コンテンツ プロフィール 機材 掲示板 home


Old logs No. 1 〜 No. 1000 [ 最新の掲示板に戻る ]


[ The list of old logs ]

[ 全発言 ] [ 最新20発言 ] No. 〜 No.
[ ←No. 920 〜 939 ][No. 940〜959][ No. 960 〜 979→ ]

No. 959:ニッポンの編曲家 歌謡曲
組長さん (2016/03/08 08:39:25)

3月4日に発売されました。
Amazon 売れ筋ランキング: 4位 ─ 本 > エンターテイメント > 音楽 > J-POP・日本の音楽。と好評です。




No. 958:iPurifier DC
組長さん (2016/03/06 08:06:25)

ifI-AudioiのiPurifier DCを購入した。スイッチング電源の音が嫌いで、いくつもの電源を自作してきた。スイッチング電源にiPurifierDCを繋げば“使える”電源に成った!。

何より便利なのは入力電圧がそのまま出力される事だ。何と適応範囲は5Vから24Vで、USB やHDDにも使用可能だ。そして3.5A迄対応出来る。

ACOUSTIC REVIVEのRBR-1の音質をexcellentとするならば、スイッチング電源にiPurifier DCを使った音質はverygoodだ。価格を考慮すれば驚異的な商品だ。2~3個ほしい!。

書き忘れ。
電源を入れてまともな音が出るまで、20分程度は時間が必要です。寝起きの悪い子でした。


No. 957:オーディオ話です。
組長さん (2016/03/01 20:38:14)

2月に入り我が家のオーディオシステムは絶不調でした。音が濁り・ヌケが悪く・音が重たく・音楽に躍動感がありません。

そこで、先ずはお掃除とオーディオラックの裏を覗いて原因が分かりました。
電源BOXがオーディオラックの裏に作った棚から半落ち状態で壁に寄りかかっていたのです。壁はプラスターボード(石膏ボード)に壁紙を貼った極普通の壁です。電源BOXを定位置に戻すと音は蘇りました!。驚く程音が違うのです。ここで改めて気が付いたのです。プラスターボードに付いた壁コンセントにコンセントベースを取り付けるだけで劇的に音質が向上するのです。要はプラスターボードが如何に音を悪くしているかとの事です。二度と同じ事が起きぬよう壁と電源BOXの間にクオーツ インシュレーターを挟み込みました。音を出せばここでまた驚きがありました。一段と音が生き生きと生々しく聞こえるのです。これを切っ掛けに、音はまた一段高みに上がりました。

ケーブルでも何でも接触した物の音が乗ります。最悪は化学繊維の絨毯の上に電源ケーブルやBOXを直に置く事です。必ず音が濁り、音離れが悪くなります。音楽のスケールも小さくなり、音は死んだように聞こえます。同様にビニールタイルもダメです。化学繊維の絨毯程ではありませんが、音は濁り、独特のネットリした音が乗ります。金属と接した場合は接した金属の音が乗ります。鉛は音が鈍重に成り、鉄は硬度に依りますが硬ければ甲高い鉄の音が乗ります,真鍮はシンバルのような金属的な音が乗ります。


ここから先は宣伝の様に成りますが,良い物はお知らせすべきとの考えから記載いたします。例えば絨毯の上にケーブルを置くならばACOUSTIC REVIVEのケーブルインシュレターRCI-3Hを使えば誰が聞いても判るほどの音質が改善されます。電源BOXはアンダーボードTB-38Hも同様です。この2点は私のスタジオ仕事では必ず使います。

以前テープレコーダーを絨毯の上とフローリング(床に使う木)で比較した事がありましたが、この時も余りの音の違いに愕然とした記憶があります。機材の設置方法で音が変わる事を是非経験して下さい。

例えばケーブルを絨毯の上とフローリングの上に置き、差が判らなければオーディオシステムに大きな問題が有ると推測いたします。
音が気に入らなければ何かの原因がある筈です。諦めずに探してみては如何でしょうか。


No. 956:ニッポンの編曲家
組長さん (2016/02/28 11:45:54)

