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No. 1083:バンタムーキャノン変換ケーブル作り直し。 組長さん (2020/05/16 10:11:36)
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経験的にはバンタムーキャノンやバンタムーバンタムは何処のスタジオでも、音に拘っていないケーブルだと思う。アコリバのLINE-Xを使ったバンタムーバンタムと比較試聴した経験で、此のケーブルより音の良いケーブルは皆無だった。ここに拘れば音は大きく改善する事が出来る。
2000年頃にAcoustic Revive(以下アコリバ)の電源ケーブルを使い、音の素直さに魅了され使い始めた。線材こそPCOCC-AからPC-tripleC に変わったが、私はスタジオで使うケーブルも自宅オーディオシステムのケーブルも全種類アコリバのケーブルで線材はPC-tripleCです。
時間が有るのでPCOCC-Aの頃に作ったバンタムーキャノン作り直す事にした。バラシから始まるので新品部品を使い作るより、遙かに時間がかかる。
作り直しには問題が有った。バンタムのラグ板は圧着なので、代用部品が必要になる。バンタム何本かは半田付けがしてあり、ネジも交換が必要な事が分かった
ラグ板とネジはネットで辛抱強く探し、見つける事が出来た。ラグ板の型番はRoHS:31423ネジは松本産業(TD-00076)真鍮 M1.4×4 。
数年をかけて3m のバンタムーキャノン32ch分64本を作った。このケーブルで録音した音楽を観劇して感じた事が有った。決して悪くはないBELDENのケーブルを使っていた頃と違い、音は舞台上の隅々まで広がり、濁りの無い音なので台詞を邪魔する事は無かった。大音量になっても煩くないので、安心して大音量に身を浸せる。この様な事を経験すれば、少しでも良い音を求めて努力できる。
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