が大きく向上しました。そしてスピーカーから出る音は音場が広く深い、低域の沈み込みも一段と深くなり、NEVEの底力を聴けたような気がします。

また、今回の録音にも電源ケーブルや電源BOXもAcoustic Rvive の石黒氏に多大な協力を頂きPC-Triple Cに交換し、またコンセント類も最新の物に交換いたしました。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100011079909221にコメント付きの写真があります。


No. 961:オーディオ話。純正ケーブル。
組長さん (2016/03/17 22:27:31)

純正ケーブルに対する皆さんの認識は如何でしょうか。
国内の高級アンプメーカーA社はケーブルによって製品が持つ本来の音が変わる事を嫌い、A社のアンプには純正ケーブルを使う事を進めている。との話を聞きました。一方ifi-audioの micro iDSDの付属品説明には。「USBケーブル、RCAケーブルなどケーブル類はあくまで動作確認用の汎用品です。よりよい音のためにはオーディオグレードの専用ケーブルをご購入下さい。」と書いて有ります。

オーディオ愛好家をお尋ねして、新たに導入した海外の1千万円級アンプを聴いた時に,以前使われていた数百万級のアンプの方が良いと思える事がありました。このアンプにはAcoustic Rviveのケーブルが使われていました。新しいアンプのラインケーブルと電源ケーブルを純正ケーブルからAcoustic Rviveのケーブルに交換したところ,ここで初めて数百万級のアンプより音が改善されたと思えたのです。付属の純正ケーブルがアンプ本来の能力を出す事ができなかったのです。こうなるとオーディオシステムの音は、アンプの音を聞いているのか,ケーブルの音を聞いているのか判りません。それほどケーブルの影響は大きいのです。

ケーブルを交換すれば必ず音は変わります。大金を出して音が“変わる”事で満足している方は沢山いると思います。しかし、“変わる”事でオーディオシステムは本当に高みに上がったのでしょうか。ケーブルを交換して音の変化だけを楽しむので有れば,精神的には極めて貧しい趣味です。オーディオの楽しみは、システムを構築して良い音で音楽を楽しむ事です。

オーディオシステムを構築して音楽を楽しむので有れば、音の個性が強いケーブルは絶対に使うべきでは有りません。この一本ケーブルでオーディオシステム全てが支配されます。沙華に説法と思はいますが、間違い無いケーブル選びは“楽音”を聴く力を身につける事です。その方法は、生の音を聞く事、良い音楽を聴く事,芸術全般に触れ自身の芸術性を高める事と思います。

さて、もう一度純正品を考え直しては如何でしょうか。


No. 960:オーディオ話です。純正品。
組長さん (2016/03/14 14:09:52)

50年〜60年代ノイマンの高価なマイクにも,安価なオーディオシステムにも、必ず機器を動作させる為のケーブルや付属品が有ります。これが純正品です。

純正品の部品を交換して得た事は。
ノイマンM149の音を、私には“子音のきつい”“薄っぺらな音”と感じていました。そこで、マイク分解して基板のバリを取り省き、接点のクリーニングを行い。純正のスイッチング電源を古典的な電源回路に載せ替えた。マイク本体から電源へのマイクケーブルをAcoustic Rvive特注のケーブルに交換して聴いてみれば・・・・。

私にはM149の嫌な所が亡くなり,極めて自然な音と感じたのです。S/Nが良く広帯域の近代マイクの特徴が良く出たマイクになったのです。改造したM149を著名な編曲家に聴いてもらえば、「自分の持っているM149も、同じ様に改造してくれ。」と言われ、マイクの内部を弄り、電源部を改造した事があります。

Acoustic Rvive特注マイクケーブルは後に寺井尚子さんのヴァイオリン用のマイクKM56に使い高い評価を得ました。

このM149を大手レコード会社スタジオに持ち込んで評価を聴くと「此の音は本来のM149音では無く、これならM149を買う意味が無い。」と言われました。私には“使える”マイクとなった物がスタジオでは“意味が無い”との評価でした。しかし、このスタジオで純正品のM149が多用されている事実は無いのです。飛び道具としてのM149であれば余りにも存在が勿体ないと思うのですが・・・・・。生意気な事を言わせて頂けば、この評価の違いは音楽を伝える“楽音”(音楽の音)に対する感じ方の違いでしょうか。


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