私も取材に協力させて頂きました関係で、発売を前に本が届きました。

同時代に音楽作りに関わった方々の歴史を知る事に成り,大変興味深く読ませて頂きました。70年代~80年代に第一線で活躍し、今も現役で活躍する事は大変な事と思います。同じ時代にスタジオで生きた方々の活躍に敬意を持って最後のページを閉じました。

改めて読んでみると,自分の言葉使いの酷さに本当に恥ずかしくなりました。

音楽に興味がある方々は是非お読み下さい。


No. 955:チューンアップと昇圧トランス
組長さん (2016/02/20 08:59:24)

和田邸にてオーディオシステムのチューンアップに立ち会わせて頂きました。現状の音は全く問題を感じません。十分に良い音です。

先ずは壁コンの交換から。
全体にスッキリと音場の空気感が透明に成り、楽器の音がより明瞭になった。オーディオ的には“付帯音・雑味が取れた”と言うのでしょうか。

次は電源ケーブル。
純正品からの交換で音が出た瞬間、お互い目を合わせるほどの変化。勿論、良くなったのです。もう一段見通しが良くなり、躍動感が飛躍的に向上した。低域の分離も良くなり、沈み込みも極めて自然。全体域の伸びやかさも改善され、大音量でも煩さは全く感じない。壁コンと電源ケーブルで別世界へ進んできた。

スピーカーケーブルを交換。
バイワイアリングで低域は2.8mm x 2.4mmの極太楕円、高域は1.8mm x 1.4mmの楕円。どちらもPC-TripleC単線を使用してる。これも劇的な変化が有るが、同じ方向で磨き上げられて行く感じだ。演奏のスピード感が上がり熱気が伝わる一方、pppの弦トレモロがザワザワと・・・・・不気味な雰囲気に思わず引き込まれる。相反する要素が見事に両立している。凄い!。

ここからはまた別の世界でアナログディスク用のトランスの試聴。
My sonic labのUltra eminent BC インピーダンスは0.6Ω。超ローインピーダンスに完全マッチング出来る昇圧トランスはARAI lab. MT-1だけ。

“価値ある”輸入LP盤を最初はフォノアンプで左右分離型国産最高級品で聴いてみた。勿論MCインプットに繋ぐ。悪い音では無いが自分には何とも楽器の座りが悪く聞こえる。音楽全体がギクシャクして聞こえる。シンバルも何とも不自然に聞こえるし、ピアノもこんな?・・・帯域バランスが崩壊して聞こえる。数枚試聴するが印象は変わらない。


次に昇圧トランスMT-1を通して同じフォノアンプのMM回路に入れる。最初の1音で次元の違いが判る音が出た。数秒でインピーダンスが合うと言う事はこの様になるのかと理解した。気に成っていたシンバルも生音のように聞こえる。ピアノも同様に違和感は無くなった。スピーカーから“音楽”が溢れ出す。このあと何を聴いても,音楽として自然なバランスで聞こえる。や~~~~勉強になりました。こんな事が起きるとは!。感動を伝える言葉が見つからないのです。


No. 954:Re:Re:Re:より良い音を求めて、その後。
capさん (2016/02/17 17:42:18)

こんにちは。

僕も増える一方だったので、ここ数ヶ月は少しずつCD、オーディオ機材を減らす努力を重ねてきました。
と書きつつも、昨日、エソテリックのSACDの予約をしてしまいました。

まだまだ、SACDとしてリリースして欲しいと思っているタイトルがあるので、それが現実のものになったら、減らしつつも増えることはあるでしょうね。


No. 953:Re:Re:より良い音を求めて、その後。
組長さん (2016/02/17 13:45:38)

capさんこんにちは。

多くのCDが手元に溜まり困っているのに、リマスター盤が出ればまた買う。困った事ですネ(笑)。”良い音を聞く”に拘ればCDもオーディオも奥が深いですネ。リマスター盤を買っている間はどのCDを手元に残すのか、CDマニアの永遠の課題ですね。私はCDの選別作業が出来ず,溜まるばかりです(笑)。

タワーレコードの「VINTAGE COLLECTION+plus」にもドップリ填まりました。音が良くなっいるCDが多く、気に成った物は全て欲しいと思う程なのです。流石にお金も置く場所も都合があり躊躇していますが、酔いが回ればポチポチと押してしまうのです。お金が無くなるか,置く場所が無くなるまで,この病気は間違い無く治りません。

capさんは私の数倍はCDをお持ちの様な気がしています。何かの機会に情報をお教え下さい。宜しくお願いいたします。


No. 952:Re:より良い音を求めて、その後。
capさん (2016/02/16 12:34:17)

ワルターはDSDリマスター盤、SBMリマスター盤、マックルーア盤のどれが一番優れた音なのか、というのがマニアの間で取り交わされている議論ですね。
現在、マックルーア盤はヤフオクなどで高値で取引されています。

イ・ムジチ(アーヨ)盤の「四季」は、やはりリマスター盤よりも初期盤の方がいいですね。
リマスター盤は人工的なクセを感じてしまいます。

どのCDを手元に残すのかは、CDマニアの永遠の課題かもしれません。


No. 951:より良い音を求めて、その後。
組長さん (2016/02/14 14:54:01)

ブルーノワルター指揮コロンビア交響楽団のブラームス と ベートーベンが予定より遅れて手元に届いた。比較するつもりで1999年盤を手元に置き、SONY CLASSICAL BOXのブラームスの交響曲4番を聴き始めた。思い返せばワルター指揮コロンビア響の盤を聴くのは数十年ぶりだろうか。どんな演奏かは全く記憶が無くなっていた。音が出れば聞き込んでしまい、全てを忘れて最後まで聴いてしまった。実に素晴らしい演奏だ。少し日をおいて交響曲1番と交響曲3番を聴いたが、此方も聴き入ってしまう感動的な演奏だった。

後日CLASSICAL BOX と1999年盤でブラームスの交響曲1番を比較してみた。これは難しい判断に成る。CLASSICAL BOXは帯域バランスも良く、確かに聞きやすい。1999年盤の高域は煩い音がするが、音は明快で近いし情報量も多い。大雑把な表現だが1999年盤は指揮台で聴いているような音で、CLASSICAL BOXはホールの響きの良い所で聴いている様な音に感じる。1999年盤とCLASSICAL BOXでは残響も違うような気がする。つまる所、どの様な状態で何を聴きたいかで選ぶことに成る。自分はベートーベンの交響曲3番ではCLASSICAL BOXの音は遠く物足りない、1999年盤の方が好きだ。ブラームスは全曲CLASSICAL BOXの方が好きだ。マーラーの交響曲1番は1999年盤の方が良い。

1999年盤はこれが止めと無理をして、このシリーズ32枚すべてを購入した。この32枚の中にはCLASSICAL BOXに無い物も有り、幸い無駄にはならなかった。ワルターに関しては、フルトヴェングラーやトスカニーニ同様に録音の古さなどを突き抜けたところで評価されている。ステレオ盤があるだけで有りがたいのです。

“フィリップス・クラシックス・ザ・ステレオ・イヤーズ”が手元に届いた。カタログから消えてしまった、サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付」エド・デ・ワールト(指揮) ロッテルダム・フィルが欲しくて購入したのだが、響きの美しい良い演奏で大当たり。ヴィヴァルディ「四季」 イ・ムジチ アーヨ盤は残念ながら初期盤とは音が違っていた。ベイヌム(指揮)コンセルトヘボウ管弦楽団のブラームス交響曲第1番は記憶より良い音で十分楽しめそうだ。ブラームス 交響曲第4番はScribendumレーベルのベイヌムの芸術 Vol.2の中にある物より音は遥かに良い。

リマスター盤を購入していつも思う事は、“買ってみなければ分からない”である。


No. 950: RTP-4 ultimateからRTP-4 absoluteへの交換。
組長さん (2016/02/05 14:15:06)

巨大な2種のオーディオシステムを音楽の内容で使い分けている音楽愛好家のお宅で、Acoustic Rvive RTP-4 ultimateからRTP-4 absoluteへの交換に立ち会った。

このお宅は数年前にAcoustic Rvive 石黒氏がチューニングを行ったシステム。当時のケーブルはPCOCC-Aだったが、今は既にラインケーブルやデジタルケーブル・スピーカーケーブル・電源ケーブルと殆どのケーブルはAcoustic Rvive のPC-Triple Cに交換済みで電源BOXと壁コンだけ残っていた。今回は電源BOXだけの交換でどれ程効果が有るかが興味の湧いた所だ。

交換後のオーナーの反応は「歌の濁りが気に成らなくなった、大した物だ」との言葉があり、自分の印象は「音場の空気がより透明になり、空間表現が一段と増した」と感じた。滅多に聴けない極高音質の再生音だ。

音を言葉で表現するのは大変難しいのだが、このシステムの優れた一例を書くと。ワーグナー「ニーベルングの指環」ショルティー指揮では、ウィーンフィルをバックに等身大の歌手が2本のスピーカー間に出現する。ハインッ・ホリガーとイ・ムジチによるイタリア・バロックでは、こちらも実物大のバロックオーケストラとソリストが眼前に出現する。最初に聴いた時には大きな衝撃を受けた。私の知る 屈指のオーディオシステムなのだ。

RTP-4 ultimateでもこれ以上は無いと思える再生音だったが、上には上が有る物でRTP-4 absoluteの交換後は一段高みに上がった。オーディオは実に奥が深いです。

いつかは自宅でこのクオリティーの音を聴きたいと思うのです。


No. 949:回復中。
組長さん (2016/02/02 15:22:32)

イフルエンザにかかり1週間、日ごとに回復しています。昨夜取材があり1週間ぶりに外出しました。世間の風邪の冷たさに身震いをしました(笑)。

Facebookデビューいたしました。数十年連絡が取れ無かった方と繋がり、なんで!と思う方まで繋がりました。この事態にやや恐怖を覚えています。友達リクエストは面識のある方のみお受けしています。ご理解下さい。

同業後輩の刺激に成ればと思い、オーディオシステムと自作電源の写真を公開いたしました。何かの参考にして頂ければ幸いです。





No. 948:インフルエンザ。
組長さん (2016/01/29 22:54:27)

生まれて初めてインフルエンザにかかった。都内某所に行き、帰り車の運転中に何か“ぼー”とした感じに成った。
翌朝喉が“めちゃくちゃ”痛くなり、夜には39.4°の発熱。いつもならここで大量の刺激物を体内に入れて汗をかき、翌朝には平温にもどるのだが・・・・今回は寒気はするが汗は出ない。余りに苦しいので市販の風邪薬を飲み、寝苦しい夜を過ごし朝熱を測ると・・・38.7°!。

こんな事は経験した事が無いので、万が一と思い近所の病院へ行き検診。鼻に綿棒を入れられて検査すると、A型インフルエンザとのこと。
今週いっぱい外出禁止と言われて幾つかの打ち合わせと取材を変更して頂く事に成った。関係各所には大変ご迷惑をお掛けいたしました。不徳の致す所申し訳ありませんでした。

自宅治療で薬を飲めば眠くなり、寝たり起きたりで4日目。体調は復活してきたが、相変わらず咳と喉の痛みは取れない。

そんな中、素敵な夢を見た。過去に乗った車が全部同じ駐車場に当時の姿のまま置かれていたのだ。夢と判っていても、こんなに楽しい思いをすることは中々ない。一台一台ドアを開けて中を見ながら懐かしく思っている時に目が覚めた。

インフルエンザA型B型共に絶賛流行中とのこと、皆様もお気を付け下さい。

今夜楽しい夢の続きを見られる事を期待して、お休みなさい。


No. 947:より良い音を求めて。
組長さん (2016/01/23 17:59:09)

より良い音を求めて何度も同じCDを買っている。SONY CLASSICAL BOXの音は評判が良い。Bruno Walterはどんな物かと、遅まきながらMozart & Mahler ,Brahms ,Beethovenを購入。合わせてRafael Kubelik Conducts Great Symphoniesも 購入して聴いてみた。

結論的に言えばRafael Kubelik の音質は2014年盤と比較すると、曲により好みの違い程度だ。自分はMozart はこの盤が好き、Schumannは2014年盤が良くBucknerは手持ちの38CD& 32DC から始まる初期盤の方が好きだ。思いの外、音質の差が小さい。

Bruno WalterはMozart & Mahler が手元に届き、1999年盤との比較試聴してみた。音質は大きく異なる。1999年に出たCDはオリジナル・アナログ3chマスターからのDSDにミックスダウンしたと書かれており、1999年以前に発売されたCDとは明らかに音の鮮度が違うし、帯域バランスも違う。この盤はやや高域がきついと評される方が居られるが、音は鮮明でF特・Dレンジ共に広い。SONY CLASSICAL BOX のCDは低域が豊で高域の刺激的な要素は押さえられている。全体は鮮度にかけるが、滑らかに聞こえる。記憶にあるCD初期盤の音と同じ様な帯域バランスを感じる。
自分は圧倒的に1999年盤が好きだ。今月末にはBrahms と Beethovenが手元に届くので、此方も改めて確認したいと思っている。

Everest classicの「ガイーヌ」より・フィストゥラーリ&ロンドン交響楽団は1995年にCD化され大喜びで購入した。それがSACDになり手元に届いた。喜び爆発なのだが、今聴くと可なりリズムがガタガタな演奏でハラハラ・ドキドキする。通して聴いてみると、後味は決して悪くないのは何なのだろう。

チョン・キョンファ/演奏活動40周年記念豪華ボックス(19CD+1DVD)2010年発売はLPサイズの大きなボックスで置き場に困っていた。
2015年 Complete Decca Recordings が出た。内容は同じなので此方も購入して音を聞き比べてみた。期待に反して豪華ボックスの方が音のヌケが良く、音場も広い。2015年盤は音に濁りを感じ、細くも聞こえる。手持ちのCD Beethove Violin Concerto1980年国内盤とTchaikovsky/Mendelssohn Violin Concerto 1982年国内盤の音は痩せてヌケが悪い。これは不要品となる。

より良い音を求めて何度も同じCDを買っている=病気の様な物か?。


No. 946:年明けは少しゆっくりしました。
組長さん (2016/01/17 10:21:32)

LANケーブル[LAN-1.0PA]と LANアイソレーター[RLI-1]に交換し、数週間が過ぎました。音は益々良くなっています。
SACDを聴くことが楽しくなり何枚かのSACDを購入しました。
『春の祭典、火の鳥』ストラヴィンスキー自作自演集
・『ダフニスとクロエ』全曲、ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌ ゲルギエフ&ロンドン交響楽団・ 『ローマ三部作』 アンドレア・バッティストーニ&東京フィルハーモニー交響楽団・『ローマ三部作』 パッパーノ&サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団・『グリーグ&シューマン : ピアノ協奏曲』ハンヌ・コイヴラ (指揮)ヤンネ・メルタネン (ピアノ)イェヴレ交響楽団、これらのSACDはお薦め出来ます。


12日13日と宝塚の録音が有りました。
12日は総勢30名を超えるオーケストラとリズム隊の同録で、毎度のように緊張しました。何年録音していても、録音は前日から緊張しています(笑)。13日はミックスダウンでした。アレンジ・作曲の妙でしょうか、大変良い音で録音が完成しました。会場でどの様に聞こえるのか大変興味があり、公演を見に行こうと思っています。

14日と15日は、代官山ライブハウス晴れ豆にて『憂歌兄弟』ライブが有りました。
『憂歌兄弟』は誰も真似出来ない、唯一無二の存在で、真に日本の宝です。2日間の素晴らしく濃い時間を過ごさせて頂きました。
『憂歌 団』時代から録音に参加させて頂いています。この後、木村充揮さん・内田勘太郎さんのアルバムの録音にも参加させて頂きました。そんな縁で『憂歌兄弟』の録音にも参加させて頂きました。いつまでのこの縁が続くことを願っています。

今月は少し時間を持てますので、音楽を楽しみたいと思います。



No. 945:新年明けましてお目出とう御座います。
組長さん (2016/01/07 13:41:22)

今年も創意工夫を重ねて、音楽制作のお役に立ちたいと思います。音質の改善は一つ一つが小さくとも、続けていれば必ずや体感出来るほどの結果に成ります。音楽を愛する皆様とより良い音での感動を共有したいと思います。

No. 944:今年もお世話になりました。
組長さん (2015/12/29 13:59:13)

2015年は「さだまさし」さんの録音に関わり23年が過ぎ、「寺井尚子」さんは13年に及ぶ、「宮本笑里」さんは2007年のデビューから録音に参加させて頂き、3年半ぶり6枚目のアルバムにも参加させて頂けた。長きに渡り多くのアーティストの録音に関われた事は望外な出来事で、全てのアーティストの名前をここに書くことが出来ないが、心から感謝申し上げます。スタジオで仕事を始めて、あと数年で半世紀になります。年を重ねても現場に居られることは、本当に有りがたいとのです。日々謙虚に道を究めたいと思います。

今年を思い返せば12V電源の音質に拘り色々学ぶことが出来た。Koike Stringsの録音を切っ掛けにPCオーディオ始めることになった。micro iDSDを使い始めUSBケーブルでの音質向上を試み、配線方法に悩み、何度も秋葉原に通い、USBコネクターへの半田付けでチョイチョイ火傷をし、此方も楽しい時間を過ごすことが出来た。

18年ぶりにNEVEの電源を見直し、コンデンサーや配線材を交換した。これにより、F特Dレンジ共に拡大され、音はより滑らかに成り、合わせて透明感も得、音全体の品位が大きく向上した。

数年前、単線のPCOCC-Aを使い始めた時は、雑味の無い音に驚いた。以後電源ケーブルもマイクケーブルも、可能な限り“撚り線”は廃除してきた。PC-tripleCを使った各種ケーブルを使っての驚きはこの時以上だった。何度も書いているが音の透明感と躍動感が凄い。多くの要素を含めて音質改善が驚異的だ。PC-tripleCの素晴らしさは、録音現場でのアーティストやディレクターの笑顔が証明している。

そして電源コネクター関係だ。壁コンと電源BOXのコネクターを交換することでシステム全体の音質改善が一気に出来た。

LANケーブルはNo. 943:お悩み解消!。で書いた。SACDの音が悪いのでは無い。LANケーブル(HS-Link )を交換する前でもCDと比べると音場は広いし情報量も多い。でも、PC-tripleCを使ったCD回線と比較すると透明感や躍動感が劣り、音も細く感じて音楽を楽しめなかったのだ。

今年も感動した多く事柄にACOUSTIC REVIVEブランドが絡む。Koike Stringsの録音では贅沢な実験をさせて頂き、多くの機材提供をして頂いた。スタジオでも同様に機材提供をして頂き、自分の録音に関わる改善に大きな力を発揮した。社主石黒氏には感謝を申し上げます。

新年が皆様にとって平和で健康に過ごせることを祈念いたします。


No. 943:お悩み解消!。
組長さん (2015/12/26 21:51:49)

ラインとデジタルケーブルをPC-tripleCに交換し、CDの音質は劇的に向上した。反面SACDとの音質差が大きくなり、SACDを聴くのが辛くなり最近は殆ど聴く事が無かった。

改めて書くと。自宅オーディオシステムのCD再生はアキュフェーズ DP-600からデジタルでCD-330に繋がり、CD-330からDG-38に行き来し、DF-55に繋がる。SACDはDP-600からHS-Link でDG-38に繋がり、同様にDG38からCD-330に繋がる。この回線はPCOCC-Aで、付属ケーブルからこのケーブルに交換した時には大きな音質向上に驚いた。

ラインケーブルやデジタルケーブル、最近は電源ケーブルをPC-tripleCに交換して劇的な音質向上に大きな喜びを感じていた。しかし、SACDは相変わらず。そこでDP-600のバランスアウトからPC-tripleC のラインケーブルでCD-330のバランスボードに繋いで聴いていた。これはこれで良いのだが、音の純度を考慮するとデジタル伝送の方が自分は好きなのだ。

先日首を長くして待っていたPC-tripleCを使ったLANケーブルとLANアイソレーターを聴く事が出来た。結線し音を出せば“当然”凄く良い!。

寺井尚子さんの「HOT JAZZ」はSACDでも発売されている。久しぶりに、このSACDで新しいケーブルで聴いてみた。
始めの数十秒は???、音が落ち着かない。ところが、ここからが凄かった。毎秒ごとに音が生々しく変わって行くのが判る。以前の気に成っていた音が全く聞こえてこない。聴く方が強い意識を保っていないと、息が出来ないほどに音楽の躍動感に圧倒される。こんなに凄い演奏だったのかと改めて感動する。3曲目「Fragile」でヴァイオリンはピッツィカートで演奏される。これがまた良い。目の前でヴァイオリンが響き、生音と勘違いする度に生々し。「Shenandoah」では微妙な音色変化から表現される情感に魂を奪われ、後方に広がる美しい残響にも魅了される。

「HOT JAZZ」を聞き終わる頃には、「参りました」的なため息。最初に戻って「Tango Pour Claude」を聴き直せば、一段と広大に成った音場と生々しい音に首を縦に振る。早弾きでも刺激感のないヴァイオリンの音。ピアノの音は鋭く立ち上がるが煩くない、地を這うような低域は地底まで到達する様な凄みが有る。そして、全ての音は余韻が美しい。どれも今まで聴いた事が無い音が聞こえてきた。

PC-tripleCを使ったAcoustic Revive製品は本当に凄い!。


No. 942:やはり上流は効く。
組長さん (2015/12/18 09:11:03)

情報開示は先になるが、ジャズ・ヴァイオリンの録音は終わり、ミックスダウンも終わった。マスタリングではEQ &Conpは使わず、Dede吉川氏の頑張りで再生側の工夫も成功し、高音質でCD化出来るはずだ。あとはプレスが上手く行くことを願うばかりだ。

録音では新しい電源ケーブルを壁コンセントからの電源BOX迄に使う予定でいたが、ケーブルの音を聴き劇的な音質向上に欲が出た。
ヴァイオリンに使う真空管マイクの電源・マイクアンプ・A/Dコンバーターにも使いたいと思い、時間が無いので自分でバージョンアップ作業をすることにした。アコリバ石黒氏には無理なお願いを快く聴いて頂き、急遽線材とコネクターを送って頂いた。感謝!。

部品が到着したのは録音前日で、梱包を空けてみれば部品は何某かの作業が行われた模様で、コネクターはそれぞれ分けられ丁寧に梱包されていた。同じ部品を使っても、アコリバ商品の音が良いのは何某かの秘密があるようだ。

大急ぎで5本の電源ケーブルをPC-tripleCへのバージョンアップを行った。作業は思いの外大変で、フルテックのコネクターは長いネジが使われており、これを回すのに大きな力が要る。また、美しい仕上がりにするのもノウハウが有り、これを会得し、アコリバブランド商品として恥ずかしくない仕上がりの物が出来た。

録音が無事に終わったのでバージョンアップした1本の電源ケーブルを自宅のSACDプレーヤーに繋いでみた。やはり上流は効く。
一気に音場が広がる、電源ケーブルの極性が間違っているのかと電源極性を確認したほどだ。一枚のCDを聞き終わってため息・・・・。
無限に感じる奥行きや、スピーカーの両端を越えて聞こえる広大な音場。音楽は生き生きと部屋を満たす。1本の電源ケーブルで何故これ程までにオーディオシステムの音が向上するのか、驚嘆する出来事だ!。

いつの日か全てのケーブルをPC-tripleCにする事を目標に、地道にバージョンアップするつもりだ。完成した時にどの様に音楽が聞こえるのか、想像をするだけでワクワクする。


No. 941:Acoustic-reviveの新しい電源ケーブル。
組長さん (2015/11/28 15:44:43)

毎年この時期にジャズ・ヴァイオリンを録音する。この録音は諸々一年間の成長が確認出来る大切な仕事だ。

新しい電源ケーブルを機材庫内でエージングを行っていた。間近に迫った録音に音を確認するため、自宅に持ちこみ聴いてみた。オーディオ・システムに使う壁コンは4口有り、この内2口は左右のパワーアンプに使い、1口は電源BOXに使い、もう一口はプリアンプに繋がる。電源BOXとプリアンプを新しい電源ケーブルに交換した。システム全体のエージングを兼ねて、時を同じにしてCDが届いたのでこれを聴いてみた。

小澤征爾指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 チャイコフスキーの序曲1812年/スラヴ行進曲/フランチェスカ・ダ・リミニ/他。1984年の録音だ。聴き始めれば思いの外良い録音で安心した。そして、演奏が素晴らしく瞬時に聴き入ってしまう。スピーカーから発する音はスピーカー間の隅々まで明確な存在を示す。テンパニーが強打し、オーケストラが大音量を出した時、音の立ち上がりの速さに鳥肌が立った。残響には無限の広がりと奥行きを感じる。本当に素晴らしい!。

システムが暖まった所でリファレンスとして聴いているCDを聴くと、音場が広く音は生々しい。前記のCDと同様に音魂がスピーカー間の隅々まで明確な存在を示す。この現象にうれしくなり、手当たり次第CDを聴いて行く。どのCDからも新しい音が聞こえ時を忘れる。

確認のために現用のケーブルに戻すと、少々極端な言い方だが、古くさい音に唖然とした。小澤征爾指揮のベルリンフィルを聴くと、先ほどの感動は何処に行ってしまったのだろう?。たった2本のケーブルでこの大きな差が生まれたと思うと、なにか恐ろしさを感じる。以前、現用ケーブルも交換した時にも凄く感動したのだが・・・・・・・・。新たな喜びに出会えて幸せだ。


最後に書き加え加えると、この電源ケーブルに交換した直後は、若干腰高の硬い音に聞こえた。アウト側コネクターの機材側に寄せてQR-8を貼り付けると良いバランスになる。試しに使い込んだ現用ケーブルにもQR-8を貼ってみたが、大きく音が変わらなかったのは意外であった。新しい電源ケーブルのエージングが進んで行った時にどの様に変化するのか大きな楽しみがある。


No. 940:「四季」イ・ムジチ/アーヨ盤
組長さん (2015/11/24 12:50:50)

capさんに教えて頂いた、「四季」イ・ムジチ/アーヨの輸入盤が手元に届き聴いてみました。1990年発売の初期盤は記憶に有る音でした。もう一枚購入した96kz 24bitのマスタリング盤は2008年の物でDECCAマークが着いていました。シャリシャリしていませんが、音はやや野太く音場は狭く感じます。capさんの音楽とCDに対する知識にはひれ伏すばかりです。お陰様で長年悩んでいた課題が解決出来ました。初期盤は宝物になりました。

話は変わって。
DC-330のTOSLINK入力は96kz迄なのですが、不思議な事にブルーレイレコーダーで192kz 24bitを選んでも音が出ます。もっと不思議なのは192kz 24bitを選んだ方が音は良いのです!。

CDを再生すれば、改造した7万円程度のブルーレイレコーダー(以下BDレコーダー)と80万円のSACDプレーヤーでは明確な音の違いが有ります。例えばSACDプレーヤーのシンバル音は真鍮を感じますが、BDレコーダーのシンバル音は紙臭いのです。ヴァイオリンではSACDプレーヤーは滑らかに潤いを感じますが、BDレコーダーは若干刺々しいのです。DC-330へCOAXIALケーブルで繋がれるか、TOSLINKケーブルで繋がれるかの違いはありますが、ケーブルの差だけとは思えぬ音の違いです。

安価な機材の改造は趣味としては面白く、大きな改善効果が有ります。しかし、ハイエンド機と比較すれば、やはり限界はあります。


[ ←No. 920 〜 939 ][No. 940〜959][ No. 960 〜 979→ ]

発言削除:No. 管理パスワード 

return to pagetop▲